JP3205439B2 - 作業機の運転室 - Google Patents

作業機の運転室

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JP3205439B2 JP21224093A JP21224093A JP3205439B2 JP 3205439 B2 JP3205439 B2 JP 3205439B2 JP 21224093 A JP21224093 A JP 21224093A JP 21224093 A JP21224093 A JP 21224093A JP 3205439 B2 JP3205439 B2 JP 3205439B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば油圧ショベル,
油圧クレーン等の作業機の運転室に関し、特に運転室の
窓ガラスの曇りまたは凍結を防止するために、運転室内
から窓ガラスに向けて送風を行う冷暖房装置またはデフ
ロスタ装置等の空調装置が設けられた作業機の運転室に
関する。
【0002】
【従来の技術】作業機の運転室の前面側および左,右の
側面側に設けられた窓ガラスは、運転室内の湿気により
曇ったり、寒冷地では凍結したりする場合がある。この
ため、運転室内の視界が悪くなり、作業機の操作性が低
下して、操作ミス等による事故を引き起こす危険性があ
った。
【0003】そこで一般に、運転室内には、空調装置か
らの風を運転席の前側に導くダクトを設け、該ダクトの
吹出口から運転室前面側の窓ガラスに向けて温風または
乾燥風を吹きつけ、該窓ガラスの曇りや凍結を解消する
ようにしていた。また、前記空調装置からの冷風または
温風を、ダクトを介して運転室内に送風することによ
り、運転室内の冷暖房を行うようにした作業機の運転室
もよく知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな従来技術による作業機の運転室において、該運転室
内に形成されたダクトは、該ダクトから吹出す風が運転
室前面側の一部分の窓ガラスに吹きつけるように形成さ
れているから、運転室の左,右側面側の窓ガラスに向け
て空気を吹きつけることができず、運転室の左,右側面
側の窓ガラスの曇りや凍結を解消することができなかっ
た。この結果、運転室内の横方向の視界が悪くなり、例
えば、油圧ショベルの場合には、作業者が油圧ショベル
を旋回操作するときに安全確認ができず、操作ミス等に
よる事故を引き起こす危険性があるという問題がある。
【0005】また、前記空調装置により運転室内の冷暖
房を行う場合には、温風また冷風を運転室内の中央側に
向けて送風したり、作業者に当るように送風したりでき
ず、冷暖房を効率よく行うことができないという問題が
ある。
【0006】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、運転室前面側の窓ガラスのみならず、運
転室の左,右側面側等の窓ガラスの曇りや凍結を解消す
ると共に、運転室内の冷暖房を効率的に行うことができ
るようにした作業機の運転室を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明による作業機の運転室は、作業機本体に
設けられ、前面側および左,右の側面側に窓ガラスが配
設された運転室本体と、該運転室本体内に設けられた運
転席と、該運転席の後側に位置して前記運転室本体に設
けられた空調装置と、該空調装置からの風を前記運転席
の前側に導くダクトとから構成されている。
【0008】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、前記ダクトは、前記運転室本体の右側面側と運
転席との間を前後方向に設けられ、一端側が前記空調装
置に接続され他端側が運転席の前側に延在した配管部
と、前記運転室本体の前面側と右側面側とのコーナ部近
傍位置で該配管部の他端側から上向きに屈曲した屈曲部
とにより構成し、該屈曲部には、前記空調装置からの風
を運転室本体内に向けて吹出す吹出口を設け、かつ該吹
出口には、前記空調装置からの風を前記運転室本体の
面側、右側面側の各窓ガラス方向と前記運転席を含む他
の方向とに選択的に切換える可動式の風向き調整機構を
設けたことにある。また、請求項2の発明は、吹出口
は、空調装置からの風を上向きに吹出す上側吹出口と、
空調装置からの風を運転室本体内へと横向きに吹出す横
側吹出口とからなり、該上側吹出口と横側吹出口とに
は、それぞれに可動式の風向き調整機構を設ける構成と
したことにある。さらに、請求項3の発明は、上側吹出
口に設けた風向き調整機構は、運転室本体の前後方向に
対して風向きを調整する第1のルーバと、左右方向に対
して風向きを調整する第2のルーバとを備え、横側吹出
口に設けた風向き調整機構は、運転室本体の前後方向に
対して風向きを調整する第3のルーバと、上下方向に対
して風向きを調整する第4のルーバとを備える構成とし
たことにある。
【0009】
【作用】請求項1の構成により、空調用のダクトを運転
室本体の右側面側と運転席との間を前後方向に沿って設
けたので、該ダクトの屈曲部を運転室本体の前面側と右
側面側とのコーナ部の近傍位置に延在させることがで
き、吹出口を前面側、右側面側の窓ガラスと作業者の近
傍に配置することができる。そして、吹出口に設けられ
た可動式の風向き調整機構によって風向きを調整するこ
とにより、ダクトの吹出口からの風を、特に運転室本体
の前面側、右側面側の窓ガラス方向に切換えて吹きつ
け、前面側の窓ガラス、右側面側の窓ガラスの曇りや凍
結を解消することができ、一方運転席を含む他の方向に
切換えて吹きつけ、運転室本体内の冷暖房を効率よく行
なうことができる。請求項2の構成により、上側吹出口
から前面側の窓ガラスや右側面側の窓ガラスに向けて風
を吹きつけることができ、横側吹出口から左側面側の窓
ガラスや運転席に着座した作業者に向けて風を吹きつけ
ることができる。請求項3の構成により、上側吹出口に
設けられた第1のルーバ、第2のルーバを調整すること
により、上側吹出口から吹出す風を前向きと後向き、左
向きと右向きに切換えることができる。また、横側吹出
口に設けられた第3のルーバ、第4のルーバを調整する
ことにより、横側吹出口から吹出す風を上向きと下向
き、前向きと後向きに切換えることができる。
【0010】
【実施例】以下、図1ないし図5に本発明の実施例を示
す。なお、本実施例では作業機として油圧ショベルを例
に挙げて説明する。
【0011】図1ないし図4に本発明の第1の実施例を
示す。
【0012】図において、1は下部走行体,2は該下部
走行体1上に旋回可能に搭載された作業機本体としての
上部旋回体を示し、該上部旋回体2は、旋回フレーム3
上に設けられた運転室4、機械室5およびカウンタウェ
イト6とから構成され、旋回フレーム3の前部中央には
土砂等の掘削作業を行う作業装置7が俯仰動可能に設け
られている。
【0013】8は運転室4の外形を形成する運転室本体
を示し、該運転室本体8は、緩衝支持体9,9,…(2
個のみ図示)を介して旋回フレーム3上に設けられた床
板10と、該床板10の上側に位置して運転室4の側
壁,天井壁をなす周壁板11とから構成されている。ま
た、該運転室本体8の前面側には、上側に位置する上側
フロントガラス12,下側に位置する下側フロントガラ
ス13が設けられ、左,右側面側には左側サイドガラス
14(図3参照),右側サイドガラス15が設けられ、
後面側にはリアガラス16が設けられている。
【0014】17は運転室本体8内に位置し、床板10
上に設けられた運転席を示し、該運転席17は前記床板
10の上面側中央に基端側が固着された支持部17A
と、該支持部17Aの先端側に設けられたシート部17
Bとから構成されている。また該運転席17の前側に
は、前記床板10から延在する操作レバー18,ペダル
19が設けられており、作業者は前記運転席17のシー
ト部17Bに着座し、操作レバー18,ペダル19等を
操作することにより旋回動作および掘削作業等を行うよ
うになっている。
【0015】20は例えば運転席17後側に位置して、
床板10上に設けられた冷暖房装置等の空調装置を示
し、該空調装置20は、内気または外気を取り込み、温
風または冷風を後述するダクト21を介して運転室本体
8内に送風するものである。
【0016】21は空調装置20からの風を運転席17
前側に導くダクトを示し、該ダクト21は、運転室本体
8の右側面側と運転席17との間を前後方向に沿って設
けられ、一側が前記空調装置20に接続され、他側が
運転席17の右側(図3参照)に延在した配管部22
と、運転室本体8の前面側と右側面側とのコーナ部近傍
位置で該配管部22の他端側から上向きに屈曲した屈曲
部23とから構成されている。また、該屈曲部23の上
側には上側吹出口24が形成され、横側には横側吹出口
25が形成されている。そして、上側吹出口24には後
述する第1のルーバ26および第2のルーバ27が取付
けられ、横側吹出口25には後述する第3のルーバ28
および第4のルーバ29が取付けられている。
【0017】26はダクト21の上側吹出口24に取付
けられた第1の風向き調整機構としての第1のルーバを
示し、該第1のルーバ26は、レバー26Aを操作する
ことにより、上側吹出口24から上向きに吹出す風を運
転室本体8内の前向き、または後向きに切換える可動式
のものである。また、該第1のルーバ26の奥側(内部
側)には図示しない第2の風向き調整機構としての第2
のルーバ27が取付けられ、該第2のルーバは、レバー
27Aを操作することにより、上側吹出口24から上向
きに吹出す風を運転室本体8内の左向き、または右向き
に切換える可動式のものである。
【0018】28はダクト21の横側吹出口25に取付
けられた第3の風向き調整機構としての第3のルーバを
示し、該第3のルーバ28は、レバー28Aを操作する
ことにより、横側吹出口25から左向きに吹出す風を運
転室本体8内の上向き、または下向きに切換える可動式
のものである。また、該第3のルーバ28の奥側(内部
側)には図示しない第4の風向き調整機構として第4の
ルーバ29が取付けられ、該第4のルーバ29はレバー
29Aを操作することにより、横側吹出口25から左向
きに吹出す風を運転室本体8内の前向き、または後下向
きに切換える可動式のものである。
【0019】本実施例による作業機の運転室は上述のよ
うな構成を有するもので、作業者は運転席17に着座
し、操作レバー18やペダル19を操作して、上部旋回
体2を旋回させたり、作業装置7を俯仰動させたりして
土砂の掘削作業等を行う。そして、各窓ガラスの曇り,
凍結の解消、または運転室本体8内の空調を行うときに
は、空調装置20を作動させ、ダクト21の上側吹出口
24および横側吹出口25から温風や冷風を送風させ
る。
【0020】而して、前記上側吹出口24には、上向き
に吹出す風の向きを前後,左右向きに選択的に切換える
第1のルーバ26および第2のルーバ27を取付け、ま
た、前記横側吹出口25には、左向きに吹出す風の向き
を上下,前後向きに選択的に切換える第3のルーバ28
および第4のルーバ29を取付けている。
【0021】これにより、図3に示す如く、前記上側吹
出口24から吹出す風をレバー26A,27Aを操作し
て前向き寄り(矢示A方向)に調整して、上側フロント
ガラス12に吹きつけるようにしたり、右向き寄り(矢
示B方向)に調整して、右側サイドガラス15に吹きつ
けるようにしたり、選択的に切換えることができる。ま
た、前記横側吹出口25から吹出す風をレバー28A,
29Aを操作して左向き寄り(矢示C方向)に調整し
て、左側サイドガラス14に吹きつけるようにしたり、
前向き寄り(矢示D方向)に調整して、下側フロントガ
ラス13に吹きつけるようにしたり、選択的に切換える
ことができる。さらに、前記各ルーバ26〜29によっ
て上側吹出口24,横側吹出口25の風を運転室本体8
内の中央に向くように、または、運転席17のシート部
17Bに着座する作業者に向くように切換えることがで
きる。
【0022】従って、上側フロントガラス12,下側フ
ロントガラス13,左側サイドガラス14,右側サイド
ガラス15の曇りや凍結を効果的に解消することがで
き、運転室本体8内の前方向や横方向の視界を常に良好
に保つことができ、操作ミス等による事故を確実になく
すことができる。また、風向きを適宜切換えることによ
り、運転室4内を個々の作業者にとって快適な空間にで
き、作業性も格段向上できる。
【0023】次に、図5は本発明の第2の実施例を示
し、本実施例の特徴は、ダクト31にモニタユニット4
0を一体的に設けたことにある。なお、本実施例では、
前記第1の実施例と同一の構成要素には同一の符号を付
し、その説明を省略するものとする。
【0024】図において、31は一側が空調装置20に
接続され、該空調装置20からの風を運転席17の前側
に導くダクトを示し、該ダクト31は前記第1の実施例
で述べたダクト21とほぼ同様に、運転席17の右下側
に延在する配管部32と、該配管部32の他端側から上
向きに屈曲した屈曲部33とからなり、該屈曲部33の
上面には上側吹出口34が、横側には横側吹出口35が
形成されている。
【0025】そして、前記上側吹出口34には第1のル
ーバ36および図示しない第2のルーバ37が取付けら
れ、該ルーバ36,37は、レバー36A,37Aを操
作することにより、上側吹出口34の風向きを選択的に
切換える可動式のものである。また、前記横側吹出口3
5には第3のルーバ38および図示しない第4のルーバ
39が取付けられ、該ルーバ38,39はレバー38
A,39Aを操作することにより、横側吹出口35の風
向きを選択的に切換える可動式のものである。
【0026】40はダクト31他側の上側に一体的に設
けられたモニタユニットを示し、該モニタユニット40
には、油圧ショベルの燃料量やエンジンの温度等を表示
するモニタ40Aと、燃料コントロール等を行う複数の
スイッチ40Bが設けられている。
【0027】本実施例による作業機の運転室は上述のよ
うな構成を有するもので、本実施例においても、第1の
実施例とほぼ同様に、上側吹出口34に第1のルーバ3
6および第2のルーバ37を設け、横側吹出口35に第
3のルーバ38および第4のルーバ39を設けたことに
より、上側吹出口34および横側吹出口35から吹出す
風の向きを上下,前後,左右に選択的に切換えることが
できる。
【0028】然るに、本実施例では、ダクト31にモニ
タユニット40を一体的に設けたから、組立ての部品点
数を減らすことができ、油圧ショベルを安価に製造する
ことができる。
【0029】なお、前記第2の実施例では、ダクト31
とモニタユニット40とを一体的に形成したが、本発明
はこれに限らず、ダクト31とモニタユニット40とを
別個に形成し、ダクト31の上側にモニタユニット40
を装着するようにしてもよいものである。
【0030】また、前記各実施例では、ダクト21(3
1)を運転席17の右下側に延在させ、該ダクト21
(31)の上側吹出口24(34),横側吹出口25
(35)を運転席17前方右側に設けたが、本発明はこ
れに限らず、2本のダクトを運転席17の左,右両側に
別々に延在させ、該ダクトの各吹出口を運転席17前方
の左,右両側に設けるようにしてもよい。
【0031】また、前記各実施例では、運転室本体8内
に空調装置20を設けたが、本発明はこれに限らず、例
えば、該空調装置20を旋回フレーム3の運転室本体8
下側位置に収容する等、前記運転室本体8の外部に設け
るようにしてもよい。
【0032】さらに、前記各実施例では、油圧ショベル
を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例え
ば油圧クレーン,ホイールローダ等、他の作業機の運転
室にも適用できる。
【0033】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、空調用のダクトを運転室本体の右側面側と運転席
との間を前後方向に沿って設け、該ダクトの屈曲部を運
転室本体の前面側と右側面側とのコーナ部の近傍位置に
延在させることができるから、吹出口を前面側、右側面
の窓ガラスと作業者の近傍に配置することができ、前
面側の窓ガラス、右側面側の窓ガラス、作業者等に風を
効率よく吹きつけることができる。また、ダクトの吹出
口には、空調装置からの風を運転室本体の各窓ガラス方
向と運転席を含む他の方向とに選択的に切換える可動式
の風向き調整機構を設けている。これにより、前記風向
き調整機構によって風向きを調整し、前記空調装置から
の風を前面側の窓ガラス、右側面側の窓ガラス方向に吹
きつけることにより、前面側の窓ガラス、右側面側の窓
ガラスの近傍から各窓ガラスの曇りや凍結を解消するこ
とができ、運転室本体内の前方向,横方向の視界を良好
に保つことができる。一方、前記空調装置からの風を前
記運転席を含む他の方向に吹きつけることにより、運転
室本体内の冷暖房を効率よく行うことができ、前記運転
室本体内を快適な空間にすることができる。請求項2の
発明によれば、上側吹出口から前面側の窓ガラスや右側
面側の窓ガラスに向けて風を吹きつけることができ、視
界を良好にすることができる。また、横側吹出口から左
側面側の窓ガラスや運転席に着座した作業者に向けて風
を吹きつけることができ、視界を良好にし、冷暖房の効
率を高めることができる。請求項3の構成により、上側
吹出口に設けられた第1のルーバ、第2のルーバを調整
することにより、上側吹出口から吹出す風を前向きと後
向き、左向きと右向きに切換えることができる。また、
横側吹出口に設けられた第3のルーバ、第4のルーバを
調整することにより、横側吹出口から吹出す風を上向き
と下向き、前向きと後向きに切換えることができる。こ
れにより、風向き調整を広範囲で細かく行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による油圧ショベルを示す側面
図である。
【図2】油圧ショベルの運転室を示す縦断面図である。
【図3】油圧ショベルの運転室内を後方上側から見た斜
視図である。
【図4】第1の実施例によるダクトを示す斜視図であ
る。
【図5】第2の実施例によるダクトを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
2 上部旋回体(作業機本体) 4 運転室 8 運転室本体 12 上側フロントガラス 13 下側フロントガラス 14 左側サイドガラス 15 右側サイドガラス 17 運転席 20 空調装置 21,31 ダクト 24,34 上側吹出口(吹出口) 25,35 横側吹出口(吹出口) 26,27,28,29,36,37,38,39 ル
ーバ(風向き調整機構)
フロントページの続き (72)発明者 小島 誠治 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社 土浦工場内 (56)参考文献 実開 平4−58408(JP,U) 実開 平4−104006(JP,U) 実開 昭63−161014(JP,U) 実開 昭60−127215(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/34 B60S 1/56

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機本体に設けられ、前面側および
    左,右の側面側に窓ガラスが配設された運転室本体と、
    該運転室本体内に設けられた運転席と、該運転席の後側
    に位置して前記運転室本体に設けられた空調装置と、該
    空調装置からの風を前記運転席の前側に導くダクトとか
    らなる作業機の運転室において、 前記ダクトは、前記運転室本体の右側面側と運転席との
    間を前後方向に設けられ、一端側が前記空調装置に接続
    され他端側が運転席の前側に延在した配管部と、前記運
    転室本体の前面側と右側面側とのコーナ部近傍位置で該
    配管部の他端側から上向きに屈曲した屈曲部とにより構
    成し、 該屈曲部には、前記空調装置からの風を運転室本体内に
    向けて吹出す吹出口を設け、 かつ該吹出口には、前記空調装置からの風を前記運転室
    本体の前面側、右側面側の窓ガラス方向と前記運転席を
    含む他の方向とに選択的に切換える可動式の風向き調整
    機構を設けたことを特徴とする作業機の運転室。
  2. 【請求項2】 前記吹出口は、前記空調装置からの風を
    上向きに吹出す上側吹出口と、前記空調装置からの風を
    運転室本体内へと横向きに吹出す横側吹出口とからな
    り、該上側吹出口と横側吹出口とには、それぞれに前記
    可動式の風向き調整機構を設ける構成としてなる請求項
    1に記載の作業機の運転室。
  3. 【請求項3】 前記上側吹出口に設けた風向き調整機構
    は、前記運転室本体の前後方向に対して風向きを調整
    第1のルーバと左右方向に対して風向きを調整する
    第2のルーバとを備え、前記横側吹出口に設けた風向き
    調整機構は、前記運転室本体の前後方向に対して風向き
    調整する第3のルーバと、上下方向に対して風向きを
    調整する第4のルーバとを備える構成としてなる請求項
    2に記載の作業機の運転室。
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