JP2601752B2 - 曲面型わく - Google Patents
曲面型わくInfo
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- JP2601752B2 JP2601752B2 JP33344392A JP33344392A JP2601752B2 JP 2601752 B2 JP2601752 B2 JP 2601752B2 JP 33344392 A JP33344392 A JP 33344392A JP 33344392 A JP33344392 A JP 33344392A JP 2601752 B2 JP2601752 B2 JP 2601752B2
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- JP
- Japan
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- frame
- curved
- turnbuckle
- reinforcing
- bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は打設されたコンクリー
トを支えるための曲面型わくに関する。
トを支えるための曲面型わくに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、躯体の成形時に打設されたコ
ンクリートを支えるための、曲面のある型わくに関して
は、躯体の外面である曲面に合わせた型枠を製作し、こ
れにベニア板を張り付け、製作していた。
ンクリートを支えるための、曲面のある型わくに関して
は、躯体の外面である曲面に合わせた型枠を製作し、こ
れにベニア板を張り付け、製作していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、躯体の曲面に合わせた型骨
をその都度製作しなければならないから製作が困難で、
部品点数が多いため高価になる。
うな従来のものにあっては、躯体の曲面に合わせた型骨
をその都度製作しなければならないから製作が困難で、
部品点数が多いため高価になる。
【０００４】また、実際に躯体の成形現場に据え付けた
場合収まりが悪い時に部品の位置合わせをやりなおす必
要があり、修正するのが難しい。
場合収まりが悪い時に部品の位置合わせをやりなおす必
要があり、修正するのが難しい。
【０００５】曲面型わくを工場製作する場合、部品点数
が多く輸送コストが高くなる。
が多く輸送コストが高くなる。
【０００６】そこで現場製作してコストダウンを図ろう
としても製作するための職人がいなくなっている。
としても製作するための職人がいなくなっている。
【０００７】更に、ある現場から次の現場に転用しよう
としても各躯体の成形現場では曲面がそれぞれ異なって
いるから、一つの躯体の曲面に合わせて製作した曲面型
わくは他の現場の躯体には対応出来ないため廃材とな
り、廃棄物処理の問題が発生している。
としても各躯体の成形現場では曲面がそれぞれ異なって
いるから、一つの躯体の曲面に合わせて製作した曲面型
わくは他の現場の躯体には対応出来ないため廃材とな
り、廃棄物処理の問題が発生している。
【０００８】そこで、この発明は、誰でも簡単に任意の
曲率の形状に成形出来、繰り返し転用出来る標準化され
た曲面型わくを提供することである。
曲率の形状に成形出来、繰り返し転用出来る標準化され
た曲面型わくを提供することである。
【０００９】又、建築図面を理解できる人であれば、誰
でも簡単に躯体の成形現場に設置又は撤去できる曲面型
わくを提供することである。
でも簡単に躯体の成形現場に設置又は撤去できる曲面型
わくを提供することである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の構成は、型わくパネルの背面に複数の補強
ビームを結合し、各補強ビームには等間隔に穴を穿設さ
せ、任意の補強ビーム間に揺動可能な取付部材を介して
端太部材を架設し、この端太部材に緊締金具を取り付
け、更に、各補強ビームにブラケットを設け、各ブラケ
ット間にターンバックルを架設し、前記ブラケットをソ
ケットと支持部とからなるＴ字型に形成させ、ソケット
にターンバックルの端部を固定し、支持部を補強ビーム
に固定したことを特徴とするものである。
め、本発明の構成は、型わくパネルの背面に複数の補強
ビームを結合し、各補強ビームには等間隔に穴を穿設さ
せ、任意の補強ビーム間に揺動可能な取付部材を介して
端太部材を架設し、この端太部材に緊締金具を取り付
け、更に、各補強ビームにブラケットを設け、各ブラケ
ット間にターンバックルを架設し、前記ブラケットをソ
ケットと支持部とからなるＴ字型に形成させ、ソケット
にターンバックルの端部を固定し、支持部を補強ビーム
に固定したことを特徴とするものである。
【００１１】
【作用】かかる手段によれば、ターンバックルを一方向
に回動すると各ターンバックルが圧縮し、各補強ビーム
がターンバックルに引張られ、強制的に型わくパネルを
所望の曲率に湾曲させることが出来る。
に回動すると各ターンバックルが圧縮し、各補強ビーム
がターンバックルに引張られ、強制的に型わくパネルを
所望の曲率に湾曲させることが出来る。
【００１２】又、複数の曲面型わくを幅方向に連設する
場合は各補強ビームの穴を利用し順次ボルトにて連結す
ることができる。
場合は各補強ビームの穴を利用し順次ボルトにて連結す
ることができる。
【００１３】又、高さ方向には、連結部材を用い順次連
結することが出来る。
結することが出来る。
【００１４】支保工に対して各補強ビームの穴に結合し
た他の水平材や斜材を介して一体に接続出来るため、誰
でも簡単に工事現場に設置できる。
た他の水平材や斜材を介して一体に接続出来るため、誰
でも簡単に工事現場に設置できる。
【００１５】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明するが、図１乃至図６は本発明の一実施例を示す。
明するが、図１乃至図６は本発明の一実施例を示す。
【００１６】図１に示すように、曲面型わくは、平板状
の型わくパネル１１と、型わくパネル１１の背面に縦方
向に固定した複数の補強ビーム１２と複数の補強ビーム
１３と、補強ビーム１２，１２間に架設された端太部材
３０と、端太部材３０に取付けられて型わくパネル１１
を貫通するタイボルトなどからなる緊締金具４１と、各
補強ビーム１２，１３に連結したブラケット２３と、各
ブラケット２３，２３間に連続して架設したターンバッ
クル２１とを備えている。
の型わくパネル１１と、型わくパネル１１の背面に縦方
向に固定した複数の補強ビーム１２と複数の補強ビーム
１３と、補強ビーム１２，１２間に架設された端太部材
３０と、端太部材３０に取付けられて型わくパネル１１
を貫通するタイボルトなどからなる緊締金具４１と、各
補強ビーム１２，１３に連結したブラケット２３と、各
ブラケット２３，２３間に連続して架設したターンバッ
クル２１とを備えている。
【００１７】この為、各ターンバックル２１，２１が中
立位置では型枠パネル１１は水平であり、一方向に回動
して短縮させると、即ち圧縮及び引張り方向に回動する
と各補強ビーム１２，１２，１３が引張られ、型わくパ
ネル１１が湾曲し、外面が湾曲したり、アーチ状となっ
ている建築物又は躯体の支持に適用できる。
立位置では型枠パネル１１は水平であり、一方向に回動
して短縮させると、即ち圧縮及び引張り方向に回動する
と各補強ビーム１２，１２，１３が引張られ、型わくパ
ネル１１が湾曲し、外面が湾曲したり、アーチ状となっ
ている建築物又は躯体の支持に適用できる。
【００１８】補強ビーム１２は、等間隔に、例えば３０
０ミリメートル間隔に穴を備えている。
０ミリメートル間隔に穴を備えている。
【００１９】そして、上端部、下端部の穴は、上下方向
に曲面型わくを接続する場合の連結部材５０固定用及
び、下部調整ジャッキ固定用としても使用される。
に曲面型わくを接続する場合の連結部材５０固定用及
び、下部調整ジャッキ固定用としても使用される。
【００２０】図３に示すように、端太部材３０は、二つ
の断面コ字状の枠体３１，１１を背中合せにして任意の
隙間を設けながら結合して成形され、取付け部材３２は
枠体３１に揺動自在に結合されている。
の断面コ字状の枠体３１，１１を背中合せにして任意の
隙間を設けながら結合して成形され、取付け部材３２は
枠体３１に揺動自在に結合されている。
【００２１】そして、取付け部材３２は、平面Ｔ字状で
あり、型わくパネル１１が湾曲したと揺動して支持面が
湾曲面に沿うようになっている。
あり、型わくパネル１１が湾曲したと揺動して支持面が
湾曲面に沿うようになっている。
【００２２】図２に示すように、ブラケット２３は、中
空な水平方向のソケット２３ａと奥行き方向の支持部２
３ｂとからなるＴ字型のパイプで形成され、支持部２３
ｂは、補強ビーム１２，１３に穴を介してボルト等によ
り固定され、ソケット２３ａにはターンバックル２１の
端部がピン２２を介して固定される。
空な水平方向のソケット２３ａと奥行き方向の支持部２
３ｂとからなるＴ字型のパイプで形成され、支持部２３
ｂは、補強ビーム１２，１３に穴を介してボルト等によ
り固定され、ソケット２３ａにはターンバックル２１の
端部がピン２２を介して固定される。
【００２３】ターンバックル２１は、公知のようにねじ
筒と、ねじ筒内に移動自在に挿入したねじ桿とで構成さ
れている。
筒と、ねじ筒内に移動自在に挿入したねじ桿とで構成さ
れている。
【００２４】補強ビーム１２と型わくパネル１１は、上
下方向に連設が可能であり、これは、連結部材５０を介
して結合される。
下方向に連設が可能であり、これは、連結部材５０を介
して結合される。
【００２５】図４に示すように、連結部材５０は、補強
ビーム１２の背中に当接する支持桿５１と、支持桿５１
を抱き込む二又状のブラケット５２と、二又状のブラケ
ット５２の背部の溝５３に挿入されるねじ桿５４と、ね
じ桿５４に螺合したナット５５とからなり、上下の補強
ビーム１２，１２にそれぞれ上下二つの反対方向に傾斜
するブラケット５２，５２をボルトで固定し、この状態
で上下二つのナット５５，５５を締め付け、上下のビー
ム１２，１２を接続させるものである。
ビーム１２の背中に当接する支持桿５１と、支持桿５１
を抱き込む二又状のブラケット５２と、二又状のブラケ
ット５２の背部の溝５３に挿入されるねじ桿５４と、ね
じ桿５４に螺合したナット５５とからなり、上下の補強
ビーム１２，１２にそれぞれ上下二つの反対方向に傾斜
するブラケット５２，５２をボルトで固定し、この状態
で上下二つのナット５５，５５を締め付け、上下のビー
ム１２，１２を接続させるものである。
【００２６】図６は、本発明の曲面型わくを支保工用支
柱に接続させる装置を示す。
柱に接続させる装置を示す。
【００２７】即ち、図６に示すように、ブラケット６０
にはフランジ６１が結合され、このフランジ６１には水
平材６２、斜材等を介して他の足場枠や支保工用支柱６
７に接続し、組立時の型わく装置の自立、コンクリート
打設時の支えとして用いられる。
にはフランジ６１が結合され、このフランジ６１には水
平材６２、斜材等を介して他の足場枠や支保工用支柱６
７に接続し、組立時の型わく装置の自立、コンクリート
打設時の支えとして用いられる。
【００２８】フランジ６１は、半円状又は扇形の水平本
体６３と、本体の外周に起立する引っ掛片６４と、本体
６３の中央に起立する柱体６５を備えている。
体６３と、本体の外周に起立する引っ掛片６４と、本体
６３の中央に起立する柱体６５を備えている。
【００２９】水平材６２は、パイプとパイプ６２の先端
に設けられてフランジ６１に引っ掛けられるフック、
爪、シュー等からなる係合部６６とを備えている。
に設けられてフランジ６１に引っ掛けられるフック、
爪、シュー等からなる係合部６６とを備えている。
【００３０】図５に示すように、下部調整ジャッキ７０
は、ブラケット７１とネジジャッキ７２とにより構成さ
れ、ブラケットに設けた穴７３と補強ビーム１２の最下
端の穴にボルトにより結合され、型わくパネルの高さ調
節用として使用される。
は、ブラケット７１とネジジャッキ７２とにより構成さ
れ、ブラケットに設けた穴７３と補強ビーム１２の最下
端の穴にボルトにより結合され、型わくパネルの高さ調
節用として使用される。
【００３１】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果がある。
【００３２】１）建築物の外面、又は成形される躯体の
外面における曲率に合った円形、アーチ状、波形等のコ
ンクリートの支持面をターンバックルの操作により、自
在に、簡単に製作出来る。
外面における曲率に合った円形、アーチ状、波形等のコ
ンクリートの支持面をターンバックルの操作により、自
在に、簡単に製作出来る。
【００３３】２）曲率が自在に変更出来ることにより、
一つの標準化された曲面型わくを、ある現場から次の現
場に転用出来るため、廃棄処分する必要がなく、経済的
である。
一つの標準化された曲面型わくを、ある現場から次の現
場に転用出来るため、廃棄処分する必要がなく、経済的
である。
【００３４】３）型わくパネルの厚みに応じて、補強ビ
ームの穴を利用し、ターンバックルの数を増減出来る。
ームの穴を利用し、ターンバックルの数を増減出来る。
【００３５】４）建築図面を理解出来る人であれば、大
きさに合わせ、補強ビームの穴を利用して幅、高さ方向
に複数の曲面型わくを順次連結し、設置できると共に、
現場に据え付けた場合の収まりをターンバックルの操作
により簡単に調節出来る。
きさに合わせ、補強ビームの穴を利用して幅、高さ方向
に複数の曲面型わくを順次連結し、設置できると共に、
現場に据え付けた場合の収まりをターンバックルの操作
により簡単に調節出来る。
【００３６】４）標準化された単一の曲面型わくを構成
しているから、格納、輸送に適し、輸送コストが安く出
来る。
しているから、格納、輸送に適し、輸送コストが安く出
来る。
【００３７】５）補強ビームの穴を利用し、支保工や枠
組足場と一体に接続出来るため、誰でも簡単に設置出来
る。
組足場と一体に接続出来るため、誰でも簡単に設置出来
る。
【図１】本発明の一実施例に係る曲面型わくの斜視図で
ある。
ある。
【図２】図１におけるブラケットとターンバックルの斜
視図である。
視図である。
【図３】図１の端太部材の斜視図である。
【図４】連結部材の斜視図である。
【図５】調整ジャッキの斜視図である。
【図６】支保工用支柱に対する接続部材の斜視図であ
る。
る。
１１ 型わくパネル １２，１３ 補強ビーム ２１ ターンバックル ２３ ブラケット ２３ａ ソケット ２３ｂ 支持部 ３０ 端太部材 ３１ 枠体 ３２ 取付部材 ４１ 緊締金具
Claims (2)
- 【請求項１】 型わくパネル１１の背面に複数の補強ビ
ーム１２，１３を結合し、各補強ビームには等間隔に穴
を穿設させ、任意の補強ビーム間に揺動可能な取付部材
を介して端太部材３０を架設し、この端太部材に緊締金
具４１を取り付け、更に、各補強ビームにブラケット２
３を設け、各ブラケット間にターンバックル２１を架設
し、前記ブラケット２３をソケット２３ａと支持部２３
ｂとからなるＴ字型に形成させ、ソケットにターンバッ
クルの端部を固定し、支持部を補強ビームに固定した曲
面型わく。 - 【請求項２】 端太部材３０が断面コ字状の枠体３１，
３１を二つ背中合せに隙間を設けながら結合させて成形
され、各枠体に揺動可能な取付部材が結合されている請
求項１記載の曲面型わく。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33344392A JP2601752B2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 曲面型わく |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33344392A JP2601752B2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 曲面型わく |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06212787A JPH06212787A (ja) | 1994-08-02 |
| JP2601752B2 true JP2601752B2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=18266164
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33344392A Expired - Fee Related JP2601752B2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 曲面型わく |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2601752B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20150108808A (ko) * | 2015-09-08 | 2015-09-30 | 유지씨 주식회사 | 건물 천장 보수용 클린 수단 및 그 클린 수단을 이용한 천장의 보수 방법 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7210664B2 (en) * | 2004-08-06 | 2007-05-01 | Wilian Holding Company | Concrete form having adjustable curvature |
-
1992
- 1992-10-29 JP JP33344392A patent/JP2601752B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20150108808A (ko) * | 2015-09-08 | 2015-09-30 | 유지씨 주식회사 | 건물 천장 보수용 클린 수단 및 그 클린 수단을 이용한 천장의 보수 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06212787A (ja) | 1994-08-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |