JP2005193409A - 多機能プリンタ装置、消耗品管理方法及び消耗品管理プログラム - Google Patents

多機能プリンタ装置、消耗品管理方法及び消耗品管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 消耗品の消耗具合を正確に把握することができる多機能プリンタ装置を提供する。
【解決手段】 印刷に用いる用紙を給紙する給紙装置と、給紙装置から給紙された用紙の枚数をカウントする給紙センサと、給紙装置から給紙された用紙に印刷処理を施す印刷処理手段と、印刷処理が施された用紙の枚数をカウントする排紙センサとを備え、給紙センサのカウント値を印刷用紙の消費枚数とし、排紙センサのカウント値を印刷枚数とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、消耗品の消費量を正確に検知する多機能プリンタ装置(MFP:Multi Function Peripheral)に関する。
従来からキーボード操作を行うことなく、紙等に文書を手で書くのみで電子メール送信が可能となり、また、郵便局又はこれに相当する郵便事業を営む事業者へ文書をFAXで送るか、又は持参することなく送信先の地域の郵便局又は郵便事業者へ文書を電子メール送信できる情報送信システム知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−209658号公報
しかしながら、特許文献1に示す装置にあっては、差出人及び受取人がパソコン等の電子メール送受信の手段を所有していなければならないとともに、郵便局にとっても電子メール経由で届いた郵便物と郵便ポストに投函された郵便物とで処理作業が異なるため、仕分けや配達の業務効率が悪化してしまうという問題がある。また、郵便物を印刷する場合に使用する用紙には、普通紙より高価なはがき等を使用するため、印刷した枚数を確実に計数する必要がある。さらには、年賀状等のはがき印刷を請け負う印刷サービスを実施する場合において、印刷用紙やトナー等の消耗品を自動的に発注する場合に、消耗品の消耗具合を正確に把握する必要もある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、消耗品の消耗具合を正確に把握することができる多機能プリンタ装置、消耗品管理方法及び消耗品管理プログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、印刷に用いる用紙を給紙する給紙装置と、前記給紙装置から給紙された用紙の枚数をカウントする給紙センサと、前記給紙装置から給紙された用紙に印刷処理を施す印刷処理手段と、前記印刷処理が施された用紙の枚数をカウントする排紙センサとを備え、前記給紙センサのカウント値を印刷用紙の消費枚数とし、前記排紙センサのカウント値を印刷枚数とすることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記印刷処理手段は、前記給紙装置から給紙された用紙を水平に搬送し、排紙する水平搬送手段を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、トナーが充填されたトナーコンテナ内のトナー残量を検出して所定の残量になった場合に検知信号を出力する残量センサと、前記検知信号を受けた場合に、所定の時間だけ前記トナーコンテナを揺動する揺動手段と、前記揺動手段によって揺動させた後に前記検知信号が停止しない場合にトナー交換を指示するメッセージを出力する交換指示手段とを備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、印刷に用いる用紙を給紙する給紙装置と、前記給紙装置から給紙された用紙の枚数をカウントする給紙センサと、前記給紙装置から給紙された用紙に印刷処理を施す印刷処理手段と、前記印刷処理が施された用紙の枚数をカウントする排紙センサとを備えた多機能プリンタ装置における消耗品管理方法であって、前記給紙センサのカウント値を印刷用紙の消費枚数とし、前記排紙センサのカウント値を印刷枚数とすることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、トナーが充填されたトナーコンテナ内のトナー残量を検出して所定の残量になった場合に検知信号を出力する残量センサと、前記検知信号を受けた場合に、所定の時間だけ前記トナーコンテナを揺動する揺動手段とを備えた多機能プリンタ装置における消耗品管理方法であって、前記揺動手段によって揺動させた後に前記検知信号が停止しない場合にトナー交換を指示するメッセージを出力する交換指示過程を有することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、印刷に用いる用紙を給紙する給紙装置と、前記給紙装置から給紙された用紙の枚数をカウントする給紙センサと、前記給紙装置から給紙された用紙に印刷処理を施す印刷処理手段と、前記印刷処理が施された用紙の枚数をカウントする排紙センサとを備えた多機能プリンタ装置上で動作する消耗品管理プログラムであって、前記給紙センサのカウント値を印刷用紙の消費枚数とし、前記排紙センサのカウント値を印刷枚数として出力する処理をコンピュータに行わせることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、トナーが充填されたトナーコンテナ内のトナー残量を検出して所定の残量になった場合に検知信号を出力する残量センサと、前記検知信号を受けた場合に、所定の時間だけ前記トナーコンテナを揺動する揺動手段とを備えた多機能プリンタ装置上で動作する消耗品管理プログラムであって、前記揺動手段によって揺動させた後に前記検知信号が停止しない場合にトナー交換を指示するメッセージを出力する交換指示出力処理をコンピュータに行わせることを特徴とする。
この発明によれば、多機能プリンタ装置における消耗品の消耗具合を正確に把握することができるという効果が得られる。
以下、本発明の一実施形態による郵便配送システムを図面を参照して説明する。図1は同実施形態の構成を示すブロック図である。この図において、符号1は、コンビニエンスストア等に設置されたMFPである。符号2は、電子メールアドレスの管理を行う管理サーバである。符号3は、郵便局に設置されたMFPである。符号4はインターネットであり、パソコン5がインターネット4に接続可能である。ここでは、パソコン5は、差出人が所有しているものとする。符号Nは、コンピュータネットワーク(以下、単にネットワークという)であり、インターネット4、2台のMFP(コンビニ)1、1台のMFP(郵便局)3及び管理サーバ2が接続されている。図2においては、図を簡単にするために、2台のMFP(コンビニ)1、1台のMFP(郵便局)3のみを図示したが、ネットワークNには、これ以上のMFPが接続されていてもよい。
次に、コンビニエンスストア等に設置されるMFP1の詳細な構成を説明する。符号11は、郵便物処理を統括する制御部である。符号12は、カラー画像を読み取り可能なスキャナである。符号13は、郵便物の印刷を行うプリンタである。符号14は、キーボード等から構成される入力部である。符号15は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された文書データを読み込むデータ読込部である。符号16は、文書データを一時記憶する文書メモリである。符号17は、文書データを郵便物として処理する場合に必要な管理情報を記憶する管理情報メモリである。符号18は、郵便物配送依頼に応じて課金を行う課金処理部である。符号19は、ネットワークNを介して他の装置との通信を行う通信部である。符号110は、プリンタ13の印刷スケジュールを記憶するスケジュールメモリである。符号131は、印刷依頼に応じて、印刷可能である限り即座に印刷を実行する稼働ジョブを記憶する稼働ジョブメモリである。符号132は、印刷依頼を受けて、繁忙でない時間帯に印刷を実行する蓄積ジョブを記憶する蓄積ジョブメモリである。
次に、管理サーバ2の詳細な構成を説明する。符号21は、宛先郵便番号に対応する郵便局の電子メールアドレスを検索するアドレス検索部である。符号22は、宛先郵便番号に対応する郵便局の電子メールアドレスが予め定義され記憶されているアドレスデータベースである。符号23は、ネットワークNを介して他の装置との通信を行う通信部である。
次に、郵便局に設置されるMFP3の詳細な構成を説明する。符号31は、郵便物処理を統括する制御部である。符号32は、郵便物の印刷を行うプリンタである。符号33は、プリンタ32において印刷した郵便物をソーティングするソータである。符号34は、郵便物をソータ33によって区分けするために、郵便番号または郵便種別毎のグルーピング識別情報が予め定義され記憶された区分けデータベースである。符号35は、受信した郵便物のデータを一時記憶する郵便物メモリである。符号36は、ネットワークNを介して他の装置との通信を行う通信部である。
ここで、図1に示す郵便配送システムを用いて、郵便を出す方法を説明する。差出人が郵便を出す方法の選択肢として、次の3種類(1)〜(3)がある。
(1)パソコン5上のアプリケーションソフトを使用して作成した文書データ及び宛先情報を、インターネット4を介してMFP1へ送信する方法。
(2)予めパソコン5上のアプリケーションソフトを使用して作成した文書データ及び宛先情報をコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、MFP1が設置されたコンビニエンスストアに持ち込む方法。
(3)紙等の媒体に予め文書内容を書き込んだ状態のものをMFP1が設置されたコンビニエンスストアに持ち込む方法。
差出人は、この3種類の方法から1つの方法を任意に選択して、郵便を出すことができる。
次に、図2を参照して、図1に示す各装置の動作を説明する。まず、制御部11は、差出人が郵便物として送りたい文書の電子データを取得する。このとき、文書が記録媒体に電子データとして記録されている場合は、データ読込部15から電子データを読み込み(ステップS1)文書メモリ16へ記憶する(ステップS4)。また、制御部11は、図示しないディスプレイに管理情報入力の指示メッセージを表示する。これを受けて、差出人は、入力部14より、宛先(住所、郵便番号、あて名)及び郵便種別(速達、書留等)を入力する。制御部11は、入力部14から入力された宛先情報と郵便種別情報を管理情報メモリ17へ記憶する。ただし、住所、あて名は文書データ中に含まれているのであれば、入力する必要はなく、郵便番号のみ入力すればよい。
また、文書がインターネット4経由で送信された場合、制御部11は、通信部19を介して、電子データを受信する(ステップS2)。そして、制御部11は、受信した電子データ中に、宛先情報と郵便種別情報が含まれていたかを調べ、含まれていなければ、電子データに不備があることを、電子メールによって差出人へ通知する。一方、電子データに不備がない場合、制御部11は、電子データから文書データを抽出し、文書メモリ16へ記憶する(ステップS4)。また、宛先情報と郵便種別情報を管理情報メモリ17へ記憶する。
また、文書の内容が紙に書かれている場合、制御部11は、スキャナ12により紙面の内容を読み取り(ステップS3)、読み取った内容を文書データとして文書メモリ16へ記憶する(ステップS4)。ここで読み取る紙面は、はがきであることが望ましく、文書データとして読み込む紙面は、表面と裏面の両面である。また、このはがきの表面には、通常のはがきと同様に、郵便番号、住所、あて名が書き込まれている必要がある。制御部11は、スキャナ12により読み取った画像データの中から郵便番号領域を抽出し、郵便番号を画像認識により宛先の郵便番号を特定する。そして、制御部11は、郵便番号が特定できたか否かを判定し(ステップS5)、特定できなければ、図示しないディスプレイに郵便番号入力の指示メッセージを表示する。これを受けて、差出人は、入力部14より郵便番号を入力する(ステップS6)。この処理(ステップS5、S6)はスキャナ12によって紙面の内容を読み取った場合に限り実行する。また、制御部11は、郵便種別入力の指示メッセージを表示する。これを受けて、差出人は、入力部14より郵便種別を入力する。続いて、制御部11は、入力部14から入力された宛先情報と郵便種別情報を管理情報メモリ17へ記憶する。
図2においては、ステップS1、S2、S3は、並行して、同時に実行するのではなく、差出人が選択した1つの方法に応じて、いずれかの処理が1回実行されるものである。ここまでの処理が終了した時点で、文書メモリ16には、郵便物となる文書データが記憶され、管理情報メモリ17には、少なくとも郵便番号が記憶されたこととなる。
次に、制御部11は、管理情報メモリ17に記憶されている郵便番号を読み出し、この郵便番号を含むアドレス検索要求を管理サーバ2に対して送信する。このアドレス検索要求は、アドレス検索部21が受信する。これを受けて、アドレス検索部21は、アドレス検索要求に含まれる郵便番号を抽出する。そして、アドレス検索部21は、アドレスデータベース22から、この郵便番号に対応する郵便局(この郵便番号を持つ郵便物を配達するべき郵便局)の電子メールアドレスを読み出し、この電子メールアドレスをアドレス検索要求の応答として、アドレス検索要求を送信したMFP(ここでは、MFP1)へ返す。これにより、MFP1は、郵便番号に対応する電子メールアドレスを取得する(ステップS7)。
次に、制御部11は、取得した電子メールアドレスに対して、文書メモリ16に記憶されている文書データと管理情報メモリ17に記憶されている宛先情報、郵便種別情報とを添付した電子メールを送信する(ステップS8)。送信が終了した時点で、制御部11は、電子メールに添付したデータの規模(データ量)を課金処理部18へ通知する。これを受けて、課金処理部18は、データの規模に応じた料金を計算し、請求金額をディスプレイに表示する。コンビニエンスストアの店員はこの表示を見て、差出人に対してこの請求金額を請求する。また、インターネット4経由で文集データが入力された場合は、予め決められた決済方法により、この請求に対する決済を行う。
次に、MFP1から送信した文書データ及び宛先情報、郵便種別情報は、郵便局に設置されたMFP3が受信(ステップS9)し、郵便物メモリ35へ一時記憶する。これを受けて、制御部31は、郵便物メモリ35に記憶されているデータの中から郵便種別及び郵便番号を読み出す。そして、制御部31は、区分けデータベースから、郵便種別及び郵便番号に対応するグルーピング識別番号を読み出す。続いて、制御部31は、郵便物メモリ35に記憶されている文書データを読み出し、この文書データをプリンタ32へ出力し、グルーピング識別番号をソータ33へ出力する。このとき、郵便物メモリ35に住所、あて名が記憶されていた場合、制御部31は、この住所、あて名の情報もプリンタ32へ出力する。これを受けて、プリンタ32は、文書データを印刷する(ステップS10)。このとき、プリンタ32は、所定の位置に郵便番号を印刷し、住所及びあて名の情報も制御部31から出力された場合は、所定の位置に住所及びあて名を印刷する。また、住所及びあて名の情報が制御部31から出力されない場合は、文書の一部の画像として、住所とあて名が印刷されることとなる。また、ソータ33は、制御部31から出力されたグルーピング識別番号に対応する出力棚へ印刷した文書を出力する。
この動作によって、ソータ33の出力棚には、郵便番号毎にかつ郵便種別毎に区分けされた郵便物が出力されることとなる。また、出力される郵便物は、通常のはがきと同様な状態で出力されるため、これ以降の配達業務は通常の郵便物と変わりなく行うことができる。
次に、図3、図4を参照して、図1に示すプリンタ13(及びプリンタ32)の構成を説明する。初めに、図3を参照して、プリンタ13の用紙送りについて説明する。図3において、符号61は、印刷を行う用紙を水平に搬送する水平搬送部である。符号62は、印刷に使用する用紙(はがき等)を蓄えておくための大容量厚紙給紙装置(以下、給紙装置という)である。符号63は、給紙装置62から給紙された用紙の枚数をカウントする給紙センサである。符号64は、水平搬送部61から排出される用紙の枚数をカウントする排紙センサである。
次に、図1、図3を参照して、印刷枚数をカウントする動作を説明する。まず、制御部11は、プリンタ13に対して、印刷データと印刷枚数を通知する。これを受けて、プリンタ13内の給紙装置62は、通知された印刷枚数分の用紙を水平搬送部61へ給紙する。このとき、給紙装置62の給紙口から排出される用紙の位置と水平搬送部61の搬入口との位置が一致しているため、給紙装置62から給紙された用紙が湾曲することなく水平搬送部61へ送ることが可能となる。
水平搬送部61へ給紙された用紙は、給紙センサ63によって枚数がカウントされる。そして、この用紙に対して、水平搬送部61内において印刷処理が行われ、水平搬送部61から排紙される。このとき、水平搬送部61内における用紙搬送は、搬入口から排出口までの間において湾曲する搬送が全くないため、用紙を湾曲させることなく排出させることが可能となる。水平搬送部61から排出された用紙は、排紙センサ64によって、枚数がカウントされる。この動作を通知された印刷枚数分だけ繰り返すことにより印刷処理が実行されることとなる。
次に、制御部11は、給紙センサ63と排紙センサ64それぞれのカウント値を読み取り、プリンタ13に対して通知した印刷枚数と一致したか否かを判定する。この結果、給紙センサ63と排紙センサ64それぞれのカウント値と通知した印刷枚数とが一致した場合、制御部11は、印刷処理が正常に終了した旨のメッセージを図示しない表示装置へ表示する。一方、カウント値と通知した印刷枚数とが一致しなかった場合、制御部11は、エラーメッセージを表示装置へ表示する。
次に、印刷処理に対して課金する必要がある場合において、制御部11は、排紙センサ64のカウント値を課金処理部18へ通知する。課金処理部18は、通知された排紙センサ64のカウント値に基づいて、課金処理を行う。また、制御部11は、予め決められたしきい値と給紙センサ63のカウント値を比較し、カウント値がしきい値を超えた時点で給紙装置62に印刷用紙(はがき等)を補給する必要があることを通知するメッセージを表示装置に表示する。
このように、給紙センサ63、排紙センサ64の2つ用紙カウントセンサをプリンタ13内に設け、消費した用紙の枚数を給紙センサ63でカウントし、印刷された印刷物の枚数を排紙センサ64でカウントするようにしたため、課金を行う必要がある枚数と、用紙の補給をする必要がある枚数とを確実にカウントすることができ、正確に用紙枚数を把握することが可能となる。給紙センサ63のカウント値のみで課金処理を行うと、プリンタ13内部において発生した紙詰まりの枚数に対しても課金が行われることになる。また、排紙センサ64のカウント値のみでは、プリンタ13内部において発生した紙詰まりの枚数がカウントされず、正確に消費枚数を把握することができないことになる。さらに、図3に示すプリンタ13は、給紙−印刷−排紙という動作を行う途中に用紙が湾曲する過程を無くしたため、内部の紙詰まりを極力防止することが可能となる。
次に、図4を参照して、トナーの残量検知について説明する。図4において、符号65は印刷時に使用するトナーが入っているトナーコンテナである。符号66は、トナーコンテナ65内のトナーの量を自己が発した光が透過したか否かで検出する残量センサである。符号67は、トナーコンテナ65の底面に接触しており、回転することによりトナーコンテナ65を支点68周りに揺動させるカムである。
次に、図1、図4を参照して、トナー残量を検知する動作を説明する。まず、残量センサ66は、発光部から光を発してトナーコンテナ65内を透過させ、受光部に入射したか否かを検知する。このとき、トナーコンテナ65内にトナーが充填れていれば、発光部から発した光は受光部に入射しないため、トナーの量は十分であるものとして、検知信号は出力しない。一方、発光部から発した光が受光部に入射した場合、トナーの残量が少なくなったものとして、検知信号を制御部11へ出力する。
これを受けて制御部11は、トナーコンテナ65を新しいものに交換した時にゼロリセットされる残量検出カウント値をインクリメントする。そして、この残量検出カウント値が「1」である場合(新しいトナーコンテナに交換して初めての検知信号)、制御部11は、図示しない表示装置にトナーの手配をする必要がある旨のメッセージを表示する。
次に、制御部11は、検知信号を受けた時点で、カム67を所定時間回転し、トナーコンテナ65を揺動する。これにより、トナーコンテナ65内で片寄っていたトナーがならされることになる。残量センサ66は、発光部から発した光が受光部に入射しなければ、検知信号を停止する。一方、揺動しても発光部から発した光が受光部に入射した場合、残量センサ66は、検知信号を出力し続ける。制御部11は、カム67を回転したにもかかわらず、検知信号が停止しない場合は、表示装置にトナーコンテナの交換を指示するメッセージを表示する。そして、制御部11は、検知信号を受けた時点でカム67を所定時間(例えば、10秒)回転し、検知信号が出力されなくなれば、次に検知信号を受けるまで待機するという動作を、カム67を回転したにもかかわらず、検知信号が停止しない状態となるまで繰り返し実行する。
このように、初めて検知信号を受けた場合に、トナーの手配を指示するメッセージを表示し、トナーコンテナ65を揺動したにもかかわらず検知信号が出力され続ける場合に、トナー交換を指示するメッセージを表示するようにしたため、トナーの残量を的確に把握することが可能となる。
なお、コンビニエンスストア等に設置されるMFP1は、すべて郵便局に設置されていてももよい。また、アドレスデータベース22は、各MFPが備え、管理サーバ2を設けないようにしてもよい。
また、図1における処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより消耗品の検知処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の一実施形態の構成を示すブロック図である。 図1に示す装置の動作を示すフローチャートである。 図1にプリンタ13(32)の構成を示す図である。 図1にプリンタ13(32)の構成を示す図である。
符号の説明
1・・・MFP(コンビニ)、11・・・制御部、12・・・スキャナ、
13・・・プリンタ、14・・・入力部、15・・・データ読込部、
16・・・文書メモリ、17・・・管理情報メモリ、18・・・課金処理部、
19・・・通信部、2・・・管理サーバ、21・・・アドレス検索部、
22・・・アドレスデータベース、23・・・通信部、3・・・MFP(郵便局)、
31・・・制御部、32・・・プリンタ、33・・・ソータ、
34・・・区分けデータベース、35・・・郵便物メモリ、36・・・通信部、
61・・・水平搬送部、62・・・大容量厚紙給紙装置(給紙装置)、
63・・・給紙センサ、64・・・排紙センサ、65・・・トナーコンテナ、
66・・・残量センサ、67・・・カム、68・・・支点

Claims (7)

  1. 印刷に用いる用紙を給紙する給紙装置と、
    前記給紙装置から給紙された用紙の枚数をカウントする給紙センサと、
    前記給紙装置から給紙された用紙に印刷処理を施す印刷処理手段と、
    前記印刷処理が施された用紙の枚数をカウントする排紙センサと
    を備え、
    前記給紙センサのカウント値を印刷用紙の消費枚数とし、前記排紙センサのカウント値を印刷枚数とすることを特徴とする多機能プリンタ装置。
  2. 前記印刷処理手段は、前記給紙装置から給紙された用紙を水平に搬送し、排紙する水平搬送手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の多機能プリンタ装置。
  3. トナーが充填されたトナーコンテナ内のトナー残量を検出して所定の残量になった場合に検知信号を出力する残量センサと、
    前記検知信号を受けた場合に、所定の時間だけ前記トナーコンテナを揺動する揺動手段と、
    前記揺動手段によって揺動させた後に前記検知信号が停止しない場合にトナー交換を指示するメッセージを出力する交換指示手段と
    を備えたことを特徴とする多機能プリンタ装置。
  4. 印刷に用いる用紙を給紙する給紙装置と、前記給紙装置から給紙された用紙の枚数をカウントする給紙センサと、前記給紙装置から給紙された用紙に印刷処理を施す印刷処理手段と、前記印刷処理が施された用紙の枚数をカウントする排紙センサとを備えた多機能プリンタ装置における消耗品管理方法であって、
    前記給紙センサのカウント値を印刷用紙の消費枚数とし、前記排紙センサのカウント値を印刷枚数とすることを特徴とする消耗品管理方法。
  5. トナーが充填されたトナーコンテナ内のトナー残量を検出して所定の残量になった場合に検知信号を出力する残量センサと、前記検知信号を受けた場合に、所定の時間だけ前記トナーコンテナを揺動する揺動手段とを備えた多機能プリンタ装置における消耗品管理方法であって、
    前記揺動手段によって揺動させた後に前記検知信号が停止しない場合にトナー交換を指示するメッセージを出力する交換指示過程を有することを特徴とする消耗品管理方法。
  6. 印刷に用いる用紙を給紙する給紙装置と、前記給紙装置から給紙された用紙の枚数をカウントする給紙センサと、前記給紙装置から給紙された用紙に印刷処理を施す印刷処理手段と、前記印刷処理が施された用紙の枚数をカウントする排紙センサとを備えた多機能プリンタ装置上で動作する消耗品管理プログラムであって、
    前記給紙センサのカウント値を印刷用紙の消費枚数とし、前記排紙センサのカウント値を印刷枚数として出力する処理をコンピュータに行わせることを特徴とする消耗品管理プログラム。
  7. トナーが充填されたトナーコンテナ内のトナー残量を検出して所定の残量になった場合に検知信号を出力する残量センサと、前記検知信号を受けた場合に、所定の時間だけ前記トナーコンテナを揺動する揺動手段とを備えた多機能プリンタ装置上で動作する消耗品管理プログラムであって、
    前記揺動手段によって揺動させた後に前記検知信号が停止しない場合にトナー交換を指示するメッセージを出力する交換指示出力処理をコンピュータに行わせることを特徴とする消耗品管理プログラム。
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