JPS5923614Y2 - 自動車における空調装置 - Google Patents
自動車における空調装置Info
- Publication number
- JPS5923614Y2 JPS5923614Y2 JP7300580U JP7300580U JPS5923614Y2 JP S5923614 Y2 JPS5923614 Y2 JP S5923614Y2 JP 7300580 U JP7300580 U JP 7300580U JP 7300580 U JP7300580 U JP 7300580U JP S5923614 Y2 JPS5923614 Y2 JP S5923614Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot air
- auxiliary window
- air outlet
- window
- vehicle interior
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Duct Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車における空調装置の改良に関する。
近年、特に大型トラックにおいて、左折時等に車両の側
方下部あるいは前方下部の歩行者や障害物を運転者シー
トから視認できるように、助手シート側方のドア、フロ
ントピラーあるいはフロントパネル等の車室壁における
前部窓よりも下方部分に補助窓を設けたものが実用され
ている。
方下部あるいは前方下部の歩行者や障害物を運転者シー
トから視認できるように、助手シート側方のドア、フロ
ントピラーあるいはフロントパネル等の車室壁における
前部窓よりも下方部分に補助窓を設けたものが実用され
ている。
この種の補助窓においても、通常の従来がらの窓と同様
に車室内外で温度差が大きいときあるいは湿度が高いと
きには窓ガラスに曇りが生じるため、温風を上記補助窓
に向けて吹出すことができる温風吹出し口を設ける必要
があった。
に車室内外で温度差が大きいときあるいは湿度が高いと
きには窓ガラスに曇りが生じるため、温風を上記補助窓
に向けて吹出すことができる温風吹出し口を設ける必要
があった。
ところが、上記補助窓専用の温風吹出し口を車室内に設
けることは他の装備品とのバランス上、スペースの点で
もコストの点でも満足できるものを得ることが困難であ
るという問題があった。
けることは他の装備品とのバランス上、スペースの点で
もコストの点でも満足できるものを得ることが困難であ
るという問題があった。
本考案は上記に鑑み創案されたものであって、車室壁に
おける前部窓よりも下方部分に形成された視界拡大のた
めの補助窓を有するものにおいて、上記車室内における
補助窓の近傍位置に閉口しかつ温風供給源に接続された
温風吹出し口と、同温風吹出し口に設けられ温風を上記
シート上の乗員の足元に向けて案内する第1位置および
温風を上記補助窓に向けて案内する第2位置に移動でき
る温風案内部材とを具備したことを特徴とする自動車に
おける空調装置を要旨とするものである。
おける前部窓よりも下方部分に形成された視界拡大のた
めの補助窓を有するものにおいて、上記車室内における
補助窓の近傍位置に閉口しかつ温風供給源に接続された
温風吹出し口と、同温風吹出し口に設けられ温風を上記
シート上の乗員の足元に向けて案内する第1位置および
温風を上記補助窓に向けて案内する第2位置に移動でき
る温風案内部材とを具備したことを特徴とする自動車に
おける空調装置を要旨とするものである。
本考案によれば、上記案内部材を上記第1位置に移動さ
せることによって上記温風吹出し口から吹出される温風
を乗員の足元に向けて案内させ、また同案内部材を上記
第2位置に移動させることによって上記温風を上記補助
窓に向けて案内させることができるので、通常は所謂乗
員の足元暖房のために用いられる上記温風吹出し口から
吹出される温風を曇り止めが必要なときに適宜利用する
ことができ、上記従来の問題を大巾に改善することがで
きる。
せることによって上記温風吹出し口から吹出される温風
を乗員の足元に向けて案内させ、また同案内部材を上記
第2位置に移動させることによって上記温風を上記補助
窓に向けて案内させることができるので、通常は所謂乗
員の足元暖房のために用いられる上記温風吹出し口から
吹出される温風を曇り止めが必要なときに適宜利用する
ことができ、上記従来の問題を大巾に改善することがで
きる。
以下本考案の一実施例を第1図〜第3図に従って詳細に
説明する。
説明する。
車室2内の図示しないシート側方のドア4はその下部に
車室2の外側方下部の視界を得るための補助窓6が形成
されている。
車室2の外側方下部の視界を得るための補助窓6が形成
されている。
車室2内における補助窓6の近傍位置に開口する温風吹
出し口8はインストルメントパネル10の背部に設けら
れた温風供給源12にダクト14によって接続されてい
る。
出し口8はインストルメントパネル10の背部に設けら
れた温風供給源12にダクト14によって接続されてい
る。
温風吹出し口8には先端に屈曲部16を有する円筒状の
ノズル18が回動自在に嵌装されており、同ノズル18
を第2図実線位置(第1位置)に回動させることによっ
て温風吹出し口8から吹出される温風を第1図および第
2図に示される実線矢印、すなわち乗員の足元に向かう
方向に、またノズル18を第2図破線位置(第2位置)
に回動することによって該温風を破線矢印、すなわち補
助窓6に向かう方向に夫々案内することができる。
ノズル18が回動自在に嵌装されており、同ノズル18
を第2図実線位置(第1位置)に回動させることによっ
て温風吹出し口8から吹出される温風を第1図および第
2図に示される実線矢印、すなわち乗員の足元に向かう
方向に、またノズル18を第2図破線位置(第2位置)
に回動することによって該温風を破線矢印、すなわち補
助窓6に向かう方向に夫々案内することができる。
上記構成によれば、ノズル18を第1位置に回動させる
ことによって温風吹出し口8から吹出される温風を乗員
の足元に向けて案内させ、また同ノズル18を第2位置
に回動させることによって上記温風を補助窓6に向けて
案内させることができるので、通常は所謂乗員の足元暖
房のために用いられる温風吹出し口8から吹出される温
風を曇り止めが必要なときに適宜利用することができ、
上記従来の問題を大巾に改善することができる。
ことによって温風吹出し口8から吹出される温風を乗員
の足元に向けて案内させ、また同ノズル18を第2位置
に回動させることによって上記温風を補助窓6に向けて
案内させることができるので、通常は所謂乗員の足元暖
房のために用いられる温風吹出し口8から吹出される温
風を曇り止めが必要なときに適宜利用することができ、
上記従来の問題を大巾に改善することができる。
なお、第1図に明らかなように、ダクト14上に温風吹
出し口8と別の吹出し口20を設けることも可能である
。
出し口8と別の吹出し口20を設けることも可能である
。
また、上記実施例では、ノズル16により本考案におけ
る案内部材が構成されているが、同ノズル16の代わり
に第4図に示されるように、外形が球状をなすノズル2
2を温風吹出し口8に回動自在に装着しても良く、更に
第5図に示されるように、温風吹出し口8内に風向を定
めるピン30を中心に回動可能な案内羽根32を装着し
ても良く、何れの場合も上記実施例とほぼ同様の効果を
得ることができる。
る案内部材が構成されているが、同ノズル16の代わり
に第4図に示されるように、外形が球状をなすノズル2
2を温風吹出し口8に回動自在に装着しても良く、更に
第5図に示されるように、温風吹出し口8内に風向を定
めるピン30を中心に回動可能な案内羽根32を装着し
ても良く、何れの場合も上記実施例とほぼ同様の効果を
得ることができる。
更に、上記実施例は補助窓6がドア4に設けられたもの
であるが、補助窓がフロントピラーあるいはフロントパ
ネル等に設けられたものであっても本考案は容易に適用
できる。
であるが、補助窓がフロントピラーあるいはフロントパ
ネル等に設けられたものであっても本考案は容易に適用
できる。
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2図は第1
図における補助窓6と温風吹出し口8を中心に見た斜視
図、第3図は第1図および第2図における温風吹出し口
8およびノズル18の拡大断面図、第4図および第5図
は夫々温風吹出し口8部の変形例を示す断面図である。 2・・・・・・車室、4・・・・・・ドア、6・・・・
・・補助窓、8・・・・・・温風吹出し口、12・・・
・・・温風供給源、18.28・・・・・・ノズル、3
2・・・・・・案内羽根。
図における補助窓6と温風吹出し口8を中心に見た斜視
図、第3図は第1図および第2図における温風吹出し口
8およびノズル18の拡大断面図、第4図および第5図
は夫々温風吹出し口8部の変形例を示す断面図である。 2・・・・・・車室、4・・・・・・ドア、6・・・・
・・補助窓、8・・・・・・温風吹出し口、12・・・
・・・温風供給源、18.28・・・・・・ノズル、3
2・・・・・・案内羽根。
Claims (1)
- 車室壁における前部窓よりも下方部分に形成された視界
拡大のための補助窓を有するものにおいて、上記車室内
における補助窓の近傍位置に開口しかつ温風供給源に接
続された温風吹出し口と、同温風吹出し口に設けられ温
風を上記シート上の乗員の足元に向けて案内する第1位
置および温風を上記補助窓に向けて案内する第2位置に
移動できる温風案内部材とを具備したことを特徴とする
自動車における空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7300580U JPS5923614Y2 (ja) | 1980-05-27 | 1980-05-27 | 自動車における空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7300580U JPS5923614Y2 (ja) | 1980-05-27 | 1980-05-27 | 自動車における空調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56174312U JPS56174312U (ja) | 1981-12-23 |
JPS5923614Y2 true JPS5923614Y2 (ja) | 1984-07-13 |
Family
ID=29435984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7300580U Expired JPS5923614Y2 (ja) | 1980-05-27 | 1980-05-27 | 自動車における空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5923614Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58115454U (ja) * | 1982-01-31 | 1983-08-06 | 日野自動車株式会社 | デフロスタ装置 |
JPS58121709U (ja) * | 1982-02-13 | 1983-08-19 | マツダ株式会社 | 自動車の通風装置 |
JP2014196026A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | カルソニックカンセイ株式会社 | 車両用空気調和システム |
-
1980
- 1980-05-27 JP JP7300580U patent/JPS5923614Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56174312U (ja) | 1981-12-23 |
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