JP3365994B2 - フライバックコンバータ - Google Patents
フライバックコンバータInfo
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Description
バータに関するものである。 【0002】 【従来の技術】図2は、従来より用いられているフライ
バックコンバータの回路図であり、抵抗16に流れる負
荷電流を電流検出回路17で検出して信号を出力するも
のであるが、抵抗16に大型の電力用抵抗を使うため、
〔数1〕で表される大きな電力を消費し、回路の効率を
低下させるとともに材料費が高くなり、実装面積も大き
くなるという問題があった。 【0003】 【数1】【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記のような問題があ
ったため、電力の消費が少ない、小型の抵抗で対応でき
るフライバックコンバータが要求されていた。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決したものであり、出力の負荷電流が大きくなると、
インバータ5のオン時間が負荷電流に比例して長くな
り、コンデンサ13の電圧が負荷電流に比例して上昇す
ることを利用して、このコンデンサ13の電圧を電圧検
出回路15で検出し、負荷電流値の信号を出力しようと
するものである。すなわち、2次巻線P2と接続した第
1のダイオード7と第1の平滑コンデンサ8とからなる
整流・平滑回路を介して直流電圧を供給するフライバッ
クコンバータにおいて、第1のダイオード7のアノード
に第2のダイオード11のカソードを接続し、第2のダ
イオードのアノードに第1の抵抗12の一端を接続し、
該抵抗12の他端と2次巻線P2との間に、第2のコン
デンサ13と第2の抵抗14と第2のコンデンサ13の
電圧を検出する電圧検出回路15とを並列接続し、1次
側のインバータ5のオン時間を、出力の負荷電流による
第2のコンデンサ13の充電電圧として上記の電圧検出
回路15で検出して信号を出力することを特徴とするフ
ライバックコンバータである。 【0006】 【発明の実施の形態】図1のように、2次巻線P2に接
続した第1のダイオード7のアノードに第2のダイオー
ド11のカソードを接続し、第2のダイオードのアノー
ドに第1の抵抗12の一端を接続し、該抵抗12の他端
と2次巻線P2との間に、第2のコンデンサ13と第2
の抵抗14および第2のコンデンサ13の電圧を検出す
る電圧検出回路15とを並列接続する。上記のように構
成することで、電力の消費が少ない、小型の抵抗で対応
できる負荷電流検出回路を備えたフライバックコンバー
タを実現することができる。 【0007】 【実施例】以下、本発明について、図面を参照しながら
詳細に説明する。図1は、本発明のフライバックコンバ
ータの基本回路図である。本発明の基本原理は、フライ
バックコンバータ回路のインバータ5のオン時間が負荷
10に流れる電流に比例して長くなることを利用するも
のであるが、インバータ5がオンの時に2次巻線P2に
接続された、第2のダイオード11を介して第2のコン
デンサ13を充電すると、該コンデンサ13の電圧も負
荷10に流れる電流に比例して増大し、この電圧は、イ
ンバータ5のオン時間に比例して増大するので、これを
電圧検出回路15で検出して信号を出力することができ
る。上記の関係を表すと、次の〔数2〕のようになる。 【0008】 【数2】 【0009】図3は、出力電圧24Vのフライバックコ
ンバータを使用した時の負荷10に流れる電流と第2の
コンデンサ13の電圧との関係を示し、その時の条件
は、第1の抵抗:10kΩ、第2のコンデンサ:0.1
μF、第2の抵抗:33kΩである。これらの抵抗は、
いずれも1/4W以下の小電力の抵抗で、かつ小型で、
フライバックコンバータに使用した時、消費する電力も
〔表1〕のとおり、小さい値である。〔表1〕に実施例
と従来例のフライバックコンバータの負荷電流検出回路
に使用される抵抗の定格、サイズ、W数を比較して示
す。これより明らかなように、実施例では抵抗のワット
数、サイズともに従来例より著しく低減することができ
る。 【0010】 【表1】【0011】 【発明の効果】上記したとおり、本発明の実施例による
フライバックコンバータは、小型の抵抗で対応が可能
で、回路の効率を高めることができ、部材の大幅なコス
トダウンが図れ、部品の実装面積も小さくすることがで
きる。
用した時の負荷10に流れる電流と第2のコンデンサ1
3の電圧との関係を示した図である。 【符号の説明】 1 交流電源 2 整流ダイオード 3 平滑コンデンサ 4 コンバータトランス 5 インバータ 6 制御回路 7 ダイオード 8 コンデンサ 9 電圧検出回路 10 負荷 11 ダイオード 12 抵抗 13 コンデンサ 14 抵抗 15 電圧検出回路 16 抵抗 17 電流検出回路
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 2次巻線と接続した第1のダイオードと
第1の平滑コンデンサとからなる整流・平滑回路を介し
て直流電圧を供給するフライバックコンバータにおい
て、 第1のダイオードのアノードに第2のダイオードのカソ
ードを接続し、第2のダイオードのアノードに第1の抵
抗の一端を接続し、該抵抗の他端と2次巻線との間に、
第2のコンデンサと第2の抵抗と第2のコンデンサの電
圧を検出する電圧検出回路とを並列接続し、1次側のイ
ンバータのオン時間を、出力の負荷電流による第2のコ
ンデンサの充電電圧として、上記の電圧検出回路で検出
して信号を出力することを特徴とするフライバックコン
バータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000235587A JP3365994B2 (ja) | 2000-08-03 | 2000-08-03 | フライバックコンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000235587A JP3365994B2 (ja) | 2000-08-03 | 2000-08-03 | フライバックコンバータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002051547A JP2002051547A (ja) | 2002-02-15 |
JP3365994B2 true JP3365994B2 (ja) | 2003-01-14 |
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ID=18727775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2000235587A Expired - Fee Related JP3365994B2 (ja) | 2000-08-03 | 2000-08-03 | フライバックコンバータ |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3365994B2 (ja) |
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2000
- 2000-08-03 JP JP2000235587A patent/JP3365994B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2002051547A (ja) | 2002-02-15 |
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