JPH0214574Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0214574Y2 JPH0214574Y2 JP2165483U JP2165483U JPH0214574Y2 JP H0214574 Y2 JPH0214574 Y2 JP H0214574Y2 JP 2165483 U JP2165483 U JP 2165483U JP 2165483 U JP2165483 U JP 2165483U JP H0214574 Y2 JPH0214574 Y2 JP H0214574Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bone
- strain relief
- panel
- panel body
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 claims description 31
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 101100334009 Caenorhabditis elegans rib-2 gene Proteins 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、建造物の外装などに用いられる建
築用パネルの歪を取る歪取り装置に関する。
築用パネルの歪を取る歪取り装置に関する。
(従来の技術)
従来、この種のパネル歪取り装置は、第1図に
示すように、パネルDの建物躯体E側に取付けた
歪取り用力骨Aとこの力骨Aの上方に交叉状に固
定される支持点補強用力骨Bと、この力骨に上下
動可能にネジ止めされるとともに上記歪取り用力
骨Aに係止される押え金具Cからなり、押え金具
Cの長孔Hを介してねじFにより支持用力骨Bに
螺合されているので、押え金具Cを上下してパネ
ルD面の歪みを除くことができ、この位置におい
てねじFを締めつけ、補助ねじGの螺着によりこ
の状態を確実なものとし、パネル表面に生ずる歪
みを吸収するものであつた。
示すように、パネルDの建物躯体E側に取付けた
歪取り用力骨Aとこの力骨Aの上方に交叉状に固
定される支持点補強用力骨Bと、この力骨に上下
動可能にネジ止めされるとともに上記歪取り用力
骨Aに係止される押え金具Cからなり、押え金具
Cの長孔Hを介してねじFにより支持用力骨Bに
螺合されているので、押え金具Cを上下してパネ
ルD面の歪みを除くことができ、この位置におい
てねじFを締めつけ、補助ねじGの螺着によりこ
の状態を確実なものとし、パネル表面に生ずる歪
みを吸収するものであつた。
(考案が解決しようとする課題)
しかしながら、上記従来のものは矩形断面の支
持用力骨Bを歪取り用力骨A上方に交叉状に固定
するものであるから、建物躯体EとパネルDとの
間隔(奥行)1が大きくなり、この奥行が大きく
とれない場合には、力骨の断面を小さくして、そ
の歪取りに要する強度を犠牲にしなければならな
い欠点があり、更に、押え金具Cによる力骨のパ
ネルに対する押圧力を容易に調整することができ
ないものである。
持用力骨Bを歪取り用力骨A上方に交叉状に固定
するものであるから、建物躯体EとパネルDとの
間隔(奥行)1が大きくなり、この奥行が大きく
とれない場合には、力骨の断面を小さくして、そ
の歪取りに要する強度を犠牲にしなければならな
い欠点があり、更に、押え金具Cによる力骨のパ
ネルに対する押圧力を容易に調整することができ
ないものである。
そこで、この考案は、上記従来の歪取り用力骨
の欠点を改善することを目的とし、強度を犠牲に
することなく奥行を小さくした上、力骨のパネル
に対する押圧力を調整しようとするものである。
の欠点を改善することを目的とし、強度を犠牲に
することなく奥行を小さくした上、力骨のパネル
に対する押圧力を調整しようとするものである。
(課題を解決するための手段)
そのために、パネル体の建物躯体側に固定する
歪取り用力骨に交叉し、かつ、上記力骨の側壁欠
如部に嵌入する支持用力骨を、その両端をパネル
体に取付け、調整金具により上記交叉部において
両力骨を結合してなるものである。
歪取り用力骨に交叉し、かつ、上記力骨の側壁欠
如部に嵌入する支持用力骨を、その両端をパネル
体に取付け、調整金具により上記交叉部において
両力骨を結合してなるものである。
(作 用)
上記構成をもつもので、パネル体の建物躯体側
に固定する歪取り用力骨の側壁欠如部を通りこれ
に交叉する支持用力骨を取付けてなるから、調整
金具により支持用力骨に対し歪取り用力骨を上下
に移動してパネル面への押圧力を加減してパネル
面の歪みを吸収でき、更には、両力骨交叉部の高
さを低くして奥行の大きく取れない建物に対して
も充分納めることができる。
に固定する歪取り用力骨の側壁欠如部を通りこれ
に交叉する支持用力骨を取付けてなるから、調整
金具により支持用力骨に対し歪取り用力骨を上下
に移動してパネル面への押圧力を加減してパネル
面の歪みを吸収でき、更には、両力骨交叉部の高
さを低くして奥行の大きく取れない建物に対して
も充分納めることができる。
(実施例)
これを第2図以下に示す実施例により説明すれ
ば、1は、断面状で上端縁に折曲縁25を具え
る歪取り用力骨であり、この力骨1は、金属製パ
ネル体3の躯体側対向面に植設したスタツドボル
ト14とこれに螺合するナツト15により固定さ
れ、その側壁中央部分には方形状の貫通孔が欠如
部7として設けられる。
ば、1は、断面状で上端縁に折曲縁25を具え
る歪取り用力骨であり、この力骨1は、金属製パ
ネル体3の躯体側対向面に植設したスタツドボル
ト14とこれに螺合するナツト15により固定さ
れ、その側壁中央部分には方形状の貫通孔が欠如
部7として設けられる。
支持用力骨2は断面中空矩形状の管体に形成さ
れ、上記歪取り用力骨1の側壁に穿設された欠如
部7に嵌入した上、両端部8,9において、あら
かじめパネル体3に固定した補強材4に溶接され
る。
れ、上記歪取り用力骨1の側壁に穿設された欠如
部7に嵌入した上、両端部8,9において、あら
かじめパネル体3に固定した補強材4に溶接され
る。
補強材4は、パネル周縁部に充分な強度がある
場合には設けなくともよいが、必要により第2図
乃至第4図に示すようにパネル体3の周囲に設け
られるものであり、内側直立縁21には、歪取り
用力骨1の端部に嵌入する連結具10が溶接固定
され、この連結具10を介して歪取り用力骨1を
保持する。この力骨1の端部は、内側直立縁21
に直接固定されるのではなく、その位置に保持さ
れるに過ぎない。補強材4の外側直立縁22に
は、支持点アンカー12と一般アンカー11がア
ンカー取付ねじ13により固定され、このアンカ
ー11,12の端部は躯体Eより突出した鉄筋2
0に溶接された鉄製支持材19に固定される。
場合には設けなくともよいが、必要により第2図
乃至第4図に示すようにパネル体3の周囲に設け
られるものであり、内側直立縁21には、歪取り
用力骨1の端部に嵌入する連結具10が溶接固定
され、この連結具10を介して歪取り用力骨1を
保持する。この力骨1の端部は、内側直立縁21
に直接固定されるのではなく、その位置に保持さ
れるに過ぎない。補強材4の外側直立縁22に
は、支持点アンカー12と一般アンカー11がア
ンカー取付ねじ13により固定され、このアンカ
ー11,12の端部は躯体Eより突出した鉄筋2
0に溶接された鉄製支持材19に固定される。
支持点アンカー12は、第6図と第7図に示す
ように、更に直立線23を具え、これは上記内側
直立縁21に対向し、ねじによりこの内側直立縁
21に固定される。
ように、更に直立線23を具え、これは上記内側
直立縁21に対向し、ねじによりこの内側直立縁
21に固定される。
両力骨1,2の交叉部に取付けられる調整金具
5は、回転させることによりその挟持片16で歪
取り用力骨1の折曲縁25を上下から挟持した
後、螺孔18に通したねじにより折曲縁25に固
定される。この金具5の中央部に挿通された調整
ねじ6は金具5の裏側に螺合した固定ナツト6a
により固定するようになつており、その下縁は、
支持用力骨2上面に螺合され、固定ナツト6aを
ゆるめた状態で調整ねじ6の回動により、パネル
面に固着状態の歪取り用力骨1を補強材4に固定
された支持用力骨2に対して上下に移動させるこ
とができるようになつている。これによりパネル
面への押圧力を加減し、パネル表面の歪みを吸収
する。そして、調整完了後に固定ナツト6aを締
めつけることにより、パネル体3は歪ものない状
態に保持される。この調整作業は工場にてなされ
る。
5は、回転させることによりその挟持片16で歪
取り用力骨1の折曲縁25を上下から挟持した
後、螺孔18に通したねじにより折曲縁25に固
定される。この金具5の中央部に挿通された調整
ねじ6は金具5の裏側に螺合した固定ナツト6a
により固定するようになつており、その下縁は、
支持用力骨2上面に螺合され、固定ナツト6aを
ゆるめた状態で調整ねじ6の回動により、パネル
面に固着状態の歪取り用力骨1を補強材4に固定
された支持用力骨2に対して上下に移動させるこ
とができるようになつている。これによりパネル
面への押圧力を加減し、パネル表面の歪みを吸収
する。そして、調整完了後に固定ナツト6aを締
めつけることにより、パネル体3は歪ものない状
態に保持される。この調整作業は工場にてなされ
る。
このように調整を完了したパネル体3を建築現
場に運び、建造物の躯体Eの突出状の鉄筋20に
溶接された支持材19を介して、これに固定する
一般アンカー11と支持点用アンカー12により
パネル体3を固定するものである。こうするとパ
ネル体3の奥行(m)は従来のものに比べて小さ
くなり、奥行(m)を大きくとれない建物の場合
においても、充分納めることができ、加えて、歪
取り用力骨1の両端は、連結具10に嵌合支持さ
れているだけなので、パネル体3の熱歪みに対し
てもその嵌合保持部分で吸収し、パネル外壁の凹
凸を目立たないものにするものである。
場に運び、建造物の躯体Eの突出状の鉄筋20に
溶接された支持材19を介して、これに固定する
一般アンカー11と支持点用アンカー12により
パネル体3を固定するものである。こうするとパ
ネル体3の奥行(m)は従来のものに比べて小さ
くなり、奥行(m)を大きくとれない建物の場合
においても、充分納めることができ、加えて、歪
取り用力骨1の両端は、連結具10に嵌合支持さ
れているだけなので、パネル体3の熱歪みに対し
てもその嵌合保持部分で吸収し、パネル外壁の凹
凸を目立たないものにするものである。
(考案の効果)
以上のように、この考案は、支持用力骨を歪取
り用力骨に嵌入させて交叉させるものであつて、
従来の重ね交叉方式のものと異なり、建造物の躯
体により接近した状態でパネル体を取付けること
ができるので、パネル体と建造物躯体間の寸法に
関係する種々の設計条件に対応できる効果を有し
ている。
り用力骨に嵌入させて交叉させるものであつて、
従来の重ね交叉方式のものと異なり、建造物の躯
体により接近した状態でパネル体を取付けること
ができるので、パネル体と建造物躯体間の寸法に
関係する種々の設計条件に対応できる効果を有し
ている。
この考案は、このようにして歪みのない建造物
用の外装などに用いる建築用パネルを得ることが
できる優れた効果を持つものである。
用の外装などに用いる建築用パネルを得ることが
できる優れた効果を持つものである。
第1図は、従来の重ね交叉式歪取り装置の縦断
面図、第2図は、この考案の装置を具えたパネル
体の斜視図、第3図は第2図Y−Y方向の断面
図、第4図は第2図のX−X方向の断面図、第5
図及び第6図はアンカーの斜視図、第7図はパネ
ル体の部分図である。 1……歪取り用力骨、2……支持用力骨、3…
…パネル体、4……補強材、5……調整金具、6
……調整ねじ、7……欠如部、10……連結具、
11,12……アンカー、14……スタツドボル
ト。
面図、第2図は、この考案の装置を具えたパネル
体の斜視図、第3図は第2図Y−Y方向の断面
図、第4図は第2図のX−X方向の断面図、第5
図及び第6図はアンカーの斜視図、第7図はパネ
ル体の部分図である。 1……歪取り用力骨、2……支持用力骨、3…
…パネル体、4……補強材、5……調整金具、6
……調整ねじ、7……欠如部、10……連結具、
11,12……アンカー、14……スタツドボル
ト。
Claims (1)
- 歪取り用力骨をパネル体の建物躯体側に固定
し、この力骨と交叉する支持用力骨を、上記歪取
り用力骨の側壁欠如部に嵌入してその両端をパネ
ル体に取付け、上記交叉部において歪取り用力骨
の建物躯体側に取付けた調整金具の調整ねじを支
持用力骨に螺合してなる建築用パネルの歪取り装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2165483U JPS59128822U (ja) | 1983-02-18 | 1983-02-18 | 建築用パネルの歪取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2165483U JPS59128822U (ja) | 1983-02-18 | 1983-02-18 | 建築用パネルの歪取り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59128822U JPS59128822U (ja) | 1984-08-30 |
JPH0214574Y2 true JPH0214574Y2 (ja) | 1990-04-20 |
Family
ID=30152775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2165483U Granted JPS59128822U (ja) | 1983-02-18 | 1983-02-18 | 建築用パネルの歪取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59128822U (ja) |
-
1983
- 1983-02-18 JP JP2165483U patent/JPS59128822U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59128822U (ja) | 1984-08-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0713416B2 (ja) | アンカーフレーム位置決め具 | |
JPH0214574Y2 (ja) | ||
JP2566470Y2 (ja) | 構築用アンカーボルトの固定装置 | |
JP3042722U (ja) | 鉄筋金物の固定金具 | |
JP2585991Y2 (ja) | 横張り方式による壁パネルの取付け構造 | |
JP2716357B2 (ja) | 立上り部型枠固定治具 | |
JPH08144508A (ja) | 足場の壁つなぎ装置 | |
JP3164205B2 (ja) | 木造建物の軸組装置 | |
JP2626854B2 (ja) | 柱・柱接合構造 | |
JPH0333848Y2 (ja) | ||
JPH08260658A (ja) | 二重壁支持材料 | |
JPH0229127Y2 (ja) | ||
JPS643542Y2 (ja) | ||
JPH09287233A (ja) | 軒先ユニット設置構造 | |
JP2601752B2 (ja) | 曲面型わく | |
JPH108611A (ja) | 壁パネルの取付構造 | |
JP3034570U (ja) | 手摺用支柱の取付装置 | |
JP2777068B2 (ja) | 折板取付け金具 | |
JP3249895B2 (ja) | カーテンウォールの固定装置 | |
JPS6343293Y2 (ja) | ||
JPH0637162Y2 (ja) | セパレ−タ−支持金具 | |
JPH031587Y2 (ja) | ||
JP3125155B2 (ja) | プレストレスを利用したカーテンウォール | |
JPS623449Y2 (ja) | ||
JPH086881Y2 (ja) | 大梁と小梁との接合装置 |