JP2511863Y2 - 燃料タンク等の取付構造 - Google Patents
燃料タンク等の取付構造Info
- Publication number
- JP2511863Y2 JP2511863Y2 JP1989121670U JP12167089U JP2511863Y2 JP 2511863 Y2 JP2511863 Y2 JP 2511863Y2 JP 1989121670 U JP1989121670 U JP 1989121670U JP 12167089 U JP12167089 U JP 12167089U JP 2511863 Y2 JP2511863 Y2 JP 2511863Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel tank
- fixed
- mounting structure
- linkage
- steering
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、燃料タンク等の取付構造に関し、特に4輪
操舵車の燃料タンク等の取付構造に関する。
操舵車の燃料タンク等の取付構造に関する。
[従来の技術] 4輪操舵車は種々知られている(例えば特開昭59-812
57号公報、特開昭59-81262号公報、特開昭59-77970号公
報、特開昭59-77968号公報等)。
57号公報、特開昭59-81262号公報、特開昭59-77970号公
報、特開昭59-77968号公報等)。
しかし、それらの前輪と後輪の操舵制御は、電子制御
式または全油圧制御式であって、前輪と後輪とがメカニ
カルに連結されていないため、制御の信頼性が低い。
式または全油圧制御式であって、前輪と後輪とがメカニ
カルに連結されていないため、制御の信頼性が低い。
そこで本出願人は実開昭64-35181号公報において、前
後輪の操舵制御の信頼性を向上する4輪操舵車を提案し
た。
後輪の操舵制御の信頼性を向上する4輪操舵車を提案し
た。
該提案によれば、前輪用ピットマンアームをリンクを
介してモード切換ギヤボックスの入力側に連結し、該ギ
ヤボックスの出力側をリンクとアクチュエータとを介し
て後輪用ステアリングアームに連結し、前記ギヤボック
スに入力側のベベルギヤと出力側のベベルギヤとを同軸
線上に設け、これら両ベベルギヤに噛み合う遊星ギヤを
ギヤアームを介して入力側のベベルギヤのシャフト部に
回転自在に支持し、両ベベルギヤのシャフト部を接断す
るクラッチおよび該クラッチを作動するアクチュエータ
を設け、前記ギヤアームの回転を係止するアクチュエー
タを設けている。
介してモード切換ギヤボックスの入力側に連結し、該ギ
ヤボックスの出力側をリンクとアクチュエータとを介し
て後輪用ステアリングアームに連結し、前記ギヤボック
スに入力側のベベルギヤと出力側のベベルギヤとを同軸
線上に設け、これら両ベベルギヤに噛み合う遊星ギヤを
ギヤアームを介して入力側のベベルギヤのシャフト部に
回転自在に支持し、両ベベルギヤのシャフト部を接断す
るクラッチおよび該クラッチを作動するアクチュエータ
を設け、前記ギヤアームの回転を係止するアクチュエー
タを設けている。
以下図面を参照して該提案を説明する。
第4図において、ステアリングホイール1に連結され
たフレームに固設されたギヤボックス2のフロントピッ
トマンアーム3の一方の端部は、フロントドラグリング
4を介してフロントステアリングアーム5に連結され、
そのフロントステアリングアーム5に一体に形成された
フロントタイロッドアーム6はフロントタイロッド7を
介して他方の側のフロントタイロッドアーム6に連結さ
れている。前記フロントピッマンアーム3の他方の端部
は、第1コントロールリンク8、第1アイドラレバー9
を介してフレームFに固設されたアイドラレバーブラケ
ット10に回転自在に支持されたトルクチューブ11の一端
に連結されている。そのトルクチューブ11の他端はフレ
ームに固設されたモード切換ギヤボックス23Aの入力側
に連結され、モード切換ギヤボックス23Aの出力側のリ
ヤピットマンアーム13は、第2コントロールリンク14A
を介して一端がフレームに固設されたアクチュエータブ
ラケット16に枢着されたリヤステアリングアクチュエー
タ15に連結されている。そのリヤステアリングアクチュ
エータ15の他端はフレームに固設された第2アイドラレ
バーブラケット17に枢着された第2アイドラレバー18の
中程に連結され、この第2アイドラレバー18の端部はリ
ヤドラグリンク19を介してリヤステアリングアーム20に
連結されている。そのリアステアリングアーム20に一体
に形成されたリヤタイロッドアーム21は、リヤタイロッ
ド22を介して他方の側のリヤタイロッドアーム21に連結
されている。
たフレームに固設されたギヤボックス2のフロントピッ
トマンアーム3の一方の端部は、フロントドラグリング
4を介してフロントステアリングアーム5に連結され、
そのフロントステアリングアーム5に一体に形成された
フロントタイロッドアーム6はフロントタイロッド7を
介して他方の側のフロントタイロッドアーム6に連結さ
れている。前記フロントピッマンアーム3の他方の端部
は、第1コントロールリンク8、第1アイドラレバー9
を介してフレームFに固設されたアイドラレバーブラケ
ット10に回転自在に支持されたトルクチューブ11の一端
に連結されている。そのトルクチューブ11の他端はフレ
ームに固設されたモード切換ギヤボックス23Aの入力側
に連結され、モード切換ギヤボックス23Aの出力側のリ
ヤピットマンアーム13は、第2コントロールリンク14A
を介して一端がフレームに固設されたアクチュエータブ
ラケット16に枢着されたリヤステアリングアクチュエー
タ15に連結されている。そのリヤステアリングアクチュ
エータ15の他端はフレームに固設された第2アイドラレ
バーブラケット17に枢着された第2アイドラレバー18の
中程に連結され、この第2アイドラレバー18の端部はリ
ヤドラグリンク19を介してリヤステアリングアーム20に
連結されている。そのリアステアリングアーム20に一体
に形成されたリヤタイロッドアーム21は、リヤタイロッ
ド22を介して他方の側のリヤタイロッドアーム21に連結
されている。
上記4輪操舵車においては、部材13、14Aからなる後
輪操舵用のリンケージは、フレームF(第1図)の側面
に沿って配設されている。したがって、従来の一対のL
字状のハンガー31(第3図)をフレームFの側面に直接
取付け、それらハンガー31、31に燃料タンクを取付ける
燃料タンクの取付構造ではリンケージと燃料タンクとが
干渉し、リンケージが成立しない不具合がある。
輪操舵用のリンケージは、フレームF(第1図)の側面
に沿って配設されている。したがって、従来の一対のL
字状のハンガー31(第3図)をフレームFの側面に直接
取付け、それらハンガー31、31に燃料タンクを取付ける
燃料タンクの取付構造ではリンケージと燃料タンクとが
干渉し、リンケージが成立しない不具合がある。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は4輪操舵車の後輪操舵用リンケージを成立さ
せることができる燃料タンク等の取付構造を提供するこ
とを目的としている。
せることができる燃料タンク等の取付構造を提供するこ
とを目的としている。
[課題を解決するための手段] モード切換ギヤボックスの軸に固設されたリヤピット
マンアームとリヤステアリングアクチャエータとを連結
するリンケージを車両フレームの側方に配設した4輪操
舵車において、間隔を設けた一対のスペーサブラケット
を前記車両フレームの側方に固着し、そのスペーサブラ
ケットには前記リンケージが貫通する透孔が設けられて
おり、燃料タンク等を取り付ける一対のL字状のハンガ
ーが前記スペーサブラケットに固着され、燃料タンク等
がクッション部材を介して前記ハンガーに載置されてい
る。
マンアームとリヤステアリングアクチャエータとを連結
するリンケージを車両フレームの側方に配設した4輪操
舵車において、間隔を設けた一対のスペーサブラケット
を前記車両フレームの側方に固着し、そのスペーサブラ
ケットには前記リンケージが貫通する透孔が設けられて
おり、燃料タンク等を取り付ける一対のL字状のハンガ
ーが前記スペーサブラケットに固着され、燃料タンク等
がクッション部材を介して前記ハンガーに載置されてい
る。
前記透孔は、肉盗み孔を兼ねた強度の許容範囲におい
て比較的大径に形成し、軽量化を図ることが好ましい。
て比較的大径に形成し、軽量化を図ることが好ましい。
[作用] 上記のように構成された燃料タンク等の取付け構造に
おいて、燃料タンク等はスペーサブラケットを介してフ
レーム側面から離して取付けられ、リンケージ部材であ
る例えば第2コントロールリンクは、スペーサブラケッ
トの透孔を余裕を持って貫通し、前後動が可能である。
おいて、燃料タンク等はスペーサブラケットを介してフ
レーム側面から離して取付けられ、リンケージ部材であ
る例えば第2コントロールリンクは、スペーサブラケッ
トの透孔を余裕を持って貫通し、前後動が可能である。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
なお、図面において第4図に対応する部分について
は、同じ符号を付して重複説明を省略する。また、図中
の符号14aはオーバロードリミッタ、14は第2コントロ
ールリンク、23はモード切換ギヤボックスである。
は、同じ符号を付して重複説明を省略する。また、図中
の符号14aはオーバロードリミッタ、14は第2コントロ
ールリンク、23はモード切換ギヤボックスである。
第1図ないし第3図において、フレームFの左側面の
第2コントロールリンク14に対向する部分には、間隔を
設けた一対のスペーサブラケット30、30が、間隔を設け
て2カ所に固着手段であるボルトa、ナットbにより面
直に突設されている。そして、ブラケット30の中央部に
は、第2コントロールリンク14が貫通する強度の許容範
囲において比較的大径の肉盗み孔を兼ねた透孔30aが穿
設されている。なお、固着手段は溶着でもよく、また、
一対のブラケット30、30は、1個の箱形ブラケットで形
成して剛性を高め、支持強度を増すことができる。
第2コントロールリンク14に対向する部分には、間隔を
設けた一対のスペーサブラケット30、30が、間隔を設け
て2カ所に固着手段であるボルトa、ナットbにより面
直に突設されている。そして、ブラケット30の中央部に
は、第2コントロールリンク14が貫通する強度の許容範
囲において比較的大径の肉盗み孔を兼ねた透孔30aが穿
設されている。なお、固着手段は溶着でもよく、また、
一対のブラケット30、30は、1個の箱形ブラケットで形
成して剛性を高め、支持強度を増すことができる。
これら4個のスペーサブラケット30には、公知技術に
よる一対のL字状のハンガー31、31がその長辺を上向き
にしてそれぞれ2個のブラケット30、30にボルトa、ナ
ットbの固着手段により固着されている。そして、これ
らハンガー31、31上には、燃料タンク32がクッションゴ
ム33を介して載置され、一端がハンガー31の上端部にボ
ルト・ナットで固着され、他端がバンド止め金具34aに
よりハンガー31の外端部に止着された一対のバンド34、
34に固定されている。
よる一対のL字状のハンガー31、31がその長辺を上向き
にしてそれぞれ2個のブラケット30、30にボルトa、ナ
ットbの固着手段により固着されている。そして、これ
らハンガー31、31上には、燃料タンク32がクッションゴ
ム33を介して載置され、一端がハンガー31の上端部にボ
ルト・ナットで固着され、他端がバンド止め金具34aに
よりハンガー31の外端部に止着された一対のバンド34、
34に固定されている。
したがって、若干下傾している第2コントロールリン
ク14には、比較的大径の透孔30を余裕を持って貫通し、
前後動することができる。
ク14には、比較的大径の透孔30を余裕を持って貫通し、
前後動することができる。
また、クレーン車においては、リヤステアリングアク
チュエータ15の側方に図示しないオイルタンクが配設さ
れるが、その場合は、スペーサブラケット30、ハンガー
31を大型とし、透孔30aをアクチュエータ15が貫通し伸
縮できる程度の大径にして対応することができる。
チュエータ15の側方に図示しないオイルタンクが配設さ
れるが、その場合は、スペーサブラケット30、ハンガー
31を大型とし、透孔30aをアクチュエータ15が貫通し伸
縮できる程度の大径にして対応することができる。
[考案の効果] 本考案は上記のように構成されており、以下の優れた
効果を奏することができる。
効果を奏することができる。
(1)スペーサブラケットにより燃料タンク等をフレー
ム側面から離して取り付けることが出来る。
ム側面から離して取り付けることが出来る。
(2)スペーサブラケットに透孔を設け、フレームとタ
ンク等の間にリンケージを通すスペースを設けることが
できる。
ンク等の間にリンケージを通すスペースを設けることが
できる。
(3)したがって、4輪操舵車のフレームに沿った後輪
操舵用リンケージが可能となる。
操舵用リンケージが可能となる。
第1図は本考案の一実施例を示す上面図、第2図は側面
図、第3図は第2図のX-X線矢視断面図、第4図は本考
案が実施される4輪操舵車の全体構成を示す斜視図であ
る。 13……リヤピットマンアーム、14……第2コントロール
リンク、23……モード切換ギヤボックス、30……スペー
サブラケット、30a……透孔、31……ハンガー、32……
燃料タンク、34……バンド
図、第3図は第2図のX-X線矢視断面図、第4図は本考
案が実施される4輪操舵車の全体構成を示す斜視図であ
る。 13……リヤピットマンアーム、14……第2コントロール
リンク、23……モード切換ギヤボックス、30……スペー
サブラケット、30a……透孔、31……ハンガー、32……
燃料タンク、34……バンド
Claims (1)
- 【請求項1】モード切換ギヤボックスの軸に固設された
リヤピットマンアームとリヤステアリングアクチュエー
タとを連結するリンケージを車両フレームの側方に配設
した4輪操舵車において、間隔を設けた一対のスペーサ
ブラケットを前記車両フレームの側方に固着し、そのス
ペーサブラケットには前記リンケージが貫通する透孔が
設けられており、燃料タンク等を取り付ける一対のL字
状のハンガーが前記スペーサブラケットに固着され、燃
料タンク等がクッション部材を介して前記ハンガーに載
置されたことを特徴とする燃料タンク等の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989121670U JP2511863Y2 (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | 燃料タンク等の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989121670U JP2511863Y2 (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | 燃料タンク等の取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0360125U JPH0360125U (ja) | 1991-06-13 |
JP2511863Y2 true JP2511863Y2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=31669700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989121670U Expired - Lifetime JP2511863Y2 (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | 燃料タンク等の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2511863Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57191632U (ja) * | 1981-06-01 | 1982-12-04 | ||
JPS57205277A (en) * | 1981-06-12 | 1982-12-16 | Toyota Motor Corp | Vehicle body floor construction for automobile |
JPS60183626U (ja) * | 1984-05-18 | 1985-12-05 | 株式会社小松製作所 | ダンプトラツク等の車体装置 |
JPH061507Y2 (ja) * | 1987-08-28 | 1994-01-12 | 日産ディーゼル工業株式会社 | 4輪操舵車 |
-
1989
- 1989-10-19 JP JP1989121670U patent/JP2511863Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0360125U (ja) | 1991-06-13 |
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