JPH0119564Y2 - - Google Patents

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JPH0119564Y2
JPH0119564Y2 JP1680181U JP1680181U JPH0119564Y2 JP H0119564 Y2 JPH0119564 Y2 JP H0119564Y2 JP 1680181 U JP1680181 U JP 1680181U JP 1680181 U JP1680181 U JP 1680181U JP H0119564 Y2 JPH0119564 Y2 JP H0119564Y2
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circuit
full
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diode
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は交流電源を整流する事により直流電源
を得るようにした直流電源回路に関する。
第1図は従来の直流電源回路を示し(特開昭54
−158644に開示されている)、商用交流電源1を
全波整流する全波整流回路2の出力端子間に、コ
ンデンサ3,4とダイオード5との直列回路6を
接続すると共に、各コンデンサ3,4の両端をダ
イオード7,8を介して同一極方向に接続してい
る。なお9はインバータである。この回路動作を
第2図の波形図を参照して簡単に説明すると、全
波整流回路2の出力端子側には、第2図に示すよ
うに全波整流電圧aが現れる。この全波整流電圧
aはインバータ9に印加すると共に、直列回路6
のコンデンサ3,4に印加して充電する。この場
合、コンデンサ3,4は直列であるため、全波整
流電圧aの分圧した整流電圧bが個々のコンデン
サ3,4に印加することになる。そして、各コン
デンサ3,4は全波整流電圧bの上昇時に中途時
刻イからピーク時刻ロまでの間、交流電源1によ
り全波整流回路2、ダイオード5を介して充電さ
れ、時刻ロでコンデンサ電圧cは整流電圧bのピ
ーク電圧まで上昇する。ピーク時刻ロから整流電
圧bが下降するため、各コンデンサ3,4への充
電がなくなり、コンデンサ電圧bはその値を保
つ。時刻ハをすぎると、コンデンサ電圧cが全波
整流電圧aよりも高くなるため、オフ状態にあつ
た各ダイオード8,7がオンして、時刻ハから時
刻ニまでの間、各コンデンサ3,4からインバー
タ9に放電する。この放電中は、全波整流回路2
が非導通となり、交流電源1から全波整流回路2
を介してインバータ9へ電流が流れなくなる。時
刻ニになると、コンデンサ電圧cが全波整流電圧
aよりも低くなるため、ダイオード8,7がオフ
して、各コンデンサ3,4が放電しなくなり、そ
の後コンデンサ電圧cはその時の値を保つと共
に、全波整流回路2が導通する。時刻イでコンデ
ンサ電圧cが整流電圧bよりも低くなり、各コン
デンサ3,4への充電が開始される。以後同様の
動作がくり返えされる。従つて、この回路全体の
出力電圧、即ち、インバータ9への入力電圧は波
形dで示す如く平滑された直流電圧となり、その
出力電圧dはOVまで低下することがないので、
インバータ9を安定して動作させることができ
る。また、全波整流回路2の入力電流は、波形e
で示すような電流となり、直列回路6の入力電流
は波形fで示すような電流となるので、交流電源
1から回路全体に入力する電流は波形gで示すよ
うに、従来の直流電源回路に比較して休止区間が
短く、しかもピーク値が低い電流となり、力率が
よくなる。しかしながら、入力力率の改善がまだ
不十分であり、より一層の入力力率の向上が望ま
れていた。
本考案は上記点に鑑み、簡単な構成でもつて入
力力率を一層高めるようにしたものであり、その
特徴とするところは、交流電源を全波整流する全
波整流回路の出力端子間に、複数のコンデンサと
該コンデンサに充電方向のダイオードとの直列回
路を接続すると共に、前記コンデンサの両端を放
電方向のダイオードを介して同一極方向に接続し
て、前記全波整流回路の出力電圧のピーク値より
低い電圧で整流平滑する平滑回路を形成した直流
電源回路において、前記直列回路の放電電流が流
れない位置に、電流制限素子を介装した点にあ
る。
以下、本考案を図示の実施例に従つて説明する
と、第3図に示すように、電流制限素子であるチ
ヨークコイル10を、直列回路6の放電電流が流
れない位置、即ちダイオード7の接続位置イとダ
イオード8の接続位置ロとの間に介装している。
従つてチヨークコイル10により、コンデンサ
3,4を充電するときの充電電流のピーク値を低
く抑え、直列回路6の入力電源流は第2図に示す
波形f′で示すような電流となると共に、交流電源
1から回路全体に入力する電流は第2図に波形
g′で示すようになり、両者入力電流のピーク値が
低く抑えられ、これにより直流電源回路の入力力
率を一層高めることができる。しかもチヨークコ
イル10は電流の流入により銅損、鉄損を生じる
が、チヨークコイル10にはコンデンサ3,4を
充電するときのみ電流が流れるのみで、コンデン
サ3,4の電荷を放出するときにはチヨークコイ
ル10には電流が流れない為、このときには電力
損は無く、わずかな電力損で済む。
第4図は第3図の変形例であり、直列回路6に
コンデンサ3,4及びダイオード5のほかにコン
デンサ11及びダイオード12を設け、各コンデ
ンサ3,4,11の両端をダイオード7,8,1
3,14を介して全波整流回路2の出力端子間に
接続している。この場合全波整流回路2の出力に
より3個のコンデンサ3,4,11をダイオード
5,12及びチヨークコイル10を介して直列に
充電し(各コンデンサ3,4,11は出力電圧a
のピーク電圧の1/3に充電される)、各コンデンサ
3,4,11の電荷はダイオード7,8,13,
14を介して放電され、またチヨークコイル10
には充電時のみ電流が流れ、放電時は電流が流れ
ず、前記実施例と同様に入力力率を高めることが
できる。
なお、前記実施例では電流制限素子としてチヨ
ークコイル10を使用しているが、これに代え抵
抗を使用してもよい。また、インバータ9を直流
電源回路の負荷としているが、負荷はこれに限定
されず、例えばソレノイド、電磁石等であつても
よい。
本考案によれば、全波整流回路の出力端子間に
接続され、かつ複数のコンデンサと該コンデンサ
に充電方向のダイオードとから成る直列回路に、
電流制限素子を介装しているので、この電流制限
素子により前記コンデンサへの充電電流のピーク
値を抑え、実効入力電流値を低くすることができ
しかも電流制限素子は放電電流が流れない位置に
あるので、該電流制限素子による電力損が僅かな
電力損で済み、従つて直流電源回路の入力力率を
より一層効果的に高めることができる。また従来
回路に単に電流制限素子を介装しただけであるか
ら、構成が頗る簡単であり、製造容易でかつ安価
に提供でき、その実用的効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す回路図、第2図は動作を
説明するための波形図、第3図は本考案の一実施
例を示す回路図、第4図は他の実施例を示す回路
図である。 1……商用交流電源、2……全波整流回路、
3,4……コンデンサ、5……ダイオード、6…
…直列回路、7,8……ダイオード、10……チ
ヨークコイル(電流制限素子)、11……コンデ
ンサ、12,13,14……ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交流電源を全波整流する全波整流回路の出力端
    子間に、複数のコンデンサと該コンデンサに充電
    方向のダイオードとの直列回路を接続すると共
    に、前記コンデンサの両端を放電方向のダイオー
    ドを介して同一極方向に接続して、前記全波整流
    回路の出力電圧のピーク値より低い電圧で整流平
    滑する平滑回路を形成した直流電源回路におい
    て、前記直列回路の放電電流が流れない位置に、
    電流制限素子を介装したことを特徴とする直流電
    源回路。
JP1680181U 1981-02-07 1981-02-07 Expired JPH0119564Y2 (ja)

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JP1680181U JPH0119564Y2 (ja) 1981-02-07 1981-02-07

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JPS57130542U JPS57130542U (ja) 1982-08-14
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JPS59181978A (ja) * 1983-03-31 1984-10-16 Matsushita Electric Works Ltd インバ−タ装置

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JPS57130542U (ja) 1982-08-14

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