JP2516472Y2 - エンジンの吸気装置 - Google Patents

エンジンの吸気装置

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JP2516472Y2
JP2516472Y2 JP1988123738U JP12373888U JP2516472Y2 JP 2516472 Y2 JP2516472 Y2 JP 2516472Y2 JP 1988123738 U JP1988123738 U JP 1988123738U JP 12373888 U JP12373888 U JP 12373888U JP 2516472 Y2 JP2516472 Y2 JP 2516472Y2
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JP
Japan
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intake
surge tank
stay
engine
intake pipe
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JP1988123738U
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JPH0246060U (ja
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浩一 近藤
剛 土田
博貴 深田
郁男 岡▲崎▼
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、エンジンの吸気装置の改良に関する。
(従来の技術) 従来、エンジンの吸気装置としては、第5図に示すよ
うに、サージタンク1とシリンダヘッド2内の吸気ポー
ト3とが上向きに略逆U字状に湾曲する吸気管4で連結
されてなる、いわゆる下向き吸気系のものが提案されて
いる(実開昭61−91032号参照)。
このような下向き吸気系は、エンジンルームに横置き
したエンジン本体5の前側にエアクリーナを配置し、エ
ンジン本体5の後側にサージタンク1を配置した場合、
ボンネットライン6の制約を受けるために、吸気管4を
上向きに略逆U字状に湾曲させざるを得ない必要から採
用されるものである。
(考案が解決しようとする課題) ところが、第4図に略画的に示すように、吸気管4の
下端部に重いサージタンク1が連結されていることか
ら、サージタンク1が開閉方向(矢印A方向)に振動す
る。
そこで、サージタンク1の開閉方向の振動を抑制する
ために、サージタンク1の長手方向端部と吸気管4とを
ブラケットで連結することが考えられるが、サージタン
ク1の長手方向の長さがブラケット等の厚みで長くなる
という新たな問題が生じる。
本考案は上記問題を解決するためになされたもので下
向き吸気系を有するエンジンにおいて、サージタンクの
長手方向の長さを長くすることなく、サージタンクを補
強して、サージタンクの振動を抑制することを目的とす
るものである。
(課題を解決するための手段) 本考案の第1の態様は、サージタンクとシリンダヘッ
ド内の吸気ポートとが上向きに略逆U字状に湾曲する吸
気管で連結されてなるエンジンの吸気装置において、上
記サージタンクとシリンダブロックとを連結する第1の
ステーが設けられるとともに、上記サージタンクの長手
方向の両端部付近に夫々、該各端部に一端部が固定さ
れ、他端部が吸気ポート近傍の吸気管下流部に固定され
る2つの第2のステーが設けられていることを特徴とす
るものである。
本考案の第2の態様は、本考案の第1の態様にかかる
エンジンの吸気装置において、第2のステーが、吸気管
及びサージタンクと一体形成されていることを特徴とす
るものである。
本考案の第3の態様は、本考案の第1の態様にかかる
エンジンの吸気装置において、第1のステーが、サージ
タンク長手方向にみて該サージタンクの略中央部に配置
されていることを特徴とするものである。
(考案の作用・効果) 本考案の第1の態様によれば、サージタンクの長手方
向の両端部と吸気管下流部との間が2つの第2のステー
で連結されているので、該第2のステーにより吸気管の
湾曲部分が三角トラスの支持構造となり、湾曲部分が補
強されて剛性が向上し、ブラケット等によりサージタン
クの長手方向の長さを長くすることなく、吸気管の下部
スペースを有効に利用してサージタンクの補強を行なう
ことができる。
また、吸気管の吸気ポートへの接続部(フランジ部)
からサージタンクに至る一連の吸気系統が、第2のステ
ーによって補強されて実質的には1つの剛体となるの
で、サージタンクの平面視における回転方向の振れが抑
制される。このため、1つの第1のステーでもってサー
ジタンクを有効に支持することができる。つまり、第1
のステーは1本ですむので、部品点数が削減される。
本考案の第2の態様によれば、第2のステーが吸気管
及びサージタンクと一体形成されるので、吸気系の剛性
が高められるとともに、部品点数及び組付工数が削減さ
れる。
本考案の第3の態様によれば、第1のステーが、サー
ジタンクを長手方向略中央部で支持するので、サージタ
ンクの支持バランスが良くなる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面について詳細に説明
する。
第1図及び第2図に示すように、吸気2弁の4気筒エ
ンジン本体20は、シリンダブロック19とシリンダヘッド
12とヘッドカバー22とで構成され、上記シリンダヘッド
12内には各気筒に対応する吸気ポート23と排気ポート24
とがそれぞれ形成され、吸気ポート23には吸気弁25が、
排気ポート24には排気弁26がそれぞれ設けられている。
上記シリンダヘッド12の吸気ポート23は斜め上向きに
形成され、該吸気ポート23が開口するシリンダヘッド12
の縦壁面12aには吸気ポート23の中心軸PCに対して略直
角なヘッド取付けフランジ12bがシリンダヘッド12の長
手方向のほぼ全長にわたって一体成形されている。
一方、各気筒に対応し、所定の間隔を隔てて上向きに
略逆U字状に湾曲する吸気管14a,14b,14c,14dを有する
吸気マニホールド14が設けられ、各吸気管14a〜14dの一
端部には取付けフランジ17が一体成形され、各吸気管14
a〜14dの他端部には中空円筒状のサージタンク11が一体
成形されている。
上記各吸気管14a〜14dの取付けフランジ17は、この部
分の各吸気管14a〜14dの中心軸FCに対して略直角に形成
する。
この取付けフランジ17は、上記シリンダヘッド12の縦
壁面12aのヘッド取付けフランジ12bに、各中心軸FC,PC
を略一致させた状態で面体面で突き合わされ、取付けフ
ランジ17を、ボルト孔17a…,17aを利用してヘッド取付
けフランジ12bにボルト28で締結固定する。
これにより、サージタンク11から各吸気管14a〜14dを
介して各吸気ポート23に吸気が供給されるようになる。
上記サージタンク11の長手方向の略中間位置、具体的
には吸気管14cの略直下位置には、各吸気管14a〜14dの
サージタンク11側の中心軸SCと略平行に斜め下向きに伸
長するブラケット29が一体成形され、該ブラケット29の
延長線上に対応する上記シリンダブロック19の縦壁面19
aには、外方へ突出するボス30が一体成形されている。
そして、上端部18aが上記ブラケット29の下面と平行
で、下端部18bが上記ボス30の外端面と平行な断面コ字
状の第1ステー18を設け、該第1ステー18の上端部18a
を上記ブラケット29にボルト32で締結固定すると共に、
下端部18bを上記ボス30にボルト33で締結固定して、該
第1ステー18により上記サージタンク11を下方から支え
る。
上記サージタンク11の長手方向の両端部は、両側の気
筒の各吸気管14a,14dに対応して位置させ、該サージタ
ンク11の両端部と吸気ポート23近傍の吸気管14a,14dの
下流部との間には、第2ステー35,35を一体成形する。
なお、第2ステー35,35は別体のステーを固定する構造
であってもよい。
上記の構成であれば、第2ステー35を設けることによ
り、第3図に示すように、吸気管14a〜14dの湾曲部分が
三角トラスの支持構造となるので、湾曲部分が補強され
て剛性が向上し、サージタンク11の開閉方向(矢印A方
向)及び上下方向(矢印B方向)の振動が抑制されるよ
うになる。
また、吸気マニホールド14と第1ステー18とによる三
角トラスの支持構造と相まって、吸気系11,14の上下方
向(矢印B方向)の振動をより効果的に抑制できる。
なお、36,36は、両側の気筒の各吸気管14a,14dの上部
に一体形成した、燃料供給管37の保護用リブ、38は、サ
ージタンク11の長手方向の略中間位置に一体形成したEG
R導入通路、39は、ブローバイガス通路、42は、燃料噴
射ノズル、45は、サージタンク11のエンジン本体20の非
対向側の吸気マニホールド14の後方位置(デッドスペー
ス)に配置したEGR調整弁装置、53は、スロットル本体
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る吸気装置の側面図、第2図は第1
図の平面図、第3図は吸気装置の略画図、第4図は従来
の吸気装置の略画図、第5図は従来の吸気装置の断面図
である。 11……サージタンク、12……シリンダヘッド、14……吸
気マニホールド、14a〜14d……吸気管、19……シリンダ
ブロック、20……エンジン本体、35……第2ステー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 岡▲崎▼ 郁男 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 実開 昭55−154357(JP,U) 実開 昭62−169234(JP,U) 実開 昭57−174752(JP,U)

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】サージタンクとシリンダヘッド内の吸気ポ
    ートとが上向きに略逆U字状に湾曲する吸気管で連結さ
    れてなるエンジンの吸気装置において、 上記サージタンクとシリンダブロックとを連結する第1
    のステーが設けられるとともに、 上記サージタンクの長手方向の両端部付近に夫々、該各
    端部に一端部が固定され、他端部が吸気ポート近傍の吸
    気管下流部に固定される2つの第2のステーが設けられ
    ていることを特徴とするエンジンの吸気装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載されたエンジンの吸気装置
    において、 第2のステーが、吸気管及びサージタンクと一体形成さ
    れていることを特徴とするエンジンの吸気装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載されたエンジンの吸気装置
    において、 第1のステーが、サージタンク長手方向にみて該サージ
    タンクの略中央部に配置されていることを特徴とするエ
    ンジンの吸気装置。
JP1988123738U 1988-09-20 1988-09-20 エンジンの吸気装置 Expired - Lifetime JP2516472Y2 (ja)

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JPH0246060U JPH0246060U (ja) 1990-03-29
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