JP2508638Y2 - リミットスイッチ構造 - Google Patents

リミットスイッチ構造

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JP2508638Y2
JP2508638Y2 JP1990075557U JP7555790U JP2508638Y2 JP 2508638 Y2 JP2508638 Y2 JP 2508638Y2 JP 1990075557 U JP1990075557 U JP 1990075557U JP 7555790 U JP7555790 U JP 7555790U JP 2508638 Y2 JP2508638 Y2 JP 2508638Y2
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lever
roller
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plunger
convex
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龍太郎 松田
裕幸 森山
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Omron Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案はセンターローラレバー付のリミットスイッチ
構造に係わり、特にローラレバーの改良に関するもので
ある。
《従来の技術》 従来のリミットスイッチ構造におけるローラレバー
は、第5図および第6図に示すようにレバー部30、31を
備えており、レバー部30、31は、その基部に軸装着部30
a、31aを、端部にローラ軸装着部30b、31bを有し、且つ
レバー部30、31の中間部の両側縁部には面部に対して直
角に屈曲された側片部32、35が形成してあり、そして、
レバー部30、31のそれぞれの軸装着部30a、31aを回転軸
36の端部にそれぞれ装着し、レバー部30、31のそれぞれ
のローラ軸装着部30b、31bを、ローラ33を支承したロー
ラ軸34の端部にそれぞれ装着して構成されている。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、従来例にあっては、レバー部30、31の
中間部の両側縁部に面部に対して直角に屈曲された側片
部32、35を形成しただけであるために、ローラレバーに
強度が足りず、正規ならローラレバーの真横から操作体
が移動してローラレバーを駆動させているが、この操作
体の動きが不安定でガタツキながらローラレバーに当た
ると、このローラレバーにねじれ等の変形が生じる恐れ
があるという問題点があった。
本考案は上記の問題点に着目して成されたものであっ
て、その目的とするところは、レバー部の剛性は高ま
り、レバー部を相対向させて組み込んで成るローラレバ
ーの強度が大きくなってローラレバーに正規方向から少
しずれた方向から負荷が印加されても変形することがな
く、ローラとローラ軸を固定する場合、固定し易く、ま
た、その後のローラ軸のかしめ作業も容易になるリミッ
トスイッチ構造を提供することにある。
《課題を解決するための手段》 上記の目的を達成するために、本考案は、内蔵スイッ
チが収納されたスイッチボックスの端部に、該スイッチ
ボックスと共にプランジャ機構を収容するプランジャ収
容部を形成するヘッドを取り付けて、該ヘッドを間にし
て互いに向かい合う一対のレバー部の一端軸装着部を回
転軸を介して前記ヘッドに設け、前記両レバー部の他端
ローラ軸装着部にローラを支承したローラ軸を装着し
て、前記ローラーへの負荷により前記レバー部を傾動し
て回転軸を回転し、プランジャ機構を作動せしめてこの
プランジャ機構により内蔵スイッチを作動するリミット
スイッチにおいて、前記両レバー部の両側縁部に、レバ
ー部の面部に対して直角をなす側片部を形成し、これら
側片部に凸部と凹部とを交互に形成し、一方のレバー部
の凸部を他方のレバー部の凹部に、一方のレバーの凹部
を他方のレバーの凸部を、それぞれ噛み合わせて剛性付
与部を形成して構成した。
《作用》 ローラレバー機構を、ヘッドを間にして互いに向かい
合う一対のレバー部の一端軸装着部を回転軸を介して設
け、前記両レバー部の他端ローラ軸装着部にローラを支
承したローラ軸を装着して構成し、且つ、前記両レバー
部の両側縁部に、レバー部の面部に対して直角をなす側
片部を形成し、これら側片部に凸部と凹部とを交互に形
成し、一方のレバー部の凸部を他方のレバー部の凹部
に、一方のレバーの凹部を他方のレバーの凸部を、それ
ぞれ噛み合わせて剛性付与部を形成したことにより、正
規方向から少しずれた方向から負荷が印加された場合、
凸部を凹部に干渉させて、変形を防止し、また、ローラ
とローラ軸を固定する場合、レバー部がその凹、凸部で
互いに噛み合わせて固定を容易にし、また、その後のロ
ーラ軸のかしめ作業も容易にする。
《実施例》 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案に係わるリミットスイッチ構造の縦断
面図、第2図は同一部断面した側面図、第3図はローラ
ーレバー部の側面図、第4図は第3図A-A線に沿う断面
図である。
リミットスイッチ1はスイッチボックス2を備えてお
り、このスイッチボックス2には内蔵スイッチ3が内蔵
してある。スイッチボックス2の端部にはヘッド4が取
付螺子4aにより取り付けてあり、このヘッド4とスイッ
チボックス2とにプランジャ収容部5が形成してあり、
このプランジャ収容部5内にプランジャ機構6が収容し
てある。
ヘッド4に端部には前後に抜ける軸支承孔7が形成し
てあり、この軸支承孔7に回転軸8が支承してある。こ
の回転軸8の中央部分は断面が半円形状になるプランジ
ャ押し部9に成されている。
プランジャ機構6は可動プランジャ10と補助プランジ
ャ11とを備え、可動プランジャ10は、復帰ばね12により
第1図において上方に付勢されていて、その端面部10a
を回転軸8のプランジャ押し部9に当接しており、補助
プランジャ11は、復帰ばね13により第1図において上方
に付勢されていて、プランジャ部11aに移動可能に設け
たストッパ14を可動プランジャ10のストッパ部10bに当
接させ、また、プランジャ部11aに設けた他のストッパ
部15をストッパ部材16に当接させている。したがって、
回転軸8の回転により、これのプランジャ押し部9に押
された可動プランジャ10は復帰ばね12に抗して移動し、
この可動プランジャ10の移動によりストッパ14、このス
トッパ14を保持する保持ばね27を介して補助プランジャ
11が復帰ばね12に抗して移動し内蔵スイッチ3を作動さ
せるものである。
前記回転軸8にはローラレバー機構17が設けてある。
このローラレバー機構17は、レバー部18、19を備えて
おり、一方のレバー部18は、その基部に軸装着部18a
を、端部にローラ軸装着部18bを有し、且つレバー部18
の中間部の両側縁部にはこのレバー部18の面部に対して
直角に屈曲された側片部20が形成してあり、これらの側
片部20には長方形状の凸部21と凹部22とが交互に形成し
てある。そして、左右の凸部21と凹部22とは互い違いに
してあり、これらで剛性付与部を形成している。
また、他のレバー部19は、その基部に軸装着部19a
を、端部にローラ軸装着部19bを有し、且つレバー部19
の中間部の両側縁部にはこのレバー部19の面部に対して
直角に屈曲された側片部23が形成してあり、これらの側
片部23には長方形状の凸部24と凹部25とが交互に形成し
てあって、この凸片24は一方のレバー部18の凹部22に、
凹部25に一方のレバー部18の凸部21がそれぞれ噛み合う
ようにその位相がずらせてあり、これらで剛性付与部を
形成している。
そして、レバー部18、19のそれぞれの軸装着部18a、1
9aを回転軸8の端部にそれぞれ装着し、レバー部18、19
のそれぞれのローラ軸装着部18b、19bを、ローラ26を支
承したローラ軸28の端部にそれぞれ装着してローラレバ
ー機構17が構成されており、一方のレバー部18の凸部21
は他方のレバー部19の凹部25に、凹部22に他方のレバー
部19の凸部24がそれぞれ噛み合って、ローラレバーの断
面形状は閉じたものになり、その剛性が大きくしてあ
る。
次に作動を説明する。
ローラ26に負荷が作用してローラレバー機構17が傾動
されると回転軸8が回転し、これのプランジャ押し部9
により可動プランジャ10が押されてこの可動プランジャ
10は復帰ばね12に抗して移動し、ストッパ14、このスト
ッパ14を保持する保持ばね27を介して補助プランジャ11
が復帰ばね13に抗して移動し内蔵スイッチ3がON作動さ
れる。
ローラレバー機構17において、正規方向から少しずれ
た方向から負荷が印加された場合、凸部21(24)が凹部
25(22)に噛み合っているためにこれらが互いに干渉し
合い、変形することがない。
すなわち、正規ならローラレバー機構17の真横から操
作体が移動してローラレバー機構17を駆動させている
が、この操作体の動きが不安定でガタ付きながらローラ
レバー機構17に当たった場合でも、凸部21(24)が凹部
25(22)に噛み合っているためにこれらが互いに干渉し
合い、このローラレバー機構17にねじれ等の変形が生じ
ない。
また、凸部21(24)が凹部25(22)を左右非対称にす
ることで1つの金型で一対のレバー部18、19を作ること
ができる。
《考案の効果》 以上説明したように、本考案は、ローラレバー機構
を、ヘッドを間にして互いに向かい合う一対のレバー部
の一端軸装着部を回転軸を介して設け、前記両レバー部
の他端ローラ軸装着部にローラを支承したローラ軸を装
着して構成し、且つ、前記両レバー部の両側縁部に、レ
バー部の面部に対して直角をなす側片部を形成し、これ
ら側片部に凸部と凹部とを交互に形成し、一方のレバー
部の凸部を他方のレバー部の凹部に、一方のレバーの凹
部を他方のレバーの凸部を、それぞれ噛み合わせて剛性
付与部を形成したことにより、正規方向から少しずれた
方向から負荷が印加された場合、凸部が凹部に噛み合っ
ているためにこれらが互いに干渉し合い、変形すること
がないし、また、ローラとローラ軸を固定する場合、レ
バー部がその凹、凸部で互いに噛み合うので固定し易
く、また、その後のローラ軸のかしめ作業も容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に一実施例に係わるリミットスイッチ構
造の縦断面図、第2図は同一部断面した側面図、第3図
はローラーレバー部の側面図、第4図は第3図A-A線に
沿う断面図、第5図は従来のリミットスイッチ構造のロ
ーラーレバー部の側面図、第6図は第5図C-C線に沿う
断面図である。 2……スイッチボックス、3……内蔵スイッチ、5……
プランジャ収容部、6……プランジャ機構、9……ヘッ
ド、17……ローラレバー機構、18、19……レバー部、2
1、24……凸部、22、25……凹部、26……ローラ、28…
…ローラ軸。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内蔵スイッチが収納されたスイッチボック
    スの端部に、該スイッチボックスと共にプランジャ機構
    を収容するプランジャ収容部を形成するヘッドを取り付
    けて、該ヘッドを間にして互いに向かい合う一対のレバ
    ー部の一端軸装着部を回転軸を介して前記ヘッドに設
    け、前記両レバー部の他端ローラ軸装着部にローラを支
    承したローラ軸を装着して、前記ローラーへの負荷によ
    り前記レバー部を傾動して回転軸を回転し、プランジャ
    機構を作動せしめてこのプランジャ機構により内蔵スイ
    ッチを作動するリミットスイッチにおいて、前記両レバ
    ー部の両側縁部に、レバー部の面部に対して直角をなす
    側片部を形成し、これら側片部に凸部と凹部とを交互に
    形成し、一方のレバー部の凸部を他方のレバー部の凹部
    に、一方のレバーの凹部を他方のレバーの凸部を、それ
    ぞれ噛み合わせて剛性付与部を形成したことを特徴とす
    るリミットスイッチ構造。」
JP1990075557U 1990-07-18 1990-07-18 リミットスイッチ構造 Expired - Lifetime JP2508638Y2 (ja)

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JPH0435326U JPH0435326U (ja) 1992-03-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6039958Y2 (ja) * 1977-10-28 1985-11-30 株式会社山武 リミツトスイツチの動作量確認装置

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JPH0435326U (ja) 1992-03-24

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