JPH0343729B2 - - Google Patents

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JPH0343729B2
JPH0343729B2 JP10138283A JP10138283A JPH0343729B2 JP H0343729 B2 JPH0343729 B2 JP H0343729B2 JP 10138283 A JP10138283 A JP 10138283A JP 10138283 A JP10138283 A JP 10138283A JP H0343729 B2 JPH0343729 B2 JP H0343729B2
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Japan
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timer
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cam
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JP10138283A
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JPS59226436A (ja
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Keiichi Miura
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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Publication of JPS59226436A publication Critical patent/JPS59226436A/ja
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Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はタイマスイツチに係り、タイマ開閉接
点の開閉動作の作動力を強める構成に関する。
(従来の技術) 従来この種のタイマスイツチは、例えば実公昭
41−5455号公報に記載されているように、固定接
点とこの固定接片に接離する可動接片とで構成
し、オフ時に可動接片の押圧を解いて可動接片の
弾力により可動接片が固定接片から開離する構造
が採られている。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の可動接片を固定接片から弾性により開離
するようにした構成では、開離力が可動接片の弾
性力のみによるため、遮断力が弱く、開離特性が
不安定となる問題を有している。このため、可動
接片をスプリングにて付勢されカム縁に追従され
る開閉レバーにて作動させることが考えられる
が、このような構造では、タイマ部を作動させる
スプリングの他にスプリングを必要とし、部品数
が多く、小形化の支障となる問題を有している。
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、ス
プリングによつて付勢された開閉レバーにて確実
にタイマ開閉機構の可動接片を固定接片から開離
させるようにして、可動接片の開放動作時の作動
力を高めたタイマスイツチを提供するものであ
る。
〔発明の構成〕
(問題を解決するための手段) 本発明のタイマスイツチは、固定接点およびこ
の固定接点に接離する可動接片を含むタイマ開閉
機構と、タイマ部、このタイマ部を駆動させる操
作部、このタイマ部をセツト、リセツトするセツ
ト、リセツト部、このセツト、リセツト部に連設
され上記タイマ開閉機構を開閉制御する開閉レバ
ーおよびこの開閉レバーを上記タイマ開閉機構の
可動接片が固定接点から開離する方向に付勢する
スプリングを含んでなるタイマユニツトと具備し
たものである。
(作用) 本発明のタイマスイツチは、開閉動作時にスプ
リングにて付勢された開閉レバーにて強制的に可
動接片の開離動作が行われる。
(実施例) 次に本発明の一実施例の構成を図面について説
明する。
第1図および第2図において、1はケースで、
二つ割のケース部材2,3を結合して構成されて
いる。この一方のケース部材2は中央部にタイマ
ユニツト収納凹部4が形成され、この収納凹部4
の両端側に端子ユニツト収納凹部5,6がそれぞ
れ形成されている。この各収納凹部4,5,6は
上面のケース開口縁から連通されタイマユニツト
7、端子ユニツト8,9を開口縁から落し込み収
納されるようになつている。そして、中央のタイ
マユニツト収納凹部4は両端側の端子ユニツト収
納凹部5,6より深く形成され、この収納凹部4
に収納された前記タイマユニツト7は位置決め保
持されるようになつている。さらに、第2図に示
すように、この中央の収納凹部4は両端側の収納
凹部5,6との境界を段部10,10とし、両端
壁部にはこの一対の段部10を挟んでケース開口
縁から中央の収納凹部4に連続し中央の収納凹部
4が両端の収納凹部5,6より両側壁部を拡幅す
る凹溝部11,11が形成されている。
次に、第1図に示すように、前記他方のケース
部材3は前記一方のケース部材2の上面に取付金
具(図示せず)にて結合される。この他方のケー
ス部材3の中央部には上面に開口した把手体嵌合
部13が形成され、また、両端側下面には一方の
ケース部材2の上面開口縁から嵌合され端子ユニ
ツト8,9をそれぞれ押圧保持する突部14が形
成されている。さらに、第4図に示すように、こ
の他方のケース部材3の嵌合部13の両側には下
縁に開口した軸支凹溝15が形成されている。
次に前記一方の端子ユニツト8は、第2図に示
すように、平面略ロ字状に形成された端子板16
と、この端子板16の両側板部17,17の内側
に沿つて嵌合された一対の鎖錠片18とにて構成
され、この鎖錠片18の鎖錠部19は端子板16
の電線接続部20,20にそれぞれ対向されてい
る。
また、前記他方の端子ユニツト9は、第2図に
示すように、一対の平面略コ字状に形成された端
子板21,22と、この各端子板21,22の各
側板部23に沿つてそれぞれ嵌合された鎖錠片2
4とにて構成され、この各鎖錠片24の鎖錠部2
5は端子板21,22の電線接続部26にそれぞ
れ対向される。
この各端子板16,21,22は、第1図およ
び第2図に示すように、一方のケース部材2の両
端側の収納凹部5,6にそれぞれ落し込み収納さ
れるようになつており、この他方の端子板21,
22は互いに向き合つて嵌合収納されている。そ
して、この各端子板16,21,22の上縁は他
方のケース部材3の突部14が押圧して保持され
る。
また、第2図および第3図に示すように、一方
の端子板16の上縁から前記中央の収納凹部4の
上方に位置して水平状に延在される反転機構支枠
27が一体に形成されている。この支枠27の両
側辺部には略V字状に折曲した凹状の枢支部28
が形成され、この枢支部28に支枠27に嵌合し
た可動子29の両側に形成した支片部30が揺動
自在に支持されている。この可動子29の下端に
は、前記他方の第1の端子板21の上縁に中央の
収納凹部4の上方に延出された固定接片31に接
離される可動接片部32が形成されている。そし
て、この可動子29の上部に固定したコイルスプ
リング33の他端には前記支枠27の枢支部28
の下方において支軸34が係止されている。
また、この支軸34の両端は、第3図に示すよ
うに、把手体35の両側に形成した支持凹部36
に係止され、この把手体35の両側に突出した軸
部37が前記他方のケース部材3の嵌合部13の
両側に形成した軸支凹溝15に揺動自在に軸支さ
れる。
また、前記他方の第2の端子板22の下部には
第1図に示すように、前記中央の収納凹部4の一
側底部上に配置される固定接片38が延出されて
いる。そして、前記一方の端子板16の一側には
前記固定接片38の上部に接離される弾性片にて
成形した可動接片39が熔着接続されており、こ
の固定接片38と可動接片39とにてタイマ開閉
機構40が構成されている。
次に、前記タイマユニツト7は、第4図に示す
ように、タイマケース41内にタイマ部(調速
部)が組込まれて構成されている。このタイマケ
ース41は両側面を開口した箱状に形成され、こ
のタイマケース41の中央部には左右に仕切る支
持板部42が一体的に形成され、両面は蓋板4
3,44にて密閉されるようになつている。ま
た、このタイマケース41の一側下部には前記タ
イマ開閉機構40を配設する凹段部45が形成さ
れている。そして、このタイマケース41は前記
一方のケース部材2の中央の収納凹部4に一対の
段部10,10にて形成した凹溝部11を案内と
して上面の開口縁から落し込み収納され落し込み
方向と交叉する面で移動が規制される。
また、前記タイマユニツト7のタイマケース4
1の上面には前記支枠27から切起した突出片4
6が押圧当接してタイマケース41の落し込み方
向への移動が阻止される。
次に前記タイマユニツト7のタイマ部は1番真
48に回転自在に設けたラチエツト爪車49とこ
のラチエツト爪車49の一方方向の回転のみ結合
して回転される1番ギヤー50を有し、このラチ
エツト爪車49の主軸51は一方の蓋板43の外
方に突出され、この1番ギヤー50は板ばね52
にてラチエツト爪車49に係合方向に附勢されて
いる。
次に前記1番ギヤー50から順次噛合する第2
カナ53、2番ギヤー54、第3カナ55、3番
ギヤー56、第4カナ57、4番ギヤー58、第
5カナ59およびガンギ歯車60は交互に2本平
行な軸上に回転可能に取付けられ、このガンギ歯
車60に係合するアンクル軸61に天府62が取
付けられている。
また、第1図および第5図に示すように、前記
タイマユニツト7はセツト、リセツト部63を有
し、前記タイマケース41の一方の蓋板43の外
面側に位置してセツト、リセツト部63の第1の
カム64が前記主軸51に取付けられている。こ
の第1のカム64には前記把手体35の一側に突
設した操作部65に係合される係合縁66とカム
縁67およびセツト、リセツト部63の第2のカ
ム68に係合する係合凹縁69とを有し、かつ、
ばね係止突片70が突出されている。また、前記
主軸51に回転自在に軸支した第2のカム68に
は前記第1のカム64の係合凹縁69に係合され
る連動突片72が形成されている。また、第2の
カム68には作動カム縁71が形成され、この作
動カム縁71に係合して追従される開閉レバー7
4の基端がタイマケース41の一方の蓋板43の
外面に突出した軸部75に枢着され、この開閉レ
バー74には前記タイマ開閉機構40の可動接片
39を固定接片38から離反する方向に押動する
係合部76が形成されている。
また、前記タイマユニツト7はコイル状のタイ
マスプリング77を有し、このスプリング77の
両端は前記開閉レバー74と第1のカム64のば
ね係止突片70とに係止されている。
このように、前記タイマユニツト7は、前記タ
イマ部、セツト、リセツト部63、タイマ開閉機
構40を開閉制御する開閉レバー74およびスプ
リング77を有し、操作部65にて作動され、タ
イマ開閉機構40を開閉制御する機能を有してい
る。
なお、前記第1のカム64、第2のカム68と
の摩擦を少なくするために、開閉レバー74はプ
ラスチツクにて成形する。
次にこの実施例の作用について説明する。
把手部35を第1図実線で示す状態から鎖線で
示すように時計方向に揺動させると、把手体35
に係合した支軸34が移動し、可動子29に対す
るスプリング33は死点位置を越えて可動子29
は支片部30を中心として反転保持され、可動接
片部32は固定接片31に接触されて閉成され
る。
また、把手体35の回動でその操作部65がセ
ツト、リセツト部63の第1のカム64の係合縁
66を押動し、第1のカム64をスプリング77
に抗して回動(第1図反時計方向)し、スプリン
グ77を蓄勢し、また、第1のカム64のカム縁
67にて開閉レバー74を押動し、タイマ開閉機
構40の可動接片39はその弾力に抗して押動さ
れ、固定接片38に接触して閉成する。また、こ
の状態で第2のカム68も第1のカム64に係合
してこのカム縁71も開閉レバー74を押動した
状態に保持される。また、前記第1のカム64の
回動時にラチエツト爪車49も回動されるが1番
ギヤー50は回動されない。
この状態で、把手体35を押動操作すると、把
手体35は第1図鎖線状態から実線状態となり、
スプリング33の反転で可動子29が回動し、可
動接片部32は固定接片31から離反し、開放さ
れる。
また、把手部35の回動でその作動部65は第
1のカム64の係合縁66から離反し、第1のカ
ム64はスプリング77にて第1図時計方向に回
動され、この第1のカム64に主軸51を介して
結合したラチエツト爪車49は1番ギヤー50を
回動させ、第2カナ53、2番ギヤー54、第3
カナ55、3番ギヤー56、第4カナ57、4番
ギヤー58、第5カナ59をガンギ歯車60とア
ンクル軸61、天府62によつて順次ほぐし噛合
回転させ、第1のカム64が所定時間回動したと
き、第1のカム64に係合した第2のカム68が
回動され、第1のカム64のカム縁67と第2の
カム68のカム縁71に追従していた開閉レバー
74はカム縁67,71から外れ、開閉レバー7
4はスプリング77によつて回動(第1図時計方
向)され、この開閉レバー74によつて可動接片
39が固定接片38から離れる開離力が附与され
て可動接片39は固定接片38から引外され、タ
イマ開閉機構40は把手体35の操作後所定時間
経過したとき開放される。
なお、前記実施例では、タイマ部を作動させる
スプリング77にて付勢された開閉レバー74に
て可動接片39を固定接片38から引外すように
した構成について説明したが、可動接片39を固
定接片38にスプリング77にて付勢された開閉
レバー74で押圧接触させるようにしてもよい。
なお、前記実施例では、タイマ部は歯車噛合に
よるほぐし時計仕掛け機構について説明したが、
この構成に限られるものではなく、ゼンマイばね
機構によるタイマ部、モータ駆動のタイマ部など
を用いることもできる。
さらに、前記実施例では、セツト、リセツト機
構は第1のカム64、第2のカム68を用いた
が、2個のカムに限られるものではなく、1個の
カムでもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、タイマユニツトはタイマ部、
このタイマ部を駆動させる操作部、このタイマ部
をセツト、リセツトするセツト、リセツト部、こ
のセツト、リセツト部に連設され上記タイマ開閉
機構を開閉制御する開閉レバーおよびこの開閉レ
バーを上記タイマ開閉機構の可動接片が固定接点
から開離する方向に付勢するスプリングを含んで
いるので、タイマ開閉機構の開閉動作時の開離力
が高められ、タイマ開閉機構のオフ動作が確実と
なり、タイマ開離特性が安定されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すタイマスイツ
チの縦断正面図、第2図は同上一方のケース部材
の平面図、第3図は同上他方ケース部材の縦断側
面図、第4図はタイマユニツトの縦断側面図、第
5図は同上セツト、リセツト部の分解斜視図であ
る。 7……タイマユニツト、38……固定接片、3
9……可動接片、40……タイマ開閉機構、63
……セツト、リセツト部、65……操作部、74
……開閉レバー、77……スプリング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 固定接点およびこの固定接点に接離する可動
    接片を含むタイマ開閉機構と、 タイマ部、このタイマ部を駆動させる操作部、
    このタイマ部をセツト、リセツトするセツト、リ
    セツト部、このセツト、リセツト部に連設され上
    記タイマ開閉機構を開閉制御する開閉レバーおよ
    びこの開閉レバーを上記タイマ開閉機構の可動接
    片が固定接点から開離する方向に付勢するスプリ
    ングを含んでなるタイマユニツトと 具備したことを特徴とするタイマスイツチ。
JP10138283A 1983-06-07 1983-06-07 タイマスイツチ Granted JPS59226436A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10138283A JPS59226436A (ja) 1983-06-07 1983-06-07 タイマスイツチ

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JP10138283A JPS59226436A (ja) 1983-06-07 1983-06-07 タイマスイツチ

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Publication Number Publication Date
JPS59226436A JPS59226436A (ja) 1984-12-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2540786B2 (ja) * 1994-07-11 1996-10-09 東芝ライテック株式会社 遅動スイッチ
JP2576411B2 (ja) * 1994-07-11 1997-01-29 東芝ライテック株式会社 遅動スイッチ

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