JPH0343732B2 - - Google Patents

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JPH0343732B2
JPH0343732B2 JP10138383A JP10138383A JPH0343732B2 JP H0343732 B2 JPH0343732 B2 JP H0343732B2 JP 10138383 A JP10138383 A JP 10138383A JP 10138383 A JP10138383 A JP 10138383A JP H0343732 B2 JPH0343732 B2 JP H0343732B2
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JP
Japan
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timer
cam
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plate
storage recess
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JP10138383A
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JPS59226437A (ja
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Keiichi Miura
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はタイマスイツチに係り、タイマユニツ
トをセツト、リセツトする駆動機構に関する。
(従来の技術) 従来のこの種のタイマスイツチは、例えば実公
昭47−39590号公報に記載されているように、取
付板にタイマ機構をセツト、リセツトする作動板
を回転自在に取付けた構造が採られている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来の取付板にタイマ機構をセツト、リセ
ツトする駆動板を回転自在に取付けた構造では、
駆動板がタイマユニツト或いは本体に接触すると
摩擦抵抗が大きくなり、動作が不確実となる問題
があつた。このため、駆動板の両側面とタイマユ
ニツト或いは本体の内面との間に空間を大きくと
つて、作動板が本体或いはタイマユニツトに接触
しないようにすると、スイツチ全体が大きくなる
問題を有している。
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、ス
イツチ本体内に狭い空間にタイマユニツトをセツ
ト、リセツトする作動板を配設しても安定した特
性が得られるタイマスイツチを提供するものであ
る。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明のタイマスイツチは、収納凹部を形成し
たスイツチ本体と、このスイツチ本体に設けた開
閉機構と、タイマ部、このタイマ部を駆動させる
操作部、および前記タイマ部をセツト、リセツト
するとともに上記開閉機構を開閉制御する作動板
を含み、この作動板を上記本体の収納凹部の内側
面に対向して上記本体の収納凹部に配設されたタ
イマユニツトとを具備し、前記タイマユニツトの
作動板とスイツチ本体の内側面との少なくともい
ずれか一方に対向して上記作動板に微小突起部を
形成したものである。
(作用) 本発明のタイマスイツチは、作動板がスイツチ
本体またはタイマユニツトに接触しても微小突起
部により摩擦抵抗が低減され、特性が安定され
る。
(実施例) 次に本発明の一実施例の構成を図面について説
明する。
第1図および第2図において、1はスイツチ本
体で、二つ割のケース部材2,3を結合して構成
されている。この一方のケース部材2は中央部に
タイマユニツト収納凹部4を形成し、この収納凹
部4の両端側にユニツト収納凹部5,6がそれぞ
れ形成されている。この各収納凹部4,5,6は
上面のケース開口縁から連通されタイマユニツト
7、端子ユニツト8,9を開口縁から落し込み収
納されるようになつている。そして、中央のタイ
マユニツト収納凹部4は両端側の端子ユニツト収
納凹部5,6より深く形成され、さらに、第2図
に示すように、一方のケース部材2の両側壁部に
は中央の収納凹部4の両端側の収納凹部5,6と
の境界を段部10,10とし、この一対の段部1
0,10を挟んでケース開口縁から中央の収納凹
部4に連続し中央の収納凹部4が両端の収納凹部
5,6より両側部を拡幅する凹溝部11,11が
形成されている。
次に、第1図に示すように、前記他方のケース
部材3は前記一方のケース部材2の上面に取付金
具(図示せず)にて結合される。この他方のケー
ス部材3の中央部には上面に開口した把手体嵌合
部13が形成され、また、両端側下面には一方の
ケース部材2の上面開口縁から嵌合され端子ユニ
ツト8,9をそれぞれ押圧保持する突部14が形
成されている。さらに、第3図に示すように、こ
の他方のケース部材3の嵌合部13の両側には下
縁に開口した軸支凹溝15が形成されている。
次に前記一方の端子ユニツト8は、第2図に示
すように、平面略ロ字状に形成された端子板16
と、この端子板16の両側板部17,17の内側
に沿つて嵌合された一対の鎖錠片18とにて構成
され、この鎖錠片18の鎖錠部19は端子板16
の電線接続部20,20にそれぞれ対向されてい
る。
また、前記他方の端子ユニツト9は、第2図に
示すように、一対の平面略コ字状に形成された端
子板21,22と、この各端子板21,22の各
側板部23に沿つてそれぞれ嵌合された鎖錠片2
4とにて構成され、この各鎖錠片24の鎖錠部2
5は端子板21,22の電線接続部26にそれぞ
れ対向される。
この各端子板16,21,22は、第1図およ
び第2図に示すように、一方のケース部材2の両
端側の収納凹部5,6にそれぞれ落し込み収納さ
れるようになつておりこの他方の端子板21,2
2は互いに向き合つて嵌合収納されている。そし
て、この各端子板16,21,22の上縁は他方
のケース部材3の突部14が押圧して保持され
る。
また、第1図および第2図に示すように、一方
の端子板16の上縁から前記中央の収納凹部4の
上方に位置して水平状に延在される反転機構支枠
27が一体に形成されている。この支枠27の両
側辺部には略V字状に折曲した凹状の枢支部28
が形成され、この枢支部28に支枠27に嵌合し
た可動子29の両側に形成した支片部30が揺動
自在に支持されている。この可動子29の下端に
は、前記他方の第1の端子板21の上縁に中央の
収納凹部4の上方に延出された固定接片31に接
離される可動接片部32が形成される。そして、
この可動子29の上部に固定したコイルスプリン
グ33の他端には前記支枠27の枢支部28の下
方において支軸34が係止されている。
また、この支軸34の両端は、第3図に示すよ
うに、把手体35の両側に形成した支持凹部36
に係止され、この把手体35の両側に突出した軸
部37が前記他方のケース部材3の嵌合部13の
両側に形成した軸支凹溝15に揺動自在に軸支さ
れる。
また、前記他方の第2の端子板22の下部には
第1図に示すように、前記中央の収納凹部4の一
側底部上に配置される固定接片38が延出されて
いる。そして、前記一方の端子板16の一側には
前記固定接片38の上部に接離される弾性片にて
成形した可動接片39が熔着接続されており、こ
の固定接片38と可動接片39とにてタイマ開閉
機構40が構成されている。
次に、前記タイマユニツト7は、第4図に示す
ように、タイマケース41内にタイマ部(調速
部)が組込まれて構成されている。このタイマケ
ース41は両側面を開口した箱状に形成され、こ
のタイマケース41の中央部には左右に仕切る支
持板部42が一体的に形成され、両面は蓋板4
3,44にて密閉されるようになつている。ま
た、このタイマケース41の一側下部には前記タ
イマ開閉機構40を配設する凹段部45が形成さ
れている。そして、このタイマケース41は前記
一方のケース部材2の中央の収納凹部4に一対の
段部10,10にて形成した凹溝部11を案内と
して上面の開口縁から落し込み収納され落し込み
方向と交叉する面で移動が規制される。
また、タイマケース41の上面には前記支枠2
7から切起した突出片46が押圧当接してタイマ
ケース41の落し込み方向への移動が阻止され
る。
次に前記タイマユニツト7のタイマ部は1番眞
48に回転自在に設けたラチエツト爪車49とこ
のラチエツト爪車49の一方方向の回転のみ結合
して回転される1番ギヤー51を有し、このラチ
エツト爪車49の主軸51は一方の蓋板43の外
方に突出され、この1番ギヤー50は板ばね52
にてラチエツト爪車49に係合方向に附勢されて
いる。
次に前記1番ギヤー50から順次噛合する第2
カナ53、2番ギヤー54、第3カナ55、3番
ギヤー56、第4カナ57、4番ギヤー58、第
5カナ59およびガンギ歯車60は交互に2本平
行な軸上に回転可能に取付けられ、このガンギ歯
車60に係合するアンクル軸61に天府62が取
付けられている。
また、第1図および第5図に示すように、前記
タイマユニツト7は前記タイマケース41の一方
の蓋板43の外面側に位置してセツト、リセツト
機構63の第1の作動板を備えている。この作動
板は、例えば第1のカム64と第2のカム68に
て形成され、この第1のカム64は前記主軸51
に取付けられている。この第1のカム64には前
記把手体35の一側に突設した操作部65に係合
される係合縁66とカム縁67および前記第2の
カム68に係合する係合凹縁69とを有し、かつ
ばね係止突片70が突出されている。また、前記
主軸51に回転自在に軸支した第2のカム68に
は前記第1のカム64の係合凹縁69に係合され
る連動突片72が形成されている。また、第2の
カム68には作動カム縁71が形成され、この作
動カム縁71に係合される開閉レバー74の基端
がタイマケース41の一方の蓋板43の外面に突
出した軸部75に枢着され、この開閉レバー74
には前記タイマ開閉機構の40の可動接片39を
固定接片38から離反する方向に押動する係合部
76が形成されている。
また、前記タイマユニツト7は、前記タイマ部
を作動させるコイル状のタイマスプリング77を
有し、このタイマスプリング77の両端は前記ス
イツチ開閉レバー74と第1のカム64のばね係
止突片70に係止されている。
そして、前記カム64,68にはタイマケース
41の蓋板43と対向する面および収納凹部4の
内面と対向する面にそれぞれ摩擦抵抗を低減する
微小突起部78,79を膨出形成する。
このように、前記タイマユニツト7は、タイマ
部(調速部)、開閉レバー74および作動板を有
し、操作部65により作動され、タイマ開閉機構
40を開閉制御する機能を有している。
次にこの実施例の作用について説明する。
把手体35を第1図実線で示す状態から鎖線で
示すように時計方向に揺動させると、把手体35
に係合した支軸34が移動し、可動子29に対す
るスプリング33は死点位置を越えて可動子29
は支片部30を中心として反転保持され、可動接
片部32は固定接片31に接触されて閉成され
る。
また、把手体35の回動でその操作部65がセ
ツト、リセツト機構63の第1のカム64の係合
縁66を押動し、第1のカム64をスプリング7
7に抗して回動(第1図反時計方向)し、スプリ
ング77を蓄勢し、また、第1のカム64のカム
縁67にて開閉レバー74を押動し、タイマ開閉
機構40の可動接片39はその弾力に抗して押動
され固定接片38に接触してタイマ開閉機構40
を閉成する。また、この状態で第2のカム68も
第1のカム64に係合してこのカム縁71も開閉
レバー74を押動した状態に保持される。また、
前記第1のカム64の回転時にラチエツト爪車4
9も回動されるが1番ギヤー50は回動されな
い。
この状態で、把手体35を押動操作すると、把
手体35は第1図鎖線状態から実線状態となり、
スプリング33の反転で可動子29が回動し、可
動接片部32は固定接片31から離反し、開放さ
れる。
また、把手体35の回動でその作動部65は第
1のカム64の係合縁66から離反し、第1のカ
ム64はスプリング77にて第1図時計方向に回
動され、この第1のカム64に主軸51を介して
結合したラチエツト爪車49は1番ギヤー50を
回動させ、第2カナ53、2番ギヤー54、第3
カナ55、3番ギヤー56、第4カナ57、4番
ギヤー58、第5カナ59をガンギ歯車60とア
ンクル軸61、天府62によつて順次ほぐし噛合
回転させ、第1のカム64が所定時間回動したと
き、第1のカム64に係合した第2のカム68が
回動され、第1のカム64のカム縁67と第2の
カム68のカム縁71に追従していた開閉レバー
74はカム縁67,71から外れ、開閉レバー7
4はスプリング77によつて回動(第1図時計方
向)され、この開閉レバー74によつて可動接片
39が固定接片38から離れる開離力が附与され
て可動接片39は固定接片38から引外され、タ
イマ開閉機構40は把手体35の操作後所定時間
経過した後に開放される。
また、セツト、リセツト機構63の第1のカム
64は微小突起部78によつてタイマユニツト7
のタイマケース41に接触しても摩擦抵抗が少な
く、円滑に回動され、また、第2のカム68も本
体1の収納凹部4の内面に接触しても微小突起部
79によつて摩擦抵抗が低減され、円滑に回動さ
れる。
なお、前記セツト、リセツト機構63は2個の
カム64,68を用いた構造について説明した
が、一方のカム64のみを用いた構造でも適用で
きる。
また、タイマユニツト7のタイマ部は歯車噛合
によるムーブメント構造に限られるものではな
い。
〔発明の効果〕
本発明によれば、スイツチ本体の収納凹部の内
周面とタイマユニツトの開閉機構を開閉制御する
作動板との少なくともいずれか一方に対向して作
動板に微小突起部を形成したので、スイツチ本体
と収納凹部の内周面との間〓を少なくして作動板
がスイツチ本体或いはタイマユニツトに接触して
も、摩擦抵抗は微小突起部により特性が安定さ
れ、全体を小形にできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すタイマスイツ
チの縦断正面図、第2図は同上一方のケース部材
の平面図、第3図は同上他方ケース部材の縦断側
面図、第4図は同上作動板部の分解斜視図、第5
図aは第4図のa−a線部の断面図、第5図bは
第4図b−b線部の断面図、第6図はタイマユニ
ツトの縦断側面図である。 1……スイツチ本体、4……収納凹部、7……
タイマユニツト、40……開閉機構、63……セ
ツト、リセツト機構、64,68……作動板のカ
ム、65……操作部、78,79……微小突起
部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 収納凹部を形成したスイツチ本体と、このス
    イツチ本体に設けた開閉機構と、 タイマ部、このタイマ部を駆動させる操作部、
    および前記タイマ部をセツト、リセツトするとと
    もに上記開閉機構を開閉制御する作動板を含み、
    この作動板を上記本体の収納凹部の内側面に対向
    して上記本体の収納凹部に配設されたタイマユニ
    ツトと を具備し、 前記タイマユニツトの作動板とスイツチ本体の
    内側面との少なくともいずれか一方に対向して上
    記作動板に微小突起部を形成したことを特徴とす
    るタイマスイツチ。
JP10138383A 1983-06-07 1983-06-07 タイマスイツチ Granted JPS59226437A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10138383A JPS59226437A (ja) 1983-06-07 1983-06-07 タイマスイツチ

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JP10138383A JPS59226437A (ja) 1983-06-07 1983-06-07 タイマスイツチ

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JPS59226437A JPS59226437A (ja) 1984-12-19
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JPS62223926A (ja) * 1986-03-25 1987-10-01 松下電工株式会社 遅延スイツチ用接点開閉装置
JPH05128951A (ja) * 1991-11-02 1993-05-25 Tadahisa Takai タイム・スイツチの使用回路及びその使用方法
JP2540786B2 (ja) * 1994-07-11 1996-10-09 東芝ライテック株式会社 遅動スイッチ
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JP2670034B2 (ja) * 1996-01-16 1997-10-29 松下電工株式会社 タイマスイッチ

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