JPH0644277Y2 - 過電流検出回路 - Google Patents

過電流検出回路

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JPH0644277Y2
JPH0644277Y2 JP1987045805U JP4580587U JPH0644277Y2 JP H0644277 Y2 JPH0644277 Y2 JP H0644277Y2 JP 1987045805 U JP1987045805 U JP 1987045805U JP 4580587 U JP4580587 U JP 4580587U JP H0644277 Y2 JPH0644277 Y2 JP H0644277Y2
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capacitor
overcurrent
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overcurrent detection
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治 山本
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Toshiba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 （産業上の利用分野） 本考案は電圧形インバータの過電流検出回路に関する。
（従来の技術） 従来の電圧形インバータの過電流検出回路を第２図に示
す。
従来は直流回路にシャント抵抗７を設け、インバータ部
６に流れる主回路電流を検出している。シャント抵抗７
に主回路電流IDCが流れたとき、正常時はシャント抵抗
両端の電圧降下が小さく、過電流検出器５の検出レベル
を超えることはないが、短絡時は大きな短絡電流がシャ
ント抵抗に流れこの両端の電位差が検出レベルを超える
に充分となり、この過電流検出器５のフォトカプラがオ
ンとなり検出信号を出力する。
（考案が解決しようとする問題点） しかし、上記従来のものは過電流検出器５のシャント抵
抗７が主回路に設けられているため、常時主回路電流I
DCが流れ電力損失が大きくシャント抵抗７には、容量の
大きな大型のものを使用しなければならないという問題
がある。
特に負荷の短絡故障等における過電流検出を考慮する場
合シャント抵抗が大きくなり小形化を妨げる障害となっ
ている。
本考案は、前記の従来回路の持つ問題点を除去するため
にシャント抵抗をなくし、小型化低損失化を可能にする
過電流検出器を得ることを目的とする。
〔考案の構成〕
（問題点を解決するための手段と作用） 上記目的を達成するため本願考案は、交流電圧を整流し
て直流電圧を得る整流部と、前記直流電圧を平滑するコ
ンデンサと、前記直流電圧を交流電圧に変換して負荷へ
電力を供給するインバータを備えた電圧形インバータの
過電流検出回路において、インピーダンスを介して前記
コンデンサと並列に小容量の第２のコンデンサを接続
し、前記インピーダンスの電圧降下が一定の電圧レベル
を越えたとき過電流検出信号を出力する検出手段を設
け、負荷短絡等による過電流が流れ直流電圧が低下する
と前記インピーダンスの電圧降下が一定の電圧レベルを
越え過電流の検出を行うようにしたものである。
（実施例） 第１図は本考案の実施例を示す。交流電源を整流する整
流部１、その出力電圧を平滑する直流平滑用コンデンサ
２、このコンデンサ２と並列に小容量コンデンサ３と、
抵抗４の直列接続した回路を接続し、抵抗４と並列に検
出回路５を接続する。そして平滑した直流電圧を交流電
圧に変換するインバータ部６よりなる。
上記構成において、通常運転時、コンデンサ2,3はほゞ
一定の直流電圧に充電される。
この充電は整流部１に加えられる交流電圧によって行な
われるが、負荷電流が流れるとコンデンサ２には充放電
々流が流れる。コンデンサ３にも同様な充放電々流が流
れるが抵抗４が直列接続されているので充放電の時定数
が大きく、コンデンサ２とコンデンサ３の充電々圧には
差が生じる。この差電圧が抵抗４の両端に現れる。この
差電圧は通常の負荷の運転時には検出回路５の検出レベ
ルより充分小さくなるようにコンデンサ３の容量とシャ
ント抵抗４の抵抗値が選定されている。ここで、負荷短
絡等により過電流IDCが流れるとコンデンサ２の電荷が
急速に放電され直流電圧が低下し、コンデンサ３との間
の電位差が増大し、検出回路５の検出レベルを超え、過
電流検出信号を出力させる。
コンデンサ３は短絡時に検出回路５を動作させるに十分
な電流を流せるだけの容量があればよいので小容量とす
ることができる。
また、抵抗４の電力損失もわずかになり容量の小さなも
のを使用することができ、小さな形状のものを使用する
ことが出来る。
本実施例によれば、電圧形インバータの小型化、低損失
化ができる効果がある。
〔考案の効果〕
本考案によれば、インピーダンスを介して直流平滑用コ
ンデンサと並列に小容量のコンデンサを接続するという
シンプルな構成で過電流の検出を行うことができ、従来
のような大きな過電流検出用の抵抗を使用する必要がな
くなり、小形化した電圧形インバータの過電流検出回路
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案の過電流検出回路を電圧形インバータに
適用した場合の実施例図、第２図は従来の過電流検出器
を電圧形インバータに適用した構成図である。 １……整流部、２……平滑用コンデンサ ３……過電流検出用コンデンサ ４……抵抗器、５……検出回路 ６……インバータ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】交流電圧を整流して直流電圧を得る整流部
    と、前記直流電圧を平滑するコンデンサと、前記直流電
    圧を交流電圧に変換して負荷へ電力を供給するインバー
    タを備えた電圧形インバータの過電流検出回路におい
    て、インピーダンスを介して前記コンデンサと並列に小
    容量の第２のコンデンサを接続し、前記インピーダンス
    の電圧降下が一定の電圧レベルを越えたとき過電流検出
    信号を出力する検出手段を設け、負荷短絡等による過電
    流を検出することを特徴とする過電流検出回路。
JP1987045805U 1987-03-30 1987-03-30 過電流検出回路 Expired - Lifetime JPH0644277Y2 (ja)

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JPS63153728U JPS63153728U (ja) 1988-10-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5195750U (ja) * 1975-01-31 1976-07-31
JPS52100143A (en) * 1976-02-18 1977-08-22 Toshiba Corp Insufficient voltage detector

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JPS63153728U (ja) 1988-10-07

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