JP2515958Y2 - 2機能複合スイッチ - Google Patents

2機能複合スイッチ

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JP2515958Y2
JP2515958Y2 JP4936190U JP4936190U JP2515958Y2 JP 2515958 Y2 JP2515958 Y2 JP 2515958Y2 JP 4936190 U JP4936190 U JP 4936190U JP 4936190 U JP4936190 U JP 4936190U JP 2515958 Y2 JP2515958 Y2 JP 2515958Y2
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JP
Japan
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key
switch
auto
slider
arc groove
Prior art date
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JP4936190U
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JPH048339U (ja
Inventor
哲生 山本
誠人 河村
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、例えば自動車のウインドレギユレータスイ
ッチのように、マニュアルキーを押している間だけウイ
ンドが開閉するマニュアル操作と、オートキーを一度押
すとウインドが完全に開閉し終わるまでスイッチオンを
保持するオート操作、の2機能を有する2機能複合スイ
ッチに関するものである。
「従来の技術」 従来の自動車ウインドレギュレータスイッチは、第2
図参照、マニュアルキー1とオートキー2と、オートキ
ー2に結合される中継部材4とが、共通の軸3によって
スイッチベース11に組み込まれており、マニュアルキー
1とオートキー2は、軸3を中心として個別に回転操作
できる。そして、そのマニュアルキー1の下方の筒部10
に、付勢ばね6を介装した滑動子8が上下作動自在にが
組み込まれ、また、オートキー2の下に結合した中継部
材4の下方の筒部9に同じく付勢ばね5を介装した滑動
子7が組み込まれ、その滑動子7と8は、下端をスイッ
チベース11に設けた作動溝12と13に圧接されている。
そして、マニュアルキー1の一端を押すと連動する滑
動子8が作動溝13を乗り込えることによって、クリック
感が発生してスイッチ作動が指先触覚で確認され、押し
ている間だけスイッチオンとなる。
また、オートキー2も同じく押して回転させると滑動
子7が作動溝12を乗り込えることによってクリック感を
生じて作動する構造になっいる。
「考案が解決しようとする課題」 以上の従来構造のものは、マニュアルキー1とオート
キー2が個別の作動子7・8と付勢ばね5・6と作動溝
12・13からなる作動機構を有しているので、スイッチ構
造が複雑にして大形化すると共に、それ等の構成部材が
複数になって部品点数が増加し、コスト高とスイッチの
組立成形性に劣る不具合がある。
本考案は、以上の従来構造の不具合点を解消する2機
能複合スイッチを提供するものである。
「課題を解決するための手段」 以上の技術課題を解決する本考案の2機能複合スイッ
チは、 「共通の回転軸心を有して個別回転自在のマニュアル
キーとオートキーの組合せキーからなる2機能複合スイ
ッチにおいて、前記回転軸心の上下に位置して対向する
マニュアルキー側の作動部とオートキー側の作動部を設
けると共に、その対向間に「前記キーの回転方向と同一
方向の円弧からなる山形先端を上下に臨ませて配列さ
れ、かつ、中間に共通の付勢ばねを有して前進付勢され
た進退自在の一対の滑動子」を装着し、さらに、前記作
動部は前記山形先端を受け入れる円弧溝と、該円弧溝の
円弧端に連設され、かつ、外方へ漸高する滑動子圧接部
に形成された構造」になっている。
そして、そのマニュアルキーとオートキーを個別に回
転操作すると、前記作動部の円弧溝に圧接嵌着している
滑動子が、その円弧溝から外れて滑動子圧接部に圧接し
てスイッチオンされるようになっている。
「作用」 以上の本考案の2機能複合スイッチは、キーを回転操
作すると、前記の前進付勢の滑動子が、嵌着している円
弧溝から外れて滑動子圧接部に圧接するので、その円弧
溝から滑動子圧接部へ移り変るとき「カチッ」とした良
好なクリック感が触覚で得られる作用がある。
「実施例」 以下、本考案一実施例を示す第1図を参照して詳しく
説明する。共通の回転軸心14を有して個別回転自在に組
合せられるシーソー形のマニュアルキー1とレバー形の
オートキー2を有する2機能複合スイッチにおいて、マ
ニュアルキー1とオートキー2はスイッチベース11に立
設した支承板22の側方の内と外に突設した支承ピン15
に、それぞれの支承孔23を挿着して共通の回転軸心14を
有して取着され、オートキー2はマニュアルキー1の中
間窓31に挿入して組合わせられている。
そして、オートキー2の内側には回転軸心14より上に
位置して下方に臨む作動部21が設けられ、マニュアルキ
ー1には回転軸心14より下に位置して上方に臨む作動部
20が設けられ、この一対の作動部20と21は、上下対向し
て配列されている。
そして、作動部20・21の対向間には、スイッチベース
11に立設した案内筒部19にスライド自在に挿着されて案
内筒部19の上下に付勢された一対の滑動子17と18が設け
られ、上側の滑動子17がオートキー2の下向きの作動部
21と下側の滑動子18がマニュアルキー1の上向きの作動
部20に圧接している。
詳しくは、滑動子17・18はマニュアルキー1とオート
キー2の回転方向の円弧からなる山形先端24を有するピ
ン体であり、後端間に共通の付勢ばね16を介装して、個
別に前進付勢された進退自在ピンになっており、それぞ
れの山形先端24を案内筒部19の上下端から突き出して装
着されている。
一方、オートキー2の作動部21とマニュアルキー1の
作動部20は、第1図(D)参照、圧接する滑動子17・18
の山形先端24を受け入れる円弧溝25が設けられ、この円
弧溝25の円弧端には、第1図(D)(E)参照マニュア
ルキー1とオートキー2が所定の回転姿勢となったと
き、滑動子17・18の山形先端24と圧接する滑動子圧接部
26に形成されている。そして、この滑動子圧接部26は滑
動子17・18の付勢圧接力によって、マニュアルキー1と
オートキー2に自動復元力が生じるよう、円弧溝25の始
端と終端から外方へ漸高する傾斜面をなしている。
なお、オートキー1のスイッチレバー28の下方には第
1図(E)(F)参照、中継子29を有するラバーコンタ
ト30があり、スイッチレバー28の押圧によってスイッチ
オンされる。また、マニュアルキー2ノレバー先端下方
には同じくラバーコンタクト30が設けられている。
そして、以上の第1図実施例の2機能複合スイッチ
は、オートキー2を回転操作すると、オートキー2の作
動部21の円弧溝25に圧接嵌着している滑動子17の山形先
端24が、圧接力を有したまま円弧溝25から外れて滑動子
圧接部26に圧接し、その円弧溝25と滑動子圧接部26の接
点を通過する瞬間に「カチっ」とした良好なクリック感
が生じ、スイッチがオート作動する。
また、マニュアルキー1を回転操作すると、同じくマ
ニュアルキー1の作動部20の円弧溝25に圧接嵌着してい
る滑動子18の山形尖端24が、前記と同一に作用して良好
なクリック感を生じ、マニュアルキー1によるスイッチ
の手動作動がなされる。
なお、本考案におけるスイッチ素子は、前記のラバー
コンタクトの他、金属ばね接点等その他公知のものが用
いられる。
「考案の効果」 以上の説明のように、本考案の2機能複合スイッチ
は、共通の付勢ばねを有する一対の滑動子を、マニュア
ルキー1とオートキー2の作動部に圧接することによっ
て良好なクリック感が得られるので、従来構造のものよ
り、構造簡素にして部品点数が少なく、スイッチの組立
成形性が向上すると共に、スイッチコストの低減を図る
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案一実施例の2機能複合スイッチを示し、
(A)はその正面図、(B)は(A)のAA断面図、
(C)はその構成部材の斜視図、(D)は(A)の要部
拡大図、(E)(F)はその作用状態の正面図、第2
図:従来構造の2機能複合スイッチを示し、(A)はそ
の構成部材の斜視図、(B)はその正面図 主な符号、1:マニュアルキー、2:オートキー、11:スイ
ッチベース、14:回転軸心、16:付勢ばね、17、18:滑動
子、19:案内筒部、20、21:作動部、23:支承孔、24:山形
先端、25:円弧溝、26:滑動子圧接部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】共通の回転軸心を有して個別回転自在のマ
    ニュアルキーとオートキーの組合せキーからなる2機能
    複合スイッチにおいて、前記回転軸心の上下に位置して
    対向するマニュアルキー側の作動部とオートキー側の作
    動部を設けると共に、その対向間に「前記キーの回転方
    向と同一方向の円弧からなる山形先端を上下に臨ませて
    配列され、かつ、中間に共通の付勢ばねを有して前進付
    勢された進退自在の一対の滑動子」を装着し、さらに、
    前記作動部は前記山形先端を受け入れる円弧溝と、該円
    弧溝の円弧端に連設され、かつ、外方へ漸高する滑動子
    圧接部に形成された構造を特徴とする2機能複合スイッ
    チ。
JP4936190U 1990-05-11 1990-05-11 2機能複合スイッチ Expired - Lifetime JP2515958Y2 (ja)

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JP4936190U JP2515958Y2 (ja) 1990-05-11 1990-05-11 2機能複合スイッチ

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JP4936190U JP2515958Y2 (ja) 1990-05-11 1990-05-11 2機能複合スイッチ

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JPH048339U JPH048339U (ja) 1992-01-24
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