JP2002101659A - フライバックコンバータ - Google Patents
フライバックコンバータInfo
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Abstract
せず、実装面積を小さくし、回路の消費電力を低減す
る。 【解決手段】 第1(第2)のトランスの2次側に整流
・平滑回路と、負荷に並列接続した第1(第2)の出力
電圧検出回路とを備え、該出力電圧検出回路により制御
される第1(第2)のトランスの1次側に接続した第1
(第2)のインバータ回路を有する第1(第2)の回路
と、第1の出力電圧検出回路に接続された比較回路とを
有するフライバックコンバータにおいて、各整流・平滑
回路の第1のダイオードに、第2のダイオードを順方向
接続し、第2のダイオードのアノードと第1のダイオー
ドのカソード間に第1および第2の分圧抵抗を接続し、
第2のダイオードのアノードと2次巻線との間にコンデ
ンサを接続し、かつ上記各分圧抵抗で分圧した第1およ
び第2の回路の電圧を比較回路に入力する。
Description
ックコンバータからなり、各コンバータを自動調節によ
り並列運転できるフライバックコンバータに関するもの
である。
タを並列接続した従来のフライバックコンバータの回路
図で、出力回路に抵抗を挿入して、回路に流れる電流を
抵抗で検出して、並列運転する各フライバックコンバー
タの電流値を均等化するものであるが、各フライバック
コンバータを自動調節により並列運転する時、電流、電
圧値の増大、変動に対応するため、耐電流性あるいは耐
電力性の大きな抵抗を必要とし、部品・材料費が高くな
り、また、放熱性維持のため部品を大型化し、実装面積
も広くする必要があり、消費電力が増大するという問題
があった。
ったため、部品を大型化せず、部品の実装面積も小さく
でき、回路の消費電力も低減することができるフライバ
ックコンバータが要求されていた。
解決したものであり、図1のように、各々のトランスの
二次巻線にインバータ回路5、7がオンの時に直流電圧
が発生するように、各々整流用の第2のダイオード1
5、20と平滑用のコンデンサ16、21を接続するこ
とにより、コンデンサ16とコンデンサ21の電圧の差
を比較回路19で検出し、出力電圧検出回路10を調節
し、インバータ回路5にフィードバックしてトランス4
の出力電力をトランス6の出力電力と一致させようとす
るものである。すなわち、第1のトランス4の2次側に
整流・平滑回路と、負荷14に並列接続した第1の出力
電圧検出回路10とを備え、該出力電圧検出回路10に
より制御される第1のトランスの1次側に接続した第1
のインバータ回路5を有する第1の回路と、第2のトラ
ンス6の2次側に整流・平滑回路と、負荷14に並列接
続した第2の出力電圧検出回路13とを備え、該出力電
圧検出回路13により制御される第2のトランスの1次
側に接続した第2のインバータ回路7を有する第2の回
路と、第1の出力電圧検出回路10に接続された比較回
路19とを有するフライバックコンバータにおいて、上
記の各整流・平滑回路の第1のダイオード8、11に、
第2のダイオード15、20を順方向接続し、第2のダ
イオード10、15のアノードと第1のダイオード8、
11のカソード間に第1の分圧抵抗18、23と第2の
分圧抵抗17、22を接続し、第2のダイオード15、
20のアノードと2次巻線との間にコンデンサ16、2
1を接続し、かつ上記各分圧抵抗で分圧した第1および
第2の回路の電圧を比較回路19に入力することを特徴
とするフライバックコンバータである。
ンバータの各整流・平滑回路の第1のダイオード8、1
1に、第2のダイオード15、20を順方向接続し、比
較回路19への入力電圧を分圧する第1の分圧抵抗1
8、23と、第2の分圧抵抗17、22とを第2のダイ
オード15、20のアノードと第1のダイオード8、1
1のカソード間に接続し、第2のダイオード15、20
のアノードと2次巻線との間にコンデンサ16、21を
接続する。
ンバータの基本回路図である。本発明の動作原理は、フ
ライバックコンバータのオン時間がトランスの出力電流
に比例し、コンデンサ16、21の電圧が各々、トラン
ス4、6の2次巻線の電流に比例することに基づくもの
である。この原理より、コンデンサ16、21の電圧を
比較回路19で比較し、コンデンサ16の電圧がコンデ
ンサ21の電圧より低い時は、出力電圧検出回路10に
より、インバータ回路5のオン時間を長くしてトランス
4の2次巻線の電流を大きくする。逆に、コンデンサ1
6の電圧がコンデンサ21の電圧より高い時は、出力電
圧検出回路10により、インバータ回路5のオン時間を
短くしてトランス4の2次巻線の電流を小さくする。こ
のようにして、並列接続した各フライバックコンバータ
の電流値を均等化することができる。また、トランス4
の2次巻線より得られる全出力電流を分圧抵抗17、1
8およびコンデンサ16で検出し、基準電圧を設定し、
トランス6の2次巻線より得られる電流を分圧抵抗2
2、23およびコンデンサ21で検出して比較する電圧
を発生させ、比較回路19への入力電圧を安定化させる
ことができる。一方、図2の従来例のフライバックコン
バータを用いた場合には、上記したようなコンデンサの
電圧比較−2次巻線の電流調整−インバータ回路のオン
時間の調整−各フライバックコンバータの電流の均等化
を図る回路構成ではなく、回路の消費電力の大きな大型
の抵抗を、実装面積を大きく取って配置しており、部材
がコスト高になる。また、本発明によるフライバックコ
ンバータの部品の消費電力を従来例と比較すると、従来
例の図2の抵抗24、27は、2次巻線電流による消費
電力(P=I2R)が非常に大きく、例えばI=5A、
R=0.02Ωの場合ではP=0.5Wとなるのに対
し、実施例の図1では、分圧抵抗17、18、22、2
3に流れる電流は非常に小さく0.1mAであるので、
分圧抵抗で発生する消費電力は、1個当たりR=4.7
kΩmax、I=0.1mAより4.7×10−5Wと
なり、消費電力を著しく小さくすることができた。本発
明によるフライバックコンバータの部品の実装面積、回
路の消費電力、および部材コストを従来のものと比較す
ると、〔表1〕のようになる。〔表1〕より、本発明の
フライバックコンバータは、従来のものに比べて部品実
装面積を40%にまで小さくすることができ、回路の消
費電力も8%程度にまで小さくすることができ、コスト
も1/3程度に低減することができる。
発明によるフライバックコンバータは、部品を大型化せ
ず、部品の実装面積も小さくでき、回路の消費電力も低
減することができ、部材コストを大幅に低減することが
できる。
路図である。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 第1のトランスの2次側に整流・平滑回
路と、負荷に並列接続した第1の出力電圧検出回路とを
備え、該出力電圧検出回路により制御される第1のトラ
ンスの1次側に接続した第1のインバータ回路を有する
第1の回路と、第2のトランスの2次側に整流・平滑回
路と、負荷に並列接続した第2の出力電圧検出回路とを
備え、該出力電圧検出回路により制御される第2のトラ
ンスの1次側に接続した第2のインバータ回路を有する
第2の回路と、第1の出力電圧検出回路に接続された比
較回路とを有するフライバックコンバータにおいて、 上記の各整流・平滑回路の第1のダイオードに、第2の
ダイオードを順方向接続し、第2のダイオードのアノー
ドと第1のダイオードのカソード間に第1および第2の
分圧抵抗を接続し、第2のダイオードのアノードと2次
巻線との間にコンデンサを接続し、かつ上記各分圧抵抗
で分圧した第1および第2の回路の電圧を比較回路に入
力することを特徴とするフライバックコンバータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000288510A JP4460131B2 (ja) | 2000-09-22 | 2000-09-22 | フライバックコンバータ |
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Publications (2)
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JP4460131B2 JP4460131B2 (ja) | 2010-05-12 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN101841252A (zh) * | 2010-05-11 | 2010-09-22 | 英伟力新能源科技(上海)有限公司 | 一种主动能量解耦的光伏并网逆变器 |
JP2015070787A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | オーツー マイクロ, インコーポレーテッド | 電力変換器 |
WO2018096847A1 (ja) * | 2016-11-28 | 2018-05-31 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 電源回路装置 |
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- 2000-09-22 JP JP2000288510A patent/JP4460131B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPWO2018096847A1 (ja) * | 2016-11-28 | 2019-07-18 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 電源回路装置 |
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