JPS6013696Y2 - フオ−クリフトのフロントアクスル構造 - Google Patents

フオ−クリフトのフロントアクスル構造

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JPS6013696Y2
JPS6013696Y2 JP17802480U JP17802480U JPS6013696Y2 JP S6013696 Y2 JPS6013696 Y2 JP S6013696Y2 JP 17802480 U JP17802480 U JP 17802480U JP 17802480 U JP17802480 U JP 17802480U JP S6013696 Y2 JPS6013696 Y2 JP S6013696Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
reduction gear
forklift
electric motor
case
front axle
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JP17802480U
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JPS57100518U (ja
Inventor
一彦 久野木
和生 村田
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は左右各前輪を各別の原動機で駆動する前輪駆
動式フォークリフトのフロントアクスル構造に関する。
左右前輪を差動歯車機構で駆動するフォークリフトに対
し、左右各前輪を各別の原動機で独立して駆動するフォ
ークリフトがある。
ここで、原動機とは電動機とこれに一体的に固定された
減速装置を含んでいる。
後者のフォークリフトとして、例えば第1図に示すよう
なものがある。
第1図において、1はフォークリフトの車体であり、こ
の車体1の車幅方向両側前方の下端にはブラケット2.
3が設けられている。
これらブラケット2゜3には減速装置4,5のアウター
ケース6.7が複数のボルト8,9で固定され、車体1
の下方に突出されている。
このアウターケース6.7にはインナーケース1G、1
1が図示しない複数のボルトで固定され、このインナー
ケース10,11にはそれぞれ電動機12.13が一体
的に固定されている。
これら電動機12.13の自由端は車幅方向内方に向っ
て延在させられている。
前述した減速装置4と電動機12および減速装置5と電
動機13とはそれぞれ原動機14.15を構成する。
また、左右の各前輪16.17はそれぞれアウターケー
ス6.7に支持され、それぞれ独立に駆動されるように
なされている。
なお、1B、19は車体1前方に設けられたマストであ
る。
しかしながら、従来のこのような原動機で駆動されるフ
ォークリフトにあっては、原動機14゜15が各別に車
体1に固定される片持支持構造となっており、しかも、
そのブラケット2,3と車輪16,17とが、夫々車幅
方向でオフセットしているため、ブラケット2,3およ
び減速装置4.5に外向きの過大な回転モーメントが作
用し、この過大な回転モーメントに耐えるようブラケッ
ト2,3の減速装置4,5および両者の固定部の剛性を
大幅に向上させなければならず、重量増大および高価に
ならざるを得なかった。
この考案はこのような従来の問題点に着目してなされた
もので、各減速装置のケースの上端部または下端部のい
ずれか一方もしくは双方の縁部分を棒状の連結部材にて
連結することにより上記問題点を解決することを目的と
している。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
なお、従来と同様部分には同一符号を付して説明する。
第2図および第3図はこの考案の一実施例を示す図であ
る。
まず、構成を説明する。第2図において、車体1の車幅
方向両側前方の下端にはブラケット2,3が設けられて
いる。
これらブラケット2,3には減速装置4,5のアウター
ケース6.7が複数のボルト8.9で固定され、車体1
の下方に突出されている。
このアウターケース6.7にはインナーケース10,1
1が図示しない複数のボルトで固定され、インナーケー
ス10.11にはそれぞれ電動機12.13が一体的に
固定されている。
これら電動機12.13の自由端は車幅方向内方に向っ
て延在されている。
前述した電動機12と減速装置4および電動機13と減
速装置5はそれぞれ原動機14.15を構成する。
また、左右の各前輪16.17はそれぞれアウターケー
ス6.7に支持されて、それぞれ独立に駆動されるよう
なされている。
また、これら電動機12,13、減速装置4,5及び前
輪16.17は各−組でフォークリフトの駆動装置を構
威し、各駆動装置は独立して左右対象に車体1より突出
して該車体1の車幅方向両側前方に支持されている。
なお、18.19は車体1前方に設けられた荷役用マス
トであり、第3図に示すように、マスト1B、19はア
ウターケース6.7から前方に突出するフランジ20.
21に回動可能に取り付けられている。
また、マスト18.19は内マスト22.23を摺動可
能に支持しており、マスト18.19はクロスビーム2
4で連結されている。
25はクロスビーム24に支持されたリフトシリンダー
である。
減速装置4,5のアウターケース6.7の下端にはフラ
ンジ26.27が設けられ、これらフランジ26.27
は連結部材として働く連結棒28で連結されている。
この考案によれば、連結棒28は車体1の一部として機
能し、別個独立に存在していた原動機14.15を巧み
に構造体に組み込んだもので、減速装置4,5にかかる
外向きの回転モーメント荷重を分散させ、片持支持の欠
点を除いている。
次に、第4図〜第9図はこの考案の他の実施例を示す図
である。
この実施例は減速装置4,5のアウターケース6.1お
よびインナーケース10.11の下端部にフランジ31
,32,33゜34をそれぞれ設け、減速装置4,5を
連結する連結部材として働く連結棒35にフランジ31
゜32および33.34の締結をも兼ねさせたものであ
る。
第6図〜第9図に詳示するように、フランジ31.32
の締結はフランジ31.32に設けられた穴に連結棒3
5が挿入され、ナツト36.37を締め付けて固定して
いる。
また、フランジ33.34には連結棒35が嵌め込まれ
る切り欠き38が設けられ、フランジ34の側からナツ
ト39で締め付は固定する。
このとき、フランジ33の側にはシム40を介装させ、
減速装置4.5の連結を調整可能にしている。
このようにすれば、減速装置4,5にかかる外向きの回
転モーメント荷重を分散させうるのみならず、インナー
ケース10,11とアウターケース6.7とを締結して
いるボルト42.43に過大な負荷を発生させることな
く、減速装置4,5の剛性を向上させることになる。
なお、41はマスト18.19を支持する構造部材であ
る。
以上の説明では減速装置4,5のケース6.7の下端部
を連結した場合であるが、減速装置4゜5のケース6.
7の上端部を連結するようにしてもよい。
また、これらのケース6.7の下端部および上端部をと
もに連結しててもよい。
以上説明してきたように、この考案によれば、各減速装
置のケースの上端部または下端部のいずれか一方もしく
は双方の縁部分を棒状の連結棒等の連結部材にて連結す
るようにしたことによって、減速装置にかかる外向きの
回転モーメント荷重を分散させることができ、減速装置
の剛性を高めることができ、ブラケット2,3の減速装
置4.5および両者の取付部の剛性を過大にする必要が
なく軽量化、安価なものとすることができる。
さらに、減速装置のインナーケースをアウターケースと
を連結部材である連結棒で共線めすることにより、両ケ
ースを締結している他のボルトに過大な負荷を発生させ
ることはないという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフォークリフトのフロントアクスル部を
示すその正面図、第2,3図はこの考案に係るフォーク
リフトのフロントアクスル構造の一実施例を示すその正
面図および平面図、第4゜5図はこの考案に係るフォー
クリフトのフロントアクスル構造の他の実施例を示すそ
の正面図および平面図、第6図および第8図は第4図の
連結棒の締結部の一部拡大図、第7図は第6図のA矢視
図、第9図は第8図のB矢視図である。 1・・・・・・車体、4,5・・・・・・減速装置、1
2.13・・・・・・電動機、14,15・・・・・・
原動機、16.17・・・・・・前輪、28,35・・
・・・・連結棒(連結部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体の車幅方向両側前方下端に夫々、電動機と該電動機
    の回転を減速して車輪に伝える減速装置と減速装置に支
    持された車輪とからなる駆動装置を独立して左右対象に
    突出して支持し、且つ、減速装置のケース前端に荷役用
    マストを支持する前輪駆動式フォークリフトにおいて、
    前記減速装置のケースの上端部または下端部のいずれか
    一方もしくは双方の縁部分を棒状の連結部材にて連結し
    たことを特徴とするフォークリフトのフロントアクスル
    構造。
JP17802480U 1980-12-11 1980-12-11 フオ−クリフトのフロントアクスル構造 Expired JPS6013696Y2 (ja)

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JP17802480U JPS6013696Y2 (ja) 1980-12-11 1980-12-11 フオ−クリフトのフロントアクスル構造

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JP17802480U JPS6013696Y2 (ja) 1980-12-11 1980-12-11 フオ−クリフトのフロントアクスル構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57100518U JPS57100518U (ja) 1982-06-21
JPS6013696Y2 true JPS6013696Y2 (ja) 1985-05-01

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ID=29972438

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JP17802480U Expired JPS6013696Y2 (ja) 1980-12-11 1980-12-11 フオ−クリフトのフロントアクスル構造

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JP5210004B2 (ja) * 2008-03-14 2013-06-12 日産フォークリフト株式会社 産業車両用ドライブアクスルのマウント構造

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Publication number Publication date
JPS57100518U (ja) 1982-06-21

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