JP2520376B2 - 新規な有機化合物 - Google Patents

新規な有機化合物

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JP2520376B2
JP2520376B2 JP6240952A JP24095294A JP2520376B2 JP 2520376 B2 JP2520376 B2 JP 2520376B2 JP 6240952 A JP6240952 A JP 6240952A JP 24095294 A JP24095294 A JP 24095294A JP 2520376 B2 JP2520376 B2 JP 2520376B2
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D307/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
    • C07D307/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings
    • C07D307/34Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
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    • C07D307/40Radicals substituted by oxygen atoms
    • C07D307/42Singly bound oxygen atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D307/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
    • C07D307/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings
    • C07D307/34Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D307/38Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with substituted hydrocarbon radicals attached to ring carbon atoms
    • C07D307/52Radicals substituted by nitrogen atoms not forming part of a nitro radical

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Furan Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラニチジン又はその酸
付加塩の製造において、その中間体として有用である新
規な有機化合物に関する。
【0002】
【従来の技術】ラニチジンは、体系的命名法では、N−
〔2−〔〔〔5−〔(ジメチルアミノ)メチル〕−2−
フラニル〕メチル〕チオ〕エチル〕−N'−メチル−2−
ニトロ−1,1−エテンジアミンと呼ばれ、次の構造式
(I)
【0003】
【化2】
【0004】を有する既知の化合物である。この化合物
は、選択的なヒスタミンH2 拮抗剤として強力な作用を
有し、特に、胃潰瘍及び十二指腸潰瘍に対する重要な薬
剤として知られている。かかるラニチジンに関する最初
の文献は英国特許第 1,565,966号明細書であつて、これ
はまた、ラニチジン及び関連化合物の多数の製造方法に
ついて記載している。それらは、容易に入手し得る原料
から一連の工程と煩瑣な精製方法を必要とし、しかも収
率が低い。
【0005】従つて、その後、ラニチジンの製造につい
て、幾つかの改善された方法が提案されている。これら
のなかで特に重要なものについて、以下に説明する。米
国特許第 4,497,961号明細書は、式(A)
【0006】
【化3】
【0007】で表わされるチオールを式(B)
【0008】
【化4】
【0009】(式中、Lは脱離基であり、好ましくはハ
ロゲンである。)で表わされるアルキル化剤と反応させ
る方法を記載している。この方法において、上記チオー
ルに基づく収率は20〜30%程度とみられ、従つて、
容易に入手し得るフラン誘導体に基づく収率は非常に低
いものとみられる。米国特許第 4,440,938号明細書は、
前記チオール(A)と式(C)
【0010】
【化5】
【0011】で表わされるアジリジン化合物(エチレン
イミン化合物)との反応によるラニチジンの製造方法を
記載しており、また、英国特許第 2,075,980号明細書
も、前記(A)と(C)との反応によつてラニチジンを
製造する方法や、或いは(A)と(C)とにおいてメチ
ル基が結合している窒素原子が他の異なる基で置換され
ている類似の化合物を反応させることによつて、関連化
合物を製造する方法を記載している。この英国特許によ
れば、上記反応による収率は高く、ラニチジン製造の上
記最終反応工程における収率は、通常、80%以上であ
るとされている。
【0012】しかし、上記二つの出発物質がかなりによ
い収率にて得ることができるとされているとしても、上
記方法は、アジリジン化合物(C)を用いるので、工業
的な方法としては不適当である。アジリジン類は、一般
に、低濃度であつても突然変異的に発癌的に作用する極
めて有毒であり、且つ、非常に活性な物質である。工業
的にかかる物質を製造し、使用することは、非常に危険
であり、費用のかかる安全対策や管理対策を必要とす
る。
【0013】また、ヨーロツパ特許明細書第 55,626 B1
号によつて、化学構造式(D)
【0014】
【化6】
【0015】(式中、RはC1 〜C6 のアルキル基であ
る。)を有する化合物を高温にて大過剰のニトロメタン
と反応させることによるラニチジンの製造が既に知られ
ている。この方法は、チオールの生成が少ない点で有利
であるとされているが、明細書の実施例によれば、収率
は低く、精々20%である。更に、ニトロメタンの使用
は、かかる条件の下では爆発のおそれがあるので、上記
の方法は、工業的な方法としては適当ではない。
【0016】ヨーロツパ特許明細書第 59,082 A1号に
は、式(E)
【0017】
【化7】
【0018】を有する1−〔〔5−〔(ジメチルアミ
ノ)メチル〕−2−フラニルメチル〕チオ〕−N−メチ
ル−2−ニトロエタンアミンをアジリジンと反応させる
ことによるラニチジンの製造が記載されている。明細書
の実施例によれば、この方法による収率は、35〜45
%の範囲であるが、しかし、極めて有毒で発癌性のアジ
リジンを使用するので、この方法は、工業的に採用する
には不適当である。
【0019】更に、ヨーロツパ特許明細書第 64,869 A1
号には、5−〔(ジメチルアミノ)メチル〕−2−フラ
ンメタノールと下記式(F)
【0020】
【化8】
【0021】を有するジスルフイドとからのラニチジン
の製造が記載されている。この方法による利点は、低廉
で且つ容易に入手し得る出発物質を用いる点にあるとさ
れており、事実、シスタミンから誘導される上記構造式
(F)を有するジスルフイドは、純度の高い結晶として
容易に単離することができる。しかしながら、この利点
は、上記方法による収率が極めて低いことによつて、完
全に消し去られる。即ち、上記ヨーロツパ特許明細書に
おける実施例1の最終工程においては、3%(フラン誘
導体に基づく。)の収率にて固体物質を得、実施例2で
は12%の収率にて油状物質を得ている。
【0022】以上に述べた方法においては、出発物質と
して2−置換−5−〔(ジメチルアミノ)メチル〕フラ
ンが用いられており、その後の反応によつてニトロメチ
レン基が結合されている分子の一部が完成されるもので
ある。しかし、米国特許第 4,399,294号明細書には、式
(G)
【0023】
【化9】
【0024】で表わされるアルデヒドをジメチルアミン
及び Me2NCH2- 基を導入するための還元的アルキル化を
行ない得るアルキル化剤によつて処理することによるラ
ニチジンの製造が記載されている。しかし、上記アルデ
ヒド(G)は、複雑な反応工程を経て、構造式(H)
【0025】
【化10】
【0026】をもつ2−〔(アミノエチル)チオール〕
メチルフランから誘導されるものである。この方法によ
る利点がいずれにあるかは上記明細書に説明されていな
いが、いずれにしても、実施例から判断して、最終工程
における収率が非常に低く、しかも、出発物質である上
記アルデヒドは、化合物(H)からアミノ基をフタルイ
ミド基によつて保護しつつ、5工程を経て製造される。
従つて、上記方法は、商業的規模でラニチジンを製造す
るための方法としては不適当である。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】それ故に、容易に入手
し得る出発物質から技術的に簡単な反応工程にて高い収
率で且つ高い純度で、しかも複雑な精製工程を要せずし
て、ラニチジンを製造することができる工業的に採用し
得る方法が強く要請されている。本発明は、かかる要請
に応えるために、それ自体、容易に入手し得る出発物質
から簡単に製造することができ、しかも、それを出発物
質として用いることによつて、上記したように、ラニチ
ジンを工業的に有利に製造することができる新規な有機
化合物を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、式
(V)
【0029】
【化11】
【0030】で表わされる新規な有機化合物N−〔2−
〔〔〔5−(ヒドロキシメチル)−2−フラニル〕メチ
ル〕チオ〕エチル〕−N'−メチル−2−ニトロ−1,1−
エテンジアミンが提供される。
【0031】本発明によるかかる新規な有機化合物を出
発物質として用いて、前記式(I)で表わされるラニチ
ジン又はその酸付加塩を製造する方法について説明す
る。
【0032】その方法によれば、前記式(V)で表わさ
れるN−〔2−〔〔〔5−(ヒドロキシメチル)−2−
フラニル〕メチル〕チオ〕エチル〕−N'−メチル−2−
ニトロ−1,1−エテンジアミンを有機溶剤中、例えば、
ジメチルホルムアミド中にてジメチルアミンと一般式
(VI)
【0033】
【化12】
【0034】(式中、Hal は臭素又は塩素を示す。)で
表わされる N,N−(ジメチルアミノ)トリフエニルホス
ホニウムハライドと反応させてラニチジンを得ることが
できる。その後、必要に応じて、ラニチジンをその酸付
加塩に変換することができる。
【0035】上述したラニチジン又はその酸付加塩の製
造は、以下の反応スキームAに示される。この反応スキ
ームには、上述したラニチジン又はその酸付加塩の製造
に用いられる中間体であつて、従来、知られていない新
規化合物(IV)及び(V)の製造も併せて示す。
【0036】
【化13】
【0037】出発物質である5−〔〔(2−アミノエチ
ル)チオ〕メチル〕−2−フランメタノール(II)は、
米国特許第 4,233,302号明細書によつて既に知られてお
り、そこでは、この化合物は、2−〔〔5−(ヒドロキ
シメチル)−2−フラニルメチル〕チオ〕エタンアミン
と呼ばれている。この化合物は、従来、ラニチジンの製
造のために用いられたことがなく、物理的なデータは知
られていない。上記米国特許明細書中の実施例4Dによ
れば、上記化合物は、フルフリルメルカプタンから4工
程を経て低い収率(21%)にて製造される。しかし、
下記の反応スキームBに示すように、今や、その化合物
が、異なる方法によつて、商業的に入手し得る5−
〔(ジメチルアミノ)メチル〕−2−フランメタノール
から高い収率(81%)にて得ることができることが見
出された。
【0038】
【化14】
【0039】化合物(II)と商業的に入手し得る1,1−
ビス(メチルチオ)−2−ニトロエチレン(IIIa)との
反応は、有機溶剤中、好ましくは、低級脂肪族アルコー
ル若しくはアセトニトリルのような他の低沸点極性有機
溶剤中にて行なわれ、この反応によつて化合物(IV)が
70〜80%の収率にて得られる。この反応は、好まし
くは、室温から用いる有機溶剤の沸点の間の温度で行な
われる。
【0040】この後の化合物(IV)とメチルアミンとの
反応は、例えば、低級アルコールやニトリル等のような
有機溶剤中にて穏やかな温度条件下、好ましくは0〜1
00℃の温度にて進行する。特に、エタノール、メタノ
ール及びアセトニトリルが好適であることが見いだされ
た。化合物(V)は高収率(90%以上)にて得られ
る。この方法は、工業的な方法として好適である。
【0041】驚くべきことには、化合物(V)は、比較
的穏やかな条件(約90℃)下に有機溶剤(例えば、ジ
メチルホルムアミド)中にて、N,N −(ジメチルアミ
ノ)トリフエニルホスホニウム塩とジメチルアミンとで
処理することによつて、50〜70%の高収率にてラニ
チジン(I)に変換されることが見出された。かかる方
法によれば、ラニチジンは、高い純度にて遊離の塩基と
して得ることができ、また、所望の場合には、ラニチジ
ンは、酸によつて塩酸塩のような塩に変換される。
【0042】上述した方法において用いられる試薬又は
反応物(VI)は、トリフエニルホスフインを例えばジメ
チルホルムアミドのような有機溶剤に溶解した後、これ
に塩素又はより好ましくは臭素を加え、最後にジメチル
アミンを過剰量加えることによつて、その場で (in sit
u)、又は貯蔵し得る溶液として調製することができる。
先行する反応工程と同様に、反応工程(iii)も工業的製
造に適し、そして全反応工程は、化合物(II)に基づい
て、約50%の全収率にてラニチジンを製造することを
可能とする。
【0043】従来、ジメチルアミノトリフエニルホスホ
ニウム塩とジメチルアミンとを用いて、穏やかな加熱に
よつてアルコール類をジメチルアミノ化合物に変換する
ことは知られていないので、以上に述べたように、中間
体(V)を穏やかな反応条件下に高い収率にてラニチジ
ン(I)に変換し得ることは、非常に驚くべきことであ
る。
【0044】また、反応において、中間体がその水酸基
においてのみ反応し、予期される如くに、多数の活性な
基を有する分子の他の側鎖において反応しないことも、
驚くべきことである。上述したようなラニチジンの製造
における特に有利な点は、用いるすべての出発物質が低
廉であり、それらが最終化合物の一部を形成しない限り
は、それらが容易に再生されることである(例えば、ト
リフエニルホスフイン)。
【0045】本発明によれば、上述したようなラニチジ
ンの製造において、出発物質として有利に用いることが
できる新規な有機化合物、即ち、構造式(V)で表わさ
れる化合物、N−〔2−〔〔〔5−(ヒドロキシメチ
ル)−2−フラニル〕メチル〕チオ〕エチル〕−N'−メ
チル−2−ニトロ−1,1−エテンジアミンが提供され
る。
【0046】更にまた、本発明によれば、構造式(IV)
【0047】
【化15】
【0048】で表わされる新規化合物、N−〔2−
〔〔〔5−(ヒドロキシメチル)−2−フラニル〕メチ
ル〕チオ〕エチル〕−1−メチルチオ−2−ニトロエテ
ンアミンも提供さる。この化合物は、化合物(V)のた
めの出発物質をなす。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、前記式(V)で表わさ
れる新規な有機化合物が提供される。この化合物(V)
を出発物質として用いることによつて、ラニチジンを工
業的に有利に製造することができる。即ち、上記化合物
(V)を例えばジメチルホルムアミドのような有機溶剤
中にてジメチルアミン及び式(VI)で表わされる N,N−
(ジメチルアミノ)トリフエニルホスホニウムハライド
と反応させることによつて、ラニチジンを製造すること
ができる。
【0050】前記一般式(V)で表わされる本発明によ
る新規な化合物は、既に知られており、且つ、容易に入
手し得る物質から短い反応工程にて高収率で得ることが
できる。従つて、本発明による新規な化合物を出発物質
として用いることによつて、容易に入手し得る原料物質
から工業的に簡単な反応工程にてラニチジンの全合成を
行なうことができ、しかも、複雑な精製工程の必要なし
に、高純度のラニチジンを高収率で製造することができ
る。ラニチジンは、必要に応じてその酸付加塩に変換さ
れる。
【0051】
【実施例】以下に本発明による化合物(V)の製造を実
施例として示すと共に、そのための中間体の製造及び本
発明による化合物(V)を用いるラニチジン又はその酸
付加塩の製造を参考例として示す。
【0052】参考例1 (5−(ヒドロキシメチル)−N,N,N −トリメチル−2
−フランメタンアミニウムブロミド(a)の製造) 臭化メチル(38g、400mmol)のアセトン(100
ml)溶液を5−〔(ジメチルアミノ)メチル〕−2−フ
ランメタノール(52.2g、336mmol)のアセトン
(300ml)溶液に30分を要して20〜30℃の温度
で滴下した。その後、25℃で更に1時間反応させた
後、生成した結晶を濾別し、アセトンにて洗浄した。6
0℃で乾燥して、標記化合物(a)81.4gを白色結晶
として得た(収率97%)。融点151〜153℃。 元素分析(C9 16BrNO2 として) 計算値 C 43.21, H 6.45, Br 31.95, N 5.60 測定値 C 43.11, H 6.45, Br 32.00, N 5.46%
【0053】(5−〔〔(2−アミノエチル)チオ〕メ
チル〕−2−フランメタノール(II)の製造) 5−(ヒドロキシメチル)−N,N,N −トリメチル−2−
フランメタンアミニウムブロミド(a)(100.0g、
400mmol)、システアミン(cysteamine、β−メルカ
プトエチルアミン)塩酸塩(48.0g、420mmol)及
び85%水酸化カリウム粉末(52.8g、800mmol)
を1−ブタノール/トルエン(混合比1:1)(600
ml)に懸濁させ、窒素下に18時間還流加熱した。25
℃に冷却後、懸濁液を(1)水(160ml)、(2)2
5%塩化ナトリウム水溶液(160ml)にて洗浄した。
有機相を水流ポンプを用いて蒸発させ、その後、残渣を
メタノール(150ml)に溶解させ、次いで、シユウ酸
二水和物(50.4g、400mmol)のメタノール(60
0ml)溶液に室温で溶解させた。生成した結晶を濾別
し、メタノールで洗浄し、乾燥して、化合物(II)のシ
ユウ酸塩をやや黄色がかつた白色の結晶性生成物として
収量91.5g(収率83%)で得た。純度(HLPC)
95%、融点137〜138℃(分解)。
【0054】メタノールから再結晶して、融点140〜
141℃の精製品を得た。 元素分析(C1015NO6 Sとして) 計算値 C 43.31, H 5.45, N 5.05, S 11.57 測定値 C 43.21, H 5.42, N 5.08, S 11.65%
【0055】(標記化合物(II)の遊離塩基としての単
離)上記(II)のシユウ酸塩(55.4g、200mmol)
を水(350ml)と1−ブタノール/トルエン(混合比
1/1)(250ml)に加え、これに粒状水酸化カリウ
ム(30g、450mmol)を加えた。生成した相を分離
させ、水性相を1−ブタノール/トルエン(混合比1/
1)(250ml)にて抽出した。有機相を合体し、水流
ポンプにて蒸発させ、これによつて化合物(II)37.4
gを薄いレモン色の油状物として得た。
【0056】参考例2 (N−〔2−〔〔〔5−(ヒドロキシメチル)−2−フ
ラニル〕メチル〕チオ〕エチル〕−1−メチルチオ−2
−ニトロエテンアミン(IV)の製造) 化合物(II)(37.4g、200mmol)のアセトニトリ
ル(60ml)溶液を還流下に60分を要して、1,1−ビ
ス(メチルチオ)−2−ニトロエテン(IIIa)(33.0
g、200mmol)のアセトニトリル(300ml)溶液に
滴下した。4時間還流した後、180mlを留去した。室
温で一晩撹拌し、その後、氷浴上で2時間撹拌し、次い
で、濾過し、アセトニトリルで洗浄し、乾燥して、標記
化合物(IV)46.2g(収率76%)をレモン色の粉末
として得た。融点97〜100℃。 元素分析(C11162 4 2 として) 計算値 C 43.40, H 5.30, N 9.21, S 21.07 測定値 C 43.66, H 5.41, N 9.39, S 21.03% この生成物の 1HNMRスペクトルは、帰属される構造
と合致した。
【0057】参考例3 (N−〔2−〔〔〔5−(ヒドロキシメチル)−2−フ
ラニル〕メチル〕チオ〕エチル〕−1−メチルチオ−2
−ニトロエテンアミン(IV)の製造) (化合物(a)から(II)の精製なしにて)5−(ヒド
ロキシメチル)−N,N,N −トリメチル−2−フランメタ
ンアミニウムブロミド(a)(25.0g、100mmo
l)、システアミン塩酸塩(12.0g、105mmol)及
び85%水酸化カリウム粉末(13.2g、100mmol)
を1−ブタノール/トルエン(混合比1:1)(150
ml)に懸濁させ、窒素下に18時間還流加熱した。25
℃に冷却した後、懸濁液を(1)水(40ml)、(2)
25%塩化ナトリウム水溶液(40ml)にて洗浄した。
有機相を水流ポンプを用いて蒸発させて、粗製の化合物
(II)18.5gを得た。これをアセトニトリル(60m
l)に溶解して、1,1−ビス(メチルチオ)−2−ニト
ロエテン(IIIa)(16.5g、100mmol)のアセトニ
トリル(150ml)溶液に還流下に90分を要して滴下
した。更に、窒素下に5時間還流し、室温で一晩撹拌
し、氷浴中で4時間冷却し、濾過し、アセトニトリルで
洗浄し、乾燥して、標記化合物(IV)19.6g(化合物
(a)に基づく収率65%)をレモン色の粉末として得
た。融点97〜100℃。
【0058】参考例4 (N−〔2−〔〔〔5−(ヒドロキシメチル)−2−フ
ラニル〕メチル〕チオ〕エチル〕−1−メチルチオ−2
−ニトロエテンアミン(IV)の製造) (化合物(a)から(II)の精製なしにて)ナトリウム
(9.20g、400mmol)をエタノール(300ml)に
溶解した。冷却した後、これにシステアミン塩酸塩(2
2.8g、200mmol)を加えた後、混合物を窒素下に1
時間撹拌した。5−(ヒドロキシメチル)−N,N,N −ト
リメチル−2−フランメタンアミニウムブロミド(a)
(50.0g、200mmol)を加えて、窒素下に20時間
還流した。150mlに蒸発濃縮した後、沈殿した塩を2
0℃で濾別した。濾液を1,1−ビス(メチルチオ)−2
−ニトロエテン(IIIa)(32.2g、195mmol)のエ
タノール(320ml)溶液に還流下に2時間を要して滴
下した。更に3時間還流した後、反応混合物を室温で一
晩撹拌し、0℃で1時間撹拌した。濾過し、エタノール
で洗浄し、乾燥して、標記化合物(IV)27.7g(化合
物(a)に基づく収率46%)を得た。融点96〜98
℃。
【0059】実施例1 (N−〔2−〔〔〔5−(ヒドロキシメチル)−2−フ
ラニル〕メチル〕チオ〕エチル〕−N'−メチル−2−ニ
トロ−1,1−エテンジアミン(V)の製造) N−〔2−〔〔〔5−(ヒドロキシメチル)−2−フラ
ニル〕メチル〕チオ〕エチル〕−1−メチルチオ−2−
ニトロエテンアミン(IV)(39.5g、130mmol)を
33%のメチルアミンのエタノール(190ml)溶液に
加え、室温で20時間撹拌した。約60mlに蒸発濃縮
後、テトラヒドロフラン(400ml)を加えた。室温で
一晩撹拌した後、濾過し、テトラヒドロフランで洗浄
し、乾燥して、表記化合物(V)34.6g(収率93
%)を白色粉末として得た。融点105.5〜108℃。 元素分析(C11173 4 Sとして) 計算値 C 45.98, H 5.97, N 14.62, S 11.16 測定値 C 45.95, H 6.02, N 14.72, S 11.20% この生成物の 1HNMR及び13CNMRスペクトルは、
帰属される構造と合致した。
【0060】実施例2 (N−〔2−〔〔〔5−(ヒドロキシメチル)−2−フ
ラニル〕メチル〕チオ〕エチル〕−N'−メチル−2−ニ
トロ−1,1−エテンジアミン(V)の製造) (化合物(II)から化合物(IV)の精製なしにて)5−
〔〔(2−アミノエチル)チオ〕メチル〕−2−フラン
メタノール(II)(9.35g、50mmol)のエタノール
(30ml)溶液を1,1−ビス(メチルチオ)−2−ニト
ロエテン(IIIa)(8.25g、50mmol)のエタノール
(150ml)溶液に窒素下、還流下に45分を要して加
えた。更に7時間還流した後、33%メチルアミンのメ
タノール(40ml)溶液を加え、この後、反応混合物を
室温で一晩撹拌した。蒸発させた後、生成した油状物質
にテトラヒドロフラン(100ml)を加え、室温で24
時間撹拌し、テトラヒドロフランで洗浄し、乾燥して、
標記化合物(V)9.80g(化合物(II)に基づく収率
68%)を得た。融点98〜104℃。HPLCによる
生成物の純度は95%であつた。
【0061】実施例3 (N−〔2−〔〔〔5−(ヒドロキシメチル)−2−フ
ラニル〕メチル〕チオ〕エチル〕−N'−メチル−2−ニ
トロ−1,1−エテンジアミン(V)の製造) 5−〔〔(2−アミノエチル)チオ〕メチル〕−2−フ
ランメタノール(II)(2.8g、15mmol)と1−メチ
ルチオ−1−メチルアミノ−2−ニトロエテン(IIIb)
(2.2g、15mmol)をエタノール(25ml)中におい
て、窒素下に4時間還流加熱した。10mlに蒸発濃縮
し、テトラヒドロフラン(35ml)を加えた後、種晶を
加え、0℃に冷却した。濾過し、テトラヒドロフランで
洗浄し、乾燥して、標記化合物(V)1.7g(収率37
%)を白色生成物として得た。融点101〜105℃。
【0062】(ラニチジン又はその酸付加塩の製造) 参考例5 (N−〔2−〔〔〔5−〔(ジメチルアミノ)メチル〕
−2−フラニル〕メチル〕チオ〕エチル〕−N'−メチル
−2−ニトロ−1,1−エテンジアミン塩酸塩(ラニチジ
ン塩酸塩)((I)塩酸塩)の製造) 臭素(13.9g、87mmol)をトリフエニルホスフイン
(23.6g、90mmol)のジメチルホルムアミド(65
ml)溶液に冷却しつつ、50分を要して加えた。得られ
た懸濁液に冷却下に20〜30℃の温度でジメチルアミ
ン(13.0g、290ml)を30分を要して加えた。得
られた溶液にN−〔2−〔〔〔5−(ヒドロキシメチ
ル)−2−フラニル〕メチル〕チオ〕エチル〕−N'−メ
チル−2−ニトロ−1,1−エテンジアミン(V)(8.6
1g、30mmol)を加え、反応混合物を密閉容器中にて
90℃の温度で24時間加熱した。
【0063】冷却後、反応混合物を水流ポンプにて蒸発
させ、1−ブタノール/トルエン(混合比1:1)(1
00ml)、12%塩化ナトリウム水溶液(100ml)及
び濃塩酸(約0.2ml)を加えてpHを3.5とした。この
後、水性相を1−ブタノール/トルエン(混合比1:
1)(100ml)で洗浄し、次いで、室温で活性炭にて
処理した。濾液に1−ブタノール/トルエン(混合比
1:1)(100ml)を加え、11N水酸化ナトリウム
水溶液(約2.6ml)にてpHを9.0に調整した。水性相
を再び1−ブタノール/トルエン(混合比1:1)で洗
浄した。有機相は12%塩化ナトリウム水溶液(100
ml)で洗浄した。有機性の抽出物を合体し、水流ポンプ
にて蒸発させた後、2−プロパノールに溶解させた。得
られた溶液をシリカゲルの層(15g)を通して濾過
し、上記濾過層を2−プロパノールでリンスした。濾液
を110mlに蒸発濃縮し、8N塩酸(約3.0ml)を加え
て、pHを4.0にした。混合物を室温で一晩撹拌し、そ
の後、氷浴中で1時間撹拌した。生成した結晶を濾別
し、2−プロパノールで洗浄した。これを乾燥して、ラ
ニチジン塩酸塩7.02g(収率67%)をベージユ色の
生成物として得た。融点135〜139℃(分解)。
【0064】 元素分析(C1323ClN4 3 Sとして) 計算値 C 44.50, H 6.61, Cl 10.11, N 15.97, S 9.14 測定値 C 44.26, H 6.67, Cl 10.26, N 16.00, S 9.13
% ジメチルホルムアミド/酢酸エチルから再結晶した生成
物は、137〜138℃(分解)で融解した。また、 1
HNMR及びIRスペクトルは、生成物が標品ラニチジ
ン塩酸塩と同一であることを示した。
【0065】参考例6 (ラニチジン塩酸塩)実施例8において、臭素(13.9
g、87mmol)に代えて、塩素(6.2g、87mmol)を
用いた以外は、実施例8と同じ方法にてラニチジン塩酸
塩を得た(収率48%)。
【0066】参考例7 (ラニチジン塩酸塩) ((a)N,N−(ジメチルアミノ)トリフエニルホスホ
ニウムブロミド(VI)の製造) トリフエニルホスフイン(78.6g、300mmol)をジ
メチルホルムアミド(300ml)に溶解させ、これに臭
素(47.0g、294mmol)を10〜14℃の温度で4
0分を要して加えた。得られた懸濁液にジメチルアミン
(67g、1.5mol)を20〜30℃の温度で30分を要
して加えた。かくして得られた化合物(VI)(0.63mm
ol/g)の溶液を次の工程にそのまま用いた。 ((b)N−〔2−〔〔〔5−〔(ジメチルアミノ)メ
チル〕−2−フラニル〕メチル〕チオ〕エチル〕−N'−
メチル−2−ニトロ−1,1−エテンジアミン塩酸塩(ラ
ニチジン塩酸塩)((I)塩酸塩)の製造) N−〔2−〔〔〔5−(ヒドロキシメチル)−2−フラ
ニル〕メチル〕チオ〕エチル〕−N'−メチル−2−ニト
ロ−1,1−エテンジアミン(V)(8.61g、30mmo
l)を上記化合物(VI)(98.0g、60mmol)の溶液
と共にオートクレーブ中で90℃の温度で20時間加熱
した。反応混合物を水流ポンプにて蒸発させた後、1−
ブタノール/トルエン(混合比1:1)(100ml)、
12%塩化ナトリウム水溶液(100ml)及び濃塩酸
(0.5ml)を加えてpHを4.0にした。撹拌した後、生
成した相を分離させ、水性相を1−ブタノール/トルエ
ン(混合比1:1)(2×100ml)で洗浄した。水性
相に1−ブタノール/トルエン(混合比1:1)(10
0ml)を加え、次いで、9N水酸化ナトリウム水溶液
(4ml)を加えてpHを9.7に調整した。水性相を1−
ブタノール/トルエン(混合比1:1)(100ml)で
抽出した。有機相を合体し、水流ポンプにて蒸発させた
後、2−プロパノール(80ml)を加えた。このように
して得られた溶液をシリカゲルの層(15g)を通して
濾過し、この濾過層を2−プロパノールでリンスした。
濾液を100mlに蒸発濃縮し、8N塩酸(3ml)を加え
て、pHを4.0にした。室温で一晩撹拌した後、濾過
し、2−プロパノールで洗浄した。これを乾燥して、ラ
ニチジン塩酸塩6.1g(収率58%)をベージユ色の生
成物として得た。HPLCによる純度は96%であつ
た。融点130〜134℃(分解)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 【化1】 で表わされるN−〔2−〔〔〔5−(ヒドロキシメチ
    ル)−2−フラニル〕メチル〕チオ〕エチル〕−N'−メ
    チル−2−ニトロ−1,1−エテンジアミン。
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