JPH113635A - 操作レバー付きスイッチ - Google Patents

操作レバー付きスイッチ

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JPH113635A
JPH113635A JP15203297A JP15203297A JPH113635A JP H113635 A JPH113635 A JP H113635A JP 15203297 A JP15203297 A JP 15203297A JP 15203297 A JP15203297 A JP 15203297A JP H113635 A JPH113635 A JP H113635A
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JP
Japan
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contact
movable
operation lever
switch
contact portion
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JP15203297A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Hayashi
浩章 林
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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  • Switches With Compound Operations (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作レバーの一方向への操作によって少なく
とも2組の接点が順次作動されるようにオンタイミング
を簡単に調整できる操作レバー付きスイッチにおいて、
スイッチの部品点数を少なくするとともにスイッチの厚
みを薄くする。 【解決手段】 操作レバー付きスイッチ1のスイッチ部
3は、可動片7,8を有する可動接点6と可動片7,8
に対応した位置に形成された固定接点4,5とで構成さ
れている。可動接点6には、当接部6aが設けられてい
る。当接部6aより基端側の実質的な幅は、可動接点6
の基端の幅より狭くなるように形成されている。可動片
7,8は、操作レバー9が基準位置に配置された状態に
おいて、接点部7aと固定接点4との距離が接点部8a
と固定接点5との距離より長くなるように形成されてい
る。また、可動片8は、可動片7よりも長くなるように
形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作レバー付きス
イッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】操作レバー付きスイッチ、例えば自動車
のハンドル近傍等に設けられる操作レバー付きスイッチ
には、操作レバーの一方向への操作によって2つの接点
が順次作動されるものがある。図5に示すように、操作
レバー付きスイッチ51のケース52には、2つの固定
接点53,54が設けられている。この固定接点53,
54に対応する位置には、可動接点55,56が設けら
れている。図6に示すように、可動接点55,56は、
基端がケース52に取り付けられている。また、可動接
点55,56の先端は直角に屈曲形成されている。
【0003】可動接点55の固定接点53の反対側に
は、操作レバー57が配置されている。操作レバー57
は、支軸58を中心として回動可能に支持部材59に取
り付けられている。操作レバー57には、プッシュロッ
ド60が可動接点55に当接するように取り付けられて
いる。また、操作レバー57の先端には係止部材61が
設けられている。係止部材61は、バネ64により突出
側に付勢されている。
【0004】可動接点56の固定接点54の反対側に
は、支持部材59に取り付けられたプッシュロッド62
が可動接点56に当接するように配置されている。プッ
シュロッド62は、バネ65により可動接点56側に付
勢されており、操作レバー57により係止されている。
【0005】操作レバー57が図5の時計方向に回動さ
れると、プッシュロッド60が固定接点53側に移動さ
れる。また、操作レバー57により係止されていたプッ
シュロッド62が操作レバー57の回動に伴って、バネ
65により固定接点54側に移動される。すると、可動
接点55,56が押されるように移動して、固定接点5
3,54に接触する。その結果、各接点はオン状態とな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、可動接点5
5,56は、操作レバー57の支軸58からの距離が異
なるプッシュロッド60,62を介して移動される。こ
のため、操作レバー57の回動量が同じであっても、プ
ッシュロッド60,62が移動される距離は異なり、可
動接点55,56が移動される距離も異なる。従って、
2つの接点を順次作動させるには、可動接点55,56
と固定接点53,54との距離の他に、プッシュロッド
60,62の支軸58からの距離をも考慮しなければな
らず、2つの接点のオンタイミングを調整することは難
しいといった問題があった。
【0007】そこで、本出願人は、各接点が順次作動さ
れるようにオンタイミングを調整することが簡単にでき
ることを目的として、各可動接点を一の押圧部材を介し
て押圧するとともに、操作レバーが基準位置に配置され
た状態において各スイッチ部を可動接点の接点部と固定
接点との距離が異なるように形成した操作レバー付きス
イッチを発明した。
【0008】操作レバー付きスイッチには、スイッチを
構成する部品点数を少なくしたいという要求と、スイッ
チの厚みを薄くしたいという要求とがある。部品点数を
少なくするためには、押圧部材を介在させないことが考
えられる。押圧部材を介在させなければ、スイッチの厚
みを薄くすることも可能であるが、これでは接点のオン
タイミングの調整が困難になる。
【0009】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、操作レバーの一方向
への操作によって少なくとも2組の接点が順次作動され
るようにオンタイミングを簡単に調整できる操作レバー
付きスイッチであって、スイッチの部品点数を少なくす
るとともにスイッチの厚みを薄くすることができる操作
レバー付きスイッチを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明では、操作レバーの一方向へ
の操作によって少なくとも2組の接点が作動される操作
レバー付きスイッチであって、接点部に対応した数の可
動片が形成された可動接点と、前記接点部に対応した位
置に形成された固定接点とで構成されたスイッチ部を備
え、前記可動接点又は前記操作レバーに当接部が一体に
形成され、前記操作レバーが基準位置に配置された状態
において前記可動接点の接点部と前記固定接点との距離
が異なるように形成され、前記各可動片は前記当接部を
介して同時に押圧され、前記各接点部が順次作動され
る。
【0011】請求項2に記載の発明では、請求項1の発
明において、前記可動接点は可撓性部材からなり、前記
可動片の長さが異なるように形成され、前記接点部と前
記固定接点との距離が短い可動片ほど長く形成されてい
る。
【0012】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2の発明において、前記可動接点に前記当接部が形成さ
れるとともに、前記可動片は少なくとも基端において一
体に連結形成され、前記可動接点は前記当接部より基端
側の可動部の実質的な幅が基端の幅より狭く形成されて
いる。
【0013】従って、請求項1に記載の発明によれば、
操作レバーを一方向に操作すると、各可動片は当接部を
介して同時に押圧され、少なくとも2組の接点が作動さ
れる。また、各スイッチ部は操作レバーが基準位置に配
置された状態において、可動接点の接点部と固定接点と
の距離が異なることから、操作レバーの一方向への移動
により各接点部が順次作動される。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の発明の作用に加えて、長く形成された可動片の接点部
が先に作動される。また、長く形成された可動片は撓み
やすく、撓みにより可動片が受ける応力が吸収される。
【0015】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は2の発明の作用に加えて、可動片が少なくとも基端
において一体に連結形成されているので、操作レバー付
きスイッチに可動接点を組み付けやすくなる。また、当
接部より基端側の可動部の実質的な幅が基端の幅より狭
く形成されているので、可動接点は撓みやすく、撓みに
より可動接点が受ける応力が吸収される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図1〜図3に従って説明する。図1に示すよう
に、操作レバー付きスイッチ1は、ケース2内にユニッ
ト化されて収容されている。ケース2は、本体2aと蓋
部2bとで構成されている。このケース2には、スイッ
チ部3が収容されている。なお、本実施の形態では、ス
イッチ部3には2組の接点が設けられている。
【0017】スイッチ部3は、固定接点4,5と可動接
点6とで構成されている。固定接点4,5は蓋部2bの
内壁に埋設されている。可動接点6はプレス加工により
一体成形されている。図2に示すように、可動接点6は
可動片7,8を有し、基端側が一体に形成されている。
そして、固定接点4に対応する位置には第1の可動片7
が設けられ、固定接点5に対応する位置には第2の可動
片8が設けられている。また、可動接点6は、可撓性部
材で形成され、本実施の形態では銅板が用いられてい
る。
【0018】可動接点6の可動片7,8より基端側であ
って固定接点4,5と反対側の面には、当接部6aが設
けられている。当接部6aは突状に形成され、当接部6
aは半球状に形成されている。そして、当接部6aに操
作レバー9が当接するように配置されている。また、当
接部6aより基端側の可動部の実質的な幅は、当接部6
aの存在位置における可動接点6の幅より狭くなるよう
に形成されている。ここで、実質的な幅とは、現実に銅
板が存在する幅をいう。また、可動部とは、当接部6a
が動くときに撓みを生じる箇所をいう。本実施の形態で
は当接部6aより基端側に孔6bを設け、実質的な幅が
狭くなるように形成されている。さらに、本実施の形態
では、可動接点6を撓みやすくして応力を緩和させるた
め、可動接点6自体の幅も狭く(6mm程度)形成され
ている。
【0019】図3(a)に示すように、可動片7,8に
は、先端がほぼ直角に屈曲形成された接点部7a,8a
が設けられている。この接点部7a,8aが各固定接点
4,5に接触する。なお、可動接点6の基端は、蓋部2
bの内壁に設けられた台座10にネジ11により固定さ
れている。可動片7,8は、操作レバー9が基準位置に
配置された状態において、接点部7a,8aと固定接点
4,5との距離が異なるように形成されている。本実施
の形態では、第1の可動片7の接点部7aと固定接点4
との距離は、第2の可動片8の接点部8aと固定接点5
との距離のほぼ2倍となるように形成されている。ま
た、第2の可動片8の長さは、第1の可動片7の長さよ
りも長くなるように形成されている。そして、第2の可
動片8は、第1の可動片7よりも小さく屈曲されてい
る。
【0020】ケース2の本体2aには、支持部材12が
設けられている。支持部材12は軸部12a,12bを
介して上下方向(図1の紙面と垂直の方向)に回動可能
に支持されている。また、支持部材12には、操作レバ
ー9の先端側を収容する収容部12cが設けられてい
る。操作レバー9は、その先端側が収容部12cに収容
された状態で支持部材12に支軸13を介して前後方向
(図1の上下方向)に回動可能に支持されている。収容
部12cには、操作レバー9の先端側に傾斜面12dが
設けられている。また、収容部12cには、当接部6a
側に開口部12eが設けられている。
【0021】また、操作レバー9の先端には、穴9aが
設けられている。そして、この穴9aには、係止部材1
4が摺動可能に収容されている。係止部材14は、バネ
15により突出側に付勢されている。また、操作レバー
9は、基準位置から所定角度(図1では角度Y)となる
位置まで回動される。
【0022】次に、操作レバー付きスイッチ1の作用に
ついて説明する。2組の接点をオン状態に作動させる場
合、操作レバー9を図1の矢印の方向に回動させる。操
作レバー9の回動により、操作レバー9に当接された当
接部6aが各固定接点3,4方向に押圧され、可動接点
6の可動片7,8が同じ比の距離だけ各固定接点3,4
方向に移動される。操作レバー9に当接する当接部6a
は半球状に形成されており、当接部6aには均一な押圧
力が付与され、可動片7,8には均一な押圧力が付与さ
れる。
【0023】操作レバー9が図1に示す基準位置からの
角度が第1の所定角度Xとなる位置まで回動されると、
図3(b)に示すように、第2の可動片8が固定接点5
に接触し、第2の接点はオン状態になる。さらに、操作
レバー9が図1に示す基準位置からの角度が第2の所定
角度Yとなる位置まで回動されると、図3(c)に示す
ように、第1の可動片7も固定接点4に接触し、第1の
接点もオン状態になる。
【0024】2組の接点をオフ状態にさせる場合、オン
状態の位置から操作レバー9を図1の矢印の逆方向に回
動させる。また、バネ15の付勢力によっても接点はオ
フ状態に戻される。
【0025】このように、可動接点6は、操作レバー9
からの押圧力を当接部6aで直接受け、可動片7,8が
同じ比の距離だけ移動される。従って、操作レバー9が
基準位置に配置された状態において、第1の可動片7の
接点部7aから固定接点4までの距離と、第2の可動片
8の接点部8aから固定接点5までの距離とに差を設け
ることによって、2つの接点が順次作動されるようにオ
ンタイミングを調整することが可能になる。
【0026】また、第2の可動片8は、固定接点5に接
触した後も、第1の可動片7が固定接点4に接触する位
置に移動されるまで加重を受ける。しかし、第2の可動
片8の長さは、第1の可動片7の長さより長く形成され
ており、第2の可動片8は撓みやすい。この撓みにより
可動片8に加わる応力が吸収され、可動片8の耐久性が
向上する。
【0027】この実施の形態によれば、以下に示す効果
を有する。 (イ)可動接点6は、操作レバー9からの押圧力を当接
部6aで直接受け、可動片7,8が同じ比の距離だけ移
動される。このため、第1の接点部7aと固定接点4と
の距離が、第2の接点部8aと固定接点5との距離とは
異なるように形成するだけで、操作レバー9の一方向へ
の操作によって2つの接点が順次作動されるようにオン
タイミングを調整することが容易になる。
【0028】(ロ)第2の可動片8の長さは、第1の可
動片7の長さより長く形成されており、第2の可動片8
は撓みやすい。この撓みにより可動片8に加わる応力が
吸収され、可動片8の耐久性が向上する。
【0029】(ハ)操作レバー9に可動接点6に設けら
れた当接部6aが当接されているので、操作レバー9の
回動によって直接可動接点6を押圧することができる。
従って、従来品に比べ操作レバー付きスイッチ1の部品
点数を少なくするとともに、操作レバー付きスイッチ1
の厚みを薄くすることができる。
【0030】(ニ)操作レバー9に当接する当接部6a
は半球状に形成されており、当接部6aには均一な押圧
力が付与され、可動片7,8には均一な押圧力が付与さ
れる。
【0031】なお、実施の形態は上記に限らず、例えば
以下の場合であってもよい。 ○ 可動接点6に当接部6aを設けずに、操作レバー9
の当接部6aに対応する位置に突部を設けて当接部とし
てもよい。 ○ 図4に示すように、可動接点6を操作レバー9と同
方向に配置すれば、当接部9bを操作レバー9の可動片
7,8に対応する位置に形成してもよい。この場合、可
動片7と当接部9bとの当接部から支軸13までの距離
と、可動片8と当接部9bとの当接部から支軸13まで
の距離とが等しいことから、操作レバー9の一方向への
操作によって2つの接点が順次作動されるようにオンタ
イミングを調整することが容易になる。
【0032】また、当接部を操作レバー9に設けずに、
各可動片7,8に設けてもよい。この場合、各当接部の
支軸13までの距離を同じに設定すれば同じ効果が得ら
れる。 ○ 当接部9b,6aは、操作レバー9又は可動接点6
に一体に形成され、可動片7,8を同じ比の距離だけ移
動させることができる形状であればよく、例えば当接部
6aは半球状に形成されていなくてもよい。 ○ 係止部材14を設けずに、操作レバー9と蓋部2b
との間に操作レバー9側に付勢するバネを設けた構造と
してもよい。この場合、係止部材14及び傾斜面12d
が不要になり、操作レバー9及び支持部材12の形状を
簡単にすることができる。 ○ 当接部6aより基端側の可動部の幅は実質的に狭く
なるように形成されていればよく、例えば孔6bを設け
ずに幅自体を狭くしてもよい。 ○ 可動接点6の基端は台座10に固定されていればよ
く、例えば台座10に可動接点6の基端を埋設して固定
させたものであってもよい。 ○ 接点は2つでなくてもよく、例えば3つの接点を設
けたものであってもよい。 ○ 操作レバー9を基準位置から前後両方向(図1の上
下方向)に回動可能に設け、操作レバー9に対して対称
となる位置にさらにスイッチ部3を設けてもよい。この
場合、例えば操作レバー9を前方向に回動させることに
よって2つの接点が作動され、操作レバー9を後方向に
回動させることによっても2つの接点が作動される。 ○ 可動接点6は、操作レバー9からの押圧力を当接部
6aより直接受けて可動片7,8が同じ比の距離だけ移
動されるとともに、2つの接点の接点部7a,8aと固
定接点4,5との距離が異なるように形成されているも
のであればよく、例えば可動接点6は平面視H形状の可
撓性部材であってもよい。また、可撓性部材として板バ
ネを用いてもよい。
【0033】以下に、前記実施の形態から把握できる請
求項以外の技術的思想を効果とともに説明する。 (1) 操作レバーの一方向への操作によって少なくと
も2組の接点が作動される操作レバー付きスイッチであ
って、接点部に対応した数の可動片が形成された可動接
点と、前記接点部に対応した位置に形成された固定接点
とで構成されたスイッチ部を備え、前記操作レバーが延
びる方向に交差するように前記可動接点が配置され、前
記可動接点又は前記操作レバーに当接部が一体に形成さ
れ、前記各可動片は少なくとも前記当接部又はこれに対
応した位置で連結され、前記操作レバーが基準位置に配
置された状態において前記可動接点の接点部と前記固定
接点との距離が異なるように形成され、前記各可動片は
前記当接部を介して同時に押圧され、前記各接点部が順
次作動されることを特徴とする操作レバー付きスイッ
チ。この場合、各可動片は連結された当接部を介して同
じ比の距離だけ移動され、少なくとも2つの接点が順次
作動されるようにオンタイミングを調整することが容易
になる。
【0034】(2) 操作レバーの一方向への操作によ
って少なくとも2組の接点が作動される操作レバー付き
スイッチであって、接点部に対応した数の可動片が形成
された可動接点と、前記接点部に対応した位置に形成さ
れた固定接点とで構成されたスイッチ部を備え、前記操
作レバーが延びる方向と平行になるように前記可動接点
が配置され、前記可動接点又は前記操作レバーに当接部
が一体に形成され、前記操作レバーが基準位置に配置さ
れた状態において前記可動接点の接点部と前記固定接点
との距離が異なるように形成され、前記各可動片は前記
当接部を介して同時に押圧され、前記各接点部が順次作
動されることを特徴とする操作レバー付きスイッチ。こ
の場合、各可動片を当接部又はこれに対応した位置で連
結しなくても、少なくとも2つの接点が順次作動される
ようにオンタイミングを調整することが容易になる。
【0035】(3) 請求項1〜3のいずれかに記載の
発明において、操作レバーの回動により少なくとも2組
の接点が作動される操作レバー付きスイッチ。この場
合、操作レバーを回動することによって、少なくとも2
つの接点が順次作動されるようにオンタイミングを調整
することが容易になる。
【0036】(4) 操作レバーが基準位置から両方向
に回動可能に設られ、操作レバーに対して対称となる位
置にさらにスイッチ部が設けられた操作レバー付きスイ
ッチ。この場合、操作レバーの2方向への操作によっ
て、少なくとも4つの接点が作動されるようにオンタイ
ミングを調整することが容易になる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明によれば、操作レバーを一方向に操作すると、各可動
片は当接部を介して同じ比の距離だけ移動されるので、
操作レバーが基準位置に配置された状態において、各ス
イッチ部の可動接点の接点部と固定接点との距離が異な
るように形成するだけで、少なくとも2つの接点が順次
作動されるようにオンタイミングを調整することが容易
になる。また、可動接点又は前記操作レバーに当接部が
一体に形成されているので、従来品に比べ操作レバー付
きスイッチの部品点数を少なくするとともに、操作レバ
ー付きスイッチの厚みを薄くすることができる。
【0038】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加えて、可動接点の接点部と固定接点と
の距離が短いスイッチ部の可動片ほど長く形成されてい
るので、撓みやすい長く形成された可動片から順に固定
接点に接触する。このため、長く形成された可動片が固
定接点に接触した状態で加重を受けても、撓みにより可
動片に加わる応力が吸収され、可動接点の耐久性が向上
する。
【0039】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は2の発明の効果に加えて、可動接点の取り付け作業
を簡単に行うことができる。また、当接部より基端側の
可動部の実質的な幅が基端の幅より狭く形成されている
ので可動接点は撓みやすく、可動接点の耐久性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の操作レバー付きスイッチの断面
図。
【図2】同じく要部模式断面図。
【図3】同じく作用を示す模式断面図。
【図4】別の実施の形態の操作レバー付きスイッチの要
部模式断面図。
【図5】従来の操作レバー付きスイッチの要部断面図。
【図6】図5のB−B線で切断した一部省略断面図。
【符号の説明】
1…操作レバー付きスイッチ、3…スイッチ部、4,5
…固定接点、6…可動接点、6a,9b…当接部、7,
8…可動片、7a,8a…接点部、9…操作レバー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作レバーの一方向への操作によって少
    なくとも2組の接点が作動される操作レバー付きスイッ
    チであって、接点部に対応した数の可動片が形成された
    可動接点と、前記接点部に対応した位置に形成された固
    定接点とで構成されたスイッチ部を備え、前記可動接点
    又は前記操作レバーに当接部が一体に形成され、前記操
    作レバーが基準位置に配置された状態において前記可動
    接点の接点部と前記固定接点との距離が異なるように形
    成され、前記各可動片は前記当接部を介して同時に押圧
    され、前記各接点部が順次作動されることを特徴とする
    操作レバー付きスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記可動接点は可撓性部材からなり、前
    記可動片の長さが異なるように形成され、前記接点部と
    前記固定接点との距離が短い可動片ほど長く形成されて
    いる請求項1に記載の操作レバー付きスイッチ。
  3. 【請求項3】 前記可動接点に前記当接部が形成される
    とともに、前記可動片は少なくとも基端において一体に
    連結形成され、前記可動接点は前記当接部より基端側の
    可動部の実質的な幅が基端の幅より狭く形成されている
    請求項1又は2に記載の操作レバー付きスイッチ。
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US4669716A (en) * 1985-07-29 1987-06-02 Bell & Howell Method and device for deflecting a sheet prior to feeding
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US8961682B2 (en) 2012-07-26 2015-02-24 Empire Technology Development Llc Hydrophilic paints using pigments coated with anti-oxidants

Cited By (3)

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