JP7265126B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、情報漏洩のリスクの低減に適した画像形成装置に関する。
たとえば、通信機能等を搭載したMFP(Multifunction Peripheral)等の画像形成装置にあっては、たとえば文書管理サーバーに保存されているファイル等を読み出すことで、印刷、又は閲覧できるようになっている。ところで、このような文書管理サーバーに保存されているファイルにあっては、機密情報等が含まれていることがあるため、従来より、セキュリティ対策が必要となっている。ところが、セキュリティ対策が必要であることを認識しているにも係わらず、情報セキュリティ事故の件数や被害が年々増加している。ちなみに、情報セキュリティ事故の一例として、機密情報が記載された画像形成物である印刷物の紛失による情報漏洩が考えられる。このような情報セキュリティ事故に対しては、機密情報のプリントに制限をかける等の対策がとられることがある。
ちなみに、文書管理サーバーに保存されているファイルの取り扱いに関するものとして、特許文献1では、次のような文書処理装置を提案している。すなわち、受信者が、クライアントを用いて、文書分類を定義し、文書分類を関連する文書処理プロファイルと共に登録サーバー上に記憶させる。次に、受信者は、登録サーバー上の自分のアカウントにアクセスする方法を送信者に伝える。送信者は、プリンターが付属されたクライアントを用いて、受信者の文書分類を見て分類を選択し、文書分類識別子を含むカバーページを印刷する。そして、送信者は、トランシーバー内蔵デジタルスキャナーでカバーページと原文書とをスキャンする。これにより、文書が、受信者に送信され、文書処理プロファイルに従って処理される。
特開2004-127194号公報
上述した特許文献1の文書処理装置では、トランシーバー内蔵デジタルスキャナ等から文書の画像データを受信側に送信するに際し、送信側で設定される文書分類と、受信側で実行される処理ステップとを、文書処理プロファイルを介して関連付けている。これにより、文書分類に応じて受信側で実行される処理ステップを、送信側での文書分類を変更することなく、受信側で自由に制御できるので、受信者によって文書の処理の柔軟な制御を行うことができる。
ところが、このような文書処理装置では、プリンター又は文書に付属するメタデータや、文書の分類毎に設定したプロファイル情報に基づくことで、適切な印刷データを生成したりすることが可能であるが、機密情報を有する画像形成物である印刷物に対する漏洩防止の対策がとられていない、という問題がある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上記問題点を解消することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、Webアプリケーションによるファイル送信画面、又はファイル受信画面の表示が可能なパネル部と、複数のファイルを管理する文書管理サーバーとの間でデータのやり取りを行う通信制御部と、前記通信制御部に対し、前記ファイル送信画面で選択された第1の入力情報及び前記ファイル受信画面で選択された第2の入力情報を文書管理サーバーに送信させるシステム制御部とを備え、前記システム制御部は、前記ファイル送信画面で選択されたファイルと当該ファイルに関連付けられた機密度とを含む情報を前記第1の入力情報として前記文書管理サーバーに送信させ、かつ前記ファイル受信画面で前記文書管理サーバーが管理するファイルの中における画像形成の出力とするものの選択を含む情報を前記第2の入力情報として前記文書管理サーバーに送信させ、前記文書管理サーバーから前記第2の入力情報に該当する前記ファイルと当該ファイルに関して前記第1の入力情報から認識された前記機密度とを受け取ると、受け取った前記ファイルに対し前記機密度に応じた画像形成制限処理を実行することを特徴とする。
また、前記パネル部での表示を制御するパネル操作制御部を備え、前記システム制御部は、前記ファイル送信画面でファイル選択の操作があると、前記パネル操作制御部に対し、ファイルの一覧を示す第1のダイアログボックスの表示を指示し、前記ファイル送信画面で機密度選択の操作があると、機密度の一覧を示す第2のダイアログボックスの表示を指示し、さらに、前記第1のダイアログボックスで選択されたファイルに対し、前記第2のダイアログボックスで選択された前記機密度を関連付けることを特徴とする。
また、前記機密度は、複数のレベルで設定可能であり、前記システム制御部は、前記文書管理サーバーから受け取ったファイルの機密度に応じて、
(1)前記機密度が第1レベルであるとき、任意の画像形成装置での印刷を許可する
(2)前記機密度が第2レベルであるとき、特定の画像形成装置でのみの印刷を許可する
(3)前記機密度が第3レベルであるとき、画像形成物に防犯ラベルを付与する
(4)前記機密度が第4レベルであるとき、前記ファイルの印刷が行われないように制御するとした(1)~(4)のいずれかに対応した画像形成制限処理を実行することを特徴とする。
また、前記機密度の関連付けは、前記ファイルのデータに、電子印、QR(Quick Response)コード(登録商標)、メタデータ、及びすかし情報のいずれかの付加によるものであることを特徴とする。
また、前記システム制御部は、前記文書管理サーバーから受け取ったファイルに機密度が関連付けられている場合、このファイルの画像形成物に対し、特定期間内でのみコピー、又はスキャンを可能とし、さらに、特定期間を過ぎた場合、前記コピー、又はスキャンした画像データに元の文書が読み込めないような制御情報を印刷させることを特徴とする。
本発明の画像形成装置では、システム制御部により、ファイル送信画面で選択されたファイルと当該ファイルに関連付けられた機密度とを含む情報を第1の入力情報として文書管理サーバーに送信させ、かつファイル受信画面で文書管理サーバーが管理するファイルの中における画像形成の出力とするものの選択を含む情報を第2の入力情報として文書管理サーバーに送信させ、文書管理サーバーから第2の入力情報に該当するファイルと当該ファイルに関して第1の入力情報から認識された機密度とを受け取ると、受け取ったファイルに対し機密度に応じた画像形成制限処理を実行する。これにより、受け取ったファイルに関連付けられている機密度に応じた画像形成制限処理を実行できる。
本発明の画像形成装置によれば、受け取ったファイルに関連付けられている機密度に応じた画像形成制限処理を実行できるので、機密情報を有する画像形成物に対する漏洩防止の対策をとることができる。
本発明の画像形成装置の一実施形態を説明するための図である。 図1のMFP、文書管理サーバー、ユーザー端末の構成の一例について説明するための図である。 図1の画像形成装置におけるファイル送信画面の一例を示す図である。 図1の画像形成装置におけるファイル受信画面の一例を示す図である。 図1の画像形成装置によるファイルに関連付けられた機密度に応じての印刷制限処理の一例について説明するためのフローチャートである。 図1のMFPでのファイルに関連付けられた機密度に応じての印刷制限処理の具体例について説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の画像形成装置の一実施形態を、図1~図6を参照しながら説明する。なお、以下の説明においての画像形成装置の一例としては、たとえば印刷機能、コピー機能、FAX(Facsimile)機能、ネットワーク経由でのデータ送受信機能等を搭載した複合的な周辺機器であるMFP(Multifunction Peripheral)であるものとする。
まず、図1に示すように、画像形成装置であるMFP100は、LAN(Local Area Network)等のネットワーク400を介して文書管理サーバー200と、PC(Personal Computer)等のユーザー端末300とに接続されている。なお、MFP100は、インターネット等のネットワークと、LAN等のネットワーク400とを介し、文書管理サーバー200に接続されていてもよい。また、MFP100は、ネットワーク400又は無線通信により、スマートフォン等の携帯端末と接続されていてもよい。また、MFP100は、1台であってもよいし、図示のように複数台であってもよい。
ユーザー端末300は、ネットワーク400を介し、MFP100のいずれかに印刷ジョブを送信できる。また、ユーザー端末300は、詳細については後述するが、後述の図3のWebアプリケーションによるファイル送信画面500Aを介して文書管理サーバー200にファイルを送信できる。また、ユーザー端末300は、詳細については後述するが、後述の図4のWebアプリケーションによるファイル受信画面500Bを介して文書管理サーバー200からファイルを受信し、いずれかのMFP100によって受信したファイルの印刷を指示できる。なお、ファイルの送信又は受信においては、Webアプリケーションに限らず、ファイルの送信又は受信が可能な一般的なアプリケーションを用いてもよい。
MFP100は、後述のHDD106にユーザーボックスを搭載しており、ユーザー端末300から受け取った印刷ジョブを登録する。ユーザー端末300から印刷ジョブを送信する場合、MFP100側に登録してある認証情報であるユーザーID及びパスワードを用いる。MFP100側で印刷を実行する場合、たとえばログイン処理が必要となる。この場合、MFP100側では、たとえば後述のパネル部105を介して入力されたユーザーID及びパスワードと、既に登録されているユーザーID及びパスワードとを照合してユーザー認証を行い、ユーザー認証に成功すると、選択した印刷ジョブの印刷処理を実行する。また、MFP100は、詳細については後述するが、後述の図3のWebアプリケーションによるファイル送信画面500Aを介し、たとえば後述のHDD106に記憶されているファイルを文書管理サーバー200に送信できる。また、MFP100は、詳細については後述するが、後述の図4のWebアプリケーションによるファイル受信画面500Bを介して文書管理サーバー200からファイルを受信し、受信したファイルに対する印刷を実行できる。なお、MFP100は、詳細については後述するが、ファイルを印刷する場合、ファイルに関連付けられた機密度に応じた印刷制限処理を行う。
次に、図2を参照し、MFP100、文書管理サーバー200、ユーザー端末300の構成の一例について説明する。MFP100は、スキャナー部101、プリンター部102、FAX部103、I/F(インターフェース)104、パネル部105、HDD106、及びこれらの動作を制御する制御部110を備えている。
スキャナー部101は、イメージセンサ(図示省略)によって読み取られる図示しない用紙上の画像をデジタルの画像データに変換し、制御部110に入力するデバイスである。プリンター部102は、制御部110から出力される印刷データに基づき、図示しない用紙上に画像を印刷するデバイスである。FAX部103は、制御部110から出力されるデータを、電話回線を通じ相手方となるファクシミリへと送信し、また、相手方ファクシミリからのデータを受信して制御部110に入力するデバイスである。
I/F104は、ネットワーク400を介し、文書管理サーバー200、他のMFP100、ユーザー端末300等との通信を受け持つ。なお、I/F104は、図示しないコンテンツサーバーやウェブサーバー等との通信を受け持ってもよい。パネル部105は、MFP100の印刷機能、コピー機能、FAX機能、ネットワーク経由でのデータ送受信機能や、各種設定のための表示を行うタッチパネル等のデバイスである。また、パネル部105は、ログイン処理で必要となる認証情報であるユーザーID及びパスワードの入力を促す内容を表示する。また、パネル部105は、ユーザーのタッチ操作に応じて、後述の図3のWebアプリケーションによるファイル送信画面500Aや、後述の図4のWebアプリケーションによるファイル受信画面500Bを表示する。HDD106は、MFP100の種々の機能を提供するためのアプリケーションプログラム等を記憶している記憶デバイスである。また、HDD106は、たとえばユーザー端末300側から登録された印刷ジョブを記憶するユーザーボックスを有している。
制御部110は、アプリケーションプログラム、画像形成プログラム、および制御プログラム等を実行してMFP100全体の動作を制御するプロセッサーである。制御部110は、スキャナー制御部111、プリンター制御部112、FAX(Facsimile)制御部113、通信制御部114、RAM(Random Access Memory)115、ROM(Read-Only Memory)116、印刷管理部117、画像処理部118、パネル操作制御部119、HDD制御部120、システム制御部121を備えている。また、これらは、データバス122に接続されている。
スキャナー制御部111は、スキャナー部101の読み取り動作を制御する。プリンター制御部112は、プリンター部102の印刷動作を制御する。FAX制御部113は、FAX部103によるデータの送受信動作を制御する。通信制御部114は、I/F104を介し、ネットワーク400経由でのデータ等の送受信の制御を行う。RAM115は、プログラムを実行するためのワークメモリーである。また、RAM115は、画像処理部118によって画像処理された印刷データを記憶する。ROM116には、各部の動作チェック等を行う制御プログラムが記憶されている。
印刷管理部117は、詳細については後述するが、文書管理サーバー200から受信したファイルを印刷する場合、ファイルに関連付けられた機密度に応じた処理をシステム制御部121に通知する。画像処理部118は、スキャナー部101によって読み取られた画像データに対する画像処理(ラスタライズ)を行う。また、画像処理部118は、HDD106のユーザーボックスに登録された印刷ジョブに対する画像処理(ラスタライズ)を行う。なお、システム制御部121は、画像処理部118が画像処理した印刷データを、一旦、RAM115に記憶させる。また、画像処理部118は、詳細については後述するが、システム制御部121の指示に基づき、ファイルに関連付けられた機密度に応じた処理を実行する。パネル操作制御部119は、パネル部105の表示動作を制御する。また、パネル操作制御部119は、パネル部105を介し、印刷、コピー、FAX、ネットワーク400経由でのデータ送受信等の開始、認証情報の入力等の入力等を受け付ける。
システム制御部121は、各部の連携動作等を制御する。また、システム制御部121は、パネル操作制御部119がパネル部105を介してログインのためのユーザーID及びパスワードを示す認証情報の入力を受け付けると、たとえばHDD106に登録されているユーザーの認証情報と比較し、ユーザーの認証を行う。また、システム制御部121は、ユーザーの認証に成功すると、パネル操作制御部119に対してパネル部105を介しての各種指示等の入力を受け付けを許可する。また、システム制御部121は、後述の図3のWebアプリケーションによるファイル送信画面500Aを介しての送信指示が有ると、通信制御部114を介し、文書管理サーバー200にファイルを送信する。また、システム制御部121は、後述の図4のWebアプリケーションによるファイル受信画面500Bを介してのファイルの受信要求があると、文書管理サーバー200に対してファイルの受信要求を送信する。また、システム制御部121は、印刷管理部117からのファイルに関連付けられた機密度に応じた処理の通知に基づき、画像処理部118での画像処理(ラスタライズ)等を制御する。また、システム制御部121は、印刷管理部117からのファイルに関連付けられた機密度に応じた処理の通知に基づき、画像処理部118での画像処理(ラスタライズ)等を制御する。
文書管理サーバー200は、I/F201、及びI/F201を制御する制御部210を備えている。I/F201は、ネットワーク400経由でのMFP100、ユーザー端末300等との通信を受け持つ。制御部210は、アプリケーションプログラム及び制御プログラム等を実行して文書管理サーバー200全体の動作を制御するプロセッサーである。制御部210は、RAM211、ROM212、通信制御部213、ファイル情報管理部214、システム制御部215を備えている。また、これらは、データバス216に接続されている。
RAM211は、プログラムを実行するためのワークメモリーである。ROM212は、各部の動作チェック等を行う制御プログラムを記憶している。通信制御部213は、I/F201を介し、ネットワーク400経由でのMFP100、ユーザー端末300等とのデータ等の送受信の制御を行う。ファイル情報管理部214は、MFP100又はユーザー端末300側からの、後述の図3のWebアプリケーションによるファイル送信画面500Aを介して送信されたファイルに関連する入力情報を管理する。
システム制御部215は、通信制御部213を介し、MFP100又はユーザー端末300側からの、後述の図3のWebアプリケーションによるファイル送信画面500Aを介して送信されたファイルを受け取ると、ファイル情報管理部214に対し、受け取ったファイルに関連する入力情報の管理を指示する。また、システム制御部215は、MFP100又はユーザー端末300側からの、後述の図4のWebアプリケーションによるファイル受信画面500Bを介してのファイルの受信要求があると、ファイル情報管理部214が管理しているファイル等を、通信制御部213を介して送信する。
ユーザー端末300は、I/F301、キーボード302、マウス303、表示部304、HDD305、及びこれらの動作を制御する制御部310を備えている。I/F301は、ネットワーク400を介し、MFP100、文書管理サーバー200等との通信を受け持つ。なお、I/F301は、ネットワーク400を介し、図示しないコンテンツサーバーやウェブサーバー等との通信を受け持ってもよい。キーボード302は、制御部310に文字等を入力する入力デバイスである。マウス303は、制御部310に入力位置等を指示する入力デバイスである。表示部304は、文字等の情報を表示する。また、表示部304は、ユーザーの操作に応じて、後述の図3のWebアプリケーションによるファイル送信画面500A、又は後述の図4のWebアプリケーションによるファイル受信画面500Bを表示する。HDD305は、ユーザー端末300の種々の機能を提供するためのアプリケーションプログラム等を記憶している記憶デバイスである。
制御部310は、アプリケーションプログラム及び制御プログラム等を実行してユーザー端末300全体の動作を制御するプロセッサーである。制御部310は、通信制御部311、RAM312、ROM313、入力デバイス制御部314、表示制御部315、HDD制御部316、システム制御部317を備えている。また、これらは、データバス318に接続されている。
通信制御部311は、I/F301を介し、MFP100、文書管理サーバー200等との送受信の制御を行う。RAM312は、プログラムを実行するためのワークメモリーである。ROM313には、各部の動作チェック等を行う制御プログラムが記憶されている。入力デバイス制御部314は、キーボード302及びマウス303の入力動作を制御し、キーボード302及びマウス303の入力信号を制御部310に渡す。表示制御部315は、表示部304の表示動作を制御する。HDD制御部316は、HDD305に対するデータの読み出し及び書き込み等を制御する。システム制御部317は、各部の連携動作等を制御する。また、システム制御部317は、MFP100のいずれかに対する印刷ジョブの登録指示があると、通信制御部311を介し、MFP100のいずれかに印刷ジョブを送信する。また、システム制御部317は、後述の図3のWebアプリケーションによるファイル送信画面500Aを介しての送信指示が有ると、通信制御部311を介し、文書管理サーバー200にファイルを送信する。また、システム制御部317は、後述の図4のWebアプリケーションによるファイル受信画面500Bを介してのファイルの受信要求があると、文書管理サーバー200に対してファイルの受信要求を送信する。
次に、図3を参照し、Webアプリケーションによるファイル送信画面500Aについて説明する。なお、このファイル送信画面500Aは、MFP100のパネル部105に表示される場合として説明する。
まず、ファイル送信画面500Aは、任意のブラウザー画面を介して表示されるWebページである。ファイル送信画面500Aには、たとえばファイル送信者510のユーザー情報を入力する項目511と、メールアドレス512を入力する項目513とが設けられている。ファイル送信者510のユーザー情報としては、ユーザー名、又はユーザーID(ユーザー識別情報等)等を用いることができる。メールアドレス512は、ユーザーが使用するユーザー端末300、又はスマートフォン等の携帯端末で用いるアドレスを用いることができる。メールアドレス512の項目513にアドレスを入力しておくことで、文書管理サーバー200からのファイルの送信完了の通知等を受け取ることができる。また、メールアドレス512の項目513にアドレスを入力しておくことで、ファイルの受信者がファイル送信者510に対し、印刷許可の要求を出すことができる。
また、ファイル送信画面500Aには、送信したいファイルの選択を行うファイル選択ボタン520と、選択されたファイルを表示する表示欄521とが設けられている。ファイル選択ボタン520を選択すると、たとえばダイアログボックス522が表示される。ダイアログボックス522には、たとえばMFP100のHDD106に記憶されているファイルの一覧が表示される。ダイアログボックス522で、たとえば000111.docのファイルを、たとえばパネル部105のタッチ操作で選択すると、選択されたファイルが表示欄521に表示される。なお、ダイアログボックス522からは、1つのファイルに限らず、複数のファイルを選択できる。この場合、選択したいファイルを、パネル部105のタッチ操作で指示することで、複数のファイルを選択できる。
また、ファイル送信画面500Aには、ファイルの機密度の選択を行う機密度選択ボタン530と、選択された機密度を表示する表示欄531とが設けられている。機密度選択ボタン530を選択すると、たとえばダイアログボックス532が表示される。ダイアログボックス532には、機密度の一覧が表示される。ここで、機密度には、たとえば社外秘533、部外秘534、課外秘535、極秘536が設けられている。また、たとえば社外秘533は機密度が第1レベル、部外秘534は機密度が第2レベル、課外秘535は機密度が第3レベル、極秘536は機密度が第4レベルというように設定できる。つまり、機密度の高さは、たとえば社外秘(第1レベル)533<部外秘(第2レベル)534<課外秘(第3レベル)535<極秘(第4レベル)536となるように、設定されているとする。なお、これらの機密度及びレベルについては、Webアプリケーションに登録しておくことができる。また、機密度及びレベルについては、任意に変更可能である。
ダイアログボックス532で、たとえば部外秘534を、たとえばパネル部105のタッチ操作で選択すると、選択された機密度である部外秘534が表示欄531に表示される。なお、機密度の部外秘534は、たとえばダイアログボックス522で選択されたたとえば000111.docのファイルに関連付けられる。また、たとえばダイアログボックス522で複数のファイルが選択された場合、それぞれのファイルが選択される毎に、機密度選択ボタン530を選択し、ダイアログボックス532で選択したいずれかの機密度を選択することで、その機密度が選択されたファイルに関連付けられる。なお、機密度の関連付けに際しては、ファイルデータに、電子印、QR(Quick Response)コード(登録商標)、メタデータ、すかし情報等を付加するようにしてもよい。また、機密にする必要のないファイルについては、機密度選択ボタン530の操作による機密度の選択は不要である。この場合、たとえばダイアログボックス522で複数のファイルが選択される。
また、ファイル送信画面500Aには、MFP100を登録するMFP登録ボタン540と、登録したMFP100を表示する表示欄541とが設けられている。MFP登録ボタン540を選択すると、たとえばダイアログボックス542が表示される。ダイアログボックス542には、たとえばMFP100のHDD106に記憶されている複数のMFP100の機種名が表示される。なお、ダイアログボックス542に表示されている機種名には、それぞれの接続情報が関連付けられている。ダイアログボックス542で、たとえば機種名である0123MFPを、たとえばパネル部105のタッチ操作で選択すると、選択された機種名である0123MFPが表示欄541に表示される。また、この選択されたMFP100の機種名は、ダイアログボックス522で選択されたファイルに関連付けられてもよい。これにより、文書管理サーバー200から受信したファイルの印刷のためのMFP100を選択する操作を省くことが可能となる。なお、MFP100の登録が不要な場合、ダイアログボックス542でのMFP100を選択は不要である。
また、ファイル送信画面500Aには、ファイル送信ボタン550が設けられている。ファイル送信ボタン550を選択すると、ファイル送信画面500Aで入力、又は選択された内容が文書管理サーバー200に送信される。また、表示欄521に表示されている選択されたファイルについては、たとえばMFP100のHDD106に記憶されているファイルデータが文書管理サーバー200に送信される。
なお、ファイル送信画面500Aは、たとえばMFP100のパネル部105に表示される場合として説明したが、ユーザー端末300の表示部304にも表示可能である。ユーザー端末300の表示部304にファイル送信画面500Aを表示させた場合、たとえばマウス303を操作することで、上記同様の操作が可能である。ただし、ユーザー端末300の表示部304での操作の場合、ダイアログボックス522に表示されるファイルは、たとえばユーザー端末300のHDD305、又はUSB等の外部メモリーに記憶されているものとなる。
次に、図4を参照し、Webアプリケーションによるファイル受信画面500Bについて説明する。なお、このファイル受信画面500Bは、MFP100のパネル部105に表示される場合として説明する。
まず、ファイル受信画面500Bは、上記同様に、任意のブラウザー画面を介して表示されるWebページである。ファイル受信画面500Bには、たとえばファイル受信者560のユーザー情報を入力する項目561と、メールアドレス562を入力する項目563とが設けられている。ファイル受信者560のユーザー情報としては、上記同様に、ユーザー名、又はユーザーID(ユーザー識別情報等)等を用いることができる。メールアドレス562は、ユーザーが使用するユーザー端末300、又はスマートフォン等の携帯端末で用いるアドレスを用いることができる。メールアドレス562の項目563にアドレスを入力しておくことで、文書管理サーバー200からのファイルの受信完了の通知等を受け取ることができる。また、メールアドレス562の項目563にアドレスを入力しておくことで、ファイルの受信者がMFP100からの印刷完了の通知を受け取ることができる。
また、ファイル受信画面500Bには、受信したいファイルの選択を行うファイル選択ボタン570と、選択されたファイルを表示する表示欄571とが設けられている。ファイル選択ボタン570を選択すると、たとえばダイアログボックス572が表示される。ダイアログボックス572には、文書管理サーバー200のファイル情報管理部214が管理しているファイルの一覧が表示される。ダイアログボックス572で、たとえば000111.docのファイルを、たとえばマウス303のクリック操作で選択すると、選択されたファイルが表示欄571に表示される。なお、ダイアログボックス572からは、1つのファイルに限らず、複数のファイルを選択できる。この場合、選択したいファイルを、マウス303のクリック操作で指示することで、複数のファイルを選択できる。
また、ファイル受信画面500Bには、ファイルの機密度を表示させる機密度表示ボタン580と、機密度を表示する表示欄581とが設けられている。機密度表示ボタン580を選択すると、表示欄571に表示されたファイルに関連付けされている機密度が表示される。図示の例では、たとえば000111.docのファイルに関連付けられた部外秘534が表示される。このように、表示欄581に機密度が表示されることで、ファイル受信者560に印刷物に対するセキュリティの認識を促すことができる。また、たとえば000111.docのファイルに関連付けられた機密度である部外秘534は、後述のMFP100での印刷制限処理で用いられる。
また、ファイル受信画面500Bには、ファイルに関連付けられたMFP100を表示させるMFP表示ボタン590と、ファイルに関連付けられたMFP100を表示する表示欄591とが設けられている。MFP表示ボタン590を選択すると、表示欄591にたとえば000111.docのファイルに関連付けられた、たとえば機種名である0123MFPが表示される。これにより、表示欄591に表示されたたとえば機種名である0123MFPを変更しなければ、000111.docのファイルを印刷するMFP100を選択する操作が不要となる。なお、表示欄591に表示されている機種名である0123MFPを、別の機種名である0234MFPに変更したい場合、ダイアログボックス592から機種名である0234MFPを選択すると、0123MFPが0234MFP に置き換えられる。なお、ダイアログボックス592に表示されている機種名には、上記同様に、それぞれの接続情報が関連付けられている。これにより、000111.docのファイルを印刷するMFP100を任意に選択した場合、ファイル受信画面500Bで選択したファイルが任意に選択したMFP100の接続情報を元に送信できる。また、ダイアログボックス592に表示されていない機種名を選択したい場合、たとえばMFP表示ボタン590を2回選択すると、ダイアログボックス592にファイルに関連付けられていない機種名が表示されるようにしてもよい。ここで、ファイルに関連付けられていない機種名とは、たとえばMFP100のHDD106に記憶されている複数の他のMFP100の機種名である。このようにすると、ダイアログボックス592からファイルに関連付けられていない機種名を選択することができるので、ユーザーの利便性をさらに高めることができる。
また、ファイル受信画面500Bには、ファイル印刷ボタン595が設けられている。ファイル印刷ボタン595を選択すると、ファイル受信画面500Bの表示欄571に表示されている000111.docのファイルが、たとえば表示欄591に表示されている機種名である123MFPに送信され、123MFPのMFP100での印刷が実行される。
なお、表示欄591に表示されている機種名である123MFPが、操作中のMFP100に該当しない場合、操作中のMFP100が機種名である123MFPに該当するMFP100に、機種名である123MFPに関連付けられた接続情報を基に、ファイル受信画面500Bの内容を送信する。また、ファイル受信画面500Bは、MFP100のパネル部105に表示される場合として説明したが、上記同様に、ユーザー端末300の表示部304にも表示可能である。
また、表示欄571に表示されているファイルを印刷するMFP100においては、表示欄581に表示されているファイルに関連付けられた機密度に応じて、次のような処理を実行する。すなわち、機密度の高さは、上述したように、社外秘(第1レベル)533<部外秘(第2レベル)534<課外秘(第3レベル)535<極秘(第4レベル)536となるように設定されているとする。この場合、MFP100のシステム制御部121は、印刷するファイルの機密度のレベルに応じてたとえば次の(条件1)~(条件4)に従い、印刷制限処理を実行する。
(条件1)MFP100のシステム制御部121は、たとえば印刷するファイルの機密度が第1レベルの社外秘533である場合、任意のMFP100での印刷を許可する。
(条件2)MFP100のシステム制御部121は、たとえば印刷するファイルの機密度が第2レベルの部外秘534である場合、特定のMFP100でのみの印刷を許可する。この場合、ファイルを受け取ったMFP100が特定のMFP100でなければ、パネル部105に印刷を許可する特定のMFP100を表示させる。ユーザーは、パネル部105の内容を確認し、パネル部105を介してファイル受信画面500Bの内容を特定のMFP100に転送するように指示する。これにより、特定のMFP100でのファイルの印刷が可能となる。
(条件3)MFP100のシステム制御部121は、たとえば印刷するファイルの機密度が第3レベルの課外秘535である場合、印刷物に防犯ラベルを付与する。この場合、防犯ラベルと、防犯ラベルを印刷物に付与する付与機構とを、印刷物の排出口付近に配置しておき、印刷物の先頭ページ等に付与機構によって防犯ラベルを貼着させるようにすることで、印刷物に対する防犯ラベルの付与が可能となる。
(条件4)MFP100のシステム制御部121は、たとえば印刷するファイルの機密度が第4レベルの極秘536である場合、ファイルの印刷が行われないように制御する。
なお、(条件4)のように、たとえば印刷するファイルの機密度が(第4レベル)の極秘である場合、ファイル作成者、又は最終更新者に印刷要求を出し、要求先が発行したPIN(Personal Identification Number)コードを受け取ることで、ファイルの印刷の制限が解除されるようにしてもよい。また、(条件1)~(条件4)のように機密度がファイルに関連付けられている場合での印刷物に対しては、特定期間内でのみコピー、又はスキャンを可能とし、特定期間を過ぎた場合、コピー、又はスキャンした画像データに元の文書が読み込めないようにモザイク加工が施されるような制御情報が印刷されるようにしてもよい。これにより、印刷物のファイルの返却を疑似的に実現できる。また、ファイルに機密度が関連付けられた場合に限らず、ユーザーのメタデータ(役職や所属)をファイルに関連付けし、そのメタデータ(役職や所属)に基づき、上述した(条件1)~(条件4)のような印刷制限処理を実行してもよい。さらには、機密度とメタデータ(役職や所属)との組み合わせにより、上述した(条件1)~(条件4)のような印刷制限処理を実行してもよい。また、印刷すなわち、印刷するファイルに機密度が関連付けられていない場合、(条件1)のように、任意のMFP100での印刷を許可するようにしてもよい。
次に、図5を参照し、画像形成装置による印刷制限処理の一例について説明する。なお、文書管理サーバー200に対するファイルの送信、及び受信は、MFP100又はユーザー端末300のいずれかで行うことは可能であるが、説明の都合上、MFP100で行われるものとする。
(ステップS101)
MFP100のシステム制御部121は、ファイル送信画面500Aの表示が指示されたかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのパネル部105を介してのタッチ操作によるファイル送信画面500Aの表示の操作を受け付けたことを示す通知を受け取っていなければ、ファイル送信画面500Aの表示が指示されていないと判断する(ステップS101:No)。
これに対し、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのパネル部105を介してのタッチ操作によるファイル送信画面500Aの表示の操作を受け付けたことを示す通知を受け取っていれば、ファイル送信画面500Aの表示が指示されたと判断し(ステップS101:Yes)、ステップS102に移行する。
(ステップS102)
MFP100のシステム制御部121は、ファイル送信画面500Aを表示させる。
この場合、システム制御部121は、パネル操作制御部119に対してファイル送信画面500Aの表示を指示し、ステップS103に移行する。
このとき、パネル操作制御部119は、パネル部105に、図3に示したファイル送信画面500Aを表示させる。
(ステップS103)
MFP100のシステム制御部121は、ファイル送信ボタン550が選択されたかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、図3のファイル送信画面500Aにおいて、ユーザーによるパネル部105を介してのタッチ操作が行われると、パネル操作制御部119に対して表示を指示する。このとき、パネル操作制御部119は、ファイル送信画面500Aに対して次のような内容を表示させる。
すなわち、パネル操作制御部119は、ファイル送信者510の項目511にユーザー名、又はユーザーID(ユーザー識別情報等)等のユーザー情報が入力され、メールアドレス512の項目513にアドレスが入力されると、それぞれの項目511、513に、ユーザー情報とアドレスとを表示させる。
また、パネル操作制御部119は、また、ファイル送信画面500Aにおいて、ファイル選択ボタン520が操作されると、たとえばMFP100のHDD106に記憶されているファイルの一覧を示すダイアログボックス522を表示させ、ダイアログボックス522から任意のファイルが選択されると、選択されたファイルを表示欄521に表示させる。ここで、パネル操作制御部119は、ダイアログボックス522で、たとえば000111.docのファイルが選択されると、選択された000111.docのファイルを表示欄521に表示させる。
また、パネル操作制御部119は、ファイルの機密度の選択を行う機密度選択ボタン530が選択されると、たとえば社外秘533、部外秘534、課外秘535、極秘536を示すダイアログボックス532を表示させる。ここで、パネル操作制御部119は、たとえば部外秘534が、たとえばパネル部105のタッチ操作で選択されると、選択された機密度である部外秘534を表示欄531に表示させる。
また、パネル操作制御部119は、MFP登録ボタン540が選択されると、たとえばMFP100のHDD106に記憶されている複数のMFP100の機種名の一覧を示すダイアログボックス542を表示させる。ここで、パネル操作制御部119は、ダイアログボックス542で、たとえば機種名である0123MFPが、たとえばパネル部105のタッチ操作で選択されると、選択された機種名である0123MFPを表示欄541に表示させる。
そして、パネル操作制御部119は、ファイル送信ボタン550が選択されると、システム制御部121にファイル送信ボタン550が選択されたことを通知する。
ここで、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのファイル送信ボタン550が選択されたことを示す通知を受け取っていなければ、ファイル送信ボタン550が選択されていないと判断する(ステップS103:No)。
これに対し、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのファイル送信ボタン550が選択されたことを示す通知を受け取っていれば、ファイル送信ボタン550が選択されたと判断し(ステップS103:Yes)、ステップS104に移行する。
(ステップS104)
MFP100のシステム制御部121は、通信制御部114に対して文書管理サーバー200へのファイル送信画面500Aの入力情報を送信させる。
このとき、通信制御部114は、文書管理サーバー200にファイル送信画面500Aの内容を示す入力情報を送信する。なお、通信制御部114は、ファイル送信画面500Aの内容を示す入力情報を文書管理サーバー200に送信する際、表示欄521に表示されている選択されたファイルに該当するファイルデータを併せて文書管理サーバー200に送信する。ここで、表示欄521に表示されている選択されたファイルは、たとえばMFP100のHDD106に記憶されているものであってもよいし、USB等の外部メモリーに記憶されているものであってもよい。
(ステップS105)
MFP100のシステム制御部121は、ファイル受信画面500Bの表示が指示されたかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのパネル部105を介してのタッチ操作によるファイル受信画面500Bの表示の操作を受け付けたことを示す通知を受け取っていなければ、ファイル受信画面500Bの表示が指示されていないと判断する(ステップS105:No)。
これに対し、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのパネル部105を介してのタッチ操作によるファイル受信画面500Bの表示の操作を受け付けたことを示す通知を受け取っていれば、ファイル受信画面500Bの表示が指示されたと判断し(ステップS105:Yes)、ステップS106に移行する。
(ステップS106)
MFP100のシステム制御部121は、ファイル受信画面500Bを表示させる。
この場合、システム制御部121は、パネル操作制御部119に対してファイル受信画面500Bの表示を指示し、ステップS107に移行する。
このとき、パネル操作制御部119は、パネル部105に、図4に示したファイル受信画面500Bを表示させる。
(ステップS107)
MFP100のシステム制御部121は、ファイル印刷ボタン595が選択されたかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、図4のファイル受信画面500Bにおいて、ユーザーによるパネル部105を介してのタッチ操作等が行われると、パネル操作制御部119に対して表示を指示する。このとき、パネル操作制御部119は、ファイル受信画面500Bに対して次のような内容を表示させる。
すなわち、パネル操作制御部119は、ファイル受信者560の項目561にユーザー名、又はユーザーID(ユーザー識別情報等)等のユーザー情報が入力され、メールアドレス562の項目563にアドレスが入力されると、それぞれの項目561、563に、ユーザー情報とアドレスとを表示させる。
また、パネル操作制御部119は、また、ファイル受信画面500Bにおいて、ファイル選択ボタン570が操作されると、たとえば文書管理サーバー200のファイル情報管理部214が管理しているファイルの一覧を示すダイアログボックス572を表示させる。ここで、パネル操作制御部119は、ダイアログボックス572で、たとえば000111.docのファイルが、たとえばパネル部105のタッチ操作で選択されると、選択されたファイルを表示欄571に表示させる。なお、ダイアログボックス572からは、上述したように、1つのファイルに限らず、複数のファイルを選択できる。
また、パネル操作制御部119は、ファイルに関連付けられている機密度を表示させる機密度表示ボタン580が選択されると、表示欄581に選択された機密度を表示させる。ここで、パネル操作制御部119は、ファイルに関連付けられている機密度がたとえば部外秘534である場合、表示欄581に部外秘534を表示させる。このように、表示欄581に機密度が表示されることで、ファイル受信者560に印刷物に対するセキュリティの認識を促すことができる。
また、パネル操作制御部119は、MFP表示ボタン590が選択されると、ファイルに関連付けられたMFP100の一覧を示すダイアログボックス592を表示させる。ここで、パネル操作制御部119は、表示欄571にたとえば000111.docのファイルが表示されている場合、000111.docのファイルに関連付けられた、たとえば機種名である0123MFPを表示欄591に表示させる。これにより、000111.docのファイルを印刷するMFP100の選択操作を省くことができる。
なお、パネル操作制御部119は、ダイアログボックス592から他の機種名である0234MFPが選択された場合、表示欄591に表示させた機種名である0123MFPを、他の機種名である0234MFPに置き換えて表示させる。これにより、000111.docのファイルを印刷するMFP100を任意に選択できる。
また、パネル操作制御部119は、たとえばMFP表示ボタン590による一定回数(たとえば2回)の選択操作があると、ダイアログボックス592にファイルに関連付けられていない機種名を表示させることができる。これにより、ダイアログボックス592からファイルに関連付けられていない他の機種名を選択することができるので、ユーザーの利便性をさらに高めることができる。
そして、パネル操作制御部119は、ファイル印刷ボタン595が選択されると、システム制御部121にファイル印刷ボタン595が選択されたことを通知する。
ここで、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのファイル印刷ボタン595が選択されたことを示す通知を受け取っていなければ、ファイル印刷ボタン595が選択されていないと判断する(ステップS107:No)。
これに対し、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのファイル印刷ボタン595が選択されたことを示す通知を受け取っていれば、ファイル印刷ボタン595が選択されたと判断し(ステップS107:Yes)、ステップS108に移行する。
(ステップS108)
MFP100のシステム制御部121は、通信制御部114に対して文書管理サーバー200へのファイル送信画面500Aの入力情報を送信させる。
このとき、通信制御部114は、文書管理サーバー200にファイル送信画面500Aの内容を示す入力情報を送信する。なお、通信制御部114は、ファイル送信画面500Aの内容を示す入力情報を文書管理サーバー200に送信する際、表示欄521に表示されている選択されたファイルに該当するファイルデータを併せて文書管理サーバー200に送信する。ここで、表示欄521に表示されている選択されたファイルは、たとえばMFP100のHDD106に記憶されているものであってもよいし、USB等の外部メモリーに記憶されているものであってもよい。
(ステップS201)
文書管理サーバー200のシステム制御部215は、ユーザー端末300からのファイル送信画面500Aの入力情報を受け取ったかどうかを判断する。
この場合、システム制御部215は、通信制御部213からのユーザー端末300からファイル送信画面500Aの入力情報を受け取ったことを示す通知がなければ、ユーザー端末300からのファイル送信画面500Aの入力情報を受け取っていないと判断する(ステップS201:No)。
これに対し、システム制御部215は、通信制御部213からのユーザー端末300からファイル送信画面500Aの入力情報を受け取ったことを示す通知があれば、ユーザー端末300からのファイル送信画面500Aの入力情報を受け取ったと判断し(ステップS201:Yes)、ステップS202に移行する。
(ステップS202)
文書管理サーバー200のシステム制御部215は、ファイル情報管理部214に対してファイル送信画面500Aの内容を管理させる。
このとき、ファイル情報管理部214は、図3のファイル送信画面500Aを介して送信されたファイル情報の内容を管理する。また、ファイル情報管理部214は、ファイル送信画面500Aを介して送信されたファイル情報の内容とともに送信されるファイルデータを併せて管理する。なお、システム制御部215は、ファイル送信画面500Aを介して送信されたファイル情報の内容とともに送信されるファイルデータを、RAM211等のメモリーに記憶させる。
(ステップS203)
文書管理サーバー200のシステム制御部215は、MFP100からのファイル受信画面500Bの入力情報を受け取ったかどうかを判断する。
この場合、システム制御部215は、通信制御部213からのMFP100からファイル受信画面500Bの入力情報を受け取ったことを示す通知がなければ、MFP100からのファイル受信画面500Bの入力情報を受け取っていないと判断する(ステップS203:No)。
これに対し、システム制御部215は、通信制御部213からのMFP100からファイル受信画面500Bの入力情報を受け取ったことを示す通知があれば、MFP100からのファイル受信画面500Bの入力情報を受け取ったと判断し(ステップS203:Yes)、ステップS204に移行する。
(ステップS204)
文書管理サーバー200のシステム制御部215は、ファイル受信画面500Bの内容に該当するファイルを選択する。
この場合、システム制御部215は、図4に示すように、ファイル受信画面500Bの表示欄571に表示されているファイルが、たとえば000111.docであるとき、RAM211等のメモリーから000111.docに該当するファイルを選択する。
(ステップS205)
文書管理サーバー200のシステム制御部215は、通信制御部213に対して選択したファイルを含むファイル情報を送信させる。なお、ファイル情報には、ファイル受信画面500Bの内容も含まれている。
このとき、通信制御部213は、システム制御部215が選択したファイルを含むファイル情報をMFP100に送信する。この場合、システム制御部215は、たとえば図4のファイル受信画面500Bの表示欄591に表示されているたとえば機種名である0123MFPを送信先として指示する。なお、文書管理サーバー200からの送信先のMFP100が予め設定されている場合、システム制御部215がその設定されているMFP100を送信先として指示してもよい。
(ステップS301)
MFP100のシステム制御部121は、文書管理サーバー200からのファイル受信画面500Bの内容等を含むファイル情報を受け取ったかどうかを確認する。
この場合、システム制御部121は、通信制御部114からの文書管理サーバー200からファイル受信画面500Bの内容等を含むファイル情報を受け取ったことを示す通知がなければ、文書管理サーバー200からのファイル受信画面500Bの内容等を含むファイル情報を受け取っていないと判断する(ステップS301:No)。
これに対し、システム制御部121は、通信制御部114からの文書管理サーバー200からファイル受信画面500Bの内容等を含むファイル情報を受け取ったことを示す通知があれば、文書管理サーバー200からのファイル受信画面500Bの内容等を含むファイル情報を受け取ったと判断し(ステップS301:Yes)、ステップS302に移行する。
(ステップS302)
MFP100のシステム制御部121は、受け取ったファイル情報に基づき、後述の図6に示すように、ファイルに関連付けられた機密度に応じての印刷制限処理を実行する。
なお、ステップS101~ステップS108の手順においては、上述したように、MFP100に限らず、ユーザー端末300側で行ってもよい。
次に、図6を参照し、MFP100によるファイルに関連付けられた機密度に応じての印刷制限処理の具体例について説明する。
(ステップS401)
MFP100のシステム制御部121は、ファイルに機密度が関連付けられているかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、文書管理サーバー200から受け取ったファイル情報に含まれる図4のファイル受信画面500Bの表示欄571に表示されているたとえば000111.docのファイルに、機密度が関連付けられているかどうかを確認する。
その際、システム制御部121は、たとえばファイル受信画面500Bの表示欄581に機密度が表示されていなければ、たとえば000111.docのファイルに、機密度が関連付けられていないと判断し(ステップS401:No)、ステップS403に移行する。
これに対し、システム制御部121は、たとえばファイル受信画面500Bの表示欄581にたとえば部外秘534が表示されている場合、たとえば000111.docのファイルに、機密度が関連付けられていると判断し(ステップS401:Yes)、ステップS402に移行する。
(ステップS402)
MFP100のシステム制御部121は、機密度が第1レベルかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、たとえばファイル受信画面500Bの表示欄581にたとえば社外秘533以外が表示されていれば、機密度が第1レベルではないと判断し(ステップS402:No)、ステップS404に移行する。
これに対し、システム制御部121は、たとえばファイル受信画面500Bの表示欄581にたとえば社外秘533が表示されていれば、機密度が第1レベルであると判断し(ステップS402:Yes)、ステップS403に移行する。
(ステップS403)
MFP100のシステム制御部121は、任意のMFP100での印刷を許可する。
すなわち、システム制御部121は、上述した(条件1)に従い、たとえば印刷するファイルの機密度が第1レベルの社外秘である場合、任意のMFP100での印刷を許可する。これにより、任意のMFP100でのファイルの印刷が可能となる。
(ステップS404)
MFP100のシステム制御部121は、機密度が第2レベルかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、たとえばファイル受信画面500Bの表示欄581にたとえば第2レベルに設定されている部外秘534以外が表示されていれば、機密度が第2レベルではないと判断し(ステップS404:No)、ステップS406に移行する。
これに対し、システム制御部121は、たとえばファイル受信画面500Bの表示欄581にたとえば第2レベルに設定されている部外秘534が表示されていれば、機密度が第2レベルであると判断し(ステップS404:Yes)、ステップS405に移行する。
(ステップS405)
MFP100のシステム制御部121は、特定のMFP100でのみの印刷を許可する。
すなわち、システム制御部121は、上述した(条件2)に従い、たとえば印刷するファイルの機密度が第2レベルに設定されている部外秘534である場合、特定のMFP100でのみの印刷を許可する。この場合、ファイルを受け取ったMFP100が特定のMFP100でなければ、パネル部105に印刷を許可する特定のMFP100を表示させる。ユーザーは、パネル部105の内容を確認し、パネル部105を介してファイル受信画面500Bの内容を特定のMFP100に転送するように指示する。これにより、特定のMFP100でのファイルの印刷が可能となる。
(ステップS406)
MFP100のシステム制御部121は、機密度が第3レベルかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、たとえばファイル受信画面500Bの表示欄581にたとえば第3レベルに設定されている課外秘535以外が表示されていれば、機密度が第3レベルではないと判断し(ステップS406:No)、ステップS408に移行する。この場合の機密度は、第4レベルの極秘536であるため、ステップS408に移行する。
これに対し、システム制御部121は、たとえばファイル受信画面500Bの表示欄581にたとえば第3レベルに設定されている課外秘535が表示されていれば、機密度が第3レベルであると判断し(ステップS406:Yes)、ステップS407に移行する。
(ステップS407)
MFP100のシステム制御部121は、印刷物に防犯ラベルを付与させる。
すなわち、システム制御部121は、上述した(条件3)に従い、たとえば印刷するファイルの機密度が第3レベルに設定されている課外秘535である場合、印刷物に防犯ラベルを付与する。この場合、上述したように、防犯ラベルと、防犯ラベルを印刷物に付与する付与機構とを、印刷物の排出口付近に配置しておき、印刷物の先頭ページ等に付与機構によって防犯ラベルを貼着させるようにすることで、印刷物に対する防犯ラベルの付与が可能となる。
(ステップS408)
MFP100のシステム制御部121は、ファイルの印刷を許可しない。
すなわち、システム制御部121は、上述した(条件4)に従い、たとえば印刷するファイルの機密度が第4レベルに設定されている極秘536である場合、ファイルの印刷が行われないように制御する。
なお、(条件4)のように、たとえば印刷するファイルの機密度が第4レベルに設定されている極秘536である場合、上述したように、ファイル作成者、又は最終更新者に印刷要求を出し、要求先が発行したPINコードを受け取ることで、ファイルの印刷の制限が解除されるようにしてもよい。また、上述したように、(条件1)~(条件4)のように機密度がファイルに関連付けられている場合での印刷物に対しては、特定期間内でのみコピー、又はスキャンを可能とし、特定期間を過ぎた場合、コピー、又はスキャンした画像データに元の文書が読み込めないようなモザイク加工が施されるようにしてもよい。これにより、印刷物のファイルの返却を疑似的に実現できる。また、上述したように、ファイルに機密度が関連付けられた場合に限らず、ユーザーのメタデータ(役職や所属)をファイルに関連付けし、そのメタデータ(役職や所属)に基づき、上述した(条件1)~(条件4)のような印刷制限処理を実行してもよい。さらには、上述したように、機密度とメタデータ(役職や所属)との組み合わせにより、上述した(条件1)~(条件4)のような印刷制限処理を実行してもよい。また、印刷すなわち、印刷するファイルに機密度が関連付けられていない場合、(条件1)のように、任意のMFP100での印刷を許可するようにしてもよい。
このように、本実施形態では、Webアプリケーションによるファイル送信画面500A、又はファイル受信画面500Bの表示が可能なパネル部105と、複数のファイルを管理する文書管理サーバー200との間でデータのやり取りを行う通信制御部114と、通信制御部114に対し、ファイル送信画面500Aで選択された第1の入力情報及びファイル受信画面500B選択された第2の入力情報を文書管理サーバー200に送信させるシステム制御部121とを備えている。
また、システム制御部121は、ファイル送信画面500Aで選択されたファイルと当該ファイルに関連付けられた機密度とを含む情報を第1の入力情報として文書管理サーバー200に送信させ、かつファイル受信画面500Bで文書管理サーバー200が管理するファイルの中における画像形成の出力とするものの選択を含む情報を第2の入力情報として前記文書管理サーバー200に送信させる。そして、システム制御部121は、文書管理サーバー200から第2の入力情報に該当するファイルと当該ファイルに関して第1の入力情報から認識された機密度とを受け取ると、受け取ったファイルに対し機密度に応じた画像形成制限処理を実行する。これにより、受け取ったファイルに関連付けられている機密度に応じた印刷制限処理を実行できるので、機密情報を有する画像形成物である印刷物に対する漏洩防止の対策をとることができる。
また、本実施形態では、文書管理サーバー200に送信するファイルに機密度を関連付けできるため、会社の情報資産(電子データや紙を含む)をまとめた台帳を作成することや、それぞれの情報資産に対して機密度に応じた管理が必要であるとしたISO(International Organization for Standardization) 27001の規格に準拠した機密情報の管理への利用も可能となる。
100 MFP
101 スキャナー部
102 プリンター部
103 FAX部
104 I/F
105 パネル部
106 HDD
110 制御部
111 スキャナー制御部
112 プリンター制御部
113 FAX制御部
114 通信制御部
115、211、312 RAM
116、212、313 ROM
117 印刷管理部
118 画像処理部
119 パネル操作制御部
120 HDD制御部
121 システム制御部
122 データバス
200 文書管理サーバー
201 I/F
210 制御部
213 通信制御部
214 ファイル情報管理部
215 システム制御部
216 データバス
300 ユーザー端末
301 I/F
302 キーボード
303 マウス
304 表示部
305 HDD
310 制御部
311 通信制御部
314 入力デバイス制御部
315 表示制御部
316 HDD制御部
317 システム制御部
318 データバス
400 ネットワーク
500A ファイル送信画面
500B ファイル受信画面
510 ファイル送信者
511、513、561、563 項目
512、562 メールアドレス
520、570 ファイル選択ボタン
521、531、541 表示欄
522、532、542、572、592 ダイアログボックス
530 機密度選択ボタン
533 社外秘
534 部外秘
535 課外秘
536 極秘
540 登録ボタン
550 ファイル送信ボタン
560 ファイル受信者
571、581、591 表示欄
580 機密度表示ボタン
590 MFP表示ボタン
595 ファイル印刷ボタン

Claims (5)

  1. Webアプリケーションによるファイル送信画面、又はファイル受信画面の表示が可能なパネル部と、
    複数のファイルを管理する文書管理サーバーとの間でデータのやり取りを行う通信制御部と、
    前記通信制御部に対し、前記ファイル送信画面で選択された第1の入力情報及び前記ファイル受信画面で選択された第2の入力情報を文書管理サーバーに送信させるシステム制御部とを備え、
    前記システム制御部は、
    前記ファイル送信画面で選択されたファイルと当該ファイルに関連付けられた機密度とを含む情報を前記第1の入力情報として前記文書管理サーバーに送信させ、かつ前記ファイル受信画面で前記文書管理サーバーが管理するファイルの中における画像形成の出力とするものの選択を含む情報を前記第2の入力情報として前記文書管理サーバーに送信させ、
    前記文書管理サーバーから前記第2の入力情報に該当する前記ファイルと当該ファイルに関して前記第1の入力情報から認識された前記機密度とを受け取ると、受け取った前記ファイルに対し前記機密度に応じた画像形成制限処理を実行する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記パネル部での表示を制御するパネル操作制御部を備え、
    前記システム制御部は、前記ファイル送信画面でファイル選択の操作があると、前記パネル操作制御部に対し、ファイルの一覧を示す第1のダイアログボックスの表示を指示し、前記ファイル送信画面で機密度選択の操作があると、機密度の一覧を示す第2のダイアログボックスの表示を指示し、さらに、前記第1のダイアログボックスで選択されたファイルに対し、前記第2のダイアログボックスで選択された前記機密度を関連付ける
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記機密度は、複数のレベルで設定可能であり、
    前記システム制御部は、前記文書管理サーバーから受け取ったファイルの機密度に応じて、
    (1)前記機密度が第1レベルであるとき、任意の画像形成装置での印刷を許可する
    (2)前記機密度が第2レベルであるとき、特定の画像形成装置でのみの印刷を許可する
    (3)前記機密度が第3レベルであるとき、画像形成物に防犯ラベルを付与する
    (4)前記機密度が第4レベルであるとき、前記ファイルの印刷が行われないように制御する
    とした(1)~(4)のいずれかに対応した画像形成制限処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記機密度の関連付けは、前記ファイルのデータに、電子印、QR(Quick Response)コード(登録商標)、メタデータ、及びすかし情報のいずれかの付加によるものであることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記システム制御部は、前記文書管理サーバーから受け取ったファイルに機密度が関連付けられている場合、このファイルの画像形成物に対し、特定期間内でのみコピー、又はスキャンを可能とし、さらに、特定期間を過ぎた場合、前記コピー、又はスキャンした画像データに元の文書が読み込めないような制御情報を印刷させることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の画像形成装置。
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