JP2008104034A - 画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents
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Abstract
【課題】取り忘れの内容を含めた報知を可能とすることができるため、どの原稿や複写稿を取り忘れているのかを特定することができ、よって重要な書類等を取り忘れた場合の早急な対応や、取り忘れの誤判断を防止することができる画像形成装置及び画像形成システムを提供する。
【解決手段】画像データに基づいて画像形成部21によって画像形成処理が実行され、読取装置13によって画像形成処理の利用者が特定され、画像データの元となる原稿若しくは画像形成部21で画像形成処理された複写稿の有無が検出センサ19によって検出され、読取装置13からログオフ信号が出力されると共に検出センサ19から原稿若しくは複写稿が有るとの取り忘れ信号が出力されている際に画像データを利用した取り忘れ画像添付メールが読取装置13の通信部17から特定ユーザーに対して送信される。
【選択図】 図2
【解決手段】画像データに基づいて画像形成部21によって画像形成処理が実行され、読取装置13によって画像形成処理の利用者が特定され、画像データの元となる原稿若しくは画像形成部21で画像形成処理された複写稿の有無が検出センサ19によって検出され、読取装置13からログオフ信号が出力されると共に検出センサ19から原稿若しくは複写稿が有るとの取り忘れ信号が出力されている際に画像データを利用した取り忘れ画像添付メールが読取装置13の通信部17から特定ユーザーに対して送信される。
【選択図】 図2
Description
本発明は、IDカード等を利用したユーザー認証で許可されたユーザーが画像形成処理後の原稿若しくは複写稿の取り忘れを防止するようにした画像形成装置及び画像形成システムに関する。
従来から、複写機や複合機等の画像形成装置には、IDカード等でユーザーの利用制限を可能としたものが周知である。
また、画像形成装置において、複写機又は複合機における複写モードを利用して画像形成処理を行った後に、その原稿や複写稿の取り忘れを検出し、ブザー等の警報音の鳴動によって取り忘れを報知することで取り忘れを防止するようにしたものも知られている(例えば、特許文献1参照。)である。
一方、このような取り忘れ防止のためのブザー等の報知は、例えば、自動原稿送り装置(ADF)で読み取った原稿に基づく画像形成処理が終了した直後に報知した場合には、継続して画像形成処理作業等を行う作業者に不快感を与えてしまうばかりでなく、頻繁にブザー等が報知されてしまうために周囲の人に対しても不快感を与えてしまい易い。また、画像形成処理後、所定時間経過後に原稿若しくは複写稿が残っている場合に取り忘れと判断してブザー等を報知したのでは、ユーザーが画像形成装置の周辺から遠ざかってしまってブザーが聞こえない等の問題が発生する。
そこで、ネットワーク接続された端末のIPやIDカード等でユーザーを特定し、上述した原稿や複写稿の取り忘れがあった場合に、特定したユーザーに対して取り忘れに関するメッセージの電子メールを送信する画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献2,3参照)。
特開2005−051402号公報
特開2000−187582号公報
特開2006−159575号公報
ところが、上述した画像形成装置にあっては、単に取り忘れがある旨のメッセージのみをメール配信しているため、どの原稿や複写稿を取り忘れているのかが判らないため、重要な書類等であるにも拘らず早急に対応することができなかったり、複数回画像形成処理を行ったためにどのタイミングでの取り忘れであるのかが特定できず、取り忘れを解消していると誤って判断してしまうといった虞があった。
そこで、本発明は、上記事情を考慮し、取り忘れの内容を含めた報知を可能とすることができる画像形成装置及び画像形成システムを提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、画像データに基づいて画像形成処理を実行する画像形成部と、画像形成処理の利用者を特定するためのユーザー特定部と、前記画像データの元となる原稿若しくは前記画像形成部で画像形成処理された複写稿の有無を検出する検出センサと、前記ユーザー特定部からログオフ信号が出力されると共に前記検出センサから原稿若しくは複写稿が有るとの取り忘れ信号が出力されている際に、前記画像データの少なくとも一部を利用した取り忘れ画像添付メールを前記ユーザー特定部で特定したユーザーに対して送信する通信部とを備えていることを特徴とする。
また、前記検出センサの検出結果に基づいて警報を報知する報知部を備え、前記取り忘れ画像添付メールは前記報知部の報知後に送信されることを特徴とする。
この際、取り忘れ画像は、取り忘れ画像生成部によって画像形成部で画像形成処理する際の画像データの少なくとも一部に基づいて取り忘れ画像データが生成され、その取り忘れ画像データは記憶部に記憶することが好ましい。
また、前記通信部から取り忘れ画像添付メールを送信した後に検出センサから原稿若しくは複写稿が無いとの取り出し信号が出力された際には記憶部に記憶された取り忘れ画像データは削除するのが、データ量の蓄積防止並びにセキュリティの確保の観点から好ましい。
さらに、本発明の画像形成システムは、画像データに基づいて画像形成処理を実行する画像形成部と、画像形成処理の利用者を特定するためのユーザー特定部と、前記画像データの元となる原稿若しくは前記画像形成部で画像形成処理された複写稿の有無を検出する検出センサと、前記ユーザー特定部からログオフ信号が出力されると共に前記検出センサから原稿若しくは複写稿が有るとの取り忘れ信号が出力されている際に、前記画像データの少なくとも一部を利用した取り忘れ画像添付メールを前記ユーザー特定部で特定したユーザーに対して送信するメール送信部とを備えていることを特徴とする。
本発明の画像形成装置及び画像形成システムによれば、取り忘れの内容を含めた報知を可能とすることができるため、どの原稿や複写稿を取り忘れているのかを特定することができ、よって重要な書類等を取り忘れた場合の早急な対応や、取り忘れの誤判断を防止することができる。
次に、本発明の一実施形態に係る画像形成装置を複合機に適用し、図面を参照して説明する。
(複合機の全体構成)
図1は本発明の一実施形態に係る画像形成装置としての複合機の外観斜視図、図2は本発明の一実施形態に係る画像形成装置としての複合機の要部のブロック図、図3は本発明の一実施形態に係る画像形成装置の制御例のフロー図である。
図1は本発明の一実施形態に係る画像形成装置としての複合機の外観斜視図、図2は本発明の一実施形態に係る画像形成装置としての複合機の要部のブロック図、図3は本発明の一実施形態に係る画像形成装置の制御例のフロー図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る画像形成装置としての複合機1は、複合機本体2の前面から引き出し可能な複数段の用紙トレイユニット3,4,5,6と、複合機本体2の一方の側面から開閉可能な手差し用紙トレイ7と、複合機本体2の他方の側面から突出した排紙トレイ8、複写機・ファクシミリ・スキャナとして原稿を読み取る際の自動原稿送り装置(ADF)9と、表示画面10を有すると共に各種機能等の設定・選択操作を行う操作部11と、ユーザー個々が保有するIDカード12の読取装置(ユーザー特定部)13とを備えている。
排紙トレイ8は、ここでは上下左右に変位可能とすることにより、搬送シート(複写稿)を集積する際、その集積量に応じて上下方向に変位し、ソート機能等を用いた場合に集積した搬送シートの仕分けが可能となるように左右に変位する。尚、この排紙トレイ8の変位は公知である。また、排紙トレイ8には、集積した搬送シートの有無を検出する公知のセンサ等が設けられている。
ADF9には、読み取り用の原稿がセットされると共に、そのセットされた原稿の有無並びにサイズを自動的に検出する公知のセンサ等が設けられている。また、ADF9には、読み取り後の原稿が集積されると共に、その集積された原稿の有無を検出する公知の検出センサが設けられている。
(複写機能)
複合機1は、ADF9に読み取り用の原稿をセットして読み取った画像データに基づいて、予め操作部11等を用いて設定した設定条件に応じた画像形成処理を行う。
複合機1は、ADF9に読み取り用の原稿をセットして読み取った画像データに基づいて、予め操作部11等を用いて設定した設定条件に応じた画像形成処理を行う。
(プリンタ機能)
複合機1は、図示を略するパーソナルコンピュータ等とケーブル接続(無線又は有線のネットワークLAN接続を含む)されており、そのパーソナルコンピュータ等から出力した画像データ(印刷指令データ)に基づいて所定の画像形成処理を行う。この際、画像形成処理のための各種設定(例えば、拡大・縮小・集約等や印刷部数等)は、パーソナルコンピュータ(ネットワークサーバーを含む)等にインストールされた複合機1用のプリンタドライバを利用して設定される。
複合機1は、図示を略するパーソナルコンピュータ等とケーブル接続(無線又は有線のネットワークLAN接続を含む)されており、そのパーソナルコンピュータ等から出力した画像データ(印刷指令データ)に基づいて所定の画像形成処理を行う。この際、画像形成処理のための各種設定(例えば、拡大・縮小・集約等や印刷部数等)は、パーソナルコンピュータ(ネットワークサーバーを含む)等にインストールされた複合機1用のプリンタドライバを利用して設定される。
(スキャナー機能)
複合機1は、図示を略するパーソナルコンピュータ等とケーブル接続(無線又は有線のネットワークLAN接続を含む)されており、ADF9に読み取り用の原稿をセットして読み取った画像データをケーブル接続されたパーソナルコンピュータ等に出力する。この際、画像形成処理のための各種設定(例えば、解像度等)は、パーソナルコンピュータ(ネットワークサーバーを含む)等にインストールされた複合機1用のスキャナドライバを利用して設定される。
複合機1は、図示を略するパーソナルコンピュータ等とケーブル接続(無線又は有線のネットワークLAN接続を含む)されており、ADF9に読み取り用の原稿をセットして読み取った画像データをケーブル接続されたパーソナルコンピュータ等に出力する。この際、画像形成処理のための各種設定(例えば、解像度等)は、パーソナルコンピュータ(ネットワークサーバーを含む)等にインストールされた複合機1用のスキャナドライバを利用して設定される。
(ファクシミリ機能)
複合機1は、ADF9に読み取り用の原稿をセットして読み取った画像データを、操作部11等で操作・指定した相手先に電気通信回線を通じてファクシミリ送信する。また、電気通信回線を通じて受信した画像データに基づいて画像形成処理を行う。この際、画像形成処理のための各種設定(例えば、送信先設定等)は、操作部11での操作・指定の他、パーソナルコンピュータ(ネットワークサーバーを含む)等にインストールされた複合機1用のファクシミリドライバ(又はプリンタドライバ)を利用して設定される。尚、パーソナルコンピュータ等によるファクシミリ機能を利用することも可能である。
複合機1は、ADF9に読み取り用の原稿をセットして読み取った画像データを、操作部11等で操作・指定した相手先に電気通信回線を通じてファクシミリ送信する。また、電気通信回線を通じて受信した画像データに基づいて画像形成処理を行う。この際、画像形成処理のための各種設定(例えば、送信先設定等)は、操作部11での操作・指定の他、パーソナルコンピュータ(ネットワークサーバーを含む)等にインストールされた複合機1用のファクシミリドライバ(又はプリンタドライバ)を利用して設定される。尚、パーソナルコンピュータ等によるファクシミリ機能を利用することも可能である。
尚、複合機1の形状や構成・機能等は図示例のものに限定されるものではない。また、例えば、ソーター等のオプション機器等の設置を妨げるものではない。
(IDカード12の機能)
IDカード12は、例えば、ICや磁気等の記録媒体機能を備えているものであればカードタイプに限定されるものではない。また、IDカード12には、利用者を特定するための情報(利用者特定情報)が記録されている。この際、利用者特定情報としては、利用者個々に割り当てられたユーザーコード等である他、電子メールアドレス等で良い。尚、IDカードに記憶するその他の情報は任意である。
IDカード12は、例えば、ICや磁気等の記録媒体機能を備えているものであればカードタイプに限定されるものではない。また、IDカード12には、利用者を特定するための情報(利用者特定情報)が記録されている。この際、利用者特定情報としては、利用者個々に割り当てられたユーザーコード等である他、電子メールアドレス等で良い。尚、IDカードに記憶するその他の情報は任意である。
(読取装置13の構成)
読取装置13は、図2に示すように、IDカード12から利用者特定情報を読み取る読取部14と、予め利用者特定情報を記憶した記憶部15と、読取部14で読み取った利用者特定情報と記憶部15に記憶された利用者特定情報とを比較する制御部16と、電子メールを送信するための通信部16とを備えている。
読取装置13は、図2に示すように、IDカード12から利用者特定情報を読み取る読取部14と、予め利用者特定情報を記憶した記憶部15と、読取部14で読み取った利用者特定情報と記憶部15に記憶された利用者特定情報とを比較する制御部16と、電子メールを送信するための通信部16とを備えている。
読取部14は、IDカード12に記憶された利用者特定情報等を読み取って制御部16に出力する。尚、読取部14に複合機1の使用履歴等を書き込む書込部としての機能を具備させることも可能である。
記憶部15は、例えば、IDカード12に利用者特定情報としてユーザーコードが記憶されていた場合、ユーザーコードと、このユーザーコードに対応した電子メールアドレスと、その他必要に応じた情報(例えば、複合機1の利用制限情報等)等が互いに関連付けしたテーブルとして記憶されている。
尚、IDカード12に電子メールアドレスをユーザーコードと共に記憶した場合には、記憶部15には利用者特定のためのユーザーコードのみを記憶し、IDカード12に記憶した電子メールアドレスは一時的に記憶部15(又は他のRAM等)に記憶しておくようにしても良い。これにより、電子メールアドレスを変えた場合等の対応はIDカード12のみとなり、管理の簡素化を図ることができる。
制御部16は、読取部14で読み取った利用者特定情報と記憶部15に記憶された利用者特定情報とを比較し、利用可能と判定した場合に複合機1の制御部18に判定信号を出力し、複合機1の利用を可能とする。また、制御部16は、制御部18からの出力信号に基づいて記憶部15に記憶した電子メールアドレスに基づいて通信部17から取り忘れ画像添付メールを送信させる。
尚、制御部16は、その機能を複合機1側の制御部18に依存し、複合機1と読取装置13とのインターフェースとしても良い。
通信部17は、イントラネット回線やインターネット回線等の電気通信回線に接続されており、イントラネット用又はインターネット用の電子メールの送信を可能としている(例えば、SMTP等を利用)。
一方、複合機1の制御部18には、上述した排紙トレイ8並びにADF9に設けられた読み取り後の原稿並びに画像形成処理後の搬送シートの有無を検出する検出センサ19からの検出信号が出力される。尚、図2において検出センサ19は一つで代用する。
また、制御部18は、検出センサ19から原稿又は搬送シートが有ることを示す取り忘れ信号が出力されると、報知部20に報知信号を出力する。さらに、制御部18は、上述した各種機能を利用した画像形成処理を実行する画像形成部21を制御する。この画像形成部21は、周知の画像形成処理によって上述した各種機能を利用した画像形成処理を実行する他、その画像形成処理のための画像データの少なくとも一部、例えば、全1頁の画像データの全部又はその頁の上半分の画像データや、全10頁のうちの第1頁目に相当する画像データの全部又はその頁の上半分の画像データ等を取り忘れ画像生成部としての画像圧縮部22に出力する。
画像圧縮部22は、その画像データに基づいて、画像サイズや解像度等を変えることでデータ量の小さい(圧縮した)取り忘れ画像データを生成する。尚、この取り忘れ画像データは、例えば、TIF、GIF、JPG等の各方式を利用しており、上述した電子メールアドレスの送信先(サーバー等)から、受信側での閲覧が可能な方式並びにサイズの画像データを生成することができる。また、画像圧縮部22は、その取り忘れ画像データを記憶部23に記憶する。尚、この記憶部23は、複合機1に予め装備された既存の記憶媒体で良い。
上記の構成において、IDカード12が読取装置13に挿入されると、読取部14で読み取ったIDカード12に記憶された情報に基づいて制御部16が利用者を判定する。
また、制御部18は、制御部16の判定結果に基づいて、複写機能・プリンタ機能・スキャナー機能・ファクシミリ機能等の利用を可能とする。
この際、ネットワーク等で複合機1に接続されたパーソナルコンピュータから、例えばプリンタ機能を利用するための印刷データ(印刷部数等を指定するための画像データ以外のデータを含む印刷指令信号)が送信されてきた場合、そのパーソナルコンピュータのIP等を識別することで上述したIDカード12を挿入した場合と同様に利用者特定を可能とすることができる。
尚、画像形成処理後の搬送シートは誰にでも閲覧可能となってしまうため、IDカード12を挿入して複合機1に利用者が来たことを確認した時点で、そのIDカード12と予め送信された印刷データ(IP)とを照合し、その一致した印刷データに対する画像形成処理を実行することでセキュリティを確保することができる。
そして、画像形成処部21によって画像形成処理を行った場合、その第1頁目(対象頁の設定・変更可能)の画像データに基づいて画像形成処理とは別に画像圧縮部22へと出力され、この画像圧縮部22で取り忘れ画像データが生成される。さらに、この取り忘れ画像データは記憶部23に記憶される。
次に、このような取り忘れ画像データの利用形態を、図3のフロー図を参照しつつ説明する。
(ステップS1)
ステップS1では、読取装置13からIDカード12が抜き取られたか否かが制御部16によって判断され、IDカード12が抜き取られた場合には複合機1の利用が終了して利用者が複合機1から離れた旨のログオフ信号が制御部16から制御部18に出力されてステップS2へとへと移行し、IDカード12が抜き取られていない場合には作業が継続するものとして引き続きステップS1を監視する。
ステップS1では、読取装置13からIDカード12が抜き取られたか否かが制御部16によって判断され、IDカード12が抜き取られた場合には複合機1の利用が終了して利用者が複合機1から離れた旨のログオフ信号が制御部16から制御部18に出力されてステップS2へとへと移行し、IDカード12が抜き取られていない場合には作業が継続するものとして引き続きステップS1を監視する。
尚、画像形成処理が終了して所定時間経過してもIDカード12が抜き取られない場合には、IDカード12の取り忘れであると判断し、ステップS6へと移行することもできる。
この際、IDカード12の抜き忘れは、検出センサ19から原稿又は搬送シート(複写稿)の取り出しがあった旨の取り出し信号が制御部18にあった場合には、所定時間(例えば、2秒)後に報知部20からブザー等の警報音を鳴動するように設定することも可能である。また、IDカード12の抜き取りが無く且つ画像形成処理が終了して所定時間経過をカウントするのは、周知の省エネモード等を利用することができる。
(ステップS2)
ステップS2では、排紙トレイ8又はADF9に複写稿又は原稿が有る旨の取り忘れ信号が検出センサ19から制御部18に出力されると制御部18は原稿の取り忘れが有るとしてステップS3へと移行し、排紙トレイ8又はADF9に複写稿又は原稿が無い旨の取り出し信号が検出センサ19から制御部18に出力されると制御部18は原稿の取り忘れが無いとしてステップS7へと移行する。
ステップS2では、排紙トレイ8又はADF9に複写稿又は原稿が有る旨の取り忘れ信号が検出センサ19から制御部18に出力されると制御部18は原稿の取り忘れが有るとしてステップS3へと移行し、排紙トレイ8又はADF9に複写稿又は原稿が無い旨の取り出し信号が検出センサ19から制御部18に出力されると制御部18は原稿の取り忘れが無いとしてステップS7へと移行する。
(ステップS3)
ステップS3では、排紙トレイ8又はADF9に複写稿又は原稿が有るとの制御部18の判断により、制御部18は報知部20に報知信号を出力し、この報知部20からブザー音等の警報音が鳴動してステップS4へと移行する。
ステップS3では、排紙トレイ8又はADF9に複写稿又は原稿が有るとの制御部18の判断により、制御部18は報知部20に報知信号を出力し、この報知部20からブザー音等の警報音が鳴動してステップS4へと移行する。
(ステップS4)
ステップS4では、ブザーの報知後、利用者が原稿又は複写稿を取りに複合機1へと戻ってくる時間を基準として定められた一定時間の経過をカウントしてステップS5へと移行する。
ステップS4では、ブザーの報知後、利用者が原稿又は複写稿を取りに複合機1へと戻ってくる時間を基準として定められた一定時間の経過をカウントしてステップS5へと移行する。
(ステップS5)
ステップS5では、ブザー等の報知後、再び検出センサ19から原稿又は搬送シート(複写稿)の取り出しがあった旨の取り出し信号が制御部18に有ったかが監視され、検出センサ19から取り出し信号が制御部18に出力されない場合にはステップS6へと移行し、検出センサ19から取り出し信号が制御部18に出力された場合にはステップS7へと移行する。
ステップS5では、ブザー等の報知後、再び検出センサ19から原稿又は搬送シート(複写稿)の取り出しがあった旨の取り出し信号が制御部18に有ったかが監視され、検出センサ19から取り出し信号が制御部18に出力されない場合にはステップS6へと移行し、検出センサ19から取り出し信号が制御部18に出力された場合にはステップS7へと移行する。
(ステップS6)
ステップS6では、ブザー等の報知後、所定時間経過しても原稿又は複写稿の取り忘れが解消されないとして、制御部18は制御部16にメール配信信号を出力すると同時に記憶部23に記憶した取り忘れ画像データを出力する。
ステップS6では、ブザー等の報知後、所定時間経過しても原稿又は複写稿の取り忘れが解消されないとして、制御部18は制御部16にメール配信信号を出力すると同時に記憶部23に記憶した取り忘れ画像データを出力する。
制御部16は、記憶部15に記憶された電子メールアドレスに原稿又は複写稿の取り忘れがある旨のメッセージ等と共に取り忘れ画像データを添付した電子メールを通信部17から出力させてステップS7へと移行する。
(ステップS7)
ステップS7では、ステップS2及びステップS5で原稿又は複写稿の取り忘れが無いと判断された場合には記憶部23に記憶した取り忘れ画像データを消去し、ステップS6で取り忘れの電子メールを配信した場合には、原稿又は複写稿の取り出しを制御部18が確認したうえで記憶部23に記憶した取り忘れ画像データを消去する。
ステップS7では、ステップS2及びステップS5で原稿又は複写稿の取り忘れが無いと判断された場合には記憶部23に記憶した取り忘れ画像データを消去し、ステップS6で取り忘れの電子メールを配信した場合には、原稿又は複写稿の取り出しを制御部18が確認したうえで記憶部23に記憶した取り忘れ画像データを消去する。
このように、本発明の複合機1にあっては、IDカード12の抜き取りをトリガーとして原稿又は複写稿の取り忘れの有無を判断し、取り忘れがあった場合にはIDカード12の抜き取り直後にブザー等の報知を行い、そのうえでさらに取り忘れのままの時には取り忘れ原稿又は複写稿の内容を認識させる取り忘れ画像データを添付した電子メールを利用者に配信することにより、取り忘れを抑制することができ、重要書類等が利用者以外の目に触れるといったセキュリティの向上等にも貢献することができる。
ところで、上記実施の形態では、複合機1に適用した場合で説明したが、複写専用機、プリンタ専用機、ファクシミリ専用機等、入力(読み取り)又は出力(画像形成処理)にペーパー等を利用した利用者特定機能付きの画像形成装置全般に利用することができる。
また、上記実施の形態では、画像形成装置としての複合機1から取り忘れ原稿又は複写稿の内容を認識させる取り忘れ画像データを添付した電子メールを利用者に配信していたが、例えば、図4に示すようなネットワークシステムを構築した環境下では、複合機1に変えてサーバー31によって電子メールを配信しても良い。
この図4において、32は複合機1並びにサーバー31にネットワーク回線33を介してLAN接続されたパーソナルコンピュータ、34はサーバー31をインターネット回線35に接続するためのルータである。
この際、サーバー31は、ネットワーク回線33を利用した管理サーバー・プリントサーバーの機能とインターネット用の少なくともメールサーバー(メール送信部)としての機能とを兼用している。
尚、図4において、複合機1の外観上の構造等は上記実施の形態と同様であるため、一部の符号は省略する。
1…複合機(画像形成装置)
13…読取装置(ユーザー特定部)
16…制御部
17…通信部
18…制御部
19…検出センサ
20…報知部
22…画像圧縮部(取り忘れ画像生成部)
23…記憶部
31…サーバー(メール送信部)
13…読取装置(ユーザー特定部)
16…制御部
17…通信部
18…制御部
19…検出センサ
20…報知部
22…画像圧縮部(取り忘れ画像生成部)
23…記憶部
31…サーバー(メール送信部)
Claims (5)
- 画像データに基づいて画像形成処理を実行する画像形成部と、画像形成処理の利用者を特定するためのユーザー特定部と、前記画像データの元となる原稿若しくは前記画像形成部で画像形成処理された複写稿の有無を検出する検出センサと、前記ユーザー特定部からログオフ信号が出力されると共に前記検出センサから原稿若しくは複写稿が有るとの取り忘れ信号が出力されている際に、前記画像データの少なくとも一部を利用した取り忘れ画像添付メールを前記ユーザー特定部で特定したユーザーに対して送信する通信部とを備えていることを特徴とする画像形成装置。
- 前記検出センサの検出結果に基づいて警報を報知する報知部を備え、前記取り忘れ画像添付メールは前記報知部の報知後に送信されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記画像形成部で画像形成処理する際の画像データの少なくとも一部に基づいて取り忘れ画像データを生成する取り忘れ画像生成部と、該取り忘れ画像生成部で生成された取り忘れ画像データを記憶する記憶部とを備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記通信部から取り忘れ画像添付メールを送信した後に前記検出センサから原稿若しくは複写稿が無いとの取り出し信号が出力された際には前記記憶部に記憶された取り忘れ画像データが削除されることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
- 画像データに基づいて画像形成処理を実行する画像形成部と、画像形成処理の利用者を特定するためのユーザー特定部と、前記画像データの元となる原稿若しくは前記画像形成部で画像形成処理された複写稿の有無を検出する検出センサと、前記ユーザー特定部からログオフ信号が出力されると共に前記検出センサから原稿若しくは複写稿が有るとの取り忘れ信号が出力されている際に、前記画像データの少なくとも一部を利用した取り忘れ画像添付メールを前記ユーザー特定部で特定したユーザーに対して送信するメール送信部とを備えていることを特徴とする画像形成システム。
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JP2013058867A (ja) * | 2011-09-07 | 2013-03-28 | Canon Inc | 画像読取装置および画像形成システム |
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2006
- 2006-10-20 JP JP2006285677A patent/JP2008104034A/ja active Pending
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