JPH0328601Y2 - - Google Patents
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- JPH0328601Y2 JPH0328601Y2 JP11009085U JP11009085U JPH0328601Y2 JP H0328601 Y2 JPH0328601 Y2 JP H0328601Y2 JP 11009085 U JP11009085 U JP 11009085U JP 11009085 U JP11009085 U JP 11009085U JP H0328601 Y2 JPH0328601 Y2 JP H0328601Y2
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- shaft
- gear
- operating shaft
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 33
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 7
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Transmission Devices (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、特に自動車ラジオ受信機に有効な押
釦式同調器における位置決め装置に関する。
釦式同調器における位置決め装置に関する。
従来の技術
従来、常時手前方向に弾圧手勢されかつ前後方
向に摺動自在で回転方向で共動する主動歯車を有
した操作軸と、ネジ軸に螺合して前後方向に移動
する位置決め駒及び前記主動歯車と噛合する従動
歯車を有した左右一対の軸杆とを器枠に対し、平
行にかつ回転及び前後動並びに自動復帰可能に装
備し、さらに操作軸の1往復動作毎に切換つて前
記一対の軸杆を交互に操作軸と前動方向で共動さ
せる連動機構と、操作軸と共に前動する一方の軸
杆の前動状態を主動歯車と従動歯車との噛合を許
容する位置で保持し、この保持状態が他方の軸杆
の前動時に解除されるロツク機構と、前記軸杆が
前動状態に保持された状態で従動歯車との噛合を
許容する位置に主動歯車をその付勢力に抗して規
制する規制部とを備えて成る押釦式同調器におけ
る位置決め装置は例えば特開昭60−58712号公報
において公知である。
向に摺動自在で回転方向で共動する主動歯車を有
した操作軸と、ネジ軸に螺合して前後方向に移動
する位置決め駒及び前記主動歯車と噛合する従動
歯車を有した左右一対の軸杆とを器枠に対し、平
行にかつ回転及び前後動並びに自動復帰可能に装
備し、さらに操作軸の1往復動作毎に切換つて前
記一対の軸杆を交互に操作軸と前動方向で共動さ
せる連動機構と、操作軸と共に前動する一方の軸
杆の前動状態を主動歯車と従動歯車との噛合を許
容する位置で保持し、この保持状態が他方の軸杆
の前動時に解除されるロツク機構と、前記軸杆が
前動状態に保持された状態で従動歯車との噛合を
許容する位置に主動歯車をその付勢力に抗して規
制する規制部とを備えて成る押釦式同調器におけ
る位置決め装置は例えば特開昭60−58712号公報
において公知である。
この機構は第3乃至第4図に示すように、スプ
リング10によつて常時手前方向に押圧付勢され
かつ前後方向に摺動自在で回転方向で共動する主
動歯車11を有した操作軸12と、ネジ部13,
13′と螺合して前後方向に移動する位置決め駒
14,14′及び前記主動歯車11と噛合する従
動歯車15,15′を夫々有した左右一対の軸杆
16,16′とを器枠17に平行にかつ回転及び
前後動並びに自動復帰可能に装備し、さらに前記
操作軸12の1往復動作毎に切換つて前記一対の
軸杆を操作軸と交互に前動方向で共動させる連動
機構18と、この連動機構18によつて操作軸1
2と共に前動する一方の軸杆例えば16′の前動
状態を主動歯車11と従動歯車15′との噛合を
許容する状態で保持し、この保持状態が他方の軸
杆16の前動によつて解除されるロツク機構19
と、前動状態に保持された軸杆16′の従動歯車
15と噛合可能な位置に主動歯車11を規制する
規制部20とを備えたものであり、その作用は以
下の通りである。
リング10によつて常時手前方向に押圧付勢され
かつ前後方向に摺動自在で回転方向で共動する主
動歯車11を有した操作軸12と、ネジ部13,
13′と螺合して前後方向に移動する位置決め駒
14,14′及び前記主動歯車11と噛合する従
動歯車15,15′を夫々有した左右一対の軸杆
16,16′とを器枠17に平行にかつ回転及び
前後動並びに自動復帰可能に装備し、さらに前記
操作軸12の1往復動作毎に切換つて前記一対の
軸杆を操作軸と交互に前動方向で共動させる連動
機構18と、この連動機構18によつて操作軸1
2と共に前動する一方の軸杆例えば16′の前動
状態を主動歯車11と従動歯車15′との噛合を
許容する状態で保持し、この保持状態が他方の軸
杆16の前動によつて解除されるロツク機構19
と、前動状態に保持された軸杆16′の従動歯車
15と噛合可能な位置に主動歯車11を規制する
規制部20とを備えたものであり、その作用は以
下の通りである。
即ち第3図は、操作軸12を左右一対の軸杆1
6,16′とを一組とする4個の押釦部材,,
,を器枠17に装備し、かつ理解し易いよう
に、押釦部材は、操作軸12と左右一対の軸杆
16,16′が共に手前方向に弾圧付勢されて不
作動状態におかれた場合を、押釦部材は、その
不作動状態から操作軸12を押圧操作して一方の
軸杆16′を前動したときの作動状態を、押釦部
材は、その作動状態から操作軸12が復帰した
状態を、押釦部材は、操作軸のみを夫々示して
いる。
6,16′とを一組とする4個の押釦部材,,
,を器枠17に装備し、かつ理解し易いよう
に、押釦部材は、操作軸12と左右一対の軸杆
16,16′が共に手前方向に弾圧付勢されて不
作動状態におかれた場合を、押釦部材は、その
不作動状態から操作軸12を押圧操作して一方の
軸杆16′を前動したときの作動状態を、押釦部
材は、その作動状態から操作軸12が復帰した
状態を、押釦部材は、操作軸のみを夫々示して
いる。
しかして、今操作軸12と左右一対の軸杆1
6,16′が共に手前方向に弾圧付勢されている
押釦部材の押釦21をその復帰スプリング22
に抗して押圧すると、連動機構18を構成する切
換片23が図において右向きに傾動しているの
で、切換片23が右位置の軸杆16′に設けた突
起24′と係合して右位置の軸杆16′は操作軸1
2と共動して押釦部材で示すように前動すると
共に、主動歯車11と従動歯車15′とが噛合し、
かつ右位置の軸杆16′は、ロツク機構19によ
りその前動状態が保持される。このときロツク機
構19の作動により、すでに前動状態が保持され
ている任意の軸杆はロツク機構19より外れて自
動復帰する。
6,16′が共に手前方向に弾圧付勢されている
押釦部材の押釦21をその復帰スプリング22
に抗して押圧すると、連動機構18を構成する切
換片23が図において右向きに傾動しているの
で、切換片23が右位置の軸杆16′に設けた突
起24′と係合して右位置の軸杆16′は操作軸1
2と共動して押釦部材で示すように前動すると
共に、主動歯車11と従動歯車15′とが噛合し、
かつ右位置の軸杆16′は、ロツク機構19によ
りその前動状態が保持される。このときロツク機
構19の作動により、すでに前動状態が保持され
ている任意の軸杆はロツク機構19より外れて自
動復帰する。
次いで、この状態から押釦21の押圧を解く
と、操作軸12がスプリング22により後退し、
その過程で、切換片23の背部が右位置の軸杆1
6′に設けた突起25′に当接して切換片23は反
時計方向に回動して左向きに傾き、操作軸12が
不作動位置に復帰したとき、押釦部材で示す状
態となる。
と、操作軸12がスプリング22により後退し、
その過程で、切換片23の背部が右位置の軸杆1
6′に設けた突起25′に当接して切換片23は反
時計方向に回動して左向きに傾き、操作軸12が
不作動位置に復帰したとき、押釦部材で示す状
態となる。
そしてこの状態において、押釦部材の押釦2
1を押圧すると、今度は切換片23が左向きに傾
斜しているため、該切換片23は左位置の軸杆1
6に設けた突起24と係合して左位置の軸杆16
が操作軸12と共に前進することになる。
1を押圧すると、今度は切換片23が左向きに傾
斜しているため、該切換片23は左位置の軸杆1
6に設けた突起24と係合して左位置の軸杆16
が操作軸12と共に前進することになる。
そして押釦部材において、押釦12を回転す
ると、主動歯車11と従動歯車15′との噛合を
介して、軸杆16′が回転し、これにより、該軸
杆16′に設けた位置決め駒14′の前後方向の位
置が設定される。
ると、主動歯車11と従動歯車15′との噛合を
介して、軸杆16′が回転し、これにより、該軸
杆16′に設けた位置決め駒14′の前後方向の位
置が設定される。
従つて、この位置決め駒14′に可変同調素子
を作用させると、該位置決め駒14′の位置設定
に相当して可変同調素子が可変調整される。
を作用させると、該位置決め駒14′の位置設定
に相当して可変同調素子が可変調整される。
第8図乃至第10図は、さらに特開昭59−
28720号公報において公知となつた他の押釦式同
調器における位置決め装置を示している。
28720号公報において公知となつた他の押釦式同
調器における位置決め装置を示している。
即ち、操作軸40には、前後端に上向きの折片
を有し下面中央にピニオン41を枢着した上向き
コ字状の支持部片42が、回転方向で自在でかつ
止片43により軸芯方向で固定となるように取り
付けられており、この操作軸40は、前方部に一
側面でカツトされた断面非円形状部40aを有
し、この部分40aに回転方向に固定で軸方向で
遊動可能なように主動歯車44が挿通され、また
手前側端部には押釦45が固着してある。このよ
うに構成された操作軸40は、器枠46に回転並
びに前後動自在に支承され、かつ主動歯車44と
器枠46との間に、主動歯車44を器枠46の底
板46aに切起された規制部47に圧接するスプ
リング48が、また器枠46の手前側と押釦45
との間に操作軸40の復帰スプリング79とが
夫々介在されている。前記操作軸40と組をなす
一対の軸杆49,49′は、ネジ軸50,50′
と、横向きコ字状に形成されその前後片間に前記
ネジ部50,50′が位置するように遊動自在に
支持されると共に、下部板に衝合片51とピニオ
ン41に噛合するラツク52,52′を有した案
内分53,53′と、前記ネジ部50,50′に螺
合された角状の位置決め駒54,54′と、前記
案内部片53,53′より奥行方向に位置しかつ
軸方向で固定された回転方向で自在の係止部片5
5,55′と、その係止部片55,55′より奥行
方向に位置し、前記主動歯車44,44′と噛合
可能の従動歯車56,56′とが夫々備えられて
いる。従動歯車56,56′は軸杆49に対して
軸方向で前後自在に、かつ回転方向で一体となる
ように設けてあり、常時スプリング57,57′
によつて付勢され、止め輪58,58′によつて
位置規制されている。このように構成された左右
一対の軸杆49,49′は操作軸40の左右に平
行状に位置し、前記器枠46に回転並びに前後動
自在に設けてあり、前記器枠46と止め輪58,
58′との間荷は軸杆49,49′の復元用スプリ
ング59,59′が介在している。さらに器枠4
6の底板46aには、前記係止部片55,55′
の下端と係合してその前後動を案内する案内孔6
0,60′と、前記案内部片53,53′の手前側
下端に設けた突片53a,53a′と係合してその
前後動を案内する案内孔61,61′とが各軸杆
49,49′に対応して夫々形成されている。7
5は前記操作部材40と直交する方向で横動する
ロツク機構で、その手前側には、軸杆49,4
9′が前進したときに前記係止部片55,55′の
下端と作用して前記ロツク板75にその復元スプ
リング62に抗して一時的に横動作用を付与する
傾斜縁63と、これにつづいて係止部片55,5
5′の下端を係止する係止段部64とを有したカ
ム片65が各軸杆に対応して夫々形成されてい
る。66は前記ピニオン41及びラツク52,5
2′を有する案内部片53,53′と組み合わさ
れ、かつ交互に前記左右の軸杆49,49′の一
方の前動を許容し、他方の前動を阻止する連動機
構で、第8図に示すように、中間部を枢着し、前
方幅広部の中央に左右で対向する一対の立上片6
8,68′を、かつ後部に弧状の連結孔69を
夫々有した縦張の揺動板70と、T字状を呈し頂
片の左右位置に当接片71,71′を、脚片に突
軸72を夫々有した回動板73と、この回動板7
3の中間部を回動自在に枢着する枢着部67と、
前記回動板73の回動状態を保持するスナツプス
プリング74とから成り、この連動機構66が器
枠46の底板46a上に前記揺動板70が左右一
対の案内孔61,61′の間に位置し、かつ揺動
状態で後縁が前記一対の案内孔61,61′を交
互に閉じるように、さらに前記左右に位置する案
内部片53,53′の衝合片51,51′が夫々回
動板73の当接片71,71′と前後方向で対向
するように連結孔69に係合ピン76を係合する
ことにより取り付けられ、またスナツプスプリン
グ74の一端は前記突軸72に、他端は底板46
aに設けた軸ピン77に夫々係止される。
を有し下面中央にピニオン41を枢着した上向き
コ字状の支持部片42が、回転方向で自在でかつ
止片43により軸芯方向で固定となるように取り
付けられており、この操作軸40は、前方部に一
側面でカツトされた断面非円形状部40aを有
し、この部分40aに回転方向に固定で軸方向で
遊動可能なように主動歯車44が挿通され、また
手前側端部には押釦45が固着してある。このよ
うに構成された操作軸40は、器枠46に回転並
びに前後動自在に支承され、かつ主動歯車44と
器枠46との間に、主動歯車44を器枠46の底
板46aに切起された規制部47に圧接するスプ
リング48が、また器枠46の手前側と押釦45
との間に操作軸40の復帰スプリング79とが
夫々介在されている。前記操作軸40と組をなす
一対の軸杆49,49′は、ネジ軸50,50′
と、横向きコ字状に形成されその前後片間に前記
ネジ部50,50′が位置するように遊動自在に
支持されると共に、下部板に衝合片51とピニオ
ン41に噛合するラツク52,52′を有した案
内分53,53′と、前記ネジ部50,50′に螺
合された角状の位置決め駒54,54′と、前記
案内部片53,53′より奥行方向に位置しかつ
軸方向で固定された回転方向で自在の係止部片5
5,55′と、その係止部片55,55′より奥行
方向に位置し、前記主動歯車44,44′と噛合
可能の従動歯車56,56′とが夫々備えられて
いる。従動歯車56,56′は軸杆49に対して
軸方向で前後自在に、かつ回転方向で一体となる
ように設けてあり、常時スプリング57,57′
によつて付勢され、止め輪58,58′によつて
位置規制されている。このように構成された左右
一対の軸杆49,49′は操作軸40の左右に平
行状に位置し、前記器枠46に回転並びに前後動
自在に設けてあり、前記器枠46と止め輪58,
58′との間荷は軸杆49,49′の復元用スプリ
ング59,59′が介在している。さらに器枠4
6の底板46aには、前記係止部片55,55′
の下端と係合してその前後動を案内する案内孔6
0,60′と、前記案内部片53,53′の手前側
下端に設けた突片53a,53a′と係合してその
前後動を案内する案内孔61,61′とが各軸杆
49,49′に対応して夫々形成されている。7
5は前記操作部材40と直交する方向で横動する
ロツク機構で、その手前側には、軸杆49,4
9′が前進したときに前記係止部片55,55′の
下端と作用して前記ロツク板75にその復元スプ
リング62に抗して一時的に横動作用を付与する
傾斜縁63と、これにつづいて係止部片55,5
5′の下端を係止する係止段部64とを有したカ
ム片65が各軸杆に対応して夫々形成されてい
る。66は前記ピニオン41及びラツク52,5
2′を有する案内部片53,53′と組み合わさ
れ、かつ交互に前記左右の軸杆49,49′の一
方の前動を許容し、他方の前動を阻止する連動機
構で、第8図に示すように、中間部を枢着し、前
方幅広部の中央に左右で対向する一対の立上片6
8,68′を、かつ後部に弧状の連結孔69を
夫々有した縦張の揺動板70と、T字状を呈し頂
片の左右位置に当接片71,71′を、脚片に突
軸72を夫々有した回動板73と、この回動板7
3の中間部を回動自在に枢着する枢着部67と、
前記回動板73の回動状態を保持するスナツプス
プリング74とから成り、この連動機構66が器
枠46の底板46a上に前記揺動板70が左右一
対の案内孔61,61′の間に位置し、かつ揺動
状態で後縁が前記一対の案内孔61,61′を交
互に閉じるように、さらに前記左右に位置する案
内部片53,53′の衝合片51,51′が夫々回
動板73の当接片71,71′と前後方向で対向
するように連結孔69に係合ピン76を係合する
ことにより取り付けられ、またスナツプスプリン
グ74の一端は前記突軸72に、他端は底板46
aに設けた軸ピン77に夫々係止される。
しかして今、第8図に示すように、右側に位置
する一方の軸杆49′が前方に移動して係止部片
55′がロツク機構75の係止段部64と係止し
てその前動状態が保持され、かつ操作軸40と、
前動状態にある軸杆49′の案内部片53′と、左
側位置の他方の軸杆49とが夫々復元状態にあ
り、かつ切換機構66の揺動板70及び回動板7
3が共に反時計方向に回動している状態から押釦
45を押圧すると、例えば図示するように右側に
回動している揺動板70の後縁の一部が右側に位
置する案内孔61′を横切つた状態におかれてい
るため、前動状態にある一方の軸杆49′の案内
部片53′は、それに設けた突片53′aが揺動板
70の後縁(押釦側)により前方えの移動が阻止
されるのでピニオン41は前方えの移動が阻止さ
れている案内部片53′のラツク52′に案内され
ながら水平回転しつつ前方に移動することによ
り、従つてこれと噛合する他方のラツク52によ
り左側位置の案内部片と操作軸40の2倍のスト
ロークをもつて前方に移動しすると共にこの案内
部片53の前方は、係止部片55に当接している
ので、軸杆49も前記案内部片53と一体となつ
て前方に移動する。この場合係止部片55がロツ
ク機構75の傾斜縁63と作用し、ロツク機構7
5にスプリング62と抗する方向の横動力が一時
的に付勢されるので、前動状態に保持されている
軸杆49′の係止部片55′と係止段部64との係
止が外れて、該軸杆49′はその復元用スプリン
グ59′により復元する。一方、操作軸40と共
に前動した左側位置の軸杆49はその係止部片5
5とロツク機構75の係止段部64との係止によ
り前動状態に保持される。(第9図)。
する一方の軸杆49′が前方に移動して係止部片
55′がロツク機構75の係止段部64と係止し
てその前動状態が保持され、かつ操作軸40と、
前動状態にある軸杆49′の案内部片53′と、左
側位置の他方の軸杆49とが夫々復元状態にあ
り、かつ切換機構66の揺動板70及び回動板7
3が共に反時計方向に回動している状態から押釦
45を押圧すると、例えば図示するように右側に
回動している揺動板70の後縁の一部が右側に位
置する案内孔61′を横切つた状態におかれてい
るため、前動状態にある一方の軸杆49′の案内
部片53′は、それに設けた突片53′aが揺動板
70の後縁(押釦側)により前方えの移動が阻止
されるのでピニオン41は前方えの移動が阻止さ
れている案内部片53′のラツク52′に案内され
ながら水平回転しつつ前方に移動することによ
り、従つてこれと噛合する他方のラツク52によ
り左側位置の案内部片と操作軸40の2倍のスト
ロークをもつて前方に移動しすると共にこの案内
部片53の前方は、係止部片55に当接している
ので、軸杆49も前記案内部片53と一体となつ
て前方に移動する。この場合係止部片55がロツ
ク機構75の傾斜縁63と作用し、ロツク機構7
5にスプリング62と抗する方向の横動力が一時
的に付勢されるので、前動状態に保持されている
軸杆49′の係止部片55′と係止段部64との係
止が外れて、該軸杆49′はその復元用スプリン
グ59′により復元する。一方、操作軸40と共
に前動した左側位置の軸杆49はその係止部片5
5とロツク機構75の係止段部64との係止によ
り前動状態に保持される。(第9図)。
そしてこの状態から押釦45の押圧を解くと、
操作軸40と共に左側位置の軸杆49の案内部片
53が、ピニオン41とラツク52との噛合を介
して復元する。またこの状態では主動歯車44と
一方の従動歯車56とが噛合するから、押釦45
を回転操作するとその回転は左側位置の軸杆49
に伝達され、位置決め駒54に位置の記憶が行わ
れる。
操作軸40と共に左側位置の軸杆49の案内部片
53が、ピニオン41とラツク52との噛合を介
して復元する。またこの状態では主動歯車44と
一方の従動歯車56とが噛合するから、押釦45
を回転操作するとその回転は左側位置の軸杆49
に伝達され、位置決め駒54に位置の記憶が行わ
れる。
その後は、押釦45を押圧するたびに軸杆4
9,49′が交互に前動し、位置決め駒54の位
置が再現される。
9,49′が交互に前動し、位置決め駒54の位
置が再現される。
考案が解決しようとする問題点
ところで、前述した特開昭60−58712号公報に
示された押釦式同調器の位置決め装置において、
操作軸12の先端部を断面D字状の非円形状12
aにし、その部分にD字状の嵌合孔(図示せず)
を有した主動歯車11を係挿することにより操作
軸12に対し、前後方向に摺動自在で、回転方向
で共動するように設けてあり、通常は主動歯車1
1がスプリング10によつて手前方向に付勢され
て規制部20に当接して所定位置に保持されてい
る。
示された押釦式同調器の位置決め装置において、
操作軸12の先端部を断面D字状の非円形状12
aにし、その部分にD字状の嵌合孔(図示せず)
を有した主動歯車11を係挿することにより操作
軸12に対し、前後方向に摺動自在で、回転方向
で共動するように設けてあり、通常は主動歯車1
1がスプリング10によつて手前方向に付勢され
て規制部20に当接して所定位置に保持されてい
る。
これは、第3図においては、押釦部材の押釦
21を指で押圧し、軸杆16′の前動に伴つて主
動歯車11に従動歯車15′が噛合する際、従動
歯車15′の歯と主動歯車11の歯とが当接した
場合に、主動歯車11をスプリング10に抗して
奥行方向に逃し、次いで操作軸12を回転したと
きに、それらの噛合を許容して操作上の不都合を
解消するための構成である。
21を指で押圧し、軸杆16′の前動に伴つて主
動歯車11に従動歯車15′が噛合する際、従動
歯車15′の歯と主動歯車11の歯とが当接した
場合に、主動歯車11をスプリング10に抗して
奥行方向に逃し、次いで操作軸12を回転したと
きに、それらの噛合を許容して操作上の不都合を
解消するための構成である。
ところが、この構成によるときは、主動歯車と
従動歯車との噛合状態で押釦21を多少ともねじ
るようにして押圧したとき、操作軸12が多少と
も回転し、その回転が主動歯車11と従動歯車1
5′との噛合を介して軸杆16′に伝達され、位置
決め駒14′の設定位置が変動してあらかじめ記
憶しておいた放送局が受信出来ないという不都合
を有する。
従動歯車との噛合状態で押釦21を多少ともねじ
るようにして押圧したとき、操作軸12が多少と
も回転し、その回転が主動歯車11と従動歯車1
5′との噛合を介して軸杆16′に伝達され、位置
決め駒14′の設定位置が変動してあらかじめ記
憶しておいた放送局が受信出来ないという不都合
を有する。
このことは特開昭59−28720号公報に示された
押釦式同調器における位置決め装置においても同
様である。即ち第9図において押釦45を多少と
もねじるように押圧すると、歯車44,56との
噛合を介して軸杆49が多少とも回転し、位置決
め駒54の位置に狂いが生じるという不都合を有
する。
押釦式同調器における位置決め装置においても同
様である。即ち第9図において押釦45を多少と
もねじるように押圧すると、歯車44,56との
噛合を介して軸杆49が多少とも回転し、位置決
め駒54の位置に狂いが生じるという不都合を有
する。
そこで、本考案は前記の不都合を解決すべく、
操作軸を押圧している状態で主動歯車と従動歯車
とが噛合しないようにして、位置決め駒の設定位
置の狂いを回避したものである。
操作軸を押圧している状態で主動歯車と従動歯車
とが噛合しないようにして、位置決め駒の設定位
置の狂いを回避したものである。
問題点が解決するための手段
本考案は、上記した目的を達成するために、上
記した従来の押釦式同調器において、操作軸に、
これを前動した時、その前動の後半において、該
操作軸と共に前動する従動歯車と噛合しないよう
に付勢力に抗して主動歯車を押動する手段を設け
たことを特徴とするものである。
記した従来の押釦式同調器において、操作軸に、
これを前動した時、その前動の後半において、該
操作軸と共に前動する従動歯車と噛合しないよう
に付勢力に抗して主動歯車を押動する手段を設け
たことを特徴とするものである。
作 用
しかして、操作軸と左右一対の軸杆が夫々手前
側に弾圧付勢されている不作動状態で、操作軸を
押圧操作すると、連動機構を介していづれか一方
の軸杆が操作軸と共に前動し、その前動する軸杆
に設けた従動歯車が主動歯車に近づいて噛合しよ
うとするが、操作軸の前動後半で、これに設けた
押動手段により主動歯車が押動されて、従動歯車
との噛合が回避される。
側に弾圧付勢されている不作動状態で、操作軸を
押圧操作すると、連動機構を介していづれか一方
の軸杆が操作軸と共に前動し、その前動する軸杆
に設けた従動歯車が主動歯車に近づいて噛合しよ
うとするが、操作軸の前動後半で、これに設けた
押動手段により主動歯車が押動されて、従動歯車
との噛合が回避される。
そして操作軸が充分に前動し、かつ前動した軸
杆が、ロツク機構によりその前動状態が保持され
たのち、操作軸の押圧を解くと、操作軸及び主動
歯車が夫々付勢力によつて復元し、この復元によ
り、主動歯車が前動保持状態にある従動歯車と噛
合する。
杆が、ロツク機構によりその前動状態が保持され
たのち、操作軸の押圧を解くと、操作軸及び主動
歯車が夫々付勢力によつて復元し、この復元によ
り、主動歯車が前動保持状態にある従動歯車と噛
合する。
なお軸杆の前動により、ロツク機構が作動した
とき、すでに前動状態に保持されている任意の軸
杆は、ロツク機構の作動によつて自動的に復帰す
る。
とき、すでに前動状態に保持されている任意の軸
杆は、ロツク機構の作動によつて自動的に復帰す
る。
実施例
以下本願の実施例を図面にもとづいて詳述す
る。第1図及び第2図は特開昭60−58712号公報
に記載の公知の押釦式同調器に対応する実施例を
示しており、従来と異なる主要部分について以下
説明をする。
る。第1図及び第2図は特開昭60−58712号公報
に記載の公知の押釦式同調器に対応する実施例を
示しており、従来と異なる主要部分について以下
説明をする。
操作軸30の先端部には従来と同様に断面D字
状の非円形状部分30aが形成してあり、その部
分30aの長さ(l)を従来のそれよりも短く形
成している。
状の非円形状部分30aが形成してあり、その部
分30aの長さ(l)を従来のそれよりも短く形
成している。
即ち、操作軸30を器枠17に完全に押し込ん
た第1図の押釦部材で示される状態で、従動歯
車15′の前端面15′aの位置より前方(器枠の
奥行方向)位置に非円形状部分30aが存在する
ように段部31を介して形成される。
た第1図の押釦部材で示される状態で、従動歯
車15′の前端面15′aの位置より前方(器枠の
奥行方向)位置に非円形状部分30aが存在する
ように段部31を介して形成される。
このような構成において、主動歯車11は不作
動状態でスプリング10によつて手前側に付勢さ
れ、規制部20に当接して、所定位置を保持して
おり、この状態は押釦21を指で押圧して、操作
軸30と共に軸杆16′が前動してその従動歯車
15′が主動歯車11に噛合する直前まで保持さ
れる。次いで、押釦21をさらに押圧すると、段
部31が主動歯車11の手前側端面に当接して、
主動歯車11は操作軸30と一体となつて前動
し、その後に、軸杆16′はロツク機構19によ
りその前動状態が保持される。
動状態でスプリング10によつて手前側に付勢さ
れ、規制部20に当接して、所定位置を保持して
おり、この状態は押釦21を指で押圧して、操作
軸30と共に軸杆16′が前動してその従動歯車
15′が主動歯車11に噛合する直前まで保持さ
れる。次いで、押釦21をさらに押圧すると、段
部31が主動歯車11の手前側端面に当接して、
主動歯車11は操作軸30と一体となつて前動
し、その後に、軸杆16′はロツク機構19によ
りその前動状態が保持される。
即ち軸杆16′が操作軸30と共に前動して第
1図の押釦部材で示すようにロツク機構19に
よつてその前動状態が保持されるまで主動歯車1
1と従動歯車15′とが噛合することがない。
1図の押釦部材で示すようにロツク機構19に
よつてその前動状態が保持されるまで主動歯車1
1と従動歯車15′とが噛合することがない。
そして、指の押圧を解除すると、操作軸30は
復帰スプリング22によつて、また主動歯車11
はスプリング10によつて夫々復帰し、主動歯車
11は規制部20に当接して、当初の所定位置に
保持されると共に、この時、初めて主動歯車1
5′と噛合して第1図の押釦部材で示す状態と
なる。
復帰スプリング22によつて、また主動歯車11
はスプリング10によつて夫々復帰し、主動歯車
11は規制部20に当接して、当初の所定位置に
保持されると共に、この時、初めて主動歯車1
5′と噛合して第1図の押釦部材で示す状態と
なる。
従つて、押釦を押圧した状態でねじつた場合で
も軸杆30は回転することなく位置決め駒14′
の記憶位置がずれる惧れはない。
も軸杆30は回転することなく位置決め駒14′
の記憶位置がずれる惧れはない。
なお、以上の実施例では操作軸30に段部31
を形成してあるが、段部31の代わりに第2図想
像線で示すように、主動歯車30と連動機機構1
8との間にリング状のスペーサ32を介在しても
同一の目的が達成される。
を形成してあるが、段部31の代わりに第2図想
像線で示すように、主動歯車30と連動機機構1
8との間にリング状のスペーサ32を介在しても
同一の目的が達成される。
又、以上の実施例の連動機構18は切換片23
を用いて成る場合であるが、これに限定すること
なく、特開昭60−58712号公報に記載してある状
の案内溝内を切換子が移動する方式であつても良
い。
を用いて成る場合であるが、これに限定すること
なく、特開昭60−58712号公報に記載してある状
の案内溝内を切換子が移動する方式であつても良
い。
次に特開昭59−28720号公報記載の押釦式同調
器における位置決め装置に対応する実施例である
第5乃至7図にもとずいて従来と異なる主要部分
について説明をする。
器における位置決め装置に対応する実施例である
第5乃至7図にもとずいて従来と異なる主要部分
について説明をする。
操作軸80の先端は従来と同様に断面D字状の
非円形状部分80aによつて形成されているが、
その部分80aの長さ(l)は従来よりも短く形
成されている。
非円形状部分80aによつて形成されているが、
その部分80aの長さ(l)は従来よりも短く形
成されている。
即ち、操作軸80を器枠46に完全に押し込ん
だ状態で、従動歯車56の前端面56aの位置よ
り前方(器枠の奥行方向)位置に非円形状80a
が存在するように段部81を介して形成されてい
る。
だ状態で、従動歯車56の前端面56aの位置よ
り前方(器枠の奥行方向)位置に非円形状80a
が存在するように段部81を介して形成されてい
る。
このような構成において、主動歯車44は不作
動状態でスプリング48により手前側に付勢され
て規制部47に当接し、これにより所定位置を保
持しており、この状態は押釦45を指で押圧し
て、操作軸80が軸杆49と共に前動し、従動歯
車56が主動歯車44に噛合する直前まで保持さ
れる。次いで、押釦45をさらに押圧すると段部
81が主動歯車44の手前側端面に当接して、主
動歯車44は操作軸80と一体となつて前動し、
その後第6,7図で示すように、軸杆49はロツ
ク機構75により、その前動状態が保持され、こ
の間は主動歯車44と操作軸80と軸杆49とが
一体となつて前進するので、主動歯車44と従動
歯車56とが噛合することがない。
動状態でスプリング48により手前側に付勢され
て規制部47に当接し、これにより所定位置を保
持しており、この状態は押釦45を指で押圧し
て、操作軸80が軸杆49と共に前動し、従動歯
車56が主動歯車44に噛合する直前まで保持さ
れる。次いで、押釦45をさらに押圧すると段部
81が主動歯車44の手前側端面に当接して、主
動歯車44は操作軸80と一体となつて前動し、
その後第6,7図で示すように、軸杆49はロツ
ク機構75により、その前動状態が保持され、こ
の間は主動歯車44と操作軸80と軸杆49とが
一体となつて前進するので、主動歯車44と従動
歯車56とが噛合することがない。
そして、指の押圧を解除すると、操作軸80は
復帰スプリング79によつて、また主動歯車44
はスプリング48によつて夫々復帰し、主動歯車
44は規制部47に当接して、当初の所定の位置
に保持されると共に、この時、初めて主動歯車4
4が従動歯車56と噛合する。
復帰スプリング79によつて、また主動歯車44
はスプリング48によつて夫々復帰し、主動歯車
44は規制部47に当接して、当初の所定の位置
に保持されると共に、この時、初めて主動歯車4
4が従動歯車56と噛合する。
従つて、以上の構成においても押釦を押圧した
状態でねじつた場合でも位置決め駒の記憶位置が
ずれる惧れはない。
状態でねじつた場合でも位置決め駒の記憶位置が
ずれる惧れはない。
考案の効果
以上のように本考案によれば、押釦の押圧操作
において、主動歯車と従動歯車との噛合を回避す
る構成であるから、例えば押釦を押圧して操作軸
の前動が停止し、押釦と指先との間の摩擦が最も
高くなつた押圧状態でねじつた場合でも、そのね
じれによる回転が軸杆に伝達しないので、位置決
め駒の位置設定が長期において確保することがで
きて、選局精度の高い押釦式同調器を提供出来
る。
において、主動歯車と従動歯車との噛合を回避す
る構成であるから、例えば押釦を押圧して操作軸
の前動が停止し、押釦と指先との間の摩擦が最も
高くなつた押圧状態でねじつた場合でも、そのね
じれによる回転が軸杆に伝達しないので、位置決
め駒の位置設定が長期において確保することがで
きて、選局精度の高い押釦式同調器を提供出来
る。
第1乃至2図、第5乃至7図は本考案の実施
例、第3乃至4図、第8乃至10図は従来例で、
第1図は一部分省略した平面図、第2図は第1図
のA−A断面図、第3図は第1図に対応する平面
図、第4図は第3図のB−B断面図、第5及び第
6図は動作関係を示す部分平面図、第7図は第6
図のC−C断面図、第8図及び第9図は第5図及
び第6図に対応する図、第10図は第9図D−D
断面図である。 10,48はスプリング、11,44は主動歯
車、12,30,40,80は操作軸、13,1
3′,50,50′はねじ部、14,14′,54,
54′は位置決め駒、15,15′,56,56′
は従動歯車、16,16′,49,49′は軸杆、
17,46は器枠、18,78は連動機構、1
9,75はロツク機構、20,47は規制部、2
1,45は押釦、12a,30a,40a,80
aは非円形状部、31,81は段部(押動手段)、
32はリング状スペーサ(押動手段)である。
例、第3乃至4図、第8乃至10図は従来例で、
第1図は一部分省略した平面図、第2図は第1図
のA−A断面図、第3図は第1図に対応する平面
図、第4図は第3図のB−B断面図、第5及び第
6図は動作関係を示す部分平面図、第7図は第6
図のC−C断面図、第8図及び第9図は第5図及
び第6図に対応する図、第10図は第9図D−D
断面図である。 10,48はスプリング、11,44は主動歯
車、12,30,40,80は操作軸、13,1
3′,50,50′はねじ部、14,14′,54,
54′は位置決め駒、15,15′,56,56′
は従動歯車、16,16′,49,49′は軸杆、
17,46は器枠、18,78は連動機構、1
9,75はロツク機構、20,47は規制部、2
1,45は押釦、12a,30a,40a,80
aは非円形状部、31,81は段部(押動手段)、
32はリング状スペーサ(押動手段)である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 常時手前方向に弾圧付勢されかつ前後方向に
摺動自在で回転方向で共動する主動歯車を有し
た操作軸と、ネジ軸に螺合して前後方向に移動
する位置決め駒及び前記主動歯車と噛合する従
動歯車を有した左右一対の軸杆とを器枠に対
し、平行にかつ回転及び前後動並びに自動復帰
可能に装備し、さらに操作軸の1往復動作毎に
切換つて前記一対の軸杆を交互に操作軸と前動
方向で共動させる連動機構と、操作軸と共に前
動する一方の軸杆の前動状態を主動歯車と従動
歯車との噛合を許容する位置で保持し、この保
持状態が他方の軸杆の前動時に解除されるロツ
ク機構と、前記軸杆が前動状態に保持された状
態で従動歯車との噛合を許容する位置に主動歯
車をその付勢力に抗して規制する規制部とを備
えて成る押釦式同調器における位置決め装置に
おいて、前記操作軸に、これを前動した時、そ
の前動の後半において、該操作軸と共に前動す
る従動歯車と噛合しないように付勢力に抗して
主動歯車を押動する手段を設けて成る押釦式同
調器における位置決め装置。 (2) 押動する手段が、主動歯車を回転方向で共動
し、軸方向で移動可能に係挿する部分を形成す
る段部から成る実用新案登録請求の範囲第1項
記載の押釦式同調器における位置決め装置。 (3) 押動する手段が、主動歯車と連動機構との間
に介在された部片から成る実用新案登録請求の
範囲第1項記載の押釦式同調器における位置決
め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11009085U JPH0328601Y2 (ja) | 1985-07-17 | 1985-07-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11009085U JPH0328601Y2 (ja) | 1985-07-17 | 1985-07-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6219821U JPS6219821U (ja) | 1987-02-05 |
JPH0328601Y2 true JPH0328601Y2 (ja) | 1991-06-19 |
Family
ID=30988789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11009085U Expired JPH0328601Y2 (ja) | 1985-07-17 | 1985-07-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0328601Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-07-17 JP JP11009085U patent/JPH0328601Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6219821U (ja) | 1987-02-05 |
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