JP2524897Y2 - 電源装置 - Google Patents
電源装置Info
- Publication number
- JP2524897Y2 JP2524897Y2 JP1988001349U JP134988U JP2524897Y2 JP 2524897 Y2 JP2524897 Y2 JP 2524897Y2 JP 1988001349 U JP1988001349 U JP 1988001349U JP 134988 U JP134988 U JP 134988U JP 2524897 Y2 JP2524897 Y2 JP 2524897Y2
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- JP
- Japan
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- power supply
- smoothing capacitor
- circuit
- voltage
- output
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、整流回路の出力を平滑化するコンデンサを
有し、電源停止後のコンデンサの残留電荷を放電する回
路を備えた電源装置に関する。
有し、電源停止後のコンデンサの残留電荷を放電する回
路を備えた電源装置に関する。
(従来の技術) 第4図は従来の電源装置の一例であり、商用電源1か
らの交流を整流回路2により整流し、容量の大きなコン
デンサで平滑化し、変換回路4で所定の周波数、電圧の
交流出力を得るか、あるいはさらに変換回路4の出力側
に整流平滑化回路を設けて直流出力を得るものである。
らの交流を整流回路2により整流し、容量の大きなコン
デンサで平滑化し、変換回路4で所定の周波数、電圧の
交流出力を得るか、あるいはさらに変換回路4の出力側
に整流平滑化回路を設けて直流出力を得るものである。
このような電源装置においては、危険防止のため、電
源停止後の平滑化コンデンサ3の残留電荷を放電させる
抵抗5を平滑化コンデンサ3に並列に接続している。
源停止後の平滑化コンデンサ3の残留電荷を放電させる
抵抗5を平滑化コンデンサ3に並列に接続している。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、この従来回路においては、第5図において点
線曲線で示すように、電圧低下に伴なって放電電流も減
少し、また、抵抗5の抵抗値をあまり小さくすると、通
常の電源作動時における電力消耗が大となるのであまり
小さくできないので、平滑化コンデンサ3の電圧が所定
の電圧以下にまで降下する時間が長くかかるという問題
点があった。
線曲線で示すように、電圧低下に伴なって放電電流も減
少し、また、抵抗5の抵抗値をあまり小さくすると、通
常の電源作動時における電力消耗が大となるのであまり
小さくできないので、平滑化コンデンサ3の電圧が所定
の電圧以下にまで降下する時間が長くかかるという問題
点があった。
本考案は、上記従来技術の問題点に鑑み、電源停止後
はただちに直流平滑化出力電圧を低下させることがで
き、もって安全性を向上させた電源装置を提供すること
を目的とする。
はただちに直流平滑化出力電圧を低下させることがで
き、もって安全性を向上させた電源装置を提供すること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案の電源装置は、交流
電力を整流する整流回路と、該整流回路の整流出力を平
滑化する平滑化コンデンサと、該平滑化コンデンサと並
列に接続され、電源停止後に前記平滑化コンデンサに残
留する電荷を放電する定電流負荷回路と、前記平滑化コ
ンデンサの直流平滑出力を別の出力に変換する変換回路
とを備えたことを特徴とする。
電力を整流する整流回路と、該整流回路の整流出力を平
滑化する平滑化コンデンサと、該平滑化コンデンサと並
列に接続され、電源停止後に前記平滑化コンデンサに残
留する電荷を放電する定電流負荷回路と、前記平滑化コ
ンデンサの直流平滑出力を別の出力に変換する変換回路
とを備えたことを特徴とする。
(作用) 本考案の電源装置は、電源停止後、平滑化コンデンサ
に蓄えられている電荷は、定電流負荷回路を介して放電
される。
に蓄えられている電荷は、定電流負荷回路を介して放電
される。
(実施例) 第1図は本考案による電源装置の一実施例を示す回路
図である。第1図の回路が第4図の回路と異なる点は、
前記抵抗5の代わりに定電流負荷回路6を設けた点であ
る。
図である。第1図の回路が第4図の回路と異なる点は、
前記抵抗5の代わりに定電流負荷回路6を設けた点であ
る。
第2図および第3図は第1図の定電流負荷回路6の具
体例を示す回路図であり、平滑化コンデンサ3の両端に
接続される電源ライン7,8間を定電圧ダイオード9(1
3)と抵抗10(14)により分圧し、トランジスタ11(1
5)のエミッタに接続された負荷抵抗12(16)に定電圧
が印加されるようにし、これにより、負荷抵抗12(16)
には電源ライン7,8の電圧の高低に拘りなく、定電流が
流れるようにしたものである。
体例を示す回路図であり、平滑化コンデンサ3の両端に
接続される電源ライン7,8間を定電圧ダイオード9(1
3)と抵抗10(14)により分圧し、トランジスタ11(1
5)のエミッタに接続された負荷抵抗12(16)に定電圧
が印加されるようにし、これにより、負荷抵抗12(16)
には電源ライン7,8の電圧の高低に拘りなく、定電流が
流れるようにしたものである。
このような回路構成とすれば、電源停止後は、平滑化
コンデンサ3が一定電流で放電されるため、平滑化コン
デンサ3の電圧は、第5図において実線で示すように、
直線的に降下し、通常の電源作動時に抵抗5,12(16)に
流れる電流値(第5図におけるa部の勾配が同じ)であ
れば、本考案による場合、平滑化コンデンサ3の放電
は、従来よりはるかに早く終了する。
コンデンサ3が一定電流で放電されるため、平滑化コン
デンサ3の電圧は、第5図において実線で示すように、
直線的に降下し、通常の電源作動時に抵抗5,12(16)に
流れる電流値(第5図におけるa部の勾配が同じ)であ
れば、本考案による場合、平滑化コンデンサ3の放電
は、従来よりはるかに早く終了する。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案による電源装置は、交流電
力を整流する整流回路と、該整流回路の整流出力を平滑
化する平滑化コンデンサと、該平滑化コンデンサと並列
に接続され、電源停止後に前記平滑化コンデンサに残留
する電荷を放電する定電流負荷回路と、前記平滑化コン
デンサの直流平滑出力を別の出力に変換する変換回路と
を備えたものであり、電源停止後にはコンデンサに残留
した電荷が定電流負荷回路を介して放電されるから、電
源の通常の作動時における電力消費量を増大させること
なく、電源停止後、平滑化コンデンサ電圧をすみやかに
降下させることができ、安全性を向上させることができ
る。
力を整流する整流回路と、該整流回路の整流出力を平滑
化する平滑化コンデンサと、該平滑化コンデンサと並列
に接続され、電源停止後に前記平滑化コンデンサに残留
する電荷を放電する定電流負荷回路と、前記平滑化コン
デンサの直流平滑出力を別の出力に変換する変換回路と
を備えたものであり、電源停止後にはコンデンサに残留
した電荷が定電流負荷回路を介して放電されるから、電
源の通常の作動時における電力消費量を増大させること
なく、電源停止後、平滑化コンデンサ電圧をすみやかに
降下させることができ、安全性を向上させることができ
る。
第1図は本考案による電源装置の一実施例を示す回路
図、第2図および第3図は該実施例における定電流負荷
回路の具体例を示す回路図、第4図は従来の電源装置を
示す回路図、第5図は従来回路と本考案による回路の電
源停止後のコンデンサの放電に伴なう電圧降下を比較し
て示す図である。
図、第2図および第3図は該実施例における定電流負荷
回路の具体例を示す回路図、第4図は従来の電源装置を
示す回路図、第5図は従来回路と本考案による回路の電
源停止後のコンデンサの放電に伴なう電圧降下を比較し
て示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】交流電力を整流する整流回路と、該整流回
路の整流出力を平滑化する平滑化コンデンサと、該平滑
化コンデンサと並列に接続され、電源停止後に前記平滑
化コンデンサに残留する電荷を放電する定電流負荷回路
と、前記平滑化コンデンサの直流平滑出力を別の出力に
変換する変換回路とを備えたことを特徴とする電源装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988001349U JP2524897Y2 (ja) | 1988-01-09 | 1988-01-09 | 電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988001349U JP2524897Y2 (ja) | 1988-01-09 | 1988-01-09 | 電源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01109292U JPH01109292U (ja) | 1989-07-24 |
JP2524897Y2 true JP2524897Y2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=31201161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988001349U Expired - Lifetime JP2524897Y2 (ja) | 1988-01-09 | 1988-01-09 | 電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524897Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4686155B2 (ja) * | 2004-09-17 | 2011-05-18 | 株式会社東芝 | 開閉器の操作電源装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61172310U (ja) * | 1985-04-16 | 1986-10-25 | ||
JPH0757067B2 (ja) * | 1986-08-08 | 1995-06-14 | 株式会社明電舎 | サ−ジ電圧抑制回路 |
-
1988
- 1988-01-09 JP JP1988001349U patent/JP2524897Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01109292U (ja) | 1989-07-24 |
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