JP2522437Y2 - 突入電流防止回路 - Google Patents

突入電流防止回路

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JP2522437Y2
JP2522437Y2 JP1989132348U JP13234889U JP2522437Y2 JP 2522437 Y2 JP2522437 Y2 JP 2522437Y2 JP 1989132348 U JP1989132348 U JP 1989132348U JP 13234889 U JP13234889 U JP 13234889U JP 2522437 Y2 JP2522437 Y2 JP 2522437Y2
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徳夫 竹内
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電源回路における入力平滑コンデンサへの突
入電流を防ぐ突入電流防止回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、電源回路における入力平滑コンデンサへの突入
電流を防止する回路では、入力平滑コンデンサの充電電
流が所定の値以下になると充電電流制限抵抗をスイッチ
素子で短絡する回路を備えたり、入力平滑コンデンサの
容量と充電電流制限抵抗によって定まる時定数が経過し
てから充電電流制限抵抗をスイッチ素子で短絡する回路
を備えている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述した従来の突入電流防止回路では、スイッチ駆動
回路と入力平滑コンデンサとが同一の入力電源コネクタ
端子に接続されているため、入力電源コネクタが抜き取
られた後、この入力平滑コンデンサが放電を開始し、そ
の端子電圧がスイッチ駆動回路の動作不能電圧に降下す
るまでの間、スイッチ素子は短絡状態を保つ。このた
め、コンデンサ充電完了の状態で電源入力コネクタを抜
き取り、入力平滑コンデンサの端子電圧がスイッチ素子
駆動回路の動作不能電圧以下になる前に、再び入力電源
コネクタが接続された場合、充電電流制限抵抗が短絡さ
れているため、入力平滑コンデンサへの充電電流を制限
できないという問題点がある。
本考案の目的は、入力平滑コンデンサの放電完了前に
入力電源コネクタが接続された場合、この入力平滑コン
デンサに対する充電電流を制限できる突入電流防止回路
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の突入電流防止回路は、入力電源コネクタを介
して給電される入力平滑コンデンサへの充電電流を制限
する抵抗と、前記入力平滑コンデンサの充電完了後に前
記抵抗を短絡するスイッチ素子と、前記スイッチ素子を
駆動するスイッチ素子駆動部とを有する突入電流防止回
路において、前記スイッチ素子駆動部へ接続される第1
の入力電源端子と、前記入力平滑コンデンサへ接続され
る第2の入力電源端子とを分離して設け、前記スイッチ
素子駆動部は前記入力電源コネクタを抜き取ると同時に
前記スイッチ素子を開放するように構成されている。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本考案の一実施例を示す回路図である。第1
図において、入力電源コネクタ2は、入力端子2a(第2
の入力電源端子),入力端子2b(第1の入力電源端子)
及び入力端子2cを有し、これら入力端子2a〜2cの一方は
入力電源1に接続される。そして、入力端子2aの他の一
方は入力を平滑するコンデンサ7及び負荷8に接続さ
れ、入力端子2bの他の一方はスイッチ素子5を駆動する
スイッチ素子駆動回路3の一方に接続され、入力端子2c
の他の一方はコンデンサ7に流れる充電電流を制限する
抵抗6及びスイッチ素子駆動回路3の他の一方に接続さ
れている。充電電流検出回路4は、スイッチ素子5,抵抗
6及びコンデンサ7に接続され、抵抗6に流れる充電電
流を検出しスイッチ素子駆動回路3を動作させる。
次に動作を説明する。入力電源コネクタ2の入力端子
2a〜2cが接続されると、抵抗6を介してコンデンサ7が
充電される。コンデンサ7への充電が進み、抵抗6の電
圧降下が充電電流検出回路4で検出され、予め設定され
た値以下になると、スイッチ駆動回路3が動作しスイッ
チ素子5が駆動され、スイッチ素子5は抵抗6の両端を
短絡する。
次に、入力電源コネクタ2が抜き取られるとコンデン
サ7は放電を開始し、その端子電圧は回路の時定数で降
下する。スイッチ素子駆動回路3は入力端子2bが開放さ
れることにより動作を停止するため、スイッチ素子5は
入力電源コネクタ2が抜き取られと同時に開放となり抵
抗6の両端を開放する。この状態で入力電源コネクタ2
が再度接続された場合、抵抗6の両端は開放されている
ためコンデンサ7への充電電流は抵抗6によって制限さ
れ、コンデンサ7への突入電流を防止することができ
る。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明したように、入力平滑コンデンサの
入力電源端子と、この入力平滑コンデンサの充電電流制
限抵抗を短絡するスイッチ素子の駆動回路の入力電源端
子とを分離し設けることにより、入力電源コネクタを抜
き取ると同時にスイッチ素子を開放するため、入力平滑
コンデンサの放電完了前に入力電源コネクタが接続され
た場合、この入力平滑コンデンサに対する充電電流を制
限できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図である。 1……入力電源、2……入力電源コネクタ、2a,2b,2c…
…入力端子、3……スイッチ素子駆動回路、4……充電
電流検出回路、5……スイッチ素子、6……抵抗、7…
…コンデンサ、8……負荷。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−214270(JP,A) 実開 昭58−39616(JP,U) 実開 昭57−28556(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力電源コネクタを介して給電される入力
    平滑コンデンサへの充電電流を制限する抵抗と、前記入
    力平滑コンデンサの充電完了後に前記抵抗を短絡するス
    イッチ素子と、前記スイッチ素子を駆動するスイッチ素
    子駆動部とを有する突入電流防止回路において、前記ス
    イッチ素子駆動部へ接続される第1の入力電源端子と、
    前記入力平滑コンデンサへ接続される第2の入力電源端
    子とを分離して設け、前記スイッチ素子駆動部は前記入
    力電源コネクタを抜き取ると同時に前記スイッチ素子を
    開放することを特徴とする突入電流防止回路。
JP1989132348U 1989-11-13 1989-11-13 突入電流防止回路 Expired - Lifetime JP2522437Y2 (ja)

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JPH0370024U JPH0370024U (ja) 1991-07-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5728556U (ja) * 1980-07-25 1982-02-15
JPS5839616U (ja) * 1981-09-07 1983-03-15 日本電気株式会社 突入電流抑制回路
JPH01214270A (ja) * 1988-02-23 1989-08-28 Mitsubishi Electric Corp インバータ装置

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JPH0370024U (ja) 1991-07-12

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