JPS633073Y2 - - Google Patents

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JPS633073Y2
JPS633073Y2 JP15674281U JP15674281U JPS633073Y2 JP S633073 Y2 JPS633073 Y2 JP S633073Y2 JP 15674281 U JP15674281 U JP 15674281U JP 15674281 U JP15674281 U JP 15674281U JP S633073 Y2 JPS633073 Y2 JP S633073Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はモータ式タイムスイツチに関する。
従来この種のタイムスイツチは、外部操作によ
り任意に限時設定することのできる限時設定機構
と、真円形の外周の一部に凹部が形成され上記限
時設定機構の限時設定位置に対応する角度だけ回
動する回転カムと、この回転カムの同軸上に装着
されてモータからの回転出力を減速歯車機構によ
り減速した回転出力を受ける出力ギアとを有して
おり、この出力ギアの回転出力を一方向クラツチ
を介して上記回転カムに伝達し、この回転カムに
連動するスイツチレバーによつて接点の開閉を行
なつていた。
そして、上記限時設定機構が初期位置に復帰し
上記回転カムの凹部に上記スイツチレバーの凸部
が嵌入した時に上記接点が復帰するように構成さ
れている。
しかし、上記のような回転カムにあつては、上
記回転カムが微速回動し、またタイムスイツチの
小型化のため、小径の回転カムを使用しているの
で、上記接点復帰時に上記回転カムの凹部へ上記
スイツチレバーの凸部を急駿に嵌入させることが
できず、上記接点が徐々に復帰することになりア
ークによつて焼けてしまい、接点の寿命を縮める
こととなつていた。また、組立時に上記限時設定
機構の初期位置でちようど上記回転カムの凹部と
上記スイツチレバー凸部が嵌合した状態に調整す
る作業が必要であり手間がかかる上に部品点数が
多く作業コストが高くなる等の問題を有してい
る。
また、モータの電源周波数が地域によつて異な
る場合、その周波数に合せて減速歯車機構の減速
比を決定しなければならないので、その地域の周
波数に合つた減速比を有するタイムスイツチを二
種類用意しなければならないなどの不具合があつ
た。
この考案は上記の問題点に鑑みなされたもの
で、接点復帰を急駿に行ない、組立時の初期位置
調整を不要にするとともに、モータの電源周波数
が地域によつて異なる場合にも所定の回転出力が
得られるようにした周波数切替機構を有したタイ
ムスイツチを提供することを目的とする。
以下この考案の一実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
第1図はこの実施例のタイムスイツチの分解斜
視図であり、このタイムスイツチはベースフレー
ム1に装着された同期モータ3と、アイドルギア
4と、減速歯車機構5と、周波数切替機構6と、
ピニオンギア7とスプリング8からなる一方向ク
ラツチ機構9と、スライダー10と、速動板11
と、スイツチレバー12,13と、モータ接点1
4と、限時接点15等から概略構成され、上記ベ
ースフレーム1の上から蓋2が被せられ、この蓋
2に延設された嵌合爪2aをベースフレーム1の
嵌合孔1aに嵌合することで固定されている。
上記モータ3はベースフレーム1の一端に形成
されたモータ取付部1bにベースフレーム1の裏
から装着され、係止爪1cによつてベースフレー
ム1に固定されている。
上記アイドルギア4は第2図,第3図に示すよ
うにモータ3の回転軸に取付けられた出力ギア3
aに噛合して、モータ3の回転出力をそのまま減
速歯車機構5の第1減速ギア5aへ伝達するもの
であり、アイドルギア4の軸はモータ取付部1b
の上面に一体に形成されている。
上記減速歯車機構5は第3図に示すように上記
ベースフレーム1上に上記モータ3と並設された
5aから5h間での8枚の減速ギアからなり、モ
ータ3からの回転出力を所定の回転速度に減速し
て、この減速した回転出力をピニオンギア7の下
方の入力ギア7′に伝達するものである。
上記周波数切替機構6は、第4図に示すように
上記ベースフレーム1に円盤状に突設された回転
座30の中央から立設された上記周波数切替機構
5中の特定の中間ギア軸31に貫通される軸穴6
aが中央に形成された円盤部6bと、この円盤部
の外周にその放射方向に延設された二つのギア載
置部6c,6dと、この各ギア載置部6c,6d
上に立設された切替ギア軸6e,6fと、両ギア
載置部6c,6d間を上記円盤部6eと同心円弧
状に結ぶように架設され、その中間部分に2個所
の凹部6g,6hが形成された薄肉ばね部6i
と、上記ギア載置部6dの端部から上記円盤部6
bと直交する方向に立設された操作レバー部6j
とが全て合成樹脂材により一体成形された切替可
動台6kを有している。
上記操作レバー部6jは、断面が上記円盤部6
bと同心円弧状であつて、上端には同様の円弧状
の鍔部6nが形成されており、これに対応して上
記ベースフレーム1の周壁には、上記操作レバー
部6jと同円弧状の凹面33が形成されている。
そして、上記操作レバー部6jの上端背面には
棒状の摘み6pが突設されており、この摘み6p
を指等で外部操作することによつて上記切替可動
台6kを回動させることができる。
上記摘み6pは、上記ベースフレーム1の周壁
に形成された切欠35,36に択一的に当接し
て、上記切替操作時に上記切欠35,36の中央
に形成された段部34を上記摘み6pの下端が乗
越えて移動することによりクリツク的に切替操作
を行なうことができる。
そして、上記切替可動台6kが上記中間ギア軸
31に回動可能に装着され、上記切替ギア軸6
e,6fに各々減速比の異なる二つの切替ギア6
l,6mが枢着され、これらの上に上記減速歯車
機構5の中間ギア5eが上記中間ギア軸31に枢
着され(第3図に示す)上記二つの切替ギア6
l,6mが上記中間ギア5eに常時噛合した状態
となる。
上記薄肉ばね部6iの凹部9g,6hは上記ベ
ースフレーム1上に突設された位置決め突起32
に択一的に弾性嵌合されることにより、上記切替
可動台6kの自由回動を規制し、上記操作レバー
部6jの外部切替操作によつて、上記切替可動台
6kを回動させた際に2個所の規制位置を作り出
している。
そして、この切替操作時に切替可動台6kが回
動するに従つて、上記薄肉ばね部6iの外周が上
記位置決め突起32に押圧されて弾性変形し、上
記凹部6g,6hが弾撥的に弾性嵌合することに
よりクリツク動作をともなつて上記切替可動台6
kを2位置に位置決めできる。
上記のように切替操作が行なわれることによつ
て、上記切替ギア6l,6mが択一的に上記減速
歯車機構5の中間ギア5fに噛合して所定の減速
比で回転出力を伝達させ、上記減速歯車機構5の
減速比が2段階に切替えられることとなる。
また、上記回転座30と上記円盤部6bは第3
図に示すように両者共に断面コ字状に形成されて
おり、上記円盤部6bが上記回転座30に被さる
ようにして回動可能に装着されていることによつ
て、安定な切替操作ができることとなる。
更に、上記回転座30上面には、第4図に示す
ように、この回転座30と同心円状の二つの扇形
孔37が形成されており、第5図のようにこの扇
形孔37から上記円盤部6b下面に突設された2
対の突起6sがベースフレーム裏面側へ突出して
いる。
そして、上記突起6sをベースフレーム裏面側
からドライバーの先等で引つ掛け回動させること
によつても上記操作レバー部を操作した時と同様
にして切替操作ができる。
なお、上記突起6sを同形状に凹ませた溝とし
ても同様な効果が得られる。
上記一方向クラツチ機構9は、ピニオンギア7
とスプリング8を中心として構成され、ピニオン
ギア7は第3図に示すように可撓性のピニオン軸
7aの上端に一体に取付けられており、同じく下
端に取付けられた入力ギア7′に減速歯車機構5
から減速された回転出力が伝達されて上記ピニオ
ンギア7に回転出力が伝達される。
そして、上記ピニオン軸7aの上端は蓋2に形
成された三角孔2bの中で移動可能に支持されて
おり、更にスプリング8により押圧されている。
この押圧力によつて上記ピニオンギア7は、スラ
イダー10の側面にスライド方向に沿つて形成さ
れたラツク10aに噛合されてモータ3からの回
転出力によつてスライダー10を初期位置に復帰
させる。また、スライダー10を外部操作でスラ
イドさせる際には、ピニオン軸7aが撓んで上記
ピニオンギア7と上記ラツク10aの噛合が外れ
て自由にスライダー10をスライドできる。
上記スライダー10は、第1図に示すようにそ
の形状が略直方体であり、その上面中央にはレバ
ー10bが垂直に突設され、また一側面にはスラ
イド方向に沿つてラツク10aが形成されてい
る。
上記スライダー10は、ケース1の一側に並列
して一体に形成された長方形の箱状のスライドケ
ース1d内にスライド可能に収容され、上記レバ
ー10bは蓋2に形成されたスリツト2cから突
出して外部操作によりスライダー10をスライド
できるようになつている。
そして、スライダー10の一端は、テーパ状に
切欠れてテーパ部10cが形成されており、限時
設定時にこのテーパ部10cによりスイツチレバ
ー12,13の爪部12a,13aをスムーズに
スライダー10の側面に案内して当接させること
ができる。
また、上記スライダー10の下面には細線状に
突出した突起10dが形成されるとともに、上記
スライドケース1dの底面には上記突起10dが
摺動可能に嵌合する直線状のガイド溝1e(第2
図に示す)が形成されており、これらによつてス
ライダー10をスライドケース1d内で滑かにス
ライドさせることが可能となつている。
上記速動板11は、第1図に示すように上記ス
ライダー10の下面の突起10dにスライド方向
に遊びを有して遊嵌合する嵌合孔11aが形成さ
れた略長方形のプレートであり、上記スライダー
10と上記スライドケース1dとの間に装着さ
れ、上記スライダー10に対してはそのスライド
方向に一定距離だけ自由に相対移動ができ、かつ
上記スライダー10にともなつて上記スライドケ
ース1a内をスライドするものである。
そして、スライダー10を外部操作によつてス
ライドさせて限時設定する際には上記速動板11
は同図中右方に位置してその先端部11bは、上
記スライダー10のテーパ部10cよりも下がつ
た位置にあり、スライダー10の復帰動作時には
同図中左方に位置してその先端部11bは上記テ
ーパ部10cの先端と並ぶようにしてスライダー
10とともに移動し、スライダー10が初期位置
へ復帰する時点で、この速動板11の側面に当接
していたスイツチレバー13の爪部13aに押圧
されることによつて瞬間的に図中右方へ移動する
ことでスイツチレバー12,13を瞬間的に初期
位置へ復帰させる。
上記スイツチレバー12,13は第1図に示す
ようにそれらの一端をベースフレーム1に一体形
成された軸1fに回動可能に支持されており、こ
れらの自由端側には爪部12a,13aおよび接
点操作部12b,13bが形成されており、上記
接点操作部12b,13bはそれぞれ接点片1
7,19に当接して接点の開閉を行なつている。
上記モータ接点14および限時接点15は、並
列配置されてそれらの一端がベースフレーム1に
固定されており、モータ接点14を構成する接点
片16,17は常開接点、限時接点15を構成す
る接点片18,19,20のうち接点片18,1
9は常開接点、接点片19,20は常閉接点であ
る。
そして、上記爪部12a,13aは、上記接点
操作部12b,13bが上記接点片17,19の
バネ圧によつて押圧されることによりスライドケ
ース1d内に突出しており、上記スライダー10
が初期位置にある場合には、爪部12a,13a
が上記テーパ部10cによつて形成される空隙に
あつて上記モータ接点14を開きタイムスイツチ
を停止状態とし、限時設定時には上記爪部12
a,13aがスライダー10および速動板11の
側面に当接してスイツチレバー12,13が回動
しモータ接点14を閉じてタイムスイツチを作動
させる。また、スライダー10の初期位置復帰時
には、後述するように上記速動板11によつて爪
部12a,13aが急駿に上記空隙へ落込むこと
により限時接点15およびモータ接点14を瞬発
的に反転させることとなる。
以上説明したように、この考案のタイムスイツ
チにあつては、周波数切替機構を有しているので
モータの電源周波数が地域によつて異なる場合で
も、同じ減速比を有した減速歯車機構で所定の回
転出力が得られタイムスイツチを二種類用意する
必要がない。また、限時設定機構をスライド式に
し、これを構成するスライダーによつてスイツチ
レバーを回動させるとともに、この部分に速動板
を設置してスライダーが初期位置復帰時に瞬間的
に接点を復帰させるように構成したことにより、
接点の反転時に接点間にアークを生じて接点を焼
いてしまうことがなく、これによつて接点の寿命
が長くなる。など種々の効果を有するので、品質
が向上するとともに使い勝手のよいタイムスイツ
チを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るタイムスイツチの一実
施例を示す分解斜視図、第2図はその蓋を外した
ときの平面図、第3図は第2図のA−A線および
B−B線断面図、第4図はこのタイムスイツチの
周波数切替機構を示す分解斜視図、第5図はその
裏面から見た部分拡大図である。 1……ベースフレーム、1d……スライドケー
ス、3……同期モータ、5……減速歯車機構、7
……ピニオンギア、9……一方向クラツチ機構、
10……スライダー、10a……ラツク、11…
…速動板、12,13……スイツチレバー、14
……モータ接点、15……限時接点、6……周波
数切替機構、6a……軸穴、6b……円盤部、6
c,6d……ギア載置部、6e,6f……切替ギ
ア軸、6i……薄肉ばね部、6g,6h……凹
部、6j……操作レバー部、6k……切替可動
台、6l,6m……切替ギア、31……中間ギア
軸、32……位置決め突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スライド方向に沿つてラツクが形成されたスラ
    イダーと、モータと、該モータの回転出力を減速
    する減速歯車機構と、上記スライダーのラツクと
    噛合するピニオンギアを有し、上記減速歯車機構
    の回転出力で該ピニオンギアを駆動して上記スラ
    イダーを初期位置に向けて復帰スライドさせる一
    方向クラツチ機構と、上記スライダーに伴つてス
    ライドする速動板と、上記スライダーが上記初期
    位置から適宜にスライドした位置にある状態にて
    上記スライダーおよび速動板の側面に当接してこ
    れに押圧されて作動状態となるスイツチレバー
    と、このスイツチレバーに連動する接点とを備
    え、上記スライダーが上記速動板を伴つて上記初
    期位置に戻されたとき、上記スイツチレバーがそ
    の当接力でもつて上記速動板を上記スライダーに
    対して相対移動させ、これにより上記スイツチレ
    バーおよび上記接点が瞬間的に反転動作して復帰
    するように構成するとともに、減速比の異なる二
    つのギアを上記モータの電源周波数に応じて切替
    えて、上記減速歯車機構中に噛合することで所定
    の回転出力を得られるようにした周波数切替機構
    とを備えたことを特徴とするタイムスイツチ。
JP15674281U 1981-10-21 1981-10-21 タイムスイツチ Granted JPS5862534U (ja)

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JPS5862534U JPS5862534U (ja) 1983-04-27
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JP15674281U Granted JPS5862534U (ja) 1981-10-21 1981-10-21 タイムスイツチ

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JPS5862534U (ja) 1983-04-27

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