JP2006335051A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 個々の原稿の画像に対するコピー、ファクシミリ通信による外部への送信等の処理の許可/禁止を容易に、かつ短時間で判定することができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】 MFP1は、原稿に付与されたICタグに記憶してある識別情報をタグリーダ23で読み取り、読み取った識別情報に関連付けて処理態様記憶部131に記憶してある処理態様で、原稿から読み取った画像を処理しないようにする。処理態様記憶部131に記憶してある識別情報を読み取らなかった場合は、前記画像をユーザが所望する処理態様で処理する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、原稿から読み取った画像を、該画像に対して許可されている処理態様で処理する画像処理装置に関する。
スキャナ機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能、インターネットファクシミリ機能等を有するMFP(Multi Functional Peripheral :デジタル複合機)は、原稿の画像を読み取り、読み取った画像を記録用紙にコピーするか、又は、外部へ送信する。
従来、社外秘、社内秘等、コピー不可の画像を有する原稿を、部外者が勝手にコピー又は送信することを防止するために、正確なパスワードの入力、正規のキーカウンタの挿入等が行なわれた場合に画像のコピー又は送信を行なうMFPが用いられているが、パスワードの入力、キーカウンタの管理、挿入及び抜き取り等が煩雑であるという問題があった。
この問題を解決するために、RFID(Radio Frequency IDentification:無線通信を利用した非接触による自動認識技術)を利用してICタグに記憶してある識別情報を読み出し、読み出した識別情報に基づいて、画像のコピーの可否を判定する画像形成装置が提案されている。この場合、異なる識別情報が記憶してあるICタグが各ユーザに付与されており、画像形成装置は、ICタグの識別情報に基づいて、画像のコピーが許可されているユーザと禁止されているユーザとを区別し、禁止されているユーザに対しては画像のコピーを行なわないようにしている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1の画像形成装置は、ICタグを付与されていない部外者による画像のコピーを防止することはできるが、ICタグを付与されている正規のユーザが、コピー禁止の画像を誤って、又は悪意をもってコピーすることを防止することはできなかった。即ち、個々の原稿の画像に対してコピーの許可/禁止を判定することができないという問題があった。
この問題を解決するために、原稿の画像を読み取り、読み取った画像を解析(例えばOCRソフトを用いてテキスト化)し、所定の文字、単語等が含まれているか否かに応じてコピーの許可/禁止を判定する画像形成装置が考えられる。
特開2002−258684号公報 特開2004−88580号公報
しかしながら、例えばOCRソフトを用いた画像の解析は画像形成装置のCPUに対する計算処理の負担が大きいという問題があった。また、原稿の画像全部を解析する必要があるため、判定結果を得るまでに長時間を要するという問題があった。更に、コピーの許可/禁止を判定するための所定の文字、単語等を予め設定しておく必要があった。更にまた、一般に誤読率が高いため、コピーの許可/禁止の判定を誤ることがあった。
また、特許文献1には、画像の送信の許可/禁止に関しては言及されていない。
ところで、従来、原稿にチップ状のICタグを添付しておき、原稿に添付してあるICタグに記憶してある各種パラメータを読み取り、読み取ったパラメータに応じて原稿の画像をコピーする画像形成装置が提案されている(特許文献2参照)。
本発明は、原稿に付与されたパラメータを読み取る技術の存在に着目してなされたものであり、原稿に付与された識別情報を読み取り、読み取った識別情報に関連付けて記憶してある処理態様では、原稿から読み取った画像を処理しない構成とすることにより、画像のコピーの許可/禁止の判定に限定されることなく、個々の原稿の画像に対する処理の許可/禁止を容易に、かつ短時間で判定することができる画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、読み取った画像のプリントアウト、又は読み取った画像の外部への送信を実行する/実行しない構成とすることにより、個々の原稿の画像を、該画像に対して許可されている処理態様で処理し、禁止されている処理態様では処理しないことができる画像処理装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、原稿に付与された識別情報を読み取り、読み取った識別情報に関連付けて記憶してある処理態様で、原稿から読み取った画像を処理し、又は処理しない構成とすることにより、画像のコピーの許可/禁止の判定に限定されることなく、個々の原稿の画像に対する処理の許可/禁止を容易に、かつ短時間で判定することができる画像処理装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、個々の原稿の画像に対し、許可されている処理態様での処理回数を計数し、計数した処理回数が上限に達した場合に、前記処理態様での処理を禁止する構成とすることにより、個々の原稿の画像に対する処理の許可を、処理回数に応じて処理の禁止に変更することができる画像処理装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、原稿に付与されるICタグのような記憶媒体に記憶される識別情報を、原稿に付与される識別情報として用いる構成とすることにより、特に、書籍のように立体的な形状の原稿の画像に対する処理の許可/禁止を正確に判定することができる画像処理装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、原稿の所定位置に付与される1次元コード又は2次元コードを、原稿に付与される識別情報として用いる構成とすることにより、特に、シート状の原稿の画像に対する処理の許可/禁止を正確に判定することができる画像処理装置を提供することにある。
第1発明に係る画像処理装置は、原稿の画像を読み取り、読み取った画像を、該画像に対して許可されている処理態様で処理する画像処理装置であって、識別情報が付与されている原稿に付与された識別情報を読み取る識別情報読取手段と、原稿に付与される識別情報、及び、原稿から読み取った画像に対して禁止されている処理態様を関連付けて記憶する処理態様記憶手段と、前記識別情報読取手段が前記原稿に付与された識別情報を読み取った場合、読み取った識別情報に関連付けて前記処理態様記憶手段に記憶されている処理態様で、読み取った画像を処理しないようにする処理禁止手段とを備えることを特徴とする。
第2発明に係る画像処理装置は、前記禁止されている処理態様での処理は、読み取った画像のプリントアウト、又は読み取った画像の外部への送信であることを特徴とする。
第3発明に係る画像処理装置は、識別情報が付与されている原稿に付与された識別情報を読み取る識別情報読取手段と、原稿に付与される識別情報、原稿から読み取った画像に対する処理態様、及び、該処理の許可又は禁止を関連付けて記憶する許可/禁止記憶手段と、前記識別情報読取手段が読み取った識別情報に関連付けて前記許可/禁止記憶手段に前記処理の許可が記憶されている場合、前記識別情報に関連付けて前記許可/禁止記憶手段に記憶されている処理態様で、読み取った画像を処理する許可処理手段と、前記識別情報読取手段が読み取った識別情報に関連付けて前記許可/禁止記憶手段に前記処理の禁止が記憶されている場合、前記識別情報に関連付けて前記許可/禁止記憶手段に記憶されている処理態様で、読み取った画像を処理しないようにする禁止処理手段とを備えることを特徴とする。
第4発明に係る画像処理装置は、前記識別情報読取手段が前記原稿に付与された識別情報を読み取った場合、読み取った識別情報に関連付けて、読み取った画像を所定の処理態様で処理した処理回数を計数する計数手段と、該計数手段が計数した処理回数が所定回数以上になった場合、前記識別情報に関連付けて、前記処理態様を、前記画像に対して禁止されている処理態様として前記処理態様記憶手段に記憶させる処理追加手段とを備えることを特徴とする。
第5発明に係る画像処理装置は、原稿に付与されている識別情報は、原稿に付与されている記憶媒体に記憶してある識別情報であり、前記識別情報読取手段は、前記記憶媒体に記憶してある識別情報を非接触で読み取るようにしてあることを特徴とする。
第6発明に係る画像処理装置は、原稿に付与されている識別情報は、原稿の所定位置に付与されている1次元コード又は2次元コードを用いてなり、前記識別情報読取手段は、原稿の所定位置に付与されている1次元コード又は2次元コードが示す識別情報を読み取るようにしてあることを特徴とする。
第1発明にあっては、識別情報読取手段が、処理態様記憶手段に記憶してある識別情報を原稿から読み取ったか否かに応じて、読み取った画像を処理するか否かを判定する。このために、例えば原稿の画像の作成者が、予め原稿に識別情報を付与しておき、また、処理態様記憶手段に、識別情報と、この識別情報に関連付けて、処理を禁止すべき処理態様とを記憶させておく。
識別情報読取手段が、処理態様記憶手段に記憶してある識別情報を原稿から読み取った場合、読み取った識別情報に関連付けて処理態様記憶手段に記憶されている処理態様での処理(例えば外部への送信)は禁止されているため、この処理態様では、読み取った画像を処理(外部へ送信)しない。しかしながら、前記処理態様以外の処理態様での処理(例えばコピー)は許可されているため、この処理態様で、読み取った画像を処理(コピー)することは可能である。
識別情報読取手段が、処理態様記憶手段に記憶してある識別情報を原稿から読み取っていない場合は、禁止されている処理がないため、許可されている適宜の処理態様で、読み取った画像が処理される。
第2発明にあっては、処理態様記憶手段に、識別情報に関連付けて、読み取った画像のプリントアウト及び読み取った画像の外部への送信の両方又は一方が、例えば原稿の画像の種類、作成者の意図等に応じて記憶してある。識別情報読取手段が、処理態様記憶手段に記憶してある識別情報を原稿から読み取った場合、読み取った画像のプリントアウト(即ち原稿の画像のコピー)及び読み取った画像の外部への送信の両方又は一方が実行されない。
第3発明にあっては、識別情報読取手段が、許可/禁止記憶手段に記憶してある識別情報を原稿から読み取った場合に、読み取った画像を処理するか否かを判定する。このために、例えば原稿の画像の作成者が、予め原稿に識別情報を付与しておき、また、許可/禁止記憶手段に、識別情報と、この識別情報に関連付けて、原稿から読み取った画像に対する処理態様と、該処理の許可又は禁止とを記憶させておく。
識別情報読取手段が、許可/禁止記憶手段に記憶してある識別情報を原稿から読み取った場合、読み取った識別情報に関連付けて、原稿から読み取った画像に対する処理態様(例えば外部への送信)の許可及び禁止の何れが許可/禁止記憶手段に記憶されているかを判定し、許可が記憶されているとき、許可処理手段が、読み取った画像を前記処理態様で処理(外部への送信)する。一方、禁止が記憶されているとき、禁止処理手段が、読み取った画像を前記処理態様で処理(外部への送信)しないようにする。
第4発明にあっては、読み取った識別情報に関連付けて、読み取った画像を所定の処理態様で処理した処理回数を計数する。即ち、識別情報読取手段が識別情報を原稿から読み取った場合、読み取った識別情報に関連付けて処理態様記憶手段に記憶されている処理態様以外の処理態様(即ち許可されている処理態様)の内、所定の処理態様での処理(例えばコピー)を実行したとき、例えば画像処理装置のRAMに、原稿から読み取った識別情報に関連付けて記憶してある処理回数をインクリメントする。
計数した処理回数が所定回数以上になった場合、前記識別情報に関連付けて、所定の処理態様を、禁止されている処理態様として処理態様記憶手段に記憶させる。この後、識別情報読取手段が、処理態様記憶手段に記憶された識別情報に一致する識別情報を原稿から読み取った場合、読み取った識別情報に関連付けて処理態様記憶手段に記憶されている前記所定の処理態様での処理(この場合はコピー)は許可されなくなっているため、この処理態様では、読み取った画像を処理しない。
第5発明にあっては、識別情報読取手段をタグリーダのような読取機で構成し、原稿に付与されたICタグのような記憶媒体に記憶してある識別情報を非接触で読み取る。このために、例えば、識別情報を記憶してある記憶媒体を書籍の背表紙に添付することによって、原稿に識別情報を付与しておく。識別情報読取手段は識別情報を非接触で読み取るため、例えば原稿の画像の読み取り前に識別情報を読み取ることが可能である。
第6発明にあっては、識別情報読取手段を、バーコードリーダ又はQRコードリーダのような読取機で構成し、原稿に付与されたバーコード又はQRコードのような1次元コード又は2次元コードが示す識別情報を読み取る。このために、例えば、原稿の画像の近傍(原稿の余白)の所定位置に、1次元コード又は2次元コードを形成しておくか、1次元コード又は2次元コードが形成されたシートを添付しておくことによって、原稿に識別情報を付与しておく。識別情報読取手段は、例えば原稿の画像の読み取りと同時的に識別情報を読み取る。
第1発明の画像処理装置によれば、例えば社外秘、社内秘等、原稿の画像のコピー、外部への送信等の処理を制限にする必要がある場合に、原稿に識別情報を付与し、この識別情報と、禁止すべき処理態様とを関連付けて処理態様記憶手段に記憶させておくことによって、ユーザが誤って又は悪意をもって、原稿の画像に対して禁止されている処理を画像処理装置に実行させることを防止することができる。
また、処理の許可/禁止を判定する際に、原稿の画像全部を解析する必要がなく、識別情報を読み取り、読み取った識別情報に基づいて処理態様記憶手段に記憶されている識別情報及び該識別情報に関連付けられている処理態様を検索すればよい。このため、画像処理装置の計算処理の負担が小さく、容易に、しかも短時間で、処理の実行の可否を判定することができる。更に、処理の許可/禁止を判定するための所定の文字、単語等を予め設定しておく必要がない。
更にまた、処理態様記憶手段に記憶する処理態様は特定単数の処理態様に限定されないため、原稿の画像毎に、1又は複数の許可する処理態様、及び/又は、1又は複数の禁止する処理態様を設定しておくことができる。
また、識別情報は原稿に付与されているため、ユーザがパスワードの入力、キーカウンタの挿入及び抜き取り等を実行する必要がない。更に、各種の処理を制限する必要がない場合は、原稿に識別情報を付与しておく必要がない。以上のことから、ユーザの利便性を向上させることができる。
第2発明の画像処理装置によれば、必要に応じて、原稿の画像のコピー及び/又は外部への送信を禁止することができ、個々の原稿の画像を、該画像に対して禁止されている処理態様では処理せず、許可されている処理態様で処理することができる。
第3発明の画像処理装置によれば、原稿の画像のコピー、外部への送信等の処理の許可/禁止を制限する必要がある場合に、原稿に識別情報を付与し、この識別情報と、許可すべき処理様態及び/又は禁止すべき処理態様とを関連付けて許可/禁止記憶手段に記憶させておく。このことによって、例えば、ユーザが誤って又は悪意をもって、原稿の画像に対して禁止されている処理を画像処理装置に実行させることを防止することができる。
また、処理の許可/禁止を判定する際に、原稿の画像全部を解析する必要がなく、識別情報を読み取り、読み取った識別情報に基づいて許可/禁止記憶手段に記憶されている識別情報、該識別情報に関連付けられている許可/禁止の情報、及び処理態様を検索すればよい。このため、画像処理装置の計算処理の負担が小さく、容易に、しかも短時間で、処理の実行の可否を判定することができる。更に、処理の許可/禁止を判定するための所定の文字、単語等を予め設定しておく必要がない。
更にまた、許可/禁止記憶手段に記憶する処理態様は特定単数の処理態様に限定されないため、原稿の画像毎に、1又は複数の許可する処理態様、及び/又は、1又は複数の禁止する処理態様を設定しておくことができる。
また、識別情報は原稿に付与されているため、ユーザがパスワードの入力、キーカウンタの挿入及び抜き取り等を実行する必要がない。更に、各種の処理を制限する必要がない場合は、原稿に識別情報を付与しておく必要がない。以上のことから、ユーザの利便性を向上させることができる。
第4発明の画像処理装置によれば、回数制限を設けて、所定の処理態様での処理を許可することができ、処理回数が上限に達した場合に、この処理態様での処理を禁止することができる。
第5発明の画像処理装置によれば、ICタグのような記憶媒体に記憶してある識別情報の読取精度は、例えばOCRによる画像の読取精度に比べて高いため、処理の許可/禁止の判定を正確に行なうことができる。また、例えば原稿を画像処理装置の読取部にセットする前に識別情報を読み取って処理の許可/禁止の判定を行なうことができ、処理が禁止されている場合は原稿の画像を読み取らないようにすることができるため、無駄な画像の読み取りを防止することができる。更に、例えば記憶媒体を書籍の背表紙に添付しておくことによって、書籍の各ページ毎に識別情報を付与する必要がなく、ユーザの利便性を向上させることができる。
第6発明の画像処理装置によれば、1次元コード又は2次元コードが示す識別情報の読取精度は、例えばOCRによる画像の読取精度に比べて高いため、処理の許可/禁止の判定を正確に行なうことができる。また、例えば原稿が画像を読み取る際に同時的に識別情報を読み取って処理の許可/禁止の判定を行なうことができるため、識別情報の読み取りと画像の読み取りとを個別に行なう必要がなく、効率的である。
更に、1次元コード又は2次元コードを原稿に直接形成するか、1次元コード又は2次元コードが形成されたシートを原稿に添付することによって、原稿に識別情報を付与することができるため、シート状の原稿を自動搬送装置にセットして画像処理装置の読取部へ自動的に搬送する際に、1次元コード又は2次元コードが原稿の搬送を阻害することがない。更にまた、1次元コード及び2次元コードの書込機のコスト、識別情報読取手段のコスト等は、例えばICタグのコスト、ICタグに識別情報を書き込む書込機のコスト、識別情報を読み取る読取機のコスト等よりも安価である。
また、例えば読み取った画像を記録用紙に形成する場合に、原稿に付与されていた1次元コード又は2次元コードも前記記録用紙に形成することができ、このとき、コピーされた画像を有する記録用紙に対しても、1次元コード又は2次元コードを付与することができる。
以下、本発明を、その実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態 1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る画像処理装置としてのMFP1を備える通信システムの構成を示す説明図であり、図2は、MFP1の構成を示すブロック図である。MFP1は、スキャナ機能、プリンタ機能、コピー機能、ファクシミリ(FAX)機能、インターネットファクシミリ(I−FAX)機能等、複数の機能を有するデジタル複合機であり、原稿の画像を読み取って、読み取った画像を記録用紙に形成し、又は、読み取った画像を外部へ送信する。以下では、MFP1のコピー機能、FAX機能等について主に説明する。
MFP1は、一の会社の室内Rに設置してある。MFP1のユーザは、書籍、書類等の原稿B1,B2,…の画像をMFP1でコピーし、又はファクシミリ通信で外部へ送信する。原稿B1,B2,B3,B4は社外秘、社内秘等の内容を含んでいるためコピー及び外部への送信を制限する必要がある。このため、夫々に、内容の重要度、著作権等に応じて、コピー又は外部への送信の可否、コピーの回数制限の有無、コピー回数の上限等が予め設定されている。原稿B5は社外秘、社内秘等の内容を含まないため、コピー及び外部への送信を制限する必要はない。
原稿B1〜B4夫々には、ICタグT1〜T4夫々が付与されており、原稿B5には付与されていない。ICタグT1,T2,…は、図示しない内蔵のICに夫々異なる識別情報を記憶する。また、ICタグT1,T2,…はパッシブ型のICタグであり、タグリーダ23が発信した電波による起電力で前記ICを駆動し、また、受信した電波を用いて(反射して)前記ICに記憶してある識別情報を返信する。なお、ICタグT1,T2,…は、パッシブ型に限らず、内蔵電池でICを駆動し、受信した電波を反射するセミパッシブ型、又は内蔵電池で自ら電波を発信するアクティブ型でもよい。
図1においては、原稿B2,B3,B4として書籍を例示し、原稿B1として箱型のファイルケースに収容されたシート状の書類を例示している。原稿B2,B3,B4は、書籍の背表紙又は表紙に、ラベル型のICタグT2,T3,T4が添付されている。ところで、MFP1は、MFP1にセットされた書類を読取部181の画像読取位置へ自動的に搬送する図示しない自動搬送装置を備える。しかしながら、ICタグの厚みは書類の厚みと比べて大きいため、書類にICタグを添付した場合、自動搬送装置による書類の搬送をICタグが阻害する。このため、原稿B1に対しては、ファイルケースにICタグT1が添付されており、ユーザは、原稿B1をコピー又は送信する場合、原稿B1をファイルケースごとMFP1が設置されている場所まで持ち運ぶ。
タグリーダ23はMFP1に備えられており、所定の周波数の電波を発信し、ICタグT1,T2,…が反射した電波を受信して、ICタグに記憶してある識別情報を読み取る。タグリーダ23の識別情報読取範囲は室内RにおけるMFP1の周辺領域Aであり、タグリーダ23は、周辺領域Aの外部に存在するICタグT1,T2,…の識別情報を読み取ることはできない。この周辺領域Aに存在するユーザは、MFP1が備える操作パネル14の表示部141を容易に視認して操作部142に手を触れることができる。
周辺領域Aに複数の原稿B1〜B4が存在する場合、タグリーダ23は、MFP1からの離隔距離が最も小さい原稿の識別情報を読み取る。このために、周辺領域AをMFP1からの距離に応じて複数の領域に分割し、分割された領域毎に、異なる周波数の電波をタグリーダ23が発信し、最もMFP1に近い領域へ発信した電波に対応してタグリーダ23が読み取った識別情報を、CPU10が、MFP1からの離隔距離が最も小さい原稿の識別情報であると判定する。
MFP1は、I/F(インタフェース)15を介してLAN4に接続され、また、NCU(ネットワーク・コントロール・ユニット)16を介して電話回線Pに接続されており、更に、LAN4を介してインターネットNに接続されている。
MFP1、及び電話回線Pに接続された外部のFAX装置(図示せず)には、夫々固有のFAX番号が付与されており、MFP1及び外部のFAX装置は、ITU−T勧告T.30の標準通信規格の手順に従って作動し、所定のプロトコルに従ってFAX通信用の画像(以下、FAX画像という)を送受信するよう夫々構成されている。
また、MFP1、及びインターネットNに接続された外部のI−FAX装置(図示せず)には、夫々固有のメールアドレスが付与されており、MFP1及び外部のI−FAX装置は、所定のプロトコル(例えばSMTP)に従ってI−FAX通信用の電子メールを送受信するよう夫々構成されている。これらのFAX装置及びI−FAX装置は、他の会社の室内に設置してある。
I−FAX通信用の電子メールは、I−FAX通信用の画像(以下、I−FAX画像という)と、送信元であるI−FAX装置のメールアドレス、I−FAX画像の符号化方式等の情報を有するヘッダとを含む。ヘッダ及びI−FAX画像は、夫々テキストデータを用いてなる。
MFP1は、CPU10、ROM11、RAM12及びEEPROM13を備え、CPU10は、RAM12を作業領域として用い、ROM11に記憶された制御プログラム及びデータとEEPROM13に記憶されたデータとに従って装置各部を制御し、各種処理を実行する。EEPROM13の記憶領域の一部は、原稿に付与される識別情報、即ち原稿に付与されているICタグT1,T2,…に記憶される識別情報と、原稿から読み取った画像に対して禁止されている処理態様とを関連付けて記憶する処理態様記憶部131である。
CPU10は、I/F15を介して受信した電子メール、又は送信すべき電子メールをRAM12に記憶させる。また、CPU10は、受信した電子メールからI−FAX画像とヘッダとを分離し、又は、I−FAX画像とヘッダとを含ませた送信すべき電子メールを生成する。更に、CPU10は、符号化されていない画像(以下、通常画像という)又はI−FAX画像を電子メール変換部22に入力して、所定の符号化方式(例えばMIMEのbase64)で通常画像とI−FAX画像とを相互に変換させる。
MFP1の操作パネル14は、液晶パネルを用いてなる表示部141、及び表示部141に重ねて配置してあり、タッチパネルを用いてなる操作部142を備える。CPU10は、表示部141を見ながらユーザがMFP1を操作するための各種ファンクションキーを操作部142に設ける。表示部141は、CPU10に制御されて、例えばMFP1の動作状態、ユーザに対する入力指示、操作部142に設けられたファンクションキーの位置を示す画像等を表示する。なお、操作パネル14は、操作部142の他に、ハードキーを備える構成でもよい。
MFP1の読取部181は、読取部181の画像読取位置にセットされた原稿の画像を光学的に読み取る。更にMFP1は、DRAMを用いてなり、通常画像及び/又はFAX画像を記憶する画像メモリ20を備える。更にまた、MFP1は、所定の符号化方式で通常画像の符号化とFAX画像の復号とを行なうCODEC(符号化・復号器)19、電話回線Pの回線制御を行なうNCU16、及び、電話回線Pを介して、図示しないFAX装置との間でFAX画像を送受信するモデム17を備える。MFP1の記録部21は、電子写真方式のプリンタ装置及びプリンタ装置へ用紙を供給する給紙装置で構成されており、画像メモリ20に記憶された通常画像に基づいて記録用紙に画像を形成する。
図3は、処理態様記憶部131に記憶してあるデータの一例を示す模式図である。処理態様記憶部131には、ICタグT1,T2,…夫々に記憶してある識別情報(図中“識別情報”)と、原稿B1,B2,…から読み取った画像に対して許可されている処理態様及び禁止されている処理態様(図中“処理態様”)とを関連付けて記憶してある。
以下では、原稿B1,B2,…から読み取った画像の処理態様として、FAX通信による送信(図中“FAX通信”)、及び、画像のコピー(図中“コピー”)を例示する。また、処理の回数制限は、コピーの回数制限を例示する。
更に詳細には、処理態様記憶部131には、ICタグT1,T2,…夫々の識別情報に関連付けて、各処理態様での処理が許可されていることを示す情報(図中“○”)、又は禁止されていることを示す情報(図中“×”)が記憶してある。また、処理態様記憶部131には、ICタグT1,T2,…夫々の識別情報に関連付けて、画像がコピーされたコピー回数(図中“コピー回数”)、及びコピーの上限回数(図中“コピー上限回数”)が記憶してある。
例えば、識別情報“TYPE−A”の原稿B1(識別情報“TYPE−A”を記憶しているICタグT1が付与された原稿B1)に対しては、FAX通信による送信及び画像のコピー両方が許可されており、コピーの回数制限はない。このため、識別情報“TYPE−A”に関連付けて、FAX通信が許可されていることを示す情報とコピーが許可されていることを示す情報とが処理態様記憶部131に記憶してあり、コピー回数及び上限回数は記憶されていない。
一方、識別情報“TYPE−C”の原稿B3に対しては、画像のコピーのみが許可されており、コピーの回数制限は5回である。このため、原稿B3のコピー回数が5回未満であるときは、図3(a)に示すように、識別情報“TYPE−C”に関連付けて、FAX通信が禁止されていることを示す情報とコピーが許可されていることを示す情報とコピー回数(例えば“1”)と上限回数“5”とが処理態様記憶部131に記憶してある。また、原稿B3のコピー回数が5回に達したときは、図3(b)に示すように、識別情報“TYPE−C”に関連付けて、FAX通信が禁止されていることを示す情報とコピーが禁止されていることを示す情報とコピー回数“5”と上限回数“5”とが処理態様記憶部131に記憶してある。
以上のようなデータは、例えばMFP1の管理者が操作パネル14を用いてMFP1に入力する。ただし、コピー回数は、CPU10が処理態様記憶部131に記憶させる。
CPU10は、識別情報に基づいて処理態様記憶部131を検索し、検索結果として、各処理態様での処理が許可されていることを示す情報を読み取った場合、許可されている処理に関する入力をユーザが行なうためのファンクションキーを操作部142に設け、許可されている処理を報知する画面(以下、許可画面)を表示部141に表示させる。
逆に、各処理態様での処理が禁止されていることを示す情報を読み取った場合、CPU10は、この処理に関する入力をユーザが行なうためのファンクションキーを操作部142に設けない。操作部142にファンクションキーを全く設けない場合、CPU10は、処理が禁止されていることを報知する画面(以下、禁止画面という)を表示部141に表示させる。
図4は、表示部141に表示される画面及び操作部142に設けられるキーの一例を示す模式図である。FAX通信による送信及び画像のコピーが両方とも許可されている識別情報“TYPE−A”の原稿B1、及び識別情報が付与されていない原稿B5が、ユーザによって周辺領域A内に持ち込まれた場合、操作パネル14の表示部141には図4(a)に示すような許可画面が表示され、また、操作部142にはFAX通信キー14a及びコピーキー14bが設けられる。許可画面には、操作部142に設けられたファンクションキーの位置、及びこのファンクションキーに対応する処理を示す画像(例えば“FAX通信”、“コピー”等の文字)が含まれている。即ち、許可画面には、許可されている処理の種類をユーザに報知する表示内容が含まれている。
また、画像のコピーのみが許可されている識別情報“TYPE−B”の原稿B2が周辺領域A内に持ち込まれた場合、又は、コピー回数が5回未満の状態で識別情報“TYPE−C”の原稿B3が周辺領域A内に持ち込まれた場合、図示はしないが、操作部142にはコピーキー14bが設けられ、FAX通信キー14aは設けられない。また、操作部142に設けられたコピーキー14bに応じた許可画面が表示部141に表示される。
一方、FAX通信による送信及び画像のコピーが両方とも禁止されている“TYPE−D”の原稿B4が周辺領域A内に持ち込まれた場合、又は、コピー回数が5回の状態で識別情報“TYPE−C”の原稿B3が周辺領域A内に持ち込まれた場合、操作パネル14の表示部141には図4(b)に示すような禁止画面が表示され、また、操作部142にはファンクションキーが設けられない。禁止画面には、全ての処理態様での処理が禁止されていることをユーザに報知する表示内容(図中“FAX通信及びコピーは禁止されています”)が含まれている。
FAX通信キー14aが操作された場合、表示部141には許可画面に替えてFAX通信に関する入力指示画面が表示され、また、操作部142にはFAX通信に関するファンクションキーが設けられて、宛先のFAX番号、解像度等、処理内容の受け付けが行なわれる。FAX通信を行なう場合、CPU10は、読取部181の画像読取位置にセットされた原稿を読取部181で読み取ってなる通常画像をCODEC19へ入力することによって、所定の符号化方式で符号化されたFAX画像に変換し、変換したFAX画像を画像メモリ20に記憶させる。次いでCPU10は、画像メモリ20に記憶させたFAX画像を読み出して、操作部142で受け付けた宛先のFAX番号を有するFAX装置へ電話回線Pを介して送信する。
また、コピーキー14bが操作された場合、FAX通信キー14aが操作された場合と同様に、操作パネル14には画像のコピーに関する入力指示画面の表示がなされ、ファンクションキーが設けられて、濃度、拡大/縮小倍率等、処理内容の受け付けが行なわれる。コピーを行なう場合、CPU10は、読取部181の画像読取位置にセットされた原稿を読取部181で読み取ってなる通常画像を画像メモリ20に記憶させ、画像メモリ20に記憶させた通常画像を読み出して記録部21へ入力することによってプリントアウトする。
図5及び図6は、CPU10が実行する許可/禁止判定処理の手順を示すフローチャートである。CPU10は、図4(a)に示すような許可画面を表示部141に表示させ、更にFAX通信キー14a及びコピーキー14bの両方(以下、両キーという)を操作部142に設ける(S11)。
また、CPU10は、タグリーダ23が識別情報を読み取ったか否かを判定する(S12)。タグリーダ23が識別情報を読み取った場合(S12でYES)、CPU10は、タグリーダ23が読み取った識別情報に基づいて処理態様記憶部131を検索し(S13)、S12でタグリーダ23が読み取った識別情報に関連付けて、各処理態様での処理が許可されていることを示す情報が1個以上、処理態様記憶部131に記憶してあるか否かを判定する(S14)。
各処理態様での処理が許可されていることを示す情報が処理態様記憶部131に全く記憶されていない場合(S14でNO)、CPU10は、図4(b)に示すような禁止画面を表示部141に表示させ、更に、両キーを操作部142に設けないようにする(S15)。
更にCPU10は、S12で読み取った識別情報をタグリーダ23が読み取ったか否かを判定する(S16)。この識別情報を読み取った場合(S16でYES)、S12で読み取った識別情報に係る原稿がまだ周辺領域A内に存在するため、CPU10は原稿が周辺領域A内から持ち去られるまで待機する。また、S12で読み取った識別情報をタグリーダ23が読み取っていない場合(S16でNO)、この識別情報に係る原稿が周辺領域A内から持ち去られたため、CPU10は処理をS11へ戻す。
S12でタグリーダ23が読み取った識別情報に関連付けて、各処理態様での処理が許可されていることを示す情報が1個以上記憶してある場合(S14でYES)、CPU10は、許可されている処理に対応するファンクションキー(FAX通信キー14a及びコピーキー14bの両方又は一方。以下、許可キーという)を操作部142に設け(S17)、許可されている処理に対応する許可画面を表示部141に表示させる。
更に、CPU10は、S17で設けた許可キーが操作されたか否かを判定し(S18)、操作されていない場合(S18でNO)、S12で読み取った識別情報をタグリーダ23が読み取ったか否かを判定する(S19)。この識別情報を読み取った場合(S19でYES)、S12で読み取った識別情報に係る原稿がまだ周辺領域A内に存在するため、CPU10は処理をS18へ戻す。また、S12で読み取った識別情報をタグリーダ23が読み取っていない場合(S19でNO)、この識別情報に係る原稿が周辺領域A内から持ち去られたため、CPU10は処理をS11へ戻す。
タグリーダ23が識別情報を読み取っていない場合(S12でNO)、CPU10は、S11で設けた両キーの内の一方が操作されたか否かを判定し(S20)、操作されていない場合(S20でNO)、処理をS12へ戻す。
S11で設けた両キーの内の一方が操作された場合(S20でYES)、又は、S17で設けた許可キーが操作された場合(S18でYES)、CPU10は、操作されたFAX通信キー14a又はコピーキー14bに応じて、FAX通信による送信に係る処理内容(宛先のFAX番号、解像度等)又はコピーに係る処理内容(濃度、コピー枚数等)を受け付ける(S21)。更に、CPU10は、読取部181の画像読取位置にセットされた原稿を読取部181で読み取り(S22)、読み取った通常画像を画像メモリ20に記憶させる(S23)。
次いで、CPU10は、読み取った画像に対する処理を実行する(S31)。具体的には、画像メモリ20に記憶させた通常画像をFAX画像に変換してFAX通信で外部へ送信するか、又は、画像メモリ20に記憶させた通常画像を記録用紙に形成する。S31の処理完了後、CPU10は、画像メモリ20に記憶させた通常画像を消去する(S32)。
また、CPU10は、S12でタグリーダ23が識別情報を読み取ったか否かを判定し(S33)、読み取った場合(S33でYES)、S31で処理した通常画像はICタグT1〜T3が付与されている原稿B1〜B3から読み取った画像であるため、読み取った識別情報に関連付けて処理態様記憶部131にコピーの上限回数が記憶されているか否かを判定する(S34)。
上限回数が記憶されている場合(S34でYES)、S31で処理した通常画像は原稿B3から読み取った画像であるため、CPU10は、S12で読み取った識別情報に関連付けて処理態様記憶部131に記憶してあるコピー回数をインクリメントし(S35)、更に、インクリメントされたコピー回数が、前記上限回数以上になったか否かを判定する(S36)。コピー回数≧上限回数である場合(S36でYES)、原稿B3の画像のコピー回数が上限に達したため、CPU10は、S12で読み取った識別情報に関連付けて、コピーが許可されていることを示す情報に上書きして、コピーが禁止されていることを示す情報を処理態様記憶部131に記憶させ(S37)、処理をS11へ戻す。これ以降、MFP1において原稿B3の画像はコピー不可能になる。
S35でインクリメントされたコピー回数が、S12で読み取った識別情報に関連付けて処理態様記憶部131に記憶してある上限回数未満である場合(S36でNO)、原稿B3の画像のコピー回数はまだ上限に達していないため、CPU10は、S37の処理を行なわずに、処理をS11へ戻す。
S12でタグリーダ23が読み取った識別情報に関連付けて処理態様記憶部131にコピーの上限回数が記憶されていない場合(S34でNO)、S31で処理した通常画像は、コピーの回数制限がない原稿B1,B2の画像であるため、CPU10は、S35〜S37の処理を行なわずに、処理をS11へ戻す。
S12でタグリーダ23が識別情報を読み取っていない場合(S33でNO)、S31で処理した通常画像は、ICタグが付与されていない原稿B5の画像であるため、CPU10は、S34〜S37の処理を行なわずに、処理をS11へ戻す。
以上のような許可/禁止判定処理におけるMFP1は、原稿の画像を読み取り、読み取った画像を、該画像に対して許可されている処理態様で処理(読み取った画像の外部への送信、又は読み取った画像のプリントアウト)する画像処理装置として機能する。また、タグリーダ23は、識別情報が付与されている原稿に付与された識別情報を読み取る識別情報読取手段、即ち原稿に付与されている記憶媒体(ICタグ)に記憶してある識別情報を非接触で読み取る識別情報読取手段として機能する。
更に、処理態様記憶部131は、原稿に付与される識別情報、及び、原稿から読み取った画像に対して禁止されている処理態様を関連付けて記憶する処理態様記憶手段として機能し、更に、原稿に付与される識別情報、原稿から読み取った画像に対する処理態様、及び、該処理の許可又は禁止を関連付けて記憶する許可/禁止記憶手段としても機能する。
更にまた、S14,S15,S17におけるCPU10は、前記識別情報読取手段が前記原稿に付与された識別情報を読み取った場合、読み取った識別情報に関連付けて前記処理態様記憶手段に記憶されている処理態様で、読み取った画像を処理しないようにする処理禁止手段として機能する。
更に、S14,S15,S17におけるCPU10は、前記識別情報読取手段が前記原稿に付与された識別情報を読み取った場合、読み取った識別情報に関連付けて前記許可/禁止記憶手段に前記処理の許可が記憶されているとき、前記識別情報に関連付けて前記許可/禁止記憶手段に記憶されている処理態様で、読み取った画像を処理する許可処理手段としても機能する。更にまた、前記CPU10は、前記識別情報読取手段が前記原稿に付与された識別情報を読み取った場合、読み取った識別情報に関連付けて前記許可/禁止記憶手段に前記処理の禁止が記憶されているとき、前記識別情報に関連付けて前記許可/禁止記憶手段に記憶されている処理態様で、読み取った画像を処理しないようにする禁止処理手段としても機能する。
また、S35におけるCPU10は、前記識別情報読取手段が前記原稿に付与された識別情報を読み取った場合、読み取った識別情報に関連付けて、読み取った画像を所定の処理態様で処理した処理回数を計数する計数手段として機能する。
更に、S37におけるCPU10は、前記計数手段が計数した処理回数が所定回数以上になった場合、前記識別情報に関連付けて、前記処理態様を、前記画像に対して禁止されている処理態様として前記処理態様記憶手段に記憶させる処理追加手段として機能する。
以上のようなMFP1は、ICタグT1,T2,…を利用して、原稿の画像に対する処理を制限することができる(コピー禁止、送信禁止、回数制限、禁止された処理の報知)。これにより、正確なパスワードの入力、正規のキーカウンタの挿入等を行なうことなく、社外秘、社内秘等、コピー不可又は外部への送信不可の画像を有する原稿を、部外者が勝手にコピー又は送信することを防止することができる。また、ICタグT1,T2,…に記憶してある識別情報に基づいて、個々の原稿の画像に対してコピーの許可/禁止を判定することができるため、例えばOCRソフトを用いた画像の解析を行なうことなく、正規のユーザが誤って又は悪意をもって、コピー不可又は外部への送信不可の画像を有する原稿をコピー又は送信することを防止することができる。
更に、コピーされた画像、又は外部へ送信された画像には、識別情報が付与されないため、不要な識別情報をコピーし、又は外部へ送信することを防止することができる。
実施の形態 2.
図7は、本発明の実施の形態2に係る画像処理装置としてのMFP1の構成を示すブロック図であり、図8は、MFP1に対して使用される原稿の一例を示す説明図である。MFP1のユーザは、シート状の原稿P1,P2、又は図示しないシート状の原稿P3の画像をMFP1でコピーし、又はファクシミリ通信で外部へ送信する。原稿P1,P2は、社外秘、社内秘等の内容を含んでいるためコピー及び外部への送信を制限する必要がある。このため、夫々に、内容の重要度、著作権等に応じて、コピー又は外部への送信の可否、コピーの回数制限の有無、コピー回数の上限等が予め設定されている。原稿P3は社外秘、社内秘等の内容を含まないため、コピー及び外部への送信を制限する必要はない。
原稿P1,P2夫々にはバーコードC1,C2夫々が付与されており、原稿P3には付与されていない。バーコードC1,C2は、夫々図3に示す“TYPE−A”,“TYPE−B”等のような識別情報を示す1次元コードである。バーコードC1は、原稿P1の余白に直接的に形成されることによって原稿P1に付与してあり、バーコードC2は、原稿P2の余白に、バーコードC2が形成されたシートSが貼付されることによって原稿P2に付与してある。ここで、バーコードC1,C2の原稿P1,P2に対する付与位置は略同一である。
バーコードC1は、例えば原稿P1となすべき記録用紙にMFP1の記録部21で画像を形成する際、該画像と同時的に記録用紙に形成される。一方、バーコードC2は、原稿P2とは別個に、例えばMFP1の記録部21でシートSに形成される。このため、バーコードC2は、例えばバーコードC1の上から貼付することも可能である。
ところで、MFP1は、MFP1にセットされた書類を読取部182の画像読取位置へ自動的に搬送する図示しない自動搬送装置を備える。バーコードC1,C2の厚みは存在しないか、原稿P1,P2の厚みと同程度の小ささであるため、原稿P1,P2にバーコードC1,C2を付与した場合でも、自動搬送装置による原稿P1,P2の搬送がバーコードC1,C2によって阻害されることはない。
なお、複数枚のシート状の原稿1セットに対し、各原稿に夫々バーコードを付与する構成でもよく、最初の1枚にのみバーコードを設け、このバーコードが示す識別情報を、1セットの原稿全部に適用してもよい。以下では、各原稿に夫々バーコードを付与する場合を例示する。
処理態様記憶部131には、実施の形態1と同様にして、バーコードC1,C2夫々の識別情報に関連付けて、各処理態様での処理が許可されていることを示す情報、又は禁止されていることを示す情報が記憶してある。また、処理態様記憶部131には、バーコードC1,C2夫々の識別情報に関連付けて、画像がコピーされたコピー回数、及びコピーの上限回数が記憶してある。
MFP1の読取部182は、読取部182の画像読取位置にセットされた原稿の画像を光学的に読み取る。読み取られた画像(通常画像)は画像メモリ20に記憶される。CPU10は、画像メモリ20に記憶された通常画像の所定位置の画像がバーコードの画像であるか否か(即ちバーコードの有無)を判定し、バーコードである場合は、このバーコードが示す識別情報を読み取る。なお、読取部182にバーコードリーダを備え、バーコードリーダが、読み取ったバーコードが示す識別情報をCPU10へ出力してもよい。この場合、識別情報が入力されないときに、CPU10は原稿にバーコードが付与されていないと判定する。
なお、バーコードの代わりに、例えば2次元コードであるQRコードを用いてもよく、この場合も同様にMFP1を構成することができる。
図9は、CPU10が実行する許可/禁止判定処理の手順を示すフローチャートである。CPU10は、図4(a)に示すような許可画面を表示部141に表示させ、更に、両キー(FAX通信キー14a及びコピーキー14bの両方)を操作部142に設ける(S51)。CPU10は、S51で設けた両キーの一方が操作されたか否かを判定し(S52)、操作されていない場合(S52でNO)、操作されるまで待機する。
両キーの一方が操作された場合(S52でYES)、CPU10は、操作されたFAX通信キー14a又はコピーキー14bに応じて、FAX通信による送信に係る処理内容(宛先のFAX番号、解像度等)又はコピーに係る処理内容(濃度、コピー枚数等)を受け付ける(S53)。更に、CPU10は、読取部182の画像読取位置にセットされた原稿を読取部182で読み取り(S54)、読み取った通常画像を画像メモリ20に記憶させる(S55)。
CPU10は、画像メモリ20に記憶させた通常画像におけるバーコードの有無を判定し(S56)、バーコードが存在している場合(S56でYES)、通常画像中のバーコードから識別情報を読み取る(S57)。
更に、CPU10は、S57で読み取った識別情報に基づいて処理態様記憶部131を検索し(S58)、読み取った識別情報に関連付けて、S52で操作されたファンクションキーに対応する処理が許可されていることを示す情報が、処理態様記憶部131に記憶してあるか否かを判定する(S59)。
S52で操作されたファンクションキーに対応する処理が禁止されていることを示す情報が処理態様記憶部131に記憶されている場合(S59でNO)、CPU10は、所定時間の間、S52で操作されたファンクションキーに対応する処理が禁止されていることをユーザに報知する禁止画面を表示部141に表示させ(S60)、画像の処理を行なわずに、S55で画像メモリ20に記憶させた通常画像を消去して(S61)、処理をS51へ戻す。
S52で操作されたファンクションキーに対応する処理が許可されていることを示す情報が処理態様記憶部131に記憶されている場合(S59でYES)、CPU10は処理を図6に示すS31へ移して、実施の形態1と同様に許可された処理を実行し、S32で画像メモリ20に記憶させた通常画像を消去する。更に、コピー回数に制限がある場合はコピー回数をインクリメントし、コピー回数が上限回数に達した場合は、コピーを禁止する。S31〜S37の処理完了後、CPU10は、処理をS51へ戻す。
S55で画像メモリ20に記憶させた通常画像にバーコードが含まれていない場合(S56でNO)、CPU10は処理をS31へ移して、実施の形態1と同様に許可された処理を実行し、S32で画像メモリ20に記憶させた通常画像を消去してから、処理をS51へ戻す。
以上のような許可/禁止判定処理におけるMFP1は、原稿の画像を読み取り、読み取った画像を、該画像に対して許可されている処理態様で処理(読み取った画像の外部への送信、又は読み取った画像のプリントアウト)する画像処理装置として機能する。また、読取部182及びCPU10は、識別情報が付与されている原稿に付与された識別情報を読み取る識別情報読取手段、即ち原稿に付与された1次元コードが示す識別情報を読み取る識別情報読取手段として機能する。更に、処理態様記憶部131は、原稿に付与される識別情報、及び、原稿から読み取った画像に対して禁止されている処理態様を関連付けて記憶する処理態様記憶手段として機能する。
更に、S59でNOの場合のCPU10は、前記識別情報読取手段が前記原稿に付与された識別情報を読み取った場合、読み取った識別情報に関連付けて前記処理態様記憶手段に記憶されている処理態様で、読み取った画像を処理しないようにする処理禁止手段として機能する。
その他、実施の形態1に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
以上のようなMFP1は、バーコードC1,C2を利用して、原稿の画像に対する処理を制限することができる(コピー禁止、送信禁止、回数制限、禁止された処理の報知)。これにより、正確なパスワードの入力、正規のキーカウンタの挿入等を行なうことなく、社外秘、社内秘等、コピー不可又は外部への送信不可の画像を有する原稿を、部外者が勝手にコピー又は送信することを防止することができる。また、バーコードC1,C2が示す識別情報に基づいて、個々の原稿の画像に対してコピーの許可/禁止を判定することができるため、例えばOCRソフトを用いた画像の解析を行なうことなく、正規のユーザが誤って又は悪意をもって、コピー不可又は外部への送信不可の画像を有する原稿をコピー又は送信することを防止することができる。
更に、コピーされた画像、又は外部へ送信された画像にもバーコードが付与されるため、コピーされた画像、又は外部へ送信された画像のコピー及び送信も、バーコードによって制限することができる。
なお、バーコードを削除してから画像をコピー又は送信してもよい。また、バーコードの原稿に対する付与位置が原稿毎に異なる構成でもよいが、この場合、バーコードの読み取りに長時間を要する。更に、例えばシート状の原稿の表面にのみ画像が形成されている場合、裏面にバーコードを付与する構成でもよい。この場合、バーコードの読み取りの際に、画像とバーコードとの切り分けが容易であり、しかも、原稿の表面に、画像以外の不要な情報が含まれない。
更にまた、バーコードを書籍の背表紙、裏表紙等に付与してもよい。この場合、例えば、バーコードの読み取りを行なってから、コピー/送信が許可されている場合に、書籍の中身のコピー/送信を行なうことができ、コピー/送信が禁止されている場合には、画像の無駄な読み取りを行なう必要がない。
更に、ICタグの識別情報を読み取れなかった場合に、1次元コード又は2次元コードを読み取る構成としてもよい。
本発明の実施の形態1に係る画像処理装置としてのMFPを備える通信システムの構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係るMFPの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るMFPが備える処理態様記憶部に記憶してあるデータの一例を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係るMFPが備える表示部に表示される画面及び操作部に設けられるキーの一例を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係るMFPのCPUが実行する許可/禁止判定処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係るMFPのCPUが実行する許可/禁止判定処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る画像処理装置としてのMFPの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係るMFPに対して使用される原稿の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態2に係るMFPのCPUが実行する許可/禁止判定処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 MFP(画像処理装置)
10 CPU
131 処理態様記憶部(処理態様記憶手段)
17 モデム
182 読取部(識別情報読取手段)
21 記録部
23 タグリーダ(識別情報読取手段)
C1,C2 バーコード(1次元コード)
T1,T2,T3,T4 ICタグ(記憶媒体)

Claims (6)

  1. 原稿の画像を読み取り、読み取った画像を、該画像に対して許可されている処理態様で処理する画像処理装置であって、
    識別情報が付与されている原稿に付与された識別情報を読み取る識別情報読取手段と、
    原稿に付与される識別情報、及び、原稿から読み取った画像に対して禁止されている処理態様を関連付けて記憶する処理態様記憶手段と、
    前記識別情報読取手段が前記原稿に付与された識別情報を読み取った場合、読み取った識別情報に関連付けて前記処理態様記憶手段に記憶されている処理態様で、読み取った画像を処理しないようにする処理禁止手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記禁止されている処理態様での処理は、読み取った画像のプリントアウト、又は読み取った画像の外部への送信であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 識別情報が付与されている原稿に付与された識別情報を読み取る識別情報読取手段と、
    原稿に付与される識別情報、原稿から読み取った画像に対する処理態様、及び、該処理の許可又は禁止を関連付けて記憶する許可/禁止記憶手段と、
    前記識別情報読取手段が読み取った識別情報に関連付けて前記許可/禁止記憶手段に前記処理の許可が記憶されている場合、前記識別情報に関連付けて前記許可/禁止記憶手段に記憶されている処理態様で、読み取った画像を処理する許可処理手段と、
    前記識別情報読取手段が読み取った識別情報に関連付けて前記許可/禁止記憶手段に前記処理の禁止が記憶されている場合、前記識別情報に関連付けて前記許可/禁止記憶手段に記憶されている処理態様で、読み取った画像を処理しないようにする禁止処理手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  4. 前記識別情報読取手段が前記原稿に付与された識別情報を読み取った場合、読み取った識別情報に関連付けて、読み取った画像を所定の処理態様で処理した処理回数を計数する計数手段と、
    該計数手段が計数した処理回数が所定回数以上になった場合、前記識別情報に関連付けて、前記処理態様を、前記画像に対して禁止されている処理態様として前記処理態様記憶手段に記憶させる処理追加手段と
    を備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の画像処理装置。
  5. 原稿に付与されている識別情報は、原稿に付与されている記憶媒体に記憶してある識別情報であり、
    前記識別情報読取手段は、前記記憶媒体に記憶してある識別情報を非接触で読み取るようにしてあることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の画像処理装置。
  6. 原稿に付与されている識別情報は、原稿の所定位置に付与されている1次元コード又は2次元コードを用いてなり、
    前記識別情報読取手段は、原稿の所定位置に付与されている1次元コード又は2次元コードが示す識別情報を読み取るようにしてあることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の画像処理装置。
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