JP2557220B2 - ハロゲン化銀カラー反転写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀カラー反転写真感光材料

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JP2557220B2 JP62008433A JP843387A JP2557220B2 JP 2557220 B2 JP2557220 B2 JP 2557220B2 JP 62008433 A JP62008433 A JP 62008433A JP 843387 A JP843387 A JP 843387A JP 2557220 B2 JP2557220 B2 JP 2557220B2
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    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はハロゲン化銀カラー反転写真感光材料に関
し、詳しくは色再現性に優れ、かつ経時安定性および脱
銀性が改良されたハロゲン化銀カラー反転写真感光材料
に関する。
〔発明の背景〕
ハロゲン化銀カラー反転写真感光材料(以下、カラー
反転感光材料という)の高画質化が求められており、中
でも色再現性の改良に対するニーズは根強いものがあ
る。
カラー反転感光材料において使用できる技術の1つと
して、カブリ乳剤を添加する方法が、例えば特公昭59−
35011号等に記載されている。この技術によれば、表面
をカブラせたハロゲン化銀乳剤を感光性ハロゲン化銀乳
剤層に添加し、インターイメージ効果を強調することに
よって色再現性を向上させるものである。しかしカブリ
乳剤を添加してインターイメージ効果を強調する方法
は、優れた色再現性を有するものの経時安定性に劣ると
いう欠点を有し、改良が望まれていた。
更に発色現像後の漂白行程もしくは漂白定着工程にお
いて、現像銀が残留する現象(脱銀不良)が発生するこ
とが問題となっている。
脱銀不良を改良する目的で、米国特許4,552,834号に
見られる漂白促進剤を感光材料中に添加する技術が知ら
れているが、この方法に従うと感度の低下をきたすだけ
でなく、カブリ乳剤添加でも問題であった経時安定性を
劣化させるという欠点があった。特に前記カブリ乳剤と
漂白促進剤を同時に含有する感光材料では経時安定性が
著しく劣り実用的でなかった。
〔発明の目的〕
従って、本発明の目的は色再現性に優れ、かつ経時安
定性および脱銀性が改良されたカラー反転感光材料を提
供することにある。
〔発明の構成〕
本発明者等は鋭意検討を重ねた結果、以下に述べる技
術の組み合わせを見い出し本発明を為すに至った。
すなわち、本発明の目的は、支持体上に少なくとも1
層のハロゲン化銀乳剤層を有するカラー反転感光材料の
前記ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも1層に表面または
亜表面にカブリ核を有するハロゲン化銀粒子を含有せし
め、かつ該感光材料に漂白促進剤放出型カプラーを含有
せしめることによって達成された。
〔発明の具体的構成〕
本発明の漂白促進剤放出型カプラー(以下、Bleach A
ccelerator Releasingカプラー=BARカプラーと称す)
は、次の一般式〔B〕で示される。
一般式〔B〕 式中、Cpは、発色現像主薬の酸化体とカップリング反
応してイエロー、マゼンタまたはシアン色素を形成しう
るカプラー残基を表し、*はカプラーのカップリング位
を表し、TIMEはタイミング基を表し、mは0または1を
表し、R1は炭素原子数1〜8の2価の脂肪族基または、 (式中、Lは炭素原子数1〜8の2価の脂肪族基また
はフェニレン基を表す)を表し、R2は水可溶性基または
その前駆体を表す。
Cpで表されるカプラー残基としては、イエロー、マゼ
ンタ、またはシアン色素を生成する残基がある。
Cpで表されるカプラー残基において、イエローカプラ
ー残基として代表的なものは、米国特許2,298,443号、
同2,407,210号、同2,875,057号、同3,048,194号、同3,2
65,506号、同3,447,928号およびファルブクプラー・ア
イネ・リテラトウルヴェルジッヒト・アグファ・ミッタ
イルング(バンドII)〔Farbkuppler eine Literaturuv
ersiecht Agfa Mitteilung(BandII)〕,112〜126頁(1
961年)などに記載されている。これらの内アシルアセ
トアニリド類、例えば、ベンゾイルアセトアニリドやピ
バロイルアセトアニリド類が好ましい。
マゼンタカプラー残基として代表的なものは、米国特
許2,369,489号、同2,343,703号、同2,311,182号、同2,6
00,788号、同2,908,573号、同3,062,653号、同3,152,98
6号、同3,519,429号、同3,725,067号、同4,540,654号、
特開昭59−162548号、および前記のAgfa Mitteilung(B
andII)〕,126〜156頁(1961年)などに記載されてい
る。これらの内ピラゾロンあるいはピラゾロアゾール
(例えば、ピラゾロイミダゾール、ピラゾロトリアゾー
ルなど)類が好ましい。
シアンカプラー残基として代表的なものは、米国特許
2,367,531号、同2,423,730号、同2,474,293号、同2,77
2,162号、同2,395,826号、同3,002,836号、同3,034,892
号、同3,041,236号、同4,666,999号および前記のAgfa M
itteilung(BandII)〕,156〜175頁(1961年)などに記
載されている。これらの内フェノール類あるいはナフト
ール類が好ましい。
TIMEで表されるタイミング基は、漂白促進剤基(−S
−R1−R2)を、Cpより時間調節して放出することを可能
にする基であり、この基には、Cpと発色現像主薬の酸化
体との反応速度、Cpから放出された−TIME−S−R1−R2
の拡散速度、および−S−R1−R2の放出速度をコントロ
ールしうる基を含んでいてもよい。代表的なタイミング
基としては、米国特許4,248,962号、特開昭57−56837号
に開示されている分子内求核置換反応によって−S−R1
−R2を放出するものや、特開昭56−114946号、特開昭57
−154234号などに開示されている共役鎖にそった電子移
動反応によって−S−R1−R2を放出するものなどが挙げ
られる。その他、特開昭57−188035号、同58−98728
号、同59−206834号、同60−7429号、同60−214358号、
同50−225844号、同60−229030号、同60−233649号、同
60−237446号、同61−237447号に開示されたタイミング
基も挙げられる。
具体例としては、以下のものが挙げられる。
漂白促進剤基である−S−R1−R2について以下に述べ
る。R1は炭素原子数1〜8の2価の脂肪族基または、 (式中、Lは炭素原子数1〜8の2価の脂肪族基また
はフェニレン基を表す)を表すが、より好ましくは次式
で表される。
式中、R3およびR4は各々、水素原子または、炭素原子
数1〜4のアルキル基を表し、nは1〜8を表す。nが
2以上の時R3およびR4は同一であっても異なってもよ
い。R3およびR4で表されるアルキル基は、直鎖であって
も分岐鎖であってもよく、例えば、メチル基、エチル
基、プロピル基、iso−プロピル基、ブチル基およびter
t−ブチル基などである。R1として好ましいものを以下
に記す。
−CH2− , −CH2CH2− , −CH2CH2CH2− , −CH2CH2CH2CH2− , −CH2CH2OCH2CH2 R2で表される水可溶化基またはその前駆体として好ま
しいものを以下に挙げる。
−COOH,−COONa,−COOCH3,−COOC2H5,−NHSO2CH3,−
NHCOOCH3,−NHCOOC2H5,−SO3H,−SO3K,−OH, −SO2NH2,−NR5R6 〔式中、R5およびR6は各々、水素原子または炭素原子数
1〜4のアルキル基を表す〕 −S−R1−R2で表される漂白促進剤基として特に好ま
しいものは、 −SCH2CH2COOH,−S(CH2)3COOH,−SCH2CH2N(CH3)2,−
SCH2CH2N(C2H5)2である。
本発明に用いられるBARカプラーの具体例を以下に挙
げるが、これに限定されるものではない。
本発明に係るBARカプラーは写真材料中、任意の層、
例えばハロゲン化銀乳剤層および/または非感光性親水
性コロイド層に含有させることができるが、好ましくは
ハロゲン化銀乳剤層に使用するのがよい。更に、好まし
くは赤感光性ハロゲン化銀乳剤層および/または緑感光
性ハロゲン化銀乳剤層に使用する場合である。
本発明のBARカプラーをカラー感光材料の親水性コロ
イド層に含有せしめるには、例えば公知のジブチルフタ
レート、トリクレジルホスフェート、ジノニルフェノー
ル等の如き高沸点溶媒と酢酸ブチル、プロピオン酸等の
如き低沸点溶媒との混合液に本発明に係るBARカプラー
を単独で、あるいは併用して溶解せしめた後、界面活性
剤を含むゼラチン水溶液と混合し次いで高速度回転ミキ
サーまたはコロイドミルもしくは超音波分散機を用いて
乳化分散させた後、乳剤中に直接添加するか、または上
記乳化分散液をセットした後、細断し水洗した後、これ
を乳剤に添加してもよい。
本発明に係るBARカプラーの使用量は、ハロゲン化銀
1モル当り、0.0005モル〜5.0モルが好ましく、より好
ましくは0.005モル〜1.0モルの範囲である。
本発明に係るBARカプラーは1種で使用しても、また
は2種類以上併用してもよい。
次に本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤について述
べる。
ここでいう表面または亜表面にカブリ核を有するハロ
ゲン化銀粒子からなるハロゲン化銀乳剤とは、支持体上
に該ハロゲン化銀乳剤を塗布銀量が0.5g/m2になるよう
に塗布したサンプルを露光を与えないで下記処方の現像
液を用いて38℃、6分現像処理した場合、塗布銀量の60
%以上、好ましくは70%以上、特に好ましくは80%以上
が現像される乳剤をいう。なお、現像銀量の測定は、一
般的に知られている例えば電位差滴定や蛍光X線等によ
る方法で行うことができる。
現像液処方 水 700ml テトラポリ燐酸ナトリウム 2g 亜硫酸ナトリウム 20g ハイドロキノンモノスルホネート 30g 炭酸ナトリウム(1水塩) 30g 1−フェニル−4−メチル−4−ヒドロキシメチル−3
−ピラゾリドン 2g 臭化カリウム 2.5g オシアン酸カリウム 1.2g 沃化カリウム(0.1%水溶液) 2ml 水を加えて 1000ml 本発明に用いられるハロゲン化銀粒子の表面にカブリ
核を有するハロゲン化銀乳剤は、ハロゲン化銀粒子を成
長させながら、あるいは成長後、光を照射することによ
り作ることができる。また、カブリ剤を用いて化学的に
カブラせることもでき、光照射と併合してもよい。この
ような化学的にカブラせる方法については、例えば米国
特許4,082,553号や同4,036,646号に記載されている。こ
のようなカブリ処理は、一般に塗布前に行われるが乳剤
を塗布しながら、あるいは塗布後に行ってもよい。
また本発明に用いることのできる粒子の亜表面にカブ
リ核を有するハロゲン化銀乳剤とは、メトロール・アス
コルビン酸タイプの表面現像液では殆ど現像されないが
上記現像液では塗布銀の60%以上が現像されるような乳
剤であり、このような乳剤は、粒子表面にカブリ核を有
する乳剤の表面を極く薄くハロゲン化銀でシェリングす
ることによって作ることができる。シェリングの方法に
関して特に制限はなく、例えば、特開昭59−133542号に
記載の方法で行うことができる。
これらのカブリ核を有するハロゲン化銀乳剤は増感色
素を含有してもよい。
本発明において用いられる表面または亜表面にカブリ
核を有するハロゲン化銀粒子は、本発明のカラー感光材
料のハロゲン化銀乳剤層の少なくとも1層に含有される
が、好ましくは、前記一般式[B]で表される化合物が
存在するハロゲン化銀乳剤層に含有される。更に表面ま
たは亜表面にカブリ核を有するハロゲン化銀粒子は、そ
の一部が前記一般式[B]で表される化合物の存在する
層に含有され、残りが本発明の化合物の存在する層とは
別の層に存在していてもよい。表面または亜表面にカブ
リ核を有する粒子からなる乳剤の使用量はカブリ乳剤を
添加する乳剤層の全銀量に対して0.05〜50重量%であ
り、好ましくは0.1〜25重量%、更に好ましくは0.5〜15
重量%である。
前記の表面または亜表面にカブリ核を有するハロゲン
化銀の粒子サイズには特別の限定はないが、平均粒子サ
イズとして0.01〜0.75μm、更には0.01〜0.5μmであ
ることが好ましい。
本発明の感光材料に用いるハロゲン化銀乳剤として
は、通常のハロゲン化銀乳剤の任意のものを用いること
ができる。
ハロゲン化銀乳剤に用いられるハロゲン化銀粒子は、
粒子内に均一なハロゲン化銀組成分布を有するもので
も、粒子の内部と表面層とでハロゲン化銀組成が異なる
コア/シェル粒子であってもよい。
また、粒子サイズの分布の広い乳剤(多分散乳剤)を
用いてもよいし、粒子サイズ分布の狭い乳剤(単分散乳
剤)を単独または数種類混合してもよい。多分散乳剤と
単分散乳剤を混合して用いてもよい。
該乳剤は、常法により化学増感することができ、ま
た、増感色素を用いて所望の波長域に光学的に増感でき
る。
ハロゲン化銀乳剤には、カブリ防止剤、安定剤等を加
えることができる。該乳剤のバインダーとしては、ゼラ
チンを用いるのが有利である。
乳剤層、その他の親水姓コロイド層は、硬膜すること
ができ、また可塑剤、水不溶性または難溶性合成ポリマ
ーの分散物(ラテックス)を含有させることができる。
カラー感光材料の乳剤層には、カプラーが用いられ
る。更に色補正の効果を有している競合カプラーおよび
現像主薬の酸化体とのカップリングによって現像促進
剤、現像剤、ハロゲン化銀溶剤、調色剤、硬膜剤、カブ
リ剤、カブリ防止剤、化学増感剤、分光増感剤および減
感剤のような写真的に有用なフラグメントを放出する化
合物を用いることができる。
感光材料には、フィルター層、ハレーション防止層、
イラジェーション防止層等の補助層を設けることができ
る。これらの層中および/または乳剤層中には現像処理
中に感光材料から流出するか、もしくは漂白される染料
が含有されてもよい。
感光材料には、マット剤、滑剤、画像安定剤、ホルマ
リンスカベンジャー、紫外線吸収剤、蛍光増白剤、界面
活性剤、現像促進剤や現像遅延剤を添加できる。
支持体としては、ポリエチレン等をラミネートした
紙、ポリエチレンテレフタレートフィルム、バライタ
紙、三酢酸セルロース等を用いることができる。
本発明の感光材料を用いて色素画像を得るには、露光
後、通常知られているカラー写真処理を行うことができ
る。
〔実施例〕
以下に本発明の好ましい態様を実施例で具体的に示す
が、本発明はこれらに限定されない。
尚、以下の実施例において増感色素およびカプラーの
添加量は、特に記載のない限りハロゲン化銀1モル当り
のものを示す。
実施例1 下引加工したトリアセチルセルロースフィルム支持体
上に、下記組成の各層を支持体側より順次塗布して多層
カラー反転感光材料試料1を作成した。
第1層:ハレーション防止層 紫外線吸収剤−1 0.3g/m2,紫外線吸収剤−2 0.4
g/m2,黒色コロイド銀 0.24g/m2,ゼラチン 2.7g/m2 第2層:中間層 2,5−ジ−t−オクチルハイドロキノン 0.1g/m2,ゼ
ラチン 1.0g/m2 第3層:低感度赤感性ハロゲン化銀乳剤層 平均粒径()0.3μm AgI 4モル%を含むAgBrIか
らなる表面低沃度のコア/シェル型単分散乳剤(乳剤
I)…銀量 0.5g/m2 増感色素−1…7.6×10-4モル カプラーC−1…0.1モル,ゼラチン 0.9g/m2 第4層:高感度赤感性ハロゲン化銀乳剤層 平均粒径()0.7μm AgI 3モル%を含むAgBrIか
らなる表面低沃度のコア/シェル型単分散乳剤(乳剤I
I)…銀量 0.8g/m2 増感色素−1…3.2×10-4 カプラーC−1…0.2モル,ゼラチン 1.75g/m2 第5層:中間層 2,5−ジ−t−オクチルハイドロキノン 0.1g/m2,ゼ
ラチン 0.9g/m2 第6層:低感度緑感性ハロゲン化銀乳剤層 乳剤I…銀量 1.0g/m2 増感色素−2…6.6×10-4モル 増感色素−3…0.6×10-4モル カプラーM−1…0.05モル,ゼラチン 0.8g/m2 第7層:高感度緑感性ハロゲン化銀乳剤層 乳剤II…銀量 1.0g/m2 増感色素−2…2.76×10-4モル 増感色素−3…0.23×10-4モル カプラーM−1…0.15モル,ゼラチン 1.5g/m2 第8層:中間層 2,5−ジ−t−オクチルハイドロキノン 0.1g/m2 ゼラチン 0.9g/m2 第9層:イエローフィルター層 黄色コロイド銀 0.1g/m2,ゼラチン 0.9g/m2 2,5−ジ−t−オクチルハイドロキノン 0.1g/m2 第10層:低感度青感性ハロゲン化銀乳剤層 平均粒径()0.6μm AgI2.5モル%を含むAgBrIか
らなる表面低沃度のコア/シェル型単分散乳剤(乳剤II
I)…銀量 0.4g/m2 カプラーY−1…0.3モル,ゼラチン 1.3g/m2 第11層:高感度青感性ハロゲン化銀乳剤層 平均粒径()1.0μm AgI2.5モル%を含むAgBrIか
らなる表面低沃度のコア/シェル型単分散乳剤(乳剤I
V)…銀量 0.8g/m2 カプラーY−1…0.3モル,ゼラチン 2.1g/m2 第12層:第1保護層 紫外線吸収剤−1 0.3g/m2,紫外線吸収剤−2 0.4
g/m2,ゼラチン 1.2g/m2 2,5−ジ−t−オクチルハイドロキノン 0.1g/m2 第13層:第2保護層 平均粒径()0.06μm AgI 1モル%を含むAgBrIか
らなる非感光性微粒子ハロゲン化銀乳剤…銀量0.3g/
m2,ポリメチルメタクリレート粒子(直径1.5μm),
ゼラチン 0.7g/m2および界面活性剤−1 尚、各層には上記組成物の他にゼラチン硬化剤−1や
界面活性剤を添加した。また、カプラーの溶媒としてト
リクレジルホスフェートを用いた。
更に、感光性ハロゲン化銀乳剤層中には、抑制剤1〜
3を0.08〜0.5mg/m2の量で単独または併用して添加し
た。
次に試料1の第3層、第4層、第6層および第7層の
カプラーを表−1に示すように変更し、更に平均粒径
()0.15μmのAgI0.3モル%を含むAgBrIからなるハ
ロゲン化銀乳剤をpH6.5、pAg6.6、50℃で二酸化チオ尿
素および金錯塩を加えて化学的にカブラさせた表面カブ
リ乳剤、あるいはこの表面カブリ乳剤の表面にAgBrを80
Åの厚さにシェリングした亜表面カブリ乳剤を別に用意
し、表−1のように第3層〜第6層に添加して試料2〜
12を作成した。
(試料を作るのに使用した化合物) 化合物A(米国特許4,552,834号に記載の漂白促進
剤) このようにして作成した試料1〜12において、カラー
チャートを撮影したもの、および白色光を用いてウェッ
ジ露光を与えたものを下記の現像処理を行った。尚、経
時安定性を見るため各試料の1部を55℃相対湿度55%で
7日間保存する強制劣化試験を施した後、上記露光、現
像処理を行った。
処理行程 処理時間 処理温度 第1現像 6分 38℃(±0.3℃) 水洗 2〃 〃 反転 2〃 〃 発色現像 6〃 〃 調整 2〃 〃 漂白 6〃 〃 定着 4〃 〃 水洗 4〃 〃 安定 1〃 常 温 乾燥 上記処理行程に用いた処理液組成は以下の通りであ
る。
第1現像液 テトラポリ燐酸ナトリウム 2g 亜硫酸ナトリウム 20g ハイドロキノン・モノスルホネート 30g 炭酸ナトリウム(1水塩) 30g 1−フェニル−4−メチル−4−ヒドロキシメチル−3
−ピラゾリドン 2g 3−ピラゾリドン 2g 臭化カリウム 2.5g チオシアン酸カリウム 1.2g 沃化カリウム(0.1%溶液) 2ml 水を加えて 1000ml 反転液 ニトリロトリメチレンホスホン酸・6ナトリウム塩3g
塩化第1錫(2水塩) 1g p−アミノフェノール 0.1g 水酸化ナトリウム 8g 氷酢酸 15ml 水を加えて 1000ml 発色現像液 テトラポリ燐酸ナトリウム 2g 亜硫酸ナトリウム 7g 第3燐酸ナトリウム(2水塩) 36g 臭化カリウム 1g 沃化カリウム(0.1%溶液) 90ml 水酸化ナトリウム 3g シトラジン酸 1.5g N−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエチル−3
−メチル−4−アミノアニリン・硫酸塩 11g エチレンジアミン 3g 水を加えて 1000ml 調整液 亜硫酸ナトリウム 12g エチレンジアミン四酢酸ナトリウム(2水塩) 8g チオグリセリン 0.4ml 氷酢酸 3ml 水を加えて 1000ml 漂白液 エチレンジアミン四酢酸ナトリウム(2水塩) 2g エチレンジアミン四酢酸鉄(III)アンモニウム(2水
塩) 120g 臭化アンモニウム 100g 水を加えて 1000ml 定着液 チオ硫酸アンモニウム 80g 亜硫酸ナトリウム 5g 重亜硫酸ナトリウム 5g 水を加えて 1000ml 安定液 ホルマリン(37重量%) 5ml コニダックス(小西六写真工業株式会社製) 5ml 水を加えて 1000ml 上記で処理された各試料の色再現性、経時安定性およ
び脱銀性を調べた。
色再現性はオリジナルカラーチャートとその再現色の
CIE 1976(L*a*b*)表色系における色差ΔE*abを求め
た。感度は濃度1.0における試料1の感度を100とした時
の相対感度で示した。
経時安定性は各試料の強制劣化試験をしないものとし
たものとの濃度1.0における相対感度の変動(%)で示
した。
脱銀性は処理済試料の各濃度部の残留銀量を蛍光X線
法にて測定し、全体の平均値で示した。
各試料の緑感光性層について得られた結果を表−2に
示す。残留銀量は全層の総和としての値である。
表−2から明らかなように、本発明の試料5〜12は赤
のΔE*abが小さく色再現性に優れており、かつ経時安定
性、脱銀性も改良されている。また、試料9〜12におい
ては、赤感性乳剤層にもカブリ乳剤が添加されているの
で青および緑の色再現性も優れていた。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀
    乳剤層を有するハロゲン化銀カラー反転写真感光材料に
    おいて、前記ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも1層に表
    面または亜表面にカブリ核を有するハロゲン化銀粒子を
    含有し、かつ該感光材料が下記一般式〔B〕で示される
    漂白促進剤放出型カプラーを含むことを特徴とするハロ
    ゲン化銀カラー反転写真感光材料。 一般式〔B〕 〔式中、Cpは、発色現像主薬の酸化体とカップリング反
    応してイエロー、マゼンタまたはシアン色素を形成しう
    るカプラー残基を表し、*はカプラーのカップリング位
    を表し、TIMEはタイミング基を表し、mは0または1を
    表し、R1は炭素原子数1〜8の2価の脂肪族基または、 (式中、Lは炭素原子数1〜8の2価の脂肪族基または
    フェニレン基を表す)を表し、R2は水可溶性基またはそ
    の前駆体を表す。〕
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