JPS6110288Y2 - - Google Patents

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JPS6110288Y2
JPS6110288Y2 JP14908678U JP14908678U JPS6110288Y2 JP S6110288 Y2 JPS6110288 Y2 JP S6110288Y2 JP 14908678 U JP14908678 U JP 14908678U JP 14908678 U JP14908678 U JP 14908678U JP S6110288 Y2 JPS6110288 Y2 JP S6110288Y2
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base plate
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lever
hole
operating
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、スライドレバーの操作によつて電
気機器の制御時間を設定するスライド式のタイム
スイツチの改良に関する。
現今数多くの種類の電気機器が開発され、これ
らの電気機器の制御に適用するタイムスイツチが
その開発に応じて提案されている。多くの電気機
器の中には、スライドレバーの操作によつて電気
機器の制御時間を設定しスイツチをオンオフ動作
させるのが望ましい機器がある。例えばマグネト
ロンを用いる電子レンジでは、通常は、高温高速
加熱により短時間調理が出来ることを特徴として
いるが、解凍調理等においては、高温高速加熱は
適当でないとされている。このため、電子レンジ
の出力を調節する必要があるがその方法としてマ
グネトロンの発振付勢回路を周期的に断続制御し
て、発振時間の割合を減少させる方法が採られて
いる。そしてスライド式のタイムスイツチを使用
することによりその発振時間の割合を自由に調節
し、電子レンジの出力を調節するという目的を達
成している。
しかし従来のスライド式のタイムスイツチにお
けるスライドレバーの先端部は、実開昭52−
148381号公報等に示されているように、上段部へ
の乗り上げがスムーズに行くように半円球の形は
しているものの、スライドレバー自体に固定され
る構造となつている。そのため、スライドレバー
をスライドさせたとき、スライドレバーの先端部
が円筒カムの低部より、斜面部へ移行する際、そ
の斜面部に引つかかり、スムーズに低部より上段
部へ移動できず、スライドレバーの操作感が極め
て悪かつた。特にスライドレバーを案内する部材
とスライドレバーとの係合関係は精度及び操作感
の関係で出来る限りガタがないように組立てる必
要があり、そのため上記のようにちよつとでも引
つかかりが発生するとスライドレバーがまつたく
動かなくなることが生じていた。そして無理に動
かそうとするとスライドレバーが壊れたり、案内
部材が傷ついたり、円筒カムが損傷する危険があ
つた。
本発明の目的は、上記欠点を鑑み、スライドレ
バーの操作がスムーズになされるタイムスイツチ
を提供することにあり、その特徴は、スライドレ
バーの先端に透孔を穿設し、その透孔に鋼球が嵌
挿し、その鋼球を円筒カムと作動レバーとで圧接
挾持し、鋼球の上下動と作動レバーを介してスイ
ツチに伝達した点にある。
以下、図示の実施例によつて本発明を説明す
る。図面でタイムスイツチはコ字状の第1の地板
1とこの地板に組み合された第2の地板11で地
板が構成され、第1の地板1に複数本の支軸2,
21の一方がそれぞれカシメ固定されている。支
軸2にはスライドレバー3と作動レバー4がそれ
ぞれ嵌挿され、支軸21には円筒カム5が嵌挿さ
れている。作動レバー4の上方上記第1の地板1
の内方にはスイツチ6が取りつけられている。上
記第2の地板11には上記複数本の支軸2,21
の他端が透孔11q,11rに嵌合され、第2の
地板11の外方にはモータ7が取りつけられてい
る。
上記第1の地板1は第1図から第3図のよう
に、前面部1aになる一側と、後面部1bになる
他側と、前面と後面を結ぶ側面部1cでコ字状に
形成されている。上記前面部1aには横向きの長
孔1dが形成され、長孔1dの上下にはそれぞれ
複数個の長溝1eが形成されている。長溝1eは
後述される小鋼球33の外径より寸法が狭い横幅
の縦長溝で、透孔によつて形成してもよいし、第
4図のように半抜き穴によつて形成されてもよ
い。上記前面部1aと後面部1bの自由端上下に
はそれぞれ横向きの短い長孔1f,1gと、上下
方向に開口された切欠き1j,1kがそれぞれ形
成されている。上記側面部1cには上記スイツチ
6が取りつけられる切起し片1mとネジ孔1nが
設けられ、この近傍にL字形の長孔よりなるスイ
ツチ6の位置調整孔1pが形成されている。さら
に側面部1cには上記支軸2,21のカシメ固定
用透孔1q,1rが穿設されている。側面部には
さらに外方に向けて切起し片1sが形成されて第
2の地板11に形成された切起し片11sと共に
電気機器に取りつけられるように構成されてい
る。
上記第2の地板11は第1図から第3図および
第5図のように、第1の地板1の開口側を覆うよ
うに数段の屈曲部によつて形成されている。両端
部11a,11bは上記第1の地板1の前面部1
aと後面部1bにそれぞれ重ねあわされるように
直角に屈曲されている。両端部に挾まれた中間部
11cは2段の鈎状に形成されている。中間部1
1cの両側上下には折曲部11f,11gが形成
され、上記第1の地板1の前面部1aと後面部1
bに形成された短い長孔1f,1gに挿入され
る。上記両端部11a,11bの上下にはそれぞ
れ舌片11j,11kが形成され、上記前面部と
後面部に形成された切欠き1j,1kに屈曲嵌入
されている。さらに中間部11cには前記外向き
の切起し片11sが形成されている。また中間部
には前記支軸2,21の嵌合透孔11q,11r
と、モータ7の取りつけネジ孔11mと、モータ
の出力歯車71が地板11の内方に突出される透
孔11nが穿設されている。
上記スライドレバー3は第2図、第3図のよう
に、主軸2が嵌挿された本体部3aと、本体部3
aから後方に延ばされて縦方向に透孔3cが穿設
された鋼球保持部3bと、本体部3aから前方に
延ばされて外周が角形で操作レバー3eが取りつ
けられた操作部3dで形成されている。上記透孔
3cには鋼球31が嵌入されて、鋼球31は透孔
3c内を自由に上下動可能に設けられている。上
記操作部3dと操作レバー3eはインサートモー
ルドで固定されている。操作部と操作レバーを同
質の材料で一体に成形してもよい。操作部3dに
は板バネ32が取りつけられている。板バネ32
には中心に角孔32aが穿設され、上下端はそれ
ぞれ前方に屈曲されて小さい透孔32b,32c
が穿設されている。透孔32b,32cには透孔
の内径より大きい外径の小鋼球33が当接され
る。上記鋼球31の上方には上記作動レバー4
が、下方には円筒カム5が配置されている。
上記作動レバー4は矩形に形成され、両側折曲
部4a,4bの透孔は上記支軸2に嵌合されてい
る。作動レバー4の一側に設けられた突出部4c
と前記第2の地板11の折曲部11gの一つとの
間にはバネ41が張設されて作動レバー4が円筒
カム5方向に付勢されている。
円筒カム5は支軸21に回動自在に嵌合され、
一側端面に形成された歯車5aが上記モータ7の
出力歯車71に噛合され、所定時間に一回回転さ
れるように構成されている。円筒カム5の外周に
は外径の大きいカム面5bと、外径の小さいカム
面5cと、カム面5bと5cを結ぶ傾斜面5d
が、カム面の凹凸がスパイラルになるように形成
されている。カム面5bの一側にはカム面5cに
落下する段部5eが形成されている。
上記スイツチ6は図面ではマイクロスイツチが
用いられて切起し片1mとネジ61、ネジ孔1n
で第1の地板1の側面部1cに取りつけられてい
る。
上記モータ7は複数のネジ72とネジ孔11m
で第2の地板11の中間部11cに取りつけられ
ている。
上記タイムスイツチが組み立てられるときは、
第1の地板1に支軸2,21がそれぞれ透孔1
q,1rに嵌合されてカシメ固定される。次にこ
の支軸2,21にそれぞれスライドレバー3と作
動レバー4および円筒カム5が挿入される。この
ときスライドレバー3の操作部3dには板バネ3
2が挿入され、操作部3dは第1の地板1の前面
部1aの長孔1dに嵌挿される。操作部3dの外
径寸法は長孔1dの幅寸法にあわせて形成され、
スライドレバー3は支軸2と長孔1dでスライド
操作可能に保持される。上記板バネ32の透孔3
2b,32cと前面部1aとの間には小鋼球33
が嵌合され、小鋼球33はクリツクストツプ用長
溝1eに落し込まれたときクリツクストツプされ
る。スライドレバー3の鋼球保持部3bの透孔3
cには鋼球31が落し込まれ、円筒カム5と作動
レバー4間に位置される。次にモータ7が取りつ
けられた第2の地板11が第1の地板1に組みつ
けられる。組みつけは折曲部11f,11gがそ
れぞれ横向きの短い長孔1f,1gに挿入され、
舌片11j,11kが切欠き1j,1kに屈曲嵌
入されて、地板1と11に合体される。このとき
支軸2,21の他端は地板11の透孔11q,1
1rに嵌合される。またモータ7の出力歯車71
は円筒カム5の歯車5aに噛合される。上記のよ
うに組み立てられた地板11の折曲部11gと作
動レバー4の突出部4c間にはバネ41が張設さ
れる。スイツチ6は上記のように切起し片1mと
ネジ61、ネジ孔1nで取りつけられて、スライ
ドレバー3の操作レバー3eは地板1の前面部1
aから前方に突出されて図示しないツマミが取り
つけられてタイムスイツチの組み立ては完了され
る。
タイムスイツチの動作は、モータ7が回転され
ると出力歯車71で円筒カム5が例えば30秒に一
回転される。円筒カム5の回転はカム部5bとカ
ム面5cおよび段部5e、傾斜面5dによつて鋼
球31を透孔3c内で上下させ、バネ41に抗し
て作動レバー4が支軸2が中心に回動されてスイ
ツチ6をON−OFFさせる。スイツチ6は地板1
に取りつけ後、各部品の寸法のバラツキで不適当
に作動レバー4との間隔がはなされているとき
は、位置微調整孔1pの上方位置の地板端部を治
具又は工具で押し下げて孔1pの幅を狭めるよう
にして調整される。間隔が狭いときはドライバー
等の工具を用いて孔1pの幅を広げて調整され
る。マイクロスイツチの場合はアクチユエーター
の応差を微細に調整する必要があるが、この位置
微調整孔1pによつてなされる。この調整孔はマ
イクロスイツチを用いる場合は応差微調整孔とな
る。スイツチ6にはマイクロスイツチ以外の他の
スイツチ部材を用いてもよい。
上記スライドレバー3の操作によつて可変され
るON−OFFの時間比率は、上記円筒カム5の外
径の大きいカム面5bと外径の小さいカム面5c
の比率によつて決められる。例えばスイツチ6に
ノーマルクローズスイツチが用いられ、第1図、
第3図で小鋼球33が左端の長溝1eにあるとき
100%ON、以下順次右側の他の長溝1eに小鋼球
33がスライドレバー3で移動されると、70%
ON、50%ON、30%ON、10%ONになるようにカ
ム面5b,5cが形成されている。
第9図は形成微調整孔1pの形状に関する他の
実施例である。図のように位置微調整孔1pの形
状はL字とT字を組み合せた形状や、L字の立上
り辺の上端に右または左に切り込みを設けた形状
に形成してもよい。地板が必要かつ充分な厚さの
場合はL字の立上り上端は開口されてもよい。
本発明は上述のように構成したからスライドレ
バーが円筒カムの段部に引つかかるということは
皆無となり、スライド操作が極めてスムーズとな
る。この結果操作感が向上するのみならず、スラ
イドレバーの引つかかりがなくなることによりス
ライドレバーとその案内部材たる支軸との係合関
係を全くガタがない状態とすることができ、制御
時間の設定精度を極めて高くすることができる。
加えて、構成が上述のように簡易であり、組立性
等でも有利なものとなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明のタイムスイツチの一実施例が示
され、第1図は正面図、第2図は平面図、第3図
は分解斜視図、第4図はクリツクストツプ用長溝
の他の実施例説明図、第5図は第2の地板の他の
側面斜視図、第6図はタイムスイツチの左側面
図、第7図は右側面図、第8図は第1の地板の側
面部が破截された右側面図、第9図はスイツチの
位置微調整孔の他の実施例説明図である。 1……第1の地板、1a……前面部、1b……
後面部、1c……側面図、1d……長孔、1e…
…長溝、1p……位置微調整孔、11……第2の
地板、11a,11b……両端部、11c……中
間部、2,21……支軸、3……スライドレバ
ー、3a……本体部、3b……鋼球保持部、3c
……透孔、3d……操作部、3e……操作レバ
ー、31……鋼球、32……板バネ、33……小
鋼球、4……作動レバー、41……バネ、5……
円筒カム、5a……歯車、5b,5c……カム
面、5d……傾斜面、5e……段部、6……スイ
ツチ、7……モータ、71……出力歯車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支軸で保持されたスライドレバーの操作によつ
    て電気機器の制御時間を設定するスライド式のタ
    イムスイツチにおいて、上記スライドレバーの先
    端に穿設した透孔に嵌挿された鋼球を、作動レバ
    ーと地板に取り付けられた円筒カムとの間で圧接
    挾持し、上記鋼球の上下動を上記作動レバーを介
    して電気機器制御用のスイツチに伝達したことを
    特徴とするタイムスイツチ。
JP14908678U 1978-10-31 1978-10-31 Expired JPS6110288Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14908678U JPS6110288Y2 (ja) 1978-10-31 1978-10-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14908678U JPS6110288Y2 (ja) 1978-10-31 1978-10-31

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Publication Number Publication Date
JPS5565733U JPS5565733U (ja) 1980-05-07
JPS6110288Y2 true JPS6110288Y2 (ja) 1986-04-02

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ID=29132092

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