JPH0730063B2 - ラニチジン又はその酸付加塩の製造方法 - Google Patents

ラニチジン又はその酸付加塩の製造方法

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JPH0730063B2
JPH0730063B2 JP61224067A JP22406786A JPH0730063B2 JP H0730063 B2 JPH0730063 B2 JP H0730063B2 JP 61224067 A JP61224067 A JP 61224067A JP 22406786 A JP22406786 A JP 22406786A JP H0730063 B2 JPH0730063 B2 JP H0730063B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はラニチジン又はその酸付加塩の製造方法に関
し、また、本発明はラニチジンを製造するための中間体
及びかかる中間体を製造するための中間体に関する。
従来の技術 ラニチジンは、体系的命名法では、N−〔2−〔〔〔5
−〔(ジメチルアミノ)メチル〕−2−フラニル〕メチ
ル〕チオ〕エチル〕−N′−メチル−2−ニトロ−1,1
−エテンジアミンと呼ばれ、次の構造式(I) を有する既知の化合物である。この化合物は、選択的な
ヒスタミンH2拮抗剤として強力な作用を有し、特に、胃
潰瘍及び十二指腸潰瘍に対する重要な薬剤として知られ
ている。
かかるラニチジンに関する最初の文献は英国特許第1,56
5,966号明細書であつて、これはまた、ラニチジン及び
関連化合物の多数の製造方法について記載している。そ
れらは、容易に入手し得る原料から一連の工程と煩瑣な
精製方法を必要とし、しかも収率が低い。
従つて、その後、ラニチジンの製造について、幾つかの
改善された方法が提案されている。これらのなかで特に
重要なものについて、以下に説明する。
米国特許第4,497,961号明細書は、式(A) で表わされるチオールを式(B) (式中、Lは脱離基であり、好ましくはハロゲンであ
る。) で表わされるアルキル化剤と反応させる方法を記載して
いる。この方法において、上記チオールに基づく収率は
20〜30%程度とみられ、従つて、容易に入手し得るフラ
ン誘導体に基づく収率は非常に低いものとみられる。
米国特許第4,440,938号明細書は、前記チオール(A)
と式(C) で表わされるアジリジン化合物(エチレンイミン化合
物)との反応によるラニチジンの製造方法を記載してお
り、また、英国特許第2,075,980号明細書も、前記
(A)と(C)との反応によつてラニチジンを製造する
方法や、或いは(A)と(C)とにおいてメチル基が結
合している窒素原子が他の異なる基で置換されている類
似の化合物を反応させることによつて、関連化合物を製
造する方法を記載している。この英国特許によれば、上
記反応による収率は高く、ラニチジン製造の上記最終反
応工程における収率は、通常、80%以上であるとされて
いる。
しかし、上記二つの出発物質がかなりによい収率にて得
ることができるとされているとしても、上記方法は、ア
ジリジン化合物(C)を用いるので、工業的な方法とし
ては不適当である。アジリジン類は、一般に、低濃度で
あつても突然変異的に発癌的に作用する極めて有毒であ
り、且つ、非常に活性な物質である。工業的にかかる物
質を製造し、使用することは、非常に危険であり、費用
のかかる安全対策や管理対策を必要とする。
また、ヨーロッパ特許明細書55,626B1号によつて、化学
構造(D) (式中、RはC1〜C6のアルキル基である。)を有する化
合物を高温にて大過剰のニトロメタンと反応させること
によるラニチジンの製造が既に知られている。この方法
は、チオールの生成が少ない点で有利であるとされてい
るが、明細書の実施例によれば、収率は低く、精々20%
である。更に、ニトロメタンの使用は、かかる条件の下
では爆発のおそれがあるので、上記の方法は、工業的な
方法としては適当ではない。
ヨーロッパ特許明細書第59,082A1号には、式(E) を有する1−〔〔5−〔(ジメチルアミノ)メチル〕−
2−フラニルメチル〕チオ〕−N−メチル−2−ニトロ
エタンアミンをアジリジンと反応させることによるニチ
ジンの製造が記載されている。明細書の実施例によれ
ば、この方法による収率は、35〜45%の範囲であるが、
しかし、極めて有毒で発癌性のアジリジンを使用するの
で、この方法は、工業的に採用するには不適当である。
更に、ヨーロッパ特許明細書第64,869A1号には、5−
〔(ジメチルアミノ)メチル〕−2−フランメタノール
と下記式(F) を有するジスルフイドとからのラニチジンの製造が記載
されている。この方法による利点は、低廉で且つ容易に
入手し得る出発物質を用いる点にあるとされており、事
実、シスタミンから誘導される上記構造式(F)を有す
るジスルフイドは、純度の高い結晶として容易に単離す
ることができる。しかしながら、この利点は、上記方法
による収率が極めて低いことによつて、完全に消し去ら
れる。即ち、上記ヨーロッパ特許明細書における実施例
1の最終工程においては、3%(フラン誘導体に基づ
く。)の収率にて固体物質を得、実施例2では12%の収
率にて抽状物質を得ている。
以上に述べた方法においては、出発物質として2−置換
−5−〔(ジメチルアミノ)メチル〕フランが用いられ
ており、その後の反応によつてニトロメチレン基が結合
されている分子の一部が完成されるものである。しか
し、米国特許第4,399,294号明細書には、式(G) で表わされるアルデヒドをジメチルアミン及びMe2NCH2-
基を導入するための還元的アルキル化を行ない得るアル
キル化剤によつて処理することによるラニチジンの製造
が記載されている。しかし、上記アルデヒド(G)は、
複雑な反応工程を経て、構造式(H) をもつ2−〔(アミノエチル)チオール〕メチルフラン
から誘導されるものである。この方法による利点がいず
れにあるかは上記明細書に説明されていないが、いずれ
にしても、実施例から判断して、最終工程における収率
が非常に低く、しかも、出発物質である上記アルデヒド
は、化合物(H)からアミノ基をフタルイミド基によつ
て保護しつつ、5工程を経て製造される。従つて、上記
方法は、商業的規模でラニチジンを製造するための方法
としては不適当である。
発明が解決しようとする問題点 それ故に、容易に入手し得る出発物質から技術的に簡単
な反応工程にて高い収率で且つ高い純度で、しかも複雑
な精製工程を要せずして、ラニチジンを製造することが
できる工業的に採用し得る方法が強く要請されている。
本発明は、かかる要請に応えるラニチジンの製造方法を
提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明の方法による前記式(I)で表わされるラニチジ
ン又はその酸付加塩の製造方法は、式(V) で表わされるN−〔2−〔〔〔5−(ヒドロキシメチ
ル)−2−フラニル〕メチル〕チオ〕エチル〕−N′−
メチル−2−ニトロ−1,1−エテンジアミンを有機溶剤
中、例えばジメチルホルムアミド中にてジメチルアミン
及び一般式(VI) (式中、Halは臭素又は塩素を示し。) で表わされるN,N−(ジメチルアミノ)トリフエニルホ
スホニウムハライドと反応させてラニチジンを得、その
後、ラニチジンを必要に応じてその酸付加塩に変換する
ことを特徴とする。
本発明による方法は、以下の反応スキームAに示され
る。この反応スキームはまた、本発明の方 法において必要とされる中間体であつて、従来、知られ
ていない新規化合物(IV)及び(V)の製造をも示す。
出発物質である5−〔〔(2−アミノエチル)チオ〕メ
チル〕−2−フランメタノール(II)は、米国特許第4,
233,302号明細書によつて既に知られており、そこで
は、この化合物は、2−〔〔(5−(ヒドロキシメチ
ル)−2−フラニルメチル〕チオ〕エタンアミンと呼ば
れている。この化合物は、従来、ラニチジンの製造のた
めに用いられたことがなく、物理的なデータは知られて
いない。上記米国特許明細書中の実施例4Dによれば、上
記化合物は、フルフリルメルカプタンから4工程を経て
低い収率(21%)にて製造される。しかし、下記の反応
スキームBに示すように、今や、その化合物が、異なる
方法によつて、商業的に入手し得る5−〔(ジメチルア
ミノ)メチル〕−2−フランメタノールから高い収率
(81%)にて得ることができることが見いだされた。
化合物(II)と商業的に入手し得る1,1−ビス(メチル
チオ)−2−ニトロエチレン(IIIa)との反応は、有機
溶剤中、好ましくは、低級脂肪族アルコール若しくはア
セトニトリルのような他の低沸点極性有機溶剤中にて行
なわれ、この反応によつて化合物(IV)が70〜80%の収
率にて得られる。この反応は、好ましくは、室温から用
いる有機溶剤の沸点の間の温度で行なわれる。
この後の化合物(IV)とメチルアミンとの反応は、例え
ば、低級アルコールやニトリル等のような有機溶剤中に
て穏やかな温度条件下、好ましくは0〜100℃の温度に
て進行する。特に、エタノール、メタノール及びアセト
ニトリルが好適であることが見いだされた。化合物
(V)は高収率(90%以上)にて得られる。この方法
は、工業的な方法として好適である。
驚くべきことには、化合物(V)は、本発明に従つて、
比較的穏やかな条件(約90℃)下に有機溶剤(例えば、
ジメチルホルムアミド)中にて、N,N−(ジメチルアミ
ノ)トリフエニルホスホニウム塩とジメチルアミンとで
処理することによつて、50〜70%の高収率にてラニチジ
ン(I)に変換されることが見いだされた。本発明の方
法によれば、ラニチジンは、高い純度にて遊離の塩基と
して得ることができ、また、所望な場合には、ラニチジ
ンは、酸によつて塩酸塩のような塩に変換される。
本発明の反応において用いられる試薬又は反応物(VI)
は、トリフエニルホスフインを例えばジメチルホルムア
ミドのような有機溶剤に溶解した後、これに塩素又はよ
り好ましくは臭素を加え、最後にジメチルアミンを過剰
量加えることによつて、その場で(in situ)、又は貯
蔵し得る溶液として調製することができる。
先行する反応工程と同様に、反応工程(iii)も工業的
製造に適し、そして全反応工程は、化合物(II)に基づ
いて、約50%の全収率にてラニチジンを製造することを
可能とする。
従来、ジメチルアミノトリフエニルホスホニウム塩とジ
メチルアミンとを用いて、穏やかな加熱によつてアルコ
ール類をジメチルアミノ化合物に変換することは知られ
ていないので、以上に述べたように、中間体(V)を穏
やかな反応条件下に高い収率にてラニチジン(I)に変
換し得ることは、非常に驚くべきことである。
また、反応において、中間体がその水酸基においてのみ
反応し、予期される如くに、多数の活性な基を有する分
子の他の側鎖において反応しないことも、驚くべきこと
である。
本発明の方法における特に有利な点は、用いるすべての
出発物質が低廉であり、それらが最終化合物の一部を形
成しない限りは、それらが容易に再生されることである
(例えば、トリフエニルホスフイン)。
本発明は、更に、本発明の方法のための出発物質、即
ち、構造式(V)で表わされる化合物、N−〔2−
〔〔〔5−(ヒドロキシメチル)−2−フラニル〕メチ
ル〕チオ〕エチル〕−N′−メチル−2−ニトロ−1,1
−エテンジアミンに関する。
この化合物は、新規な化合物である。
更にまた、本発明は、構造式(IV) で表わされる新規化合物、N−〔2−〔〔〔5−(ヒド
ロキシメチル)−2−フラニル〕メチル〕チオ〕エチ
ル〕−1−メチルチオ−2−ニトロエテンアミンに関
し、この化合物は、化合物(V)のための出発物質をな
す。
発明の効果 本発明の方法によれば、以上のように、前記式(V)で
表わされるN−〔2−〔〔〔5−(ヒドロキシメチル)
−2−フラニル〕メチル〕チオ〕エチル〕−N′−メチ
ル−2−ニチロ−1,1−エテンジアミンを例えばジメチ
ルホルムアミドのような有機溶剤中にてジメチルアミン
及び式(VI)で表わされるN,N−(ジメチルアミノ)ト
リフエニルホスホニウムハライドと反応させることによ
つて、ラニチジンを製造することができる。
上記出発物質(V)は、既に知られており、且つ、容易
に入手し得る物質から短い反応工程にて高収率て得るこ
とができる。従つて、本発明の方法によれば、容易に入
手し得る原料物質から工業的に簡単な反応工程にてラニ
チジンの全合成を行なうことができ、しかも、複雑な精
製工程の必要なしに、高純度のラニチジンを高収率で製
造することができる。ラニチジンは、必要に応じてその
酸付加塩に変換される。
更に、本発明によれば、本発明の方法に従つてラニチジ
ンを製造するための出発物質であつて、新規化合物であ
る前記式(V)で表わされるN−〔2−〔〔〔5−(ヒ
ドロキシメチル)−2−フラニル〕メチル〕チオ〕エチ
ル〕−N′−メチル−2−ニトロ−1,1−エテンジアミ
ンと、この化合物(V)を製造するための出発物質であ
つて、新規化合物てある前記式(IV)で表わされるN−
〔2−〔〔〔5−(ヒドロキシメチル)−2−フラニ
ル〕メチル〕チオ〕エチル〕−1−メチルチオ−2−ニ
トロエテンアミンが提供される。
実施例 以下に本発明の方法を実施例8〜10に基づいてより詳細
に説明する。実施例1〜7は、出発物質及び中間体の製
造を説明するものである。
実施例1 5−(ヒドロキシメチル)−N,N,N−トリメチル−2−
フランメタンアミニウムブロミド(a)の製造 臭化メチル(38g、400mmol)のアセトン(100ml)溶液
を5−〔(ジメチルアミノ)メチル〕−2−フランメタ
ノール(52.2g、336mmol)のアセトン(300ml)溶液に3
0分を要して20〜30℃の温度で滴下した。その後、25℃
で更に1時間反応させた後、生成した結晶を濾別し、ア
セトンにて洗浄した。60℃で乾燥して、標記化合物
(a)81.4gを白色結晶として得た(収率97%)。融点1
51〜153℃。
元素分析(C9H16BrNO2として) 計算値 C 43.21,H 6.45,Br 31.95,N 5.60 測定値 C 43.11,H 6.45,Br 32.00,N 5.46% 5−〔〔(2−アミノエチル)チオ〕メチル〕−2−フ
ランメタノール(II)の製造 5−(ヒドロキシメチル)−N,N,N−トリメチル−2−
フランメタンアミニウムブロミド(a)(100.0g、400m
mol)、システアミン(cysteamine、β−メルカプトエ
チルアミン)塩酸塩(48.0g、420mmol)及び85%水酸化
カリウム粉末(52.8g、800mmol)を1−ブタノール/ト
ルエン(混合比1:1)(600ml)に懸濁させ、窒素下に18
時還流加熱した。25℃に冷却後、懸濁液を(1)水(16
0ml)、(2)25%塩化ナトリウム水溶液(160ml)にて
洗浄した。有機相を水流ポンプを用いて蒸発させ、その
後、残渣をメタノール(150ml)に溶解させ、次いで、
シユウ酸二水和物(50.4g、400mmol)のメタノール(60
0ml)溶液に室温で溶解させた。生成した結晶を濾別
し、メタノールで洗浄し、乾燥して、化合物(II)のシ
ユウ酸塩をやや黄色がかつた白色の結晶性生成物として
収量91.5g(収率83%)で得た。純度(HLPC)95%、融
点137〜138℃(分解)。メタノールから再結晶して、融
点140〜141℃の精製品を得た。
元素分析(C10H15NO6Sとして) 計算値 C 43.31,H 5.45,N 5.05,S 11,57 測定値 C 43.21,H 5.42,N 5.08,S 11.65% 標記化合物(II)の遊離塩基としての単離 上記(II)のシユウ酸塩(55.4g、200mmol)を水(350m
l)と1−ブタノール/トルエン(混合比1/1)(250m
l)に加え、これに粒状水酸化カリウム(30g、450mmo
l)を加えた。生成した相を分離させ、水性相を1−ブ
タノール/トルエン(混合比1/1)(250ml)にて抽出し
た。有機相を合体し、水流ポンプにて蒸発させ、これに
よつて化合物(II)37.4gを薄いレモン色の油状物とし
て得た。
実施例2 N−〔2−〔〔〔5−(ヒドロキシメチル)−2−フラ
ニル〕メチル〕チオ〕エチル〕−1−メチルチオ−2−
ニトロエテンアミン(IV)の製造 化合物(II)(37.4g、200mmol)のアセトニトリル(60
ml)溶液を還流下に60分を要して、1,1−ビス(メチル
チオ)−2−ニトロエテン(IIIa)(33.0g、200mmol)
のアセトニトリル(300ml)溶液に滴下した。4時間還
流した後、180mlを留去した。室温で一晩攪拌し、その
後、氷浴上で2時間攪拌し、次いで、濾過し、アセトニ
トリルで洗浄し、乾燥して、標記化合物(IV)46.2g
(収率76%)をレモン色の粉末として得た。融点97〜10
0℃。
元素分析(C11H16N2O4S2として) 計算値 C 43.40,H 5.30,N 9.21,S 21.07 測定値 C 43.66,H 5.41,N 9.39,S 21.03% この生成物の1H NMRスペクトルは、帰属される構造と合
致した。
実施例3 N−〔2−〔〔〔5−(ヒドロキシメチル)−2−フラ
ニル〕メチル〕チオ〕エチル〕−1−メチルチオ−2−
ニトロエテンアミン(IV)の製造 (化合物(a)から(II)の精製なしにて) 5−(ヒドロキシメチル)−N,N,N−トリメチル−2−
フランメタンアミニウムブロミド(a)(25.0g、100mm
ol)、システムアミン塩酸塩(12.0g、105mmol)及び85
%水酸化カリウム粉末(13.2g、100mmol)を1−ブタノ
ール/トルエン(混合比1:1)(150ml)に懸濁させ、窒
素下に18時間還流加熱した。25℃に冷却した後、懸濁液
を(1)水(40ml)、(2)25%塩化ナトリウム水溶液
(40ml)にて洗浄した。有機相を水流ポンプを用いて蒸
発させて、粗製の化合物(II)18.5gを得た。これをア
セトニトリル(60ml)に溶解して、1,1−ビス(メチル
チオ)−2−ニトロエテン(IIIa)(16.5g、100mmol)
のアセトニトリル(150ml)溶液に還流下に90分を要し
て滴下した。更に、窒素下に5時間還流し、室温で一晩
攪拌し、氷浴中で4時間冷却し、濾過し、アセトニトリ
ルで洗浄し、乾燥して、標記化合物(IV)19.6g(化合
物(a)に基づく収率65%)をレモン色の粉末として得
た。融点97〜100℃。
実施例4 N−〔2−〔〔〔5−(ヒドロキシメチル)−2−フラ
ニル〕メチル〕チオ〕エチル〕−1−メチルチオ−2−
ニトロエテンアミン(IV)の製造 (化合物(a)から(II)の精製なしにて) ナトリウム(9.20g、400mmol)をエタノール(300ml)
に溶解した。冷却した後、これにシステアミン塩酸塩
(22.8g、200mmol)を加えた後、混合物を窒素下に1時
間攪拌した。5−(ヒドロキシメチル)−N,N,N−トリ
メチル−2−フランメタンアミニウムブロミド(a)
(50.0g、200mmol)を加えて、窒素下に20時間還流し
た。150mlに蒸発濃縮した後、沈殿した塩を20℃で濾別
した。濾液を1,1−ビス(メチルチオ)−2−ニトロエ
テン(IIIa)(32.2g、195mmol)のエタノール(320m
l)溶液に還流下に2時間を要して滴下した。更に3時
間還流した後、反応混合物を室温で一晩攪拌し、0℃で
1時間攪拌した。濾過し、エタノールで洗浄し、乾燥し
て、標記化合物(IV)27.7g(化合物(a)に基づく収
率46%)を得た。融点96〜98℃。
実施例5 N−〔2−〔〔〔5−(ヒドロキシメチル)−2−フラ
ニル〕メチル〕チオ〕エチル〕−N′−メチル−2−ニ
トロ−1,1−エテンジアミン(V)の製造 N−〔2−〔〔〔5−(ヒドロキシメチル)−2−フラ
ニル〕メチル〕チオ〕エチル〕−1−メチルチオ−2−
ニトロエテンアミン(IV)(39.5g、130mmol)を33%の
メチルアミンのエタノール(190ml)溶液に加え、室温
で20時間攪拌した。約60mlに蒸発濃縮後、テトラヒドロ
フラン(400ml)を加えた。室温で一晩攪拌した後、濾
過し、テトラヒドロフランで洗浄し、乾燥して、表記化
合物(V)34.6g(収率93%)を白色粉末として得た。
融点105.5〜108℃。
元素分析(C11H17N3O4Sとして) 計算値 C 45.98,H 5.97,N 14.62,S 11.16 測定値 C 45.95,H 6.02,N 14.72,S 11.20% この生成物の1H NMR及び13C NMRスペクトルは、帰属さ
れる構造と合致した。
実施例6 N−〔2−〔〔〔5−(ヒドロキシメチル)−2−フラ
ニル〕メチル〕チオ〕エチル〕−N′−メチル−2−ニ
トロ−1,1−エテンジアミン(V)の製造(化合物(I
I)から化合物(IV)の精製なしにて) 5−〔〔(2−アミノエチル)チオ〕メチル〕−2−フ
ランメタノール(II)(9.35g、50mmol)のエタノール
(30ml)溶液を1,1−ビス(メチルチオ)−2−ニトロ
エテン(IIIa)(8.25g、50mmol)のエタノール(150m
l)溶液に窒素下、還流下に45分を要して加えた。更に
7時間還流した後、33%メチルアミンのメタノール(40
ml)溶液を加え、この後、反応混合物を室温で一晩攪拌
した。蒸発させた後、生成した油状物質にテトラヒドロ
フラン(100ml)を加え、室温で24時間攪拌し、テトラ
ヒドロフランで洗浄し、乾燥して、標記化合物(V)9.
80g(化合物(II)に基づく収率68%)を得た。融点98
〜104℃。HPLCによる生成物の純度は95%であつた。
実施例7 N−〔2−〔〔〔5−(ヒドロキシメチル)−2−フラ
ニル〕メチル〕チオ〕エチル〕−N′−メチル−2−ニ
トロ−1,1−エテンジアミン(V)の製造 5−〔〔(2−アミノエチル)チオ〕メチル〕−2−フ
ランメタノール(II)(2.8g、15mmol)と1−メチルチ
オ−1−メチルアミノ−2−ニトロエテン(IIIb)(2.
2g、15mmol)をエタノール(25ml)中において、窒素下
に4時間還流加熱した。10mlに蒸発濃縮し、テトラヒド
ロフラン(35ml)を加えた後、種晶を加え、0℃に冷却
した。濾過し、テトラヒドロフランで洗浄し、乾燥し
て、標記化合物(V)1.7g(収率37%)を白色生成物と
して得た。融点101〜105℃。
本発明による方法 実施例8 N−〔2−〔〔〔5−〔(ジメチルアミノ)メチル〕−
2−フラニル〕メチル〕チオ〕エチル〕−N′−メチル
−2−ニトロ−1,1−エテンジアミン塩酸塩(ラニチジ
ン塩酸塩)((1)塩酸塩)の製造 臭素(13.9g、87mmol)をトリフエニルホスフイン(23.
6g、90mmol)のジメチルホルムアミド(65ml)溶液に冷
却しつつ、50分を要して加えた。得られた懸濁液に冷却
下に20〜30℃の温度でジメチルアミン(13.0g、290ml)
を30分を要して加えた。得られた溶液にN−〔2−
〔〔〔5−(ヒドロキシメチル)−2−フラニル〕メチ
ル〕チオ〕エチル〕−N′−メチル−2−ニトロ−1,1
−エテンジアミン(V)(8.61g、30mmol)を加え、反
応混合物を密閉容器中にて90℃の温度で24時間加熱し
た。
冷却後、反応混合物を水流ポンプにて蒸発させ、1−ブ
タノール/トルエン(混合比1:1)(100ml)、12%塩化
ナトリウム水溶液(100ml)及び濃塩酸(約0.2ml)を加
えてpHを3.5とした。この後、水性相を1−ブタノール
/トルエン(混合比1:1)(100ml)で洗浄し、次いで、
室温で活性炭にて処理した。濾液に1−ブタノール/ト
ルエン(混合比1:1)(100ml)を加え、11N水酸化ナト
リウム水溶液(約2.6ml)にてpHを9.0に調整した。水性
相を再び1−ブタノール/トルエン(混合比1:1)で洗
浄した。有機相は12%塩化ナトリウム水溶液(100ml)
で洗浄した。有機性の抽出物を合体し、水流ポンプにて
蒸発させた後、2−プロパノールに溶解させた。得られ
た溶液をシリカゲルの層(15g)を通して濾過し、上記
濾過層を2−プロパノールでリンスした。濾液を110ml
に蒸発濃縮し、8N塩酸(約3.0ml)を加えて、pHを4.0に
した。混合物を室温で一晩攪拌し、その後、氷浴中で1
時間攪拌した。生成した結晶を濾別し、2−プロパノー
ルで洗浄した。これを乾燥して、ラニチジン塩酸塩7.02
g(収率67%)をベージユ色の生成物として得た。融点1
35〜139℃(分解)。
元素分析(C13H23ClN4O3Sとして) 計算値 C 44.50,H 6.61,Cl 10.11,N 15.97,S 9.14 測定値 C 44.26,H 6.67,Cl 10.26,N 16.00,S 9.13% ジメチルホルムアミド/酢酸エチルから再結晶した生成
物は、137〜138℃(分解)で融解した。
また、1H NMR及びIRスペクトルは、生成物が標品ラニチ
ジン塩酸塩と同一であることを示した。
実施例9 ラニチジン塩酸塩 実施例8において、臭素(13.9g、87mmol)に代えて、
塩素(6.2g、87mmol)を用いた以外は、実施例8と同じ
方法にてラニチジン塩酸塩を得た(収率48%)。
実施例10 ラニチジン塩酸塩 a)N,N−(ジメチルアミノ)トリフエニルホスホニウ
ムブロミド(VI) トリフエニルホスフイン(78.6g、300mmol)をジメチル
ホルムアミド(300ml)に溶解させ、これに臭素(47.0
g、294mmol)を10〜14℃の温度で40分を要して加えた。
得られた懸濁液にジメチルアミン(67g、1.5mol)を20
〜30℃の温度で30分を要して加えた。かくして得られた
化合物(VI)(0.63mmol/g)の溶液を次の工程にそのま
ま用いた。
b)N−〔2−〔〔〔5−〔(ジメチルアミノ)メチ
ル〕−2−フラニル〕メチル〕チオ〕エチル〕−N′−
メチル−2−ニトロ−1,1−エテンジアミン塩酸塩(ラ
ニチジン塩酸塩)((I)塩酸塩)の製造 N−〔2−〔〔〔5−(ヒドロキシメチル)−2−フラ
ニル〕メチル〕チオ〕エチル〕−N′−メチル−2−ニ
トロ−1,1−エテンジアミン(V)(8.61g、30mmol)を
上記化合物(VI)(98.0g、60mmol)の溶液と共にオー
トクレーブ中で90℃の温度で20時間加熱した。反応混合
物を水洗ポンプにて蒸発させた後、1−ブタノール/ト
ルエン(混合比1:1)(100ml)、12%塩化ナトリウム水
溶液(100ml)及び濃塩酸(0.5ml)を加えてpHを4.0に
した。攪拌した後、生成した相を分離させ、水性相を1
−ブタノール/トルエン(混合比1:1)(2×100ml)で
洗浄した。水性相に1−ブタノール/トルエン(混合比
1:1)(100ml)を加え、次いで、9N水酸化ナトリウム水
溶液(4ml)を加えてpHを9.7に調整した。水性相を1−
ブタノール/トルエン(混合比1:1)(100ml)で抽出し
た。有機相を合体し、水流ポンプにて蒸発させた後、2
−プロパノール(80ml)を加えた。このようにして得ら
れた溶液をシリカゲルの層(15g)を通して濾過し、こ
の濾過層を2−プロパノールでリンスした。濾液を100m
lに蒸発濃縮し、8N塩酸(3ml)を加えて、pHを4.0にし
た。室温で一晩攪拌した後、濾過し、2−プロパノール
で洗浄した。これを乾燥して、ラニチジン塩酸塩6.1g
(収率58%)をベージユ色の生成物として得た。HPLCに
よる純度は96%であつた。融点130〜134℃(分解)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(I) で表わされるラニチジン又はその酸付加塩の製造方法に
    おいて、式(V) で表わされるN−〔2−〔〔〔5−(ヒドロキシメチ
    ル)−2−フラニル〕メチル〕チオ〕エチル〕−N′−
    メチル−2−ニトロ−1,1−エテンジアミンを有機溶剤
    中にてジメチルアミン及び一般式(VI) (式中、Halは臭素又は塩素を示す。) で表わされるN,N−(ジメチルアミノ)トリフエニルホ
    スホニウムハライドと反応させてラニチジンを得、その
    後、ラニチジンを必要に応じてその酸付加塩に変換する
    ことを特徴とするラニチジン又はその酸付加塩の製造方
    法。
JP61224067A 1985-09-27 1986-09-22 ラニチジン又はその酸付加塩の製造方法 Expired - Lifetime JPH0730063B2 (ja)

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