JP2004243746A - 印刷システム及び印刷方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】予想されるエラーの内容に対応した処理を予め設定するための処理設定手段(制御部3、操作部4)を設け、エラーが発生したときのエラーの内容と予め設定して設定内容とに基づき印刷動作を制御する制御手段(制御部3、エラー検知部21)を設け、予想される各種のエラーに対して予めジョブの内容に適した処理を設定することにより印刷システムが最適な処理態様でエラー時の動作をする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力される電子的に変換された各種データを印刷する印刷システム及び印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の印刷システムは、カラー印刷、白黒印刷、給紙トレイ、ステープル、パンチ等の設定が可能になっている。このような各種のモード設定が可能であると機構的に複雑になりエラーの発生も少なくない。そこで、一般的にはエラーが発生するとこれを検知し自動的に印刷動作を停止させ、印刷不良の印刷物の発生を防いでいる。
【0003】
しかし、印刷のジョブは多様化されているため、ジョブによってはエラーに影響されず印刷を継続させてもよい場合がある。そこで、例えば、下記特許文献1で示すようにジョブの内容によってはエラーが発生しても印刷を継続する技術が考えられている。
【0004】
また、印刷システムは、プリンタ、スキャナ、FAX等の複数機能を持ち、しかもデータがデジタル信号化されてネットワーク上の複数のパーソナルコンピュータからなる端末からも利用できるようになってきている。例えば、下記の特許文献2で示すように使用者がパソコン上で印刷結果、エラー結果を把握できるようにした技術が開示されている。更に、使用者がエラーの発生状況を容易に把握できるようにするため、例えば、下記特許文献3で示すように液晶タッチパネルにエラーの内容を表示する技術が開示されている。
【0005】
このような多種の印刷モードを可能とし複数機能を持つ印刷システムは、上述したように、そのエラー対策に種々の対策が施されて印刷が実行されるようになっている。そして、使用枚数をカウントして課金を課すシステムも適用され使用者にとって不本意な課金が課せられないようにしている。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−196636号公報(段落〔0006〕、第12欄2行〜10行)
【特許文献2】
特開2000−339127号公報(段落〔0005〕)
【特許文献3】
特開2000−194239号公報(段落〔0040〕)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の技術においては、発生するエラーとその対応が固定化されているため、多種の印刷モードが可能で、しかも装置が複雑になりエラーの内容が多種に亘る近時の印刷システムに対応するには不十分であった。従って、エラーが発生したときに、どうしても不用の印刷物の発生、予定外の印刷停止等を生じてしまい使用者にとって満足できるものでないという問題点があった。特に、消費した用紙に応じて課金するシステムを適用するものにあっては、使用者にとって無用な印刷を確実に回避できず不本意な課金が行われてしまうことになった。また、エラー状態が継続され装置を占有したままであると占有時間に応じて課金するシステムでは無用な費用の支払いを生じてしまうという問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであり、使用者がこれから印刷を実行するジョブに応じてエラーに対する処理を任意に設定し、例えエラーが発生しても効率的なジョブがなされるようにして従来の問題点を解決した印刷システム及び印刷方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1による印刷システムは、入力されたデータを印刷部に供給して印刷すると共に印刷のエラー発生をエラー検出部で検知し印刷動作の制御を行う印刷システムにおいて、前記エラーの内容に対応した処理を予め設定するための処理設定手段と、前記エラー検知部で検知されたエラーの内容と前記処理設定手段により設定された設定内容とに基づき印刷動作の処理を制御する制御手段とを備えているため、エラーが発生すると前記制御手段が前記処理設定手段の設定内容に基づき前記印刷部を制御するので、使用者は印刷のジョブに応じたエラー発生に対する処理を予め設定し、ジョブに最適な処理を自動的に達成させ効率的な印刷動作を図ることができる。
【0010】
また、本発明の請求項2による印刷システムによれば、前記処理設定手段は設定内容と処理結果を表示するための表示部を有するため、エラーに対する設定内容と処理結果とが前記表示部に表示されるので、使用者により設定と処理結果の確認が確実に且つ容易にできることになる。
【0011】
また、本発明の請求項3による印刷システムによれば、前記処理設定手段は複数の端末が接続されたネットワークを有するため、前記複数の端末でエラーに対する処理設定ができるので、前記複数の端末からジョブに最適な処理を自動的に達成させることができる。
【0012】
また、本発明の請求項4による印刷システムによれば、前記端末は前記設定内容と前記処理結果を表示するための表示部を有するため、前記端末上で前記表示部を用いてエラーに対する処理設定の操作ができるので、使用者による前記端末からの設定と処理結果の確認が確実に且つ容易にできることになる。
【0013】
また、本発明の請求項5による印刷方法によれば、入力されたデータを印刷部に供給して印刷すると共に印刷のエラー発生を検知して印刷動作の制御を行う印刷方法において、前記エラーの内容に対応した処理を予め設定し、エラーが検知されたときにその内容に応じて予め設定した処理で印刷動作を制御するため、エラーが発生するとその内容に応じた処理で印刷動作を制御するので、使用者は印刷のジョブに応じたエラー発生に対する処理を予め設定し、ジョブに最適な処理を自動的に達成させ効率的な印刷動作を図ることができる。
【0014】
また、本発明の請求項6に記載の印刷方法によれば、入力されたデータを印刷部に供給して印刷すると共に印刷エラー発生を検知して印刷動作の制御を行う印刷方法において、前記エラーを複数のカテゴリーに区分し当該区分毎に処理項目を用意し、前記区分毎に処理項目を予め設定し、エラーが検知されたときにその内容に応じた処理で印刷動作を制御するため、種々多様のエラーを予め区分して処理内容を用意しておくので使用者による複雑な設定操作が容易に且つ迅速に設定できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態の一例における印刷システムのブロック図、図2〜図4は処理設定のための表示画面を示す説明図、図5は動作を示すフローチャートである。
【0016】
図1のブロック図において、1はプリンタ、スキャナ、FAX等の複数機能を持つデジタル印刷複合機である。デジタル印刷複合機1は印刷部2を有し、この印刷部2が制御部3によって制御されるようになっている。4はディスプレイを有する操作部であって制御部3を介して印刷部2の動作を操作するようになっている。5はバスであって、印刷部2、制御部3、操作部4との間を接続している。6はバス5に接続されたスキャナ部、7は外部の電話回線(図示せず)とバス5との間に接続されたFAX用インターフェース、8はバス5に接続されたネットワーク用インターフェース、9はネットワーク用インターフェース8を介してデジタル印刷複合機1と接続されたネットワーク用回線である。10はデジタル印刷複合機1に設けられた記憶装置であって、スキャナ部6、FAX用インターフェース7、ネットワーク用インターフェース8及び操作部4で得られた画像データ、制御データ等を記憶するものである。
【0017】
印刷部2には、印刷機構部20と、ジャム発生、トナーなし、両面印刷不可、ステープルが無い、パンチボックスが満杯等による印刷エラー発生を検知するエラー検知部21とが設けられている。エラー検知部21はエラー発生を検知するとエラー内容をデータ信号としてバス5を介して制御部3、操作部4等に送出するようになっている。
【0018】
制御部3は、印刷部2に対して制御指令を行うCPU30、この制御指令を実行するためのプログラムが格納されたROM31、このプログラムを一時的に記憶するためのRAM32、後述するエラー発生時若しくはエラー解除後の処理データを格納するためのNVRAM33を有している。そして、これらCPU30、ROM31、RAM32及びNVRAM33は夫々バス5に接続されている。
【0019】
制御部3と操作部4は、発生が予想されるエラーの内容とこれに対応した処理がプログラムされ、このプログラムを読み出してジョブに応じた処理が設定される処理設定手段を構成している。また、制御部3とエラー検知部21は、検出されたエラー内容と設定された処理内容とに基づき印刷機構部20の印刷動作を制御する制御手段を構成している。
【0020】
操作部4には、液晶パネルからなる表示部40が設けられている。この表示部40には、ジョブの設定によりROM31に格納されている各種印刷機能のデータが読み出されて表示されるようになっている。また、エラー発生時にはエラー検知部21による検知出力に基づきエラー内容が表示されるようになっている。
【0021】
処理設定手段による設定に当たり、操作部4の表示画面40には、図2〜図4で示すように予め発生が予想されるエラー表示とその処理内容とが表示されるようになっている。このエラー表示は、3つのカテゴリーに区分されて表示画面12の表示面120で表示されるようになっている。第1のカテゴリーとしては、例えば、印刷の途中でステープルがなくなる、パンチ屑ボックスが満杯になる、両面印字が不可能になる、セットされた一部の枚数が多いためステープルができない等の印刷内容には問題のないエラーとして「処理継続可能エラー」の表示120a(図2参照)がなされる。
【0022】
第2のカテゴリーとしては、例えば、プリントオーバランにより1ページに印刷されるべきところ2ページに渡って印刷されてしまうエラー、ページ記述言語の構文間違い等の文法エラー、記憶装置10に記憶されているフォームファイルが破壊されてしまって見つからないためオーバレイ印刷ができない等の印刷の一部に不具合が発生するようなエラーとして「印刷品質エラー」の表示120b(図3参照)がなされる。
【0023】
第3のカテゴリーとしては、例えば、ジャム等で用紙自体が使用できないエラー、使用者の意図していない紙サイズで印刷される危険性のあるエラー等の印刷物自体に係わるエラーとして「印刷物自体のエラー」の表示120c(図4参照)がなされる。
【0024】
第1のカテゴリーである「処理継続可能エラー」に対しては、図2で示すように表示面121aが得られ「一定時間後処理継続」、「一定時間後キャンセル」、「処理継続」、「キャンセル」及び「エラー状態のまま停止」の5種の処理が予め用意されている。第2のカテゴリーである「印刷品質エラー」に対しては、図3で示すように表示面121bが得られ「処理継続」、「キャンセル」の2種の処理が予め用意されている。第3のカテゴリーである「印刷物エラー」に対しては、図4で示すように表示面121cが得られ「リトライする」、「リトライしない」、「印刷枚数が総印刷枚数の50%以下ならキャンセル」、すべてキャンセル」及び「全て再印刷」の5種の処理が予め用意されている。そして、設定用の「OK」の表示からなる操作表示122が設けられている。
【0025】
また、エラー発生後の処理結果はNVRAM33、記憶装置10に記憶されると共に表示部40に表示されるようになっている。
【0026】
ネットワーク用回線9には、パーソナルコンピュータからなり操作部4と同一の機能を有する複数の端末11a、11b、11c……11nが接続されている。これら端末11a、11b、11c……11nは操作部4に設けられた表示部40と同一の構成の表示部110a、110b、110c……110nが設けられている。そして、操作部4、端末11a、11b、11c……11nは相互にジョブ及び処理設定状態を表示部40、110a、110b、110c……110nに表示して確認できるようになっている。更に、例えばジャムが発生した際に使用者以外の第三者がその回復を行いその旨を操作部4若しくは所定の端末からネットワークを介して使用者の端末若しくは操作部4に伝送して通知することができるようになっている。
【0027】
すなわち、デジタル印刷複合機1はNVRAM33あるいは記憶装置10にステータスページやログページとして印刷処理履歴やエラーの発生状況、エラー原因、エラー後の処理結果などのエラー処理履歴を蓄積しており、このステータスページやログページを端末11a、11b、11c……11nに送り、表示部110a、110b、110c……110nに表示することにより、過去の印刷処理履歴やエラー処理履歴を通知することができ、また端末11a、11b、11c……11n側でこれを印刷処理することもできる。
エラー後の処理設定として「処理継続」を設定した場合、設定状況の表示だけでは詳細を確認できないが、ステータスページやログページを表示し、処理履歴を参照することで詳細を確認することができる。
【0028】
次に、本発明の実施の形態の一例における印刷システムの動作について図2〜図4の説明図、図5のフローチャートを用いて説明する。
【0029】
使用者は、ステップS1において操作部4を操作して表示部40に予め予想されるエラー表示とその処理内容を表示する。まず、図2で示すように「処理継続可能エラー」の表示120aを選定すると色が反転し、同時に表示面121aが得られる。例えば、使用者の印刷目的が試し刷りの場合は、ステープル等の印刷後の処理は重要でなく、しかも、小部数で枚数が少なく、表示120aにおける第1のカテゴリーのエラーで印刷が停止されてしまうことによる影響が少ないので表示面121aの「処理継続」をクリックした後、表示面122をクリックして設定すればよい。
【0030】
反対に、例えば配布資料の目的であって正式に多量の部数を必要とする印刷の場合でステープルされずに印刷物が出力されると使用不可となるので表示面121aの「キャンセル」若しくは「エラー状態のまま停止」をクリックした後、表示面122をクリックして設定すればよい。次に、図3で示すように「印刷品質エラー」の表示120bを選定すると色が反転し、同時に表示面121bが得られる。例えば、印刷結果に不具合があってもその不具合なページのみを再出力すれば済む場合は表示面121bの「処理継続」をクリックした後、表示面122をクリックして設定すればよい。
【0031】
更に、図4で示すように「印刷物自体エラー」の表示120cを選定すると色が反転し、同時に表示面121cが得られる。例えば、エラー発生時点の総印刷枚数が50%以下ならばその後の印刷をキャンセルするのであれば「印刷枚数が総印刷枚数の50%以下ならキャンセル」をクリックした後、表示面122をクリックして設定すればよい。
【0032】
このようなステップS1における処理設定後において、ステップS2で示すように使用者は操作部4を操作してデジタル印刷複合機1における所望のジョブ処理を開始する。このジョブ処理中はエラー検知部21が常時エラー発生を検知しているので、ステップS3で示すようにエラーが発生するとCPU30において、ステップS4で示すように使用者による処理設定済みか否かの判別がなされる。処理設定済みであればステップS5において前述したステップS1における処理設定の内容でエラーに対する処理が自動的に実行される。
【0033】
次のステップS6においてはエラーの内容、エラーに対する処理結果を記憶装置10に記憶し、使用者に対して表示部40に表示して通知する。そして、ジョブが継続されて最終的には終了する。
【0034】
ステップS3において、エラー発生が検知されなければそのままジョブを終了するまで継続させる。また使用者が処理設定をしていない場合は、これをステップS4で判別しデジタル複合機1が検知部21によるエラー検知に対する通常の対応によって処理され終了に至る。
【0035】
ステップS4において、使用者による処理設定が済んでいない場合は、ステップS7でデジタル印刷複合機1に固定的に設定されている処理によって印刷動作が制御される。例えば、ステープルが無くなったことがエラーとして検知されたならば印刷動作を停止させるという固定的な設定内容を実行する。そして、これをもって終了とする。
【0036】
このエラーに対する予めの処理設定は、端末11a、11b、11c……11nからネットワーク用回線9、ネットワーク用インターフェース8を介して同様に実行することができる。そして、端末からはその処理設定だけでなく所望の印刷を実行させるようにジョブの設定ができる。
【0037】
上述したように本発明の実施の態様の一例によれば、発生が予想される多数のエラーを第1、第2及び第3のカテゴリーに区分し、この区分毎に処理すべき内容を予め用意し、これらを操作部4の表示部40で表示しておき、使用者が印刷すべき内容に応じて表示画面12上で処理設定を行うことができる。そのため、使用者による各種の印刷のジョブに基づく処理設定を容易に、且つ、正確に行うことができる。
【0038】
また、万一、エラーが発生してもその処理を自動的に行うので、使用者はジョブ処理中にデジタル印刷複合機1を監視している必要がなくなる。そして、ジョブに対して最適な処理がなされるので印刷動作が効率的に実行される。特に、デジタル印刷複合機1の使用に当たり課金が行われるシステムにあっては、使用者にとって不用な印刷がなされることが確実になくなるだけでなく、エラー状態でデジタル印刷複合機1を占有することがなくなるので時間による不用な課金が行われることがなくなる。
【0039】
尚、本発明の実施の態様の一例では、予め設定した処理は、第1、第2及び第3のカテゴリーについて行ったが、例えば第1のカテゴリーについてのみ処理設定を行ってジョブを実行するようにしてもよく、またカテゴリーも3種に限定されることなく必要に応じて増減してもよい。
【0040】
尚また、本発明の実施の態様の一例では、ステップS7の処理動作はデジタル印刷複合機1自体に予め固定された処理モードについて行われるようにしたが、部門毎に付す課金システムに対する部門毎の処置として設定する処理であってもよい。
【0041】
尚更に、本発明の実施の態様の一例では、処理設定手段が図2〜図4で示すように表示画面12を選択して夫々についての設定を行うようにしたが、印刷用途に応じて処理設定内容を予め定めておいたプログラムを用意し、印刷目的を選択するだけで自動的に処理設定が完了できるようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1による印刷システムによれば、エラーが発生すると前記制御手段が前記処理設定手段の設定内容に基づき前記印刷部を制御するので、使用者は印刷のジョブに応じたエラー発生に対する処理を予め設定し、ジョブに最適な処理を自動的に達成させ効率的な印刷動作を図ることができる。
【0043】
また、本発明の請求項2による印刷システムによれば、エラーに対する設定内容と処理結果とが前記表示部に表示されるので、使用者は設定と処理結果の確認が確実に且つ容易にできることになる。
【0044】
また、本発明の請求項3による印刷システムによれば、前記複数の端末でエラーに対する処理設定ができるので、前記複数の端末からエラーに対する最適な処理を自動的に達成させることができる。
【0045】
また、本発明の請求項4による印刷システムによれば、前記端末上で前記表示部を用いてエラーに対する処理設定の操作ができるので、使用者による前記端末からの処理設定を確実に且つ容易にできることになる。
【0046】
また、本発明の請求項5による印刷方法によれば、エラーが発生するとその内容に応じた処理で印刷動作を制御するので、使用者は印刷のジョブに応じたエラー発生に対する処理を予め設定し、ジョブに最適な処理を自動的に達成させ効率的な印刷動作を図ることができる。
【0047】
また、本発明の請求項6に記載の印刷方法によれば、種々多様のエラーを予め区分して処理内容を用意しておくので、使用者による複雑な設定操作が容易に且つ迅速にできることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例における印刷システムを示すブロック図である。
【図2】図1の印刷システムにおける第1のカテゴリーのエラーに対する処理設定を示す説明図である。
【図3】図1の印刷システムにおける第2のカテゴリーのエラーに対する処理設定を示す説明図である。
【図4】図1の印刷システムにおける第3のカテゴリーのエラーに対する処理設定を示す説明図である。
【図5】本発明の実施の形態の一例における印刷システムの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1……デジタル印刷複合機
2……印刷部
3……制御部
4……操作部
5……バス
6……スキャナ部
7……FAX用インターフェース
8……ネットワーク用インターフェース
9……ネットワーク用回線
10……記憶装置
11a、11b、11c〜11n……端末
20……印刷機構部
21……エラー検知部
40……表示部
110a、110b、110c〜110n……表示部
Claims (6)
- 入力されたデータを印刷部に供給して印刷すると共に印刷のエラー発生をエラー検出部で検知して印刷動作の制御を行う印刷システムにおいて、
前記エラーの内容に対応した処理を予め設定するための処理設定手段と、前記エラー検知部で検知されたエラーの内容と前記処理設定手段により設定された設定内容とに基づき印刷動作の処理を制御する制御手段とを備えてなることを特徴とする印刷システム。 - 前記処理設定手段は設定内容と処理結果を表示するための表示部を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
- 前記処理設定手段は複数の端末が接続されたネットワークを有することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
- 前記端末は前記設定内容と前記処理結果を表示するための表示部を有することを特徴とする請求項3に記載の印刷システム。
- 入力されたデータを印刷部に供給して印刷すると共に印刷のエラー発生を検知して印刷動作の制御を行う印刷方法において、前記エラーの内容に対応した処理を予め設定し、エラーが検知されたときにその内容に応じて予め設定した処理で印刷動作を制御することを特徴とする印刷方法。
- 入力されたデータを印刷部に供給して印刷すると共に印刷エラー発生を検知して印刷動作の制御を行う印刷方法において、前記エラーを複数のカテゴリーに区分し当該区分毎に処理項目を用意し、前記区分毎に処理項目を予め設定し、エラーが検知されたときにその内容に応じた処理で印刷動作を制御することを特徴とする印刷方法。
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