JP2006074490A - 制御処理装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

制御処理装置及びこれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザーに面倒な作業を要求することなく、ユーザー毎に簡単かつ低コストで特定原稿画像を含む特定文書に対する画像形成処理などの利用機能を制限すること。
【解決手段】 コピー機能を含む複数の機能を搭載した複合機100において、画像処理部109で入力された画像データ内の特定画像データを検出すると共に、検出エリア内に入ったユーザーが携帯したメモリカード116から当該ユーザーの認識情報をRFID制御部110で読み取り、メイン制御部105でこの読み取った認識情報に基づいて認証したユーザーについて予め設定した利用機能制限情報にしたがって当該認証ユーザーにおける特定画像データが検出された画像データに対する利用可能な機能を制限する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、機密文書などの特定文書に対する画像形成処理などの利用機能を制限する制御処理装置及びこれを備えた画像形成装置に関する。
近年の画像形成装置(プリンタ、FAX、複写機、複合機など)においては、画像形成装置の画質の向上及び搭載機能の多機能化(画像データの読取り、編集、印字、送信、ファイリングなど)に伴い、ユーザーに応じて機密文書やカラー文書などの特定原稿画像が含まれている特定文書に対する画像形成処理などの利用機能を制限するものが知られている。
具体例として、カラー複写機のスキャナ部で読み取った原稿画像データに特定原稿画像が含まれていると、当該原稿画像のプリンタ部での複写を禁止するカラー複写機が提案されている。複写が禁止状態となったカラー複写機の顧客から連絡をコントロールセンターが受け取ると、当該カラー複写機のパスワードを顧客に通知し、顧客がカラー複写機に当該パスワードを入力すると、カラー複写機は、禁止していた複写を解除して、当該原稿画像を複写する(例えば、特許文献1参照)。
また、ユーザーにRFID(Radio Frequency-Identification)カードを携帯させると共に機密文書にもRFIDシートを貼り付け、複写機にリーダ・ライタを設けて給紙台にセットされた文書のRFIDシートと、複写機の前にいるユーザーのRFIDカードとを読み取る複写機が提案されている。かかる複写機においては、ユーザーのRFIDカードから読み取った当該ユーザーのアクセス権が、給紙台上の文書のRFIDシートから読み取った当該文書の機密レベルより高い場合にのみ、複写機がその文書の複写を行えるように制御する(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−50525号公報(図1) 特開2001−160117号公報(図2)
しかし、かかる従来の技術では以下の問題が生じる。
即ち、読み取った原稿画像データに特定原稿画像が含まれていると認識するとプリンタ部での複写を禁止し、顧客からのパスワードの入力を待って当該原稿画像を複写する場合は、顧客はコントロールセンターに連絡し、さらにコントロールセンターから受け取ったパスワードを入力するという一連の面倒な作業を必要とする問題があった。
また、ユーザーのRFIDカードから読み取った当該ユーザーのアクセス権が、給紙台上の文書のRFIDから読み取った当該文書の機密レベルより高い場合にのみ、複写機がその文書の複写を行えるようにする場合は、特定文書にRFIDシートを貼り付けるという面倒な作業を必要とすると共にコストアップに繋がり、また特定文書の品位を低下させるといった問題があった。
本発明は、以上のような問題点に鑑みて為されたものであり、ユーザーに面倒な作業を要求することなく、ユーザー毎に簡単かつ低コストで特定原稿画像を含む特定文書に対する画像形成処理などの利用機能を制限することができる制御処理装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、入力された画像データ内の特定画像データを検出すると共に、検出エリア内に入ったユーザーが携帯したメモリカードに対して電磁波信号を送信しユーザーの認識情報を読み取り、このメモリカードから読み取った認識情報に基づいて認証したユーザーについて予め設定した利用機能制限情報にしたがって当該認証ユーザーにおける特定画像データが検出された画像データに対する利用可能な機能を制限するようにしたものである。
本発明に係る複合機によれば、ユーザーに面倒な作業を要求することなく、ユーザー毎に簡単かつ低コストで特定原稿画像を含む特定文書に対する画像形成処理などの利用機能を制限することができる。
本発明の第1の態様に係る制御処理装置は、入力された画像データ内の特定画像データを検出する検出手段と、検出エリア内に入ったユーザーが携帯したメモリカードに対して電磁波信号を送信しユーザーの認識情報を読み取る情報読取手段と、前記メモリカードから読み取った認識情報に基づいて認証したユーザーについて予め設定した利用機能制限情報が格納される記憶手段と、前記利用機能制限情報にしたがって当該認証ユーザーの前記特定画像データが検出された画像データに対する利用可能な機能を制限する制御手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、メモリカードから読み取った認識情報に基づいて認証したユーザーについて、予め設定された利用機能制限情報にしたがって特定画像データが検出された画像データに対して利用可能な機能を制限する。これにより、本体装置に搭載した種々の機能についてユーザー毎に簡単に特定画像データが検出された画像データに対する利用機能制限を設定することができる。この結果、任意のユーザーにより本体装置における特定画像データが検出された画像データに対する種々の機能が無制限に利用される事態を回避することができる。
また、特定画像データは、入力された画像データから検出される。これにより、特定画像データを検出するために特別なRFIDなどのシールを必要とせず、通常の画像の一部から検出することができる。この結果、ユーザーに面倒な作業を要求することもなく、コストアップも防止できると共に、特定画像データを含む特定文書の品位が低下するのを防止することができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様に係る制御処理装置において、前記利用機能制限情報によって利用制限されている機能がユーザーによって選択された場合、前記制御手段は、前記利用機能制限情報にしたがって代替可能な利用機能を実施する構成を採る。
この構成によれば、利用機能制限情報によって利用制限されている機能がユーザーによって選択された場合、利用機能制限情報にしたがって代替可能な利用機能が実施される。このため、単に利用機能を制限するだけでなく代替可能な利用機能を実施させることができる。この結果、任意のユーザーにより本体装置における特定画像データが検出された画像データに対する種々の機能が無制限に利用される事態を回避しつつ、ユーザーの利便性も維持することができる。
本発明の第3の態様は、第2の態様に係る制御処理装置において、前記制御手段は、前記代替可能な利用機能を実施する際、必要となる画像処理を行う構成を採る。
この構成によれば、代替可能な利用機能を実施する際、必要となる画像処理が行われるので、ユーザーに特別な処理を要求することなく代替可能な利用機能することができる。
本発明の第4の態様は、第3の態様に係る制御処理装置において、前記制御手段は、前記必要となる画像処理として画像データの特性を変換する画像変換処理を行う構成を採る。
この構成によれば、必要となる画像処理として画像データの特性を変換する画像変換処理が行われるので、画像形式の変換を必要とする代替可能な利用機能を実施することができる。例えば、特定画像データとしてカラーデータを含む画像データの複写が指示された場合において、カラーデータの複写が利用制限される一方、白黒データの複写が許容される場合にはカラーデータを白黒データに変換して複写を実施することが可能である。
本発明の第5の態様は、第1の態様に係る制御処理装置において、前記利用機能制限情報によって利用制限されている機能がユーザーによって選択された場合、当該機能は利用制限されている旨のメッセージを出力する構成を採る。
この構成によれば、特定画像データに対し利用制限されている機能がユーザーによって選択されると、当該機能は利用制限されている旨のメッセージが出力されるので、ユーザーに対して当該機能を利用できないことを容易に認識させることができ、次の処理を促すことができる。
本発明の第6の態様は、第1の態様に係る制御処理装置において、前記特定画像データが検出された画像データに対する利用機能を制限せずに実施した場合、前記制御手段は、当該実施に係る利用機能、画像データの種類及び認証ユーザーを前記記憶手段に記憶させる構成を採る。
この構成によれば、特定画像データが検出された画像データに対する利用機能を制限せずに実施した場合の利用機能や画像データの種類等が記憶されるので、当該記憶された情報の履歴を読み出すことにより、認証したユーザーと機密情報などの特定画像データとに対する利用機能状況を随時モニタリングすることができる。この結果、機密情報などの特定画像データに対するリスク管理をさらに徹底することができる。
本発明の第7の態様は、第1の態様に係る制御処理装置において、前記特定画像データは、特定形状あるいは特定文字の画像データである構成を採る。
この構成によれば、特定画像データは特定形状あるいは特定文字で構成されるので、特定画像データを含む特定文書であることがユーザーに容易かつ確実に認識され、また特定画像データの検出を簡単かつ確実に行うことができる。さらに、画像データ内に文字画像データとして付加されているので、特定文書の品位を低下させることはない。
本発明の第8の態様は、第7の態様に係る制御処理装置において、前記特定画像データは、特定色の画像データである構成を採る。
この構成によれば、特定画像データは特定色で構成されるので、特定画像データを含む特定文書であることをユーザーがより容易かつ確実に認識することができる。
本発明の第9の態様は、第1の態様に係る制御処理装置において、前記特定画像データは、カラーデータを含む画像データである構成を採る。
この構成によれば、特定画像データはカラーデータを含む画像データで構成されるので、特定画像データを含む特定文書であることがユーザーに容易かつ確実に認識され、また特定画像の検出を簡単かつ確実に行うことができる。
本発明の第10の態様に係る画像形成装置は、第1から第9のいずれかの態様に係る制御処理装置を備えた構成を採る。
この構成によれば、画像形成装置において、第1から第9のいずれかの態様に係る制御処理装置の効果を得ることができる。
図1は、本実施の形態に係る制御処理装置を搭載する複合機100の主要な構成を示すブロック図である。
同図に示すように、本実施の形態に係る複合機100は、装置全体の制御を行うと共に入力された画像データの画像処理などを行う制御処理装置101、原稿台に載置された原稿の読取りを行う読取り装置102、読取り装置102で読み取った画像データやPSTN又はLAN経由で受け取った画像データの印字を行う印字装置103及び本複合機100へのユーザーからの操作入力を受け付けると共に現在のステータス等を表示するパネル装置104を備える。
制御処理装置101は、メイン制御部105、プログラムメモリ106、データメモリ107、読取り制御部108、画像処理部109及びRFID制御部110を備える。
メイン制御部105は、制御処理装置101の制御を行うと共に本複合機100全体の制御を行う。各種の制御を行う際、メイン制御部105は、プログラムメモリ106に格納された制御プログラムを読み込んで実行する。制御プログラムの実行の際、データメモリ107を作業領域として用いる。読取り制御部108は、メイン制御部105の制御の下、読取り装置102の制御を行う。
画像処理部109は、読取り装置102のCCDセンサ111から出力される画像データ内における特定画像データ(後述)の有無の判定やその特定画像データに応じた画像変換処理等を行う。画像処理部109により画像処理が行われた画像データは、印字装置103の印字制御部112に入力され、LSU113を介して感光体ドラム114の表面上に顕像化される。
RFID制御部110は、アンテナ115を備え、検出エリア内に入ったユーザーが携帯するメモリカード116内に記録されたユーザーの認識情報を読み取る。メモリカード116は、RFIDチップ117を内蔵し、アンテナ118を介してRFID制御部110に対してカード内に登録されたデータ(以下、適宜「登録データ」という)を送信する。
パネル装置104は、メイン制御部105の制御の下、パネル装置全体の制御を行うパネル制御部119を備える。パネル制御部119は、操作キーや大型タッチパネルからの入力を受け付ける一方、タッチパネル等の表示パネルにおける表示を制御する。
また、複合機100は、FAX制御部120、LAN制御部121及びファイル制御部122を備える。FAX制御部120、LAN制御部121及びファイル制御部122は、メイン制御部105の制御の下、以下の制御を行う。FAX制御部120は、PSTNを介してファクシミリデータの通信制御を行う。LAN制御部121は、LAN上に接続されたサーバーやパーソナルコンピュータ(以下、「PC」という)との通信制御を行う。ファイル制御部122は、ハードディスク(HD)等の記憶手段123へのファイルの登録、編集及び削除等の処理を行う。
図2は、本実施の形態に係る制御処理装置101が有する画像処理部109の構成を示すブロック図である。
同図に示す画像処理部109において、読み取り画像処理回路201は、読取り装置102から受信した画像データに対してシェーディング補正処理及びスキャナγ変換処理を行う。シェーディング補正処理においては、光量のばらつき補正及びCCDセンサ111の特性のばらつき補正を行う。スキャナγ変換処理においては、印字装置103で扱い易いように読取り画像データを反射率データから濃度データにγ変換する。
特定画像検出回路202は、読み取り画像処理回路201から受け取った画像データ内の特定画像データを検出する。特定画像データとは、本複合機100における各機能の利用の制限対象となる画像データをいう。例えば、機密文書を示す画像データやカラー画像データが特定画像データに該当する。前者は機密文書の自由な複写やファクシミリ送信等がもたらす不利益を回避するためであり、後者はカラー画像の自由な複写等に起因するコストアップを回避するために特定画像データとして設定される。
図2に示すように特定画像検出回路202には、特定画像データメモリ203及び画像メモリ204が接続される。特定画像データメモリ203には、予め特定画像データのサンプルデータが格納されている。一方、画像メモリ204には、読み取り画像処理回路201から受け取った画像データが格納される。特定画像検出回路202は、両者のメモリに格納された画像データのマッチング処理を行うことで、読み取り画像処理回路201から受け取った画像データ内の特定画像データを検出する。
ここで、特定画像データメモリ203に格納される特定画像データのサンプルデータについて説明する。図3は、特定画像データメモリ203に格納される特定画像データのサンプルデータの一例を示す図である。
同図においては、機密文書を示す画像データとしての特定画像データのサンプルデータを示している。図3(a)は、「秘密として扱うこと」を示す特定文字からなる特定画像データ(特定画像データA)を示している。また、図3(b)は、「厳しく守らなければならない秘密として扱うこと」を示す特定文字からなる特定画像データ(特定画像データB)を示している。さらに、図3(c)は、「複写を禁止する」の意味を示す特定形状からなる特定画像データを示している。
なお、特定画像データがカラー画像データの場合は、読取り装置102で読み取った画像データのRGB成分を分析し、その各色成分が予め定めておいた閾値以上であればカラー画像データ(特定画像データ)として認識するようにしている。
編集・変換等画像処理回路205は、特定画像検出回路202から受け取った画像データの編集や変換等の画像処理を行う。特に、編集・変換等画像処理回路205は、特定画像データが検出された画像データに対して指示された機能が制限された場合に、当該画像データに対し編集や変換等の画像処理を行う。画像処理を行う際、編集・変換等画像処理回路205は、その作業領域として画像メモリ206を利用する。なお、特定画像検出回路202から入力された画像データが、特定画像データが検出された画像データでない場合には、編集・変換等画像処理回路205は、画像処理を行うことなく当該画像データを印字画像処理回路207に出力する。
印字画像処理回路207は、編集・変換等画像処理回路205から受け取った画像データに対してハーフトーン変換処理、印字領域処理及びプリンタγ変換処理を行う。ハーフトーン変換処理においては、画像データに対して印字装置103の印字能力に応じた擬似階調変換処理を行う。印字領域処理においては、マージン処理における白色データの付加や、ブック処理におけるマスク処理などを行う。プリンタγ変換処理においては、印字装置103の印字特性に合わせて出力データをγ変換する。
図4は、本実施の形態に係る制御処理装置101が有するRFID制御部110及びRFID制御部110の検出対象となるメモリカード116の構成について示すブロック図である。
同図に示すように、RFID制御部110は、制御回路401、変復調回路402及びアンテナ115を備えている。制御回路401は、メモリカード116に記憶された登録データ(認識情報)を読み書きするための制御を行う。変復調回路402は、制御回路401から指示されたメモリカード116との間で通信する信号の変復調を行う。変復調回路402で変調された信号は、アンテナ115を介してメモリカード116に送出される。一方、メモリカード116からアンテナ115を介して到来する信号が変復調回路402で復調された後、制御回路401に出力される。
一方、メモリカード116は、制御回路403、メモリ404、変復調回路405、コンデンサ406及びアンテナ118を備えている。制御回路403は、RFID制御部110からのメモリカード116内の登録データに対する読み書き指示に応じた処理を行うための制御を行う。メモリ404は、登録データとして、本メモリカード116を携帯するユーザーの認識情報(ユーザーID)を記憶する。制御回路403は、RFID制御部110からの指示に応じてメモリ404に記憶された認識情報の読み出し又は書き込みを行う。変復調回路405は、制御回路403から指示されたRFID制御部110との間で通信する信号の変復調を行う。変復調回路405で変調された信号は、アンテナ118を介してRFID制御部110に送出される。一方、RFID制御部110からアンテナ118を介して到来する信号が変復調回路405で復調された後、制御回路403に出力される。コンデンサ406は、RFID制御部110からアンテナ118を介して供給される電磁波エネルギーを電力として蓄える。
図5は、本実施の形態に係る複合機100の機能ブロック図である。同図においては、ネットワークの一部も図示している。また、本実施の形態に係る複合機100は、プリンタ機能、コピー機能、スキャナ機能、FAX機能、電子メール機能及びファイリング機能を搭載しているが、同図においてはプリンタ機能、FAX機能及びファイリング機能に関するブロックだけを示している。なお、図5においては、図1に示した構成と共通する構成について同一の符号を付している。
複合機100は、LANを経由して各種のサーバー501及びクライアントPC502に接続可能である。サーバー501としては、個人情報テーブルを保持して個人認証及び個人情報の配信を行う個人情報用サーバー、メニューから選択したジョブをリモートプロシージャ方式で実行するWEBサーバー等が含まれる。
複合機全体制御部503は、複合機100の全体の制御を行う部分である。図1に示すメイン制御部105及び画像処理部109が実行する制御が複合機全体制御部503で行われる。印字制御部112は、クライアントPC502等から与えられる印刷データを所定形式の画像データに変換する処理を実行する部分であり、特に画像形成ユニット(不図示)のヒーター部(定着装置)504にウォームアップ開始指示を与え、またカセット制御部505にカセット選択の指示を与える。カセット制御部505は、複数段装備したカセット(1)から(n)の中から指示されたカセットを選択して画像形成ユニットへ給紙する。FAX制御部120は、PSTNに接続されファクシミリ通信のための手順を実行するモデムを有する。パネル制御部119は、大型タッチパネル506に操作画面等を表示させると共に、大型タッチパネル506のタッチ位置及び表示内容からユーザーの入力した操作内容を解釈する。
RFID制御部110は、メモリカード116に対して電磁波信号にてデータを読み書きする機能を有する。RFID制御部110からメモリカード116に対して磁界を印加した場合、その時の戻り磁界にはメモリカード116の記憶内容に応じた影響(情報)が含まれる。RFID制御部110は、戻り磁界からメモリカード116の記憶内容を検出する。逆に、RFID制御部110からメモリカード116に印加する電磁波信号でメモリカード116に電磁的な変化を及ぼすことで情報の書き込みを行う。RFID制御部110は、半径1m程度の検出エリア内にあるメモリカード116に対して、登録データの読み取り/カードへの書き込みを、電磁波信号を介して非接触で行う。
個人情報制御部507は、メモリカード116から読み込んだ登録データの書き込み先の管理を行う。また、個人情報制御部507は、RFID制御部110に対してメモリカード116に書き込むデータを通知する部分である。LAN制御部121は、LAN上のサーバー501やクライアントPC502との通信制御を行う。個人情報用サーバーI/F部508は、LAN上のサーバー501のうち個人情報用サーバーとの通信するための処理を実行する。データメモリ107は、メモリカード116及び個人情報用サーバーから受信したデータを格納する記憶部として機能する。ジョブ制御部509は、コピー機能、プリンタ機能、FAX機能、スキャナ機能、電子メール機能及びファイル機能といった各機能が提供する各ジョブを実行する際に該当する各部に指示を出す部分である。
音声制御部510は、音声ガイダンスのための音声データを保持している。音声制御部510は、パネル制御部119及びジョブ制御部509からユーザーのオペレーションに同期して音声ガイダンスの指示が与えられると、該当する音声データをスピーカー511へ出力する。音声ガイダンスは、大型タッチパネル506に表示される操作画面に対するオペレーションを補助するための音声であることが望ましいが、その他の内容であっても良い。パネル角度位置センサ512は、大型タッチパネル506の角度を検出し、パネル角度駆動モータ513は、パネル制御部119からの制御信号を受けて大型タッチパネル506の角度を調整する。なお、本実施の形態では大型タッチパネル506の角度を調整可能にしているが固定した構成であっても良い。
図6は、メモリカード116の登録情報を示す図である。
同図に示すように、メモリカード116には個人の認識情報としてユーザーIDだけを記憶している。メモリカード116の登録情報をユーザーIDに限定し、その他の個人情報を記憶しないことはセキュリティの面から好ましいが、その他の個人情報又はグループ情報を記憶するようにしても良い。
図7は、サーバー501としての個人情報用サーバーに登録している個人情報テーブルのデータ構造を示す図である。
個人情報用サーバーにおいては、登録ユーザー毎に個人情報テーブルが存在している。同図に示すように、個人情報テーブルは、個人の認識情報となるユーザーID、所属部門等の個人情報、本登録ユーザーによる利用が制限される機能情報(以下、「ファンクション制限情報」という)及び本登録ユーザーが利用した機能の履歴情報(以下、「利用機能履歴情報」という)を含む。なお、利用機能履歴情報については後述する。
図8は、個人情報テーブル内のファンクション制限情報の構成例を示す図である。
同図に示すように、ファンクション制限情報は、制限対象となる機能をリスト形式で列記した機能リストと、当該機能リストの各項目に対して制限の有無(利用の可否)を示す情報(以下、「利用可否情報」という)とを含んでいる。利用可否情報は、当該機能リストの各項目の処理対象となる画像データの種類に応じて分けられている。同図においては、処理対象となる画像データが、特定画像データを含まない通常の画像データ(図8に示す通常画像)、特定画像データとしてのカラー画像データを含む画像データ(図8に示すカラー画像)、図3(a)に示す特定画像データAを含む画像データ(図8に示す画像A)及び図3(b)に示す特定画像データBを含む画像データ(図8に示す画像B)の4つの画像データの種類に応じて分けられている。
より具体的には、ファンクション名とその機能から構成される機能リストの各項目に対応して、各機能の利用可否情報及び備考が登録されている。本実施の形態ではファンクション名に「コピー」、「FAX」、「internetFAX/E-Mail」、「スキャナ」及び「ファイル」を登録している。
各ファンクション名に複数の機能が登録されている。例えば、ファンクション名「コピー」においては、その機能に「カラーコピー」、「モノクロコピー」や「両面コピー」などの機能が登録されている。これらの各機能のうち、処理対象となる画像データに対する利用を許容する機能にのみ、利用可否情報において許容を示す「○」が設定される。
例えば、同図においては、ファンクション名「コピー」の機能「カラーコピー」において、処理対象となる画像データが「カラー画像」である場合にはその利用を許容せず、「画像A」及び「画像B」の場合にはその利用を許容する場合について示している。また、ファンクション名「FAX」の機能「外線送信」においては、処理対象となる画像データが「通常画像」の場合にのみその利用を許容し、それ以外の画像データの場合にはその利用を許容しない場合について示している。さらに、ファンクション名「ファイル」の機能「モノクロファイル」においては、いかなる画像データであってもその利用を許容する場合について示している。
なお、ファンクション名「FAX」の機能「送信枚数制限」やファンクション名「スキャナ」の機能「解像度限定」に示すように、利用可否に具体的な枚数(数値)が設定される場合もある。備考には、例えば、利用可否を判断する際の基準が登録されている。
次に、本実施の形態に係る複合機100に対して利用者からオペレーションが指示された場合の動作について図9及び図10を用いて説明する。
本複合機100に対してオペレーションを指示するユーザーがメモリカード116を携帯して接近すると、RFID制御部110によって検出される(S200)。例えば、従業員(ユーザー)が首から下げる等して携帯した社員証ホルダーに、本人の認識情報(ユーザーID)を書き込んだメモリカード116を入れておく。メモリカード116を携帯したユーザーがRFID制御部110の検出エリア(ここでは1m程度であるとする)に入った時点でメモリカード116内のユーザーIDがRFID制御部110にて読み取られる。
RFID制御部110は、メモリカード116から読み取ったユーザーIDをデータメモリ107へ格納する(S201)。複合機全体制御部503は、データメモリ107へ格納したユーザーIDを読み出し、個人情報用サーバーI/F部508へ通知する(S202)。
後述するように、サーバー501としての個人情報用サーバーは、ユーザーIDを受け取ると当該ユーザーIDと一致するユーザーIDを登録しているユーザーの個人情報テーブルが登録されているか否かチェックして、登録有無情報を返信してくる。
個人情報用サーバーI/F部508は、この登録有無情報から個人情報用サーバーに当該ユーザーが登録されているか否か確認する(S203)。当該ユーザーの個人情報テーブルが登録されていなければ(S204の「NO」)、個人情報用サーバーI/F部508は、パネル制御部119に対して「未登録ユーザー検出通知」を出力する。パネル制御部119は「未登録ユーザー検出通知」を受け取ると大型タッチパネル506に機器使用不可である旨のメッセージを表示する(S205)。
一方、当該ユーザーの個人情報テーブルが登録されていた場合(S204の「YES」)、個人情報用サーバーI/F部508が個人情報用サーバーから検出ユーザーの個人情報テーブルデータを取り出し、データメモリ107へ格納する(S206)。
パネル制御部119は、データメモリ107へ格納した個人情報テーブルデータから検出ユーザーの名称を抽出し、大型タッチパネル506に機器使用可能である者として名称を表示する(S207)。例えば、個人情報テーブルの個人情報に登録されている名称が「松下太郎」であれば「松下太郎さんは認証されました」といった文字を表示する。
この検出ユーザーの名称と共に、メニュー画面が表示される。メニュー画面には、本複合機100に対する指示を入力する各種ファンクションボタンが表示されている。このメニュー画面が大型タッチパネル506に表示された後、ユーザーがオペレーションを開始する(S208)。具体的には、ユーザーにより大型タッチパネル506からファンクションボタンを選択することで、カラーコピーやFAXによる外線送信などのオペレーションを開始する。
オペレーションが開始されたならば、複合機全体制御部503は、読取り装置102により処理対象となる原稿画像の画像データを読み取る(S209)。そして、読み取った画像データにおける特定画像データの有無及びその特定画像データの種類を検出する(S210)。検出された特定画像データの有無及びその種類を示す情報は、ジョブ制御部509に通知される。
この情報を受け取ると、ジョブ制御部509は、データメモリ107へ格納した当該ユーザーの個人情報テーブルのファンクション制限情報を読み出す。そして、ファンクションボタンにより指示された機能のうち、読み取った画像データに対応する機能がファンクション制限情報に該当するか判断する(S211)。
ファンクション制限情報に該当しない場合には、ジョブ制御部509は、指示された機能が提供するジョブをスタートする(S212)。そして、当該ジョブが完了したならば(S213)、個人情報用サーバーI/F部508は、個人情報テーブル内の利用機能履歴情報に、利用機能履歴を記録する(S214)。そして、個人情報テーブルに利用機能履歴を記録した後、複合機全体制御部503は、処理を終了する。
図11は、個人情報テーブル内の利用機能履歴情報の構成例を示す図である。図11は、ユーザーID「0825abX」が示すユーザーの利用機能履歴情報を示している。
同図に示すように、利用機能履歴情報は、日付、ユーザーID、画像データの種類及び利用機能を含んでいる。図11においては、2004年8月25日に特定画像データAを含む画像データについてカラーコピーした場合の利用機能履歴、並びに、2004年8月28日にカラー画像データを含む画像データについてカラースキャナで読み込みを行った場合の利用機能履歴が登録された場合について示している。
このように本実施の形態に係る複合機100によれば、特定画像データが検出された画像データに対する利用機能を制限せずに実施した場合の利用機能や画像データの種類等が記憶される。このため、当該記憶された情報の履歴を読み出すことにより、認証したユーザーと機密情報などの特定画像データとに対する利用機能状況を随時モニタリングすることができる。この結果、機密情報などの特定画像データに対するリスク管理をさらに徹底することができる。
一方、S211の判断において、ファンクション制限情報に該当する場合には、複合機全体制御部503は、編集・変換等の画像処理により代替となる機能が利用可能であるか判断する(S215)。代替機能が利用可能である場合には、複合機全体制御部503は、当該画像データに画像処理を行う(S216)。画像処理を行った後、S212〜S214の処理を経て、複合機全体制御部503は、処理を終了する。
ここで、編集・変換等の画像処理により代替機能が利用可能となる場合について説明する。以下においては、あるユーザーからカラー画像データを含む画像データのカラーコピーが指示された例を用いて説明する。なお、当該ユーザーの個人情報テーブルには、ファンクション制限情報として図8に示すデータが登録されているものとする。
図8に示すように、当該ユーザーにおいてカラー画像データを含む画像データのカラーコピーは制限されている。このため、当該オペレーションが実行されることはない。しかし、同図に示すように、当該ユーザーにおいてカラー画像データを含む画像データのモノクロコピーは制限されていない。このような場合、複合機全体制御部503は、処理対象となっているカラー画像データをモノクロ画像データに変換した後、モノクロコピーを代替機能として実行する。複合機全体制御部503は、このような代替機能の利用の可否を判断し、可能な場合には代替機能を実行する。
このように本実施の形態に係る複合機100によれば、ファンクション制限情報によって利用制限されている機能がユーザーによって選択された場合、ファンクション制限情報にしたがって代替可能な利用機能が実行される。このため、単に利用機能を制限するだけでなく代替可能な利用機能を実行させることができる。この結果、任意のユーザーにより本体装置における特定画像データが検出された画像データに対する種々の機能が無制限に利用される事態を回避しつつ、ユーザーの利便性も維持することができる。
特に、本実施の形態に係る複合機100においては、代替可能な利用機能を実施する際、必要となる画像処理が行われるので、ユーザーに特別な処理を要求することなく代替可能な利用機能することができる。必要となる画像処理としては、例えば、画像データの特性を変換する画像変換処理が行われる。このため、画像形式の変換を必要とする代替可能な利用機能を実行することができる。
なお、本実施の形態に係る複合機100においては、事前設定により任意の代替機能を実行することが可能である。上述のように、カラー画像データを含む画像データのカラーコピーが許容されない場合にモノクロ画像データを含む画像データのモノクロコピーを代替機能として実行する場合や、特定画像データAを含む画像データのモノクロコピーが許容されない場合に特定画像データAを含む画像データの所定箇所(例えば、機密情報としておきたい箇所)を削除した画像データのモノクロコピーを代替機能として実行することが可能である。前者の場合には、変換前のカラー画像データに応じてモノクロ画像データに階調を付与する等の画像処理を施すことも可能である。
一方、S215の処理において代替機能が利用可能でない場合には、ジョブ制御部509は、パネル制御部119及び音声制御部510に対して利用機能制限により使用することができない旨の「エラー通知」を出力する。パネル制御部119は、この「エラー通知」を受け取ると大型タッチパネル506に当該機能は利用制限されている旨のエラーメッセージを表示する。音声制御部510は、この「エラー通知」を受け取るとスピーカー511からエラー音を発する。このとき、ジョブ制御部509は、ユーザーから指示された機能を受け付けない(S217)。
このように本実施の形態の複合機100においては、利用制限されている機能がユーザーによって選択されると、当該機能は利用制限されている旨のエラーメッセージが大型タッチパネル506上に表示されるので、ユーザーに対して当該機能を利用できないことを容易に認識させることができ、次の処理を促すことができる。
大型タッチパネル506に表示されたエラーメッセージには、確認ボタンが設けられている。確認ボタンは、エラーメッセージを取り消し、処理をS208まで戻す際に用いられる。エラーメッセージが表示されると、ユーザーは、この確認ボタンを押し、元のメニュー画面(S208)に戻る(S218)。そして、このような処理を繰り返し、ユーザーから指示されたジョブが完了するか(S213)、ユーザーがオペレーションを断念した場合、ジョブ制御部509は、処理を終了する。
図12は、本実施の形態に係る複合機100にLANを介して接続されるサーバー501の機能ブロック図である。同図に示すサーバー501は、装置全体の制御を行うCPU1201を備える。メモリ1202は、CPU1201が読み込んで装置全体を制御する際に用いる制御プログラムを格納すると共に、CPU1201のワークメモリとしての機能を有する。ハードディスク(HD)1203は、本実施の形態に係る複合機100に対して配信する情報を記憶する。例えば、本サーバー501が個人情報用サーバーとして機能する場合には、上述の個人情報テーブルが登録ユーザー毎に記憶される。WEBサーバーとして機能する場合には、本複合機100に対するメニューやそれに関連付けられたジョブ群が記憶される。ネットワークI/F部1204は、LANとのインターフェース部分である。
上記構成を有するサーバー501が個人認証用サーバーとして機能する場合の動作について図13を用いて説明する。図13は、本実施の形態に係るサーバー501が個人認証用サーバーとして機能する場合の動作について説明するためのフロー図である。
個人認証用サーバーとしてのサーバー501は、待機状態において、本実施の形態の複合機100からの各種情報の受信を監視している。具体的には、認識情報(ユーザーID)の受信(S1301)、テーブル情報の読出し要求の受信(S1302)及びその他の情報の受信(S1303)を監視している。
各種情報の受信を監視する中、S1301において認識情報を受信したならば、HD1203に記憶された個人情報テーブルから当該登録ユーザーのテーブル情報を検索する(S1304)。これにより、受信した認識情報が個人情報テーブルに登録されているか否かが判断される。そして、その検索結果、すなわち、認識情報の登録の有無をアクセスしてきた複合機100に対して送信する(S1305)。
一方、S1302においてテーブル情報の読出し要求を受信したならば、HD1203に記憶された個人情報テーブルから当該登録ユーザーのテーブル情報を取り出す(S1306)。これにより、先に受信した認識情報に対応付けられた登録ユーザーのテーブル情報が取り出される。そして、そのテーブル情報をアクセスしてきた複合機100に対して送信する(S1307)。
また、S1303においてその他の情報を受信したならば、当該情報に対応した該当処理を行う(S1308)。S1305、S1307及びS1308において各種処理を完了したならば、サーバー501は処理を終了する。このようにサーバー501は、本複合機100から受信した各種情報に応じて処理を決定し、当該処理を実行する。
このように本実施の形態の複合機100によれば、メモリカード116から読み取った個人の認識情報(ユーザーID)に基づいて認証したユーザーについて予め設定したファンクション制限情報をサーバー501から読み出してデータメモリ107に格納し、このファンクション制限情報にしたがって当該認証ユーザーが特定画像データが検出された画像データに対して利用可能な機能を制限する。これにより、これにより、本体装置に搭載した種々の機能についてユーザー毎に簡単に特定画像データが検出された画像データに対する利用機能制限を設定することができる。この結果、任意のユーザーにより本体装置における特定画像データが検出された画像データに対する種々の機能が無制限に利用される事態を回避することができる。
また、特定画像データは、入力された画像データから検出される。これにより、特定画像データを検出するために特別なRFIDシールなどを必要とせず、通常の画像の一部から検出することができる。この結果、ユーザーに面倒な作業を要求することもなく、コストアップも防止できると共に、特定画像データを含む文書の品位が低下するのを防止することができる。
さらに、本実施の形態に係る複合機100においては、個人情報が登録された個人情報テーブルをサーバー501上に保持し、メモリカード116から読み取った個人の認識情報に対応したユーザーのファンクション制限情報をサーバー501から読み込む。これによれば、本複合機100上に個人情報テーブルを登録しておく必要がないので、大容量のハードディスク装置等を用意することなく本複合機100における機能利用制限を実現することができる。
特に、本実施の形態に係る複合機100においては、特定画像データは特定形状あるいは特定文字で構成されるので、特定画像データを含む特定文書であることがユーザーに容易かつ確実に認識され、また特定画像データの検出を簡単かつ確実に行うことができる。また、画像データ内に文字画像データとして付加されているので、特定文書の品位を低下させることはない。さらに、特定画像データは赤色などの特定色で構成されるので、特定画像データを含む特定文書であることをユーザーがより容易かつ確実に認識することができる。
また、本実施の形態に係る複合機100においては、特定画像データはカラー画像データを含む画像データで構成されるので、特定文書であることがユーザーに容易かつ確実に認識され、また特定画像の検出を簡単かつ確実に行うことができる。
なお、本実施の形態においては、個人情報用サーバーとして機能するサーバー501に個人情報やファンクション制限情報などを登録しておき、本複合機100でこの個人情報等を読み出してデータメモリ107に格納する場合について説明している。しかし、これに限定されず、複合機100に大容量のハードディスク装置等の記憶装置を設け、その記憶装置等に個人情報テーブルを登録し、読み出すようにしてもよい。このように変更した場合には、装置本体のみにより本複合機100における機能利用制限を実現することができる。
本発明に係る複合機によれば、ユーザーに面倒な作業を要求することなく、ユーザー毎に簡単かつ低コストで特定原稿画像を含む特定文書に対する画像形成処理などの利用機能を制限することができ、任意の利用者により複合機の種々の機能が無制限に利用される事態を回避することができる点で有用である。
本実施の形態に係る制御処理装置を搭載する複合機の主要な構成を示すブロック図 上記実施の形態に係る制御処理装置が有する画像処理部の構成を示すブロック図 上記実施の形態に係る画像処理部の特定画像データメモリに格納される特定画像データのサンプルデータの一例を示す図 上記実施の形態に係る制御処理装置が有するRFID制御部及びRFID制御部の検出対象となるメモリカードの構成について示すブロック図 上記実施の形態に係る複合機の機能ブロック図 上記実施の形態に係る複合機により読み書きされるメモリカードの登録情報を示す図 上記実施の形態に係る複合機に接続されるサーバー(個人情報用サーバー)に登録している個人情報テーブルのデータ構造を示す図 上記実施の形態に係る複合機に接続された個人情報用サーバーが登録する個人情報テーブルに含まれるファンクション制限情報の一例を示す図 上記実施の形態に係る複合機に対して利用者からオペレーションが指示された場合の動作を説明するためのフロー図 上記実施の形態に係る複合機に対して利用者からオペレーションが指示された場合の動作を説明するためのフロー図 上記実施の形態に係る複合機に接続される個人情報用サーバーの個人情報テーブル上に設けられた利用機能履歴テーブルに登録された利用機能履歴の一例について示す図 上記実施の形態に係る複合機に接続されるサーバーの機能ブロック図 上記実施の形態に係る複合機に接続される個人認証用サーバーの動作を説明するためのフロー図
符号の説明
100 複合機
101 制御処理装置
102 読取り装置
103 印字装置
104 パネル装置
105 メイン制御部
107 データメモリ
109 画像処理部
110 RFID制御部
116 メモリカード
202 特定画像検出回路
203 特定画像データメモリ
205 編集・変換等画像処理回路
501 サーバー
503 複合機全体制御部
507 個人情報制御部
508 個人情報用サーバーI/F部
509 ジョブ制御部
1201 CPU
1202 メモリ
1203 ハードディスク(HD)
1204 ネットワークI/F部

Claims (10)

  1. 入力された画像データ内の特定画像データを検出する検出手段と、検出エリア内に入ったユーザーが携帯したメモリカードに対して電磁波信号を送信しユーザーの認識情報を読み取る情報読取手段と、前記メモリカードから読み取った認識情報に基づいて認証したユーザーについて予め設定した利用機能制限情報が格納される記憶手段と、前記利用機能制限情報にしたがって当該認証ユーザーの前記特定画像データが検出された画像データに対する利用可能な機能を制限する制御手段と、を具備することを特徴とする制御処理装置。
  2. 前記利用機能制限情報によって利用制限されている機能がユーザーによって選択された場合、前記制御手段は、前記利用機能制限情報にしたがって代替可能な利用機能を実施することを特徴とする請求項1記載の制御処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記代替可能な利用機能を実施する際、必要となる画像処理を行うことを特徴とする請求項2記載の制御処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記必要となる画像処理として画像データの特性を変換する画像変換処理を行うことを特徴とする請求項3記載の制御処理装置。
  5. 前記利用機能制限情報によって利用制限されている機能がユーザーによって選択された場合、当該機能は利用制限されている旨のメッセージを出力することを特徴とする請求項1記載の制御処理装置。
  6. 前記特定画像データが検出された画像データに対する利用機能を制限せずに実施した場合、前記制御手段は、当該実施に係る利用機能、画像データの種類及び認証ユーザーを前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1記載の制御処理装置。
  7. 前記特定画像データは、特定形状あるいは特定文字の画像データであることを特徴とする請求項1記載の制御処理装置。
  8. 前記特定画像データは、特定色の画像データであることを特徴とする請求項7記載の制御処理装置。
  9. 前記特定画像データは、カラーデータを含む画像データであることを特徴とする請求項1記載の制御処理装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれかに記載の制御処理装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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