JP2010201803A - 画像形成装置、およびその印刷管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】カウントに求められる条件の変化に対して柔軟に対応できるカウントを実現する画像形成装置、およびその印刷管理方法を提供すること。
【解決手段】画像形成装置であるプリンター1は、カウント制御部120と、第1カウンター130と、を備えている。カウント制御部120は、第1カウンター130に対して、加算条件情報14aに規定される加算条件を設定し、当該加算条件に従ってページ数のカウントを行わせる。不揮発性メモリー14に記憶された加算条件情報14aによって、第1カウンター130の加算条件が決まるので、課金形態の変更に伴う課金条件の変更等に応じて、カウントに求められる条件の変化に対して柔軟に対応できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、用紙等の記録媒体に印刷を行う画像形成装置に関し、特に、印刷した用紙数のカウントを行う画像形成装置、およびその印刷管理方法に関する。
従来、コピー機、複合機、プリンター等の画像形成装置では、印刷ページ数に応じた課金等を行うため、カウンターを設けて、印刷した媒体のページ数をカウンターにカウントさせている。
例えば、特許文献1に記載の装置では、他の端末装置から入力された白紙画像データに対してはカウント数を加算する一方、白紙や自己生成した画像データに対してはカウント数を加算しないようにしている。これにより、ユーザーに余分な料金を請求することがなく、不測の損害を生じさせない課金を実現している。
特開2001−169030号公報
しかしながら、カウンターによって数えられたページ数は課金に限られることなく、画像形成装置のメンテナンスに用いられることがあり、課金とメンテナンスとでは加算すべき条件が異なる。
例えば、メンテナンス時において、サービスマン等は、エンジンが実際に動作した動作数を把握する必要がある。このため、メンテナンスの観点からは、自己生成した画像データの印刷およびエラーを生じた印刷についてもカウント数を加算することが望まれる。一方、課金の観点からは、自己生成した画像データを印刷した分、またはエラーが生じて適切に印刷できなかった分については、ユーザーに課金すべきではなく、カウント数を加算しないことが望まれる。なお、課金の形態によってカウントすべき条件が異なってくることもある。
このように、ページ数のカウントにおいて加算すべき条件はカウントの目的に応じて変わってくるが、特許文献1に記載の装置では、カウントに求められる条件の変化に対して柔軟に対応することができなかった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]印刷媒体に対して印刷を行う印刷エンジンと、前記印刷された印刷媒体のカウントにおいてカウント値を加算すべき印刷の条件を設定するカウント条件設定部と、前記設定された条件に従って、前記印刷エンジンにより印刷された印刷媒体をカウントする第1カウンターと、を備えることを特徴とする画像形成装置。
この構成によれば、カウント条件設定部が設定した条件に従って、第1カウンターによるカウントが行われるので、第1カウンターによって行われるカウントの条件を柔軟に変更することができる。したがって、例えば、メンテナンス用の条件や課金用の条件等、カウントに求められる条件に柔軟に対応して、印刷された印刷媒体をカウントできる。
[適用例2]上記画像形成装置において、前記加算すべき印刷の条件を規定する加算条件情報を記憶する記憶部をさらに備え、前記カウント条件設定部は、前記記憶部に記憶された加算条件情報に基づいて条件を設定することを特徴とする画像形成装置。
この構成によれば、記憶部に記憶された加算条件情報に従ってカウントが制御されることになるため、所望の加算条件情報を記憶部に記憶させておくことによって、カウントにおける任意の条件を簡単に設定できるようになる。
[適用例3]上記画像形成装置において、第2カウンターをさらに備え、前記カウント条件設定部は、前記第2カウンターが加算すべき印刷の条件を設定し、前記第2カウンターは、前記第2カウンターに設定された条件に従って、前記印刷された印刷媒体をカウントすることを特徴とする画像形成装置。
この構成によれば、第1カウンターによるカウントと、第2カウンターによるカウントが個別に行われるため、2つの条件によるカウント値を得ることができる。
[適用例4]上記画像形成装置において、前記カウント条件設定部は、前記第1カウンターまたは前記第2カウンターの一方が加算すべき印刷の条件を前記印刷エンジンが印刷した全てのページ数とし、他方のカウンターが加算すべき印刷の条件を課金対象のページ数とすることを特徴とする画像形成装置。
この構成によれば、メンテナンス用のカウントと課金用のカウントが個別に行われるため、メンテナンス用のカウント値と課金用のカウント値を得ることができる。
[適用例5]上記画像形成装置において、メンテナンス時には、前記他方のカウンターは、課金対象のページ数について加算しないことを特徴とする画像形成装置。
この構成によれば、メンテナンス時に印刷した分について課金してしまうことを防ぐことができる。
[適用例6]印刷媒体に対して印刷を行う印刷エンジンを備える画像形成装置の印刷管理方法であって、前記印刷された印刷媒体のカウントにおいてカウント値を加算すべき印刷の条件を設定するステップと、前記印刷エンジンにより印刷された印刷媒体のうち、前記設定された条件を満たす印刷が行われた印刷媒体をカウントするステップと、を含むことを特徴とする印刷管理方法。
このようにすれば、第1カウンターによって行われるカウントの条件を柔軟に変更できるようになり、例えば、メンテナンス用の条件や課金用の条件等、カウントに求められる条件に柔軟に対応して、印刷された印刷媒体をカウントできる。
第1実施例に係るプリンターの構成を示す図。 コントローラーの機能ブロック図。 加算条件情報の一例を示す図。 カウント処理の流れを示すフローチャート。 第1カウンターおよび第2カウンターによるカウント例を示す図。 第2実施例に係るカウント処理の流れを示すフローチャート。 カウント数の出力処理の流れを示すフローチャート。 第3実施例に係るカウンターの構成を示す図。
以下、本発明の実施の形態について実施例に基づいて説明する。
(第1実施例)
図1は、本実施例に係るプリンターの構成を示した図である。図1に示すように、画像形成装置の一例であるプリンター1は、LAN(Local Area Network)等のネットワークに接続しており、ネットワークを介してホスト装置2と通信可能になっている。なお、本実施例のプリンター1は、装置のメンテナンスや利用に応じた課金等を行うため、印刷媒体である用紙の印刷ページ数を、後述するカウンターによってカウントするものである。
ホスト装置2は、例えば、汎用のコンピューター等であり、プリンタードライバーPDおよび印刷管理アプリケーションAPがインストールされている。プリンタードライバーPDは、ユーザーからの指示に応じて印刷データを生成して、プリンター1に印刷データを送信する。印刷管理アプリケーションAPは、プリンター1がカウントした印刷ページ数を、ホスト装置2側から確認するために用いられるアプリケーションである。
次に、プリンター1の構成について説明する。プリンター1は、コントローラー10と、操作パネル20と、印刷エンジン30と、を備えている。
操作パネル20は、プリンター1に備わる各種機能を利用するため等に、ユーザーからの様々な操作を受けるための部分であり、各種の操作ボタン21およびLCD、有機EL等の表示パネル22を有する。
印刷エンジン30は、印刷用紙等の印刷媒体に印刷を行うハードウェア部であり、エンジン内部には用紙の排紙を検出するための検出部31が設けられている。印刷エンジン30は、プリンター1の内部で生成された印刷データや、ホスト装置2から受信した印刷データをコントローラー10から受け取って、この印刷データに従って印刷を実行する。また、印刷エンジン30内部では、印刷を完了したときに、用紙サイズ等の印刷条件、印刷ページ数、白紙ページ数、ダミーページ数、エラーページ数等の印刷結果を示す印刷結果情報を作成して、コントローラー10に通知する処理、検出部31によって検出された排紙結果をコントローラー10に通知する処理が行われる。なお、白紙ページとは、例えば、改行コマンドだけが含まれ、用紙に対して何ら画像を形成することがないページのことである。ダミーページとは、奇数ページ数の両面印刷時に付加されるページである。エラーページとは、印刷エンジン30内部の処理で生じたエラーによって、適切に印刷できなかったページのことである。
コントローラー10は、プリンター1の各部の動作を制御する部分であり、CPU11と、ROM12と、RAM13と、不揮発性メモリー(記憶部)14と、ネットワークI/F15と、パネルI/F16と、エンジンI/F17と、を有している。これらの構成は内部バスを介して相互に接続される。
ネットワークI/F15は、ネットワークに接続するインターフェイス部分であり、プリンター1は、このネットワークI/F15からネットワークを介してホスト装置2と相互にデータ通信が可能である。パネルI/F16は操作パネル20に接続するインターフェイス部分、エンジンI/F17は印刷エンジン30に接続するインターフェイス部分である。
CPU11は、コントローラー10の主制御装置であり、RAM13を作業領域等として用い、ROM12に格納された各種のプログラムを実行することにより、プリンター1における様々な制御を行う。具体的には、CPU11は、印刷エンジン30に印刷指示を出すと共に印刷用のデータを受け渡す処理、操作パネル20を制御する処理、印刷ページ数のカウントを制御する処理等を行う。
不揮発性メモリー14は、フラッシュROM、NVRAM等の読み書き可能なメモリーであり、加算条件情報14aを予め記憶している。なお、加算条件情報14aについての詳細な説明は後述する。
図2に、コントローラー10の機能ブロック図を示す。図2に示すように、コントローラー10は、画像データ入力部100と、エンジン制御部110と、カウント制御部(カウント条件設定部)120と、第1カウンター130と、第2カウンター140と、出力制御部150と、を有する。第1カウンター130はメンテナンス用のカウンターであり、第2カウンター140は課金用のカウンターである。
画像データ入力部100は、ホスト装置2のプリンタードライバーPDから印刷対象とする画像データの入力を受け、入力された画像データをエンジン制御部110が扱うことができるデータ形式に変換してエンジン制御部110に受け渡す処理、用紙サイズ、印刷方法、印刷色、印刷ページ数等の印刷条件をエンジン制御部110に指示する処理等を行う。なお、両面印刷の場合、画像データ入力部100は、奇数ページ数のジョブに1ページ分のダミーページを付加し、偶数ページ数の両面印刷として扱うようにする処理を行う。そして、画像データ入力部100は、エンジン制御部110に指示した印刷条件を示す印刷指示情報IDをカウント制御部120に通知する。
エンジン制御部110は、印刷エンジン30による印刷の制御、および印刷エンジン30の動作の監視を行う。具体的には、エンジンによる印刷が完了したときに印刷エンジン30から印刷結果情報を受け取ると、エンジン制御部110は印刷結果情報RDをカウント制御部120に通知する処理を行う。また、エンジンによる排紙が正常に完了したときには、その旨を示す印刷状態情報SDをカウント制御部120に通知する。
カウント制御部120は、印刷指示情報IDおよび印刷結果情報RDに基づいて、印刷されたページ数のカウントを制御する。具体的には、カウント制御部120は、加算条件情報14aに従って、第1カウンター130によるメンテナンス用のカウント、および第2カウンター140による課金用のカウントを制御する。
ここで、加算条件情報14aについて説明する。図3は、加算条件情報14aの一例を示す図である。図3に示すように、加算条件情報14aには、第1カウンター130の加算条件と第2カウンター140の加算条件が個別に設定されている。これは、メンテナンスと課金とでは求められるカウント値が異なるためである。例えば、メンテナンスの観点からは、実際の印刷ページ数を知ることが必要であり、白紙ページ、ダミーページ、エラーが生じたページ等を全て含めてカウントすることが求められる。一方、課金の観点からは、白紙ページ、ダミーページ、エラーが生じたページ等は、課金すべきではなく、カウントしないことが求められる。したがって、図3に示すように、加算条件情報14aは、第1カウンター130の加算条件として、排紙結果に関わらずに、白紙ページ、ダミーページ、エラーページを含めて加算する旨を規定する。第2カウンター140の加算条件としては、正常な排紙の場合のみ加算し、さらに、白紙ページ、ダミーページ、エラーページについては加算しない旨を規定している。すなわち、加算条件情報14aによって、印刷されたページ数のカウント数に加算すべき印刷の条件が、第1カウンター130と第2カウンター140のそれぞれについて定められている。
カウント制御部120は、上述した加算条件情報14aに従って、第1カウンター130に対するメンテナンス用の加算条件、第2カウンター140に対する課金用の加算条件を設定する。
出力制御部150は、第1カウンター130のカウント数および第2カウンター140のカウント数の出力を制御する。具体的には、操作パネル20への操作に応じて、カウント数を表示パネル22に表示させる処理や、ホスト装置2の印刷管理アプリケーションAPからの要求に応じてカウント数のデータをホスト装置2に出力する処理を行う。
以上に述べたように、本実施例のプリンター1では、加算条件情報14aに規定された条件に従って、2つの加算条件の下で印刷ページ数のカウントが行われる。
図4は、印刷ページ数のカウント処理の流れを示すフローチャートである。以下、プリンター1における印刷ページ数のカウント処理についてフローチャートに従って説明する。なお、以下に説明する処理は、ROM12に記憶されたプログラムをCPU11が実行することにより、CPU11がカウント制御部120として行うものである。
処理を開始すると、カウント制御部120は、加算条件情報14aから、第1カウンター130の加算条件および第2カウンター140の加算条件を取得する(ステップS100)。
次に、カウント制御部120は、画像データ入力部100から印刷指示情報IDを受信したか否かを判断する(ステップS110)。印刷指示情報IDを受信していなかった場合は受信を待ち続け(ステップS110:No)、画像データ入力部100が印刷要求をした後、カウント制御部120に印刷指示情報IDを送信すると、カウント制御部120は印刷指示情報IDを受信して(ステップS110:Yes)、ステップS120に進む。
ステップS120に処理が進むと、カウント制御部120は、エンジン制御部110から印刷結果情報RDを受信したか否かを判断する。印刷結果情報RDを受信していなかった場合は受信を待ち続け(ステップS120:No)、印刷エンジン30による印刷が完了した後、エンジン制御部110から印刷結果情報RDを受信すると(ステップS120:Yes)、ステップS130に進む。
ステップS130に処理が進むと、カウント制御部120は、加算条件情報14aに規定された第1カウンターの加算条件に従う加算処理を、第1カウンター130に実行させる。ここでは、例えば、図5(a)に例として示すように、印刷結果情報RDに基づき、印刷ページ数「2」、白紙ページ数「1」、ダミーページ数「1」、エラーページ数「0」のカラー両面印刷が行われていた場合、第1カウンター130は、総印刷ページ数に「4」、両面カラー印刷ページ数に「2」、白紙ページ数に「1」、ダミーページ数「1」、エラーページ数に「0」が加算される(図5(b)参照)。これにより、第1カウンター130には、印刷した全てのページがカウントされ、印刷動作を行った実際のページ数が管理される。
次に、カウント制御部120は、エンジン制御部110から印刷状態情報SDを受信したか否かを判断する(ステップS140)。印刷状態情報SDを受信していない場合は受信を待ち続け(ステップS140:No)、印刷エンジン30による排紙が行われた後、エンジン制御部110から印刷状態情報SDを受信すると(ステップS140:Yes)、ステップS150に進む。
ステップS150に処理が進むと、カウント制御部120は、加算条件情報14aに規定された第2カウンターの加算条件に従う加算処理を、第2カウンター140に実行させる。ここでは、印刷状態情報SDから判断して、例えば、エンジン内部で紙詰まり等が生じたために、印刷された用紙が正常に排紙されていなかった場合、加算条件情報14aに規定された加算条件に従い、第2カウンター140の加算は行われない(図5(c)参照)。また、正常な排紙が行われた場合は、加算条件情報14aに規定された加算条件に従い、第2カウンター140の加算が行われる。図5の例では、第2カウンター140には、白紙ページ、ダミーページ、エラーページの分は加算されることなく、総印刷ページ数に「2」、両面カラー印刷ページ数に「2」が加算される(図5(d)参照)。こうして、第2カウンター140には、正常に排紙されなかったページについてはカウントされることなく、正常に排紙されたページがカウントされる。
ステップS150の処理を終えると、ステップS110に戻り、次の印刷指示情報IDの受信を待ち続ける。
以上に説明したプリンター1によれば、印刷が完了したときに、加算条件情報14aに規定された第1カウンターの加算条件に従って第1カウンター130によるカウントが行われ、用紙がエンジンから排紙されたときに、加算条件情報14aに規定された第2カウンターの加算条件に従って第2カウンター140によるカウントが行われる。これにより、第1カウンター130によるメンテナンス用のカウントと、第2カウンター140による課金用のカウントとが実現される。
例えば、サービスマンがプリンターのメンテナンスを行おうとする際、プリンター1に接続された印刷管理アプリケーション、または操作パネル20への所定の操作を行うことによって、第1カウンター130のカウント数から、実際に印刷が行われた全ての印刷ページ数を知ることができる。これにより、メンテナンス時に印刷エンジン30の動作数を把握して、メンテナンスに活用できるようになる。また、課金の場合、第2カウンター140のカウント数に応じた課金を行うことによって、正常に排紙されなかったページ数、および不要な改行による白紙ページ、両面印刷時のダミーページ、エラーが生じたページのページ数について課金されることがなく、適切な課金を実現できる。このように、本プリンター1では、メンテナンス、課金の目的に応じて、ページ数のカウントを適切に行うことができる。
また、不揮発性メモリー14に記憶された加算条件情報14aに従って、第1カウンター130の加算条件および第2カウンター140の加算条件が設定されるようになっている。このため、例えば、プリンター1の工場出荷時等に、所望の印刷条件を規定する加算条件情報14aを不揮発性メモリー14に記憶させることによって、任意の加算条件を簡単に設定できる。したがって、課金形態の変更に伴う課金条件の変更等、カウントに求められる条件の変化に対して柔軟且つ簡単に対応させることができる。
(第2実施例)
第2実施例では、メンテナンスモードによってプリンター1のメンテナンスが行われている際、メンテナンス用のカウントを行い、課金用のカウントは行わないよう制御する。なお、第2実施例のプリンターは、通常モードおよびメンテナンスモードに設定可能であり、他の構成については第1実施例のプリンターと同様である。以下、第1実施例と同じ構成について同じ符号を付与し、詳細な説明を省略する。
図6は、第2実施例に係るカウント処理の流れを示すフローチャートである。以下、印刷ページ数のカウント処理についてフローチャートに従って説明する。なお、図6の処理において、ステップS200〜S220の処理については、第1実施例のステップS100〜S120の処理と同様であるため、説明を省略する。
エンジン制御部110から印刷結果情報RDを受信すると(ステップS220:Yes)、カウント制御部120は、プリンター1が通常モードに設定されているか否かを判断する(ステップS230)。通常モードであれば(ステップS230:Yes)、カウント制御部120は、加算条件情報14aに規定された第1カウンターの加算条件に従う加算処理を第1カウンター130に実行させる(ステップS240)。その後、印刷状態情報SDの通知があると(ステップS250:Yes)、カウント制御部120は、加算条件情報14aに規定された第2カウンターの加算条件に従う加算処理を第2カウンター140に実行させる(ステップS260)。
一方、ステップS230の判断において、通常モードでなければ(ステップS230:No)、カウント制御部120は、メンテナンスモードに設定されており、サービスマン等によるメンテナンス中であると判断して、加算条件情報14aに規定された第1カウンターの加算条件に従う加算処理を第1カウンター130に実行させる(ステップS270)。その後、ステップS210に戻り、次の印刷指示情報IDを待つ。これにより、メンテナンス中については、メンテナンス用の第1カウンター130のみが加算され、課金用の第2カウンター140についてはカウント数が加算されない。
次に、カウント数を出力する処理について、図7のフローチャートに従って説明する。
出力制御部150は、カウント数の要求があるかを判断して(ステップS300)、要求がなかった場合には(ステップS300:No)、要求を待ち続けている。例えば、操作パネル20の操作ボタン21へのユーザー操作により、カウント数の表示要求があった場合や、ホスト装置2の印刷管理アプリケーションAPから印刷ページ数の閲覧要求があった場合、カウント数の要求があったと判断して(ステップS300:Yes)、ステップS310に進む。
ステップS310に処理が進むと、出力制御部150は、通常モードであるか否かを判断する(ステップS310)。通常モードであれば(ステップS310:Yes)、第2カウンター140のカウント数を出力する(ステップS320)。一方、通常モードでなければ(ステップS310:No)、メンテナンスモードになっていると判断して、第1カウンター130のカウント数を出力する(ステップS330)。なお、ステップS320、S330の出力処理では、操作パネル20からカウント数の表示要求があった場合は、カウント数を表示する画面が表示パネル22に表示される。印刷管理アプリケーションAPから閲覧要求があった場合は、カウント数情報をホスト装置2に送信し、印刷管理アプリケーションAPによってディスプレイ(図示なし)等に表示される。
第2実施例によれば、メンテナンスモード設定時、第1カウンター130はページ数を加算するが、第2カウンター140はページ数を加算しない。これにより、例えば、サービスマン等がプリンター1のメンテナンスを行う際、プリンター1をメンテナンスモードに設定しておくことによって、メンテナンス中にテスト印刷したページ数分をカウントしておくとともに、この分について課金してしまうことがなくなり、適切な課金を実現できる。
(第3実施例)
上記第1実施例および第2実施例では、第1カウンター130および第2カウンター140がプリンター1に設けられていたが、カウンターの数についてはこれに限られない。図8に示すように、第3実施例のコントローラー10’は、第1実施例および第2実施例の構成に加えて、第3カウンター160をさらに有しており、第2カウンター140および第3カウンター160が課金用カウンターとして用いられる。
そして、第2カウンター140、第3カウンター160間では、カウント数が一致しているか否かの誤り検出が行われる。第2カウンター140、第3カウンター160間でカウント数が異なっていた場合、いずれかの課金用のカウンターに不具合が生じている可能性があるため、例えば、操作パネル20の表示パネル22に警告画面を表示するようにして、適切な対処を促す。これにより、より確実且つ適切な課金が実現される。
また、第2カウンター140、第3カウンター160のうち、一方のカウンターにエラーが生じていても、他方のカウンターによるカウント数を採用することにより、課金用のカウントを続けることができるので、プリンターの稼働率を高めることができる。
以上、第1実施例ないし第3実施例について説明したが、実施の形態としては上述した全ての構成を備えたものに限られない。また、その趣旨に逸脱しない様々な形態としてもよい。以下、変形例について説明する。
(変形例1)上記実施例では、不揮発性メモリー14に加算条件情報14aが予め記憶されていたが、操作パネル20や印刷管理アプリケーションAPから加算条件情報14aを書き換え、加算条件の内容を任意に設定できるようにしてもよい。このようにすれば、課金、メンテナンス以外の任意の目的に応じたカウントを実現できる。
(変形例2)上記実施例では、画像形成装置の一例としてのプリンター1について説明したが、画像形成装置としてはこれに限られることなく、ファクシミリ、複写機、複合機等の装置であってもよい。
1…画像形成装置としてのプリンター、2…ホスト装置、10…コントローラー、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…記憶部としての不揮発性メモリー、15…ネットワークI/F、20…操作パネル、21…操作ボタン、22…表示パネル、30…印刷エンジン、100…画像データ入力部、110…エンジン制御部、120…カウント条件設定部としてのカウント制御部、130…第1カウンター、140…第2カウンター、150…出力制御部。

Claims (6)

  1. 印刷媒体に対して印刷を行う印刷エンジンと、
    前記印刷された印刷媒体のカウントにおいてカウント値を加算すべき印刷の条件を設定するカウント条件設定部と、
    前記設定された条件に従って、前記印刷エンジンにより印刷された印刷媒体をカウントする第1カウンターと、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記加算すべき印刷の条件を規定する加算条件情報を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記カウント条件設定部は、前記記憶部に記憶された加算条件情報に基づいて条件を設定することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置において、
    第2カウンターをさらに備え、
    前記カウント条件設定部は、前記第2カウンターが加算すべき印刷の条件を設定し、
    前記第2カウンターは、前記第2カウンターに設定された条件に従って、前記印刷された印刷媒体をカウントすることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記カウント条件設定部は、前記第1カウンターまたは前記第2カウンターの一方が加算すべき印刷の条件を前記印刷エンジンが印刷した全てのページ数とし、他方のカウンターが加算すべき印刷の条件を課金対象のページ数とすることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置において、
    メンテナンス時には、前記他方のカウンターは、課金対象のページ数について加算しないことを特徴とする画像形成装置。
  6. 印刷媒体に対して印刷を行う印刷エンジンを備える画像形成装置の印刷管理方法であって、
    前記印刷された印刷媒体のカウントにおいてカウント値を加算すべき印刷の条件を設定するステップと、
    前記印刷エンジンにより印刷された印刷媒体のうち、前記設定された条件を満たす印刷が行われた印刷媒体をカウントするステップと、を含むことを特徴とする印刷管理方法。
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