JP2516776B2 - カラ―リバ―サル写真感光材料 - Google Patents
カラ―リバ―サル写真感光材料Info
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C7/00—Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
- G03C7/30—Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
- G03C7/3022—Materials with specific emulsion characteristics, e.g. thickness of the layers, silver content, shape of AgX grains
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はカラーリバーサル写真感光材料に関し、更に
詳しくは特定のハロゲン組成を有する感光性ハロゲン化
銀乳剤を用いたカラーリバーサル写真感光材料に関す
る。
詳しくは特定のハロゲン組成を有する感光性ハロゲン化
銀乳剤を用いたカラーリバーサル写真感光材料に関す
る。
[発明の背景] カラーリバーサル写真感光材料は、像様露光後、例え
ば第1現像(モノクロ現像)、水洗、かぶり、第2現像
(発色現像)、水洗、漂白定着、水洗の各処理工程を経
て、画像が形成される。
ば第1現像(モノクロ現像)、水洗、かぶり、第2現像
(発色現像)、水洗、漂白定着、水洗の各処理工程を経
て、画像が形成される。
かかる処理工程中、第1現像及びそれに続く水洗工程
は、カラーネガ写真感光材料の処理工程には存在しない
ものであり、必然的にカラーリバーサル写真感光材料の
処理時間は長くなってしまう。
は、カラーネガ写真感光材料の処理工程には存在しない
ものであり、必然的にカラーリバーサル写真感光材料の
処理時間は長くなってしまう。
処理時間の短縮化の一方法として、第1現像に続く水
洗時間の短縮化が考えられるが、単に水洗時間を短縮し
た場合には、色にごりが生ずるといった欠点がある。
洗時間の短縮化が考えられるが、単に水洗時間を短縮し
た場合には、色にごりが生ずるといった欠点がある。
従来、色にごりを防止する手段として、中間層にハイ
ドロキノン誘導体(例えば2,5−ジ−t−オクチルハイ
ドロキノン)が用いられているが、上述の水洗時間を短
縮した場合には、その効果は小さい。
ドロキノン誘導体(例えば2,5−ジ−t−オクチルハイ
ドロキノン)が用いられているが、上述の水洗時間を短
縮した場合には、その効果は小さい。
又、別の手段として、中間層のゼラチン量を増加する
方法もあるが、やはりその効果は小さい。
方法もあるが、やはりその効果は小さい。
[発明の目的] 本発明の目的は、第1に色にごりの少ないカラーリバ
ーサル写真感光材料を提供することにあり、第2に処理
時間の短縮が可能なカラーリバーサル写真感光材料を提
供することにある。
ーサル写真感光材料を提供することにあり、第2に処理
時間の短縮が可能なカラーリバーサル写真感光材料を提
供することにある。
本発明者等は上記目的を達成するにあたり、カラーリ
バーサル写真感光材料のハロゲン化銀に着目し、該写真
感光材料に常用されている沃臭化銀に、その原因がある
ことを見い出し、上記目的を達成した。
バーサル写真感光材料のハロゲン化銀に着目し、該写真
感光材料に常用されている沃臭化銀に、その原因がある
ことを見い出し、上記目的を達成した。
本発明のカラーリバーサル写真感光材料は、イエロー
カプラーを含有する感光性ハロゲン化銀乳剤層、マゼン
タカプラーを含有する感光性ハロゲン化銀乳剤層及びシ
アンカプラーを含有する感光性ハロゲン化銀乳剤層を有
し、露光後第一現像においてモノクロ現像した後、水洗
し、その後に光カブリ又はカブリ浴にて未露光のハロゲ
ン化銀をかぶらせ、続いて発色現像にて色素画像を得る
カラーリバーサル写真感光材料において、該乳剤層の少
なくとも1層が、含有するハロゲン化銀のハロゲン組成
が、塩素原子80モル%以上であり、かつ分布の広さが20
%以下の単分散乳剤であることを特徴とする。
カプラーを含有する感光性ハロゲン化銀乳剤層、マゼン
タカプラーを含有する感光性ハロゲン化銀乳剤層及びシ
アンカプラーを含有する感光性ハロゲン化銀乳剤層を有
し、露光後第一現像においてモノクロ現像した後、水洗
し、その後に光カブリ又はカブリ浴にて未露光のハロゲ
ン化銀をかぶらせ、続いて発色現像にて色素画像を得る
カラーリバーサル写真感光材料において、該乳剤層の少
なくとも1層が、含有するハロゲン化銀のハロゲン組成
が、塩素原子80モル%以上であり、かつ分布の広さが20
%以下の単分散乳剤であることを特徴とする。
上記ハロゲン組成において、塩素原子80モル%未満で
ある場合には、迅速処理下における色濁りが生ずる。本
発明において塩素原子以外のハロゲン原子を含む場合
は、臭素原子が好ましい。沃素原子を含む場合には、0.
5モル%以下が好ましい。
ある場合には、迅速処理下における色濁りが生ずる。本
発明において塩素原子以外のハロゲン原子を含む場合
は、臭素原子が好ましい。沃素原子を含む場合には、0.
5モル%以下が好ましい。
ハロゲン化銀の粒径は、平均粒径が0.05〜2μmが好
ましく、より好ましくは0.1〜1.5μmである。各ハロゲ
ン化銀乳剤層のハロゲン化銀の塗布量は銀に換算して0.
01g/m2〜3.0g/m2が好ましく、より好ましくは0.05g/m2
〜1.5g/m2である。
ましく、より好ましくは0.1〜1.5μmである。各ハロゲ
ン化銀乳剤層のハロゲン化銀の塗布量は銀に換算して0.
01g/m2〜3.0g/m2が好ましく、より好ましくは0.05g/m2
〜1.5g/m2である。
又、ハロゲン化銀乳剤としては単分散ハロゲン化銀乳
剤を用いることが好ましい。
剤を用いることが好ましい。
本発明において、単分散ハロゲン化銀乳剤とは、平均
粒径を中心に±20%の粒径範囲内に含まれるハロゲン
化銀重量が、全ハロゲン化銀粒子重量の60%以上である
ものを言い、好ましくは70%以上、更に好ましくは80%
以上である。
粒径を中心に±20%の粒径範囲内に含まれるハロゲン
化銀重量が、全ハロゲン化銀粒子重量の60%以上である
ものを言い、好ましくは70%以上、更に好ましくは80%
以上である。
ここに、平均粒径は、粒径riを有する粒子の頻度ni
とri3との積ni×ri3が最大となるときの粒径riを定義す
る。
とri3との積ni×ri3が最大となるときの粒径riを定義す
る。
(有効数字3桁、最少桁数字は4捨5入する。) ここで言う粒径とは、球状のハロゲン化銀粒子の場合
は、その直径、また球状以外の形状の粒子の場合は、そ
の投影像を同面積の円像に換算した時の直系である。
は、その直径、また球状以外の形状の粒子の場合は、そ
の投影像を同面積の円像に換算した時の直系である。
粒径は例えば該粒子を電子顕微鏡で1万倍から5万倍
に拡大して投影し、そのプリント上の粒子直径又は投影
時の面積を実測することによって得ることができる(測
定粒子個数は無差別に1000個以上あることとする。)。
に拡大して投影し、そのプリント上の粒子直径又は投影
時の面積を実測することによって得ることができる(測
定粒子個数は無差別に1000個以上あることとする。)。
特に好ましい高度の単分散乳剤は により定義した分布の広さが20%以下であり、更に好ま
しくは15%以下のものである。
しくは15%以下のものである。
ここに、平均粒径及び粒径標準偏差は前記定義のriか
ら求めるものとする。
ら求めるものとする。
単分散乳剤は種粒子を含むゼラチン溶液中に、水溶性
銀塩溶液と水溶性ハライド溶液を、pAg及びpHの制御下
ダブルジェット法によって加えることによって得ること
ができる。添加速度の決定に当たっては、特開昭54−48
521号、同58−49938号公報を参考にできる。
銀塩溶液と水溶性ハライド溶液を、pAg及びpHの制御下
ダブルジェット法によって加えることによって得ること
ができる。添加速度の決定に当たっては、特開昭54−48
521号、同58−49938号公報を参考にできる。
更に高度は単分散乳剤を得る方法としては、特開昭60
−122935号公報に開示されたテトラザインデン化合物存
在下での成長方法が適用できる。
−122935号公報に開示されたテトラザインデン化合物存
在下での成長方法が適用できる。
又、別々に化学増感、分光増感を施した2種以上の単
分散ハロゲン化銀乳剤を混合して用いることも単分散ハ
ロゲン化銀乳剤を用いる一態様である。
分散ハロゲン化銀乳剤を混合して用いることも単分散ハ
ロゲン化銀乳剤を用いる一態様である。
本発明のハロゲン化銀乳剤には、かぶり防止剤、安定
剤等を加えることができる。該乳剤のバインダーとして
は、ゼラチンを用いるのが有利である。
剤等を加えることができる。該乳剤のバインダーとして
は、ゼラチンを用いるのが有利である。
乳剤層、その他の親水性コロイド層は、硬膜すること
ができ、また、可塑剤等を含有させることができる。
ができ、また、可塑剤等を含有させることができる。
各感光性ハロゲン化銀乳剤層に含有せしめるイエロ
ー、マゼンタ、シアンの各カプラーとしては種々の化合
物が用いられる。添加量は銀1モル当り、1×10-3〜1
モルが好ましく、特に5×10-3〜8×10-1モルが好まし
い。更に現像主薬の酸化体とのカップリングによって現
像促進剤、現像剤、ハロゲン化銀溶剤、調色剤、硬膜
剤、かぶり剤、かぶり防止剤、化学増感剤、分硬増感剤
および減感剤のような写真的に有用なフラグメントを放
出する化合物を用いることができる。
ー、マゼンタ、シアンの各カプラーとしては種々の化合
物が用いられる。添加量は銀1モル当り、1×10-3〜1
モルが好ましく、特に5×10-3〜8×10-1モルが好まし
い。更に現像主薬の酸化体とのカップリングによって現
像促進剤、現像剤、ハロゲン化銀溶剤、調色剤、硬膜
剤、かぶり剤、かぶり防止剤、化学増感剤、分硬増感剤
および減感剤のような写真的に有用なフラグメントを放
出する化合物を用いることができる。
感光材料には、フィルター層、ハレーション防止層、
イラジエーション防止層等の補助層を設けることができ
る。これらの層中および/または乳剤層中には現像処理
中に感光材料から流出するか、もしくは漂白される染料
が含有されてもよい。
イラジエーション防止層等の補助層を設けることができ
る。これらの層中および/または乳剤層中には現像処理
中に感光材料から流出するか、もしくは漂白される染料
が含有されてもよい。
感光材料には、色かぶり防止剤、滑剤、画像安定剤、
ホルマリンスカベンジャー、紫外線吸収剤、蛍光増白
剤、界面活性剤、現像促進剤や現像遅延剤を添加でき
る。
ホルマリンスカベンジャー、紫外線吸収剤、蛍光増白
剤、界面活性剤、現像促進剤や現像遅延剤を添加でき
る。
支持体としては、ポリエチレン等をラミネートした
紙、ポリエチレンテレフタレートフィルム、バライタ
紙、三酢酸セルロース等を用いることができる。
紙、ポリエチレンテレフタレートフィルム、バライタ
紙、三酢酸セルロース等を用いることができる。
本発明の感光材料を用いて色素画像を得るには、露光
後、カラーリバーサル処理を行えばよい。
後、カラーリバーサル処理を行えばよい。
即ち、第1現像において露光されたハロゲン化銀をモ
ノクロ現像処理した後、光かぶり又はかぶり浴にて未露
光のハロゲン化銀をかぶらせ、続いて発色現像にて色素
画像を得るものである。
ノクロ現像処理した後、光かぶり又はかぶり浴にて未露
光のハロゲン化銀をかぶらせ、続いて発色現像にて色素
画像を得るものである。
第1現像に使用する現像剤としては、例えばハイドロ
キノン系、3−ピラゾリドン系、p−アミノフェノール
系の現像剤を単独、又は併用して用いられる。
キノン系、3−ピラゾリドン系、p−アミノフェノール
系の現像剤を単独、又は併用して用いられる。
本発明においては、3−ピラゾリドン系現像剤と、ハ
イドロキノン系現像剤を併用した場合が好ましい。
イドロキノン系現像剤を併用した場合が好ましい。
[発明の効果] 本発明によれば、色にごりが少なく、且つ処理時間の
短縮が可能なカラーリバーサル写真感光材料を提供する
ことができる。
短縮が可能なカラーリバーサル写真感光材料を提供する
ことができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を示すが、本発明はこれらに限
定されない。
定されない。
実施例 1 両面をポリエチレンコートした紙支持体上に、以下の
第1層から第8層を設けてカラーリバーサル写真感光材
料試料−1を作製した。各成分の塗布量はg/m2で示す。
但し、ハロゲン化銀及びコロイド銀については、銀に換
算した塗布量で示す。
第1層から第8層を設けてカラーリバーサル写真感光材
料試料−1を作製した。各成分の塗布量はg/m2で示す。
但し、ハロゲン化銀及びコロイド銀については、銀に換
算した塗布量で示す。
第1層(ハレーション防止層) 黒色コロイド銀 0.05 ゼラチン 0.20 第2層(赤感性層) シアンカプラーA 0.34 シアンカプラーB 0.17 赤感性沃臭化銀乳剤(乳剤−1) 0.30 ゼラチン 2.0 第3層(第1中間層) 混色防止剤 0.08 ゼラチン 1.0 第4層(緑感性層) マゼンタカプラーA 0.28 緑感性沃臭化銀乳剤(乳剤−2) 0.30 ゼラチン 2.0 第5層(第2中間層) 黄色コロイド銀 0.15 混色防止剤 0.08 ゼラチン 1.0 第6層(青感性層) イエローカプラー 0.60 青感性沃臭化銀乳剤(乳剤−3) 0.35 ゼラチン 2.0 第7層(紫外線吸収層) 紫外線吸収剤A 0.2 紫外線吸収剤B 0.2 紫外線吸収剤C 0.2 紫外線吸収剤D 0.2 ゼラチン 2.0 第8層(保護層) ゼラチン 1.0 但し、以上の他に高沸点溶剤、退色防止剤、界面活性
剤、硬膜剤、イラジエーション防止染料を含有する。
剤、硬膜剤、イラジエーション防止染料を含有する。
R1 R2 R3 A (t)C4H9 (t)C4H9 H B (t)C4H9 CH3 Cl C (t)C4H9 (t)C4H9 Cl D (t)C5H11 (t)C5H11 H 用いた乳剤−1〜3は、特開昭59−178447号公報の方
法により平均沃化銀含有率2.0モル%、コアの沃化銀含
有率30モル%、シェルの組成が沃臭化銀である、コアシ
ェル型の立方体粒子単分散性乳剤を臭化カリウムの存在
下40℃、pAg11.5で10分間熟成したのち脱塩・水洗し、
チオ硫酸ナトリウム、塩化金酸及びチオシアン酸アンモ
ニウムの存在下50℃にて最適な化学熟成を施し、増感色
素、4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7−テトラザ
インデン、5−フェニルメルカプトテトラゾールを加え
て調製した。
法により平均沃化銀含有率2.0モル%、コアの沃化銀含
有率30モル%、シェルの組成が沃臭化銀である、コアシ
ェル型の立方体粒子単分散性乳剤を臭化カリウムの存在
下40℃、pAg11.5で10分間熟成したのち脱塩・水洗し、
チオ硫酸ナトリウム、塩化金酸及びチオシアン酸アンモ
ニウムの存在下50℃にて最適な化学熟成を施し、増感色
素、4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7−テトラザ
インデン、5−フェニルメルカプトテトラゾールを加え
て調製した。
乳剤−1〜3の内容を表1に示す。
一方、試料1の乳剤−1〜3のかわりに表2に示され
る乳剤−4〜12を用いて試料2、3、4、を作製した。
る乳剤−4〜12を用いて試料2、3、4、を作製した。
又、試料1の第1中間層、第2中間層の混色防止剤の
塗布量を3倍にする以外は試料1と同じに調製したもの
を試料5とした。
塗布量を3倍にする以外は試料1と同じに調製したもの
を試料5とした。
前記各試料に対して、イーストマンコダック社製色フ
ィルターCC−90Mを用いてマゼンタ露光をそれぞれウェ
ッジを通して与え下記処理を行った。
ィルターCC−90Mを用いてマゼンタ露光をそれぞれウェ
ッジを通して与え下記処理を行った。
使用した処理液の組成は以下の通りである。
[第1現像液] 亜硫酸カリウム 3.0g チオシアン酸ナトリウム 1.0g 臭化ナトリウム 2.4g 沃化カリウム 8.0mg 水酸化カリウム(48%) 6.2ml 炭酸カリウム 14 g 炭酸水素ナトリウム 12 g 1−フェニル−4−メチル−4−ヒドロキシメチル−3
−ピラゾリドン 1.5g ハイドロキノンモノスルホネート 23.3g 水を加えて1とし、pH9.65とする。
−ピラゾリドン 1.5g ハイドロキノンモノスルホネート 23.3g 水を加えて1とし、pH9.65とする。
[第2現像液] ベンジルアルコール 14.6 ml エチレングリコール 12.6 ml 炭酸カリウム(無水) 26 g 水酸化ナトリウム 1.4 g 亜硫酸ナトリウム 1.6 g 3,6−ジチアオクタン−1,8−ジオール 0.24g ヒドロキシアミン硫酸塩 2.6 g 4−N−エチル−N−β−(メタンスルホンアミドエチ
ル)−2−メチル−p−フェニレンジアミンセスキサル
フェート 5.0 g 水を加えて1とする。
ル)−2−メチル−p−フェニレンジアミンセスキサル
フェート 5.0 g 水を加えて1とする。
[漂白定着液] エチレンジアミン四酢酸塩二鉄錯体のアンモニウム塩の
1.56モル溶液 115 ml メタ重亜硫酸ナトリウム 15.4g チオ硫酸アンモニウム(58%) 126 ml 1,2,4−トリアゾール−3−チオール 0.4g 水を加えて1とし、pH6.5とする。
1.56モル溶液 115 ml メタ重亜硫酸ナトリウム 15.4g チオ硫酸アンモニウム(58%) 126 ml 1,2,4−トリアゾール−3−チオール 0.4g 水を加えて1とし、pH6.5とする。
更に、各試料について第1現像に続く水洗時間を1分
及び45秒に変化させた処理を行った。
及び45秒に変化させた処理を行った。
得られた各試料のマゼンタ画像の緑光反射濃度0.5の
点について、青光、赤光反射濃度を測定して色濁りを評
価した。結果を表3に示す。
点について、青光、赤光反射濃度を測定して色濁りを評
価した。結果を表3に示す。
表3から明らかなように本発明の試料は比較試料に比
べて色濁りが改善され、特に第1現像後の水洗時間を短
くした場合に大巾に改善され、45秒水洗においても色濁
りの許容範囲である青、赤光反射濃度0.2以下を達成し
ている。
べて色濁りが改善され、特に第1現像後の水洗時間を短
くした場合に大巾に改善され、45秒水洗においても色濁
りの許容範囲である青、赤光反射濃度0.2以下を達成し
ている。
混色防止剤を多く用いた試料5は色濁り防止効果が不
充分であり、またマゼンタ画像の階調を乱した。
充分であり、またマゼンタ画像の階調を乱した。
更に、乳剤−1〜3のかわりに、分布の広さが25%の
多分散乳剤を用いた場合も本発明の効果が得られた。
多分散乳剤を用いた場合も本発明の効果が得られた。
更に又、第1現像液を現像剤としてハイドロキノン及
びメトールを用いたものに代えても本発明の効果が得ら
れた。
びメトールを用いたものに代えても本発明の効果が得ら
れた。
実施例 2 両面をポリエチレンコートした紙支持体上に、以下の
第1層から第11層を設けてカラーリバーサル写真感光材
料試料−11を作製した。各成分の塗布量はg/m2で示す。
但し、ハロゲン化銀及びコロイド銀については、銀に換
算した塗布量で示す。
第1層から第11層を設けてカラーリバーサル写真感光材
料試料−11を作製した。各成分の塗布量はg/m2で示す。
但し、ハロゲン化銀及びコロイド銀については、銀に換
算した塗布量で示す。
第1層(ハレーション防止層) 黒色コロイド銀 0.05 ゼラチン 0.20 第2層(第1赤感性層) シアンカプラーA 0.14 シアンカプラーB 0.07 赤感性沃臭化銀乳剤(乳剤−21) 0.14 ゼラチン 1.0 第3層(第2赤感性層) シアンカプラーA 0.20 シアンカプラーB 0.10 赤感性沃臭化銀乳剤(乳剤−22) 0.16 ゼラチン 1.0 第4層(第1中間層) 混色防止剤 0.08 ゼラチン 1.0 第5層(第1緑感性層) マゼンタカプラーB 0.14 緑感性沃臭化銀乳剤(乳剤−23) 0.15 ゼラチン 1.0 第6層(第2緑感性層) マゼンタカプラーB 0.14 緑感性沃臭化銀乳剤(乳剤−24) 0.15 ゼラチン 1.0 第7層(第2中間層) 黄色コロイド銀 0.15 混色防止剤 0.08 ゼラチン 1.0 第8層(第1青感性層) イエローカプラー 0.40 青感性沃臭化銀乳剤(乳剤−25) 0.15 ゼラチン 0.70 第9層(第2青感性層) イエローカプラー 0.80 青感性沃臭化銀乳剤(乳剤−26) 0.20 ゼラチン 1.3 第10層(紫外線吸収層) 紫外線吸収剤A 0.2 紫外線吸収剤B 0.2 紫外線吸収剤C 0.2 紫外線吸収剤D 0.2 ゼラチン 2.0 第11層(保護層) ゼラチン 1.0 但し、以上の他に高沸点溶剤、退色防止剤、界面活性
剤、硬膜剤、イラジエーション防止染料を含有する。
剤、硬膜剤、イラジエーション防止染料を含有する。
(シアンカプラーA、B、イエローカプラー、紫外線吸
収剤A〜D及び混色防止剤は実施例1のものと同一) 用いた乳剤−21〜26は、実施例1と同様にして調製し
た。
収剤A〜D及び混色防止剤は実施例1のものと同一) 用いた乳剤−21〜26は、実施例1と同様にして調製し
た。
乳剤−21〜26の内容を表4に示す。
一方、試料11の乳剤−21〜26のかわりに表5に示され
る乳剤−201〜236を用いて試料12〜16を作製した。ただ
し、乳剤−201〜236の分布はいずれも12%〜15%の範囲
に入っている。
る乳剤−201〜236を用いて試料12〜16を作製した。ただ
し、乳剤−201〜236の分布はいずれも12%〜15%の範囲
に入っている。
さらに、試料11の第1中間層及び第2中間層の混色防
止剤の塗布量を3倍にしたものを試料17とし、試料11の
第1中間層及び第2中間層のゼラチン塗布量を2倍にし
たものを試料18とした。
止剤の塗布量を3倍にしたものを試料17とし、試料11の
第1中間層及び第2中間層のゼラチン塗布量を2倍にし
たものを試料18とした。
各試料に対して、実施例1と同じ露光を与え、同じ処
理を行った。
理を行った。
実施例1と同様にしてマゼンタ画像の色濁りを評価し
た結果を表6に示す。
た結果を表6に示す。
本発明の感光材料は、同一感色性の乳剤層が2層構成
であり、かつマゼンタカプラーがピラゾロアゾール型の
場合でも、水洗時間短縮による色濁りの防止効果は顕著
であり、従来の混色防止剤の多用や中間層ゼラチン塗布
量増量の手段では達成しえないものである。
であり、かつマゼンタカプラーがピラゾロアゾール型の
場合でも、水洗時間短縮による色濁りの防止効果は顕著
であり、従来の混色防止剤の多用や中間層ゼラチン塗布
量増量の手段では達成しえないものである。
又、実施例1の試料3の乳剤−7の代りに乳剤−211
及び212の混合乳剤を、乳剤−8の代りに乳剤−213及び
214の混合乳剤を、乳剤−9の代りに乳剤−215及び216
の混合乳剤(混合比はいずれも1:1重量比)を用いた
(使用銀量は試料3と同じ)ところ、本厚名の効果が得
られた。
及び212の混合乳剤を、乳剤−8の代りに乳剤−213及び
214の混合乳剤を、乳剤−9の代りに乳剤−215及び216
の混合乳剤(混合比はいずれも1:1重量比)を用いた
(使用銀量は試料3と同じ)ところ、本厚名の効果が得
られた。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−154843(JP,A) 特開 昭59−48754(JP,A) 特開 昭60−162247(JP,A) 特開 昭62−157027(JP,A) 特開 昭62−172348(JP,A) 特開 昭62−177539(JP,A) 特開 昭64−77058(JP,A) 特開 昭64−52145(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】イエローカプラーを含有する感光性ハロゲ
ン化銀乳剤層、マゼンタカプラーを含有する感光性ハロ
ゲン化銀乳剤層及びシアンカプラーを含有する感光性ハ
ロゲン化銀乳剤層を有し、露光後第一現像においてモノ
クロ現像した後、水洗し、その後に光カブリ又はカブリ
浴にて未露光のハロゲン化銀をかぶらせ、続いて発色現
像にて色素画像を得るカラーリバーサル写真感光材料に
おいて、該ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも1層が、含
有するハロゲン化銀のハロゲン組成が、塩素原子80モル
%以上であり、かつ分布の広さが20%以下の単分散乳剤
であることを特徴とするカラーリバーサル写真感光材
料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62218700A JP2516776B2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 | カラ―リバ―サル写真感光材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62218700A JP2516776B2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 | カラ―リバ―サル写真感光材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6461742A JPS6461742A (en) | 1989-03-08 |
JP2516776B2 true JP2516776B2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=16724047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62218700A Expired - Lifetime JP2516776B2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 | カラ―リバ―サル写真感光材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2516776B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58154843A (ja) * | 1982-02-04 | 1983-09-14 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | ハロゲン化銀カラ−写真感光材料 |
JPS5948754A (ja) * | 1982-09-10 | 1984-03-21 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | ハロゲン化銀写真乳剤 |
JPS60162247A (ja) * | 1984-02-01 | 1985-08-24 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀写真感光材料 |
JPS62157027A (ja) * | 1985-12-28 | 1987-07-13 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | ハロゲン化銀写真感光材料 |
JPH0654375B2 (ja) * | 1986-01-24 | 1994-07-20 | 富士写真フイルム株式会社 | カラ−画像形成法 |
JPS62177539A (ja) * | 1986-01-30 | 1987-08-04 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | ハロゲン化銀カラ−写真感光材料 |
-
1987
- 1987-08-31 JP JP62218700A patent/JP2516776B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6461742A (en) | 1989-03-08 |
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