JP2503403B2 - 駐車料金精算機 - Google Patents

駐車料金精算機

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JP2503403B2 JP28080985A JP28080985A JP2503403B2 JP 2503403 B2 JP2503403 B2 JP 2503403B2 JP 28080985 A JP28080985 A JP 28080985A JP 28080985 A JP28080985 A JP 28080985A JP 2503403 B2 JP2503403 B2 JP 2503403B2
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Description

【発明の詳細な説明】 《発明の分野》 この発明は、駐車料金精算機に関し、特に無人駐車場
等に適用される駐車料金精算機に関する。
《発明の概要》 この発明は、券紙を搬送するとともに、1枚しかプー
ルできない駐車料金精算機において、例えば、駐車券、
サービス券、回数券を順次挿入した後、取消ボタンを押
下したような場合、最後に挿入された回数券に駐車券お
よびサービス券上の情報を書き込み記録して、返却する
ことにより、装置側のプール機構の簡素化を図り、か
つ、しかも返却された回数券を用いて先の駐車券、サー
ビス券を併用したと同様な精算処理を再度行うことがで
きるようにしたものである。
《従来技術とその問題点》 従来から駐車券、サービス券、回数券を利用した駐車
料金精算機は知られている。
例えば、ホテル、デパートあるいはスーパ等の駐車場
にあっては、顧客サービスの一環として利用金額に応じ
てサービス券を発行する他、回数券を発行して駐車料金
の減免を図っている。
駐車券は利用者が駐車場に入庫する際に、発行機が入
庫時刻等を印刷して自動発行するものであり、サービス
券はホテル等において利用者が利用金額を支払う際に交
付される割引駐車券であり、また回数券は所定料金(例
えば100円)の駐車料金を例えば10枚単位でホテル等が
予め利用者に販売したものである。これらサービス券、
回数券を上手に組み合わせ利用することにより、利用者
は、駐車場を割安に利用することができ、かつ、現金を
持たなくとも駐車場を利用することができ便利である。
因みに、駐車料金精算機に駐車券、サービス券および
回数券を挿入して駐車料金を精算する場合の駐車料金精
算処理を簡単に説明する。
駐車場利用者は、駐車場から出庫するに際し、駐車料
金精算機に、まずはじめに、駐車券を挿入して駐車時間
に見合う駐車料金を表示させ、次に、サービス券を挿入
して駐車料金を減額させ、続いて、回数券を挿入してさ
らに駐車料金を減額させた後、この駐車料金に対する現
金を支払って出庫する。しかし、サービス券、または回
数券を挿入した後、駐車場利用者の都合で駐車料金精算
処理を取り消す場合(例えば、忘れ物を思い出して取り
に出かけるため、出庫を諦めたような場合)には、すで
に挿入された、駐車券、サービス券または回数券が装置
内の所定場所に回収されてしまっているので、駐車場利
用者は、駐車料金精算機からこれらを返却してもらえ
ず、後の出庫に際し、上記の券紙による駐車料金精算処
理を行なえなかった。
このような従来の駐車料金精算機は、第7図に示すよ
うに、料金表示器5、各種指示ボタン9,10,11(取消ボ
タン9、呼出ボタン10および紛失ボタン11)、カード搬
送機構12、本精算機自体の制御を行うマイクロプロセッ
サからなるCPU13、制御プログラムと券紙が有していた
記録情報とを記憶するメモリ14、データ読取制御回路1
5、料金表示回路17、現金処理装置18、出庫口にあるカ
ーゲートの開閉制御を行なうカーゲート制御部19、カー
ゲートの前後に配置されたループコイルの信号により車
両を検知する車両検知器20、メモリ14に記録されている
記録内容や領収書をプリントアウトするジャナルプリン
タ21および券紙の記録情報を読取る読取ヘッド1211とか
ら構成されている。
上記の各種構成物の内、各種指示ボタン9,10,11、カ
ード搬送機構12、メモリ14、データ読取制御回路15、料
金表示回路17、現金処理装置18、カーゲート制御部19、
車両検知器20およびジャナルプリンタ21はデータバス等
のバスライン100を介してCPU13と接続され、読取ヘッド
1211はデータ読取制御回路15と接続され、料金表示器5
は料金表示回路17と接続されている。
カード搬送機構12は、券紙が券紙挿入口より挿入され
ると、券紙を装置1内の読取ヘッド1211の後方側搬送路
上まで搬送していき、その場所にプールする一方、すで
にプールされている券紙を回収器(図示せず)に回収す
るようになっている。
現金処理装置18は、紙幣挿入口の後方に配置される紙
幣処理装置(ビルチェッカ)、硬貨投入口の後方に配置
される硬貨処理装置、受皿の後方に配置される釣銭放出
装置を含み、挿入された紙幣や硬貨の額をCPU13に出力
し、またCPU13から釣銭情報を受けて受皿8に釣銭を放
出するようになっている。
従って、従来の駐車料金精算機は、複数枚の券紙が券
紙挿入口より装置内に挿入された後に、利用者の都合で
駐車料金精算処理が取り消された場合には、装置内に保
存されているのは最後の券紙だけであるため、すでに回
収された券紙を返却することができない。このため、従
来の駐車料金精算機は、券紙を回収したことを証明する
ために別途ジャーナルプリンタ21等を用いて、回収した
券紙の内容を記載した領収証を発行していた。
しかしながら、このような従来の駐車料金精算機で
は、取消時に発行される領収証は、そのままでは機械読
取り不能であるので、出庫時に駐車場係員の手を借りね
ばならず、駐車場を完全無人化するための障害になると
いう問題点があった。
一方、複数枚の券紙を装置内にプールできる構成を採
用すれば、駐車料金精算処理の取消しに応じて、すべて
の券紙を返却することができるが、この場合は構造が複
雑となり、コストアップにつながるという問題点があっ
た。
《発明の目的》 本発明の目的は、上述の問題点に鑑み、複数の券紙が
すでに装置内に挿入された後に駐車料金精算処理が取り
消された場合、返却された1枚の券紙を利用して駐車料
金精算処理を再度行うことができる駐車料金精算機を提
供することにある。
《発明の構成と効果》 上記の目的を達成するために、この発明は、駐車券、
サービス券および回数券のいずれか1つでなるすでにプ
ールされている券紙と、駐車券、サービス券および回数
券のいずれか1つでなる新たに追加挿入される券紙を用
いて駐車料金を精算するとともに、機器のフロントパネ
ルに料金表示器、券紙の挿入口、紙幣、硬貨投入口およ
び取消ボタンが設けられている駐車料金精算機におい
て、駐車券、サービス券および回数券の券紙を装置内に
搬送する搬送手段と、この搬送手段の途中に設けられた
読取り手段および書込み手段と、上記読取り手段により
読み取られた情報に基づき、駐車料金を算出する料金算
出手段と、この料金算出手段により算出された料金を料
金表示器に表示する料金表示手段と、上記券紙の1つが
上記書込み手段の後方側搬送路上にプールされている状
態において、新たに他の券紙が挿入口から追加挿入さ
れ、上記取消ボタンが押下された場合、上記プールされ
ている券紙を回収するとともに、追加挿入された最後の
券紙上にすでに回収された他の券紙上の情報を上記書込
み手段により書き込み、当該券紙を挿入口側に返却する
書込み制御手段とを具備することを特徴とする。
上述の発明によれば、搬送手段、読取り手段、書込み
手段、料金算出手段および書込み制御手段を備えること
により、複数の券紙がすでに装置内に挿入された後に駐
車料金精算処理が取り消された場合、返却された1枚の
券紙を利用して駐車料金精算処理を再度行うことができ
る。このため、出庫時に駐車場係員の手を借りる必要が
なくなり、駐車場を完全無人化することができるという
効果がある。
また、投入された券紙を複数枚保存する構成を採用す
る必要もないため、コストアップをきたすこともないと
いう効果がある。
《実施例の説明》 以下、本発明について図面を参照して説明をする。
第1図は本発明に係る駐車料金精算機の一実施例の外
観を示す正面図である。
本実施例の駐車料金精算機は、図に示すように、フロ
ントパネル上に昇降シャッタ2で開閉される窓3を有し
ており、この窓3には、駐車券、サービス券および回数
券を挿入するための券紙挿入口4、駐車料金を表示する
料金表示器5、紙幣を挿入するための紙幣挿入口6、硬
貨を投入するための硬貨投入口7、釣銭や領収書が放出
される受皿8、駐車料金精算処理を取り消す取消ボタン
9、係員を呼び出す呼出ボタン10並びに駐車券を紛失し
たときに使用する紛失ボタン11が設けられている。
第2図は本実施例の駐車料金精算機の構成を示すブロ
ック図である。
ここで、第7図中に記載された構成物と同一の構成物
には同一の参照符号を付し、その詳細説明は省略する。
この実施例の駐車料金精算機は、図に示すように、第
7図に示した従来の駐車料金精算機に、データ書込制御
回路16と、書込ヘッド1212とが付加されて構成されてい
る。
データ書込制御回路16は、書込ヘッド1212を制御し、
データバス等のバスライン100を介してCPU13と接続され
ている。書込ヘッド1212は、後述するCPU13で編集され
た書込み情報を後述する券紙上の磁気ストライプ(第4
図参照)に書き込むようになっており、データ書込制御
回路16と接続されている。
次に、第3図を参照して、カード搬送機構12の構造に
ついて説明する。
カード搬送機構12は、図に示すように、挿入口4の背
後に上側ベルト1201と、下側ベルト1202とが互いに対面
して設けられている。上側ベルト1201は、前部上ローラ
1203と後部上ローラ1204との間に張設され、下側ベルト
1202は、前部下ローラ1205と、後部下ローラ1206との間
に張設されている。
また、カード搬送機構12は、上側ベルト1201をモータ
1207で駆動することにより、挿入された券紙を上側ベル
ト1201と下側ベルト1202とで上下に挟んだ状態で往復搬
送できるようになっている。
また、カード搬送機構12は、挿入口4に挿入口センサ
1208、搬送ベルト上の前部に前部センサ1209および搬送
ベルト上の前部センサと所定の距離をおいて搬送ベルト
上の後部に後部センサ1210が設けられている。これらの
センサ1208,1209,1210は、例えば透過型光電センサで構
成されている。
さらに、カード搬送機構12は、搬送ベルト上には、入
口側から奥部へ向けて順に、読取ヘッド1211および書込
ヘッド1212がそれぞれ配置されている。読取ヘッド1211
は通過する券紙上から必要な記録情報を読取り、書込ヘ
ッド1212はCPU13で編集された書込み情報を書込むよう
になっている。
続いて、第4図を参照して、この実施例の駐車料金精
算機に使用される券紙について説明する。
この例では駐車券の場合で示されている。この例の駐
車券40は、図に示すように、表側に空白領域が設けられ
ており、この領域には入庫処理の際に入庫月日および時
刻がプリントされる。また、この駐車券40は、裏側の中
央に磁気ストライプ40aが設けられており、この磁気ス
トライプ40aには券種コード、駐車場コード、機械番
号、入庫時刻、車種コード、券番号等が所定のフォーマ
ットで記録されている(第5図(B)参照)。
なお、サービス券、回数券についてもその物理的な構
造は同一であって、表側には必要なプリント領域が、ま
た裏側には磁気ストライプがそれぞれ設けられている。
次に、第5図を参照して、磁気ストライプ40a上に記
録されている情報を、各券紙ごとに具体的に説明する。
各券紙の磁気ストライプ40aは、第5図(A)に示す
ように、記録情報の内容を示すフォーマットが共通して
おり、それぞれ券種コードエリア、駐車場コードエリ
ア、機械番号エリア、有効開始日エリア、有効終了日エ
リア、入庫時刻エリア、単価エリア、車種コードエリ
ア、券番号エリア等が設けられている。そして、券紙上
に設けられた磁気ストライプ40aには、第5図(B)〜
(D)に示すように、駐車券、サービス券、回数券ごと
に、必要な情報が書込まれている。
因みに、駐車券の場合には、第5図(B)に示すよう
に、券種コードエリア、駐車場コードエリア、機械番号
エリア、入庫時刻エリア、車種コードエリア、券番号エ
リアに必要な情報が記憶されている。サービス券の場合
には、第5図(C)に示すように、券種コードエリア、
駐車場コードエリア、機械番号エリア、有効開始日エリ
ア、有効終了日エリア、車種コードエリアおよび券番号
エリアに必要な情報が記憶されている。回数券の場合に
は、第5図(D)に示すように、券種コードエリア、駐
車場コードエリア、機械番号エリア、有効開始日エリ
ア、有効終了日エリア、単価エリア、券番号エリアに必
要な情報が記憶されている。
なお、第5図(E)は、駐車料金精算処理が取消され
た場合に、装置1内の書込ヘッド1212の後方側搬送路上
にプールされていた券紙の磁気ストライプ40aに、すで
に回収された券紙の記録情報を書込んだ場合の一例を示
すものである。
続いて、本実施例の駐車料金精算機の動作を第6A図お
よび第6B図を参照して説明する。なお、動作説明を簡明
にするため、(1)駐車券、サービス券および回数券併
用時において、取消ボタンが押下されない場合おける駐
車料金精算処理と、(2)取消ボタンが押下された場合
おける駐車料金精算処理とに分けて説明する。
(1)駐車券、サービス券、回数券併用時において、取
消ボタンが押下されない場合おける駐車料金精算処理に
ついて説明する。
車両検知器20が車の接近を検知すると(ステップ60
1)、シャッタ2は、スライドして窓3を開き(ステッ
プ602)、駐車券40を挿入可能な状態とする(ステップ6
03否定)。
次に、券紙挿入口4から駐車券40が挿入されると(ス
テップ603肯定)、挿入口センサ1208は、これを検出し
てモータ1207に対して起動をかける。起動をかけられた
モータ1207は、上側ベルト1201を所定の速さで移動させ
る。上側ベルト1201と下側ベルト1202とは、駐車券40を
挟んで、装置1内の書込ヘッド1212の後方側搬送路上P
(第3図参照)まで搬送し、ここで駐車券40をプールす
る。
読取ヘッド1211は、通過する駐車券の磁気ストライプ
40aから駐車券40が有する記録情報(第5図参照)を読
み取り、メモリ14に記録する(ステップ604)。
すると、CPU13は、駐車券40の記録情報のうち出庫時
刻(現時刻)から入庫時刻を差引くことにより、駐車時
間を計算し、これに各時間帯ごとの駐車料金単価を乗ず
ることにより、駐車料金を算出し(ステップ605)、こ
れを料金表示器5に表示させる(ステップ606)。
次に、サービス券が券紙挿入口4に挿入されると(ス
テップ607;YES)、このサービス券は、駐車券40の場合
と同様にして装置1内の書込ヘッド1212の後方側搬送路
上Pに搬送され、その場所でプールされる。一方、装置
1内にプールされていた駐車券40は、上側ベルト1201と
下側ベルト1202と挟まれて移動していき、回収器(図示
せず)に回収される。
その後、サービス券は、駐車券40の場合と同様にして
自己の記録情報が読み取られ、メモリ14に記録される
(ステップ612)。すると、CPU13は、料金表示器5に表
示されている駐車料金を、サービス券の記録情報に基づ
き減額または免除し(ステップ605)、この減額または
免除された駐車料金を再び料金表示器5に表示させる
(ステップ606)。
次に、回数券が券紙挿入口4に挿入されると(ステッ
プ608;YES)、この回数券は、駐車券40およびサービス
券の場合と同様にして装置1内の書込ヘッド1212の後方
側搬送路場Pに搬送され、その場所でプールされる。一
方、装置1内にプールされていたサービス券は、駐車券
40の場合と同様にして回収器(図示せず)に回収され
る。
その後、回数券は、駐車券40およびサービス券の場合
と同様にして自己の記録情報が読み取られ、メモリ14に
記録される(ステップ613)。すると、CPU13は、料金表
示器5に表示されている駐車料金を、回数券の記録情報
(単価エリアに書込まれた情報、第5図(D)参照)に
基づき減額し(ステップ605)、この減額された駐車料
金を再び料金表示器5に表示する(ステップ606)。も
し、料金不足で他の回数券を必要とする場合には、再び
同様な処理を行って駐車料金の減額処理を行う。
このようにして、サービス券、回数券を挿入し終わっ
た後、料金表示器5に表示された駐車料金を支払うた
め、駐車場利用者が紙幣挿入口6および貨幣投入口7か
ら現金を投入すると(ステップ609;YES)、CPU13は、現
金処理装置18から投入された現金の金額情報を受け取り
(ステップ614)、料金表示器5に表示されている駐車
料金から投入された現金の金額を減額し(ステップ60
5)、その額を料金表示器5に料金の不足分として表示
する(ステップ606)。以下、同様にして、現金を投入
していき、CPU13は、駐車料金請求金額よりも投入額が
多くなったと判断すると(請求額≦投入額)(ステップ
611肯定)、カード搬送機構12に稼働指示を出す一方、
メモリ14に記録されている今までに挿入された券紙の記
録情報を消去する。カード搬送機構12は、上述のように
してプールされている回数券を回収器に回収する(ステ
ップ615)。
続いて、CPU13は、カーゲート制御部19に指示し、出
庫口に設けられたカーゲートを開かせる(ステップ61
6)。また、CPU13は、釣銭があるか否かを判断し(ステ
ップ617)、釣銭がある場合には(ステップ617;YES)、
その釣銭の額の現金を現金処理装置を介して受皿8に放
出させる(ステップ618)。その後、車両検知器20から
カーゲートの近くに車両が存在しないとの旨の信号を受
けると(ステップ619;YES)、CPU13は、カーゲート制御
部19に指示し、出庫口のカーゲートを閉じさせる(ステ
ップ620)。以上で、取消ボタンが押下されない場合お
ける駐車料金精算処理が終了する。
なお、上述の本実施例の動作説明は、サービス券、回
数券を用いた場合について説明したが、サービス券、回
数券のうちいずれかの券紙を用いた場合でも同様に動作
することはいうまでもないことである。
(2)駐車券、サービス券および回数券併用時におい
て、取消ボタンが押下された場合おける駐車料金精算処
理について説明する。
駐車券、サービス券、回数券が順次装置1内に搬出さ
れ、最後に挿入された回数券が装置1内の書込ヘッド12
12の後方側搬送路上Pにプールされている状態におい
て、取消ボタン9が押下されると(ステップ610;YE
S)、CPU13は、取消ボタン9から駐車料金精算処理を取
り消す旨の信号を受け取り、直ちに書込情報の編集処理
を行なう(ステップ621)。
ここで、その編集処理について述べる。その編集処理
は、CPU13がメモリ14に記録されている駐車券の記録情
報(第5図(B)参照)を、書込み用フォーマットの所
定のエリア(第5図(E)参照)に書き込み、サービス
券の車種コード情報(第5図(C)参照)を、所定エリ
アに書き込み、また、回数券の単価情報(第5図(D)
参照)を所定エリアに書き込み、そして、サービス券、
回数券のデータの有効開始日、有効終了日のデータで現
在日に近いものをそれぞれ所定のエリアに書き込んだ書
込み情報をメモリ14に記録させることで、編集処理を行
なう。
次に、CPU13は、カード搬送機構12にモータ1207を逆
転させる指示を出す。すると、カード搬送機構12は、モ
ータ1207を逆転させ、装置1内にプールされている最後
の挿入された回数券を券紙挿入口4に向けて搬送する。
搬送されるこの回数券が書込ヘッド1212の場所にくる
と、書込ヘッド1212は、メモリ14からの書込み情報を回
数券の磁気ストライプ40aに書き込む(ステップ622)。
すなわち、取消ボタンが押下されることにより、書込
ヘッド1212の後方搬送路上Pにプールされている最後に
挿入された回数券には、その返却途中においてすでに回
収されている駐車券、サービス券上のすべての情報が記
録され、挿入口側に返却されるが、このような書込み制
御はCPU13によって制御実行されるものである。
さらに必要であれば、CPU13は、現金処理装置18に所
定の指示を供給し、釣銭を返却させる(ステップ62
4)。
本実施例によれば、回数券には、第5図(E)に示す
ように、すでに回収された駐車券、サービス券および回
数券の記録情報(第5図(B)、(C)参照)が書き込
まれているので、再び出庫する場合には、返却された回
数券を券紙挿入口4にそのまま挿入するだけで、駐車
券、サービス券および回数券を併用したと同等な駐車料
金で出庫することが可能となる。
また、従来の駐車料金精算機と同様に、券紙のプール
が1枚で済むため、複数枚の券紙を装置内に別途プール
するための複雑な機構を設ける必要もないので、コスト
アップをきたすこともない。
なお、この例では、最初に駐車券を挿入させ、その後
サービス券、回数券の追加挿入を認めるようにシステム
構成したが、駐車券、サービス券、回数券を任意の順番
で挿入し得るように構成しても良く、この場合でも最後
に追加挿入された券紙上にすでに回収された他の券紙の
情報を記録すれば良いことはいうまでもない。
さらに、以上の例では、最後に追加挿入された券紙上
に他の券紙の情報を磁気記録するようにしたが、これに
代えて適宜なプリンタを設け、他の券紙の情報をプリン
トしても良いことはいうまでもない。
この場合には、精算機側にはオプチカルキャラクタリ
ーダ(OCR)を備え付け、これにより券紙からの情報読
取りを行なうようにすれば良いのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る駐車料金精算機の一実施例の外観
を示す正面図、第2図は本実施例の駐車料金精算機の構
成を示すブロック図である。第3図はカード搬送機構の
概略図である。第4図は本実施例の駐車料金精算機で使
用される券紙の一例を示す図である。第5図は磁気スト
ライプ上の記録情報の内容を示すフォーマット、第6A図
および第6B図は本実施例の駐車料金精算機の動作を説明
するフローチャート、第7図は従来の駐車料金精算機の
構成を示すブロック図である。 1……駐車料金精算機 4……券紙挿入口 5……料金表示器 6……紙幣挿入口 7……硬貨投入口 8……受皿 9……取消ボタン 12……カード搬送機構 13……CPU 14……メモリ 18……現金処理装置 19……カーゲート制御部 20……車両検知器 1211……読取ヘッド 1212……書込ヘッド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駐車券、サービス券および回数券のいずれ
    か1つでなるすでにプールされている券紙と、駐車券、
    サービス券および回数券のいずれか1つでなる新たに追
    加挿入される券紙を用いて駐車料金を精算するととも
    に、機器のフロントパネルに料金表示器、券紙の挿入
    口、紙幣、硬貨投入口および取消ボタンが設けられてい
    る駐車料金精算機において、 駐車券、サービス券および回数券の券紙を装置内に搬送
    する搬送手段と、 この搬送手段の途中に設けられた読取り手段および書込
    み手段と、 上記読取り手段により読み取られた情報に基づき、駐車
    料金を算出する料金算出手段と、 この料金算出手段により算出された料金を料金表示器に
    表示する料金表示手段と、 上記券紙の1つが上記書込み手段の後方側搬送路上にプ
    ールされている状態において、新たに他の券紙が挿入口
    から追加挿入され、上記取消ボタンが押下された場合、
    上記プールされている券紙を回収するとともに、追加挿
    入された最後の券紙上にすでに回収された他の券紙上の
    情報を上記書込み手段により書込み、当該券紙を挿入口
    側に返却する書込み制御手段と を具備することを特徴とする駐車料金精算機。
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