JP7265126B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
また、前記パネル部での表示を制御するパネル操作制御部を備え、前記システム制御部は、前記ファイル送信画面でファイル選択の操作があると、前記パネル操作制御部に対し、ファイルの一覧を示す第1のダイアログボックスの表示を指示し、前記ファイル送信画面で機密度選択の操作があると、機密度の一覧を示す第2のダイアログボックスの表示を指示し、さらに、前記第1のダイアログボックスで選択されたファイルに対し、前記第2のダイアログボックスで選択された前記機密度を関連付けることを特徴とする。
また、前記機密度は、複数のレベルで設定可能であり、前記システム制御部は、前記文書管理サーバーから受け取ったファイルの機密度に応じて、
(1)前記機密度が第1レベルであるとき、任意の画像形成装置での印刷を許可する
(2)前記機密度が第2レベルであるとき、特定の画像形成装置でのみの印刷を許可する
(3)前記機密度が第3レベルであるとき、画像形成物に防犯ラベルを付与する
(4)前記機密度が第4レベルであるとき、前記ファイルの印刷が行われないように制御するとした(1)~(4)のいずれかに対応した画像形成制限処理を実行することを特徴とする。
また、前記機密度の関連付けは、前記ファイルのデータに、電子印、QR(Quick Response)コード(登録商標)、メタデータ、及びすかし情報のいずれかの付加によるものであることを特徴とする。
また、前記システム制御部は、前記文書管理サーバーから受け取ったファイルに機密度が関連付けられている場合、このファイルの画像形成物に対し、特定期間内でのみコピー、又はスキャンを可能とし、さらに、特定期間を過ぎた場合、前記コピー、又はスキャンした画像データに元の文書が読み込めないような制御情報を印刷させることを特徴とする。
本発明の画像形成装置では、システム制御部により、ファイル送信画面で選択されたファイルと当該ファイルに関連付けられた機密度とを含む情報を第1の入力情報として文書管理サーバーに送信させ、かつファイル受信画面で文書管理サーバーが管理するファイルの中における画像形成の出力とするものの選択を含む情報を第2の入力情報として文書管理サーバーに送信させ、文書管理サーバーから第2の入力情報に該当するファイルと当該ファイルに関して第1の入力情報から認識された機密度とを受け取ると、受け取ったファイルに対し機密度に応じた画像形成制限処理を実行する。これにより、受け取ったファイルに関連付けられている機密度に応じた画像形成制限処理を実行できる。
(条件2)MFP100のシステム制御部121は、たとえば印刷するファイルの機密度が第2レベルの部外秘534である場合、特定のMFP100でのみの印刷を許可する。この場合、ファイルを受け取ったMFP100が特定のMFP100でなければ、パネル部105に印刷を許可する特定のMFP100を表示させる。ユーザーは、パネル部105の内容を確認し、パネル部105を介してファイル受信画面500Bの内容を特定のMFP100に転送するように指示する。これにより、特定のMFP100でのファイルの印刷が可能となる。
(条件3)MFP100のシステム制御部121は、たとえば印刷するファイルの機密度が第3レベルの課外秘535である場合、印刷物に防犯ラベルを付与する。この場合、防犯ラベルと、防犯ラベルを印刷物に付与する付与機構とを、印刷物の排出口付近に配置しておき、印刷物の先頭ページ等に付与機構によって防犯ラベルを貼着させるようにすることで、印刷物に対する防犯ラベルの付与が可能となる。
(条件4)MFP100のシステム制御部121は、たとえば印刷するファイルの機密度が第4レベルの極秘536である場合、ファイルの印刷が行われないように制御する。
MFP100のシステム制御部121は、ファイル送信画面500Aの表示が指示されたかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのパネル部105を介してのタッチ操作によるファイル送信画面500Aの表示の操作を受け付けたことを示す通知を受け取っていなければ、ファイル送信画面500Aの表示が指示されていないと判断する(ステップS101:No)。
これに対し、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのパネル部105を介してのタッチ操作によるファイル送信画面500Aの表示の操作を受け付けたことを示す通知を受け取っていれば、ファイル送信画面500Aの表示が指示されたと判断し(ステップS101:Yes)、ステップS102に移行する。
MFP100のシステム制御部121は、ファイル送信画面500Aを表示させる。
この場合、システム制御部121は、パネル操作制御部119に対してファイル送信画面500Aの表示を指示し、ステップS103に移行する。
このとき、パネル操作制御部119は、パネル部105に、図3に示したファイル送信画面500Aを表示させる。
MFP100のシステム制御部121は、ファイル送信ボタン550が選択されたかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、図3のファイル送信画面500Aにおいて、ユーザーによるパネル部105を介してのタッチ操作が行われると、パネル操作制御部119に対して表示を指示する。このとき、パネル操作制御部119は、ファイル送信画面500Aに対して次のような内容を表示させる。
すなわち、パネル操作制御部119は、ファイル送信者510の項目511にユーザー名、又はユーザーID(ユーザー識別情報等)等のユーザー情報が入力され、メールアドレス512の項目513にアドレスが入力されると、それぞれの項目511、513に、ユーザー情報とアドレスとを表示させる。
また、パネル操作制御部119は、また、ファイル送信画面500Aにおいて、ファイル選択ボタン520が操作されると、たとえばMFP100のHDD106に記憶されているファイルの一覧を示すダイアログボックス522を表示させ、ダイアログボックス522から任意のファイルが選択されると、選択されたファイルを表示欄521に表示させる。ここで、パネル操作制御部119は、ダイアログボックス522で、たとえば000111.docのファイルが選択されると、選択された000111.docのファイルを表示欄521に表示させる。
また、パネル操作制御部119は、ファイルの機密度の選択を行う機密度選択ボタン530が選択されると、たとえば社外秘533、部外秘534、課外秘535、極秘536を示すダイアログボックス532を表示させる。ここで、パネル操作制御部119は、たとえば部外秘534が、たとえばパネル部105のタッチ操作で選択されると、選択された機密度である部外秘534を表示欄531に表示させる。
また、パネル操作制御部119は、MFP登録ボタン540が選択されると、たとえばMFP100のHDD106に記憶されている複数のMFP100の機種名の一覧を示すダイアログボックス542を表示させる。ここで、パネル操作制御部119は、ダイアログボックス542で、たとえば機種名である0123MFPが、たとえばパネル部105のタッチ操作で選択されると、選択された機種名である0123MFPを表示欄541に表示させる。
そして、パネル操作制御部119は、ファイル送信ボタン550が選択されると、システム制御部121にファイル送信ボタン550が選択されたことを通知する。
ここで、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのファイル送信ボタン550が選択されたことを示す通知を受け取っていなければ、ファイル送信ボタン550が選択されていないと判断する(ステップS103:No)。
これに対し、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのファイル送信ボタン550が選択されたことを示す通知を受け取っていれば、ファイル送信ボタン550が選択されたと判断し(ステップS103:Yes)、ステップS104に移行する。
MFP100のシステム制御部121は、通信制御部114に対して文書管理サーバー200へのファイル送信画面500Aの入力情報を送信させる。
このとき、通信制御部114は、文書管理サーバー200にファイル送信画面500Aの内容を示す入力情報を送信する。なお、通信制御部114は、ファイル送信画面500Aの内容を示す入力情報を文書管理サーバー200に送信する際、表示欄521に表示されている選択されたファイルに該当するファイルデータを併せて文書管理サーバー200に送信する。ここで、表示欄521に表示されている選択されたファイルは、たとえばMFP100のHDD106に記憶されているものであってもよいし、USB等の外部メモリーに記憶されているものであってもよい。
MFP100のシステム制御部121は、ファイル受信画面500Bの表示が指示されたかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのパネル部105を介してのタッチ操作によるファイル受信画面500Bの表示の操作を受け付けたことを示す通知を受け取っていなければ、ファイル受信画面500Bの表示が指示されていないと判断する(ステップS105:No)。
これに対し、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのパネル部105を介してのタッチ操作によるファイル受信画面500Bの表示の操作を受け付けたことを示す通知を受け取っていれば、ファイル受信画面500Bの表示が指示されたと判断し(ステップS105:Yes)、ステップS106に移行する。
MFP100のシステム制御部121は、ファイル受信画面500Bを表示させる。
この場合、システム制御部121は、パネル操作制御部119に対してファイル受信画面500Bの表示を指示し、ステップS107に移行する。
このとき、パネル操作制御部119は、パネル部105に、図4に示したファイル受信画面500Bを表示させる。
MFP100のシステム制御部121は、ファイル印刷ボタン595が選択されたかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、図4のファイル受信画面500Bにおいて、ユーザーによるパネル部105を介してのタッチ操作等が行われると、パネル操作制御部119に対して表示を指示する。このとき、パネル操作制御部119は、ファイル受信画面500Bに対して次のような内容を表示させる。
すなわち、パネル操作制御部119は、ファイル受信者560の項目561にユーザー名、又はユーザーID(ユーザー識別情報等)等のユーザー情報が入力され、メールアドレス562の項目563にアドレスが入力されると、それぞれの項目561、563に、ユーザー情報とアドレスとを表示させる。
また、パネル操作制御部119は、また、ファイル受信画面500Bにおいて、ファイル選択ボタン570が操作されると、たとえば文書管理サーバー200のファイル情報管理部214が管理しているファイルの一覧を示すダイアログボックス572を表示させる。ここで、パネル操作制御部119は、ダイアログボックス572で、たとえば000111.docのファイルが、たとえばパネル部105のタッチ操作で選択されると、選択されたファイルを表示欄571に表示させる。なお、ダイアログボックス572からは、上述したように、1つのファイルに限らず、複数のファイルを選択できる。
また、パネル操作制御部119は、ファイルに関連付けられている機密度を表示させる機密度表示ボタン580が選択されると、表示欄581に選択された機密度を表示させる。ここで、パネル操作制御部119は、ファイルに関連付けられている機密度がたとえば部外秘534である場合、表示欄581に部外秘534を表示させる。このように、表示欄581に機密度が表示されることで、ファイル受信者560に印刷物に対するセキュリティの認識を促すことができる。
また、パネル操作制御部119は、MFP表示ボタン590が選択されると、ファイルに関連付けられたMFP100の一覧を示すダイアログボックス592を表示させる。ここで、パネル操作制御部119は、表示欄571にたとえば000111.docのファイルが表示されている場合、000111.docのファイルに関連付けられた、たとえば機種名である0123MFPを表示欄591に表示させる。これにより、000111.docのファイルを印刷するMFP100の選択操作を省くことができる。
なお、パネル操作制御部119は、ダイアログボックス592から他の機種名である0234MFPが選択された場合、表示欄591に表示させた機種名である0123MFPを、他の機種名である0234MFPに置き換えて表示させる。これにより、000111.docのファイルを印刷するMFP100を任意に選択できる。
また、パネル操作制御部119は、たとえばMFP表示ボタン590による一定回数(たとえば2回)の選択操作があると、ダイアログボックス592にファイルに関連付けられていない機種名を表示させることができる。これにより、ダイアログボックス592からファイルに関連付けられていない他の機種名を選択することができるので、ユーザーの利便性をさらに高めることができる。
そして、パネル操作制御部119は、ファイル印刷ボタン595が選択されると、システム制御部121にファイル印刷ボタン595が選択されたことを通知する。
ここで、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのファイル印刷ボタン595が選択されたことを示す通知を受け取っていなければ、ファイル印刷ボタン595が選択されていないと判断する(ステップS107:No)。
これに対し、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのファイル印刷ボタン595が選択されたことを示す通知を受け取っていれば、ファイル印刷ボタン595が選択されたと判断し(ステップS107:Yes)、ステップS108に移行する。
MFP100のシステム制御部121は、通信制御部114に対して文書管理サーバー200へのファイル送信画面500Aの入力情報を送信させる。
このとき、通信制御部114は、文書管理サーバー200にファイル送信画面500Aの内容を示す入力情報を送信する。なお、通信制御部114は、ファイル送信画面500Aの内容を示す入力情報を文書管理サーバー200に送信する際、表示欄521に表示されている選択されたファイルに該当するファイルデータを併せて文書管理サーバー200に送信する。ここで、表示欄521に表示されている選択されたファイルは、たとえばMFP100のHDD106に記憶されているものであってもよいし、USB等の外部メモリーに記憶されているものであってもよい。
文書管理サーバー200のシステム制御部215は、ユーザー端末300からのファイル送信画面500Aの入力情報を受け取ったかどうかを判断する。
この場合、システム制御部215は、通信制御部213からのユーザー端末300からファイル送信画面500Aの入力情報を受け取ったことを示す通知がなければ、ユーザー端末300からのファイル送信画面500Aの入力情報を受け取っていないと判断する(ステップS201:No)。
これに対し、システム制御部215は、通信制御部213からのユーザー端末300からファイル送信画面500Aの入力情報を受け取ったことを示す通知があれば、ユーザー端末300からのファイル送信画面500Aの入力情報を受け取ったと判断し(ステップS201:Yes)、ステップS202に移行する。
文書管理サーバー200のシステム制御部215は、ファイル情報管理部214に対してファイル送信画面500Aの内容を管理させる。
このとき、ファイル情報管理部214は、図3のファイル送信画面500Aを介して送信されたファイル情報の内容を管理する。また、ファイル情報管理部214は、ファイル送信画面500Aを介して送信されたファイル情報の内容とともに送信されるファイルデータを併せて管理する。なお、システム制御部215は、ファイル送信画面500Aを介して送信されたファイル情報の内容とともに送信されるファイルデータを、RAM211等のメモリーに記憶させる。
文書管理サーバー200のシステム制御部215は、MFP100からのファイル受信画面500Bの入力情報を受け取ったかどうかを判断する。
この場合、システム制御部215は、通信制御部213からのMFP100からファイル受信画面500Bの入力情報を受け取ったことを示す通知がなければ、MFP100からのファイル受信画面500Bの入力情報を受け取っていないと判断する(ステップS203:No)。
これに対し、システム制御部215は、通信制御部213からのMFP100からファイル受信画面500Bの入力情報を受け取ったことを示す通知があれば、MFP100からのファイル受信画面500Bの入力情報を受け取ったと判断し(ステップS203:Yes)、ステップS204に移行する。
文書管理サーバー200のシステム制御部215は、ファイル受信画面500Bの内容に該当するファイルを選択する。
この場合、システム制御部215は、図4に示すように、ファイル受信画面500Bの表示欄571に表示されているファイルが、たとえば000111.docであるとき、RAM211等のメモリーから000111.docに該当するファイルを選択する。
文書管理サーバー200のシステム制御部215は、通信制御部213に対して選択したファイルを含むファイル情報を送信させる。なお、ファイル情報には、ファイル受信画面500Bの内容も含まれている。
このとき、通信制御部213は、システム制御部215が選択したファイルを含むファイル情報をMFP100に送信する。この場合、システム制御部215は、たとえば図4のファイル受信画面500Bの表示欄591に表示されているたとえば機種名である0123MFPを送信先として指示する。なお、文書管理サーバー200からの送信先のMFP100が予め設定されている場合、システム制御部215がその設定されているMFP100を送信先として指示してもよい。
MFP100のシステム制御部121は、文書管理サーバー200からのファイル受信画面500Bの内容等を含むファイル情報を受け取ったかどうかを確認する。
この場合、システム制御部121は、通信制御部114からの文書管理サーバー200からファイル受信画面500Bの内容等を含むファイル情報を受け取ったことを示す通知がなければ、文書管理サーバー200からのファイル受信画面500Bの内容等を含むファイル情報を受け取っていないと判断する(ステップS301:No)。
これに対し、システム制御部121は、通信制御部114からの文書管理サーバー200からファイル受信画面500Bの内容等を含むファイル情報を受け取ったことを示す通知があれば、文書管理サーバー200からのファイル受信画面500Bの内容等を含むファイル情報を受け取ったと判断し(ステップS301:Yes)、ステップS302に移行する。
MFP100のシステム制御部121は、受け取ったファイル情報に基づき、後述の図6に示すように、ファイルに関連付けられた機密度に応じての印刷制限処理を実行する。
MFP100のシステム制御部121は、ファイルに機密度が関連付けられているかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、文書管理サーバー200から受け取ったファイル情報に含まれる図4のファイル受信画面500Bの表示欄571に表示されているたとえば000111.docのファイルに、機密度が関連付けられているかどうかを確認する。
その際、システム制御部121は、たとえばファイル受信画面500Bの表示欄581に機密度が表示されていなければ、たとえば000111.docのファイルに、機密度が関連付けられていないと判断し(ステップS401:No)、ステップS403に移行する。
これに対し、システム制御部121は、たとえばファイル受信画面500Bの表示欄581にたとえば部外秘534が表示されている場合、たとえば000111.docのファイルに、機密度が関連付けられていると判断し(ステップS401:Yes)、ステップS402に移行する。
MFP100のシステム制御部121は、機密度が第1レベルかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、たとえばファイル受信画面500Bの表示欄581にたとえば社外秘533以外が表示されていれば、機密度が第1レベルではないと判断し(ステップS402:No)、ステップS404に移行する。
これに対し、システム制御部121は、たとえばファイル受信画面500Bの表示欄581にたとえば社外秘533が表示されていれば、機密度が第1レベルであると判断し(ステップS402:Yes)、ステップS403に移行する。
MFP100のシステム制御部121は、任意のMFP100での印刷を許可する。
すなわち、システム制御部121は、上述した(条件1)に従い、たとえば印刷するファイルの機密度が第1レベルの社外秘である場合、任意のMFP100での印刷を許可する。これにより、任意のMFP100でのファイルの印刷が可能となる。
MFP100のシステム制御部121は、機密度が第2レベルかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、たとえばファイル受信画面500Bの表示欄581にたとえば第2レベルに設定されている部外秘534以外が表示されていれば、機密度が第2レベルではないと判断し(ステップS404:No)、ステップS406に移行する。
これに対し、システム制御部121は、たとえばファイル受信画面500Bの表示欄581にたとえば第2レベルに設定されている部外秘534が表示されていれば、機密度が第2レベルであると判断し(ステップS404:Yes)、ステップS405に移行する。
MFP100のシステム制御部121は、特定のMFP100でのみの印刷を許可する。
すなわち、システム制御部121は、上述した(条件2)に従い、たとえば印刷するファイルの機密度が第2レベルに設定されている部外秘534である場合、特定のMFP100でのみの印刷を許可する。この場合、ファイルを受け取ったMFP100が特定のMFP100でなければ、パネル部105に印刷を許可する特定のMFP100を表示させる。ユーザーは、パネル部105の内容を確認し、パネル部105を介してファイル受信画面500Bの内容を特定のMFP100に転送するように指示する。これにより、特定のMFP100でのファイルの印刷が可能となる。
MFP100のシステム制御部121は、機密度が第3レベルかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、たとえばファイル受信画面500Bの表示欄581にたとえば第3レベルに設定されている課外秘535以外が表示されていれば、機密度が第3レベルではないと判断し(ステップS406:No)、ステップS408に移行する。この場合の機密度は、第4レベルの極秘536であるため、ステップS408に移行する。
これに対し、システム制御部121は、たとえばファイル受信画面500Bの表示欄581にたとえば第3レベルに設定されている課外秘535が表示されていれば、機密度が第3レベルであると判断し(ステップS406:Yes)、ステップS407に移行する。
MFP100のシステム制御部121は、印刷物に防犯ラベルを付与させる。
すなわち、システム制御部121は、上述した(条件3)に従い、たとえば印刷するファイルの機密度が第3レベルに設定されている課外秘535である場合、印刷物に防犯ラベルを付与する。この場合、上述したように、防犯ラベルと、防犯ラベルを印刷物に付与する付与機構とを、印刷物の排出口付近に配置しておき、印刷物の先頭ページ等に付与機構によって防犯ラベルを貼着させるようにすることで、印刷物に対する防犯ラベルの付与が可能となる。
MFP100のシステム制御部121は、ファイルの印刷を許可しない。
すなわち、システム制御部121は、上述した(条件4)に従い、たとえば印刷するファイルの機密度が第4レベルに設定されている極秘536である場合、ファイルの印刷が行われないように制御する。
また、システム制御部121は、ファイル送信画面500Aで選択されたファイルと当該ファイルに関連付けられた機密度とを含む情報を第1の入力情報として文書管理サーバー200に送信させ、かつファイル受信画面500Bで文書管理サーバー200が管理するファイルの中における画像形成の出力とするものの選択を含む情報を第2の入力情報として前記文書管理サーバー200に送信させる。そして、システム制御部121は、文書管理サーバー200から第2の入力情報に該当するファイルと当該ファイルに関して第1の入力情報から認識された機密度とを受け取ると、受け取ったファイルに対し機密度に応じた画像形成制限処理を実行する。これにより、受け取ったファイルに関連付けられている機密度に応じた印刷制限処理を実行できるので、機密情報を有する画像形成物である印刷物に対する漏洩防止の対策をとることができる。
101 スキャナー部
102 プリンター部
103 FAX部
104 I/F
105 パネル部
106 HDD
110 制御部
111 スキャナー制御部
112 プリンター制御部
113 FAX制御部
114 通信制御部
115、211、312 RAM
116、212、313 ROM
117 印刷管理部
118 画像処理部
119 パネル操作制御部
120 HDD制御部
121 システム制御部
122 データバス
200 文書管理サーバー
201 I/F
210 制御部
213 通信制御部
214 ファイル情報管理部
215 システム制御部
216 データバス
300 ユーザー端末
301 I/F
302 キーボード
303 マウス
304 表示部
305 HDD
310 制御部
311 通信制御部
314 入力デバイス制御部
315 表示制御部
316 HDD制御部
317 システム制御部
318 データバス
400 ネットワーク
500A ファイル送信画面
500B ファイル受信画面
510 ファイル送信者
511、513、561、563 項目
512、562 メールアドレス
520、570 ファイル選択ボタン
521、531、541 表示欄
522、532、542、572、592 ダイアログボックス
530 機密度選択ボタン
533 社外秘
534 部外秘
535 課外秘
536 極秘
540 登録ボタン
550 ファイル送信ボタン
560 ファイル受信者
571、581、591 表示欄
580 機密度表示ボタン
590 MFP表示ボタン
595 ファイル印刷ボタン
Claims (5)
- Webアプリケーションによるファイル送信画面、又はファイル受信画面の表示が可能なパネル部と、
複数のファイルを管理する文書管理サーバーとの間でデータのやり取りを行う通信制御部と、
前記通信制御部に対し、前記ファイル送信画面で選択された第1の入力情報、及び前記ファイル受信画面で選択された第2の入力情報を文書管理サーバーに送信させるシステム制御部とを備え、
前記システム制御部は、
前記ファイル送信画面で選択されたファイルと当該ファイルに関連付けられた機密度とを含む情報を前記第1の入力情報として前記文書管理サーバーに送信させ、かつ前記ファイル受信画面で前記文書管理サーバーが管理するファイルの中における画像形成の出力とするものの選択を含む情報を前記第2の入力情報として前記文書管理サーバーに送信させ、
前記文書管理サーバーから前記第2の入力情報に該当する前記ファイルと当該ファイルに関して前記第1の入力情報から認識された前記機密度とを受け取ると、受け取った前記ファイルに対し前記機密度に応じた画像形成制限処理を実行する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記パネル部での表示を制御するパネル操作制御部を備え、
前記システム制御部は、前記ファイル送信画面でファイル選択の操作があると、前記パネル操作制御部に対し、ファイルの一覧を示す第1のダイアログボックスの表示を指示し、前記ファイル送信画面で機密度選択の操作があると、機密度の一覧を示す第2のダイアログボックスの表示を指示し、さらに、前記第1のダイアログボックスで選択されたファイルに対し、前記第2のダイアログボックスで選択された前記機密度を関連付ける
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記機密度は、複数のレベルで設定可能であり、
前記システム制御部は、前記文書管理サーバーから受け取ったファイルの機密度に応じて、
(1)前記機密度が第1レベルであるとき、任意の画像形成装置での印刷を許可する
(2)前記機密度が第2レベルであるとき、特定の画像形成装置でのみの印刷を許可する
(3)前記機密度が第3レベルであるとき、画像形成物に防犯ラベルを付与する
(4)前記機密度が第4レベルであるとき、前記ファイルの印刷が行われないように制御する
とした(1)~(4)のいずれかに対応した画像形成制限処理を実行する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記機密度の関連付けは、前記ファイルのデータに、電子印、QR(Quick Response)コード(登録商標)、メタデータ、及びすかし情報のいずれかの付加によるものであることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記システム制御部は、前記文書管理サーバーから受け取ったファイルに機密度が関連付けられている場合、このファイルの画像形成物に対し、特定期間内でのみコピー、又はスキャンを可能とし、さらに、特定期間を過ぎた場合、前記コピー、又はスキャンした画像データに元の文書が読み込めないような制御情報を印刷させることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019032656A JP7265126B2 (ja) | 2019-02-26 | 2019-02-26 | 画像形成装置 |
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JP2019032656A JP7265126B2 (ja) | 2019-02-26 | 2019-02-26 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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