JPH0733558Y2 - 充電機能付き電気かみそり - Google Patents
充電機能付き電気かみそりInfo
- Publication number
- JPH0733558Y2 JPH0733558Y2 JP7112589U JP7112589U JPH0733558Y2 JP H0733558 Y2 JPH0733558 Y2 JP H0733558Y2 JP 7112589 U JP7112589 U JP 7112589U JP 7112589 U JP7112589 U JP 7112589U JP H0733558 Y2 JPH0733558 Y2 JP H0733558Y2
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- JP
- Japan
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- voltage
- motor
- transistor
- current
- circuit
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Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はインバータ回路を備えた充電機能付き電気かみ
そりに関する分野に利用できる。
そりに関する分野に利用できる。
(ロ)従来の技術 本考案に関する従来技術は出願人が市販している電気か
みそりモデル番号SV−M47で、第1図に示した回路構成
である。この図面から理解されるように、商用電源は全
波整流され直流となりインバータ回路の出力捲線の両端
に発生する交流は整流素子を介して整流されて2次電池
を充電する。この電池の両端に電気かみそりのモーター
とスイッチの直列回路が接続されているためモーターが
ONされるとインバータ回路の出力捲線からの電流は2次
電池とモーターに流れている。万一モーターの故障でモ
ーター回路が切断されると、モーターに流出していた電
流までが2次電池に流れ電池が発熱し危険な状態となる
欠点を有している。
みそりモデル番号SV−M47で、第1図に示した回路構成
である。この図面から理解されるように、商用電源は全
波整流され直流となりインバータ回路の出力捲線の両端
に発生する交流は整流素子を介して整流されて2次電池
を充電する。この電池の両端に電気かみそりのモーター
とスイッチの直列回路が接続されているためモーターが
ONされるとインバータ回路の出力捲線からの電流は2次
電池とモーターに流れている。万一モーターの故障でモ
ーター回路が切断されると、モーターに流出していた電
流までが2次電池に流れ電池が発熱し危険な状態となる
欠点を有している。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 充電機能付き電気かみそりの使用中、モーター回路の断
線によって生ずる2次電池への急激な給電増加が問題と
なっており、この給電増加を生じせしめない回路構成を
提案する。
線によって生ずる2次電池への急激な給電増加が問題と
なっており、この給電増加を生じせしめない回路構成を
提案する。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案はモーター回路が断線した場合、2次電池とモー
ターに電力を供給している発振トランスの出力捲線の出
力を減少させて、2次電池への急激な給電増加を防いで
前項の問題点を解決する。その具体的な回路構成は
(へ)項の実施例で詳述する。
ターに電力を供給している発振トランスの出力捲線の出
力を減少させて、2次電池への急激な給電増加を防いで
前項の問題点を解決する。その具体的な回路構成は
(へ)項の実施例で詳述する。
(ホ)作用 バイパストランジスタのベースに接続された基準電圧素
子の電圧と、発振トランジスタのエミッタに接続された
分圧抵抗の電圧が比較され、その結果によってバイパス
トランジスタの電流量が変化し、その変化が発振トラン
ジスタの電流量を変化させる。本考案によれば分圧抵抗
の一つがモーターと並列接続されているから、モーター
の断線は分圧抵抗の電圧を高め、バイパストランジスタ
の電流量を増し、反対に発振トランジスタの電流を減少
させ結果的に出力捲線の出力は減り、電池への給電増加
は生じない。
子の電圧と、発振トランジスタのエミッタに接続された
分圧抵抗の電圧が比較され、その結果によってバイパス
トランジスタの電流量が変化し、その変化が発振トラン
ジスタの電流量を変化させる。本考案によれば分圧抵抗
の一つがモーターと並列接続されているから、モーター
の断線は分圧抵抗の電圧を高め、バイパストランジスタ
の電流量を増し、反対に発振トランジスタの電流を減少
させ結果的に出力捲線の出力は減り、電池への給電増加
は生じない。
(へ)実施例 図は本考案を説明するための回路図で、第1図は従来
例、第2図は本考案を示し、同一番号は同じ部品を示し
ている。
例、第2図は本考案を示し、同一番号は同じ部品を示し
ている。
(1)は全波整流回路で、その交流入力端は商用電源
(2)に接続され、その直流出力端には抵抗(4)、平
滑コンデンサ(3)及び雑音防止用コイル(5)の直列
回路が接続されている。(6)は発振トランスで、その
出力捲線(7)の両端に整流器(8)を介して2次電池
(9)とスイッチ(10)とモーター(11)の直列回路が
接続されている。(12)は発振トランス(6)の入力捲
線で、その一端は全波整流回路(1)の正端に他端は発
振トランジスタ(13)のコレクタ(14)に接続されてい
て、該トランジスタ(13)が入力捲線(12)への入力を
制御する。(15)は前記トランジスタ(13)のエミッタ
(16)に接続された分圧抵抗で、第1抵抗(17)と第2
抵抗(18)から成る。(19)はバイパストランジスタで
そのコレクタ(20)が発振トランジスタ(13)のベース
(21)に接続され、そのベース(22)が基準電圧素子
(23)を経て前記分圧抵抗(15)と発振トランジスタ
(13)のエミッタ(16)の接続点に接続されている。従
って、分圧抵抗(15)に生じる電圧が基準電圧素子の電
圧より高いとバイパストランジスタは導通し、低いと非
導通になる。(24)は発振トランスの帰還用捲線であ
る。
(2)に接続され、その直流出力端には抵抗(4)、平
滑コンデンサ(3)及び雑音防止用コイル(5)の直列
回路が接続されている。(6)は発振トランスで、その
出力捲線(7)の両端に整流器(8)を介して2次電池
(9)とスイッチ(10)とモーター(11)の直列回路が
接続されている。(12)は発振トランス(6)の入力捲
線で、その一端は全波整流回路(1)の正端に他端は発
振トランジスタ(13)のコレクタ(14)に接続されてい
て、該トランジスタ(13)が入力捲線(12)への入力を
制御する。(15)は前記トランジスタ(13)のエミッタ
(16)に接続された分圧抵抗で、第1抵抗(17)と第2
抵抗(18)から成る。(19)はバイパストランジスタで
そのコレクタ(20)が発振トランジスタ(13)のベース
(21)に接続され、そのベース(22)が基準電圧素子
(23)を経て前記分圧抵抗(15)と発振トランジスタ
(13)のエミッタ(16)の接続点に接続されている。従
って、分圧抵抗(15)に生じる電圧が基準電圧素子の電
圧より高いとバイパストランジスタは導通し、低いと非
導通になる。(24)は発振トランスの帰還用捲線であ
る。
スイッチ(10)はモーターをON・OFFする以外に、その
接点(25)が分圧抵抗の第1、第2抵抗(17)(18)接
続点へ接続されており、第2抵抗(18)に並列接続され
る常態を切り替える働きをしている。即ち、従来の第1
図では第2抵抗の両端を短絡するかしないかを切替え、
本考案の第2図では第2抵抗の両端にモーターを並列に
接続したり、開放したりしている。
接点(25)が分圧抵抗の第1、第2抵抗(17)(18)接
続点へ接続されており、第2抵抗(18)に並列接続され
る常態を切り替える働きをしている。即ち、従来の第1
図では第2抵抗の両端を短絡するかしないかを切替え、
本考案の第2図では第2抵抗の両端にモーターを並列に
接続したり、開放したりしている。
次に回路の動作を説明する。
先ず、従来の第1図の動作を説明する。スイッチ(10)
をoffしてモーター回路を開くと即ち、充電のみの場
合、第2抵抗(18)の両端は短絡されていないから分圧
抵抗(15)に生ずる電圧は基準電圧素子(23)の電圧よ
り高くバイパストランジスタ(19)を導通し、発振トラ
ンジスタ(13)のベース(21)に流れる電流をバイパス
するため該トランジスタ(13)に流れる電流は小さく発
振トランジスタ(6)の出力捲線(7)に発生する電流
も小さくなり、2次電池(9)のみの充電電流に適す
る。スイッチ(10)をonし、モーター回路を閉じると同
時に分圧抵抗の第2抵抗(18)の両端が短絡され、分圧
抵抗(15)に生ずる電圧は基準電圧素子(23)の電圧よ
り低くなるのでバイパストランジスタ(19)は非導通と
なり、発振トランジスタ(13)のベース(21)電流は増
加して出力捲線(7)の電流も増加し、2次電池とモー
ターに充分な電流を供給する。このモーター使用中にモ
ーター回路が断線するとモーターに流れていた電流が全
て2次電池に流れ、電池を破壊にいたらしめる。
をoffしてモーター回路を開くと即ち、充電のみの場
合、第2抵抗(18)の両端は短絡されていないから分圧
抵抗(15)に生ずる電圧は基準電圧素子(23)の電圧よ
り高くバイパストランジスタ(19)を導通し、発振トラ
ンジスタ(13)のベース(21)に流れる電流をバイパス
するため該トランジスタ(13)に流れる電流は小さく発
振トランジスタ(6)の出力捲線(7)に発生する電流
も小さくなり、2次電池(9)のみの充電電流に適す
る。スイッチ(10)をonし、モーター回路を閉じると同
時に分圧抵抗の第2抵抗(18)の両端が短絡され、分圧
抵抗(15)に生ずる電圧は基準電圧素子(23)の電圧よ
り低くなるのでバイパストランジスタ(19)は非導通と
なり、発振トランジスタ(13)のベース(21)電流は増
加して出力捲線(7)の電流も増加し、2次電池とモー
ターに充分な電流を供給する。このモーター使用中にモ
ーター回路が断線するとモーターに流れていた電流が全
て2次電池に流れ、電池を破壊にいたらしめる。
次いで、第2図の本考案の実施例の動作を説明する。ス
イッチ(10)のoffの状態は従来例と同様分圧抵抗(1
5)の電圧は高く、充電電流に相当する小さい電流しか
出力捲線(7)に発生しない。スイッチ(10)をonする
とモーター回路が閉じられ同時に分圧抵抗の第2抵抗
(18)にモーター捲線が並列接続され、この並列回路は
第2抵抗単独時に比し、抵抗値が減少し結果的に分圧抵
抗全体の抵抗値を下げ、そこに発生する電圧が小さくな
りバイパストランス(19)を非導通として発振トランス
のベース電流のバイパスがなくなり発振トランジスタ
(13)に大きな電流が流れ出力捲線(7)に充電電流と
モーターに流れるに充分な電流が生じる。
イッチ(10)のoffの状態は従来例と同様分圧抵抗(1
5)の電圧は高く、充電電流に相当する小さい電流しか
出力捲線(7)に発生しない。スイッチ(10)をonする
とモーター回路が閉じられ同時に分圧抵抗の第2抵抗
(18)にモーター捲線が並列接続され、この並列回路は
第2抵抗単独時に比し、抵抗値が減少し結果的に分圧抵
抗全体の抵抗値を下げ、そこに発生する電圧が小さくな
りバイパストランス(19)を非導通として発振トランス
のベース電流のバイパスがなくなり発振トランジスタ
(13)に大きな電流が流れ出力捲線(7)に充電電流と
モーターに流れるに充分な電流が生じる。
使用中にモーター回路が断線すると、第2抵抗とモータ
ー回路の並列回路は第2抵抗(18)単独となり分圧抵抗
は大きくなり、バイパストランジスタを導通させ発振ト
ランジスタのベース電流をバイパスさせて、出力捲線の
電流を減少させ2次電池への充電電流の増加を生じな
い。
ー回路の並列回路は第2抵抗(18)単独となり分圧抵抗
は大きくなり、バイパストランジスタを導通させ発振ト
ランジスタのベース電流をバイパスさせて、出力捲線の
電流を減少させ2次電池への充電電流の増加を生じな
い。
(ト)考案の効果 本考案によれば、充電をしながら電気かみそりの使用中
モータが断線しても、直ちに分圧抵抗が上昇し、負荷に
与へていた電流を減少させるので2次電池に過大な電流
が流れる事がなく、電池を破壊する事がない。
モータが断線しても、直ちに分圧抵抗が上昇し、負荷に
与へていた電流を減少させるので2次電池に過大な電流
が流れる事がなく、電池を破壊する事がない。
図は本考案を説明するための充電機能付き電気かみそり
回路図で、第1図に従来例、第2図は本考案を示す。 (6)…発振トランス、(7)…出力捲線、(12)…入
力捲線、(13)…発振トランジスタ、(19)…バイパス
トランジスタ、(23)…基準電圧素子、(15)…分圧抵
抗、(10)…スイッチ。
回路図で、第1図に従来例、第2図は本考案を示す。 (6)…発振トランス、(7)…出力捲線、(12)…入
力捲線、(13)…発振トランジスタ、(19)…バイパス
トランジスタ、(23)…基準電圧素子、(15)…分圧抵
抗、(10)…スイッチ。
Claims (1)
- 【請求項1】インバータを構成する発振トランスの出力
捲線の両端に、整流器を介してスイッチとモーターの直
列回路と2次電池とを接続し、発振トランスの入力捲線
1の入力を制御する発振トランジスタのエミッタに分圧
抵抗を接続し、前記発振トランジスタのベース電流を制
御するバイパストランジスタのベースに基準電圧素子を
接続し、該素子の電圧と分圧抵抗の電圧を比較して、バ
イパストランジスタの導通を制御するものに於て、前記
分圧抵抗の中間接続点を前記スイッチに接続することに
よって、分圧抵抗の一つとモーターを並列接続すること
を特徴とする充電機能付き電気かみそり。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7112589U JPH0733558Y2 (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | 充電機能付き電気かみそり |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7112589U JPH0733558Y2 (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | 充電機能付き電気かみそり |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0311334U JPH0311334U (ja) | 1991-02-04 |
JPH0733558Y2 true JPH0733558Y2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=31607880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7112589U Expired - Fee Related JPH0733558Y2 (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | 充電機能付き電気かみそり |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0733558Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-06-16 JP JP7112589U patent/JPH0733558Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0311334U (ja) | 1991-02-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |