JPH048303Y2 - - Google Patents

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JPH048303Y2
JPH048303Y2 JP5921786U JP5921786U JPH048303Y2 JP H048303 Y2 JPH048303 Y2 JP H048303Y2 JP 5921786 U JP5921786 U JP 5921786U JP 5921786 U JP5921786 U JP 5921786U JP H048303 Y2 JPH048303 Y2 JP H048303Y2
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JP
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surge tank
engine
throttle body
intake
synthetic resin
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JP5921786U
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  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、例えば、軽量化の目的でサージタ
ンクをナイロン系合成樹脂で形成したようなエン
ジンの吸気装置に関する。
(従来技術) 従来、上述例のエンジンの吸気装置としては、
例えば、特開昭58−28584号公報に記載の如く、
合成樹脂製のサージタンクおよび吸気マニホルド
を設け、上述の吸気マニホルドをエンジン本体と
してのシリンダヘツドに取付けた装置がある。
しかし、上述の従来装置においては、次の如き
問題点があつた。
すなわち、上述のサージタンクにはスロツトル
ボデイを取付けるが、このスロツトルボデイに
は、スロツトルバルブ、バルブシヤフト及び各種
センサー類等が取付けられており比較的重量の重
いものとなつている。従つて、サージタンクを合
成樹脂で形成した場合には、サージタンクそれ自
体の剛性が弱いのでスロツトルボデイ自体の重量
のための振動が大となる問題点があつた。
また、サージタンクおよび吸気マニホルドを共
に合成樹脂で形成しているため、車両衝突時には
上述のサージタンクおよび吸気マニホルドが破損
し、この結果、燃料供給管や燃料噴射弁を含むエ
ンジンへの燃料供給手段の良好な保護ができない
恐れがあつた。
(考案の目的) この考案は、特異構造のブラケツトを設けるこ
とで、スロツトルボデイの支持剛性を高め、この
スロツトルボデイの振動を抑制することができる
と共に、車両衝突時に燃料供給管や燃料噴射弁を
含む燃料供給手段の良好な保護を行なうことがで
きるエンジンの吸気装置の提供を目的とする。
(考案の構成) この考案は、合成樹脂製のサージタンクと、上
記サージタンクに連続して気筒側に略C字状に伸
びる合成樹脂製の吸気管と、上記サージタンクお
よび吸気管よりもエンジン本体側に配置され、上
端にスロツトルボデイ取付部を、下端に二股状分
岐脚を有する金属製ブラケツトと、上記金属製ブ
ラケツトを介して上記サージタンクに取付けたス
ロツトルボデイとを備え、上記金属製ブラケツト
の二股状分岐脚をエンジン本体側に取付けると共
に、この二股状分岐脚間にエンジンへの燃料供給
手段を配設したエンジンの吸気装置であることを
特徴とする。
(考案の効果) この考案によれば、エンジン本体側に取付けた
上述の金属製ブラケツトにスロツトルボデイを固
定するので、このスロツトルボデイの支持剛性を
高めて、スロツトルボデイの振動を抑制すること
ができる効果がある。
また、上述の金属製ブラケツトの二股状分岐脚
の間に燃料供給手段を配設しているので、車両衝
突時に上述の合成樹脂製のサージタンクおよび吸
気管が破損しても、金属製ブラケツトにより上述
の燃料供給手段を良好に保護することができる効
果がある。
(実施例) この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面はエンジンの吸気装置を示し、第1図、第
2図において、この吸気装置は、吸気の脈動を除
去する合成樹脂製のサージタンク1と、 このサージタンク1に連続して気筒側に略C字
状に伸び、気筒対応数で、かつ合成樹脂製の吸気
管2…と、エンジン本体としてのシリンダヘツド
3に固定した気筒対応数の金属製吸気マニホルド
4…と、 上述のサージタンク1および吸気管2…よりも
シリンダヘツド3側に配置し、かつ上端中央部に
スロツトルボデイ取付部5を、また下端に第1取
付脚6と第2取付脚7とをもつた二股状分岐脚8
を一体形成した金属製のブラケツト9と、 このブラケツト9を介して上述のサージタンク
1に取付けたスロツトルボデイ10とを備えてい
る。
ここで、前述の各吸気管2…は合成樹脂により
前述のサージタンク1と一体形成し、これら各吸
気管2…内の吸気管路2a…は上述のサージタン
ク1の空洞部1aに連通すると共に、吸気マニホ
ルド4内の吸気通路4aを介してシリンダヘツド
3内の吸気ポートにそれぞれ連通させている。
前述の金属製の吸気マニホルド4…上面の所定
箇所には脚取付座11,11を一体形成し、これ
らの脚取付座11,11にセツトボルト12…を
用いて、上述の第1取付脚6および第2取付脚7
を取付けている。
そして、上述の第1および第2の各取付脚6,
7間には、エンジンへの燃料供給手段としての燃
料供給管13および気筒対応数の燃料噴射弁14
…を配設している。
さらに、上述の金属製のブラケツト9上部のス
ロツトルボデイ取付部5の背面側にはサージタン
ク1を、また前面側にはスロツトルボデイ10を
それぞれビス止め固定している。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、
以下作用を説明する。
上述のスロツトルボデイ10内のスロツトルバ
ルブ(図示せず)を開くと共に、吸気弁の開弁タ
イミングに対応して燃料噴射弁14から吸気ポー
トに燃料を噴射すると、サージタンク1の空洞部
1aおよび各吸気通路2a,4aからの吸気と燃
料とが混合された混合気が、ピストン下降による
シリンダ内の負圧によつて燃焼室に吸込まれる。
このような吸入行程および圧縮、爆発、排気の
4行程の繰返しによりエンジンが駆動される。
ところで、上述のスロツトルボデイ10は、下
部の各取付脚6,7を脚取付座11,11にビス
止めしたラケツト9に固定しているので、このス
ロツトルボデイ10の支持剛性を高めることがで
き、スロツトルボデイ10の振動を抑制して、ス
ロツトルバルブ軸のこじれその他を防止すること
ができる効果がある。
また上述の金属製ブラケツト9の二股状に分岐
した第1取付脚6と第2取付脚7との間に、上述
の燃料供給管13および燃料噴射弁14を配設し
ているので、車両衝突時に合成樹脂製のサージタ
ンク1および吸気管2…が破損しても、上述のブ
ラケツト9で燃料供給管13および燃料噴射弁1
4を良好に保護して、これら両者13,14の損
傷を防止することができる効果がある。
この考案の構成と、上述の実施例との対応にお
いて、 この考案のエンジン本体は、実施例のシリンダ
ヘツド3に対応し、 以下同様に、 燃料供給手段は燃料供給管13および燃料噴射
弁14に対応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
例えば、上述の吸気マニホルド4を合成樹脂材
料で形成してもよいことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はエ
ンジンの吸気装置を示す断面図、第2図は第1図
の概略平面図である。 1……サージタンク、2……吸気管、3……シ
リンダヘツド、5……スロツトルボデイ取付部、
8……二股状分岐脚、9……ブラケツト、10…
…スロツトルボデイ、13……燃料供給管、14
……燃料噴射弁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 合成樹脂製のサージタンクと、 上記サージタンクに連続して気筒側に略C字状
    に伸びる合成樹脂製の吸気管と、 上記サージタンクおよび吸気管よりもエンジン
    本体側に配置され、上端にスロツトルボデイ取付
    部を、下端に二股状分岐脚を有する金属製ブラケ
    ツトと、 上記金属製ブラケツトを介して上記サージタン
    クに取付けたスロツトルボデイとを備え、 上記金属製ブラケツトの二股状分岐脚をエンジ
    ン本体側に取付けると共に、この二股状分岐脚間
    にエンジンへの燃料供給手段を配設した エンジンの吸気装置。
JP5921786U 1986-04-18 1986-04-18 Expired JPH048303Y2 (ja)

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JPS62169234U JPS62169234U (ja) 1987-10-27
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JPS62169234U (ja) 1987-10-27

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