JPH097013A - 駐車料金精算機 - Google Patents

駐車料金精算機

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JPH097013A
JPH097013A JP17934795A JP17934795A JPH097013A JP H097013 A JPH097013 A JP H097013A JP 17934795 A JP17934795 A JP 17934795A JP 17934795 A JP17934795 A JP 17934795A JP H097013 A JPH097013 A JP H097013A
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JP
Japan
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prepaid card
parking
card
prepaid
charge
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Application number
JP17934795A
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English (en)
Inventor
Shoryu Suzuki
勝琉 鈴木
Shuji Ishikawa
修二 石川
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 駐車料金精算機でもって、料金精算が行なえ
る他、プリペイドカードをも購入することができるよう
にする。 【構成】 駐車料金を精算するに当たり、プリペイドカ
ードの使用が可能であり、該プリペイドカードの挿入に
より駐車料金をプリペイドカードに記録されている金額
より減額処理して料金精算を行なうことができる駐車料
金精算機(10)であって、前記駐車料金精算機(1
0)の接客面にプリペイドカード購入ボタン(42)を
設け、前記プリペイドカード購入ボタン(42)を押下
することによりプリペイドカードを発行することができ
る手段を内蔵させた駐車料金精算機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、駐車場における駐車
料金精算と料金前払カード(プリペイドカードや複数回
数券等、以下、プリペイド(P)カードという)の使用
が可能な駐車料金精算装置に関し、特に、駐車料金の精
算中においても新たなプリペイドカードを発行すること
ができる駐車料金精算機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】駐車場の入場口で駐車券発行機より発行
される駐車券を抜取って入場し、出場するときに前記駐
車券を料金精算機に挿入する。該料金精算機は、駐車券
の入場時刻から退場時刻までの時間を計算して料金表示
部に表示し、表示された必要料金を投入すると出場ゲー
トが開いて出場することができるようにしたものであっ
て、人件費等を節約するという目的で無人駐車場として
多く使用されている。
【0003】このような無人駐車場において、駐車料金
の支払いには現金でやり取りする場合の不便さからプリ
ペイドカードを使用することができるようにした駐車場
が増加してきている(例えば、特開昭63−25079
1号公報,特公平1−40388号公報)。
【0004】すなわち、プリペイドカードによる料金精
算は、現金の授受がないので便利である。特に、無人駐
車場で車の中から料金精算する場合には、車を料金精算
機の近くに寄せないと通貨の投入や釣銭を取るのが非常
に困難となる。また、通貨の投入には、硬貨も紙幣も1
枚ずつ投入するのが一般的であって、車1台当たりの精
算処理時間が多くかかり、出場口で車が渋滞してしまう
こともある。
【0005】プリペイドカードを使用した料金精算の場
合は、該プリペイドカードだけの挿入と抜取りのみで済
み、利用者の操作が簡便となり、出場口での車の混雑も
緩和されるという利点がある。
【0006】このようなプリペイドカードは、通常、管
理人のいる駐車場では管理人室(事務室)で販売してい
るが、無人駐車場ではプリペイドカード販売機を設置し
て販売している。従って、利用者は、プリペイドカード
を購入してから車に乗り、出場口に向かうことになる。
【0007】しかし、駐車料金の全額をプリペイドカー
ドによって支払うことができれば良いが、該プリペイド
カードの残額が不足しているときは該不足金額を現金で
支払わなければならないこともある。この不足金額があ
らかじめ利用者に分っていれば、小銭を用意したり、ま
たは、あらかじめ新しいプリペイドカードを購入してお
くこともできるが、一般的には、プリペイドカードを料
金精算機に挿入してから表示部に不足金額が表示される
ため、そのときになって初めて残額不足に気付き、不足
金額に相当する現金を探したりする。このため、精算処
理時間もかかり、せっかくプリペイドカードシステムを
導入した無人駐車場のメリットが半減してしまうことに
もなりかねない。
【0008】このようにプリペイドカードの残額が不足
している場合において、料金精算機が釣銭切れとなった
ときには、出場するためには駐車料金と同額の小銭を用
意しなければならない。従って、小銭の手持ちがなかっ
た場合は両替をして不足金額を支払う必要がある。
【0009】このような場合、一旦、料金精算を取消し
て車をバックし、プリペイドカードを新たに購入するこ
とも考えられるが、プリペイドカードを途中まで精算し
てしまっているので、料金精算の取消しを行なうことも
できない。
【0010】また、料金精算機が釣銭切れの場合に預り
書を発行するケースもあるが、その預り書を現金に変え
るために駐車場の事務所に出向いたりしなければならな
いという不便さがある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記点に着目
してなされたものであって、駐車場の出場口に設置され
ている駐車料金精算機でもって、駐車料金を精算するこ
とができる他、プリペイドカードをも購入することがで
きるようにすることによって、プリペイドカードの残額
不足のときにも小銭の用意をする必要がなく、速やかな
る料金精算が行なえるようにした駐車料金精算機を提供
することを課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題解決するため本
発明は、駐車料金精算機に精算機能のみならず、プリペ
イドカード発行機能をも持たせるようにした。
【0013】すなわち、本発明の構成を、駐車料金を精
算するに当たり、プリペイドカードの使用が可能であ
り、該プリペイドカードの挿入により駐車料金をプリペ
イドカードに記録されている金額より減額処理して料金
精算を行なうことができる駐車料金精算機(10)であ
って、前記駐車料金精算機(10)の接客面にプリペイ
ドカード購入ボタン(42)を設け、前記プリペイドカ
ード購入ボタン(42)を押下することによりプリペイ
ドカードを発行することができる手段を内蔵させたこと
を特徴とする駐車料金精算機。
【0014】前記プリペイドカード発行手段の一例とし
ては、駐車料金精算機(10)に内蔵され、磁気処理部
(72)および印字部(73)を有するプリペイドカー
ドまたは料金精算用のカード処理ユニット(70)に、
未使用のプリペイドカードを保留するカードホッパー
(71)を有してなり、前記購入プリペイドカードから
駐車料金を減算して前記カード処理ユニット(70)で
プリペイドカードに残額を記録・印字するようにする。
【0015】また、前記プリペイドカード発行手段の他
の例としては、あらかじめ所定の情報が記録されている
プリペイドカードを保留するカードホッパーと、該プリ
ペイドカードを1枚づつ送り出す発行口とを有するプリ
ペイドカード発行ユニット(90)から構成するように
する。
【0016】さらに、前記プリペイドカード発行手段の
他の例としては、情報が記録されていないプリペイドカ
ードを保留するカードホッパー(91)と、該カードホ
ッパー(91)から送り出されるプリペイドカードに印
字する印字部(96)および記録情報を書込む磁気書込
み部(95)とを有してなるプリペイドカード発行ユニ
ット(90)から構成するようにする。
【0017】
【作用】駐車料金精算機(10)1台で、料金の精算を
行なうこともできるし、また、プリペイドカードを購入
することもできる。特に、プリペイドカードで精算する
場合において、該プリペイドカードの残額が駐車料金に
対して不足しているとき、その場で、該駐車料金精算機
でもって、新たにプリペイドカードを購入することがで
き、購入プリペイドカードでもって不足の料金を精算で
き、小銭等の持ち合せがなくともスムーズに料金精算を
行なうことができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づき詳
細に説明する。図1は、本発明に係る駐車料金精算機
(10)の概略的外観図であり、本発明は、該駐車料金
精算機(10)でプリペイドカードをも購入することが
できるようにすることである。この駐車料金精算機(1
0)でもってプリペイドカードを発行する方式として
は、基本的に駐車料金精算機(10)内にプリペイドカ
ード販売機の機能を別に内蔵するもので、具体的にはプ
リペイドカード発行ユニットを内蔵する方式と、プリペ
イドカードが使用できる駐車料金精算機に内蔵されてい
るプリペイドカードの情報を読み書きしたり、印字やパ
ンチ孔を開けたりするプリペイド用のカード処理ユニッ
ト、または料金精算用に用いられるカード処理ユニット
を利用する方式とがある。
【0019】図1において、駐車料金精算機(10)
は、接客部(12)を有しており、これは駐車料金精算
機の接客面である。
【0020】前記接客部(12)は、駐車券やプリペイ
ドカードを挿入したり、必要駐車料金を投入したりする
接客操作部(16)と、利用客に料金を表示したり案内
を表示したりする案内部(18)とを有している。
【0021】接客操作部(16)には、駐車券、プリペ
イドカード等を挿入する券挿入口(20)、硬貨投入口
(22)、および紙幣を挿入する紙幣挿入口(24)が
設けられており、さらに、釣銭の返却や領収書を発行で
きるようにした返却口(26)が設けられている。(2
8)は前面シャッターであって、券挿入口(20)、硬
貨投入口(22)および紙幣挿入口(24)をゴミや砂
埃や雨水が浸入するのを防止するものである。この前面
シャッター(28)は、ループコイルや投受光器などか
らなる車両検知手段により車両が検知されたとき開くよ
うになっている。
【0022】案内部(18)には、駐車料金精算機(1
0)の使用方法等や利用客への案内を表示する案内表示
部(30)、駐車券の投入により駐車料金を算出して該
駐車料金を表示する駐車料金表示器(32)、硬貨や紙
幣等の料金投入により投入金額を表示する投入金額表示
器(34)および音声により利用客に案内放送をする案
内スピーカ(36)が設けられている。また、プリペイ
ドカードを購入するためのプリペイドカード購入ボタン
(42)が設けられている。
【0023】前述したプリペイドカード発行ユニットを
駐車料金精算機(10)に内蔵する方式においては、駐
車料金の精算処理とプリペイドカードの発行処理とは別
の処理を行なうものであり、先ず、駐車料金を精算して
駐車場より車が出場するまでの処理について図2と図3
とに基づいて説明する。
【0024】図2においてCPU(50)は、各種演算
処理を行なうマイクロプロセッサであり、図3に示すプ
ログラムをあらかじめ設定記録しているROM(52)
が接続され、また、種々の情報、例えば、駐車券情報、
プリペイドカード情報等を記憶するメモリエリアを有す
るRAM(54)が接続されている。
【0025】(56)は車両検知手段であって、駐車料
金精算機の前やカーゲートの外に前述したように、例え
ば、ループコイルが地中に埋設されている。(58)は
カードリーダであって、駐車券やプリペイドカードに記
録されている磁気記録情報を読取るものである。また、
記録情報を磁気的に読取るものに代えて、光学的に情報
を読取るものであってもよい。
【0026】(60)はコインメカであって、投入され
た硬貨の有効性の検出、投入された硬貨の種別の判別、
釣銭放出等を行なう機能を有している。
【0027】(62)はビル(紙幣)メカであって、投
入された紙幣の有効性、紙幣の種別の判別を行なう機能
を有している。
【0028】(64)は案内手段であって、利用者に音
声またはディスプレイにより精算機の案内を行なうもの
である。
【0029】(66)は前記前面シャッタ(28)を開
閉するための駆動部であって、(68)は車の出庫の際
のカーゲートを開閉駆動するためのカーゲート駆動部で
ある。
【0030】図3は図2に示す精算機の動作を説明する
ためのフローチャートであり、図1〜図3を参照して車
の出場処理について説明する。
【0031】車が駐車料金精算機(10)の前付近に位
置すると、ステップ(STという)100において、車
両検知手段(56)により車両ありと判断され、駐車料
金精算機(10)の前面シッャタ(28)が開状態とな
って(ST102)、駐車料金精算機(10)が使用可
能となり、ST104で駐車券挿入の案内放送がなされ
る。
【0032】ST106で駐車券が挿入されたかどうか
判断され、駐車券が挿入されていれば、ST108で駐
車券の磁気記録情報がカードリーダ(58)で読取ら
れ、ST110で駐車料金が入場時刻に基づき計算され
て表示される。
【0033】ST112では、駐車料金が0円であるか
どうか判断される。例えば、デパート等で買物を行な
い、かつ一定時間内の駐車であれば、駐車料金は徴収し
ないのが通常であり、このような場合は、ST114で
駐車券を回収し、ST116で無料の案内放送を行な
い、車両が出場できるようにST118でカーゲートを
開く。
【0034】カーゲートの外には車両検知手段があり、
ST120で車両が出場したかどうか判断され、出場検
知していれば、次のST122へと進む。ST122で
は、後述するように駐車券が保留されているかどうか判
断され、保留されていなければ、ST124でカーゲー
トを閉じる。駐車券が保留されていれば、ST126で
該駐車券を回収してST124でカーゲートを閉じ、S
T128で前記前面シャッタ(28)を閉じて待機状態
となる。
【0035】また、ST112で駐車料金が無料でない
場合、ST130に進み、駐車券を保留位置に搬送した
後、ST132で駐車料金を精算すべき旨の案内放送を
行なう。
【0036】ST134では、精算のための料金が投入
されたかどうか判断し、該料金が投入されていれば、S
T136に進み、料金が投入されていなければST13
8に進む。
【0037】ST136では、投入金額が駐車料金より
も多いか少ないかを算出し判断し、投入金額が駐車料金
よりも多い場合は、ST140で精算完了の案内放送を
行ない、少ない場合は、さらに料金の投入を促す。そし
て、料金が投入されないと前述したと同様に、ST13
8に進む。
【0038】ST138では、プリペイドカードが挿入
されたかどうか判断し、プリペイドカードが挿入されて
いれば、ST142でプリペイドカードに記録されてい
る金額から駐車料金を減額する処理を行ない、残金額を
記録・印字してプリペイドカードを返却し、ST144
に進む。
【0039】ST144では、前記ステップ142で駐
車料金を減じた料金が駐車料金とが同じであれば、つま
り、駐車料金が0円となれば、ST146に進み、精算
完了の案内放送を行なうが、駐車料金が0円とならなけ
れば、つまり、プリペイドカードの料金が不足していて
駐車料金として残額があれば、ST134にループバッ
クする。
【0040】以上の説明でST134〜ST146まで
の処理が料金精算処理である。
【0041】この料金精算処理が終了すると、前記ST
140の処理の後、ST148に進み、釣銭が必要であ
るかどうか判断し、必要である場合は、ST150で釣
銭の払い戻しを行ない、ST152に進む。また、釣銭
が必要でない場合は、ST152にジャンプする。
【0042】ST152では、領収書が必要な人のため
に領収書を発行させるための処理であって、領収書発行
ボタンが押下されれば、ST154において、前記ST
130で保留されている駐車券に領収金額等を印字し、
ST156で該印字された駐車券を駐車券挿入口へ返却
する。そして、前記ST118に進む。
【0043】次に、本発明の第1実施例である駐車料金
精算機(10)が内蔵するプリペイドカードまたは料金
精算用のカード処理ユニットを利用して新たにプリペイ
ドカードを発行する駐車利用金精算機(10)について
説明する。
【0044】図4は、カード処理ユニット(70)の概
略図である。すなわち、プリペイドカードまたは料金精
算用のカード処理ユニット(70)にプリペイドカード
ホッパー(71)を追加することで実現できる。
【0045】図4において、(72)は駐車券またはプ
リペイドカードに記録されている磁気情報を読取り、ま
たは書込みする磁気処理部、(73)は駐車券等に印字
する印字部である。
【0046】磁気処理部(72)は、駐車券等を挿入、
返却を共通に有する挿入返却口(74)を有しており、
(75)はカード搬送路である。また、該カード搬送路
(75)の上下には駐車券等を搬送する搬送ローラ(7
6)が複数対向するよう位置している。(77)は駐車
券またはプリペイドカードの磁気情報を読取り、書込み
する磁気ヘッドである。
【0047】印字部(73)には、領収書の発行時に領
収金額等を印字のための印字手段であるサーマルヘッド
(78)を有している。(79)はそのプラテンであ
る。
【0048】サーマルヘッド(78)の前方(図におい
て左側)には、サービス券等を前記カード搬送路(7
5)からサービス券回収路(80)に振分けるため、揺
動する第1キャプチャ(81)が設けられている。(8
2)はサービス券等を回収搬送する送りローラである。
また、サーマルヘッド(78)の後方(図において右
側)には、駐車券を一時保留するための保留部(83)
にカード搬送路(75)から振分けるため、揺動する第
2キャプチャ(84)が設けられている。(85)は駐
車券を保留部(83)まで送る送りローラであって、該
送りローラ(85)は、駐車券を挿入返却口(74)に
返却することが必要なため逆回転可能となっている。
【0049】前記カードホッパー(71)は、プリペイ
ドカードまたは料金精算用のカード処理ユニット(7
0)の後方部(図おいて右側)に位置している。このカ
ードホッパー(71)は、未使用のプリペイドカードを
多数貯留するカード貯留部(86)と、該カード貯留部
(86)の底部においてプリペイドカードを排出する発
行口(87)とを有している。(88)はプリペイドカ
ードを送り出すためのカード送り出しローラであって、
駆動モータ(89)によって駆動されるようになってい
る。前記発行口(87)は前記カード搬送路(75)と
連通している。
【0050】前記カードホッパー(71)に貯留されて
いるプリペイドカードは、販売時において書込みをする
ようにすれば、任意の額のプリペイドカードが発行でき
るので好ましいが、あらかじめ定められた金額情報等を
書込んだプリペイドカードであってもよい。
【0051】次に、上記カードホッパー(71)を追加
したプリペイドカードまたは料金精算用のカード処理ユ
ニット(70)を用いた場合の料金精算方法について図
5に基づいて説明する。
【0052】図5は、図3に示したフローチャートの
内、料金精算処理部についてのみ示したものである。S
T134、ST136、ST140、ST138、ST
142、ST144、およびST146については図3
に示した処理と同様である。
【0053】ST138でプリペイドカードが挿入され
ていない場合は、ST160に進む。ST160では、
図1に示すプリペイドカード購入ボタン(42)が押下
されたかどうか判断され、押下されていないときは、S
T134にループバックする。押下されたときは、ST
162で購入すべきプリペイドカードの料金を表示し、
ST164で該料金が投入されてから図4に示したプリ
ペイドカードホッパー(71)からカード送り出しロー
ラ(88)によってプリペイドカードが発行口(87)
に送り出される。
【0054】そして、購入したプリペイドカードからS
T166で駐車料金を減算する処理が行なわれ、ST1
68でプリペイドカードに残額を印字部(73)で印字
したり、磁気処理部(72)で磁気記録されてプリペイ
ドカードが発行され、前記ST144に進む。
【0055】その後、ST144では、駐車料金が前記
購入したプリペイドカードの金額では不足の場合は、S
T170に進み、不足分の駐車料金の金額を表示して前
記ST134にループバックする。
【0056】このように、本発明に係る駐車料金精算機
(10)では、プリペイドカードの販売時に金額を書込
めるようにしておくと、任意の金額のプリペイドカード
を発行することができるので、効果的である。また、こ
の駐車料金精算機(10)は、プリペイドカードまたは
料金精算用のカード処理ユニット(70)で発行するよ
うにしているので、駐車料金を引き落とした残金額で発
行することができ、利用者にとっても手間が省けて便利
である。すなわち、プリペイドカード発行金額から駐車
料金を自動的に差し引いた残金額で発行するので、特
に、釣銭切れの場合にとっては有効である。
【0057】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。図6は専用のプリペイドカード販売機内のプリペイ
ドカード発行ユニット(90)であり、駐車料金精算機
(10)内に精算処理部とは別に該プリペイドカード発
行ユニット(90)を内蔵するものである。すなわち、
駐車料金精算機(10)の一部を兼用、つまり、図1に
示すようにプリペイドカード購入ボタン(42)を接客
面に設け、通貨の投入口、硬貨検銭器、紙幣鑑別器等、
通貨の処理に関しては駐車料金精算機(10)に使用す
るものを兼用することにより、プリペイドカード発行機
能を有する駐車料金精算機(10)とするものである。
従って、装置としては、単純であり、別にプリペイドカ
ード販売機を設置するよりコスト的にメリットがある。
【0058】このようなプリペイドカード発行ユニット
(90)は、あらかじめ金額情報が記録されているプリ
ペイドカードを発行する、書込み済みカード発行方式
と、販売時に金額情報を書込んで発行する、販売時書込
み発行方式とが考えられる。
【0059】図6に示すプリペイドカード発行ユニット
(90)は、書込み済みカード発行方式の場合のもので
あって、該プリペイドカード発行ユニット(90)は、
プリペイドカードを貯留するカードホッパー(91)
と、プリペイドカードを排出する発行口(92)と、プ
リペイドカードを送り出す送り出しローラ(93)と、
該送り出しローラ(93)を駆動する駆動モータ(9
4)とを備えており、カードホッパー(91)内のプリ
ペイドカードは、情報があらかじめ記録されているもの
である。
【0060】従って、プリペイドカード購入ボタン(4
2)を押すことにより、料金が投入されると駆動モータ
(94)の駆動により送り出しローラ(93)を介して
カードホッパー(91)内からプリペイドカード1枚が
発行される。
【0061】次に、販売時書込み発行方式のプリペイド
カード発行ユニット(90)について図7に基づき説明
する。(91)は図6に示すカードホッパーと同様であ
る。(95)は磁気書込み部、(96)は印字部(また
はパンチ部)である。磁気書込み部(95)には書込み
ヘッド(97)を有し、印字部(96)にはサーマルヘ
ッド(98)を有している。
【0062】プリペイドカード購入ボタン(42)が押
され、料金が投入されるとカードホッパー(91)から
送り出しローラ(93)により未記録(固有の情報が記
録されている場合であってもよい)のプリペイドカード
が送り出され、印字・金額情報の記録が印字部(96)
および磁気書込み部(95)によってなされ、発行口
(92)より発行される。
【0063】この場合、駐車料金の精算を始める前にプ
リペイドカードを購入する場合は、プリペイドカード購
入ボタン(42)を押すと、料金表示部に販売額が表示
されるようにしておくことにより、料金を投入すること
によって未使用のプリペイドカードが1枚発行される。
【0064】また、駐車料金の精算中にプリペイドカー
ド購入ボタン(42)が押されると、精算料金表示部が
プリペイドカード販売額の表示に変わるようにし、その
料金を投入することによって、未使用のプリペイドカー
ドが1枚発行されて、プリペイドカードを抜取ると再度
駐車料金が表示されるようにしておけば、抜取ったプリ
ペイドカードを精算装置部側に挿入することによって、
簡単に駐車料金を精算することができる。
【0065】以上説明した駐車料金精算機(10)は、
出口精算機についてであるが、事前精算機(中間精算
機)についても適用が可能であり、また、中央精算式パ
ークロックシステムについても適用可能であって、いわ
ゆる、各種の精算機に対して適用することができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、駐
車料金精算機にプリペイドカードの発行機能をもたせる
ようにしたので、プリペイドカード販売機の専用機の設
置が不要となり、機器全体のコストダウンとなる。ま
た、集金業務も精算機1台で済み楽になる。さらに、料
金精算時にプリペイドカードを購入することができ現金
(釣銭)のやり取りが不要となり精算処理がスムーズと
なる。
【0067】特に、駐車料金精算時に、プリペイドカー
ドの残高が不足している場合、その精算機でプリペイド
カードを購入することができ、該購入プリペイドカード
で料金精算ができるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る駐車料金精算機の外観を示した概
略的な正面図である。
【図2】本発明に係る駐車料金精算機をブロック図で示
した図である。
【図3】車両が出場する際に料金の精算を行なうための
フローチャートである。
【図4】本発明の一実施例を示し、プリペイドカードま
たは料金精算用のカードユニットにカードホッパーを取
付けた例を示した図である。
【図5】本発明に係る精算処理およびプリペイドカード
の発行の処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る他の実施例であって、精算機に内
蔵されるプリペイドカード発行ユニットを示した概略図
である。
【図7】図6に示す実施例に磁気書込み部および印字部
を設けたプリペイドカード発行ユニットの概略図であ
る。
【符号の説明】
10 駐車料金精算機 42 プリペイドカード購入ボタン 71 カードホッパー 72 磁気処理部 73 印字部 90 プリペイドカード発行ユニット 91 カードホッパー 95 磁気書込み部 96 印字部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駐車料金を精算するに当たり、プリペイ
    ドカードの使用が可能であり、該プリペイドカードの挿
    入により駐車料金をプリペイドカードに記録されている
    金額より減額処理して料金精算を行なうことができる駐
    車料金精算機であって、 前記駐車料金精算機の接客面にプリペイドカード購入ボ
    タンを設け、 前記プリペイドカード購入ボタンを押下することにより
    プリペイドカードを発行することができる手段を内蔵さ
    せたことを特徴とする駐車料金精算機。
  2. 【請求項2】 前記プリペイドカード発行手段として、
    駐車料金精算機に内蔵され、磁気処理部および印字部を
    有するプリペイドカードまたは料金精算用のカード処理
    ユニットに、未使用のプリペイドカードを保留するカー
    ドホッパーを有してなり、前記購入プリペイドカードか
    ら駐車料金を減算して前記カード処理ユニットでプリペ
    イドカードに残額を記録・印字するようにしたことを特
    徴とする請求項1に記載の駐車料金精算機。
  3. 【請求項3】 前記プリペイドカード発行手段として、
    あらかじめ所定の情報が記録されているプリペイドカー
    ドを保留するカードホッパーと、該プリペイドカードを
    1枚づつ送り出す発行口とを有するプリペイドカード発
    行ユニットからなることを特徴とする請求項1に記載の
    駐車料金精算機。
  4. 【請求項4】 前記プリペイドカード発行手段として、
    情報が記録されていないプリペイドカードを保留するカ
    ードホッパーと、該カードホッパーから送り出されるプ
    リペイドカードに印字する印字部および記録情報を書込
    む磁気書込み部とを有してなるプリペイドカード発行ユ
    ニットからなることを特徴とする請求項1に記載の駐車
    料金精算機。
JP17934795A 1995-06-22 1995-06-22 駐車料金精算機 Pending JPH097013A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002260030A (ja) * 2001-03-01 2002-09-13 Nippon Signal Co Ltd:The 駐車料金精算機
JP2008204273A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Amano Corp ユニバーサルデザイン型駐車料金事前精算機
JP2019086923A (ja) * 2017-11-03 2019-06-06 株式会社サンフロイント 駐車場充電システム

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