JP2524520B2 - パラボラアンテナ設置架台 - Google Patents

パラボラアンテナ設置架台

Info

Publication number
JP2524520B2
JP2524520B2 JP63318499A JP31849988A JP2524520B2 JP 2524520 B2 JP2524520 B2 JP 2524520B2 JP 63318499 A JP63318499 A JP 63318499A JP 31849988 A JP31849988 A JP 31849988A JP 2524520 B2 JP2524520 B2 JP 2524520B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
pedestal
pole
antenna pedestal
bolts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63318499A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02164103A (ja
Inventor
光治 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EIRAKU SANGYO KK
Original Assignee
EIRAKU SANGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EIRAKU SANGYO KK filed Critical EIRAKU SANGYO KK
Priority to JP63318499A priority Critical patent/JP2524520B2/ja
Publication of JPH02164103A publication Critical patent/JPH02164103A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2524520B2 publication Critical patent/JP2524520B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Support Of Aerials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ビル屋上等にパラボラアンテナを建設する
とき、ビル屋上のスラブ面四方の末端に立上げたパラペ
ット等の取付部材を利用してアンテナポールを建設する
架台に関するものである。
[従来の技術] 従来は、パラボラアンテナの設置場の構造、附近の状
況等の実測、パラペットの場合は四隅の角度等を詳細に
実測して設計図により架台を製作してパラボラアンテナ
を設置した。従って高度の技術と専門知識がなければ、
パラボラアンテナの設置が難しい。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、パラペット、鉄柵等の取付部材の四隅の角
度が直角、鋭角、鈍角、又はそれらの直線部分でも、現
場で容易に組合せて直ちにパラボラアンテナを取り付け
られる設置架台を提供しようとするものである。パラボ
ラアンテナの背面の構造は各メーカーにより異なるが、
60.5mmΦ鋼管のポールに取付ける箇所は各メーカーほと
んど同様な形式を用いているため、本発明の設置架台と
は容易に結合することができるとともに、風圧等の外力
に充分耐え得る堅固な建設が、3部材の組合せだけで容
易に経済的に実施できるように構成したものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、(1)両側にアンテナ台座支持金具Cの取
付ボルト43を軸止する2個の中央ボルト穴2.2′を中心
として円弧部3,3′をそれぞれ形成しこれらの円弧部3.
3′と対向した位置にそれぞれあけた円弧形穴5,5′と、
アンテナポールPを差込む穴aをあけたアンテナ台座A
とアンテナ台座AのアンテナポールPを差込む穴aに対
応するアンテナポール穴aをあけアンテナポール台座A
に固定された台形支持部材20と、アンテナ台座Aの中央
ボルト穴2,2′にそれぞれ軸着される取付ボルト43を設
けた2個のコ字形に形成されたアンテナ台座支持金具C
であって、取付ボルト43の一側方にアンテナ台座Aの円
弧部3,3′に係合する第1ボルト44,44′及び取付ボルト
43の他側方にアンテナ台座Aの円弧形穴5,5′にはめ込
まれる第2ボルト45を設けてあって、コ字形に形成され
たアンテナ台座支持金具Cの両側面にパラペット、鉄柵
等の支持部材50に固定する固定ボルト46,46′、48,48′
を設けたアンテナ台座支持金具Cと、アンテナ台座Aの
アンテナポールPを差込む穴aとアンテナポールPとの
間の隙間に圧入係止されるタッピングねじ61,61をねじ
付けたパイプコネクターDとよりなり、2個のアンテナ
台座支持金具Cを取付ボルト43にてアンテナ台座Aにそ
れぞれ軸着し2個のアンテナ台座支持金具Cをアンテナ
ポール取付部材50に固定ボルト46,46′、48,48′にて固
定しアンテナ台座Aのアンテナポールを差込む穴aにパ
イプコネクターDを介してアンテナポールPを差込みア
ンテナ台座AのアンテナポールPを差込む穴aの内周縁
とアンテナポールPの外周面との間にパイプコネクター
Dのタッピンねじ61,61′を圧入ねじ付けたことを特徴
とするパラボナアンテナ設置架台である。
[作用] 本発明は、アンテナ台座と1個以上のアンテナ台座支
持金具とパイプコネクターとを各別に製作し、これらの
部材を組立ててアンテナポールをビル屋上のパラペッ
ト、鉄柵等の取付部材に緊密に固定するものであって、
取付部材が直線状のものから鋭角状のものまで2個のア
ンテナ台座支持金具をそれぞれ取付部材の取付部位に適
応させて取付けできるとともに、取付部材にアンテナ台
座を固定した後、アンテナを装架したアンテナポールを
アンテナ台座のアンテナポールを差込む穴に挿入し、ア
ンテナポールとアンテナ台座の穴の隙間にパイプコネク
ターのタッピンねじを圧入してアンテナポールの外周面
とアンテナ台座の穴の内周面とにタッピンねじにてめね
じを刻設してアンテナポールをアンテナ台座に固定する
ものである。
[実施例] 第1実施例: 第1図イ、ロ、ハにおいて、1はアンテナポール設置
架台のアンテナ台座Aの方形金属板、2,2′は方形金属
板1の一端両側にあけた中央ボルト穴であって、これら
の2個の中央ボルト穴2,2′の中心点を中心とした一定
の半径で下側を半円形に切り落として円弧部3,3′を形
成する。これらの円弧部3,3′が折曲線6に接合する部
分を少し食い込ませて凹み4,4′を形成する。中央ボル
ト穴2,2′を中心として円弧部3,3′と対向した位置に約
90°に亙りほぼ4分の1円弧形穴5,5′を刻設する。こ
れらの4分の1円弧形穴5,5′は、第2図イ、ロ、ハに
ついて後記するアンテナ台座Aの支持金具Cの天場面に
設けた取付ボルト43と回動可能に結合される。
方形金属板1の縦軸線x上にアンテナポールP差込用
の数個の穴a,a′,a″をあけ、方形金属板1の他端すな
わち穴a,a′,a″の上方にある末端辺7の両側の或る点
と方形金属板1の一端の円弧部3,3′を結んだ線8,8′の
外側に線8,8′と平行した線9,9′上で外側の三角状部分
を切り落とした後、線8,8′で一方に折曲して補強辺8a,
8a′とする(第1図ハ)。また方形金属板1の凹み4,
4′の間にある折曲線6で外側辺8a,8a′と同一の方向に
折曲して補強辺6aとする。
第2図イ、ロ、ハ、ニは、アンテナ台座Aの支持金具
Cを示す。第2図ニに示す如く長方形の金属板40の中央
縦軸線Qより左右に一定の距離をあけて、折曲線41,4
1′を平行して画き、次に横中央横軸線rより一定の距
離をあけて、折曲線42,42′を画く。これら縦の折曲線4
1,41′と横の折曲線42,42′の交点において第2図ニに
示す如く交点より上下の端末方向に向って三角状に切り
落して三角形凹みをそれぞれつくる。43は縦軸線Qと横
軸線rの交叉点に突設した中央ボルト穴であり、この中
央ボルト穴43を中心として一定の半径で円弧を画き、こ
の円弧上左側で横中央軸線rより上下に均等の寸法をあ
けて2箇所に第1ボルト44,44′を突設し、また反対側
の右側で横中央軸線r上に第2ボルト45を突設する。こ
れらの取付ボルト43、第1ボルト44,44′、第2ボルト4
5によりアンテナ台座Aは取付ボルト43を中心として回
転自在に結合される。また、折曲線41の端末方に一側面
の固定ボルト46,46′,47,47′のボルト穴を設け、折曲
線41′の端末方には他側面の固定ボルト48,48′,49,4
9′のボルト穴を設ける。これらのボルト穴は何れも支
持金具Cをボルトにて支持部材50に締付けるためのボル
ト穴である。
折曲線41,41′において金属板40を一方にコ字形に折
曲し、折曲線42,42′において金属板40の端末方を内側
に折曲して三角形凹みの接合部分を溶接して補強辺とす
る。そして天場面の第1ボルト43,44,44′、第2ボルト
45はそれぞれボルトのねじ部を上方(第2図ロ、ハ)に
出してボルト頭を天場面に溶接する。また、両側面とな
る固定ボルト46,46′,47,47′,48,48′,49,49′部の内
側面にはそれぞれナットNを溶接する。これらのナット
Nに外側(第2図イ、ロ、ハ)より固定ボルト46,46′,
47,47′,48,48′,49,49′をはめ、支持部材50の両側面
を強く締めつけて支持金具Cを固定する。その際支持金
具Cの8本のボルト46,46′,47,47′,48,48′,49,49′
の先端が支持部材50の表面を強く押し付けてその表面を
削り取るおそれがあるので、第3図に示す当て板51を各
ボルトの先端とパラペットPとの間に介在させる。
第4図イ、ロ、ハ及び第4図ニ、ホ、ヘはアンテナポ
ールPをアンテナ台座Aに固定するためのパイプコネク
ターDを示す。第4図イ、ロ、ハはアンテナポールPの
下端を後記する組立図に示す如くスラブ面のコンクリー
トブロックに載置して固定する場合、第4図ニ、ホ、ヘ
はアンテナポールPの下端をスラブ50面より離してパイ
プコネクターDの下端折曲部にて支持して固定する場合
である。すなわち、S字形に折り曲げた長方形の金属板
60の一方の端末に2本のタッピンねじ61,61を横並べに
して或る間隔をあけてねじつけ、金属板60の中間を2本
のタッピンねじ61と61の間隔より狭い幅で他方の端末ま
で切り落したものであり、第4図ニ、ホ、ヘは、金属板
60の下端をL形に折り曲げてアンテナポールPの下端の
載置部62を形成したものである。
アンテナ台座A又はアンテナポール支持金具Cにあけ
たポール穴a,a′,a″の中の1箇所の穴にアンテナポー
ルPを差込んで4個のパイプコネクターDを穴とアンテ
ナポールとの間に差込む。そして合計8本のタッピンね
じ61のねじ込みにより、強力にパイプコネクターDとア
ンテナポールPを接続固定する。その理由はアンテナ台
座Aの穴aの内縁とアンテナポールPの外周面との間の
間隙に、この間隙の幅よりも太い外径のタッピンねじ61
を圧入してねじ付けることにより、タッピンねじ61のね
じ山はアンテナ台座AとアンテナポールPの肉厚内にね
じを切りながら進むためにねじ山一ぱいに或る長さだけ
前記肉厚内にタッピンねじ61のをねじが食い込み強力な
接続を行ない、数日振動や風圧による外力を受けてもね
じが弛緩することがないことに因るものである。尚ビル
の屋上にパラボラアンテナを設置する場合、屋上のパラ
ペットに限らず、防護用の鉄柵等の支持部材を利用して
アンテナ台座を取付けることができる。この場合、支持
金具Cのパラペット締付部分を鉄柵の構造に適合する形
状に設計する。
パラペット等の支持部材の角度が、如何様に変って
も、本発明を現地において組合わせこれに応じた角度に
取付ける目的で、先ず2個の支持金具と1枚のアンテナ
ポール台座の組合わせによって、アンテナを建設するも
のである。
支持金具Cは、パラペット等の支持部材に必ず直角に
取付くとして、当然2個の支持金具はパラペットの角度
によりこれに伴なって変ってくる。従ってアンテナ台座
Aとの結合点で、両者の結合角度を自由に変えられる方
法を研究した結果、角度を自由に変える方法を研究して
発明を完成したものである。
第5図イ、ロ、ハ、ニについて説明する。同図ニは、
アンテナポールPのアンテナ台座Aの左側下部の平面図
で、支持金具Cとの結合する部分を拡大して示す。第1
図について前記した如く、穴2、円弧状部3及び4分の
1円弧形穴5がある。第5図イは、パラペットに取付け
た左側支持金具Cの一部を切欠した拡大平面図で、アン
テナ台座Aの穴2を支持金具Cの中央の取付ボルト43に
第2ボルト45に4分の1円弧形穴5をはめて円弧部3の
外周面が第1ボルト44,44′に接触した状態で差込まれ
各座金WとナットNをはめた状態である。当然アンテナ
台座Aの右側支持金具Cに同様に取付いていることにな
る。この結合はナットを緩めて置けば支持金具Cとアン
テナ台座Aとは、取付ボルト43を中心として第2ボルト
45の4分の1円弧形穴5の範囲で運動し得る方向に自由
に回動することとなる。第5図イにおけるパラペット等
の支持部材50とアンテナ台座Aとの組合わせ位置、すな
わちボルト45と4分の1円弧形穴5と組合わせた位置
は、第6図に示すようにパラペット等の支持部材50の直
線部分に取付いた位置に相当する。この状態から角度が
鈍角となり、直角に向って支持金具Cの方向が移動し、
第7図の角度150°から第8図の角度90°になると、ボ
ルト45の位置は4分の1円弧形穴5の中央に来る。次に
第9図の角度70°の位置となり、第2ボルト45の位置が
4分の1円弧形穴5の終点、すなわち90°の位置に来る
と支持金具Cは一直線上に来る。すなわち角度0°とな
る。従ってパラペット等の支持部材50が直線から如何な
る角度に変っても本発明の支持金具Cとアンテナ台座A
の組合わせだけで、取付けることができる。
先ず、2個の支持金具Cの天場面の横に2本並んだ第
1ボルト44,44′をビルの外側に向けてそれぞれパラペ
ット等の支持部材50に被せる。第5図左側の支持金具C
の取付ボルト43と第2ボルト45にアンテナ台座Aの穴2
と5をはめると、円弧部3は第1ボルト44と44′に接近
して支持金具Cに台座Aが乗る。そこで座金Wとナット
Nをそれぞれはめてから、次に、右側の支持金具Cに台
座Aの右側の円弧形穴5′を左側と同様にしてはめる。
支持金具Cとアンテナ台座Aの組合わせ位置を調整して
右側のワッシャーWにナットNをはめてアンテナ台座A
の取付を終了する。
アンテナの建て方: アンテナ台座Aを取付けた場合を第10図に示す。すな
わち、アンテナ台座Aをパラペット等の取付部材50に取
付けたら、アンテナ台座Aの天場面にあけたアンテナポ
ール穴a,a′,a″の何れかに台付アンテナポール(アン
テナポールの一端に方形の鋼板Sの四隅にボルト穴をあ
けたものを溶接したもの)をアンテナ台座Aの下から差
込む。一方、スラブ面にはラバーマットRを敷き、上に
コンクリートブロック51を載せコンクリートブロック51
にアンテナポールP下端の鋼板Sをねじ止めしてアンテ
ナポールPを建てる。
次にアンテナ台座Aのアンテナポール穴a,a′,a″と
アンテナポールの外周面との間の間隙にパイプコネクタ
ーDを4個互いに対向した位置に置きタッピンねじ61を
締付けてから、アンテナ取付金物Bとパラボラアンテナ
BSを取付ける。
第2実施例: 第11図イ、ロ、ハ、ニ、ホは実施例のアンテナ台座A
と台形支持部材20の組立図及び分解した展開図を示す。
第11図ホの1はアンテナ台座Aの方形金属板、2,2′は
方形金属板1の一端両側にあけた中央ボルト穴、3,3′
は中央ボルト穴2,2′の中心点を中心とした一定の半径
で下側を半円形に切り落して形成した円弧部、これらの
円弧部3,3′の下方において折曲線6の両側縁にやや食
い込ませて凹み4,4′を形成する。
そして前記折曲線6を境として方形金属板1の下端末
辺を一方に折り曲げて補強辺6′とする。ボルト穴2,
2′を中心として円弧部3,3′と対向した位置に約90°に
亙り4分の1円弧形穴5,5′をあける。a,a′はアンテナ
台座Aの中央縦軸線0上にあけたアンテナポールPの差
込穴を示す。アンテナ台座Aの上方折曲線12の上端末辺
を下端末辺6′と反対方向に折り曲げて補強辺12aとす
る。
第11図ニは、アンテナ台座Aの上面に溶接固定される
台形支持部材20の展開図を示す。この台形支持部材20
は、中央縦軸線yより左右に平行して折曲線21,21′を
画き、中央横軸線zの上下に平行する内側折曲線22,2
2′、外側折曲線23,23′をそれぞれ画き、縦折曲線21,2
1′と横折曲線22,22′及び23,23′とのそれぞれの交叉
点において折曲線21,21′の外側に向けて三角形状に切
り落として凹みをそれぞれ形成する。そして中央の横軸
線z上にアンテナポール穴29,30をあける。これらのア
ンテナポール穴29,30は、方形金属板1のアンテナポー
ルPを差込む穴a,a′と中心軸を合わせて方形金属板1
と台形支持部材20を溶接固定したものである。内側折曲
線22,22′において台形支持部材20と側辺25,25′を共に
一方にコ字形折曲し、外側折曲線23,23′において外側
の辺26,26′を外側に折曲げて台形支持部材20を富士山
形に成形する。また、折曲線21,21′において外側の辺2
7,27′,27″及び28,28′,28″を内方に折曲して三角状
に切り落として接合面となった部面を互いに溶接してそ
れぞれ補強辺とする。このように成形された台形支持部
材20を方形金属板1の上面に外側の辺26,26′を溶接し
てアンテナ台座Aとする(第11図イ、ロ、ハ)。このア
ンテナ台座Aとアンテナ台座支持金具Cとの組立て方
は、前記第1図のアンテナ台座Aと支持金具Cとの組立
て方と全く同一である。すなわち第12図に示す如く、ビ
ル屋上のパラペット等の支持部材50に2個のアンテナ台
座支持金具Cを架設し、これらのアンテナ台座支持金具
CとCにアンテナ台座Aを載置して組立て固定し、上下
の差込穴aと29又はa′と30の内周縁にパイプコネクタ
ーDを介在しその内側にアンテナポールPを差し通し
て、各パイプコネクターのタッピンねじ61,61の先端を
アンテナポールPと差込穴aと29又はa′と30の内側面
に圧入してねじ込み、アンテナパイプPをパラペット等
の支持部材50に固定する。アンテナポールPの外径の標
準は、外径60.5mmΦであるが、アンテナポールPの長さ
が1mを越えた時は、パラボラアンテナの大小によりて
は、89.1mmΦ又は101.6mmΦのアンテナポールPに変更
する必要が生ずる。
又アンテナポールの長さが50cmより短い時はアンテナ
ポール台座Aのアンテナポール差込穴aと29の位置に短
かいアンテナポールPを直接溶接して出荷すると材料の
現場携行に支障しないしこれに伴いパイプコネクター取
付作業が省けるので現物の手数が省ける利点となる。
[効果] 本発明の大きな効果は、パラペット、鉄柵等の直線部
分にでも有角度部分にでも現場で本発明のパラボラアン
テナ設置架台を組合せて直ちにパラボラアンテナを建設
することができる点である。すなわち、アンテナ台座の
両側にあけた中央ボルト穴2個に支持金具の中央のボル
トをそれぞれ差通しこの両側のボルト穴の下側を半円形
に切り落した円弧部を支持金具の一側のボルトにて支持
させ、アンテナ台座の円弧形穴に支持金具の他側のボル
トを差通して支持させて直線状のパラペットから、鋭
角、直角及び鈍角等に形成されたパラペット又は鉄柵等
の支持部材に2個の支持金具を固定させ、この2個の支
持金具に1個のアンテナ台座を架渉してパラペット、鉄
柵等の支持部材とアンテナ台座とを簡単に安全に組み付
け固定することができるとともに、タッピンねじをねじ
付けたパイプコネクターをアンテナ台座にあけたポール
穴とアンテナポールとの間に介在させタッピンねじの先
端をアンテナポールの外周面とポール穴の内周面とに加
圧しながらタップを立ててねじ付けるものであるから、
アンテナポールとアンテナ台座従ってパラペット、鉄柵
等とは緊密に結合されて、風圧等の外力がパラボラアン
テナに加わってもアンテナポールが傾いたり倒れたりせ
ず、パラボラアンテナの受信作用に悪影響を来すことな
く、製作、組立作業を簡単迅速に行うことができる等従
来の無い顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示す。第1図イはアンテナ台座
の平面図、第1図ロはその側面図、第1図ハはその底面
図、第1図ニはその展開図、第2図イはアンテナ台座の
支持金具の平面図、第2図ロはその正面図、第2図ハは
その側面図、第2図ニはその展開図、第3図は当て板の
正面図、第4図イはパイプコネクターの正面図、第4図
ロはその平面図、第4図ハはその側面図、第4図ニは下
端にアンテナポール載置部を設けたパイプコネクターの
正面図、第4図ホはその平面図、第4図ヘはその側面
図、第5図イはアンテナ台座と支持金具とパラペット上
面におけるパラペットとの結合状態を説明するための正
面図、第5図ロはその平面図、第5図ハはその側面図、
第5図ニは分解したアンテナ台座の一部の拡大平面図、
第6図はアンテナ台座をパラペット中間の直線部分に取
付けた状態の平面図、第7図はアンテナ台座をパラペッ
トの鈍角コーナーに取付けた状態の平面図、第8図はア
ンテナ台座をパラペットの直角コーナーに取付けた状態
の平面図、第9図はアンテナ台座をパラペットの鋭角コ
ーナーに取付けた状態の平面図、第10図はパラボラアン
テナ取付金具をビル屋上に取付けた状態の側面図、第11
図イはアンテナ台座の他の実施例の平面図、第11図ロは
その正面図、第11図ハはその側面図、第11図ニはその台
形支持部材の展開図、第11図ホはその方形金属板の展開
図、第12図は他の実施例のパラボラアンテナ取付金具を
ビル屋上に取付けた状態の側面図である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両側にアンテナ台座支持金具Cの取付ボル
    ト43を軸止する2個の中央ボルト穴2.2′を中心として
    円弧部3,3′をそれぞれ形成しこれらの円弧部3.3′と対
    向した位置にそれぞれあけた円弧形穴5,5′と、アンテ
    ナポールPを差込む穴aをあけたアンテナ台座Aとアン
    テナ台座AのアンテナポールPを差込む穴aに対応する
    アンテナポール穴aをあけアンテナポール台座Aに固定
    された台形支持部材20と、アンテナ台座Aの中央ボルト
    穴2,2′にそれぞれ軸着される取付ボルト43を設けた2
    個のコ字形に形成されたアンテナ台座支持金具Cであっ
    て、取付ボルト43の一側方にアンテナ台座Aの円弧部3,
    3′に係合する第1ボルト44,44′及び取付ボルト43の他
    側方にアンテナ台座Aの円弧形穴5,5′にはめ込まれる
    第2ボルト45を設けてあって、コ字形に形成されたアン
    テナ台座支持金具Cの両側面にパラペット、鉄柵等の支
    持部材50に固定する固定ボルト46,46′、48,48′を設け
    たアンテナ台座支持金具Cと、アンテナ台座Aのアンテ
    ナポールPを差込む穴aとアンテナポールPとの間の隙
    間に圧入係止されるタッピングねじ61,61をねじ付けた
    パイプコネクターDとよりなり、2個のアンテナ台座支
    持金具Cを取付ボルト43にてアンテナ台座Aにそれぞれ
    軸着し2個のアンテナ台座支持金具Cをアンテナポール
    取付部材50に固定ボルト46,46′、48,48′にて固定しア
    ンテナ台座Aのアンテナポールを差込む穴aにパイプコ
    ネクターDを介してアンテナポールPを差込みアンテナ
    台座AのアンテナポールPを差込む穴aの内周縁とアン
    テナポールPの外周面との間にパイプコネクターDのタ
    ッピンねじ61,61′を圧入ねじ付けたことを特徴とする
    パラボナアンテナ設置架台。
JP63318499A 1988-12-19 1988-12-19 パラボラアンテナ設置架台 Expired - Fee Related JP2524520B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63318499A JP2524520B2 (ja) 1988-12-19 1988-12-19 パラボラアンテナ設置架台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63318499A JP2524520B2 (ja) 1988-12-19 1988-12-19 パラボラアンテナ設置架台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02164103A JPH02164103A (ja) 1990-06-25
JP2524520B2 true JP2524520B2 (ja) 1996-08-14

Family

ID=18099804

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63318499A Expired - Fee Related JP2524520B2 (ja) 1988-12-19 1988-12-19 パラボラアンテナ設置架台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2524520B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5475638U (ja) * 1977-11-08 1979-05-29
JPH0132402Y2 (ja) * 1984-12-07 1989-10-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02164103A (ja) 1990-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2524520B2 (ja) パラボラアンテナ設置架台
JP4628838B2 (ja) 鋼製基礎構造
JPH0132402Y2 (ja)
JP3377124B2 (ja) 柵構成用のポール
JP2838366B2 (ja) カーテンウォール
JPH0447316Y2 (ja)
JP2566470Y2 (ja) 構築用アンカーボルトの固定装置
JPH0542190Y2 (ja)
JP2504904B2 (ja) 足場枠支持金具
JPH0650612Y2 (ja) 擬木柵
JP3100101B2 (ja) 建築の基礎構造物
JP3182504B2 (ja) タンク用組立治具
JPH0214574Y2 (ja)
JPS595048Y2 (ja) ケ−ブルの碇着装置
KR200233296Y1 (ko) 강관말뚝 두부 보강 덮개판
JPH031922Y2 (ja)
JP3029526U (ja) 鉄骨建築用スタッドボルト
JPH0544428Y2 (ja)
JPH0620647U (ja) 組立屋根
JPH0130482Y2 (ja)
JPH0344925Y2 (ja)
KR960000567Y1 (ko) 파이프 체결구
JP2544191B2 (ja) ビル建築と同時に施工するビル屋上アンテナポ―ル樹立工法
JPH0455140Y2 (ja)
JPH09217357A (ja) アンカ−フレ−ム

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees