JP2001165141A - 操作ケーブルの接続装置 - Google Patents

操作ケーブルの接続装置

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JP2001165141A
JP2001165141A JP34870499A JP34870499A JP2001165141A JP 2001165141 A JP2001165141 A JP 2001165141A JP 34870499 A JP34870499 A JP 34870499A JP 34870499 A JP34870499 A JP 34870499A JP 2001165141 A JP2001165141 A JP 2001165141A
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孝雄 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械的作動機構の小型化および操作ケーブル
の耐久性向上を図ること。 【解決手段】 操作ケーブル50の端末金具52と操作
レバー30の自由端部の接続溝(半円弧溝33,33)
との間にばね部材60の舌片63を介挿して係合すると
共に、ばね部材60の舌片63に先端部63aを形成す
る。操作レバー30の自由端部の外端縁30c,30d
とストラット40の密着部とで形成される隙間45内に
ばね部材60の基部61から延出した舌片63,63の
先端部63a,63aを、操作レバー30の自由端部の
外端縁30c,30dからストラット40の密着部方向
へ突出させて、この舌片63,63が操作ケーブルの挿
入時に、弾性変形して端末金具52の通過を許容し、端
未金具52の通過後はばね部材の舌片63が原位置に復
帰して、その先端部63a,63aが端末金具52の前
記隙間45への通過を規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は操作ケーブルをワン
タッチ操作で操作レバーに組付けできる操作ケーブルの
接続装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に米国特許第5,311,793号
公報に開示されているブレーキシューの機械的作動機構
を示す。この機械的作動機構は、ストラットaと操作レ
バーbと板ばねcおよび操作ケーブルdなどにより構成
されている。
【0003】ストラットaは中間から左方にかけて空間
1を形成していて、その空間a1内に収容した操作レバ
ーbの左方をピンeにより回転可能に枢支している。ま
た空間a1の右方の底部は平面状に形成されている。ス
トラットaの右方の板状部には係合溝a2が形成されて
おり、その係合溝a2に右方のブレーキシューfが係合
している。
【0004】操作レバーbは2枚の板材からなり、フォ
ーク状に開いた板体の右方間に、操作ケーブルdのイン
ナーケーブルd1の通過を許容するが、端末金具d2の通
過を阻止する寸法の空間b1を形成し、ここに形成した
溝部b2に操作ケーブルdの端末金具d2を係合して位置
決めできるようになっている。操作レバーbの左方は前
記した通り、ストラットaにピンeで以って回転可能に
枢支されると共に、その枢支部に隣接して形成された係
合溝b3に左方のブレーキシューgが係合している。
【0005】略U字形に曲げられた板ばねcは、その基
部c1がストラットaの空間a1を区画する右方の底部に
取り付けられていて、板ばねcの脚部c2が操作レバー
bの右方の自由端部の丸みを帯びた外端縁b4に弾接し
て、その自由端部の外端縁b4と空間a1の底面とで形成
される隙間を閉鎖している。
【0006】前記した構造において、操作レバーbに連
結した操作ケーブルdを図6(A)の上方へ牽引操作す
ることで、操作レバーbがピンeを支点に反時計方向へ
回転してブレーキシューgを左方へ押動し、その反力で
ストラットaがブレーキシューfを右方へ押動し、左右
一対のブレーキシューf,gを外方へ拡張し得るように
なっている。
【0007】そして、操作ケーブルdを操作レバーbに
接続する作業は次の通り行なわれる。操作ケーブルdを
図6(A)の上方から挿入すると、その端末金具d2
操作レバーbの自由端部の外端縁b4に沿って、板ばね
cの脚部c2を撓ませながら前進する。操作ケーブルd
をさらに押し込んで、端末金具d2が操作レバーbの自
由端部の外端縁b4を通過すると、板ばねcの脚部c2
復元力により、端末金具d2を操作レバーbの溝部b2
押し込んで係合させると同時に、インナーケーブルd1
を操作レバーbの空間b1内に押し込んで接続を終了す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
なように、板ばねcの脚部c2が基部c1に密着したと
き、この脚部c2と操作レバーbの自由端部の外端縁b4
との隙間は、端末金具d2が通過可能な大きさが必要と
なり、板ばねcの板厚分(脚部c2の板厚と基部c1の板
厚の合計)だけ機械的作動機構の全長を長くしなければ
ならない。
【0009】本発明は以上の点に鑑みて成されたもの
で、その目的とするところは、機械的作動機構の小型化
を図ることができる、操作ケーブルの接続装置を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
操作ケーブルの端末金具を接続する接続溝を一方の自由
端部に設け、他方の端部に一側の被作動部材と係合する
係合溝を設けた操作レバーと、該操作レバーの両側を挟
持するように配設される対向片の一方に密着した端部を
形成して他側の被作動部材と係合する係合溝を設け、他
方の端部に前記操作レバーを回転可能に枢支したストラ
ットとよりなり、前記操作ケーブルの牽引力を前記操作
レバーの自由端部に入力することで、前記両被作動部材
を相互に遠ざかる方向へ作動させ得るように構成した機
械的作動機構において、前記操作レバーの前記ストラッ
トに対するケーブル反牽引方向への相対回転を制限する
制限手段を設け、前記操作レバーにばね部材の基部を取
着し、該ばね部材の基部から前記操作レバーの自由端部
方向に延出する舌片を形成し、該舌片の先端部を、前記
操作レバーの自由端部の外端縁から前記ストラットの密
着部方向に突出せしめ、前記操作ケーブルの端末金具
を、前記操作レバーの自由端部の外端縁と前記ストラッ
トの密着部とで形成される隙間から挿入するとき、前記
舌片が弾性変形して端末金具の通過を許容し、かつ、該
端末金具の通過後は前記ばね部材の舌片が原位置に復帰
して、その先端部が端末金具の前記隙間への通過を不能
となすと共に、前記端末金具が前記ばね部材の舌片を介
在していることを特徴とする、操作ケーブルの接続装置
である。
【0011】請求項2に係る発明は、請求項1におい
て、操作レバーが2枚の板材から成り、一方の接続溝側
を離間せしめて空間を設けると共に、他方の枢支側を接
合して一体化し、前記接続溝部に前記操作ケーブルの端
末金具を係合し、前記空間内に操作ケーブルの端末金具
本体またはインナーケーブルを挿通してなることを特徴
とする、操作ケーブルの接続装置である。
【0012】請求項3に係る発明は、請求項1におい
て、操作レバーが1枚の板材から成り、該操作レバーの
一方の接続溝部に中空部を有するブロック状の端末金具
を係合してなることを特徴とする、操作ケーブルの接続
装置である。
【0013】請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求
項3の何れかにおいて、操作ケーブルの端末金具と操作
レバーの接続溝との係合部を円弧面に形成し、前記係合
部の間にばね部材の舌片が前記係合部の円弧面に沿って
湾曲して介挿されていることを特徴とする、操作ケーブ
ルの接続装置である。
【0014】請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求
項4の何れかにおいて、ストラットに、操作レバーのケ
ーブル反牽引方向への回転を制限する手段が設けられて
いることを特徴とする、操作ケーブルの接続装置であ
る。
【0015】請求項6に係る発明は、請求項5におい
て、操作レバーのケーブル反牽引方向への回転を制限す
る手段が、前記操作レバーの板面を挟むストラットの対
向側壁を連結する橋絡部であることを特徴とする、操作
ケーブルの接続装置である。
【0016】請求項7に係る発明は、請求項1乃至請求
項4の何れかにおいて、ストラットに対する操作レバー
のケーブル反牽引方向への相対回転を制限する手段が、
前記ストラットと前記操作レバーの枢着部に基部を取り
付け、該基部から延出した舌片が前記操作レバーに弾接
するばね部材で構成されていることを特徴とする、操作
ケーブルの接続装置である。
【0017】請求項8に係る発明は、請求項1乃至請求
項7の何れかにおいて、ストラットの対向片で形成され
る空間の一方側を、操作ケーブルの端末金具の挿入側よ
り通過側をストラットの長手方向に大きく形成し、前記
操作レバーの自由端部の外端縁とストラットの密着部と
で形成される隙間に端末金具を挿入したとき、前記大き
く形成したストラットの空間内に端末金具が傾倒して通
過を許容するように構成されていることを特徴とする、
操作ケーブルの接続装置である。
【0018】 請求項1乃至請求項8の何れかにおい
て、操作ケーブルの端末金具を、操作レバーの自由端部
の外端縁とストラットの密着部とで形成される隙間に挿
入して係合するときにばね部材の舌片が弾性変形して弾
発力を蓄積し、前記端末金具が通過して前記ばね部材の
舌片が原位置に復帰するとき、該舌片が前記蓄積された
弾発力で前記操作レバーを叩くように構成されているこ
とを特徴とする、操作ケーブルの接続装置である。
【0019】
【発明の実施の形態1】以下、図1乃至図3に基づいて
本発明の一実施の形態について説明する。
【0020】<イ>ドラムブレーキの基本構成 図1は機械的作動機構20を装備したドラムブレーキの
部分平面図、図2はそのII−II断面図、図3は機械的作
動機構20の分解図を示す。
【0021】符号10はバックプレート、11はバック
プレート10に重合して固着されたスチフナで、車体の
不動部に取り付けられる。符号12,13はバックプレ
ート10上に可動的に装架された被作動部材である一対
のブレーキシューで、その一方隣接端がアンカーブロッ
ク14の立設部14aに支承され、図示しない他方隣接
端が連結部材で結合されている。アンカーブロック14
は略L字形をしており、その座部14bがバックプレー
ト10およびスチフナ11に2本のボルト15,15で
以って強固に固定されている。また符号16はブレーキ
シュー12と13の間に張設されたシューリターンスプ
リングである。
【0022】機械的作動機構20は操作レバー30とス
トラット40と操作ケーブル50および操作レバー30
を作動方向に付勢するばね部材60などから構成され、
操作レバー30とストラット40がアンカーブロック1
4の立設部14aに隣接して、一対のブレーキシュー1
2,13間に介挿されている。
【0023】<ロ>操作レバー 操作レバー30は2枚の板材30a,30bから成り、
その図面左方の自由端部に後述する操作ケーブル50の
インナーケーブル51の終端部に固着した端末金具52
の端末金具本体54の通過を許容する空間32を形成す
ると共に、後述するばね部材60を介して端末金具本体
54の両側に突設した円形の耳軸55,55と係合する
半円弧溝33,33を形成している。2枚の板材30
a,30bの自由端部の外端縁30c,30dは円弧状
に形成されている。
【0024】板材30a,30bを密接させて溶接など
で一体化した操作レバー30の図面右方の重合部に、一
側のブレーキシュー12と係合する係合溝31を設ける
と共に、ピン挿通用の孔34(図2では一方の孔34の
みを示す)を形成している。操作レバー30の重合部に
小孔36,36が穿設されていて、この小孔36,36
に後述するばね部材60を取着し得るようになってい
る。
【0025】尚、ピン挿通用の孔34とは反対側に形成
された突部35が、ボルト15の頭部上に摺動可能に当
接している。
【0026】<ハ>ストラット ストラット40は相対向する対向片40a,40bから
なり、その長手方向の中間部に設けた橋絡部40cによ
り両対向片40a,40bが連結されている。ストラッ
ト40は左方の対向片40a,40b側を重合して溶接
などで一体に接合し、その中間から図面右方にかけて空
間42を形成している。
【0027】対向片40a,40bの左方の重合部には
他側のブレーキシュー13と係合する係合溝41を形成
し、対向片40a,40bの右方にはピン挿通用の孔4
3,43(図2では一方の孔43のみを示す)を穿設し
ている。尚、図面左方の突部44がボルト15の頭部上
に摺動可能に当接している。
【0028】対向片40a,40bの空間42内に操作
レバー30を挟持するように収容し、ストラット40お
よび操作レバー30の各孔43,43,34,34に挿
通したピン21の先端に止め輪22を取着して、ストラ
ット40に対して操作レバー30を回転可能に枢支して
いる。操作レバー30はその上端面がストラット40の
橋絡部40cに当接することで図2の時計回り方向の回
転が制限される。
【0029】前記した構成において、後述する操作ケー
ブル50を操作レバー30に連結するために、操作レバ
ー30の自由端部の外端縁30c,30dとストラット
40の密着部、すなわち空間42の底部40dとの間
に、端末金具52を挿通し得るだけの隙間45が形成さ
れている。
【0030】加えて、前記の隙間45を形成するストラ
ット40の空間42の底部40dは、図2に示すよう
に、ストラット40の左方の空間42がその下半側(端
末金具52の挿入側)より、上半側(端末金具52の通
過側)の方がストラット40の長手方向に向けて大きく
形成してあり、これにより端末金具52の通過時に端末
金具52の傾倒を許容するようにしてある。
【0031】さらにストラット40の左方の空間42の
上半側(端末金具52の通過側)は、端末金具52の通
過側(操作ケーブル50の反牽引方向である図2の上
方)に向かうにつれて空間42が大きくなるように、夫
々の対向片40a,40bの折曲部を傾斜して形成し、
その底部を傾斜面40eとすることで設計レイアウトや
作製が容易となる。
【0032】また端末金具52の挿入をし易くするた
め、端末金具52を挿入する側の各対向片40a,40
bに、末広がりの拡張部46,46を形成しておくとよ
い。
【0033】さらに対向片40a,40bの長手方向の
略中央部には、相近よる方向に向けて局部的または連続
した突起47,47が隆起して形成してあって、操作レ
バー30の自由端部である半円弧溝33,33側が枢支
部を支点として対向片40a,40b方向に移動する量
(揺動量)を小さく抑えられるようになっている。
【0034】この突起47,47は操作レバー30側に
設けてもよい。また操作レバー30の揺動を小さく抑え
る他の手段としては、前記突起47,47に代えて主要
部分のコイニング加工や歪取り加工などで寸法精度を確
保するようにしてもよい。
【0035】<ニ>操作ケーブル インナーケーブル51やアウターケーシング53などか
ら構成される操作ケーブル50のドラムブレーキ側は次
のように配設されている。
【0036】アウターケーシング53の端部に固着した
ブラケット53aがボルト15,15で以ってバックプ
レート10などに共締めされている。
【0037】アウターケーシング53内に摺動可能に挿
通されたインナーケーブル51には、その終端部に端末
金具52が固着されている。
【0038】操作ケ−ブル50の端末金具52は、丸棒
の後端部を残して板状に鍛圧した後に、先端部を略円形
に、かつ中間部を矩形に外抜きして端末金具本体54を
形成し、この円形部54aの中心に両板面から等しい長
さで突出するように円形の耳軸55を形成(円形ピンの
圧入で可)すると共に、有底孔を穿設した端末金具本体
54の後端部にインナーケーブル51を挿入して加締め
て形成されている。
【0039】また、端末金具本体54はアルミなどのダ
イキャストによる一体成型品でもよい。この場合、イン
ナーケーブル51は同時に鋳込めばよい。
【0040】端末金具52がその側方から見たときに十
字形を呈する場合について説明したが、耳軸55,55
を端末金具本体54の外方端部に寄せて設けたT字形で
あってもよい。
【0041】操作レバー30の半円弧溝33,33に係
合する端末金具52の耳軸55,55の外周面は円弧面
55a,55aとして形成してあるが、この円弧面55
a,55aは操作レバー30の半円弧溝33,33に沿
う後述するばね部材60の湾曲舌片63,63に滑らか
に係合する曲率に設定することが望ましい。これは操作
時に操作レバー30の回転角度が変わっても、前記湾曲
舌片63,63と円弧面55a間の係合部で自由な回転
を許容して操作ケーブル50の直線性を確保するためで
あり、両者の係合部の耐久性が増し、またインナーケー
ブル51の端末金具52首下の局部変形を回避できる。
【0042】<ホ>ばね部材 ばね部材60は、板ばねをコ字形に折り曲げ、その対向
片に、内側に向けて切り起こして係合小片62,62を
形成した基部61と、基部61から一体に延出して形成
した湾曲舌片63,63とにより形成される。
【0043】ばね部材60はその基部61を操作レバー
30の重合部に外装して取り付けられ、基部61の係合
小片62,62が操作レバー30の小孔36,36に係
合してばね部材60の操作レバー30からの抜け出しが
規制される。
【0044】これに加えて基部61のコ字形部の対向片
の入口を操作レバー30の板厚よりも狭く形成し、ばね
力で操作レバー30の重合部を挟み込むようにしてもよ
い。
【0045】基部61から延出する湾曲舌片63,63
は、操作ケーブル50の端末金具本体54の板状部の通
過を許容する幅で二股に分岐して形成されていると共
に、各湾曲舌片63,63が操作レバー30の板材30
a,30bの半円弧溝33,33に沿う形状に折曲して
形成されている。
【0046】湾曲舌片63,63は、操作レバー30の
半円弧溝33,33に軽く弾接していて、各湾曲舌片6
3,63の先端部63a,63aが操作レバー30の外
端縁30c,30dからストラット40の密着部方向へ
向けて突出している。
【0047】操作レバー30の自由端部の外端縁30
c,30dとストラット40の密着部とで形成される隙
間45内に操作ケーブル50の端末金具52を挿入する
とき、ばね部材60の湾曲舌片63,63の先端部63
a,63aが押されて、湾曲舌片63,63が弾性変形
して端末金具52の耳軸55,55が反ケーブル牽引方
向へ通過するのを許容するが、端末金具52の通過後は
ばね部材60の湾曲舌片63,63が原位置に復帰し
て、その先端部63a,63aが端末金具52の隙間4
5への通過を不能となすように付勢力を設定してある。
【0048】
【操作ケーブルの接続方法】つぎに操作ケーブル50の
接続方法について説明する。ドラムブレーキに操作ケー
ブル50を予め接続しておいてもよいが、ここでは取り
扱性の面からドラムブレーキを車体に取り付けた状態の
下で操作ケーブル50の接続作業を行う例を説明する。
【0049】ブレーキ外からインナーケーブル51を抓
んで操作ケーブル50の端末金具52をスチフナ11、
バックプレート10およびアンカーブロック14の座部
14bの穴に通してストラット40の拡張部46,46
内に挿入する。
【0050】図2の一点鎖線で示すように、端末金具5
2がその挿入側(下半)の隙間45を通過する際、端末
金具52は操作レバー30の湾曲する外端縁30c,3
0dに沿ってストラット40の空間42の底部40dと
の間(隙間45)を前進する。この際、操作レバー30
にピン21を中心とした時計回り方向の回転力が作用す
るが、操作レバー30の上端面がストラット40の橋絡
部40cに当接して操作レバー30は回転しない。
【0051】インナーケーブル51を更に押し込んで、
端末金具52がその通過側(上半)の傾斜した空間42
に至ると、端末金具52の耳軸55,55の外周面が操
作レバー30の円弧状の外端縁30c,30dに押され
てストラット40の図面左方の傾斜面40e方向に傾動
する。このときインナーケーブル51は強制的に押し曲
げられ、自己弾発力が蓄えられる。
【0052】さらに端末金具52の耳軸55,55が、
操作レバー30の自由端部の外端縁30c,30dとス
トラット40の密着部とで形成される隙間45内に突出
するばね部材60の先端部63a,63aを押しながら
前進する結果、先端部63a,63aと一体の湾曲舌片
63,63が図面の時計回り方向に弾性変形して、湾曲
舌片63,63に弾発力が蓄えられる。
【0053】端末金具52の耳軸55,55がばね部材
60の先端部63a,63aを乗り越えると、湾曲舌片
63,63に蓄積された弾発力で操作レバー30を叩い
て打音を発するので、操作ケーブル50の端末金具52
の耳軸55,55がばね部材60の先端部63a,63
aを通過したことが確認できる。また、インナーケーブ
ル51に蓄えられた自己弾発力の復元力によって、端末
金具本体54が操作レバー30の空間32内に入り込む
と同時に、端末金具52の耳軸55,55が湾曲舌片6
3,63を介在して操作レバー30の半円弧溝33,3
3と係合する。
【0054】その後、アウターケーシング53のブラケ
ット53aをボルト15,15に取着することで、操作
ケーブル50のドラムブレーキへの接続を完了する。
【0055】操作ケーブル50の接続後においては、ば
ね部材60の先端部63a,63aが操作レバー30の
自由端部の外端縁30c,30dとストラット40の密
着部とで形成される隙間45内に突出して耳軸55,5
5の通過を制限するので、操作ケーブル50の接続が保
持される。
【0056】以上の説明から明らかなように、操作レバ
ー30の自由端部の外端縁30c,30dからストラッ
ト40の密着部方向に突出する先端部63a,63aを
有するばね部材60を操作レバー30に取着したから、
操作ケーブル50の端末金具52を操作レバー30の自
由端部の外端縁30c,30dとストラット40の密着
部とで形成される隙間45から挿入するときに、端末金
具52の通過を許容し、かつ、端末金具52の通過後は
ばね部材60の湾曲舌片63,63が原位置に復帰し
て、その先端部63a,63aが端末金具52の隙間4
5への通過を不能となす。したがって、レバー比を犠牲
にすることなく、ストラット40の全長を短くしてコン
パクトな設計が可能となる。
【0057】
【ブレーキ作動】インナーケーブル51の図示しない側
を牽引すると、図2における操作レバー30がピン21
を支点に反時計回り方向に回転して右方のブレーキシュ
ー12を押動し、その反力によりストラット40が左方
のブレーキシュー13を押動し、一対のブレーキシュー
12,13を左右に拡張して図示しないブレーキドラム
に摩擦係合させる。
【0058】図1において、今ブレーキドラムが時計回
り方向に回転すると、右方のブレーキシュー12がアン
カーブロック14に支承されて制動力を生起し、ブレー
キドラムが逆方向に回転すると、左方のブレーキシュー
13がアンカーブロック14に支承されて制動力を生起
する。
【0059】以降に他の実施の形態について説明する
が、その説明に際し、前記した実施の形態1と同一の部
位は同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。
【0060】
【発明の実施の形態2】図4に基部61の対向片にピン
挿通用の取り付孔64,64を形成した他のばね部材6
0Aを採用すると共に、操作ケーブル50の端末金具5
2を太鼓形を呈する耳軸55のみで構成した他の実施の
形態を示す。ばね部材60Aは、その基部61が図4に
示した操作レバー30の右方に外装可能に形成されると
共にその対向片にピン挿通用の取り付孔64が穿設され
ていて、湾曲舌片63,63の合流部63bはストラッ
ト40の橋絡部40cと操作レバー30との間に挿通し
て配置し、ストラット40と操作レバー30の重合部を
枢支する共通のピン21で取り付けられる。尚、ばね部
材60Aの基本的な作用効果は、既述した実施の形態1
と同様であるので、その説明を省略する。
【0061】インナーケーブル51は、端末金具52
(耳軸55)の軸方向の略中央部に穿設した有底穴に直
接挿入して加締めて固着され、図4に示す操作レバー3
0の空間32内に挿通される。図4に示すようにストラ
ット40の各対向片40a,40bの端面に隆起部40
f,40fを形成すると共に、端末金具52(耳軸5
5)の軸方向の長さを、端末金具52に隣接するストラ
ット40の対向片40a,40bにより形成される空間
42幅より僅かに短く設定してある。これにより、ブレ
ーキを解除したときに、操作ケーブル50が操作レバー
30よりも早く戻って、端末金具52が操作レバー30
の接続溝33,33から外れた場合でも、隆起部40
f,40fによって操作ケーブル50のインナーケーブ
ル51軸回りの回転が制限されるので、端末金具52と
操作レバー30の係合状態が変わることはない。
【0062】
【発明の実施の形態3】図5に操作レバー30を一枚の
板材で構成した他の実施の形態を示す。本例の場合、端
末金具52は端末金具本体54の外形が角形を呈してい
て、その中央に挿通口57を形成すると共に、ばね部材
63を介して操作レバー30の半円弧溝33と当接する
部位を半円弧面57aとして形成したアルミダイキャス
トによる一体成型品で、端末金具本体54の幅をストラ
ット40の対向片40a,40bの空間42幅より僅か
に狭い寸法に設定してある。
【0063】ばね部材60Bは、その基部61から延出
する湾曲舌片63の先端部63aが、操作レバー30の
自由端部の外端縁30cから突出している。ばね部材6
0Bは、その基部(図示せず)をストラット40の右方
に外装し、ストラット40と操作レバー30の重合部を
枢支する共通のピン(図示せず)で取り付けられる。こ
のとき、ばね部材60Bは図5(c)における時計回り
方向には基部がストラット40に当接して回転が制限さ
れ、反時計回り方向には操作レバー30と一体的に回転
し得るように構成されている。
【0064】本実施の形態にあっては、操作レバー30
の半円弧溝33と端末金具本体54の半円弧面57aと
の係合部間にばね部材60Bの湾曲舌片63を介挿して
係合部の耐久性を確保することと、湾曲舌片63が弾性
変形して端末金具本体54の通過を許容し、かつ、端末
金具本体54の通過後はばね部材60Bの湾曲舌片63
が原位置に復帰して、空間45内に張り出した湾曲舌片
63の先端部63aが端末金具本体54の抜け出しを規
制するように機能することは、既述した実施の形態と同
様であるが、さらにこれらの作用(機能)に加えて、ば
ね部材60Bが操作レバー30のケーブル反牽引方向の
回転を制限する手段としての機能も併有している。
【0065】
【発明の効果】本発明は上述した構成から明らかなよう
に、つぎのような効果を得ることができる。 <イ> 従来は操作レバーの自由端部とストラットの重
合部とで形成される端末金具挿入用の空間内に板ばねを
介挿していたために、機械的作動機構の全長を長く設計
する必要があった。本発明では前記空間内にばねが存在
しないので機械的作動機構の全長を短く設計することが
できる。 <ロ> 従って機械的作動機構の全長を大幅に短縮でき
てコンパクトな設計が可能となり、小型のドラムブレー
キにも対応し得るから、その経済的な効果はきわめて大
きい。 <ハ> 操作レバーと操作ケーブルの端末金具との係合
部にばね部材の舌片が介在するので、係合部の耐久性が
格段に向上する。 <ニ> 操作レバーの接続溝と操作ケーブルの端末金具
とを円弧面で係合させて端末金具の自由な転動を許容し
たので、操作時に端末金具の首下のインナーケーブルに
繰り返しの曲げ力を作用させずに済む。 <ホ> 操作レバーとストラットの枢支部に多少のガタ
ツキがあっても、操作レバーの半円弧溝部のケーブル索
引方向と直交する方向の変位量を小さく抑えることによ
り、端末金具およびインナーケーブルの操作レバーへの
係合が確実に行える。 <ヘ> ばね部材にストラットに対する操作レバーのケ
ーブル反牽引方向への相対回転を制限する手段を兼用さ
せることができ、低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 発明の実施の形態1に係る機械的作動機構を
装備したドラムブレーキの部分平面図
【図2】 図1のII−II断面図
【図3】 機械的作動機構の分解図
【図4】 他のばね部材と他の操作ケーブルとを組み合
わせた機械的作動機構部の分解図
【図5】 操作レバーを一枚の板材で構成した操作ケー
ブルの接続装置の説明図で、 (A)は端末金具の接続部の平面図 (B)はそれに用いられる端末金具の側面図 (C)は(B)のC−C断面図
【図6】 本発明が前提とする機械的作動機構部の説明
図で、(A)は側面図、(B)は(A)のB−B断面図
【符号の説明】
10 バックプレート 11 スチフナ 12,13 ブレーキシュー 14 アンカーブロック 15,15 ボルト 16 シューリターンスプリング 20 機械的作動機構 21 ピン 22 止め輪 30 操作レバー 30a,30b 板材 30c,30d 外端面 31 係合溝 32 空間 33,33 半円弧溝 34 孔 35 突部 36,36 小孔 40 ストラット 40a,40b 対向片 41 係合溝 42 空間 43,43 孔 44 突部 45 隙間 46,46 拡張部 47,47 突起 50 操作ケーブル 51 インナーケーブル 52 端末金具 53 アウターケーシング 53a ブラケット 54 端末金具本体 54a 円形部 55,55 耳軸 55a 円弧面 57 挿通口 57a 半円弧面 60,60A,60B ばね部材 61 基部 62 係合小片 63,63 湾曲舌片 63a,63a 先端部 64 取付孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D047 BB24 BB41 CC04 FF05 3J032 AB24 AB27 AB40 BC06 3J058 AA03 AA07 AA13 AA17 AA24 AA30 AA37 BA44 BA67 CC08 CC66 CC76

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作ケーブルの端末金具を接続する接
    続溝を一方の自由端部に設け、他方の端部に一側の被作
    動部材と係合する係合溝を設けた操作レバーと、該操作
    レバーの両側を挟持するように配設される対向片の一方
    に密着した端部を形成して他側の被作動部材と係合する
    係合溝を設け、他方の端部に前記操作レバーを回転可能
    に枢支したストラットとよりなり、前記操作ケーブルの
    牽引力を前記操作レバーの自由端部に入力することで、
    前記両被作動部材を相互に遠ざかる方向へ作動させ得る
    ように構成した機械的作動機構において、 前記操作レバーの前記ストラットに対するケーブル反牽
    引方向への相対回転を制限する制限手段を設け、 前記操作レバーにばね部材の基部を取着し、 該ばね部材の基部から前記操作レバーの自由端部方向に
    延出する舌片を形成し、 該舌片の先端部を、前記操作レバーの自由端部の外端縁
    から前記ストラットの密着部方向に突出せしめ、 前記操作ケーブルの端末金具を、前記操作レバーの自由
    端部の外端縁と前記ストラットの密着部とで形成される
    隙間から挿入するとき、前記舌片が弾性変形して端末金
    具の通過を許容し、かつ、該端末金具の通過後は前記ば
    ね部材の舌片が原位置に復帰して、その先端部が端末金
    具の前記隙間への通過を不能となすと共に、 前記端末金具が前記ばね部材の舌片を介在して係合され
    ていることを特徴とする、 操作ケーブルの接続装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、操作レバーが2枚
    の板材から成り、一方の接続溝側を離間せしめて空間を
    設けると共に、他方の枢支側を接合して一体化し、前記
    接続溝部に前記操作ケーブルの端末金具を係合し、前記
    空間内に操作ケーブルの端末金具本体またはインナーケ
    ーブルを挿通してなることを特徴とする、操作ケーブル
    の接続装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、操作レバーが1枚の
    板材から成り、該操作レバーの一方の接続溝部に中空部
    を有するブロック状の端末金具を係合してなることを特
    徴とする、操作ケーブルの接続装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3の何れかにおい
    て、操作ケーブルの端末金具と操作レバーの接続溝との
    係合部を円弧面に形成し、前記係合部の間にばね部材の
    舌片が前記係合部の円弧面に沿って湾曲して介挿されて
    いることを特徴とする、操作ケーブルの接続装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4の何れかにおい
    て、ストラットに、操作レバーのケーブル反牽引方向へ
    の回転を制限する手段が設けられていることを特徴とす
    る、操作ケーブルの接続装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、操作レバーのケーブ
    ル反牽引方向への回転を制限する手段が、前記操作レバ
    ーの板面を挟むストラットの対向側壁を連結する橋絡部
    であることを特徴とする、操作ケーブルの接続装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項4の何れかにおい
    て、ストラットに対する操作レバーのケーブル反牽引方
    向への相対回転を制限する手段が、前記ストラットと前
    記操作レバーの枢着部に基部を取り付け、該基部から延
    出した舌片が前記操作レバーに弾接するばね部材で構成
    されていることを特徴とする、操作ケーブルの接続装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7の何れかにおい
    て、ストラットの対向片で形成される空間の一方側を、
    操作ケーブルの端末金具の挿入側より通過側をストラッ
    トの長手方向に大きく形成し、前記操作レバーの自由端
    部の外端縁とストラットの密着部とで形成される隙間に
    端末金具を挿入したとき、前記大きく形成したストラッ
    トの空間内に端末金具が傾倒して通過を許容するように
    構成されていることを特徴とする、操作ケーブルの接続
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項8の何れかにおい
    て、操作ケーブルの端末金具を、操作レバーの自由端部
    の外端縁とストラットの密着部とで形成される隙間に挿
    入して係合するときにばね部材の舌片が弾性変形して弾
    発力を蓄積し、前記端末金具が通過して前記ばね部材の
    舌片が原位置に復帰するとき、該舌片が前記蓄積された
    弾発力で前記操作レバーを叩くように構成されているこ
    とを特徴とする、操作ケーブルの接続装置。
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