JPS61194901A - 屋根上設置用のアンテナ支柱システム - Google Patents
屋根上設置用のアンテナ支柱システムInfo
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- JPS61194901A JPS61194901A JP3408985A JP3408985A JPS61194901A JP S61194901 A JPS61194901 A JP S61194901A JP 3408985 A JP3408985 A JP 3408985A JP 3408985 A JP3408985 A JP 3408985A JP S61194901 A JPS61194901 A JP S61194901A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、屋根上、殊に瓦葺きの屋根上に設置するた
めの、テレビジョン受信用、衛星放送受信用、各種通信
用等のアンテナを支持する支柱システムに関する。
めの、テレビジョン受信用、衛星放送受信用、各種通信
用等のアンテナを支持する支柱システムに関する。
従来技術
テレビジョン受信用、衛星放送受信用、各種通信用等の
アンテナは、その性能向上のためには有効地上高を大き
くとることが必要であり、このため建屋の屋根上に設置
することが広く行なわれている。
アンテナは、その性能向上のためには有効地上高を大き
くとることが必要であり、このため建屋の屋根上に設置
することが広く行なわれている。
而して、建屋が陸屋根である場合には、それらのアンテ
ナの設置は比較的容易であるけれども、傾斜屋根、殊に
、瓦葺き屋根である場合には、必らずしも容易ではない
。すなわち、瓦屋根の上にアンテナ支柱めるいは支線の
基端部を強固に固定することが困難であるため、従来は
、小径の電線管、ガス管等からなるアンテナ支柱の基部
を、屋根馬と称する台枠を介して棟上に跨がらせるか、
鉄板金具を用いて屋根端部の破風板に釘付けした上で、
多数の支線をアンテナ支柱と破風板等との間に張設する
ことが普通に行なわれているけれども、強度的に不充分
であり、小型のテレビジョン放送受信用アンテナ設置用
であっても、強風・積雪等に耐え得るものとはなり得な
かった。
ナの設置は比較的容易であるけれども、傾斜屋根、殊に
、瓦葺き屋根である場合には、必らずしも容易ではない
。すなわち、瓦屋根の上にアンテナ支柱めるいは支線の
基端部を強固に固定することが困難であるため、従来は
、小径の電線管、ガス管等からなるアンテナ支柱の基部
を、屋根馬と称する台枠を介して棟上に跨がらせるか、
鉄板金具を用いて屋根端部の破風板に釘付けした上で、
多数の支線をアンテナ支柱と破風板等との間に張設する
ことが普通に行なわれているけれども、強度的に不充分
であり、小型のテレビジョン放送受信用アンテナ設置用
であっても、強風・積雪等に耐え得るものとはなり得な
かった。
一方、近年では、衛星放送を含む各種の情報伝達手段が
開発され、発達したため、これらのサービスを有効に利
用するには、パラボラアンテナを含む多種多様のアンテ
ナを、各家庭においても設置する要望が高まりつつある
。この衛星放送受信用パラボラアンテナは、地域によっ
ては、風圧荷重75〜200に!Jに及ぶ大型のものを
、水平角度・仰角とも±0.7〜1度程度の精度内に維
持することが必要となるため、従来のテレビジョン放送
受信用アンテナとは格段に設置が困難であると言わざる
を得ず、新規の強固なアンテナ支柱システムの案出が強
く希求されるに至っている。
開発され、発達したため、これらのサービスを有効に利
用するには、パラボラアンテナを含む多種多様のアンテ
ナを、各家庭においても設置する要望が高まりつつある
。この衛星放送受信用パラボラアンテナは、地域によっ
ては、風圧荷重75〜200に!Jに及ぶ大型のものを
、水平角度・仰角とも±0.7〜1度程度の精度内に維
持することが必要となるため、従来のテレビジョン放送
受信用アンテナとは格段に設置が困難であると言わざる
を得ず、新規の強固なアンテナ支柱システムの案出が強
く希求されるに至っている。
さらに、従来は、同軸ケーブル、平行線フィーダ等から
なるアンテナケーブルを有効に屋内に引込む手段が確立
し否ないため、アンテナ支柱から1、たとえば、支線等
に沿わせて尾側に導いたアンテナケーブルを、建屋の壁
面に設けた貫通孔や、窓の隙間等から引込まざるを得ず
、これではアンテナケーブルが冗長になるため途中での
信号の減衰が多く、且つ、風に揺られる等のため損傷を
受けたり、外観的にも不体裁なものとなる等の欠点が避
けられなかった。
なるアンテナケーブルを有効に屋内に引込む手段が確立
し否ないため、アンテナ支柱から1、たとえば、支線等
に沿わせて尾側に導いたアンテナケーブルを、建屋の壁
面に設けた貫通孔や、窓の隙間等から引込まざるを得ず
、これではアンテナケーブルが冗長になるため途中での
信号の減衰が多く、且つ、風に揺られる等のため損傷を
受けたり、外観的にも不体裁なものとなる等の欠点が避
けられなかった。
発明の目的
そこでこの発明の目的は、かかる従来技術の実情に鑑み
、アンテナ支柱の主柱と補助脚とにかかる力を、それら
の各基端部を固着する支承部付きの異形瓦とそれを固定
するアンカボルトを介して、建屋の屋根支持用構造材に
負担させることによって、瓦葺き屋根の上においても衛
星放送受信用の大型パラボラアンテナを含む各種アンテ
ナを長期間に渉って所定の精度内に安定に支持するに足
る強度を得ることができ、しかも、屋根を貫通して建屋
内へ最短距離でアンテナケーブルを引込むこと「上ワT
(君呉瀘書 を−171)の堝信一本イ索昔のおそれを
排することができる屋根上設置用アンテナ支柱システム
を提供することにある。
、アンテナ支柱の主柱と補助脚とにかかる力を、それら
の各基端部を固着する支承部付きの異形瓦とそれを固定
するアンカボルトを介して、建屋の屋根支持用構造材に
負担させることによって、瓦葺き屋根の上においても衛
星放送受信用の大型パラボラアンテナを含む各種アンテ
ナを長期間に渉って所定の精度内に安定に支持するに足
る強度を得ることができ、しかも、屋根を貫通して建屋
内へ最短距離でアンテナケーブルを引込むこと「上ワT
(君呉瀘書 を−171)の堝信一本イ索昔のおそれを
排することができる屋根上設置用アンテナ支柱システム
を提供することにある。
発明の構成
かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、主柱と
、主柱の傾斜を防止する複数の補助脚との各基端部を、
アンカボルトを介して垂木等の屋根支持用構造材に固定
した異形瓦の支承部に固着することによって、主柱と補
助脚とにかかる力は屋根支持用構造材で負担されること
になるので、アンテナ支柱は充分強固なものとすること
ができる一方、屋根を貫通してアンテナケーブルを建屋
内に引込む手段を具えることによって、アンテナケーブ
ルを最短距離で屋内に引き込むことができる様にしたこ
とをその要旨とする。
、主柱の傾斜を防止する複数の補助脚との各基端部を、
アンカボルトを介して垂木等の屋根支持用構造材に固定
した異形瓦の支承部に固着することによって、主柱と補
助脚とにかかる力は屋根支持用構造材で負担されること
になるので、アンテナ支柱は充分強固なものとすること
ができる一方、屋根を貫通してアンテナケーブルを建屋
内に引込む手段を具えることによって、アンテナケーブ
ルを最短距離で屋内に引き込むことができる様にしたこ
とをその要旨とする。
実施例
以下、図面を以ってその実施例を説明する。
屋根上設置用アンテナ支柱システムは、主柱10と補助
脚20.20とを具よ、その各基端部に異形瓦30,4
0,40を配設してなる(第1図、第2図)。
脚20.20とを具よ、その各基端部に異形瓦30,4
0,40を配設してなる(第1図、第2図)。
主柱10には、腕材50.50・・・を介して副柱60
が固着されて併設してあり(第2図)、主柱10の頂部
に衛星放送受信用パラボラアンテナ1を、副柱60にテ
レビジョン放送の各チャンネル受信用のアンテナ群2.
2・・・を設置することができる(第1図)。
が固着されて併設してあり(第2図)、主柱10の頂部
に衛星放送受信用パラボラアンテナ1を、副柱60にテ
レビジョン放送の各チャンネル受信用のアンテナ群2.
2・・・を設置することができる(第1図)。
主柱10は、パイプ材であって、その基端部は、異形瓦
30の表面に突設した開口31に外側から嵌合して固着
されている(第3図、第4図)。すなわち、異形瓦30
の表面には、その中央部に、雨水の流れる方向に沿うて
略小判形の台座32が形成されていて、この台座32上
に、開口31を突設し、開口31の内孔31aは異形瓦
30の裏面に貫通している。開口31の外側上端部には
環状リブ31bが形成しである一方、主柱10の下端付
近には、止めねじ11.11・・・を立設螺着し、開口
31の前記環状リブ31bの下部を押圧している。
30の表面に突設した開口31に外側から嵌合して固着
されている(第3図、第4図)。すなわち、異形瓦30
の表面には、その中央部に、雨水の流れる方向に沿うて
略小判形の台座32が形成されていて、この台座32上
に、開口31を突設し、開口31の内孔31aは異形瓦
30の裏面に貫通している。開口31の外側上端部には
環状リブ31bが形成しである一方、主柱10の下端付
近には、止めねじ11.11・・・を立設螺着し、開口
31の前記環状リブ31bの下部を押圧している。
主柱10の上方側面には、主柱10の内部に連通する下
向きの引込口12が設けられていて(第2図)、前記各
アンテナ1.2.2・・・に接続されるアンテナケーブ
ル3は、この引込口12を経由して主柱10の内部に導
入され1、前記開口31の内孔31aを通って瓦30を
貫通し、図示しない屋根板に穿設した孔を通って建屋内
に引込まれている(第4図)。ここでアンテナケーブル
3は、混合器4(第1図)を経由することによって1本
の同軸ケーブルにまとめた上で引込んでもよいし、各ア
ンテナ1.2.2・・・ごとに独立した複数本のケーブ
ルとして引込んでもよい。
向きの引込口12が設けられていて(第2図)、前記各
アンテナ1.2.2・・・に接続されるアンテナケーブ
ル3は、この引込口12を経由して主柱10の内部に導
入され1、前記開口31の内孔31aを通って瓦30を
貫通し、図示しない屋根板に穿設した孔を通って建屋内
に引込まれている(第4図)。ここでアンテナケーブル
3は、混合器4(第1図)を経由することによって1本
の同軸ケーブルにまとめた上で引込んでもよいし、各ア
ンテナ1.2.2・・・ごとに独立した複数本のケーブ
ルとして引込んでもよい。
台座32にはアンカボルト70のボルト71を挿通する
ための孔33が設けである(第3図、第7図)。すなわ
ち、アンカボルト70は、箱形に形成し、少なくとも2
本以上の垂木4aに横架し得る長さの架材74の略中央
部にピン75を以ってボルト71の先端を軸架したもの
であって、パツキン73を介して、ナツト72を緊締す
ることにより、架材74とナツト72との間に、垂木4
a、4a・・・、屋根板4b等の屋根支持用構造材と異
形瓦30とを堅固に連結固定している。かかるアンカボ
ルト70の設置は、垂木4aと屋根板4bの両方または
屋根板4bのみを貫通して架材74が挿通できる孔4d
をあけ、ボルト71を架材74に沿う方向に倒した上、
ボルト71の頭部に設けた小孔71aを利用して紐76
を結び付け、架材74を屋根裏へ落し込む(第8図)、
、屋根裏では架材74は自重によって略水平に吊り下げ
られるから、紐76をたぐり上げて、異形瓦30の孔3
3にボルト71の頭部を挿通し、ナツト71を締結すれ
ばよい。なお、ボルト710頭部には、架材74の長手
方向に一致する方向に平板部71bを形成して(第10
図、第11図)、屋根裏における架材74の方向を垂木
4a、4a・・・と略直交する方向に規制することがで
きる様にしであるから、以上のアンカボルト70の設置
作業は、すべて屋根上から容易に実施することが可能で
ある。
ための孔33が設けである(第3図、第7図)。すなわ
ち、アンカボルト70は、箱形に形成し、少なくとも2
本以上の垂木4aに横架し得る長さの架材74の略中央
部にピン75を以ってボルト71の先端を軸架したもの
であって、パツキン73を介して、ナツト72を緊締す
ることにより、架材74とナツト72との間に、垂木4
a、4a・・・、屋根板4b等の屋根支持用構造材と異
形瓦30とを堅固に連結固定している。かかるアンカボ
ルト70の設置は、垂木4aと屋根板4bの両方または
屋根板4bのみを貫通して架材74が挿通できる孔4d
をあけ、ボルト71を架材74に沿う方向に倒した上、
ボルト71の頭部に設けた小孔71aを利用して紐76
を結び付け、架材74を屋根裏へ落し込む(第8図)、
、屋根裏では架材74は自重によって略水平に吊り下げ
られるから、紐76をたぐり上げて、異形瓦30の孔3
3にボルト71の頭部を挿通し、ナツト71を締結すれ
ばよい。なお、ボルト710頭部には、架材74の長手
方向に一致する方向に平板部71bを形成して(第10
図、第11図)、屋根裏における架材74の方向を垂木
4a、4a・・・と略直交する方向に規制することがで
きる様にしであるから、以上のアンカボルト70の設置
作業は、すべて屋根上から容易に実施することが可能で
ある。
第3図において、アンカボルト70と主柱10との間に
立設した角柱形の突起34は、前記以外のアンテナケー
ブル3の引込方法を採用した場合に、主柱10の基端部
まで引き下ろしたアンテナケーブル3を縛り付ける等に
使用できる(第3図の二点鎖線)けれども、この実施例
では重要な意味を持たず、省略することも可能である。
立設した角柱形の突起34は、前記以外のアンテナケー
ブル3の引込方法を採用した場合に、主柱10の基端部
まで引き下ろしたアンテナケーブル3を縛り付ける等に
使用できる(第3図の二点鎖線)けれども、この実施例
では重要な意味を持たず、省略することも可能である。
補助脚20は、2本のアングル部材21.21を部分的
に重ね合わせて、変形Uボルト22a、とめ板22b、
ナツト22Gからなる2組のクリップ22.22を以っ
て、その全長を調節自在に連結したものであって(第5
図)、その一端は、ボルト23によって主柱10に螺着
される一方、他端は、L金具24を介してボルト25a
、25aとナツト25b、25bとによって、異形瓦4
0の表面に形成した台座42上の平板状の突起43に螺
着して固定されている。異形瓦40は、前述した通りの
アンカボルト70を介して図示しない屋根支持用構造材
に固定されている。
に重ね合わせて、変形Uボルト22a、とめ板22b、
ナツト22Gからなる2組のクリップ22.22を以っ
て、その全長を調節自在に連結したものであって(第5
図)、その一端は、ボルト23によって主柱10に螺着
される一方、他端は、L金具24を介してボルト25a
、25aとナツト25b、25bとによって、異形瓦4
0の表面に形成した台座42上の平板状の突起43に螺
着して固定されている。異形瓦40は、前述した通りの
アンカボルト70を介して図示しない屋根支持用構造材
に固定されている。
腕材50は、棒材51の一端に副柱60が嵌挿し得る輪
51aを、他端に略半円弧状の受は座51bを、それぞ
れ形成し、受は座51bに相対して、それと略同形状の
受は座51Gを、ボルト52a、52aとナツト52b
、52bとで連結することによって、両受は座51b、
51C間に主柱10を挟着し得る如くなしたものであり
(第6図)、輪51aには止めねじ53.53を貫通し
て螺着し、副柱60の滑落を防止している。
51aを、他端に略半円弧状の受は座51bを、それぞ
れ形成し、受は座51bに相対して、それと略同形状の
受は座51Gを、ボルト52a、52aとナツト52b
、52bとで連結することによって、両受は座51b、
51C間に主柱10を挟着し得る如くなしたものであり
(第6図)、輪51aには止めねじ53.53を貫通し
て螺着し、副柱60の滑落を防止している。
ここで、異形瓦30.40は、その表面の台座32.4
2に関係する部分以外は、建屋の屋根の全面を覆う他の
瓦と外形的に互換性があるものとするi・ かかる構成のアンテナ支柱システムは、その主柱10の
基端部は、異形瓦30の開口31の外表面に形成された
環状リブ31bより下方で、止めねじ11.11・・・
によって開口31に止着されているので、開口31から
俵は出たり、位置ずれを起したりするおそれがない上、
開口31の外表面と主柱10の内面との間にギャップが
あるので、屋根の勾配が変った場合にも、調整によって
、主柱10の鉛直性を実現するのが容易である。一方、
補助脚20.20は、剛性の充分なアングル部材21.
21の組合せからなっており、その全長が調節自在で、
且つ、両端が主柱10と異形瓦40に螺着されているか
ら、主柱10を強固に鉛直に保持し得る。
2に関係する部分以外は、建屋の屋根の全面を覆う他の
瓦と外形的に互換性があるものとするi・ かかる構成のアンテナ支柱システムは、その主柱10の
基端部は、異形瓦30の開口31の外表面に形成された
環状リブ31bより下方で、止めねじ11.11・・・
によって開口31に止着されているので、開口31から
俵は出たり、位置ずれを起したりするおそれがない上、
開口31の外表面と主柱10の内面との間にギャップが
あるので、屋根の勾配が変った場合にも、調整によって
、主柱10の鉛直性を実現するのが容易である。一方、
補助脚20.20は、剛性の充分なアングル部材21.
21の組合せからなっており、その全長が調節自在で、
且つ、両端が主柱10と異形瓦40に螺着されているか
ら、主柱10を強固に鉛直に保持し得る。
また、各アンテナ1.2.2・・・に接続されるアンテ
ナケーブル3は、主柱10の内部に導入された後、前記
開口31の内孔31aを経由して、屋根瓦を貫通した形
で最短距離で建屋内に引込むことができる。
ナケーブル3は、主柱10の内部に導入された後、前記
開口31の内孔31aを経由して、屋根瓦を貫通した形
で最短距離で建屋内に引込むことができる。
主柱10及び補助脚20の各基端部を固着するための支
承部たる開口31、突起43を突設した前記異形瓦30
.40は、その表面の台座32.42に関係する部分以
外は、建屋の屋根の全面を覆う他の瓦と外形的に互換性
があるから、主柱10及び補助脚20の各基端部に対応
する位置の瓦を、この異形瓦30,40に交換すること
によって、屋根上において通信性能が最良の任意の位置
にアンテナを設置することができる。
承部たる開口31、突起43を突設した前記異形瓦30
.40は、その表面の台座32.42に関係する部分以
外は、建屋の屋根の全面を覆う他の瓦と外形的に互換性
があるから、主柱10及び補助脚20の各基端部に対応
する位置の瓦を、この異形瓦30,40に交換すること
によって、屋根上において通信性能が最良の任意の位置
にアンテナを設置することができる。
なお、異形瓦30.40の材料は、金属製の場合は、重
量が軽いこと、耐久性に富むことからアルミニウムまた
はその合金製が好ましいが9、強度的に充分である限り
、陶器・セメント・合成樹脂製等であってもよいものと
する。
量が軽いこと、耐久性に富むことからアルミニウムまた
はその合金製が好ましいが9、強度的に充分である限り
、陶器・セメント・合成樹脂製等であってもよいものと
する。
また、副柱60は、上方へ任意の長さに継ぎ足し延長し
た上、FM放送受信用、各種通信用アンテナ等を、第1
図に示した各アンテナの上部に設置することができるも
のとし、必要に応じて、この継ぎ足し延長部分から支線
を張設することもできるものとする。
た上、FM放送受信用、各種通信用アンテナ等を、第1
図に示した各アンテナの上部に設置することができるも
のとし、必要に応じて、この継ぎ足し延長部分から支線
を張設することもできるものとする。
他の実施例と効果
主柱10の基端部は、平板状に形成して透孔10aを穿
設し、異形瓦30の表面の台座32上に立設した角柱形
の突起34を支承部として、そこに設けた透孔34aを
通してボルトナツト35.35によって両者を螺着する
とともに、U字管80を使用してアンテナケーブル3を
建屋内に導入することができる(第9図、第10図)。
設し、異形瓦30の表面の台座32上に立設した角柱形
の突起34を支承部として、そこに設けた透孔34aを
通してボルトナツト35.35によって両者を螺着する
とともに、U字管80を使用してアンテナケーブル3を
建屋内に導入することができる(第9図、第10図)。
すなわち、U字管80は、一方の開口部82aを開口3
1に外側から嵌合して止めねじ81で固着するとともに
、他方の開口部$2bからアンテナケーブル3を導入し
、これを、開口31の内孔31aを通して異形瓦30を
貫通せしめ、屋根板4bの、前記内孔31aに対応する
位置に設けた透孔4Gを介して建屋内に引き込んである
。U字管80の、前記他方の開口部82bは、その切口
端縁を斜めにしく第10図)、水切りを良好にしである
。
1に外側から嵌合して止めねじ81で固着するとともに
、他方の開口部$2bからアンテナケーブル3を導入し
、これを、開口31の内孔31aを通して異形瓦30を
貫通せしめ、屋根板4bの、前記内孔31aに対応する
位置に設けた透孔4Gを介して建屋内に引き込んである
。U字管80の、前記他方の開口部82bは、その切口
端縁を斜めにしく第10図)、水切りを良好にしである
。
かかる構成においては、主柱10に設けた引込口12を
用いる前実施例に比して、U字管80の開口断面積を引
込口12のそれより大きくとることが容易であること、
U字管80と開口31とが分離可能であることのため、
アンテナケーブル3が太い場合でも、その挿通工事の施
工が容易である。
用いる前実施例に比して、U字管80の開口断面積を引
込口12のそれより大きくとることが容易であること、
U字管80と開口31とが分離可能であることのため、
アンテナケーブル3が太い場合でも、その挿通工事の施
工が容易である。
ざらに、U字管80を利用してアンテナケーブル3を引
込むための専用の異形瓦90を用いてもよい(第11図
)。このときの異形瓦90は、前述のアンカボルト70
で屋根支持用構造材に固定される他、その表面には、台
座32上に開口31とボルト71用の孔33のみが設け
である。建屋の内部構造の制約から、主柱10の基端部
ではなく別の箇所からアンテナケーブル3を引込む必要
がある場合に便利である。
込むための専用の異形瓦90を用いてもよい(第11図
)。このときの異形瓦90は、前述のアンカボルト70
で屋根支持用構造材に固定される他、その表面には、台
座32上に開口31とボルト71用の孔33のみが設け
である。建屋の内部構造の制約から、主柱10の基端部
ではなく別の箇所からアンテナケーブル3を引込む必要
がある場合に便利である。
発明の詳細
な説明した様にこの発明によれば、表面に支承部を突設
した異形瓦をアンカボルトを介して屋根支持用構造材に
固定した上、これを主柱及び補助脚の基端部の固着箇所
に使用することによって、主柱と補助脚とにかかる力を
屋根支持用構造材に負担させることができるので、瓦葺
き屋根の上においても、衛星放送受信用の大型パラボラ
アンテナを含む各種アンテナを長期間に渉って所定の精
度内に安定に支持するに足る強度を実現することができ
、しかも、屋根を貫通して建屋内にアンテナケーブルを
引込む様にすることによって、アンテナケーブル長を最
短とすることができるので、信号減衰、ケーブルの損傷
、不体裁のおそれを有効に排することができるという極
めて優れた効果がある。
した異形瓦をアンカボルトを介して屋根支持用構造材に
固定した上、これを主柱及び補助脚の基端部の固着箇所
に使用することによって、主柱と補助脚とにかかる力を
屋根支持用構造材に負担させることができるので、瓦葺
き屋根の上においても、衛星放送受信用の大型パラボラ
アンテナを含む各種アンテナを長期間に渉って所定の精
度内に安定に支持するに足る強度を実現することができ
、しかも、屋根を貫通して建屋内にアンテナケーブルを
引込む様にすることによって、アンテナケーブル長を最
短とすることができるので、信号減衰、ケーブルの損傷
、不体裁のおそれを有効に排することができるという極
めて優れた効果がある。
第1図ないし第8図は実施例を示し、第1図は設置状態
を示す全体斜視図、第2図は要部斜視図、第3図は主柱
の基端部を示す斜視図、第4図は第3図のX−X線矢視
断面図、第5図は補助脚の分解斜視図、第6図は腕材の
分解斜視図、第7図は第3図のY−Y線矢視断面図、第
8図はアンカボルトの設置状況を示す説明図である。第
9図と第10図は他の実施例を示し、第9図は主柱の基
端部を示す斜視図、第10図は第9図のZ−Z線矢視断
面図である。第11図は、ざらに他の実施例を示す要部
分解斜視図である。 3・・・アンテナケーブル 1o・・・主柱12・・
・引込口 2o・・・補助脚30.40・・・異形瓦
31・・・開口31a・・・内孔 34・・・突
起 5o・・・腕材60・・・副柱 7o・・・ア
ンカボルト80・・・0字管 第1図 第2図
を示す全体斜視図、第2図は要部斜視図、第3図は主柱
の基端部を示す斜視図、第4図は第3図のX−X線矢視
断面図、第5図は補助脚の分解斜視図、第6図は腕材の
分解斜視図、第7図は第3図のY−Y線矢視断面図、第
8図はアンカボルトの設置状況を示す説明図である。第
9図と第10図は他の実施例を示し、第9図は主柱の基
端部を示す斜視図、第10図は第9図のZ−Z線矢視断
面図である。第11図は、ざらに他の実施例を示す要部
分解斜視図である。 3・・・アンテナケーブル 1o・・・主柱12・・
・引込口 2o・・・補助脚30.40・・・異形瓦
31・・・開口31a・・・内孔 34・・・突
起 5o・・・腕材60・・・副柱 7o・・・ア
ンカボルト80・・・0字管 第1図 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)主柱と、複数の補助脚とを有し、前記主柱と補助脚
の各基端部は、表面に支承部を突設し、且つ、アンカボ
ルトを介して屋根支持用構造材に固定された異形瓦の前
記支承部に固着するとともに、屋根を貫通して建屋内へ
アンテナケーブルを引込む手段を具えてなる屋根上設置
用アンテナ支柱システム。 2)前記アンテナケーブルを引込む手段は、パイプ材か
らなる前記主柱と、該主柱の側面に設けた下向きの引込
口と、前記異形瓦の支承部であって前記主柱の基端部が
外側から嵌合する開口と、前記異形瓦の裏面に貫通する
前記開口の内孔とからなることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の屋根上設置用アンテナ支柱システム。 3)前記アンテナケーブルを引込む手段は、表面に開口
を突設し、且つ、アンカボルトを介して屋根支持用構造
材に固定された異形瓦と、該異形瓦の裏面に貫通する前
記開口の内孔と、一方の開口部が前記開口に外側から嵌
合するU字管とからなることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の屋根上設置用アンテナ支柱システム。 4)前記支承部は、角柱形の突起であつて、平板状に形
成した前記主柱の基端部を前記突起に螺着するとともに
、前記突起と前記アンテナケーブルを引込む手段として
の前記開口とを同一の異形瓦の表面に並設したことを特
徴とする特許請求の範囲第3項記載の屋根上設置用アン
テナ支柱システム。 5)前記主柱は、腕材を介して併設した副柱を有するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の屋根上設置
用アンテナ支柱システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60034089A JPH0642604B2 (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 | 屋根上設置用のアンテナ支柱システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60034089A JPH0642604B2 (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 | 屋根上設置用のアンテナ支柱システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61194901A true JPS61194901A (ja) | 1986-08-29 |
JPH0642604B2 JPH0642604B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=12404543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60034089A Expired - Lifetime JPH0642604B2 (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 | 屋根上設置用のアンテナ支柱システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0642604B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63196102U (ja) * | 1987-06-03 | 1988-12-16 | ||
JPH01172706U (ja) * | 1988-05-27 | 1989-12-07 | ||
JPH024305U (ja) * | 1988-06-20 | 1990-01-11 | ||
JPH0420712U (ja) * | 1990-06-13 | 1992-02-21 | ||
JPH04142802A (ja) * | 1990-10-03 | 1992-05-15 | Yagi Antenna Co Ltd | アンテナ装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57147912U (ja) * | 1981-02-12 | 1982-09-17 |
-
1985
- 1985-02-22 JP JP60034089A patent/JPH0642604B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57147912U (ja) * | 1981-02-12 | 1982-09-17 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63196102U (ja) * | 1987-06-03 | 1988-12-16 | ||
JPH01172706U (ja) * | 1988-05-27 | 1989-12-07 | ||
JPH024305U (ja) * | 1988-06-20 | 1990-01-11 | ||
JPH0420712U (ja) * | 1990-06-13 | 1992-02-21 | ||
JPH04142802A (ja) * | 1990-10-03 | 1992-05-15 | Yagi Antenna Co Ltd | アンテナ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0642604B2 (ja) | 1994-06-01 |
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