JPH0447316Y2 - - Google Patents

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JPH0447316Y2
JPH0447316Y2 JP6816685U JP6816685U JPH0447316Y2 JP H0447316 Y2 JPH0447316 Y2 JP H0447316Y2 JP 6816685 U JP6816685 U JP 6816685U JP 6816685 U JP6816685 U JP 6816685U JP H0447316 Y2 JPH0447316 Y2 JP H0447316Y2
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antenna pole
antenna
bottom plate
pipe connector
hole
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、ビルの屋上のスラブ面等にパラボラ
アンテナを建設するとき使用する架台に関するも
のである。
「従来の技術」 従来、パラボラアンテナの設置場所の構造、附
近の状況等を実測して設計図により架台を製作し
てパラボラアンテナを設置していた。従つて高度
の技術と専問的知識がなければ、パラボラアンテ
ナの設置が難しい。
「考案が解決しようとする問題点」 本考案は、ビル屋上のスラブ面に立上げたパラ
ベツトの立上り寸法が低くて支持金具の取付けが
不可能の場合その他の理由でパラベツトの利用が
できない所に使用するものである。この場合も屋
上の建造物に穴明け加工をせずにパラボラアンテ
ナを取付けることができるように構成したもので
ある。
「問題点を解決するための手段」 本考案は、ビル屋上等にパラボラアンテナの設
置位置を定め、西南方上空に放送衛星からの電波
の到来に支障となる高い建造物や樹木等のない場
所で2m2位平坦な場所を選びスラブ面にラバーマ
ツトを敷き、その上面に重量のあるコンクリート
ブロツク4本を放射状に置き、その中心点にアン
テナポール台座を設置しこのアンテナポール台座
にアンテナポールを建てるように構成したもので
ある。
「作用」 本考案は、ビル屋上スラブ面にコンクリートブ
ロツクの如き重量物を放射状に置きその中心部に
アンテナポール台座を設置しこの台座にアンテナ
ポールを垂直に立て固定したことにより、アンテ
ナポールの先端に取付けたパラボラアンテナに風
圧等の外力が作用してもアンテナポールは倒れた
りコンクリートブロツクより外れたりすることが
なく、安定した状態で放送衛星より発射される電
波を受信するものである。
「実施例」 第1図、第2図、第3図イ,ロ,ハはアンテナ
ポール台座を分解して示す説明図である。1は厚
さ4・5mmの方形鋼板Aであり、その縦、横の中
心点と対角線の交点にアンテナポール用丸穴aを
あけ、対角線上の端末方で中心の丸穴aより等距
離の4点にボルト穴3,4,5,6をあけ、これ
らの穴3,4,5,6を中心としてそれぞれの半
径で4隅を4分の1円弧で切り落して円弧面3
a,4a,5a,6aを形成する(第1図)。
第2図はやぐらBの展開図であつて、厚さ4・
5mmの長方形鋼板よりなりその縦、横の中心軸線
の交点にアンテナポール用丸い支え穴a′をあけ
る。またやぐらBの横の中心軸線の両側に折曲線
7,7′をそれぞれ置き、これらの折曲線7,
7′の外側で端末近くに折曲線8,8′をそれぞれ
置く。次にやぐらBの横の中心軸線の上下(第2
図)に折曲線9,9′を置き、縦、横の折曲線の
交点で上、下の方向の外側に向けて三角状に切り
落す。アンテナポール用丸い支え穴a′のある面を
上面として折曲線7,7′で両側を一方に折曲し
てコの字形とし、このコの字形やぐらの外側の折
曲線8,8′で端末方10,10′をそれぞれ外側
に向けて折り曲げ、底板Aに溶接する面(第3図
ロ)とし、横折曲線9,9′で外縁を各内側に折
曲して補強辺9a,9a′とする。
第3図イ,ロ,ハはアンテナポール台座Cを示
す。第1図の底板Aの中央上面にコ字形に成形し
たやぐらB(第2図)を載せて底板Aのアンテナ
ポール用丸穴aとやぐらBのアンテナポール用丸
い支え穴a′を上、下に直線上に合わせて底板Aに
やぐらBの溶接面10,10′を溶接して2層と
なし、台座Cとなす。
次にコンクリートブロツクDを第4図イ,ロ,
ハにつき説明する。このコンクリートブロツクD
はアンテナポール建設の基礎台となるもので、パ
ラボラアンテナに加わる風圧等は総てが加わるか
ら、相当な重量のものが必要となる。これをビル
屋上に携行するのに容易ならしめる為に大凡4分
割して小型軽量となしビル屋上に携行してスラブ
面に放射状に敷設してこのコンクリートブロツク
Dの中心点にアンテナポール台座Cを設置し、ア
ンテナポール用丸穴a及び支え穴a′にアンテナポ
ールEを差し込み後記するパイプコネクタ(第6
図イ,ロ、第7図イ,ロ)にて固定する。コンク
リートブロツクDは砂利、砂、セメントをビル屋
上に持ち込んで現場打設の方法と、地上で製品化
してこれをビル屋上に携行して組み立てる方法と
がある。第4図イ,ロ,ハに示す長方形のコンク
リートブロツクの一面の右側にボルト11,1
2,13を埋め込み、又、左側にはボルト14,
15の2本を埋め込みブロツクDの大きさにより
#8(4・5mmΦ)鉄線又は#12(2・6mmΦ)鉄
線を網状にして組み込んで補強したものである。
第5図イ,コはボルト12と13に差し渡し状
に差し込んだ2つ穴ワツシヤFであつてこの2つ
穴ワツシヤFとコンクリートブロツクDとの間の
隙間に底板Aの円弧面3a,4a,5a,6aを
それぞれ挟み、底板AがコンクリートブロツクD
より浮き上らないように支持する。
第6図イ,コはやぐらBのアンテナポール用丸
い支え穴a′の内周面とアンテナポールEとの間に
介在する一方の4個のパイプコネクタであつて、
側面(第6図ロ)から見てS字形に彎曲した4個
の一方のパイプコネクタ16の彎曲辺16aを支
え穴a′の内周面に係止し一方のパイプコネクタ1
6の上面板の左右に2本のタツピンねじ17,1
7をねじ込んである。
第7図イ,コは底板Aの丸穴aの内周面とアン
テナポールEとの間に介在する他方の4個のパイ
プコネクタ18であつて、側面から見て上方に横
倒しU字形辺18a、中間に垂直辺18b、下端
にL形辺18cを形成してあり、横倒しU字形辺
を底板Aの上面に係止し垂直辺18bを丸穴aの
内周面とアンテナポールEとの間に介在させ、L
形辺18cをアンテナポールEの下面に係止さ
せ、横倒しU字形辺18aの上面板の左右に2本
のタツピンねじ19,19をねじ込んである。
第8図及び第9図はコンクリートブロツクDに
底板AとやぐらBを組み付けた台座Cを取り付
け、4個の各コンクリートブロツクDを山形綱か
らなる4本の連結子20にて互いにボルト締め連
結した状態を示す。
底板A、やぐらB、コンクリートブロツクD及
びアンテナポールEを組立てるには、やぐらBの
アンテナポール用丸穴aにやぐらBの丸い支え穴
a′の中心を合わせてやぐらBの溶接面10,1
0′を底板Aの上面に溶接し、台座Cとなし、ビ
ル屋上のスラブ面にラバーマツト21を敷いた上
にコンクリートブロツクDを放射状に載せ、4本
の連結辺20の両端を相隣れるコンクリートブロ
ツクDにボルト14,15にて締め付け固定す
る。台座Cを放射状コンクリートブロツクDの中
央部に位置して各ボルト11,11,11,11
を穴3,4,5,6に挿通しナツトにて固定す
る。次に4個の2つ穴ワツシヤFをそれぞれ底板
Aの四隅の円弧面3a,4a,5a,6aの上面
に当てボルト12と13にワツシヤFの穴12a
と13aをそれぞれ挿通してナツトにて固定す
る。次に丸穴aと支え穴a′に上方からアンテナポ
ールEを挿入し、このアンテナポールEの外周面
と丸穴aの内周面との間に4個の他方のパイプコ
ネクタ18を並べて介挿し、各パイプコネクタ1
8のL形辺18c上にアンテナポールEの下面を
載せ、次にアンテナポールEの外周面と支え穴
a′の内周面との間に4個の一方のパイプコネクタ
16の彎曲辺16aをそれぞれ並べて介挿し、タ
ツピンねじ17,17及びタツピンねじ19,1
9をドライバー(図示せず)にてねじ付け、各タ
ツピンねじの先端部を一方のパイプコネクタ16
及び他方のパイプコネクタ18とアンテナポール
Eとの間に強くねじ込み、底板AとやぐるBとア
ンテナポールEとを強固一体に固定する。
「効果」 本考案は前記のごとく、ビル屋上の平坦なスラ
ブ面にラバーマツトを敷いた上にコンクリートブ
ロツクを放射状に載置したためにコンクリートブ
ロツクは安定しアンテナポールの上端部に取り付
けたパラボラアンテナが風圧等の偏つた外圧力を
受けても動揺することがない。また、底板の四隅
はボルト及びワツシヤにてコンクリートブロツク
に支持固定されているから、建造物の屋上に穴あ
け加工することなしにアンテナポールを建設する
ことができる。また、タツピンねじをそれそれ丸
穴に係合した他方のパイプコネクタ及び支え穴に
係合した一方のパイプコネクタとの間の隙間にね
じ切りながら進入させることにより台座とアンテ
ナポールとの固定が簡単確実で濫りに緩むことが
ない等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、底板の平面図、第2図はやぐらの展
開図、第3図イは底板とやぐらを組み付けた状態
の平面図、第3図ロは同上正面図、第3図ハは同
上側面図、第4図イはコンクリートブロツク単体
の平面図、第4図ロは同上正面図、第4図ハは同
上側面図、第5図イは2つ穴ワツシヤの平面図、
第5図ロは同上正面図、第6図イは一方のパイプ
コネクタの正面図、第6図ロは同上側面図、第7
図イは他方のパイプコネクタの正面図、第7図ロ
は同上側面図、第8図は本考案全体の正面図、第
9図は同上平面図である。 A……底板、B……やぐら、D……コンクリー
トブロツク、E……アンテナポール、a……アン
テナポール用丸穴、a′……アンテナポール用支え
穴、3,4,5,6……ボルト穴、16……一方
のパイプコネクタ、17,17……タツピンね
じ、18……他方のパイプコネクタ、19,19
……タツピンねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中心部にアンテナポール用丸穴aをあけ四隅に
    ボルト穴3,4,5,6をあけた底板Aと、コの
    字形に形成し中央にアンテナポール用支え穴a′を
    あけ両端部を底板Aの上面に固定したやぐらB
    と、放射状に配設し前記底板Aを載置しそのボル
    ト穴3,4,5,6にボルト11を挿通して固定
    したコンクリートブロツクDと、前記アンテナポ
    ール用丸穴aとアンテナポール用支え穴a′に挿通
    されるアンテナポールEと、アンテナポールEの
    外周面と底板Aの丸穴aとの間に係合され、か
    つ、タツピンねじ19,19を備えた他方のパイ
    プコネコクタ18と、アンテナポール外周面とや
    ぐらBのアンテナポール用支え穴にa′との間に係
    合され、かつ、タツピンねじ17,17を備えた
    一方のパイプコネクタ16とよりなり、前記他方
    のパイプコネコクタ18のタツピンねじ19,1
    9を、該他方のパイプコネコクタ18とアンテナ
    ポールEとの間にねじ込み、前記一方のパイプコ
    ネコクタ16のタツピンねじ17,17を、該一
    方のパイプコネクタ16とアンテナポールEとの
    間にねじ込んでなることを特徴とするパラボラア
    ンテナ設置架台。
JP6816685U 1985-05-10 1985-05-10 Expired JPH0447316Y2 (ja)

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JP6816685U JPH0447316Y2 (ja) 1985-05-10 1985-05-10

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JP6816685U JPH0447316Y2 (ja) 1985-05-10 1985-05-10

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Publication Number Publication Date
JPS61184061U JPS61184061U (ja) 1986-11-17
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ID=30602672

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JP6816685U Expired JPH0447316Y2 (ja) 1985-05-10 1985-05-10

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2611806B2 (ja) * 1988-05-27 1997-05-21 永楽産業 株式会社 ビル屋上アンテナポ−ル樹立装置
JPH0641369Y2 (ja) * 1988-08-10 1994-10-26 永楽産業株式会社 アンテナポール樹立金物

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JPS61184061U (ja) 1986-11-17

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