JP2515226Y2 - 建設車輌の電装パネル - Google Patents

建設車輌の電装パネル

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JP2515226Y2 JP1990081895U JP8189590U JP2515226Y2 JP 2515226 Y2 JP2515226 Y2 JP 2515226Y2 JP 1990081895 U JP1990081895 U JP 1990081895U JP 8189590 U JP8189590 U JP 8189590U JP 2515226 Y2 JP2515226 Y2 JP 2515226Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は運転,操作のための各種スイッチ,計器,モ
ニタ等を配設した電装パネルに係り、詳しくは該電装パ
ネルを運転室に一体構成すると共に、空調システムを組
込んだ建設車両の電装パネルに関する。
〔従来の技術〕
近時、建設車両、殊に油圧式堀削機においては、運
転,操作性の向上を図るために第4図に示すように運転
室1内には各種制御機器として各種スイッチ,計器,モ
ニタ及びランプ等を配設した電装パネル2が運転席1の
近傍に設置され、オペレータは電装パネル2の計器盤3,
モニタ4等を見ながら運転,操作が行われる。
また、一方上記運転,操作性の向上にあわせて作業環
境をよくするために運転席5の後方に空気調和装置6
(以下単に空調装置と略称する)が設置されており、こ
の後方設置はオペレータが前窓から下方の作業状況を見
ながら運転,操作する場合が多い関係で前方には設置で
きず、また、1方の側部は電装パネルが、他方の側部は
乗降口となっていることから設置できないため、結局邪
魔にならない後方に設置されているのが通常である。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記した電装パネル2は狭い運転室1では大
きなスペースを占めており、しかも制御技術の発達で各
種制御機器が追加され益々大型化の傾向にあることから
床面に設置することは一層運転室1を狭めることにな
る。
一方空調装置6は既述した理由から運転席5の後方に
設置されていることから温風の吹出し口7は自然対流の
関係で下部に設けられ、また冷風の吹出し口8は上記に
設けられているが、最も暖房の必要なオペレータの足元
には温風が届かず、冷房も最も効果のある顔面,胸部に
は冷風が届かず、逆に肩部を冷し過ぎて生理不調を生じ
るなどの不具合がある。
本考案は上記従来の電装パネル,空調装置の不具合を
改善する目的でなされたもので電装パネルに空調吹出し
口を設けると共に、該電装パネルを運転室を構成する部
材として内側壁面に一体的に取設して既述の問題点を解
消した建設車両の電装パネルを提供しようとするもので
ある。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
上記目的を達成するために、本考案に係る建設車両の
電装パネルは、運転室に冷暖房装置および運転、操作の
ための各種スイッチ、計器、モニタ等を備えた建設車両
の電装パネルであって、上方に計器盤18と、下方に冷
風、温風ダクト24とを設け、かつ、運転室の左右いずれ
かの内側壁面に取着した前記電装パネル16のパネル取付
板20と、前記パネル取付板20に取着され、冷風吹出し口
27を設けたカバー16bと、前記冷暖房装置から配管を介
して連結された前記冷風、温風ダクト24から切換ダンパ
25を介して、一方は前記カバー16bの冷風吹出し口27と
接続する分岐ダクト24bと、他方は前記パネル取付板20
の前方下端部に設けた温風吹出し口26と接続する分岐ダ
クト24aとを備えた構成としたものである。
上記構成によれば、建設車両用の電装パネルと空調ダ
クトが一体構成されコンパクトになり、運転室のスペー
スを有効的に使うことができる。
また、空調ユニットからの冷風はオペレータの右手側
の近傍に吹出すようにしたので、冷風が運転室の内側壁
面に沿って上方に、また温風は足元を温めるように下方
に吹出すので頭寒足熱により冷温風が効率よく循環さ
れ、建設車両の作業中に操作レバーを握る右手に汗をか
いても、冷風により汗が乾くので操縦がし易くなるもの
である。
〔実施例〕 以下、本考案の一実施例を添付第1図〜第3図により
詳述する。図において、11は運転室であって、該運転室
11の中央部には運転席12が設置され、その両側にはアー
ムレスト13,該アームレスト13上部にコントローラボッ
クス14を備えた操作レバー15が取設されるほか、図示し
ない各種操縦機類が配設されている。
かかる運転室11において運転席12の側方には電装パネル
16が、そして後方には空調ユニット17が設けられてい
る。
先ず電装パネル16は第2図に示すようにパネル本体16
a及びカバー16bからなり、パネル本体16aには計器盤18,
モニタ19及びパネル取付板20から構成されており、計器
盤18には各種キースイッチ18a,緊急停止スイッチ18b,ラ
ジオ18c,操作パターン切換え表示ランプ18d,その他の計
器類が配設されている。なお21は、これら計器類のコン
トローラである。そして計器盤18,モニタ19等を設けた
パネル取付板20は運転室11の内側壁面11aにボルト22で
固定されたうえ、カバー16bにより被覆されている。こ
れによって電装パネル16を備えた運転室11を構成するこ
とになる。
次いで空調システムについて述べると、該運転席12の
後方に設置された空調ユニット17からのホース23及びダ
クト24が上記電装パネル16の内部に導通されたうえ、パ
ネル取付板20に取付けてある。そして該ダクト24の支管
として温風ダクト24aが下端前部に、また冷風ダクト24b
が計器盤18の下面部に延在配設されている。これら温
風,冷風ダクト24a,24bへの空調管路の切換のために主
ダクト24に切換ダンパ25が設けられると共に、温風吹出
し口26が温風ダクト24aの先端に内方に向けて取付けら
れ、温風が丁度オペレータの足元方向に吹出すようにな
っている。また冷風吹出し口27が計器盤18上に取付けら
れていて、冷風が丁度着席しているオペレータの顔面か
ら胸元方向に吹出すようになっている。なお、前記計器
盤18には空調操作盤28が設けられている。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本願考案の建設車両の空調装置
によれば、建設車両用の電装パネルと空調ダクトが一体
構成されコンパクトになり、運転室のスペースを有効的
に使うことができるので居住性が向上する。
また、空調ユニットからの冷風はオペレータの右手側
の近傍から上方に吹出すようにしたので、冷風が運転室
の内側壁面に沿って上方に、また温風は足元を温めるよ
うに下方に吹出すので頭寒足熱により冷温風が効率よく
循環され、しかも冷風が直接顔面等に当たらず、建設車
両の作業中に操作レバーを握る右手に汗をかいても、冷
風により汗が乾くので操縦がし易く、オペレータの運転
室内の作業環境が改善され、しかも構造の簡単な冷温風
用ダクトと切換ダンパを準備することにより、簡単に建
設車両の運転室の電装パネルに装着することができるの
で製作が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示し、第1図は本
考案に係る電装パネルを取設した運転室の概略斜視図、
第2図は電装パネルのカバーを取り外した状態を示す斜
視図、第3図は空調ダクトの切換えダンパを示す断面
図、第4図は従来の電装パネルを設置した運転室の概略
斜視図である。 1,11……運転室 2,16……電装パネル 3,18……計器盤 4,19……モニタ 5,12……運転席 6……空調装置 7,26……温風吹出し口 8,27……冷風吹出し口 17……空調ユニット 16a……パネル本体 16b……カバー 20……パネル取付板 21……コントローラ 24……主ダクト 24a……温風ダクト 24b……冷風ダクト 25……切換ダンパ 28……空調操作盤
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−134317(JP,A) 特開 平2−109722(JP,A) 実開 昭62−163561(JP,U) 実開 平2−38306(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転室に冷暖房装置および運転、操作のた
    めの各種スイッチ、計器、モニタ等を備えた建設車両の
    電装パネルにおいて、上方に計器盤(18)と、下方に冷
    風、温風ダクト(24)とを設け、かつ、運転室の左右い
    ずれかの内側壁面に取着した前記電装パネル(16)のパ
    ネル取付板(20)と、前記パネル取付板(20)に取着さ
    れ、冷風吹出し口(27)を設けたカバー(16b)と、前
    記冷暖房装置から配管を介して連結された前記冷風、温
    風ダクト(24)から切換ダンパ(25)を介して、一方は
    前記カバー(16b)の冷風吹出し口(27)と接続する分
    岐ダクト(24b)と、他方は前記パネル取付板(20)の
    前方下端部に設けた温風吹出し口(26)と接続する分岐
    ダクト(24a)とを備えたことを特徴とする建設車両の
    電装パネル。
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