JP2023003644A - 印刷システム、印刷装置、サーバシステム、制御方法、およびプログラム - Google Patents

印刷システム、印刷装置、サーバシステム、制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】印刷数に応じた多様なサービスに対応すること。【解決手段】印刷装置と、印刷装置で行われた処理結果を受信するサーバシステムとを備えた印刷システムにおいて、印刷装置は、印刷処理の実行により印刷装置において生じた印刷数を示すカウントであり、所定の条件で共にカウントアップする複数種類のカウントを含む処理結果をサーバシステムに通知する通知手段を備え、サーバシステムは、処理結果に含まれる複数種類のカウントに基づいてサービスを行う処理手段を備える。【選択図】図8

Description

本開示は、印刷装置の印刷数に応じたサービスを行う技術に関する。
印刷装置の印刷数に応じた、いわゆる従量制のサービスが存在する。例えば、印刷装置の印刷数に応じた料金の請求をユーザに行う課金サービス、および、印刷装置の使用量に応じた還元をユーザに行うポイント付与サービス等のサービスが存在している。
特許文献1には、製品出荷後において、ユーザが課金方法の設定を変更することを可能にする技術が記載されている。具体的には印刷数のカウントを、印刷面数に応じて決める方法と、出力枚数に応じて決める方法とを、ユーザが択一的に選択して設定変更をすることが可能な印刷装置が記載されている。
特開2004-170811号公報
しかしながら、特許文献1では、カウントされる印刷数は、ユーザの選択に基づく1つの種類のカウントのみである。そのため、印刷数に応じた多用なサービスに対応することができない。
本開示の一態様にかかる印刷システムは、印刷装置と、前記印刷装置で行われた処理結果を受信するサーバシステムとを備えた印刷システムであって、前記印刷装置は、印刷処理の実行により前記印刷装置において生じた印刷数を示すカウントであり、所定の条件で共にカウントアップする複数種類のカウントを含む処理結果を前記サーバシステムに通知する通知手段を備え、前記サーバシステムは、前記処理結果に含まれる複数種類のカウントに基づいてサービスを行う処理手段を備えることを特徴とする。
本開示によれば、印刷数に応じた多様なサービスに対応することが可能となる。
印刷システムの全体構成の一例を示す図である。 ユーザ環境側の構成の一例を示すブロック図である。 クラウドサーバ側の構成の一例を示すハードウェア構成図である。 クラウドサーバ側の構成の一例を示すソフトウェア構成図である。 印刷の課金処理の一例を示すシーケンス図である。 印刷の課金処理の一例を示すシーケンス図である。 印刷の課金処理の一例を示すシーケンス図である。 印刷面数カウント処理の一例を示すフローチャートである。 複数種類の印刷面数カウントの一例を説明する図である。 課金処理を示すフローチャートである。 課金処理を示すフローチャートである。 課金処理を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本開示の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は本開示事項を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせすべてが本開示の解決手段に必須のものとは限らない。
<<第1実施形態>>
本実施形態では、クラウドコンピューティング環境を活用し、印刷装置の使用量に応じた従量制の多様なサービスに適用可能なシステムを説明する。従量制のサービスに用いる印刷装置の使用量には様々な尺度がある。例えば、印刷で消費したインクの量または用紙の量が使用量の尺度として挙げられる。あるいは、印刷装置の占有時間も使用量の尺度の一つである。
同じ尺度を用いる場合であっても、サービスの目的によってどのように尺度を用いるかも異なる。例えば、課金サービスの場合、紙詰まり等のエラーが発生して良好な印刷結果が得られない場合に課金されてしまうとユーザが不利益を被ってしまう。そのため、正常に印刷が完了した成果物、または、その成果物を生成するために消費した消耗品の量に応じて、課金額を決定するサービス形態がある。一方、ポイント付与サービスの場合、紙詰まりが発生したとしてもユーザの用紙およびインクは消費している。このため、印刷の成功または失敗に関わらず、ポイントを付与するサービス形態もある。
本実施形態では、多様なサービス形態に対応するために、印刷装置が、複数種類の印刷装置の使用量をカウントしてサーバに送信する。また、サービスを提供するサーバ側では、複数種類の使用量から、実施しているサービスに適した使用量を選択して活用したり、複数種類の使用量を組み合わせて活用したりする。以下で説明する実施形態では、印刷装置は、複数の条件で印刷数をカウントし、サーバは、サービスに応じて複数のカウント値の中から選択、または、複数のカウント値を組み合わせて、処理を行う例を説明する。
<システム構成>
図1は、本実施形態における印刷システムの全体構成の一例を示す図である。本実施形態の印刷システム100は、ホストコンピュータ101と、マルチファンクションプリンタ(以降、MFPという)102と、クラウドサーバ103とを含む。ユーザ環境に設置されているホストコンピュータ101とMFP102とは、LocalAeraNetwork(以降LANと呼ぶ)110を介して相互に接続されている。
LAN110は、インターネット111を介して、1つ以上のサーバを含むクラウドサーバ103(情報処理装置の一例)に接続されている。即ち、ホストコンピュータ101及びMFP102(印刷装置の一例)を有するユーザ環境とクラウドサーバ103が配されているクラウド環境とは、インターネット111を介して接続されている。
<ハードウェア構成>
図2は、本実施形態における印刷システム100のユーザ環境側の構成の一例を示すブロック図である。即ち、図2は、ホストコンピュータ101およびMFP102のハードウェア構成の一例を示す図である。
ホストコンピュータ101は、CPU201、ROM202、RAM203、システムバス204、キーボードコントローラ(KBC)205、およびLCDコントローラ(LCDC)206、ディスクコントローラ(DKC)207を備える。また、ネットワークコントローラ(NC)208、キーボード(KB)209、LCD210、および外部メモリ211を備える。
ホストコンピュータ101は、図2に示すROM202内または外部メモリ211に、アプリケーションプログラム、およびプリンタ制御コマンド生成プログラム等を記憶している。CPU201は、これらのプログラムに基づいて、図形、画像、文字、または表等が含まれ得る文書データの作成処理と、文書データの印刷ジョブデータ生成処理とを実行する。また、CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスを総括的に制御する。
ROM202または外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるオペレーティングシステムプログラム等が記憶される。ROM202または外部メモリ211には、文書データの印刷ジョブデータ生成処理の際に使用されるフォントデータを含む各種データが記憶される。RAM203は、CPU201の主メモリまたはワークエリア等として機能する。
システムバス204には、キーボードコントローラ(KBC)205、LCDコントローラ(LCDC)206、ディスクコントローラ(DKC)207、及びネットワークコントローラ(NC)208が接続されている。ディスクコントローラ(DKC)207は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、またはプリンタ制御コマンド生成プログラム(以下プリンタドライバ)などを記憶するハードディスク(HD)等の外部メモリ211とのアクセスを制御する。ネットワークコントローラ(NC)208は、ネットワークを介してMFP102及びクラウドサーバ103に接続されて、MFP102及びクラウドサーバ103との通信制御処理を実行する。
CPU201は、LCD210上の不図示のマウスカーソル等で指示されたコマンドに基づいて、登録された種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を実行する。ユーザは印刷を実行する際、印刷の設定に関するウインドウを開き、MFP102の設定を行うことが可能である。
次に、MFP102の構成を説明する。MFP102は、CPU250、操作部251、カードインターフェース(カードIF)252、ROM253、RAM254、不揮発性RAM255、表示部256、ネットワークコントローラ(NC)257、読取部258、および記録部259を有する。また、画像処理部260、JPEG展開部261、PNG展開部262、駆動部263、およびセンサ部264を有する。
ROM253は、MFP102の制御命令プログラムを格納している。CPU250は、ROM253に記憶されているプログラムを実行し、MFP102が備える様々な機能を制御する。例えば、CPU250は、MFP102がユーザに提供する機能のメニューを表示部256上に表示し、操作部251を介してユーザの操作を受け付ける。また、CPU250は、読取部258と記録部259とを制御してユーザにコピー機能を提供することができる。
ネットワークコントローラ(NC)257は、ネットワークを介してホストコンピュータ101およびクラウドサーバ103に接続され、ホストコンピュータ101およびクラウドサーバ103との通信制御処理を実行する。MFP102は、ネットワークコントローラ(NC)257を用いて、他の機器から画像データおよびジョブデータをRAM254に受信することができる。あるいは、MFP102は、カードIF252を用いて、ユーザがMFP102に接続したメモリカードから画像データをRAM254に読み出すこともできる。
JPEG展開部261は、JPEG形式で圧縮された画像データをRAM254から読み込み、RGBの点順次の画像にデコードしてRAM254に書き出すことができる。同様にPNG展開部262は、PNG(Portable Network Graphics)形式で圧縮された画像データをRAM254から読み込み、デコードしてRAM254に書き出すことができる。
画像処理部260は、各種画像データ形式に対応した展開処理で出力される画像データに、各種の画像処理を行う機能部である。例えば、画像処理部260では、画像解析、変換特性の算出、輝度信号(RGB)から濃度信号(CMYK)への変換、スケーリング、ガンマ変換、および誤差拡散等の画像処理が行われる。また、これらの画像処理がなされた画像データはRAM254に格納される。
なお、各種画像データ形式に対応した展開処理とは、RAM254に受信された画像データがJPEGまたはPNGであれば、それぞれに対応したJPEG展開部261またはPNG展開部262でなされる処理を指す。他の画像データ形式に対してはROM253に格納されたプログラムに基づき、CPU250で実行される画像展開処理を指す。
RAM254に格納されたデータが所定のデータ量に達すると、記録部259による記録動作が実行される。記録部259は、インクジェット方式のインクジェットヘッドおよび汎用ICなどによって構成される。記録部259は、CPU250の制御によりRAM254に格納されている画像データを読み出し、駆動部263とセンサ部264とを連携して記録物を出力する。
図3は、本実施形態における印刷システム100のクラウドサーバ103側の構成の一例を示すハードウェア構成図である。本実施形態のクラウドサーバ103は、ディレクトリサーバ300、処理サーバ400、および課金処理サーバ500を含むサーバシステムである。そして、これらのサーバが、ネットワーク112を介して接続されている。即ち、クラウドサーバ103は、各機能を実装した複数のサーバを総称したサーバシステムを示しているものである。尚、図3では、ディレクトリサーバ300、処理サーバ400、および課金処理サーバ500を例に挙げて示したが、これらが一つのサーバで構成されていてもよいし、さらに細分化した機能を実装する複数のサーバで構成されていてもよい。また、図3では、一つの処理サーバ400を示しているが、クラウド側で行う処理に応じて複数の処理サーバ400が設けられていてもよい。
ディレクトリサーバ300は、ホストコンピュータ101からのジョブデータを受け付ける機能を有する。処理サーバ400は、ジョブデータにおいてジョブに指定された設定に応じた処理を行う機能を有する。課金処理サーバ500は、MFP102が実行した印刷処理に応じて課金処理を行う機能を有する。
図3では、各サーバのハードウェア構成は、基本的に、同様の構成とすることができる。図3では、代表的に、ディレクトリサーバ300の構成を示している。ディレクトリサーバ300は、CPU301、RAM302、ROM303、キーボードコントローラ(KBC)305、LCDコントローラ(LCDC)306、ディスクコントローラ(DKC)307を備える。また、ネットワークコントローラ(NC)308、キーボード(KB)309、LCD310、および外部メモリ311を備える。
ディレクトリサーバ300は、CPU301を用いて、受信したジョブデータを、ROM303または外部メモリ311に記憶したジョブ受付プログラム等に基づき処理サーバ400に振り分ける処理を実行する。また、ディレクトリサーバ300は、CPU301を用いて、システムバス304に接続される各デバイスを制御する。ROM303または外部メモリ311には、CPU301の制御プログラムであるオペレーティングシステムプログラム等が記憶される。ROM303または外部メモリ311には、ジョブ振り分け処理等を行う際に使用する各種データが記憶される。RAM302は、CPU301の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
システムバス304には、キーボードコントローラ(KBC)305、LCDコントローラ(LCDC)306、ディスクコントローラ(DKC)307、及びネットワークコントローラ(NC)308が接続されている。キーボードコントローラ(KBC)305は、キーボード(KB)309または不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。LCDコントローラ(LCDC)306は、LCDディスプレイ(LCD)310の表示を制御する。ディスクコントローラ(DKC)307は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、ユーザファイル、または編集ファイルなどを記憶するハードディスク(HD)等の外部メモリ311とのアクセスを制御する。
ネットワークコントローラ(NC)308は、ネットワークを介して、ホストコンピュータ101またはMFP102からジョブデータを受信する。また、ネットワークコントローラ(NC)308は、ネットワークを介して処理サーバ400、および、課金処理サーバ500に接続され、処理サーバ400および課金処理サーバ500との通信制御処理を実行する。
処理サーバ400および課金処理サーバ500のハードウェア構成は、ディレクトリサーバ300とほぼ同様である。異なる点は、処理サーバ400では、処理サーバ400のROMまたは外部メモリに処理用のプログラムが格納されている点である。同様に、課金処理サーバ500では、課金処理サーバ500のROMまたは外部メモリに課金処理用プログラムが格納されている点である。
<ソフトウェア構成>
図4は、本実施形態における印刷システムのクラウドサーバ103側の構成の一例を示すソフトウェア構成図である。図4では、図3の各種のサーバの役割を一つのクラウドサーバ103として捉えた構成図である。尚、前述したように、クラウドサーバ103は、図3の各種のサーバ群で構成されていてもよいし、一つのサーバで構成されていてもよい。
クラウドサーバ103は、ソフトウェアモジュールとして、通信部601、ジョブ要求受付部602、ジョブ処理部603、および課金処理部604を備えている。これらの各部は、図4に示すサーバのCPU301が、ROM303または外部メモリ311に格納されているプログラムをRAM302に読み出して実行することにより実現される。
通信部601は、ホストコンピュータ101またはMFP102からのデータの受信、および、クラウドサーバ103からのデータの送信を行う。ジョブ要求受付部602は、通信部601からジョブデータを受け付けると、ジョブデータの処理内容を解析し、該当するジョブ処理部603へジョブを送信する。また、ジョブ要求受付部602は、通信部601からMFP102の印刷完了通知を受信すると、ジョブ処理部603へ印刷完了通知を送信する。
ジョブ処理部603は、各種の処理を実施する複数の処理部を有する。ジョブ処理部603は、通信部601を介して受信したジョブデータに所定の処理を行い、印刷データを生成し、通信部601へ印刷データを送信する。また、ジョブ処理部603は、ジョブ要求受付部602から印刷完了通知を受信すると、該当するジョブ処理部603が担う処理が完了したことを課金処理部604に通知する。課金処理部604は、ジョブ処理部603から処理の完了通知を受信すると、課金処理を実行する。
なお、印刷完了通知としては、クラウドサーバ103を介さずに実行した印刷完了通知もクラウドサーバ103に通知される。例えば、ホストコンピュータ101とMFP102との間で実行した印刷、または、MFP102のみで実行した印刷の完了も、クラウドサーバ103に通知される。つまり、クラウドサーバ103は、クラウドサーバ103を介さずに実行した印刷も含めて課金処理部604へ印刷完了通知の情報を送り、課金処理部604にて課金処理が行われる。つまり、ジョブ処理部603の中には、クラウドサーバ103を介さずに実行した印刷の印刷完了通知を処理するジョブ処理部が存在する。
<シーケンス>
図5は、本実施形態におけるクラウドサーバ103を介した印刷の課金処理の一例を示すシーケンス図である。図5のシーケンスで示される一連の処理は、ホストコンピュータ101、MFP102、およびクラウドサーバ103の各CPUによって実行される。即ち、各装置のCPUが、ROMまたは外部メモリなどに記憶されているプログラムコードをRAMに展開し実行することにより行われる。あるいはまた、図5におけるステップの一部または全部の機能をASICまたは電子回路等のハードウェアで実現してもよい。尚、各処理の説明における記号「S」は、当該シーケンス図におけるステップであることを意味する。以下、各処理における主体は、ホストコンピュータ101、MFP102、およびクラウドサーバ103が備えるCPUである。また、説明の理解を容易にするために、図5ではユーザも含めた形のシーケンス図としている。以上の説明は、本明細書における他のシーケンス図においても同様である。
図5は、ユーザが予めクラウドサーバ103に保存したドキュメントの印刷を、ホストコンピュータ101を用いてクラウドサーバ103に指示し、MFP102が印刷を実行する例を示すシーケンスである。
尚、ユーザは、予めユーザが使用しているクラウドサーバ103の情報(クラウドのストレージサービスのストレージ情報)をホストコンピュータ101に登録しているものとする。また、ホストコンピュータ101は、登録されているストレージ情報に基づき、予めクラウドサーバ103と通信し、ユーザ所有のドキュメントのファイル名およびプレビューを、ユーザが参照できるようにしているものとする。
S501においてホストコンピュータ101は、クラウドサーバ103に保存したドキュメントの印刷の指示をユーザから受け付ける。S502においてホストコンピュータは、ユーザ操作により指定を受けた印刷設定、ドキュメントのURL、およびドキュメントを参照するためのアクセストークンを記載したジョブデータを生成する。S503においてホストコンピュータ101は、生成したジョブデータをクラウドサーバ103に送信する。
S504においてクラウドサーバ103は、ホストコンピュータ101から送られてきたジョブデータに記載のURLとアクセストークンとを用いて、印刷すべきドキュメントを取得する。そして、ジョブデータに記載の印刷設定に基づいて印刷データを生成する。S505においてクラウドサーバ103は、生成した印刷データをMFP102に送信する。
S506においてMFP102は、クラウドサーバ103から送られてきた印刷データを用いて印刷を実行するとともに、複数の条件で印刷面数をカウントする。印刷面数の面とは、出力用紙の1表面を指す。例えば両面印刷を行う場合、1枚の出力用紙に対し、表面と裏面との2面を印刷することが可能である。つまり、両面印刷を行い表面と裏面とに印刷を行った場合、印刷面数は、2カウントアップすることになる。尚、両面印刷設定であっても表面のみに印刷を行う場合、印刷面数は1カウントアップすることになる。また、1枚の出力用紙に対して複数のページを割り付けて印刷する、所謂Nin1印刷機能を実行する場合であっても、印刷面数のカウントは、印刷に用いた出力用紙の面数でカウントアップする。本実施形態では、印刷面数のカウントを、複数の種類(複数の条件)でカウントする。複数の種類のカウントの説明は、後述する。
印刷が完了すると、S507においてMFP102は、カウントした複数の種類の印刷面数のカウント情報を含む処理結果を示す印刷完了通知をクラウドサーバ103に発行(送信)する。S508においてクラウドサーバ103は、S507で発行された印刷完了通知に含まれる複数の種類の印刷面数のカウント情報に基づき課金額を決定する。そして、クラウドサーバ103は、ユーザに課金額を通知するためのWebコンテンツに課金額を反映する。これにより、ユーザが課金額を確認しようとWebコンテンツにアクセスした場合、適切な課金額が提示されることになる。尚、クラウドサーバ103における、複数の種類の印刷面数のカウント情報に基づく課金額の決定の説明は、後述する。
その後、S509においてホストコンピュータ101は、ユーザからWebブラウザを用いた課金額確認用のURLへのアクセス指示を受け付ける。即ち、ユーザは、Webブラウザを用いて課金額確認用のURLを開く指示をホストコンピュータ101に入力する。S509は、任意のタイミングで実行される。S510においてホストコンピュータ101は、クラウドサーバ103にWebコンテンツの取得要求を行う。S511でクラウドサーバ103は、S510の取得要求に応じてWebコンテンツを返却する。S512においてホストコンピュータ101は、Webブラウザ上でWebコンテンツを表示する。これにより、ユーザは、ホストコンピュータ101のWebブラウザを介して課金額を確認することができる。
以上が、クラウド環境のストレージに格納されているドキュメントの印刷を、クラウドサーバ103を用いて印刷する、いわゆるクラウド印刷における処理シーケンスの説明である。
図6は、本実施形態における、クラウドサーバ103を介さない印刷における課金処理の一例を示すシーケンス図である。図6は、ユーザが予めホストコンピュータ101に保存したドキュメントを、クラウドサーバ103を介さずにMFP102を用いて印刷する場合のシーケンスである。
S601においてホストコンピュータ101は、ユーザから、ホストコンピュータ101に保存されているドキュメントの印刷の指示を受け付ける。S602においてホストコンピュータ101は、ユーザ操作により指定を受けた印刷設定およびドキュメントに基づき印刷データを生成する。S603においてホストコンピュータ101は、生成した印刷データをMFP102に送信する。
S604において、ホストコンピュータ101から送られた印刷データを受信したMFPは、印刷データを用いて印刷を実行するとともに、複数の条件で印刷面数をカウントする。
印刷が完了すると、S605においてMFP102は、カウントした複数の条件(種類)の印刷面数のカウント情報を含む処理結果を示す印刷完了通知をクラウドサーバ103に発行(送信)する。S606においてクラウドサーバ103は、S605で発行された印刷完了通知に含まれる複数の種類の印刷面数のカウント情報に基づき課金額を決定する。そして、クラウドサーバ103は、ユーザに課金額を通知するためのWebコンテンツに課金額を反映する。
その後のS607からS610における、ユーザによるWebコンテンツの確認の処理は、図5のS509からS512で説明した例と同様であるため、ここでの説明は省略する。
図7は、本実施形態における、クラウドサーバ103を介さない印刷における課金処理の別の一例を示すシーケンス図である。図7は、ユーザがメモリカードをMFP102に接続し、メモリカードに保存した画像データをMFP102で印刷する場合のシーケンスである。
S701においてMFP102は、ユーザから、メモリカードに保存した画像データの印刷の指示を受け付ける。S702においてMFP102は、ユーザの操作により指定を受けた画像データをメモリカードから読み出し、ユーザの操作により指定を受けた印刷設定に基づき印刷データを生成する。S703においてMFP102は、印刷データを用いて印刷を実行するとともに、複数の条件で印刷面数をカウントする。
印刷が完了するとS704においてMFPは、カウントした複数の条件(種類)の印刷面数のカウント情報を含む処理結果を示す印刷完了通知をクラウドサーバに発行(送信)する。S705においてクラウドサーバ103は、S704で発行された印刷完了通知に含まれる複数の種類の印刷面数のカウント情報に基づき課金額を決定する。そして、クラウドサーバ103は、ユーザに課金額を通知するためのWebコンテンツに課金額を反映する。
その後のS706からS709における、ユーザによるWebコンテンツの確認の処理は、図5のS509からS512で説明した例と同様であるため、ここでの説明は省略する。
なお、図7で説明した例では、MFP102単独で印刷を実行する例としてメモリカードに記憶された画像データを印刷するシーケンスを示したが課金処理対象にできる印刷方法はこれに限定されるものではない。コピー等のMFP102単独で印刷を実行する処理全般に適用できることは言うまでもない。
また、図5、図6、および図7で説明した例では、MFP102がカウントした印刷面数のカウント情報に基づく従量制サービスの一例として、課金サービスを例にしたシーケンス図を示した。しかし、本実施形態は課金サービスに限定されるものではなく、MFP102の使用量に基づくサービスであれば、いずれのサービスであってもよい。
また、図5、図6、および図7で説明した例では、ユーザが従量制サービスにおける使用量を確認する手段として、ホストコンピュータ上で動作するWebブラウザを用いる例を示した。しかし、使用量の確認は、多様な形態で実装してよい。例えば、MFP102にWebブラウザを搭載してMFP102が備える表示部256でユーザが確認できるようにしてもよい。あるいは、Webコンテンツという形態ではなく、クラウドサーバ103が、使用量をホストコンピュータ101またはMFP102に通知して、これらの装置においてユーザに表示するようにしてもよい。その他、使用量の確認は、任意の形態で実装することが可能である。
<MFPの印刷面数カウント処理>
図8は、本実施形態のMFP102における印刷面数カウント処理の一例を示すフローチャートである。具体的には、図5のS506、図6のS604、および図7のS703において、MFP102で実行する処理を示している。図8に示す処理は、MFP102のROM253などに格納されたプログラムを、CPU250がRAM254に読み出して実行することにより実現される。
S801においてMFP102は、まず、キャンセル指示またはエラー発生によって印刷処理を中止する制御に用いる中止フラグをFALSEにセットする。また、MFP102は、複数種類の印刷面数カウントの一例である用紙消費面数、インク消費面数、および、印刷完成面数の3つのカウントを「0」に初期化する。用紙消費面数とは、印刷に用いた出力用紙の面数であり、出力用紙の消費量を表すカウントである。前述したように、1枚の用紙において表面と裏面との両面印刷された場合、カウントは「2」となる。インク消費面数とは、出力用紙に対してインクを吐出した面数であり、インクの消費量を表すカウントである。印刷完成面数とは、途中で中止することなく印刷処理が完了した面数であり、ユーザにとって価値ある印刷出力物の量を表すカウントである。これらの用紙消費面数、インク消費面数、および印刷完成面数の詳細は、後述する図9において説明することとする。
S802からS811は、ループ処理であり、MFP102は、キャンセル指示またはエラー発生がない限り、印刷処理及び印刷面数のカウント処理を、印刷データの全ページ数分繰り返す処理である。
S803においてMFP102は、印刷データのうちの1ページの印刷を実行する。S804においてMFP102は、処理対象の印刷ページを白紙出力したかを判定する。白紙出力した場合、S805に進み、MFP102は、用紙消費面数のみをカウントアップする。即ち、白紙出力した場合には、インクの消費はされていない。また、白紙出力した場合には、ユーザにとって価値ある印刷出力物を出力したことにはならない。このため、用紙消費面数のみをカウントアップする。白紙出力しない場合はS806の処理へと進む。
S806においてMFP102は、処理対象の印刷ページにおいて、キャンセル指示またはエラー発生を契機に印刷が中止されたかを判定する。印刷が中止された場合は、S807に進み、中止フラグをTRUEにセットする。そして、S808に進み、インク消費面数をカウントアップする。そして、S805に進み、用紙消費面数もカウントアップする。即ち、白紙出力ではなく、かつ、印刷が中止された場合、処理対象の印刷ページでは、一部の領域にはインクを消費した印刷処理が行われている。このため、インク消費面数および用紙消費面数が共にカウントアップされることになる。
一方、S806で印刷が中止されない場合、S809に進み、MFP102は、印刷完成面数をカウントアップする。そして、S808およびS805の処理に進む。即ち、白紙出力ではなく印刷も中止されない場合、処理対象の印刷ページでは正常に印刷が完了したことになる。このため、印刷完成面数、インク消費面数、および用紙消費面数が、それぞれ共にカウントアップされる。
S805の処理が終了すると、S810に進み、MFP102は、中止フラグがTRUEかを判定する。中止フラグがTRUEになっているということは、処理対象の印刷ページが適切に完了していない状態であるので、この時点で印刷データに基づく印刷処理を終了する。即ち、本フローチャートの処理を終了する。一方、中止フラグがFALSEの場合は、S811に進み、印刷データの全てのページの処理が完了したかを判定する。全てのページの処理が終了している場合、本フローチャートの処理を終了する。未処理のページがある場合、S802に戻り、処理を繰り返す。
このように、MFP102では、複数の条件(複数の種類)でのMFP102の使用量がカウントされる。
<印刷装置における複数種類の印刷面数カウント>
図9は、本実施形態における複数種類の印刷面数カウントの一例を説明する図である。図9を用いて、本実施形態の用紙消費面数、インク消費面数、および印刷完成面数の関係を説明する。本実施形態で使用する複数種類の印刷面数カウントは、所定の条件で共にカウントアップする複数種類のカウントである。
図9では、非白紙出力901、白紙出力902、および印刷中止タイミング903の記号を用いて、印刷出力結果に基づき、用紙消費面数とインク消費面数と印刷完成面数とがどのようにカウントアップされるのかの具体例を示している。
印刷出力結果904は、印刷データに基づく印刷出力処理の結果の一例を示している。本例では、1ページ目から3ページ目までは印刷が完了している。但し、2ページ目は白紙出力である。そして、4ページ目は、キャンセル指示またはエラーの発生によって印刷が中止されている。
カウント結果905は、用紙消費面数と、インク消費面数と、印刷完成面数とがどのようにカウントアップされていくかを、印刷出力結果904の経過とともに示している。
まず印刷完成面数のカウントアップを説明する。本実施形態では、MFP102がカウントした印刷面数情報に基づく従量制サービスとして、クラウドサーバ103において課金サービスを適用する例を説明している。課金サービスの性質を踏まえると、ユーザが不利益を被らないように、ユーザにとって価値のある印刷面数として、クラウドサーバ103では、印刷完成面数を用いるという運用が考えられる。このように、印刷完成面数は、ユーザにとって価値のある印刷面数を確認するような用途で用いることができる。
カウント結果905では、印刷完成面数は、ユーザにとって価値のある印刷面数とし、白紙出力ページを印刷完成面数のカウント対象から除外する場合の結果を示している。即ち、印刷完成面数は、非白紙出力を完了したページ数をカウントする。このため、印刷出力結果904では、非白紙出力を完了したページは、1ページ目および3ページ目であるので、印刷完成面数のカウント数は、「2」になる。
次に、インク消費面数を説明する。例えばインクの原価が高い印刷装置で印刷課金サービスを実施する時に、印刷完成面数の代わりにインク消費面数を用いて印刷装置の使用量を決めるといった運用が考えられる。
他には、MFP102がカウントした印刷面数情報を、課金サービスだけではなく、ポイント付与サービスにも適用したい場合に、ユーザが不利益を被らないように、サービスによって印刷面数を使い分けるという運用も考えられる。例えば、印刷課金サービスにおける印刷装置の使用量は印刷完成面数で決定し、ポイント付与サービスにおける印刷装置の使用量はインク消費面数で決定するようにしてもよい。このように、印刷完成面数とインク消費面数とをサービスの性質、並びに、印刷装置で扱うインク及び用紙のコストに応じて使い分けることで、サービス提供者とユーザの双方にとって好適なサービスを実現することが可能となる。
インク消費面数は、白紙出力ページを除くページ数でカウントする。印刷中止をしたページも、白紙出力ではなければインクは消費している。このため、印刷出力結果904では、インク消費面数のカウント数は、「3」になる。
次に用紙消費面数を説明する。例えば印刷課金サービスを実施する時にサービス提供者の利益を確保する目的で、原価が高い出力用紙を用いる印刷設定においては印刷完成面数の代わりに用紙消費面数を用いるようにして印刷装置の使用量を決めるといった運用が考えられる。
用紙消費面数は、白紙出力ページを含む全てのページ数でカウントする。このため、印刷出力結果904では、用紙消費面数のカウント数は、「4」になる。
本実施形態においては、上記の各種のカウント数は、MFP102において片面印刷を行うか、または、両面印刷を行うかに関わらず、共通のカウント結果となる。例えば両面印刷を行う場合、印刷出力結果904で示す印刷出力に必要な用紙は2枚であるが、用紙消費面数は「4」となる。このように、本実施形態では、出力用紙単位でカウントするのではなく、印刷処理を実行した面数でカウントする例を示している。尚、仮に出力用紙の枚数で印刷装置の使用量を決めたい場合は、片面印刷または両面印刷のいずれを実施したかを示す印刷設定と用紙消費面数とに基づいて決定すればよい。また、この決定は、MFP102で行ってもよいし、印刷設定の情報を受け取るクラウドサーバ103側で行ってもよい。
本実施形態においては、印刷装置における複数の印刷面数カウントとして、印刷完成面数、インク消費面数、および用紙消費面数を用いる例を説明した。ここで、図9を見れば、これらの印刷面数カウントは、「白紙出力を除く印刷完成面数」と「白紙出力面数」と「インク吐出を伴う印刷中止面数」との組み合わせでも表現できることがわかる。詳細には、次の式(1)から式(3)の通りである。
印刷完成面数=白紙出力を除く印刷完成面数 (1)
インク消費面数=白紙出力を除く印刷完成面数+インク吐出を伴う印刷中止面数 (2)
用紙消費面数=白紙出力を除く印刷完成面数+インク吐出を伴う印刷中止面数+白紙出力面数 (3)
このように、式(1)から式(3)が成り立つ。このため、MFP102からクラウドサーバ103に、「白紙出力を除く印刷完成面数」と「白紙出力面数」と「インク吐出を伴う印刷中止面数」との3つの面数カウント値を通知するようにしても同様の結果を得ることができる。尚、面数ではなく、枚数をカウントしてもよい。即ち、「白紙出力を除く印刷完成枚数」と「白紙出力枚数」と「インク吐出を伴う印刷中止枚数」とをカウントしてMFP102からクラウドサーバ103にカウント値を送信してもよい。つまり、「白紙出力を除く印刷完成数」と「白紙出力数」と「インク吐出を伴う印刷中止数」とを示すカウントをMFP102からクラウドサーバ103に送信してもよい。
尚、本実施形態では、MFP102(印刷装置)としてインクジェット方式のプリンタを想定し、インク消費面数という言葉を使用したが、電子写真方式等の別方式のプリンタであってもよい。電子写真方式のプリンタを用いる場合はトナー消費面数をカウントするようにすればよい。
<クラウドサーバ103での課金処理のフローチャート>
図10は、本実施形態におけるクラウドサーバ103(課金処理サーバ500)における課金処理を示すフローチャートである。具体的には、図5のS508、図6のS606、または、図7のS705において、クラウドサーバ103の課金処理部604で実行する処理を示している。図10のフローチャートは、課金処理サーバ500のCPU301がROM303などに記憶されているプログラムをRAM302に読み出して実行することにより実現される。
S1001において課金処理部604は、MFP102がクラウドサーバ103に通知した複数種類の印刷面数カウントを受信する。例えば、図9で説明したように、印刷完成面数、インク消費面数、および用紙消費面数を特定することが可能なカウント値を受信する。
S1002において課金処理部604は、受信した複数種類の印刷面数カウントに基づき課金額を決定する。ここで、複数種類の印刷面数カウントに基づいて課金額を決定する態様としては、サービスに応じた多用な形態を採り得る。このため、例えば、サービス毎にどの印刷面数カウントを用いるかを予め定めておいてもよい。
例えば、本実施形態では、課金サービスへの適用例を示している。このため、ユーザにとって価値ある印刷出力をした印刷完成面数に基づくように課金額を定めてもよい。印刷完成面数に基づくようにすれば、印刷を行う前にユーザが課金額を計算できるため、ユーザにとってわかりやすい料金体系にすることもできる。あるいは、インク消費面数と用紙消費面数とを用いて印刷装置で扱う消耗品、つまりインクおよび出力用紙の原価ベースで課金額を決めるようにしてもよい。
更には、印刷完成面数と、インク消費面数と、用紙消費面数とを、印刷装置で扱う消耗品の原価に応じて使い分けるようにして課金額を決定してもよい。そのようにすることで、サービス提供者およびユーザの双方にとって好適なサービスを実現することもできる。このケースについては、後に、図11を用いて課金処理の一例を説明する。
以上のように、複数種類の印刷面数カウントの使い分け方には多様な形態が考えられる。尚、一般的に、印刷装置で印刷を行う時、カラー印刷の方がモノクロ印刷よりも多くのインクを消費する。また、普通紙よりも光沢紙の方が高価である。そのため、印刷面数カウントに基づき課金額を決める際、カラー印刷かモノクロ印刷か、普通紙か光沢紙かといった印刷設定に応じて、印刷面数カウントにかけ合わせる単価を切り替えるようにすればよい。
また、従量制のサービスとしては、課金サービスではなくポイント付与サービスも考えられる。ポイント付与サービスに適用する場合は、消耗品の消費量に基づきポイント加算するように、インク消費面数および用紙消費面数に基づくようにポイントを付与するように定めてもよい。
このように、複数種類のカウントの選択、または、組み合わせによる使用は、予め提供されるサービスに対応付けて設定されている。また、このような対応付けは、クラウドサーバ103側において、適宜、設定を変更することも可能である。例えば、課金処理部604は、図10のフローチャートの処理を実施する前に、課金の設定を変更するかを判定し、設定を変更する場合、変更に応じた印刷面数カウントを用いて図10に示す処理を実施してもよい。課金の設定の変更は、例えばサービス提供者によって行われる。
図11は、本実施形態におけるクラウドサーバ103(課金処理サーバ500)における課金処理を示すフローチャートである。具体的には、図10と同様に、図5のS508、図6のS606、または、図7のS705において、クラウドサーバ103の課金処理部604で実行する処理を示している。図11のフローチャートは、課金処理サーバ500のCPU301がROM303などに記憶されているプログラムをRAM302に読み出して実行することにより実現される。図11は、印刷完成面数と、インク消費面数と、用紙消費面数とを、印刷装置で扱う消耗品の原価に応じて使い分けて課金を行う例を示している。
S1101において課金処理部604は、MFP102がクラウドサーバ103に通知した複数種類の印刷面数カウントを受信する。次に、S1102、S1103、およびS1106によって、用紙およびインクの消費面数のうちの少なくとも一つに基づき、課金額を決める判定が行われる。
まず、S1102において課金処理部604は、ユーザが使用したMFP102(印刷装置)が、インク原価の高い印刷装置かを判定する。例えば、第一閾値を決めておき、インク原価が第一閾値より高い場合、インク原価が高い印刷装置であると判定される。
インクの原価が高価な場合はS1103へと進み、課金処理部604は、以降の処理でインク消費面数を考慮して課金額を決定する。インクの原価が安価な場合は、S1106へと進み、以降の処理でインク消費面数を考慮せずに課金額を決定する。
S1103において課金処理部604は、印刷に用いた出力用紙の原価が高価かを判定する。例えば第二閾値を決めておき、出力用紙の原価が第二閾値より高い場合、出力用紙の原価が高価であると判定される。出力用紙の原価が高価な場合はS1104へと進み、課金処理部604は、用紙消費面数とインク消費面数とに基づき課金額を決定する。出力用紙の原価が安価な場合はS1105へと進み、課金処理部604は、インク消費面数に基づき課金額を決定する。
S1106では、印刷に用いた出力用紙の原価が高価かを判定する。この判定は、S1003の判定と同じである。出力用紙の原価が高価な場合はS1107へと進み、課金処理部604は、用紙消費面数に基づき課金額を決定する。出力用紙の原価が安価な場合はS1108へと進み、課金処理部604は、印刷完成面数に基づき課金額を決定する。
以上説明したように、本実施形態によれば、印刷装置の印刷数に応じた多様なサービスに対応することが可能となる。尚、図10および図11で示した課金処理は、クラウドコンピューティング環境に実装されるものである。このため、多様なサービスにおいて、消耗品等に依存するサービス提供にかかる費用等を考慮した課金処理の変更および調整を、クラウドサーバ103側のソフトウェア変更のみで実行することができる。即ち、印刷装置のソフトウェアをアップデートすることなく、印刷装置の使用量に応じた課金処理の変更などを実行することができる。このため、印刷装置間の消耗品原価の差異、および、消耗品原価の変動等、何かしらの事情で課金額の決定方法を変更する必要が生じたとしても、クラウド側の課金処理をアップデートするのみで対応することが可能である。従って、多数存在する印刷装置のアップデート状況を管理する負荷を生じさせず、また意図したタイミングで課金処理の変更を適用しやすい構成を実現することができる。
また、図10および図11では、MFP102がカウントした複数種類の印刷面数のカウント情報に基づく従量制サービスの一例として、課金サービスに適用する場合のフローチャートを示した。しかしながら、本実施形態は、課金サービスに限定されるものではなく、印刷装置の使用量に基づくサービスであれば適用可能である。課金サービスとは異なるサービスに本実施形態で説明した処理を適用する場合は、当該サービスの性質または消耗品の原価に基づいた使用量の決定処理部を設け、決定処理を行えばよい。
<<第2実施形態>>
第1実施形態では、クラウド環境側において、印刷装置の使用量に基づく課金処理を実行する例を説明した。また、第1実施形態では、印刷装置で扱うインクまたは出力用紙の原価が高価な場合、消耗品の消費量に基づいて課金額を決めるサービス形態があり得る例も説明した。一般に、消耗品の消費量に基づき課金額を決める場合、ユーザのキャンセル指示またはエラー発生に伴って印刷を中止したページも含めて課金対象となる。
しかし、停電等のように、ユーザの責任ではない事象によって印刷が中止された場合は、当該ページを課金対象から除外することが望ましい。そこで、本実施形態では、ユーザの責任ではない事象によって印刷が中止された場合は、当該ページを課金対象から除外する例を説明する。尚、ユーザ責任ではない事象によって稼働を妨げられた印刷装置と時刻とを特定することができれば、その事象によって印刷が中止されたユーザと印刷ジョブを特定して、当該ジョブ、あるいは当該ページを課金対象から除外することが可能となる。
図12は、本実施形態におけるクラウドサーバ103(課金処理サーバ500)における課金処理を示すフローチャートである。具体的には、図5のS508、図6のS606、または、図7のS705において、クラウドサーバ103の課金処理部604で実行する処理を示している。図12は、停電発生地域情報を用いて、停電で中止された印刷ジョブの課金額から、中止されたページ分を減額する課金処理の一例を示している。図12は、図11で示した印刷完成面数と、インク消費面数と、用紙消費面数とを、印刷装置で扱う消耗品の原価に応じて使い分ける処理をベースにしたフローチャートである。
本実施形態では、MFP102からクラウドサーバ103に通知する印刷完了通知に、MFP102の設置位置を示す位置情報と、印刷終了時刻と、複数種類の印刷面数カウントとが含まれているものとする。ここで、位置情報としてはGlobal Positioning System(以降GPSと呼ぶ)を用いればよい。印刷終了時刻は、印刷を開始してから終了するまでの間、定期的に現在時刻をMFP102内の不揮発性RAM255に記憶するようにする。これにより、印刷中に停電等で不意に電源が落ちたとしても、大まかな印刷終了時刻を残すことができる。また、本実施形態では、クラウドサーバ103は、インターネットを介して停電発生地域及びその発生時刻に関する情報を適宜受信しているものとする。
S1201においてクラウドサーバ103の課金処理部604は、MFP102がクラウドサーバ103に通知したMFP102の位置情報と、印刷終了時刻と、複数種類の印刷面数カウントとを含む印刷完了通知を受信する。
次に、S1202において課金処理部604は、予め記憶している停電発生地域及び発生時刻の情報と、MFP102から受信したMFP102の位置情報と、印刷終了時刻とを照合する。そして、当該ジョブにおいて停電により印刷中止が発生した可能性があるかを判定する。停電により印刷中止が発生したと判定した場合、S1203に進み、そうでない場合、S1205に進む。
S1203において課金処理部604は、印刷完成面数よりもインク消費面数の方が多いかを確認する。インク消費面数が印刷完成面数と等しい場合、停電が印刷出力に影響しないと判定できる。一方、インク消費面数が印刷完成面数よりも多い場合、停電によってページの途中で印刷を中止された面があると判定する。よって、インク消費面数が印刷完成面数よりも多い場合、S1204に進み、課金処理部604は、インク消費面数を「1」減算する。これにより、印刷が中止された面を課金対象から除外する。なお、この例では簡易な例として一律でインク消費面数を「1」減算する処理を示しているが、両面印刷の場合は表面印刷時に中止されたなら「1」減算し、裏面印刷時に中止されたなら「2」減算してもよい。これにより、より良好な結果が得られる。その後、S1205に処理が進む。
S1205以降の処理は、図11の処理と同様である。即ち、S1205~S1211は、図11のS1102~S1108と、それぞれ同様の処理である。
尚、MFP102が印刷中に停電が生じた場合、MFP102とクラウドサーバ103との通信も切断される。MFP102からクラウドサーバ103に印刷完了通知が発行されるのは、停電が解消されてMFP102が立ち上がり、クラウドサーバ103とのネットワーク通信の再接続に成功した後となる。よって、MFP102の印刷処理が終了してからクラウドサーバ103に印刷完了通知が通知されるまで、ある程度の時間が生じる。その印刷完了通知が通知されるまでの時間内に、クラウドサーバ103が停電に関わる情報を収集できていれば、図12のフローによって、即時に課金額の減額処理が可能となる。仮に、課金処理実行までに停電に関する情報収集が間に合わなかった場合は、印刷完了通知及び課金額に関する履歴をクラウドサーバ103で一定期間残すようにする。そして、クラウドサーバ103が停電情報を得たときに、印刷履歴と照らし合わせ、減額処理を実行できなかった印刷を特定し、不利益を被ったユーザにキャッシュバック等を行うようにすればよい。
以上説明したように、本実施形態の処理によれば、停電等のように、ユーザの責任ではない事象によって印刷が中止された場合は、当該ページを課金対象から除外することができる。尚、本実施形態では、停電を例に挙げて説明したが、印刷装置の故障などの情報を用いて、ユーザの責任でない事象を特定してもよい。
<<その他の実施形態>>
上述した実施形態では、MFP102の使用量を示す複数種類のカウントとして、用紙消費面数、インク消費面数、および印刷完成面数を例に挙げて説明した。しかしながら、複数種類のカウントが用いられればよく、これら三つのうちの少なくとも二つを用いる形態としてもよい。また、これら以外の種類のカウントを用いてもよい。また、面数ではなく、用紙枚数を基準として、用紙消費枚数、インク消費枚数、および印刷完成枚数を用いてもよい。この場合、前述したように、片面印刷または両面印刷の印刷設定情報と適宜組み合わせて用いることで、適切なカウントを用いることができる。
また、前述したように、インク消費面数またはインク消費枚数は、インクジェット方式のMFP102でカウントされる例である。このため、用紙に色材を記録した色材消費面数または色材消費枚数をカウントしてもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 ホストコンピュータ
102 MFP
103 クラウドサーバ
604 課金処理部
本開示の一態様にかかる印刷システムは、印刷装置と、前記印刷装置で行われた処理結果を受信するサーバシステムとを備えた印刷システムであって、前記印刷装置は、印刷処理の実行により前記印刷装置において生じた印刷数を示すカウントであり、所定の条件で共にカウントアップする複数種類のカウントを含む処理結果を前記サーバシステムに通知する通知手段を備え、前記サーバシステムは、前記処理結果に含まれる複数種類のカウントの中から少なくとも2つの種類のカウントを組み合わせたカウントに基づいてサービスを行い、かつ、対象とするサービスが変わる場合、前記組み合わせるカウントを変更する処理手段を備えることを特徴とする。

Claims (25)

  1. 印刷装置と、前記印刷装置で行われた処理結果を受信するサーバシステムとを備えた印刷システムであって、
    前記印刷装置は、印刷処理の実行により前記印刷装置において生じた印刷数を示すカウントであり、所定の条件で共にカウントアップする複数種類のカウントを含む処理結果を前記サーバシステムに通知する通知手段を備え、
    前記サーバシステムは、前記処理結果に含まれる複数種類のカウントに基づいてサービスを行う処理手段を備えることを特徴とする印刷システム。
  2. 前記印刷数を示す複数種類のカウントは、出力用紙の面数を示す用紙消費面数、出力用紙に色材を用いた面数を示す色材消費面数、および途中で中止することなく印刷処理が完了した面数を示す印刷完成面数のうちの少なくとも2つを含むことを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. 前記印刷数を示す複数種類のカウントは、出力用紙の枚数を示す用紙消費枚数、出力用紙にインクを吐出した用紙枚数を示すインク消費枚数、および途中で中止することなく印刷処理が完了した用紙枚数を示す印刷完成枚数のうちの少なくとも2つを含むことを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  4. 印刷装置と、前記印刷装置で行われた処理結果を受信するサーバシステムとを備えた印刷システムであって、
    前記印刷装置は、印刷処理の実行により前記印刷装置において生じた印刷数を示すカウントであり、白紙出力を除く印刷完成数と、用紙に色材が記録されかつ印刷が中止された数と、白紙出力数と、を含む複数種類のカウントを含む処理結果を前記サーバシステムに通知する通知手段を備え、
    前記サーバシステムは、前記処理結果に含まれる複数種類のカウントに基づいてサービスを行う処理手段を備えることを特徴とする印刷システム。
  5. 前記複数種類のカウントは、白紙出力を除く印刷完成面数と、用紙に色材が記録されかつ印刷が中止された面数と、白紙出力面数と、を含むことを特徴とする請求項4に記載の印刷システム。
  6. 前記複数種類のカウントは、白紙出力を除く印刷完成枚数と、用紙に色材が記録されかつ印刷が中止された枚数と、白紙出力枚数と、を含むことを特徴とする請求項4に記載の印刷システム。
  7. 前記処理手段は、ユーザの意図に拠らずに印刷の途中で印刷処理が中止された場合、当該中止された印刷数のカウントを除いた処理結果に基づいて前記サービスを行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の印刷システム。
  8. 前記処理手段は、前記複数種類のカウントの中から1つのカウントを選択して、前記選択したカウントに基づいて前記サービスを行うことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の印刷システム。
  9. 前記1つのカウントの選択は、予め前記サービスに対応付けて設定されていることを特徴とする請求項8に記載の印刷システム。
  10. 前記処理手段は、対象とするサービスが変わる場合、前記選択するカウントを変更することを特徴とする請求項8または9に記載の印刷システム。
  11. 前記処理手段は、前記複数種類のカウントの中から少なくとも2つの種類のカウントを組み合わせたカウントに基づいて前記サービスを行うことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の印刷システム。
  12. 前記カウントの組み合わせは、予め前記サービスに対応付けて設定されていることを特徴とする請求項11に記載の印刷システム。
  13. 前記処理手段は、対象とするサービスが変わる場合、前記組み合わせるカウントを変更することを特徴とする請求項11または12に記載の印刷システム。
  14. 前記処理手段は、課金サービスを行う課金手段を有することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一項に記載の印刷システム。
  15. 前記処理手段は、ポイントを付与するサービスを行う付与手段を有することを特徴とする請求項1乃至14のいずれか一項に記載の印刷システム。
  16. サーバシステムと通信する印刷装置であって、
    印刷処理の実行により前記印刷装置において生じた印刷数を示すカウントであり、所定の条件で共にカウントアップする複数種類のカウントを含む処理結果を取得する取得手段と、
    前記処理結果を前記サーバシステムに通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  17. サーバシステムと通信する印刷装置であって、
    印刷処理の実行により前記印刷装置において生じた印刷数を示すカウントであり、白紙出力を除く印刷完成数と、用紙に色材が記録されかつ印刷が中止された数と、白紙出力数と、を含む複数種類のカウントを含む処理結果を取得する取得手段と、
    前記処理結果を前記サーバシステムに通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  18. サーバシステムと通信する印刷装置の制御方法であって、
    印刷処理の実行により前記印刷装置において生じた印刷数を示すカウントであり、所定の条件で共にカウントアップする複数種類のカウントを含む処理結果を取得する取得工程と、
    前記処理結果を前記サーバシステムに通知する通知工程と、
    を備えることを特徴とする印刷装置の制御方法。
  19. サーバシステムと通信する印刷装置の制御方法であって、
    印刷処理の実行により前記印刷装置において生じた印刷数を示すカウントであり、白紙出力を除く印刷完成数と、用紙に色材が記録されかつ印刷が中止された数と、白紙出力数と、を含む複数種類のカウントを含む処理結果を取得する取得工程と、
    前記処理結果を前記サーバシステムに通知する通知工程と、
    を備えることを特徴とする印刷装置の制御方法。
  20. 印刷装置と通信するサーバシステムであって、
    前記印刷装置から、印刷処理の実行により前記印刷装置において生じた印刷数を示すカウントであり、所定の条件で共にカウントアップする複数種類のカウントを含む処理結果を受信する受信手段と、
    前記処理結果に含まれる複数種類のカウントに基づいてサービスを行う処理手段と、
    を備えることを特徴とするサーバシステム。
  21. 印刷装置と通信するサーバシステムであって、
    前記印刷装置から、印刷処理の実行により前記印刷装置において生じた印刷数を示すカウントであり、白紙出力を除く印刷完成数と、用紙に色材が記録されかつ印刷が中止された数と、白紙出力数と、を含む複数種類のカウントを含む処理結果を受信する受信手段と、
    前記処理結果に含まれる複数種類のカウントに基づいてサービスを行う処理手段と、
    を備えることを特徴とするサーバシステム。
  22. 印刷装置と通信するサーバシステムの制御方法であって、
    前記印刷装置から、印刷処理の実行により前記印刷装置において生じた印刷数を示すカウントであり、所定の条件で共にカウントアップする複数種類のカウントを含む処理結果を受信する受信工程と、
    前記処理結果に含まれる複数種類のカウントに基づいてサービスを行う処理工程と、
    を備えることを特徴とするサーバシステムの制御方法。
  23. 印刷装置と通信するサーバシステムの制御方法であって、
    前記印刷装置から、印刷処理の実行により前記印刷装置において生じた印刷数を示すカウントであり、白紙出力を除く印刷完成数と、用紙に色材が記録されかつ印刷が中止された数と、白紙出力数と、を含む複数種類のカウントを含む処理結果を受信する受信工程と、
    前記処理結果に含まれる複数種類のカウントに基づいてサービスを行う処理工程と、
    を備えることを特徴とするサーバシステムの制御方法。
  24. 請求項18または19に記載の印刷装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  25. 請求項22または23に記載のサーバシステムの制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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