JPH0514689Y2 - - Google Patents

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JPH0514689Y2
JPH0514689Y2 JP1985141476U JP14147685U JPH0514689Y2 JP H0514689 Y2 JPH0514689 Y2 JP H0514689Y2 JP 1985141476 U JP1985141476 U JP 1985141476U JP 14147685 U JP14147685 U JP 14147685U JP H0514689 Y2 JPH0514689 Y2 JP H0514689Y2
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circuit
smoothing
diode
inrush current
smoothing capacitor
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は、交流入力を整流平滑する回路の突入
電流抑制回路に関するものである。
(従来技術とその問題点) 交流入力を整流、平滑して直流電圧を発生させ
る場合、一般に平滑用チヨークコイルは定常電流
値に対して設計されるので、交流入力印加後チヨ
ークが飽和して平滑用コンデンサには、かなり大
きな突入電流が流れる。これをさける為に従来
種々の突入電流抑制回路が用いられている。図1
a,b及び図2に従来の回路例を示し、この動作
を次に説明する。
図1aにおいて、入力スイツチSW1をONに
した直後は、抵抗R1、整流器RECT(ダイオー
ドD1〜D4のブリツジ回路)、平滑用チヨーク
コイルL1を通じて平滑用コンデンサC1は徐々
に充電される。この時の最大充電電流は、ほぼ入
力電圧と抵抗R1の値で決定される。次に、平滑
用コンデンサC1が充分充電されたタイミングを
タイマーT1で測定して双方向サイリスタSCR
1を導通させ、抵抗R1を短絡し、負荷RLに直
流電力を供給するように動作する。
図1bの例は、交流入力を整流した後に突入電
流抑制回路を備えたもので、図1aで用いられた
双方向サイリスタSCR1が図1bではサイリス
タSCR2になつている。しかし、この様な構成
では整流器RECTと直列に半導体素子SCR1又は
SCR2が接続される為、この素子の電圧降下に
より損失が増加し、電力効率を低下させる欠点が
ある。
次に、図2について説明する。この従来例は、
図1a,bに示したSCR1,SCR2の代りに継
電器を使用するもので、タイマーT1の接点t1
により継電器MC1を励磁し、その接点mc1で
抵抗R1を短絡する。この例では、図1a,bの
例と比べ電力損失は少ないという長所はあるが、
入力主回路に機械的接点を使用するので、入力電
圧、電流が大きい場合などには信頼性の点で問題
がある。
(考案の目的) 本考案は、このような従来技術の欠点を除くと
共に、長所だけを活用した突入電流抑制回路を提
供するものである。
(考案の構成と作用) 以下本考案について詳細に説明する。
図3に本考案による回路例を示す。本考案では
入力整流回路の一部を突入電流抑制回路として使
用するもので、交流電圧を整流ブリツジ回路のダ
イオードD1〜D4で整流し、その後平滑用コン
デンサC1又は平滑用チヨークコイルL1と平滑
用コンデンサC1で平滑する整流平滑回路におい
て、この整流ブリツジ回路の少なくとも対向しな
い二辺をそれぞれダイオードと突入電流を抑制す
る抵抗との直列回路、例えばダイオードD3,D
4と抵抗R3,R4との直列回路とし、更にこの
ダイオードD3,D4と抵抗R3,R4とによる
各々の直列回路に対し並列に前記ダイオードD
3,D4と同極性方向にサイリスタSCR3,
SCR4をそれぞれ設け、交流電圧印加により前
記平滑用コンデンサC1が充電された後前記サイ
リスタSCR3,SCR4に点弧信号を継続して与
えて動作状態と成し全位相導通形の整流ブリツジ
回路として使用するように構成されている。
図3において、入力スイツチSW1をONにす
ると平滑用コンデンサC1はダイオードD1、平
滑用チヨークコイルL1、コンデンサC1、ダイ
オードD4、抵抗R4(他の半サイクルではD
2,L1,C1,D3,R3)の回路を通じて
徐々に充電される。この時の最大電流は、入力電
圧と抵抗R3,R4の値によつて決定される。平
滑用コンデンサC1が充分充電されると、従来の
回路と同様にタイマーT1によりサイリスタ
SCR3,SCR4が導通され、これらのサイリス
タSCR3,SCR4を通じて負荷RLに電力を供給
する。
即ち本考案によれば、従来の回路に比べ、突入
電流抑制回路を入力整流素子が兼ねる為、突入電
流抑制回路をつけない場合と、ほぼ同じ損失で回
路を構成することができる。又、主回路に機械的
接点を有しないので信頼性も高い。
なお、前記実施例では整流ブリツジ回路の少な
くとも対向しない二辺をダイオードD3,D4が
設けられている辺を二辺とし、このダイオードD
3,D4に直列に突入電流を抑制する抵抗R3,
R4をそれぞれ設けると共に、このダイオードD
3,D4と抵抗R3,R4とによる各々の直列回
路に対し並列に前記ダイオードと同極性方向にサ
イリスタSCR3,SCR4をそれぞれ設けたもの
であるが、他の二辺としてダイオードD1とD2
が設けられている辺を二辺として、前記したダイ
オード、抵抗、サイリスタの直並列回路として構
成してもよいし、更にはこのような回路構成をダ
イオードD1とD3、或いはダイオードD2とD
4の組合せの二辺、即ち整流ブリツジ回路の対向
しない二辺に設けても同様な作用効果を奏するも
のである。勿論必要に応じてダイオードD1〜D
4が設けてある全辺を、前記したダイオード、抵
抗、サイリスタの直並列回路として構成すること
も可能である。
(考案の効果) このように本考案によれば、余分な電力損失を
伴わず、簡単な回路により信頼性の高い交流入力
突入電流抑制回路が構成できる。特に入力電流が
大きな場合など、従来の突入電流抑制回路での損
失は極めて大きく、本考案による損失低減の効果
はさらに大きくなる。
【図面の簡単な説明】
図1a,b及び図2は従来の突入電流抑制回路
を示す回路図、図3は本考案の実施例を示す回路
図である。 SW1……交流入力スイツチ、SCR1……双方
向サイリスタ、SCR2,SCR3,SCR4……サ
イリスタ、L1……平滑用チヨークコイル、D
1,D2,D3,D4……ダイオード、C1……
平滑用コンデンサ、R1,R3,R4……抵抗、
RL……負荷、T1……タイマー、MC1……継
電器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交流電圧を整流ブリツジ回路で整流し、その後
    平滑用コンデンサ又は平滑用チヨークコイルと平
    滑用コンデンサで平滑する整流平滑回路におい
    て、前記整流ブリツジ回路の少なくとも対向しな
    い二辺をそれぞれダイオードと突入電流を抑制す
    る抵抗との直列回路とし、かつこのダイオードと
    抵抗との各直列回路に対し並列に前記ダイオード
    と同極性方向にサイリスタをそれぞれ設け、交流
    電圧印加により前記平滑用コンデンサが充電され
    た後前記サイリスタに点弧信号を継続して与えて
    動作状態と成し、全位相導通形の整流ブリツジ回
    路として使用し得るように構成したことを特徴と
    する突入電流抑制回路。
JP1985141476U 1985-09-18 1985-09-18 Expired - Lifetime JPH0514689Y2 (ja)

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JPS6251927U JPS6251927U (ja) 1987-03-31
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JP2842896B2 (ja) * 1989-07-15 1999-01-06 中部電力株式会社 異なるバンク間の変圧器の低圧側負荷切替方法
JP6291432B2 (ja) * 2015-02-04 2018-03-14 矢崎総業株式会社 突入電流抑制回路

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JPS4915688U (ja) * 1972-05-13 1974-02-08

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