JPH0729248Y2 - V型エンジンの吸気装置 - Google Patents

V型エンジンの吸気装置

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Publication number
JPH0729248Y2
JPH0729248Y2 JP12359488U JP12359488U JPH0729248Y2 JP H0729248 Y2 JPH0729248 Y2 JP H0729248Y2 JP 12359488 U JP12359488 U JP 12359488U JP 12359488 U JP12359488 U JP 12359488U JP H0729248 Y2 JPH0729248 Y2 JP H0729248Y2
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JP
Japan
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type engine
fuel
intake
intake device
engine intake
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JP12359488U
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JPH0246061U (ja
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英夫 中山
房利 田中
裕之 松本
剛 土田
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、V型エンジンの吸気装置に関し、特に吸気マ
ニホールド及びフューエルディスパイプの配設構造に関
するものである。
(従来の技術) 一般にV型エンジンにおいては、両側のバンクの中央部
のスペースを有効に利用する目的から、該スペースに、
吸気通路及び燃料供給のためのフューエルディスパイプ
等が配設されている。
(特開昭61-49160号公報参照) (考案が解決しようとする問題点) 上記のように両側のバンクの間のスペースを利用するも
のにおいては、吸気通路や、フューエルディスの取付容
易性を確保することが困難となってくる。即ち、燃料の
噴射弁がシリンダ近傍の吸気通路に取り付けられる関係
上、この噴射弁に近接してフューエルディスパイプも取
り付けなくてはいけないことになるが、このフューエル
ディスパイプを固定するための取付部を吸気通路に設け
た場合、その取付作業が吸気通路との干渉等により容易
でなくなるとともに、吸気系回りが複雑化し、コンパク
ト性に欠けてしまうという問題がある。さらにこれら吸
気通路及びフューエルディスパイプのエンジン振動に対
する強度をも同時に確保していく必要がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記問題を解決することを目的としてなされ
たものでV型エンジンの両側のバンクにそれぞれ配設さ
れる一対の吸気マニホールド(1),(2)を、複数本
のリブ(5)を介して一体的に連結するとともに、上記
吸気マニホールド(1),(2)の上方にそれらの長手
方向に沿って配設される2本のフューエルディスパイプ
(7),(8)を複数個の連結部材(9),(10)を介
して一体的に連結し、上記各リブ(5)の略中央に設け
た取付ボス(6)と上記各連結部材(10)とを締結して
上記吸気マニホールド(1),(2)とフューエルディ
スパイプ(7),(8)とを一体的に構成したものであ
る。
(作用) 一対の吸気マニホールド(1),(2)が複数本のリブ
(5)により一体化されているため、これらを両側のバ
ンクに同時に取付けることができ、また高熱や振動にさ
らされる吸気マニホールド(1),(2)の剛性が高め
られる。さらに2本のフューエルディスパイプ(7),
(8)も複数の連結部材(9),(10)により一体化さ
れて剛性アップされる。そして、上記吸気マニホールド
(1),(2)とフューエルディスパイプ(7),
(8)とがその取付ボス(6)を介して締結されるた
め、これらが両バンク間の狭いスペースにコンパクトに
構成されることができる。
(実施例) 本考案を図面に基づいて説明する。
(1),(2)は一対の吸気マニホールドで、6気筒V
型エンジンの両側のバンクのシリンダヘッド(3),
(4)に配設されている。(5)は断面逆T字状で山形
に折曲されたリブで、両吸気マニホールド(1),
(2)間にそれらのポート(1a),(2a)を避ける位置
に複数本横架されて一体的に連結している。そして各リ
ブ(5)の中央部にはボルトねじ孔を有する取付ボス
(6)が固設されている。
(7),(8)はフューエルディスパイプで、両者は複
数個の連結部材(9),(10)で一体的に連結されると
ともに、複数の所定位置にインジェクタ保持用キャップ
(11)を固設している。また、上記連結部材(10)の中
央部にはボルト孔を有するボス(12)が固設されてい
る。
そして、一体化された二本のフューエルディスパイプ
(7),(8)は上記一体化された両吸気マニホールド
(1),(2)の上方にその長手方向に沿って配置さ
れ、上記取付ボス(6)とボス(12)とが重ねられてボ
ルト(13)により締結されている。
かくして、吸気マニホールド(1),(2)及びフュー
エルディスパイプ(7),(8)は一体的に配設され、
各ポート(1a),(2a)に対応して仮想線で示すインジ
ェクタ(14)が装着される。すなわち、インジェクタ
(14)の頭部は上記キャップ(11)に嵌装され、ノズル
部はポート(1a),(2a)の下方に臨むように保持され
ている。
(考案の効果) 本考案によれば、一対の吸気マニホールド及び二本のフ
ューエルディスパイプはそれぞれ一体的に形成され、さ
らに両者がボルトで締結されて、これら燃料系がコンパ
クトに構成されるため、V型エンジンのバンク間の狭い
スペースでの取付が容易となるとともに剛性が高められ
てエンジンの振動等に対する強度の向上が図られる。ま
た上記フューエルディスパイプは吸気マニホールド上方
のシリンダヘッドから離れた位置で取付けられるため熱
伝達による影響が少なくなりエンジンの熱間始動性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るV型エンジンの吸気装置の平面
図、第2図は同上の正面図である。 1,2……吸気マニホールド 5……リブ、6……取付ボス 7,8……フューエルディスパイプ 9,10……連結部材
フロントページの続き (72)考案者 土田 剛 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−70873(JP,A) 特開 昭62−271955(JP,A) 実開 昭63−110627(JP,U) 特公 昭62−50658(JP,B2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】各バンクに接続され、互に連結部材により
    一体的に形成された吸気マニホールドを備えたV型エン
    ジンにおいて、各バンクの気筒に燃料を供給するための
    2本のフューエルディスパイプを一体的に構成するとと
    もに、上記連結部材の略中央に上記フューエルディスパ
    イプを取り付けるための取付ボスを形成したことを特徴
    とするV型エンジンの吸気装置。
JP12359488U 1988-09-20 1988-09-20 V型エンジンの吸気装置 Expired - Lifetime JPH0729248Y2 (ja)

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JP12359488U JPH0729248Y2 (ja) 1988-09-20 1988-09-20 V型エンジンの吸気装置

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JP12359488U JPH0729248Y2 (ja) 1988-09-20 1988-09-20 V型エンジンの吸気装置

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Publication Number Publication Date
JPH0246061U JPH0246061U (ja) 1990-03-29
JPH0729248Y2 true JPH0729248Y2 (ja) 1995-07-05

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JP12359488U Expired - Lifetime JPH0729248Y2 (ja) 1988-09-20 1988-09-20 V型エンジンの吸気装置

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DE19962987A1 (de) * 1999-12-24 2001-07-05 Mahle Filtersysteme Gmbh Kolbenmotor

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JPH0246061U (ja) 1990-03-29

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