JP2561547Y2 - バックホーにおけるヒーター取付構造 - Google Patents

バックホーにおけるヒーター取付構造

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JP2561547Y2
JP2561547Y2 JP6441592U JP6441592U JP2561547Y2 JP 2561547 Y2 JP2561547 Y2 JP 2561547Y2 JP 6441592 U JP6441592 U JP 6441592U JP 6441592 U JP6441592 U JP 6441592U JP 2561547 Y2 JP2561547 Y2 JP 2561547Y2
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JP
Japan
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backhoe
support frame
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seat support
denotes
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JP6441592U
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正男 隈
才三 近藤
晴光 椛島
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セイレイ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は掘削装置を有するバック
ホーにおけるヒータ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バックホーの機体上部に運転者用
座席を設置して、同運転者用座席の上部に日除け用キャ
ノピや箱形キャビンを設けたものが存在する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、運転者用座
席の上部を、箱形キャビンで覆った場合は、同箱形キャ
ビン内に暖房用ヒータを設置して室内の暖房を効率的に
行うことが可能である。しかしながら、キャノピ仕様と
した場合は、運転者用座席の上部のみが覆われているだ
けであるから暖房装置が設置されておらず、冬期での掘
削作業は足元部が冷えて作業を能率的にできないもので
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本考案は、走行
フレーム上に機体フレームを載置し、同機体フレーム上
に箱状の座席支持フレームと運転者用座席を設置したバ
ックホーにおいて、機体フレーム内部に、油圧機器を設
け、同油圧機器の前部には外気取入れ用開口部を設ける
と共に、油圧機器の後部位置には座席支持フレームの内
部に通じる開口孔を設け、しかも、座席支持フレーム内
部には暖房用ヒータユニットを設け、かつ、同座席支持
フレームの前側面には、運転者の足元部側へ熱風を吹出
す熱風吹出用開口孔を設けたことを特徴とするバックホ
ーにおけるヒーター取付構造を提供せんとするものであ
る。
【0005】
【実施例】本考案の実施例を図面に基づき具体的に説明
すると、図1において、1はバックホーAの走行フレー
ムで、左右両側に走行用クローラ2を装備している。3
は走行フレーム1の上部に旋回自在に載置する機体フレ
ームで、同機体フレーム3の前部には掘削装置4を上下
昇降自在に連結している。5は機体フレーム3の略中央
上部に設ける運転者用座席である。6は同運転者用座席
5を支持する箱状の座席支持フレームである。
【0006】7は機体フレーム3の後部に搭載するエン
ジン、8は同エンジン7の上部を覆うボンネットであ
る。
【0007】9は運転者用座席5の前方に設ける運転部
であって、上部に操作レバー10を配設している。
【0008】11は上記運転者用座席5の上部を覆う日除
け用キャノピ、12はキャノピ11を支持する支柱であっ
て、同支柱12は、ボンネット8の上部に一体的に固着さ
れている。
【0009】13は機体フレーム3の内部に設ける油圧切
換用のコントロールバルブであって、同コントロールバ
ルブ13の前部には外気取入れ用開口部14を設けている。
13Aはコントロールバルブ13などより構成する油圧機器
である。
【0010】15は、同コントロールバルブ13の後部位置
16の上側に設ける開口孔であって、機体フレーム3内部
と座席支持フレーム6の内部を連通している。
【0011】17は座席支持フレーム6の内部に設ける暖
房用ヒータユニット、18は送風ファンである。19は同座
席支持フレーム6の前側面6-1 に設ける熱風吹出用開口
孔である。
【0012】また、20は座席支持フレーム6の後側面6-
2 に設ける開口孔であって、ボンネット8内部と連通し
ている。21は同開口孔20を塞ぐ蓋体である。
【0013】本考案の実施例は上記のように構成されて
おり、したがって、エンジン7を始動させて掘削作業を
行う場合は、運転者用座席5上に運転者が着席しながら
運転部9を操作して作業を行う。
【0014】また、これと同時に、暖房用ヒータユニッ
ト17のスイッチをONして送風ファン18を作動させる
と、機体フレーム3の前部に設ける外気取入れ用開口部
14より冷気を吸引して、同冷気によりコントロールバル
ブ13を冷却する。そして、開口部15より座席支持フレー
ム6の内部に導かれて、暖房用ヒータユニット17にて加
熱されながら送風ファン18により前方に送られる。そし
て、熱風吹出用開口孔19より運転者の足元部B側に熱風
を吹出すものである。
【0015】以上の如く、上記実施例によれば、機体フ
レーム3上に箱状の座席支持フレーム6と運転者用座席
5を設置したバックホーにおいて、機体フレーム3内部
に、油圧機器であるコントロールバルブ13を設け、同コ
ントロールバルブ13の前部には外気取入れ用開口部14を
設けると共に、コントロールバルブ13の後部位置16には
座席支持フレーム6の内部に通じる開口孔15を設け、し
かも、座席支持フレーム6内部には暖房用ヒータユニッ
ト17を設け、かつ、同座席支持フレーム6の前側面6-1
には、運転者の足元部側へ熱風を吹出す熱風吹出用開口
孔19を設けたものであるから、冬期における屋外作業で
は運転者の足元部を確実に暖房することができるので、
運転者は良好な状態で作業を能率的な行うことができ
る。
【0016】また、機体フレームの前面から外気を取り
入れて油圧切換用のコントロールバルブを冷却すること
ができ、したがって、油圧作動油の温度上昇を防止する
ことができるものである。
【0017】また、図2は、座席支持フレーム6の後側
面6-2 に設ける開口孔20を開き状態とし、同時に同座席
支持フレーム6の前側面6-1 に設ける熱風吹出用開口孔
19を蓋体19-1により閉じた状態を示すものであって、こ
れにより冷却風を開口孔20よりボンネット8内部に導く
ようにしてエンジン7部分を冷却するものである。
【0018】また、図3及び図4は、バックホーに冷房
装置を装備した実施例を示すものであって、図中30は、
運転者用座席31の下部に設ける冷暖房ユニットである。
そして、同冷暖房ユニット30は機体フレームの前部に左
右に設けるレバースタンド32側と送風ダクト33を介して
接続している。34はレバースタンド32に設ける吐出口で
あって、同吐出口34は前後方向に回動自在である。35は
操作レバー、36はレバースタンド32の前部を覆うフロン
トカバーである。
【0019】したがって、上記実施例においては、温冷
風がレバースタンド32の吐出口34より吹出して直接運転
者に当るため、冷暖房が効率的に行えるものである。
【0020】そして、キャビン仕様だけでなく、キャノ
ピ使用であっても冷暖房が可能である。また、キャビン
使用では吐出口34を前向きに回転させて位置させること
により吐出口34を前向きに回転させて位置させることに
よりフロントガラスのくもり止めを行うことができるも
のである。
【0021】また、図5及び図6は、バックホーに冷暖
房装置を装置した状態の他実施例を示すものであって、
図中40は運転者用座席41の下部に設ける冷暖房ユニット
である。そして、同冷暖房ユニット40は、機体フレーム
の前部に設けるフロントカバー42側と送風ダクト43を介
して接続している。
【0022】44はフロントカバー42の左右両側に設ける
吐出口であって、同吐出口44は前後方向に回動自在であ
る。
【0023】45はアームレストであって、同アームレス
ト45の前部には操作レバー46を配設している。
【0024】したがって、上記実施例においては、温冷
風がフロントカバー42の吹出口44より吹出して直接運転
者に当たるので、冷暖房の効果が能率的である。また、
キャビン使用だけでなく、キャノピ使用であっても冷暖
房が可能である。
【0025】また、図7は、バックホーのボンネット固
定装置を示すものであって、50はバックホーの機体フレ
ームであって、エンジン51を搭載している。52はエンジ
ン51の上部を覆うボンネットであって、同ボンネット52
の下部内側には、下端が後側に曲ったキャッチャープレ
ート53が装着されている。54はキャッチャープレート53
に設ける嵌合孔、55はキャッチャープレート53の取付
座、56は機体フレーム50側に設けるキャッチャーフック
で、後向きに鉤形57を形成している。
【0026】そして、上記キャッチャープレート53とキ
ャッチャーフック56によりボンネット固定装置58を構成
している。
【0027】また、図8はボンネット固定装置の従来形
を示すものであって、図中60はキャッチャープレートで
あって、機体フレーム61側に固定されている。62はエン
ジン63を覆うボンネット64の下端内側に設ける鉤形のキ
ャッチャーフックである。
【0028】したがって、上記図6に示す実施例におい
ては、ボンネット固定装置58を構成するキャッチャープ
レート53をボンネット52側に装着すると共に、キャッチ
ャーフック56を機体フレーム50側に設けているために、
キャッチャーフック56の突出高さが低くなり、したがっ
て、エンジン部の点検修理が容易となるものである。
【0029】また、ボンネット52を開き状態のときは、
キャッチャープレートによる負傷を防止することもでき
る。
【0030】そして、ボンネットの固定装置が確実に作
動するので作業性が向上するものである。
【0031】
【考案の効果】本考案によれば、機体フレーム上に箱状
の座席支持フレームと運転者用座席を設置したバックホ
ーにおいて、機体フレーム内部に、油圧機器を設け、同
油圧機器の前部には外気取入れ用開口部を設けると共
に、油圧機器の後部位置には座席支持フレームの内部に
通じる開口孔を設け、しかも、座席支持フレーム内部に
は暖房用ヒータユニットを設け、かつ、同座席支持フレ
ームの前側面には、運転者の足元部側へ熱風を吹出す熱
風吹出用開口孔を設けたものであるから、冬期における
屋外作業では運転者の足元部を確実に暖房することがで
きるので、運転者は良好な状態で作業を能率的な行うこ
とができる。
【0032】また、機体フレームの前面から外気を取り
入れて油圧機器を冷却することができ、したがって、油
圧作動油の温度上昇を防止することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るバックホーにおけるヒータ取付構
造の要部を示す断面側面図。
【図2】同バックホーにおける冷却風の風路を変更した
状態を示す断面側面図。
【図3】バックホーに冷暖房装置を装着した状態を示す
概略側面図。
【図4】同概略平面図。
【図5】バックホーに冷暖房装置を装着した状態を示す
概略側面図。
【図6】同概略平面図。
【図7】バックホーにおけるボンネット固定装置を示す
概略側面図。
【図8】同従来形を示す概略側面図。
【符号の説明】
1 走行フレーム 3 機体フレーム 5 運転者用座席 6 座席支持フレーム 6-1 座席支持フレームの前側面 13A 油圧機器 14 外気取入れ用開口部 16 コントロールバルブの後部位置 17A 暖房用ヒータユニット 19 熱風吹出用開口孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−27618(JP,A) 特開 昭61−191732(JP,A) 実開 平3−40351(JP,U) 実開 昭59−125571(JP,U) 実開 平4−26109(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行フレーム(1) 上に機体フレーム(3)
    を載置し、同機体フレーム(3) 上に箱状の座席支持フレ
    ーム(6) と運転者用座席(5) を設置したバックホーにお
    いて、 機体フレーム(3) 内部に、油圧機器(13A) を設け、同油
    圧機器(13A) の前部には外気取入れ用開口部(14)を設け
    ると共に、油圧機器(13A) の後部位置(16)には座席支持
    フレーム(6) の内部に通じる開口孔(15)を設け、しか
    も、座席支持フレーム(6) 内部には暖房用ヒータユニッ
    ト(17A) を設け、かつ、同座席支持フレーム(6) の前側
    面(6-1) には、運転者の足元部側へ熱風を吹出す熱風吹
    出用開口孔(19)を設けたことを特徴とするバックホーに
    おけるヒーター取付構造。
JP6441592U 1992-08-20 1992-08-20 バックホーにおけるヒーター取付構造 Expired - Lifetime JP2561547Y2 (ja)

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JPH0660656U JPH0660656U (ja) 1994-08-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004078562A1 (ja) * 2003-03-04 2004-09-16 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. 建設機械

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WO2004078562A1 (ja) * 2003-03-04 2004-09-16 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. 建設機械

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