JPH04104006U - 車輌用キヤビン装置 - Google Patents
車輌用キヤビン装置Info
- Publication number
- JPH04104006U JPH04104006U JP635491U JP635491U JPH04104006U JP H04104006 U JPH04104006 U JP H04104006U JP 635491 U JP635491 U JP 635491U JP 635491 U JP635491 U JP 635491U JP H04104006 U JPH04104006 U JP H04104006U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- cabin
- air conditioner
- seat
- driver
- Prior art date
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- Pending
Links
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 オペレータ側に対してエアコンの風を効率よ
く吹出すことができると共に、キャビン側面の側窓のく
もりを簡単に除去することができるようにする。 【構成】 キャビン15内に、エアコン41の風を吹出口43
a,43b から吹出すようにした車輌用キャビン装置におい
て、エアコン41の吹出口43a,43b が、キャビン15側面か
ら内方側に離間して設けられ、この吹出口43a,43b から
エアコン41の風をキャビン15側面側と運転席7 側とに吹
出すように構成されている。
く吹出すことができると共に、キャビン側面の側窓のく
もりを簡単に除去することができるようにする。 【構成】 キャビン15内に、エアコン41の風を吹出口43
a,43b から吹出すようにした車輌用キャビン装置におい
て、エアコン41の吹出口43a,43b が、キャビン15側面か
ら内方側に離間して設けられ、この吹出口43a,43b から
エアコン41の風をキャビン15側面側と運転席7 側とに吹
出すように構成されている。
Description
【0001】
本考案はトラクタ等の車輌におけるキャビン装置に関する。
【0002】
例えば農用トラクタには運転席を取囲むように密閉式のキャビンを設け、この
キャビン内にエアコンの風を吹出口から吹出すようにしたものある。ところが、
従来はエアコンの吹出口をキャビン側面部に設け、この吹出口から斜め内側の運
転席側に向けてエアコンの風を吹出すようにしていた。
【0003】
しかし、キャビン内の幅が広くなるに従って運転席上のオペレータとの距離が
大きくなり、クールダウン時の涼感が不足した。また、キャビン側面の側窓への
風の吹付けができないため、冬期の側窓のくもりがとれなくなるという問題があ
った。
【0004】
本考案は上記問題点に鑑み、オペレータ側に対してエアコンの風を効率よく吹
出すことができると共に、キャビン側面の側窓のくもりを簡単に除去することが
できるようにしたものである。
【0005】
この技術的課題を解決する本考案の技術的手段は、運転席7 を取囲むようにキ
ャビン15が設けられ、このキャビン15内に、エアコン41の風を吹出口43から吹出
すようにした車輌用キャビン装置において、エアコン41の吹出口43が、キャビン
15側面から内方側に離間して設けられ、この吹出口43からエアコン41の風をキャ
ビン15側面側と運転席7 側とに吹出すように構成されている点にある。
【0006】
【作用】
吹出口43からエアコン41の風を運転席7 側に吹出すことができ、運転席7 上の
オペレータに向けて効率よくエアコン41の風を送出できる。また吹出口43からエ
アコン41の風をキャビン15側面の側窓21,22 に向けて吹出すことができ、側窓21
,22 のくもりを簡単に取ることができる。
【0007】
以下、本考案を図示の実施例に従って説明すると、図2において、1はトラク
タ車体で、エンジン2 、ミッションケース3 等で直結して構成している。5は後
輪、6は左右一対のフエンダであり、該フエンダ6 は後輪5 をその内側から覆う
と共に、該フエンダ6 間に運転席7 が設けられている。前記エンジン2 はボンネ
ット8 で覆われ、該ボンネット8 の後端部に計器パネル部9 が設けられ、該計器
パネル部9 にステアリングハンドル10が設けられている。11はフロアシートであ
る。またミッションケース3 側面及び後車軸ケース12には夫々キャビン支持ブラ
ケット13,14 が設けられている。
【0008】
15はキャビンで、計器パネル部9 、ステアリングハンドル10、運転席7 等を覆
うように前記支持ブラケット13,14 に防振支持装置19を介して搭載されている。
このキャビン15は密閉式で、左右フエンダ6 とボンネット8 との間に左右乗降口
16が形成され、この乗降口16の後部にヒンジ17を介してドア18が開閉自在に枢支
されている。ドア18にはガラス製の側窓21が装着され、またキャビン15側面のド
ア18後方にはガラス製の側窓22が装着されている。
【0009】
図3に示される如く、キャビン15の枠組みされたフレーム26の上部には、矩形
環状に構成された天井枠27が備えられ、所定高さのパッキン材28が、天井枠27上
面上に周方向全周に亘って、接着等により取付けられている。パッキン材28の上
面側に天蓋29が載置されると共に、天蓋29と天井枠27とが互いにボルト等の締結
具30により締結されている。
【0010】
そして、図3及び図4に示される如くキャビン15の上部両側に樋33が設けられ
ている。両側部のパッキン材28は係合溝34を有する断面コ字形に形成され、天井
枠27に取付ピン35が上方突設され、前記樋33の取付片36を係合溝34に嵌合すると
共に、取付片36に取付孔37を介して取付ピン35を挿通することによって、樋33が
天井枠27の側部に前後方向に沿うように取付けられている。
【0011】
図1において、41はエアコンで、天蓋29内の前部に設けられ、ヒーター機能と
クーラー機能とを備えている。このエアコン41にはキャビン15の側面に沿うよう
に後方に突出された左右一対のダクト42が接続され、ダクト42の後端部は運転席
7 の側方に対応する位置にあり、この各ダクト42の後端部にエアコン41からの風
をキャビン15内に吹出すための一対の吹出口43a,43b が設けられている。
【0012】
前記吹出口43a,43b はキャビン15側面から内方側に離間して設けられ、一方の
吹出口43a はダクト42の外方側に装着されて、外側下方に向けられており、エア
コン41の風をキャビン15側面側の側窓21,22 に向けて吹出すようになっている。
他方の吹出口43b はダクト42の内方側に装着されて、内側下方に向けられており
、エアコン41の風を運転席7 側に吹出すようになっている。これら吹出口43a,43
b は手動によって開閉操作できるようになっており、吹出口43a,43b の一方を閉
じることによって、エアコン41の風の吹出し方向をキャビン15側面側と運転席7
側とに選択可能である。
【0013】
図5は他の実施例を示し、ダクト42の後端部に吹出口43を前後の枢支軸45廻り
に回動自在に設け、吹出口43を枢支軸45廻りに回動することによってエアコン41
の風が吹出す方向を、キャビン15側面側と運転席7 側とに切換えることができる
ようにしたものである。その他の点は前記実施例と同様の構成である。
【0014】
本考案によれば、エアコン41の吹出口43が、キャビン15側面から内方側に離間
して設けられ、この吹出口43からエアコン41の風をキャビン15側面側と運転席7
側とに吹出すように構成されているので、キャビン15内の幅が広くなっても、エ
アコン41の吹出口43と運転席7 上のオペレータとの距離を短かくして、オペレー
タ側に向けてエアコン41の風を効率よく吹出すことができ、涼感や暖房が不足し
たりするようなことはなくなる。しかも、エアコン41の風をキャビン15側面側に
吹出すことも可能になり、キャビン15側面の側窓21,22 のくもりも簡単に取るこ
とができ、その実用的効果は著大である。
【図1】本考案の一実施例を示す正断面図である。
【図2】全体側面図である。
【図3】側断面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】他の実施例を示す正断面図である。
1 トラクタ車体
7 運転席
15 キャビン
41 エアコン
43 吹出口
Claims (1)
- 【請求項1】 運転席(7) を取囲むようにキャビン(15)
が設けられ、このキャビン(15)内に、エアコン(41)の風
を吹出口(43)から吹出すようにした車輌用キャビン装置
において、エアコン(41)の吹出口(43)が、キャビン(15)
側面から内方側に離間して設けられ、この吹出口(43)か
らエアコン(41)の風をキャビン(15)側面側と運転席(7)
側とに吹出すように構成されていることを特徴とする車
輌用キャビン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP635491U JPH04104006U (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 車輌用キヤビン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP635491U JPH04104006U (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 車輌用キヤビン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04104006U true JPH04104006U (ja) | 1992-09-08 |
Family
ID=31737539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP635491U Pending JPH04104006U (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 車輌用キヤビン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04104006U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0747835A (ja) * | 1993-08-04 | 1995-02-21 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 作業機の運転室 |
-
1991
- 1991-02-15 JP JP635491U patent/JPH04104006U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0747835A (ja) * | 1993-08-04 | 1995-02-21 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 作業機の運転室 |
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