JP2519585B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

Info

Publication number
JP2519585B2
JP2519585B2 JP17689590A JP17689590A JP2519585B2 JP 2519585 B2 JP2519585 B2 JP 2519585B2 JP 17689590 A JP17689590 A JP 17689590A JP 17689590 A JP17689590 A JP 17689590A JP 2519585 B2 JP2519585 B2 JP 2519585B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory cell
erase
erased
erased state
gate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP17689590A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0464996A (ja
Inventor
和男 小林
山本  誠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP17689590A priority Critical patent/JP2519585B2/ja
Priority to US07/721,773 priority patent/US5287317A/en
Priority to DE4122021A priority patent/DE4122021C2/de
Publication of JPH0464996A publication Critical patent/JPH0464996A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2519585B2 publication Critical patent/JP2519585B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/10Programming or data input circuits
    • G11C16/14Circuits for erasing electrically, e.g. erase voltage switching circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/10Programming or data input circuits
    • G11C16/14Circuits for erasing electrically, e.g. erase voltage switching circuits
    • G11C16/16Circuits for erasing electrically, e.g. erase voltage switching circuits for erasing blocks, e.g. arrays, words, groups

Landscapes

  • Read Only Memory (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は不揮発性半導体記憶装置に関し、特に、電
気的に一括消去可能なフラッシュEEPROMの誤消去禁止機
能を有するような不揮発性半導体記憶装置に関する。
[従来の技術] 第4図は従来のフラッシュEEPROMの概略ブロック図で
ある。この第4図に示したフラッシュEEPROMはIEEE Jo
urnal of Solid−State Circuits,Vol.23,No.5,Octo
ber 1988.1157頁〜1163頁に示されているものである。
第4図を参照して、メモリセルアレイの周辺にはYゲー
ト2とソース線スイッチ3とXデコーダ4と、Yデコー
ダ5とが設けられている。Xデコーダ4およびYデコー
ダ5にはアドレスレジスタ6が接続され、外部から入力
されたアドレス信号が入力される。メモリセルアレイ1
にはYゲート2を介して書込み回路7とセンスアンプ8
とが接続される。書込み回路7とセンスアンプ8は入出
力バッファ9に接続される。
プログラム電圧発生回路10とベリファイ電圧発生回路
11が設けられていて、外部から供給された電源Vcc,Vpp
とは異なる電圧が発生され、この電圧がYゲート2とX
デコーダ4などに与えられる。外部から入力されたデー
タにより、動作モードの設定を行なうコマンドレジスタ
12とコマンドデコーダ13が設けられていて、さらに制御
回路14には外部から制御信号▲▼,▲▼,▲
▼が与えられる。
第5図は第4図示したメモリセルの断面図である。第
5図を参照して、メモリセルは半導体基板15上に形成さ
れたフローティングゲート16とコントロールゲート17と
ソース拡散領域18とドレイン拡散領域19とを含む。フロ
ーティングゲート16と基板15との間の酸化膜厚はたとえ
ば100Åくらいに薄く、トンネル現象を利用したフロー
ティングゲート16の電子の移動を可能としている。メモ
リセル1の動作は次のようになる。すなわち、プログラ
ム時には、ドレイン19に6.5V程度のプログラム電圧が与
えられ、コントロールゲート17にはVpp(12V)が与えら
れ、ソース18は接地される。このため、メモリセル1が
オンして電流が流れる。このとき、ドレイン19の近傍で
アバランシェ降伏が生じ、電子,ホール対が発生する。
ホールは基板15を通じて接地電位に流れ、電子はチャネ
ル方向に流れてドレイン19に流れ込む。そして一部の電
子はフローティングゲート16とドレイン19との間の電界
で加速されてフローティングゲート16に注入される。こ
のようにして、メモリセル1のしきい値電圧を上げる。
これを情報“0"の記録と定義される。
一方、消去はドレイン19をオープンにし、コントロー
ルゲート17を接地し、ソース18にVppを印加して行なわ
れる。ソース18とフローティングゲート16との間の電位
差のため、トンネル現象が生じ、フローティングゲート
16中の電子の引き抜きが起こる。このようにして、メモ
リセル1のしきい値が下がる。これを情報“1"の記憶と
定義する。
第6図は第4図に示したメモリセルアレイの構成を示
す図である。第6図を参照して、メモリセルアレイはそ
のドレインがビット線24に接続され、コントロールゲー
トがワード線25に接続されている。ワード線25はXデコ
ーダ4に接続され、ビット線24はYデコーダ5の出力が
そのゲートに入力されるYゲートトランジスタ26を介し
てI/O線27に接続される。I/O線27にはセンスアンプ8お
よび書込み回路7が接続され、ソース線28はソース線ス
イッチ3に接続されている。
次に、第4図ないし第6図を参照して従来のフラッシ
ュEEPROMの動作について説明する。まず、第6図に示し
た点線で囲まれたメモリセル1にデータを書込む場合の
動作について説明する。外部から入力されたデータに応
じて、書込み回路7が活性化され、I/O線27にプログラ
ム電圧が供給される。同時に、アドレス信号によりYデ
コーダ5およびXデコーダ4を介してYゲート26,ワー
ド線25が選択され、Vppがメモリセル1に印加される。
ソース線28はプログラム時にはソース線スイッチ3によ
り接地される。このようにして、第6図中の1個のセル
のみに電流が流れ、ホットエレクトロンが発生し、その
しきい値電圧が高くなる。
一方、消去は以下のようにして行なわれる。まず、X
デコーダ4およびYデコーダ5が非活性化され、すべて
のメモリセル1が非選択にされる。すなわち、各メモリ
セルのワード線25が接地され、ドレインはオープンにさ
れる。一方、ソース線28にはソース線スイッチ3により
高電圧が与えられる。このようにして、トンネル現象に
よりメモリセルアレイ1のしきい値は低い方にシフトす
る。ソース線28は共通であるため、消去はすべてのメモ
リセルアレイへ一括して行なわれる。
次に、読出し動作について説明する。書込み動作と同
様にして、第6図の点線で囲まれたメモリセルの読出し
について説明する。まず、アドレス信号がYデコーダ5
とXデコーダ4とによってデコードされ、選択されたY
ゲート26とワード線25が“H"となる。このとき、ソース
線28はソース線スイッチ3によって接地される。このよ
うにして、メモリセルにデータが書込まれてそのしきい
値が高ければ、メモリセルのコントロールゲートにワー
ド線25から“H"レベル信号が与えられてもメモリセルは
オンせず、ビット線24からソース線28に電流は流れな
い。
一方、メモリセルが消去されているときには、逆にメ
モリセルはオンするため、ビット線24からソース線28に
電流が流れる。メモリセルを介して電流が流れるか否か
をセンスアンプ8で検出し、読出しデータ“1",“0"が
得られる。このようにして、フラッシュEEPROMのデータ
の書込みおよび読出しが行なわれる。
ところで、ROMの他の例として、紫外線を照射するこ
とによってデータを消去するEPROMがある。このようなE
PROMでは、フローティングゲートは電気的に中性になる
と、それ以上にはフローティングゲートから電子が引き
抜かれず、メモリトランジスタのしきい値は1V程度以下
にはならない。一方、トンネル現象を利用した電子の引
き抜きでは、フローティングゲートから電子が過剰に引
き抜かれ、フローティングゲートが正に帯電してしまう
ということが起こる。この現象を過消去または過剰消去
と称する。
メモリトランジスタのしきい値が負になってしまう
と、その後の読出し,書込みに支障をきたす。すなわ
ち、読出し時に非選択でワード線レベルが“L"レベルで
あり、メモリトランジスタのコントロールゲート線に印
加される信号のレベルが“L"レベルであってもそのメモ
リトランジスタを介してビット線24から電流が流れてし
まうので、同一ビット線の読出しを行なおうとするメモ
リセルが書込み状態でしきい値が高くとも“1"を読出し
てしまう。また、書込み時においても過消去されたメモ
リセルを介してリーク電流が流れるため、書込み特性が
劣化し、さらには書込み不能になってしまう。
このため、消去後に読出しを行なって、消去が正しく
行なわれたか否かをチェック(以下、消去ベリファイと
称する)し、消去されないビットがある場合には再度消
去を行なう方法をとって、メモリセルに余分な消去パル
スが印加されるのを防ぐ方法がとられている。
第7図は上述のベリファイ動作を含んだ消去およびプ
ログラムのフロー図を示し、第8A図および第8B図はそれ
らをタイミング図に示したものである。
次に、第4図,第7図および第8A図および第8B図を参
照して、書込み,消去の動作について説明する。従来の
フラッシュEEPROMにおいては、書込み,消去のモード設
定は入力データの組合わせで行なわれる。つまり、書込
みイネーブル信号▲▼の立上がりのデータによって
モード設定が行なわれる。まず、第8A図を参照して書込
みの場合について説明する。初めに、Vcc,Vppがステッ
プ(図示ではSと略称する)S1において立上げられ、続
いてステップS2において書込みイネーブル信号▲▼
が立下げられる。その後、書込みイネーブル信号▲
▼の立上がりのタイミングで入力データ40Hがコマンド
レジスタ12にラッチされる。その後、入力データがコマ
ンドデコーダ13によってデコードされ、動作モードがプ
ログラムモードにされる。
次に、ステップS3において、書込みイネーブル信号▲
▼が再度立下げられ、アドレスレジスタ6に外部か
らの入力アドレスがラッチされ、書込みイネーブル信号
▲▼の立上がりでデータが書込み回路7にラッチさ
れる。次に、プログラム電圧発生回路10からプログラム
パルスが発生され、Xデコーダ4およびYデコーダ5に
印加される。このようにして、前述のごとくプログラム
が行なわれる。
次に、書込みイネーブル信号▲▼が立下げられ、
入力データ(COH)が入力されてコマンドレジスタ12に
ラッチされる。続いて、書込みイネーブル信号▲▼
の立上がりとともに、動作モードがプログラムベリファ
イモードとなる(S6)。このとき、ベリファイ電圧発生
回路11によってチップ内部でプログラムベリファイ電圧
が(〜6.5V)が発生され、Xデコーダ4とYデコーダ5
とに与えられる。このため、メモリセルアレイ1のコン
トロールゲートに与えられる電圧が通常の読出し時(〜
5V)より高くなり、不十分なしきい値シフトを示すもの
はオンしやすくなり、書込み不良を発見できるようにな
る。
次に、ステップS7で読出しを行なって、書込みデータ
のチェックを行なう。ステップS8において書込み不良で
あることが判別されれば、さらにステップS2〜S7の処理
を行なって書込みを行なう。書込みがなされていれば、
ステップS9においてモードを読出しモードにセットし、
プログラムを終了する。
次に第8B図を参照して、消去動作について説明する。
まず、ステップS10において、Vcc,Vppが立上げられ、続
いて前述の書込みフロー処理に従って、ステップS11で
全ビットに“0"の書込みを行なう。消去されたメモリセ
ルをさらに消去すると、メモリセルアレイ1が過消去さ
れるためである。次に、書込みイネーブル信号▲▼
を立下げて消去コマンドを入力する。すなわち、ステッ
プS12において、(20H)を入力する。続いて、ステップ
S13において、消去確認のコマンド入力が行なわれ、書
込みイネーブル信号▲▼の立上がりとともに内部で
消去パルスが発生される。すなわち、ソース線のスイッ
チ3を介してメモリセルアレイ1のソースにVppが与え
られる。その後、書込みイネーブル信号▲▼の立下
がりまでソース線28にVppが印加される。同時に、その
立下がりでアドレスもアドレスレジスタ6にラッチされ
る。ステップS15において書込みイネーブル信号▲
▼の立上がりで消去ベリファイコマンド(AOH)が入力
され、消去ベリファイモードに設定される。
消去ベリファイモードでは、ベリファイ電圧発生回路
11によって消去ベリファイ電圧(〜3.2V)がXデコーダ
4とYゲート2とに与えられる。このため、メモリセル
アレイ1のコントロールゲートに与えられる電圧が通常
の読出し時(5V)より低くなり、消去不十分なメモリセ
ルはオンしにくくなる。このようにして、消去の確認を
より確実に行なえるようになる。
次に、ステップS16において読出しを行ない、実際に
消去の確認が行なわれる。ステップS17において消去不
十分であることが判別されれば、さらに消去を繰り返
し、消去が十分であれば、ステップS18においてアドレ
スをインクリメントし、次のアドレスの消去データのベ
リファイが行なわれる。ステップS19においてベリファ
イしたアドレスが最終であることが判別されると、ステ
ップS20において動作モードを読出しモードに設定して
一連の動作を終了する。
[発明が解決しようとする課題] 従来のフラッシュEEPROMは上述のごとく構成されてい
るため、消去する前には必ず全ビットに“0"を書込む
か、全ビットが“0"になっているかを読出して確認する
必要があった。このため、誤操作などで既に消去された
デバイスに対して消去を行なってしまうという問題点が
あった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、誤操作などで
消去動作が繰り返されてデバイスが過消去されるのを防
止し得る不揮発性半導体記憶装置を提供することであ
る。
[課題を解決するための手段] この発明は少なくとも行および列方向にアレイ状に配
置され、電気的に情報の書込み,消去が可能な不揮発性
メモリトランジスタを含む複数のメモリセルと、外部か
ら入力されたアドレス信号をデコードし、複数のメモリ
セルのうち、行方向および列方向のメモリセルを選択す
るためのロウ選択手段およびコラム選択手段とを備えた
不揮発性半導体記憶装置であって、外部から入力された
電源の立上がりを検出するとともに、メモリセルから読
出された消去後のデータがすべて消去状態を示すか否か
を判別し、消去後の読出しデータがすべて消去状態にな
っていることを判別したことに応じて、消去禁止モード
信号を出力し、消去後の読出しデータにプログラム状態
のデータが含まれていることを判別したことに応じて、
消去可能モード信号を出力するように構成したものであ
る。
[作用] この発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、メモリセ
ルから読出された消去後の読出しデータがすべて消去状
態になっていれば消去禁止モードを設定して過消去を防
止し、消去後の読出しデータにプログラム状態のデータ
が含まれていれば再度の消去を可能にする。
[発明の実施例] 第1図はこの発明の一実施例の全体の構成を示す概略
ブロック図である。この第1図に示した実施例は、以下
の点を除いて前述の第4図の実施例と同じである。すな
わち、立上がり検出回路29と判定回路30とラッチ回路31
と立下がり検出回路32とが設けられる。立上がり検出回
路29はソース線スイッチ3に与えられるVppの立上がり
を検出する。判定回路30は消去ベリファイモード時に、
読出しデータが“1"であるか否かを判定する。ラッチ回
路31はソース線スイッチ3を制御する。立下がり検出回
路32は消去パルスの終了を検出する。
第2図は第1図に示した立上がり検出回路と判定回路
とラッチ回路と立下がり検出回路のより具体的なブロッ
ク図である。第2図を参照して、判定回路30はNANDゲー
ト32と、ANDゲート33とを含む。NANDゲート32はその入
力がセンスアンプ8の出力に接続され、読出しデータが
すべて“1"か否かを検出する。NANDゲート32の出力はAN
Dゲート33に与えられる。ANDゲート33にはさらに消去ベ
リファイ信号VERと消去コマンド信号ERSが与えられる。
ANDゲート33はNANDゲート32の出力を消去ベリファイ時
(VER=“H")に出力イネーブル信号▲▼が“H"の
ときに出力する。
判定回路30の出力はORゲート34の一方入力端に与えら
れ、他方入力端にはプログラムモード信号PRSが与えら
れる。そして、ORゲート34は判定回路30の出力が“H"レ
ベルのときか、プログラムモードのとき(PRS=“H")
に“H"レベル信号をラッチ回路31に出力する。ラッチ回
路31はNORゲート35と36とによって構成されたR−Sフ
リップフロップからなっている。立上がり検出回路29お
よび立下がり検出回路32の検出出力はORゲート37を介し
てラッチ回路31に与えられる。すなわち、ORゲート37は
立上がり検出回路29または消去コマンド信号ERSの立下
がり時に“H"レベル信号を出力し、ラッチ回路31をリセ
ットする。
ラッチ回路31の出力は消去コマンド信号ERSととも
に、ANDゲート38に与えられる。ANDゲート38はラッチ回
路31の出力が“H"レベルのときに消去コマンド信号ERS
として“H"レベル信号を出力する。
第3図はこの発明の一実施例の動作を説明するための
タイミング図である。次に、第1図ないし第3図を参照
して、この発明の一実施例の動作について説明する。た
だし、読出し,書込み動作は従来例と同じであるため、
消去動作についてのみ説明する。まず、第3図に示すタ
イミングT1においてVppが立上げられ、その立上がりが
立上がり検出回路29によって検出される。この検出信号
に応じてラッチ回路31がリセットされ、その出力▲
▼が“H"レベルとなる。その後、タイミングT2におい
て、従来例と同様にして書込みが行なわれ、タイミング
T3においてプログラムパルスモード信号PRSが立上が
り、ORゲート34を介してラッチ回路31がセットされ、▲
▼が“L"レベルとなる。このタイミングにおいて消
去が可能となる。
次にタイミングT4においてプログラムベリファイコマ
ンドが入力され、タイミングT5においてプログラムベリ
ファイが行なわれ、読出しが実行される。次に、実際の
消去に入る。従来例と同様にして、タイミングT6におい
て消去コマンド信号ERSが入力され、書込みイネーブル
信号▲▼の立上がりとともに消去パルス制御信号ER
Sが“H"レベルとなり、タイミングT7においてソース線
スイッチ3を介してソース28にVppが印加される。次
に、タイミングT8において、消去ベリファイコマンドが
入力され、書込みイネーブル信号▲▼の立上がりと
ともに消去ベリファイモードが設定され、同時に消去コ
マンド信号ERSが立下がり消去パルスが終了する。この
とき、消去コマンド信号ERSの立下がりによってANDゲー
ト33からパルスが発生されてラッチ回路31がリセットさ
れ、その出力▲▼が“H"レベルにされて消去禁止モ
ードとなる。
次に、アウトプットイネーブル信号▲▼が立下が
り、消去ベリファイが実行されてVERが“H"レベルとな
る。読出しデータがすべて“1"のときには、NANDゲート
32の出力が“L"レベルとなり、ANDゲート33の出力であ
るFAIL信号が第3図の点線で示すように“L"レベルのま
まである。一方、読出しデータに“0"が混っていると
き、FAIL信号は実線で示すように“H"レベルなり、▲
▼が“L"レベルにセットされて再度消去可能となる。
このようにして、タイミングT9において再度消去コマン
ドを入力し、消去を行なう場合、消去ベリファイパスの
とき、第3図の点線で示すように消去パルスが発生せ
ず、ベリファイフェイルのときには消去が再度行なわれ
る。
なお、上述の第2図に示した実施例では、ラッチ回路
31として2個のNORゲートを用いたが、これに限ること
なく、NANDゲートを用いてもよく、またJ−Kフリップ
フロップを用いてもよい。さらに、第2図に示した構成
はNANDゲート32,ANDゲート33,38,ORゲート34,37およびN
ORゲート35,36に限ることなく他のロジック回路を組合
わせてもよい。
さらに、上述の実施例では、消去パルス発生回路を活
性,非活性するようにしたが、外部からの消去コマンド
を入力するような回路であってもよい。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、消去後の読出しデ
ータがすべて消去状態になっているか否かを判別し、す
べて消去状態になっていれば消去禁止モード信号を出力
し、消去後の読出しデータにプログラム状態のデータが
含まれていることを判別したことに応じて消去可能モー
ド信号を出力するようにしたので、誤った操作によって
消去を2回連続行なってしまい、過消去状態になるのを
防止できる。さらに、複数のチップに対して同時に消去
を行なうときに、消去コマンドをすべてのチップに同時
に入力しても過消去になることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の概略ブロック図である。
第2図は第1図に示した立上がり検出回路と判定回路と
ラッチ回路と立下がり検出回路の具体的なブロック図で
ある。第3図はこの発明の一実施例の動作を説明するた
めのタイミング図である。第4図は従来のフラッシュEE
PROMの概略ブロック図である。第5図はメモリセルの断
面図である。第6図は第4図に示したメモリアレイ周辺
の回路図である。第7図は従来のフラッシュEEPROMの動
作を説明するためのフロー図である。第8A図および第8B
図は、従来のフラッシュEEPROMの書込みおよび消去動作
を説明するためのタイミング図である。 図において、1はメモリセルアレイ、2はYゲート、3
はソース線スイッチ、4はXデコーダ、5はYデコー
ダ、6はアドレスレジスタ、7は書込み回路、8はセン
スアンプ、9は入出力バッファ、10はプログラム電圧発
生回路、11はベリファイ電圧発生回路、12はコマンドレ
ジスタ、13はコマンドデコーダ、29は立上がり検出回
路、30は判定回路、31はラッチ回路、32は立下がり検出
回路を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも行および列方向にアレイ状に配
    置され、電気的に情報の書込み,消去が可能な不揮発性
    メモリトランジスタを含む複数のメモリセルと、 外部から入力されたアドレス信号をデコードし、前記複
    数のメモリセルのうち、行方向のメモリセルを選択する
    ためのロウ選択手段、 外部から入力されたアドレス信号をデコードし、前記複
    数のメモリセルのうち、列方向のメモリセルを選択する
    ためのコラム選択手段、 外部から入力された電源の立上がりを検出する立上がり
    検出手段、 前記メモリセルから読出された消去後のデータがすべて
    消去状態を示すか否かを判別する消去状態判別手段、お
    よび 前記消去状態判別手段によって消去後の読出しデータが
    すべて消去状態になっていることが判別されたことに応
    じて、消去禁止モード信号を出力し、消去後の読出しデ
    ータにプログラム状態のデータが含まれていることが判
    別されたことに応じて、消去可能モード信号を出力する
    モード信号出力手段を備えた、不揮発性半導体記憶装
    置。
JP17689590A 1990-07-03 1990-07-03 不揮発性半導体記憶装置 Expired - Fee Related JP2519585B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17689590A JP2519585B2 (ja) 1990-07-03 1990-07-03 不揮発性半導体記憶装置
US07/721,773 US5287317A (en) 1990-07-03 1991-06-28 Non-volatile semiconductor memory device with over-erasing prevention
DE4122021A DE4122021C2 (de) 1990-07-03 1991-07-03 Nichtflüchtige Halbleiterspeichervorrichtung und Verfahren zum Löschen von Ladungen in Speicherzellen

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17689590A JP2519585B2 (ja) 1990-07-03 1990-07-03 不揮発性半導体記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0464996A JPH0464996A (ja) 1992-02-28
JP2519585B2 true JP2519585B2 (ja) 1996-07-31

Family

ID=16021630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17689590A Expired - Fee Related JP2519585B2 (ja) 1990-07-03 1990-07-03 不揮発性半導体記憶装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5287317A (ja)
JP (1) JP2519585B2 (ja)
DE (1) DE4122021C2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106653085A (zh) * 2015-10-30 2017-05-10 爱思开海力士有限公司 储存器件、具有储存器件的存储系统及其操作方法

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0644791A (ja) * 1992-05-08 1994-02-18 Seiko Epson Corp 不揮発性半導体装置
JP3348466B2 (ja) * 1992-06-09 2002-11-20 セイコーエプソン株式会社 不揮発性半導体装置
US5381369A (en) * 1993-02-05 1995-01-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Nonvolatile semiconductor memory device using a command control system
US5442586A (en) * 1993-09-10 1995-08-15 Intel Corporation Method and apparatus for controlling the output current provided by a charge pump circuit
US5523972A (en) * 1994-06-02 1996-06-04 Intel Corporation Method and apparatus for verifying the programming of multi-level flash EEPROM memory
JPH08111096A (ja) * 1994-10-12 1996-04-30 Nec Corp 半導体記憶装置及びその消去方法
KR0142638B1 (ko) * 1994-12-27 1998-08-17 김주용 플래쉬 메모리 장치
JP2818571B2 (ja) * 1996-02-21 1998-10-30 山形日本電気株式会社 半導体記憶装置
JPH09306191A (ja) * 1996-05-13 1997-11-28 Nec Corp 不揮発性半導体記憶装置
US5974499A (en) * 1997-04-23 1999-10-26 Micron Technology, Inc. Memory system having read modify write function and method
JPH11328981A (ja) * 1998-05-12 1999-11-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体記憶装置,およびレギュレータ
US7366020B2 (en) * 1999-07-28 2008-04-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Flash memory device capable of preventing an overerase of flash memory cells and erase method thereof
KR100308192B1 (ko) 1999-07-28 2001-11-01 윤종용 플래시 메모리 셀들의 과소거를 방지할 수 있는 플래시 메모리장치 및 그것의 소거 방법
US6914827B2 (en) * 1999-07-28 2005-07-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Flash memory device capable of preventing an over-erase of flash memory cells and erase method thereof
KR100381954B1 (ko) * 2000-10-26 2003-04-26 삼성전자주식회사 메모리 셀의 과소거를 방지할 수 있는 소거 방법 및그것을 이용한 플래시 메모리 장치
JP4249992B2 (ja) * 2002-12-04 2009-04-08 シャープ株式会社 半導体記憶装置及びメモリセルの書き込み並びに消去方法
US7336536B2 (en) * 2004-06-25 2008-02-26 Micron Technology, Inc. Handling defective memory blocks of NAND memory devices
US7336542B2 (en) * 2005-02-01 2008-02-26 Atmel Corporation Nonvolatile latch
US8120966B2 (en) * 2009-02-05 2012-02-21 Aplus Flash Technology, Inc. Method and apparatus for management of over-erasure in NAND-based NOR-type flash memory
US8593853B2 (en) 2010-03-30 2013-11-26 Panasonic Corporation Nonvolatile storage device and method for writing into the same
WO2012132341A1 (ja) 2011-03-25 2012-10-04 パナソニック株式会社 抵抗変化型不揮発性素子の書き込み方法および記憶装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6180597A (ja) * 1984-09-26 1986-04-24 Hitachi Ltd 半導体記憶装置
JPH0713879B2 (ja) * 1985-06-21 1995-02-15 三菱電機株式会社 半導体記憶装置
US5053990A (en) * 1988-02-17 1991-10-01 Intel Corporation Program/erase selection for flash memory
US5172338B1 (en) * 1989-04-13 1997-07-08 Sandisk Corp Multi-state eeprom read and write circuits and techniques
US5122985A (en) * 1990-04-16 1992-06-16 Giovani Santin Circuit and method for erasing eeprom memory arrays to prevent over-erased cells
US5132935A (en) * 1990-04-16 1992-07-21 Ashmore Jr Benjamin H Erasure of eeprom memory arrays to prevent over-erased cells
JP2709751B2 (ja) * 1990-06-15 1998-02-04 三菱電機株式会社 不揮発性半導体記憶装置およびそのデータ消去方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106653085A (zh) * 2015-10-30 2017-05-10 爱思开海力士有限公司 储存器件、具有储存器件的存储系统及其操作方法
CN106653085B (zh) * 2015-10-30 2020-11-10 爱思开海力士有限公司 储存器件、具有储存器件的存储系统及其操作方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0464996A (ja) 1992-02-28
DE4122021C2 (de) 1995-11-09
DE4122021A1 (de) 1992-01-16
US5287317A (en) 1994-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2519585B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US5748538A (en) OR-plane memory cell array for flash memory with bit-based write capability, and methods for programming and erasing the memory cell array
US6567316B1 (en) Nonvolatile semiconductor memory device and method of erasing data of nonvolatile semiconductor memory device
JP2709751B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置およびそのデータ消去方法
JP3784163B2 (ja) 不揮発性半導体メモリ装置
US6788580B2 (en) Nonvolatile semiconductor storage device and data erasing method
US6252803B1 (en) Automatic program disturb with intelligent soft programming for flash cells
US20050207259A1 (en) Non-volatile semiconductor memory device and writing method therefor
JP3080744B2 (ja) 電気的に書き込み一括消去可能な不揮発性半導体記憶装置
JPH06275087A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JPH06251593A (ja) フラッシュメモリの消去あるいは書き込み制御方法
KR960005354B1 (ko) 어드레스 천이 검출 회로를 구비한 비휘발성 반도체 메모리
US7206241B2 (en) Semiconductor device and programming method
JP3143161B2 (ja) 不揮発性半導体メモリ
US6483747B2 (en) Method for protecting an over-erasure of redundant memory cells during test for high-density nonvolatile memory semiconductor devices
JP2707970B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置の消去方法
JP4672673B2 (ja) 半導体装置および半導体装置の制御方法
JPH0750096A (ja) 半導体記憶装置
JPH07122083A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP2979636B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JPH05159586A (ja) フラッシュeeprom
JPH04206094A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP2630066B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置の消去方法
JP3655882B2 (ja) データ記憶用装置
JP2006351112A (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees