JPH0755696Y2 - 2位置選択機構 - Google Patents

2位置選択機構

Info

Publication number
JPH0755696Y2
JPH0755696Y2 JP1989039180U JP3918089U JPH0755696Y2 JP H0755696 Y2 JPH0755696 Y2 JP H0755696Y2 JP 1989039180 U JP1989039180 U JP 1989039180U JP 3918089 U JP3918089 U JP 3918089U JP H0755696 Y2 JPH0755696 Y2 JP H0755696Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
engaging
arm
elastic
arms
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989039180U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02132335U (ja
Inventor
正男 春田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP1989039180U priority Critical patent/JPH0755696Y2/ja
Publication of JPH02132335U publication Critical patent/JPH02132335U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0755696Y2 publication Critical patent/JPH0755696Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Switches With Compound Operations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案2位置選択機構を以下の項目に従って詳細に説明
する。
A.産業上の利用分野 B.考案の概要 C.背景技術 D.考案が解決しようとする課題 E.課題を解決するための手段 F.実施例 a.テープレコーダの概要[第2図、第4図、第5図] a−1.構成 a−2.動作 b.ディレクション切換装置[第1図乃至第5図] b−1.制御スライダー[第1図乃至第5図] b−2.トグルレバー、制御スライダーの移動範囲[第2
図、第5図] b−3.2位置選択機構[第1図乃至第5図] b−3−a.切換レバー[第1図乃至第4図] b−3−b.制御板[第1図乃至第4図] b−3−c.回動レバー[第1図乃至第5図] b−3−d.回動レバーの位置の切換[第1図] b−4.テープ走行方向の切換[第2図、第5図] G.考案の効果 (A.産業上の利用分野) 本考案は新規な2位置選択機構に関する。詳しくは、2
つの位置を選択的に占めて、それによって機器に2つの
異なる状態を選択的に現出せしめるための操作部として
使用される2位置選択機構に関し、カムギヤ等の複雑な
機構や制御回路を必要としないで、いわゆるプッシュ−
プッシュ方式によって2つの位置を確実に選択し得るよ
うにした新規な2位置選択機構を提供しようとするもの
である。
(B.考案の概要) 本考案2位置選択機構は、一対の係合腕を有する回動レ
バーと、上記一対の係合椀に各別に対応した一対の弾性
アームを有すると共に摺動自在な制御板とを備え、制御
板が一の方向に摺動する毎に、一方の弾性アームの係合
部が一方の係合椀の係合部と係合して回動レバーを第1
の位置へ回動させる動作と、他方の弾性アームの係合部
が他方の係合椀の係合部と係合して回動レバーを第2の
位置へと回動させる動作とが交互に行なわれるように
し、その際、回動レバーに形成された一対の規制突起の
一方が弾性アームの一方と接触することにより該弾性ア
ームは係合椀を押圧したために生じる反力によっては撓
むことがないようにし、それによって、制御板に対する
手動操作による一の方向へのみの押込操作だけで回動レ
バーの2つの位置を確実に選択し得るようにしたもので
ある。
(C.背景技術) 2つの異なる動作状態あるいは制御状態を選択的に現出
せしめる装置の操作部として2位置選択機構がある。
例えば、所謂リバース機能付のオーディオテーププレー
ヤにあっては、テープ走行が一の方向(以下、「ノーマ
ル方向」と言う。)と該ノーマル方向と反対の方向(以
下、「リバース方向」と言う。)のいずれの方向であっ
ても記録や再生を行なうことができるようになってお
り、このようなテーププレーヤには、テープ走行方向を
切り換えるためのディレクション切換装置が設けられる
と共に、該ディレクション切換装置の操作部として2位
置選択機構、即ち、テープ走行方向をノーマル方向とす
るときの位置とリバース方向とするときの位置との間を
移動される切換部材と該切換部材の位置を選択的に切り
換える手段等から成る操作機構が設けられる。
このような2位置選択機構を備えたディレクション切換
装置には、例えば、実開昭63−153328号公報に記載され
たものがある。
(D.考案が解決しようとする課題) ところで、このような2位置選択機構にあっては、適宜
な押釦等を一の方向へのみ押圧する毎に2つの異なる状
態が選択的に切り換えられるようにする、いわゆるプッ
シュ−プッシュ方式にするのが、操作性の点からは望ま
しく、上記の公報に示されたディレクション切換装置も
そのようなプッシュ−プッシュ方式のものになってい
る。
ところが、この公報に記載されたものも含めて、プッシ
ュ−プッシュ方式による従来の2位置選択機構は、押釦
等に対する押圧操作を引金としてモータにより駆動され
る制御機構、例えば、1乃至複数のカムギヤと該カムギ
ヤの回転角を制御する制御手段及び制御回路等から成る
制御機構を用いたものが多く、このため、2位置選択機
構の構造が極めて複雑で、かつ、コスト高なものと成
り、また、モータやカムギヤが回転するときに耳障りな
音が発生する等、様々な問題があった。
(E.課題を解決するための手段) そこで本考案2位置選択機構は、上記課題を解決するた
めに、一対の係合腕を有する回動レバーと、上記一対の
係合椀に各別に対応した一対の弾性アームを有すると共
に摺動自在な制御板とを備え、制御板が一の方向に摺動
する毎に、一方の弾性アームの係合部が一方の係合椀の
係合部と係合して回動レバーを第1の位置へ回動させる
動作と、他方の弾性アームの係合部が他方の係合椀の係
合部と係合して回動レバーを第2の位置へと回動させる
動作とが交互に行なわれるようにし、その際、回動レバ
ーに形成された一対の規制突起の一方が弾性アームの一
方と接触することにより該弾性アームは係合椀を押圧し
たために生じる反力によっては撓むことがないようにし
たものである。
従って、本考案にあっては、制御板を一の方向へ押し込
む操作をするだけで、回動レバーの2つの位置のいずれ
か一方を確実に選択することができるので、モータ等の
駆動源により駆動されるカムギヤ等の複雑な駆動機構や
制御回路を使用しなくても、手動操作による一の方向へ
の押圧動作だけで、2つの位置の選択的な切換を確実に
行なうことができる。
(F.実施例) 以下に、本考案2位置選択機構の詳細を図示した実施例
に従って説明する。
尚、図示した実施例は本考案2位置選択機構をテープレ
コーダのディレクション切換装置における2位置選択機
構に適用したものである。
(a.テープレコーダの概要)[第2図、第4図、第5
図] 1はテープレコーダ(図面には機構部のみ示してあ
る。)である。
(a−1.構成) 2は金属製のメカシャーシであり、左右方向(第2図お
ける左方へ向う方向を左側とし、右方へ向う方向を右側
とする。また、同図における下方へ向う方向を前側と
し、上方へ向う方向を後側とする。以下の説明において
向きを示すときはこの方向によるものとする。)に長い
略矩形をしており、その前側縁の中央部と左右両端との
間の略中間の位置と左端部に略コ字状をした切欠部3、
4及び5が形成され、また、右前端部に略T字形をした
挿通孔6が形成されている。
7、7′はメカシャーシ2の後側寄りの部分の左右方向
で互いに離間した位置から立設された軸8、8に回転自
在に支持されたリール台、9、9′はメカシャーシ2の
前側縁寄りの部分で左右方向に離間して配置されたキャ
プスタンであり、メカシャーシ2に固定された軸受スリ
ーブ10、10に回転自在に挿通されている。
11、11′はメカシャーシ2の前側縁部から立設された軸
12、12に水平方向へ回動自在なるように支持されたピン
チローラレバーであり、側方から見て略コ字状をし、そ
の回動端部に固定された軸13、13にピンチローラ14、1
4′が回転自在に支持されており、これらピンチローラ1
4、14′が上記キャプスタン9、9′に前方稍斜め側方
から各別に対向するように配置されている。そして、ピ
ンチローラレバー11、11′の底片の一側部から略逆L字
状をした被規制脚15、15′が下方へ向けて延びており、
これら被規制脚15、15′の下端部15a、15′aはメカシ
ャーシ2に形成された図示しない長孔を通してメカシャ
ーシ2から下方へ突出されている。
16、16′は前後方向に長い揺動レバーであり、その略中
央部が前記軸受スリーブ10、10に水平方向へ回動自在な
るように支持されると共に、図示しない弾発手段によ
り、右側の揺動レバー(以下、「N側揺動レバー」と言
う。)には上方から見て反時計回り方向への回動力が付
勢され、左側の揺動レバー16′(以下、「R側揺動レバ
ー」と言う。)には時計回り方向への回動力が付勢され
ており、また、その後側の回動端部に揺動ギヤ17、17′
が回転自在に支持され、更に、その前側の回動端から略
矩形をした小さな被規制片18、18′が下方へ向けて突設
され、これら被規制片18、18′はメカシャーシ2に形成
された前記切欠部3、4内に左右方向に稍余裕を有した
状態で位置すると共にその下端部はメカシャーシ2より
下方へ突出されている。
19はプレイレバーであり、実線で示す待機位置と2点鎖
線で示すプレイ位置との間を移動するようにメカシャー
シ2に支持され、その前端寄りの位置に記録再生用の磁
気ヘッド20が固定され、また、左右両側部から2つのス
トッパーアーム21、21が後ろ斜め側方に向けて延びてお
り、このプレイレバー19が待機位置に来ているときは、
前記揺動レバー16、16′の側縁部が上記ストッパーアー
ム21、21の先端部に当接し、従って、この状態におい
て、揺動レバー16、16′はその揺動ギヤ17、17′がリー
ル台7、7′のギヤ部7a、7′aに噛合しない位置に保
持される。
尚、揺動ギヤ17、17′及びキャプスタン9、9′は図示
しない駆動機構により回転され、該駆動機構が駆動する
と、右側の揺動ギヤ17及び左側のキャプスタン9′(以
下、「R側キャプスタン」と言う。)が上方から見て時
計回り方向へ回転されると共に左側の揺動ギヤ17′及び
右側のキャプスタン9(以下、「N側キャプスタン」と
言う。)が反時計回り方向へ回転される。
そして、ピンチローラレバー11、11′はプレイレバー19
に設けられた図示しない圧着バネの腕を介してプレイレ
バー19と連結されており、それにより、プレイレバー19
がプレイ位置へと移動するときピンチローラ14、14′が
キャプスタン9、9′に近づく方向へ回動され、プレイ
レバー19が待機位置に戻るとピンチローラ14、14′がキ
ャプスタン9、9′から遠去かる方向へ回動せしめられ
るようになっている。
22はディレクション切換装置、即ち、記録もしくは再生
を行なうプレイモードにおいて磁気テープ23の走行方向
を一の方向即ち図面に示してある部分が右方へ向って走
行する方向(以下、「ノーマル方向」と言う。)又は他
の方向、即ち、上記部分が左方へ向って走行する方向
(以下、「リバース方向」と言う。)のいずれかに選択
的に切り換えるためのものであり、2位置選択機構24を
備え、押釦25を後方へ向けて押し込む度にテープ走行方
向が切り換えられ、ノーマル方向が選択されたときは左
側揺動ギヤ17′のリール台7′に対する噛合及び左側の
ピンチローラ14′のR側キャプスタン9′に対する圧着
を阻止し、また、リバース方向が選択されたときは右側
揺動ギヤ17のリール台7に対する噛合及び右側ピンチロ
ーラ14の右側キャプスタン9に対する圧着を阻止するよ
うになっている。
(a−2.動作) そこで、プレイレバー19がプレイ位置へと移動すると、
揺動ギヤ17、17′及びキャプスタン9、9′がそれぞれ
前記した方向へ回転され、かつ、磁気ヘッド20が磁気テ
ープ23に接触すると共に、プレイレバー19のストッパー
アーム21、21による揺動レバー16、16′に対する回動の
阻止が解除され、かつ、ピンチローラレバー11、11′に
後方への回動力が付勢される。
そして、この場合、ディレクション切換装置22によって
テープ走行方向にノーマル方向が選択されているとき
は、第5図(A)に示すように、2つの揺動レバー16、
16′はN側のもの16のみが回動してその揺動ギヤ17が右
側のリール台7のギヤ部7aと噛合し、ピンチローラレバ
ー11、11′は右側のもの11のみがそのピンチローラ14が
磁気テープ23を挟んでN側キャプスタン9に圧着する位
置まで回動され、それにより、磁気テープ23はキャプス
タン9とピンチローラ14とにより挟まれてノーマル方向
へ走行されると共に反時計回り方向へ回転するリール台
7に装着されている図示しないテープリールに巻き取ら
れて行くことになる。
また、ディレクション切換装置22によってテープ走行方
向にリバース方向が選択されているときは、第5図
(B)に示すように、R側揺動レバー16′が回動してそ
の揺動ギヤ17′が左側のリール台7′のギヤ部7′aと
噛合し、かつ、左側のピンチローラレバー11′がそのピ
ンチローラ14′が磁気テープ23を挟んでR側キャプスタ
ン9′に圧着する位置まで回動され、それにより、磁気
テープ23がキャプスタン9′とピンチローラ14′とによ
り挟まれてリバース方向へ走行されると共に、時計回り
方向へ回転するリール台7′に装着された図示しないテ
ープリールに巻き取られて行くことになる。
(b.ディレクション切換装置)[第1図乃至第5図] ディレクション切換装置22は、前記ピンチローラレバー
11、11′及び揺動レバー16、16′と、2位置選択機構24
と、該2位置選択機構24の押釦25が後方へ向って押し込
まれるごとに左右方向へ移動される制御スライダーと、
該制御スライダーにその移動範囲における中間の位置を
境として互いに反対方向への移動力を付勢するトグルバ
ネ等から成る。
(b−1.制御スライダー)[第1図乃至第5図] 26は制御スライダーであり、金属板により、左右方向に
細長い板状を為すように形成され、その右端部後縁から
立上片27が上方へ向けて突設されており、該立上片27の
上部は略フォーク状に形成されている。
そして、制御スライダー26の前側縁の左右両端寄りの2
つの位置に左右方向に長い略コ字状をした規制切欠28、
28′が、また、左端寄りの位置にこれも略コ字状をした
係合切欠29がそれぞれ形成されている。
更に、制御スライダー26のうち上記規制切欠28、28′と
各別に対応した部分はその余の部分より幅広に形成さ
れ、該幅広な部分規制孔30、30′が形成されており、こ
れら規制孔30、30′は左右方向に沿って延びる比較的短
い部分30a、30′a(以下、「規制部」と言う。)と該
規制部30a、30′aの一端から略後方へ向って延びる部
分30b、30′b(以下、「非規制部」と言う。)とによ
り上方から見て略L字形を為すように形成され、右側の
規制孔30の非規制部30bはこれより稍右稍斜め後方にあ
る位置を中心とする円弧状に形成されると共に規制部30
aの左端に連続し、また、左側の規制孔30′の非規制部3
0′bはこれより稍左斜め後方にある位置を中心とする
円弧状に形成されると共に規制部30′aの右端に連続し
ている。
そして、このような制御スライダー26はその両端部寄り
の位置に形成された長孔31、31′にメカシャーシ2の下
面の前端部から下方へ向けて突設されたガイドピン32、
32が摺動自在に係合されることによって左右方向へ移動
自在なるように支持され、その立上片27はメカシャーシ
2に形成された前記挿通孔6の前部を左右方向に稍余裕
を有した状態で挿通されてメカシャーシ2から上方へ突
出するように位置される。
(b−2.トグルレバー、制御スライダーの移動範囲)
[第2図、第5図] 33はトグルレバーであり、略円板状をした主部34と該主
部34から略水平に突出したバネ掛腕35と主部34の外周縁
から下方へ向けて折曲状に形成された押圧脚36とから成
る。
そして、このようなトグルレバー33は、メカシャーシ2
の左前端部から立設されたピン37に主部34の中心部が回
動自在に支持されると共に、その押圧脚36がメカシャー
シ2の前側縁に形成された前記切欠部5に左右方向で稍
余裕を有した状態で位置され、かつ、その下部が制御ス
ライダー26の左端部に形成された係合切欠29に係合され
ている。
従って、トグルレバー33の移動範囲はその押圧脚36がメ
カシャーシ2の切欠部5の右端縁に当接した位置(以
下、「右端位置」と言う。)と左端縁に当接した位置
(以下、「左端位置」と言う。)との間に規制され、ま
た、制御スライダー26の移動ストロークはトグルレバー
33の上記移動範囲の大きさと略同じ大きさに規制され
る、即ち、トグルレバー33が右端位置に来たときの位
置、即ち、第2図に示された位置(以下、「ノーマルモ
ード位置」と言う。)とトグルレバー33が左端位置に来
たときの位置、即ち、第5図(B)に示された位置(以
下、「リバースモード位置」と言う。)との間に規制さ
れる。
38はトグルバネであり、略鋏形バネ状をしており、その
一方の腕38aのの先端部がメカシャーシ2に形成された
バネ掛孔39に係止され、他方の腕38bの先端部がトグル
レバー33のバネ掛腕35の先端部に形成されたバネ掛孔35
aに係着されており、トグルレバー33の押圧脚36がその
移動範囲における中間の位置に来たとき、換言すれば制
御スライダー26がその移動範囲における中間の位置に来
たときトグルレバー33の回動中心であるピン37とトグル
バネ38の他方の腕38bの先端部と一方の腕38aの先端部が
前方からこの順序で前後方向に一直線上に並ぶようにさ
れ、従って、この状態でトグルバネ38の弾発力はトグル
レバー33を回動させる力にはならない。
尚、制御スライダー26は後述する2位置選択機構24によ
り左右方向へ移動され、それに伴なってトグルレバー33
が略左右方向へ回動される。
しかして、制御スライダー26及びトグルレバー33がその
移動範囲における中間の位置より左方に来たときはトグ
ルバネ38のトグルレバー33に加えられる弾発力の方向が
右方への成分を含む方向となるので、トグルレバー33に
時計回り方向への回動力が付勢され、また、制御スライ
ダー26及びトグルレバー33が上記中間の位置より右方へ
来たときはトグルバネ38のトグルレバー33に加えられる
弾発力の方向が左方への成分を含む方向となるのでトグ
ルレバー33に反時計回り方向への回動力が付勢され、従
って、制御スライダー26はその移動範囲における中間の
位置より右方へ来ている状態でノーマルモード位置側へ
の移動力が付勢され、また上記中間の位置より左方へ来
ている状態ではリバースモード位置側への移動力が付勢
されることになる。
(b−3.2位置選択機構)[第1図乃至第5図] 2位置選択機構24はメカシャーシ2に前後方向へ摺動自
在に支持された切換レバーと、一対の弾性アームを有し
上記切換レバーに支持された制御板と、一対の係合腕を
有し、かつ、前記制御スライダーと連結されメカシャー
シに水平方向で回動自在に支持された回動レバー等から
成る。
(b−3−a.切換レバー)[第1図乃至第4図] 40は切換レバーであり、前後方向に長い略長方形状をし
た主部41と該主部41の左前端部から前方へ突出した釦取
付部42と主部41の右側縁の後端寄りの位置から側方へ向
けて突出したバネ掛片43とが金属板により一体に形成さ
れており、釦取付部42に前記押釦25が取着され、また、
主部41の左右両側縁の略中央部に前後方向に長い切欠41
a、41aが形成されている。
そして、主部41の前部には略T字状をした孔41bが、ま
た、後端部には前後方向に長い被ガイド切欠41cがそれ
ぞれ形成されており、切換レバー40は、上記孔41bの前
後方向に延びる後部及び被ガイド切欠41cにメカシャー
シ2の下面に固定されたサブシャーシ44(第3図参照)
に設けられたガイド突起44a、44bが各別に摺動自在に係
合されることによって、前後方向へ一定の範囲内で摺動
自在なるように支持されている。
尚、45(第3図にのみ示してある。)は選択されたテー
プ走行方向に応じて記録再生回路の所定の部分の機能を
切り換えるためのスライドスイッチであり、切換レバー
40の前端部に上方から臨むように位置した状態でメカシ
ャーシ2に固定されたスイッチ取付金具46(第3図参
照)に固定されており、その摺動軸45aが制御スライダ
ー26の立上片27の切欠27aに係合している。
また、上記スイッチ取付金具46の下端部からバネ掛片46
a(第2図参照)が右方へ向けて突設され、該バネ掛片4
6aと切換レバー40のバネ掛片43との間に引張スプリング
47(第2図参照)が張設されている。
従って、切換レバー40には、上記引張スプリング47の引
張力により、常時、前方への移動力が付勢されており、
後方へ向けて押圧されていないときは主部41に形成され
た切欠41a、41aの後縁が、第2図に示すように、メカシ
ャーシ2に上方へ向って打出状に形成されたストッパー
48、48に当接した位置(以下、「非押込位置」と言
う。)に保持される。
尚、制御スライダー26の立上片27は切換レバー40に形成
された孔41bに前後方向及び左右方向に余裕を有した状
態で挿通されている。
(b−3−b.制御板)[第1図乃至第4図] 49は制御板であり、該制御板49は略矩形をした取付部50
と該取付部50の左右両側端から前方に向って互いに略平
行に延びる一対の弾性アーム51及び51′とが板バネ材料
により一体に形成されて成り、該弾性アーム51及び51′
はその板厚方向が左右方向に延びる向きで形成されてお
り、従って、これら弾性アーム51及び51′は略左右方向
で撓むことができるようにされている。
また、弾性アーム51、51′の前端部51a、51′aは互い
に内側へ向けて緩やかに湾曲され、更に、これら弾性ア
ーム51、51′の前端側略3分の1位の部分はその余の部
分より稍幅広に形成され、この幅広な部分に前後方向に
長い矩形をした係合孔52、52′が形成されている。
そして、このような制御板49はその取付部50が切換レバ
ー40の主部41の後部上面に固定され、従って、切換レバ
ー40と一体的に前後方向へ移動されるようになってい
る。
(b−3−c.回動レバー)[第1図乃至第5図] 53は回動レバーであり、比較的薄い金属板によりその各
部が一体に形成されて成る。
54は回動レバー53の主部であり、略矩形の板状をし、そ
の前側縁の中央部に略コ字状をした係合切欠54aが形成
されている。
55及び55′は回動レバー53の係合腕であり、上方から見
て互いに左右対称な略L字状をし、その略前後方向に延
びる後半部が主部54の後部の左右両脇に位置するように
形成されると共に該後半部の中間部が側方から見て略ク
ランク状に屈曲されていて前端部56、56′(以下「係合
部」と言う。)がその余の部分より稍高い位置にあるよ
うに形成されている。そして、この係合部56、56′の互
いに対向する内側縁56a、56′aは前端へ行くに従って
互いに近ずく方向へ斜めに、かつ、緩やかな弧を描くよ
うに延びており、また、この係合部56、56′の前端縁56
b、56′bの互いに近い側の端寄りの部分は後方へ向け
て稍凹むように形成されている。
尚、上記内側縁56a、56′aの各先端間の間隔は前記制
御板49の2つの弾性アーム51と51′との間の間隔と略同
じ大きさにされている。
57、57′は主部54の後端部に上方へ向けて打出状に形成
された略半球状を為す規制突起であり、係合腕55、55′
の付け根に近い位置に形成されている。
58は主部54の略中央部に形成された孔である。
そして、このような回動レバー53は切換レバー40の上面
の前部に載るように位置されると共に、その孔58にサブ
シャーシ44の前側のガイド突起44aが挿通されることに
よって水平方向で回動自在となるように支持され、主部
54のうち切欠54aの左右両脇に位置した部分が制御スラ
イダー26の立上片27の下端寄りの部分を挟むように係合
されている。
従って、回動レバー53は、その回動範囲が制御スライダ
ー26がノーマルモード位置に来ているときの位置、即
ち、第1図(A)及び第2図等に示す位置(以下、「第
1の位置」と言う。)と制御スライダー26がリバースモ
ード位置に来ているときの位置、即ち、第1図(C)、
(D)及び第5図(B)に示す位置(以下、「第2の位
置」と言う。)との間に規制されると共に、これら第1
の位置と第2の位置との間の中間の位置(以下、「中立
位置」と言う。)を境としてそれより右方に来ていると
きは上方から見て反時計回り方向への回動力が付勢さ
れ、それより左方に来ているときは時計回り方向への回
動力が付勢される。
また、回動レバー53の回動中心部、即ち、ガイド突起44
aに支持された位置は制御スライダー26の立上片27の移
動範囲における中間部と対応した位置にあり、従って、
回動レバー53は中立位置に来たとき2つの係合腕55、5
5′が左右方向で対称な姿勢とされ、かつ、この状態で
上記回動中心より稍前方にあるように形成されている。
そして、これら2つの係合腕55、55′の係合部56、56′
は制御板49に対してはその弾性アーム51、51′に形成さ
れた係合孔52、52′と同じ高さにあり、かつ、回動レバ
ー53が上記中立位置に来ている状態で弾性アーム51、5
1′の移動軌跡に外側から近接するように位置される。
尚、制御板49の係合孔52、52′は切換レバー40が前記非
押込位置に来ている状態で回動レバー53の係合部56、5
6′の鋭角な先端部56c、56′c(以下、「被押圧部」と
言う。)の回動軌跡と交差する位置にあるように形成さ
れている。
しかして、切換レバー40が非押込位置に来ている状態に
おいて、回動レバー53が第1の位置に来ているときは、
第1図(A)に示すように、左側の係合腕55′の被押圧
部56′cが制御板49の左側の弾性アーム51′の係合孔5
2′の中央部に挿通され、また、回動レバー53が第2の
位置に来ているときは、第1図(D)示すように、右側
の係合腕55の被押圧部56cが制御板49の右側の弾性アー
ム51の係合孔52の中央部に挿通されることになる。
(b−3−d.回動レバー位置の切換)[第1図] しかして、切換レバー40が後方へ摺動する毎に、回動レ
バー53の第1の位置から第2の位置への回動と第2の位
置から第1の位置への回動とが交互に行なわれる。
即ち、第1図(A)に示すように回動レバー53が第1の
位置に来ている状態から切換レバー40が後方へ押し込ま
れると、その押込が開始された直後に、制御板49の左側
の弾性アーム51′の係合孔52′の前縁52′aが回動レバ
ー53の左側の係合腕55′の係合部56′の被押圧部56′c
のうち後方へ稍凹んだ部分に係合してここを略後方へ向
けて押圧することになり、それによって、回動レバー53
がこれに付勢されている反時計回り方向への回動力に抗
して時計回り方向へ回動される。このとき、回動レバー
53が中立位置に来るまでの間は左側の係合腕55′が後ろ
稍斜め左方へ、右側の係合腕55が前方稍斜め右側へそれ
ぞれ変位するが、弾性アーム51、51′は左右方向への可
撓性を有しているので、左側の弾性アーム51′の係合腕
55′と係合した位置が該係合腕55′に追従して行くこと
になり、従って、この弾性アーム51′は、第1図(B)
に示すように、左方へ向けて撓むように変形しながら後
方へ移動して行くことになる。そして、回動レバー53が
中立位置に来ると、右側の係合腕55の被押圧部56cが、
相対的に、右側の弾性アーム51の係合孔52の前端と略対
応したところに位置し、この状態を境として、今度は左
側の係合腕55′が後方稍斜め右側へ、右側の係合腕55が
前方稍斜め左側へ向けてそれぞれ変位して行くことにな
り、右側の係合腕55は右側の弾性アーム51の係合孔52に
入ること無く該弾性アーム51の先端部51aに対して相対
的に略右方から廻り込むように移動し回動レバー53が第
2の位置に到達した時点では、第1図(C)に示すよう
に、先端部51aに略前方から対向するように位置され
る。
尚、回動レバー53が中立位置に来たところを境として、
制御スライダー26により加えられる回動力が時計回り方
向に切り換わるので、この状態からの回動レバー53の回
動は制御板49により加えられる回動力の如何に拘わらず
機械的に遂行される。
しかして、回動レバー53が第1の位置から第2の位置へ
と移動され、この状態はトグルバネ38の弾発力により保
持される。
そして、切換レバー40に対する押込力を解除すると、該
切換レバー40が引張スプリング47の引張力によって第1
図(D)に実線で示すように非押込位置に戻される。こ
のとき、回動レバー53の右側の係合腕55の被押圧部56c
は右側の弾性アーム51の移動軌跡と交差するように位置
しているため、該弾性アーム51は上記被押圧部56cと接
触することにより相対的に略左方へ向けて押圧され、従
って、第1図(D)に2点鎖線で示すように撓まされな
がら移動し、そして、その係合孔52が上記被押圧部56c
と対応したところで、上記撓みが解除されて、その係合
孔52に被押圧部56cが相対的に挿入される。
尚、前記したように、回動レバー53の主部54には2つの
規制突起57、57′が形成されており、回動レバー53が第
1の位置に来ているときは左側の規制突起57′が左側の
弾性アーム51′の略中間部の下部に右方から接触するよ
うに位置され、これにより、該弾性アーム51′が係合腕
55′を押圧する際その反力によって右方へ撓むことの無
いようにその撓み方向が一の方向に規制される。
また、回動レバー53が第2の位置に来ている状態から切
換レバー40が後方へ押し込まれると、今度は、右側の弾
性アーム51の係合孔52の前縁52aが右側の係合腕55の被
押圧部56bのうち後方へ稍凹んだ部分に係合してここを
略後方へ向けて押圧することになり、それによって、回
動レバー53が時計回り方向への回動力に抗して反時計回
り方向へ回動され、このとき、弾性アーム51は右方へ撓
むように変形しながら後方へ移動して行く。そして、回
動レバー53が中立位置に来ると、左側の係合腕55′の被
押圧部56′cが、相対的に、左側の弾性アーム51′の係
合孔52′の前端と略対応したところに位置し、この状態
を経て、上記被押圧部56′cは弾性アーム51′の係合孔
52′に入ること無く該弾性アーム51′の先端部51′aに
対して相対的に略左方から廻り込むように移動し、回動
レバー53が第1の位置に到達した時点で上記先端部51′
aに略前方から対向するように位置される。尚、回動レ
バー53が中立位置に来たところを境として、制御スライ
ダー26により回動レバー53に加えられる回動力の方向が
反時計回り方向に切り換わり、それにより、回動レバー
53の第1の位置までの回動が確実に遂行される。
しかして、回動レバー53が第2の位置から第1の位置へ
と移動され、この状態はトグルバネ38の弾発力により保
持される。
そして、切換レバー40に対する押込力を解除すると、切
換レバー40が非押込位置に戻されると共に、このとき、
左側の弾性アーム51′は、一旦、係合腕55′と接触する
ことにより相対的に押圧されて右方へ撓まされ、次い
で、係合孔52′が係合腕55′の被押圧部56′cと対応し
たところで、該被押圧部56′cが上記係合孔52′に相対
的に挿入され、これにより2位置選択機構24が第1図
(A)に示す状態に戻る。
このようにして、回動レバー53が第1の位置と第2の位
置との間で回動される。
(b−4.テープ走行方向の切換)[第2図、第5図] しかして、切換レバー40が後方へ押し込まれる毎に回動
レバー53の第1の位置から第2の位置への移動と第2の
位置から第1の位置への移動とが交互に行なわれるの
で、これに伴なって、制御スライダー26がノーマルモー
ド位置からリバースモード位置へあるいはリバースモー
ド位置からノーマルモード位置へと移動される。
そして、制御スライダー26に形成された規制孔30、30′
には前記ピンチローラレバー11、11′の被規制脚15、1
5′の下端部15a、15′aが各別に位置され、また、規制
切欠28、28′には揺動レバー16、16′の被規制片18、1
8′が位置されており、制御スライダー26がノーマルモ
ード位置に来ているときは、第2図に示すように、N側
揺動レバー16の被規制片18が右側の規制切欠28の左半分
に、右側のピンチローラレバー11の被規制脚15の下端部
15aが右側の規制孔30の非規制部30bの前端部にそれぞれ
位置され、また、R側揺動レバー16′の被規制片18′が
左側の規制切欠28′の左半分に、左側のピンチローラレ
バー11′の被規制脚15′の下端部15′aが左側の規制孔
30′の規制部30′aの左端部にそれぞれ位置される。
従って、この状態では、R側揺動レバー16′の被規制片
18′の左方への移動が規制切欠28′により阻止されると
共に左側のピンチローラレバー11′の被規制脚15′の略
後方への移動が規制孔30′の規制部30′aにより阻止さ
れるが、N側揺動レバー16の被規制片18は右方へ移動可
能にされ、右側のピンチローラレバー11の被規制脚15も
後方へ移動可能にされているので、この状態からプレイ
レバー19が押し込まれると、N側揺動レバー16及びピン
チローラレバー11のみが前記所定の位置まで回動され、
それにより、テープ走行方向がノーマル方向に規定され
る。
そして、制御スライダー26がリバースモードへと移動す
ると、第5図(B)に示すように、右側の揺動レバー16
の被規制片18は規制切欠28の右半分に、右側のピンチロ
ーラレバー11の被規制脚15の下端部15aは、規制孔30の
規制部30aの右端部にそれぞれ相対的に位置されて回動
するのを阻止されるが、R側揺動レバー16′の被規制片
18′は規制切欠28′の左半分に、左側のピンチローラレ
バー11′の被規制脚15′の下端部15′aは規制孔30′の
非規制部30′bの前端部にそれぞれ相対的に位置される
ので、この状態では、これら左側の揺動レバー16′及び
ピンチローラレバー11′のみが前記所定の位置まで回動
され、それにより、テープ走行方向がリバース方向に規
定される。
このようにして、テープ走行方向が選択的に規定され
る。
(G.考案の効果) 以上に、記載したところから明らかなように、本考案2
位置選択機構は、一対の係合腕を有する回動レバーと、
上記一対の係合椀に各別に対応した一対の弾性アームを
有すると共に摺動自在な制御板とを備え、制御板が一の
方向に揺動する毎に、一方の弾性アームの係合部が一方
の係合椀の係合部と係合して回動レバーを第1の位置へ
回動させる動作と、他方の弾性アームの係合部が他方の
係合椀の係合部と係合して回動レバーを第2の位置へと
回動させる動作とが交互に行なわれるようにし、その
際、回動レバーに形成された一対の規制突起の一方が弾
性アームの一方と接触することにより該弾性アームは係
合椀を押圧したために生じる反力によっては撓むことが
ないようにしたことを特徴とする。
従って、本考案にあっては、制御板を一の方向へ押し込
む操作をするだけで、回動レバーの2つの位置のいずれ
か一方を確実に選択することができるので、モータ等の
駆動源により駆動されるカムギヤ等の複雑な駆動機構や
制御回路を使用しなくても、手動操作による一の方向へ
の押圧動作だけで、2つの位置の選択的な切換を確実に
行なうことができる。
尚、前記実施例においては押釦が取着された摺動部材に
取付部と弾性アームとから成る制御板を固定するように
したが、このような摺動部に弾性アームを直に形成する
ようにしても良いし、あるいは、摺動部材にバネ弾性を
有する材料から成る弾性アームを支持させるようにして
も良い。
また、実施例においては、上記摺動部材に非押込位置へ
の戻り力を付勢するための弾発部材としてこれに専用の
ものを設けるようにしたが、当該制御板の近くに適宜な
弾発部材が配置されるときはその弾発部材を利用するよ
うにすることも考えられる。
そして、本発明2位置選択機構は、実施例に示したよう
なテープレコーダのディレクション切換装置における2
位置選択機構に限らず、2つの位置を選択的に占めて、
それによって機器に2つの異なる状態を選択的に現出せ
しめるための操作部として使用される各種の2位置選択
機構として適用することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案2位置選択機構をテープレコーダのディレ
クション切換装置における2位置選択機構に適用した実
施の一例を示すものであり、第1図は2位置選択機構の
動作を(A)から(D)へ順を追って示す一部切欠要部
拡大平面図、第2図はストップ状態におけるテープレコ
ーダの機構部全体の平面図、第3図は第2図のIII−III
線に沿う拡大断面図、第4図はディレクション切換装置
の拡大分解斜視図、第5図(A)はノーマルプレイモー
ドが選択された状態のディレクション切換装置を一部を
省略して示す平面図、第5図(B)はリバースプレイモ
ードが選択された状態でディレクション切換装置を一部
を省略して示す平面図である。 符号の説明 24……2位置選択機構、49……制御板、51、51′……弾
性アーム、52、52′……係合部、53……回動レバー、5
5、55′……係合腕、56、56′……係合部、57、57′…
…規制突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の係合腕を有する回動レバーと、 上記一対の係合椀に各別に対応した一対の弾性アームを
    有すると共に摺動自在な制御板とを備え、 制御板が一の方向に摺動する毎に、一方の弾性アームの
    係合部が一方の係合椀の係合部と係合して回動レバーを
    第1の位置へ回動させる動作と、他方の弾性アームの係
    合部が他方の係合椀の係合部と係合して回動レバーを第
    2の位置へと回動させる動作とが交互に行なわれるよう
    にし、 その際、回動レバーに形成された一対の規制突起の一方
    が弾性アームの一方と接触することにより該弾性アーム
    は係合椀を押圧したために生じる反力によっては撓むこ
    とがないようにした ことを特徴とする2位置選択機構
JP1989039180U 1989-04-04 1989-04-04 2位置選択機構 Expired - Lifetime JPH0755696Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989039180U JPH0755696Y2 (ja) 1989-04-04 1989-04-04 2位置選択機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989039180U JPH0755696Y2 (ja) 1989-04-04 1989-04-04 2位置選択機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02132335U JPH02132335U (ja) 1990-11-02
JPH0755696Y2 true JPH0755696Y2 (ja) 1995-12-20

Family

ID=31547857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989039180U Expired - Lifetime JPH0755696Y2 (ja) 1989-04-04 1989-04-04 2位置選択機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0755696Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS402191Y1 (ja) * 1964-02-14 1965-01-22
JPS5622240A (en) * 1979-07-27 1981-03-02 Sharp Corp Reciprocative reproducing operation mechanism of tape recorder or the like

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02132335U (ja) 1990-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5856166B2 (ja) テ−プレコ−ダ
JPH0755696Y2 (ja) 2位置選択機構
JPH0725870Y2 (ja) テ−プレコ−ダ
JP2595699B2 (ja) カセットテープデッキ
JP2669048B2 (ja) テープレコーダ
JPH0528591A (ja) 早送り巻戻し機構
KR100246521B1 (ko) 테이프레코더의 모드전환장치
JPH0348733Y2 (ja)
JP2506587Y2 (ja) ピンチロ―ラ圧着機構
JP2726362B2 (ja) テーププレーヤの早送り巻戻し装置
JP2571718B2 (ja) オートリバース式テープレコーダのモード切換装置
JPH0337157Y2 (ja)
JPS581878Y2 (ja) 往復走行型カセットテ−プレコ−ダ
JPH0441469Y2 (ja)
JPH0725871Y2 (ja) テープレコーダ
JPH0337149Y2 (ja)
JP3472328B2 (ja) 早送り巻戻し機構
JPH0548250Y2 (ja)
JP2931506B2 (ja) スイッチ機構
JP2506564Y2 (ja) テ−ププレ−ヤ−におけるテ−プエンド検出機構
JP3138269B2 (ja) テーププレーヤのリール台駆動機構
JP2952509B2 (ja) テーププレーヤにおける終端検知機構
JPH0450584Y2 (ja)
JPH0734500Y2 (ja) テーププレーヤーの動作状態選択機構
JPH0237553A (ja) オートリバース方式のテーププレーヤ

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term