JP4262071B2 - サービス発注提供システム、画像読取装置、情報処理装置、サービス発注方法、およびプログラム - Google Patents

サービス発注提供システム、画像読取装置、情報処理装置、サービス発注方法、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4262071B2
JP4262071B2 JP2003404560A JP2003404560A JP4262071B2 JP 4262071 B2 JP4262071 B2 JP 4262071B2 JP 2003404560 A JP2003404560 A JP 2003404560A JP 2003404560 A JP2003404560 A JP 2003404560A JP 4262071 B2 JP4262071 B2 JP 4262071B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
service
information
image reading
job
service providing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003404560A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005167685A5 (ja
JP2005167685A (ja
Inventor
俊浩 門脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2003404560A priority Critical patent/JP4262071B2/ja
Priority to US10/990,901 priority patent/US8223356B2/en
Publication of JP2005167685A publication Critical patent/JP2005167685A/ja
Publication of JP2005167685A5 publication Critical patent/JP2005167685A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4262071B2 publication Critical patent/JP4262071B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising

Description

本発明は、サービス発注提供システム、画像読取装置、情報処理装置、サービス発注方法、およびプログラムに関し、特に、ネットワークを介して互いに接続された画像読取装置と情報処理装置とサービス提供装置とから成るサービス発注提供システム、該サービス発注提供システムを構成する画像読取装置および情報処理装置、前記サービス発注提供システムに適用されるサービス発注方法、並びに該サービス発注方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
従来、インターネット上で提供されるプリントサービスを利用する場合には、クライアント端末であるPC(Personal Computer)などでWebブラウザを起動して、インターネット上のプリントサービス提供装置であるWebサーバに対してアクセスし、該Webサーバに、プリントしたい原稿を送信してプリントを依頼するようにしていた(例えば特許文献1)。
このプリントしたい原稿が電子データである場合には、PCから、そのままWebサーバに送信すればよいが、原稿が紙原稿の場合には、そのままWebサーバに送信することはできないから、画像読取装置で紙原稿を読み取り、読み取った電子データ(画像データ)を自分のPCへ送信し、その後、自分のPCからWebサーバにアクセスして、読み取った電子データを送信するという手順を踏んでいた。
特開平11−007365号公報
しかしながら、上記の従来の方法では、画像読取装置で紙原稿を読み取って、読み取った電子データを自分のPCに送信する操作と、その電子データをPCからWebサーバに送信する操作という2つの操作が必要であり、手間がかかるという問題があった。
また、読み取った電子データが、画像読取装置からPCへとPCからWebサーバへと、ネットワーク上で同一データの2回の送信が行われるために、ネットワークに大きな負荷をかけてしまったり、また、そうした送信に要する時間や送信中のユーザの待ち時間が長くなってしまったりという問題があった。
なお、ネットワーク上で同一データを2回送信することを避けるために、読み取った画像データを画像読取装置からWebサーバへ直接送信する解決策も考えられるが、これには下記のような問題がある。
1)画像読取装置は、複数のユーザが共有する装置であるため、複数ユーザに共通の操作画面を備えており、自分専用のPCから電子データを送信する場合に比べて操作性が悪い。
2)画像読取装置の操作画面はPCに比べて小さく、キーボードやポインティングデバイス(マウス)も付いてないことがほとんどのため、画像読取装置の操作部を用いてインターネット上のWebサーバにアクセスしようとすると、自分のPCで設定する場合に比べて操作性が悪い。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、画像読取装置からインターネット上のサービス提供装置に対して直接、読み取った画像データを送信する場合の操作性を改善したサービス発注提供システム、画像読取装置、情報処理装置、サービス発注方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明によれば、ネットワークを介して互いに接続された画像読取装置と情報処理装置とサービス提供装置とから成るサービス発注提供システムにおいて、前記画像読取装置に設けられ、原稿画像を読み取って原稿データを生成する画像読取手段と、前記画像読取装置に設けられ、前記画像読取手段によって生成された原稿データと、該原稿データに基づき前記サービス提供装置で行われるべき処理に必要な第1の情報とから成るジョブを前記サービス提供装置に対して送信する第1の送信手段と、前記画像読取装置に設けられ、前記第1の送信手段によって送信されたジョブのジョブ識別情報を前記情報処理装置または該情報処理装置のユーザに通知するジョブ識別情報通知手段と、前記情報処理装置に設けられ、前記ジョブ識別情報通知手段によって通知されたジョブ識別情報を入手するジョブ識別情報入手手段と、前記情報処理装置に設けられ、前記ジョブ識別情報入手手段によって入手されたジョブ識別情報に対応するジョブに関して前記サービス提供装置で行われるべき処理に必要な第2の情報を前記サービス提供装置に対して送信する第2の送信手段とを有することを特徴とするサービス発注提供システムが提供される。
また、請求項25記載の発明によれば、ネットワークを介して情報処理装置とサービス提供装置とに接続された画像読取装置において、原稿画像を読み取って原稿データを生成する画像読取手段と、前記画像読取手段によって生成された原稿データと、該原稿データに基づき前記サービス提供装置で行われるべき処理に必要な第1の情報とから成るジョブを前記サービス提供装置に対して送信する送信手段と、前記送信手段によって送信されたジョブのジョブ識別情報を前記情報処理装置または該情報処理装置のユーザに通知して、該ジョブ識別情報に対応するジョブに関して前記サービス提供装置で行われるべき処理に必要な第2の情報が前記情報処理装置によって前記サービス提供装置に送信されるようにしたジョブ識別情報通知手段とを有することを特徴とする画像読取装置が提供される。
また、請求項26記載の発明によれば、ネットワークを介して画像読取装置とサービス提供装置とに接続された情報処理装置において、原稿画像を読み取って生成された原稿データと、該原稿データに基づき前記サービス提供装置で行われるべき処理に必要な第1の情報とから成るジョブが前記画像読取装置から前記サービス提供装置に対して送信されるとともに、前記送信されたジョブのジョブ識別情報が前記情報処理装置または該情報処理装置のユーザに通知されたとき、該通知されたジョブ識別情報を入手するジョブ識別情報入手手段と、前記ジョブ識別情報入手手段によって入手されたジョブ識別情報に対応するジョブに関して前記サービス提供装置で行われるべき処理に必要な第2の情報を前記サービス提供装置に対して送信する送信手段とを有することを特徴とする情報処理装置が提供される。
また、請求項27記載の発明によれば、ネットワークを介して互いに接続された画像読取装置と情報処理装置とサービス提供装置とから成るサービス発注提供システムに適用されるサービス発注方法において、前記画像読取装置が、原稿画像を読み取って原稿データを生成する画像読取ステップと、前記画像読取装置が、前記画像読取ステップによって生成された原稿データと、該原稿データに基づき前記サービス提供装置で行われるべき処理に必要な第1の情報とから成るジョブを前記サービス提供装置に対して送信する第1の送信ステップと、前記画像読取装置が、前記第1の送信ステップによって送信されたジョブのジョブ識別情報を前記情報処理装置または該情報処理装置のユーザに通知するジョブ識別情報通知ステップと、前記情報処理装置が、前記ジョブ識別情報通知ステップによって通知されたジョブ識別情報を入手するジョブ識別情報入手ステップと、前記情報処理装置が、前記ジョブ識別情報入手ステップによって入手されたジョブ識別情報に対応するジョブに関して前記サービス提供装置で行われるべき処理に必要な第2の情報を前記サービス提供装置に対して送信する第2の送信ステップとを有することを特徴とするサービス発注方法が提供される。
さらに、上記サービス発注方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
本発明によれば、ネットワークを介して互いに接続された画像読取装置と情報処理装置とサービス提供装置とから成るサービス発注提供システムに適用されるサービス発注方法において、前記画像読取装置が、原稿画像を読み取って原稿データを生成し、該生成された原稿データと、該原稿データに基づき前記サービス提供装置で行われるべき処理に必要な第1の情報とから成るジョブを前記サービス提供装置に対して送信し、さらに該送信されたジョブのジョブ識別情報を前記情報処理装置または該情報処理装置のユーザに通知する。前記情報処理装置は、前記通知されたジョブ識別情報を入手して、該ジョブ識別情報に対応するジョブに関して前記サービス提供装置で行われるべき処理に必要な第2の情報を前記サービス提供装置に対して送信する。
これにより、画像読取装置からインターネット上のサービス提供装置に対し直接、読み取った原稿データと、該原稿データに基づきサービス提供装置で行われるべき処理に必要な第1の情報が送られ、かつ、情報処理装置によって、サービス提供装置がサービスを提供するに必要となる第2の情報が送られるので、操作性の良いサービス発注提供システムを提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本発明に係る第1の実施の形態におけるサービス発注提供システムの構成を示すブロック図である。
このサービス発注提供システムは、イントラネット12にそれぞれ接続される画像読取装置1、画像読取装置19、複数のPC(情報処理装置)21、およびメールサーバ20と、インターネット13に接続される各種サービス提供装置14〜18とから構成される。イントラネット12はインターネット13と接続されている。
画像読取装置1では、画像読取部2が紙原稿を読み取り、読み取った画像データは画像メモリ3に書き込まれる。その後、画像データが画像メモリ3から読み出され、制御部6、ネットワークI/F7、イントラネット12、インターネット13を経由して、各種サービス提供装置14〜18に送信され、対応のサービスの発注が行われる。
各種サービス提供装置14〜18のうち、プリント&製本サービス(A)提供装置14は、画像読取装置1,19で読み取られた画像データや、不図示のPCで作成された原稿データなどを受け取り、これらのデータに基づきプリントして、くるみ製本などの製本処理を施し、出来上がった製品を指示された場所に宅配サービス等で配送するサービスを行う。
プリント&製本サービス(B)提供装置15は、プリント&製本サービス(A)提供装置14と同様のサービスを提供するが、別の業者が提供するサービスであり、プリント&製本サービス(A)提供装置14とは、サービス料金や、製本サービスのラインアップや、納期などが異なる。
ポスター印刷サービス提供装置16は、画像読取装置1,19で読み取られた画像データや、不図示のPCで作成された原稿データなどを受け取り、これらのデータに基づきA1サイズなどの大判印刷を行い、ラミネート加工などを施してポスターを作製し、出来上がった製品を指示された場所に宅配サービス等で配送するサービスを行う。
CD−ROM書き込みサービス提供装置17は、画像読取装置1,19で読み取られた画像データや、不図示のPCで作成された原稿データなどを受け取り、それをCD−ROMやDVDに書き込み、指示された場所に宅配サービス等で配送するサービスを行う。
テキスト付きPDF化サービス提供装置18は、画像読取装置1,19で読み取られた画像データや、不図示のPCで作成された原稿データなどを受け取り、それをテキスト付きPDFデータに変換し、該データを指示された場所に宅配サービス等で配送したり、メール送信したりするサービスを行う。
上記の画像読み取りおよび送信の他に、画像読取装置1はコピー機能を持っている。すなわち、画像読取部2が紙原稿を読み取り、読み取った画像データが画像メモリ3に書き込まれる。その後、画像データが画像メモリ3から読み出され、画像形成部4に送られてコピー画像が形成される。
さらに、画像読取装置1はプリント機能を持っている。すなわち、インターネット13上の各種サービス提供装置14〜18からインターネット13、イントラネット12、ネットワークI/F7、制御部6を経由して受け取った文書データや画像データは、必要に応じて展開処理がなされ、画像データとして画像メモリ3に書き込まれ、それが読み出されて画像形成部4で画像形成される。
画像読取装置1において操作部5は、ユーザが様々な操作指示を行うための入力装置であり、コピー時の各種設定、画像読み取り時の各種設定の他に、インターネット13上の各種サービスを利用する場合の各種設定もこの操作部5を用いて行われる。
ハードディスク装置(HD)11は、画像読取装置1において実行されるプログラムや文書データやその他の各種データを保持するためのものである。
ICカードリーダライタ8は、着脱可能な記憶媒体であるICカード9にデータを書き込んだり、ICカード9から読み出したりするためのものである。ICカード9には、そのICカードの持ち主であるユーザについての操作者情報10が保持される。
制御部6は、画像読取装置1全体の制御を行うためのものであり、メールソフト24を含む。メールソフト24は、外部のメールサーバ20を介して、ネットワーク上の他の機器に電子メールを送信したり、他の機器から電子メールを受信するために使われるソフトウェアである。
画像読取装置1は、複数のユーザによって共有されて複数のユーザによって共通に使われる装置である。複数のPC21は各々が、個別のユーザによって使用される。複数のPC21にはそれぞれ、メールソフト23とWebブラウザ22とが搭載される。Webブラウザ22は、インターネット13上の各種サービス提供装置14〜18等が提供する各Web画面を閲覧するためのソフトウェアである。
画像読取装置19は、画像読取装置1と同様の構成を備える。
図2は、画像読取装置1の画像読取部2の内部構成を示す断面図である。
この断面図は、シート原稿を読み取るべく原稿給紙部42を本体部41に対して閉じた状態の画像読取部2を示す。ブック原稿を読み取る場合には、原稿給紙部42を本体部41から上げて、原稿載置部37の上に原稿を下向きに載置し、つぎに原稿給紙部42を下げて原稿を押さえる。こうした状態で、第1の画像読取部36を読み取り終了位置39まで、不図示の駆動系により矢印38のように走査することにより、読み取りを行う。第1の画像読取部36は、不図示の光源とCCD等の画像読取素子と光学系とから構成され、光源から出た光が、ガラスで構成された原稿載置部37を透過して、原稿で反射し、その反射光を画像読取素子で読みとることにより、画像データの読み取りを行う。原稿載置部37に原稿があるかどうかは、不図示のセンサからの出力信号により、制御部6内のCPUが検出可能となっている。
一方、シート原稿を読み取る場合は、まず1枚以上で構成されるシート原稿を原稿給紙用載置部31に置く。原稿給紙用載置部31に原稿があるかどうかは、センサ46からの出力信号により、制御部6内のCPUが検出可能となっている。原稿給紙用載置部31に置かれた原稿は、ローラ32、ガイド33、ローラ34により、複数枚のシート原稿の一番上から1枚ずつ給紙され、第2の画像読取部35と第1の画像読取部36の前を通過し、シート状ローラ40、ガイド43、ローラ44により原稿排紙部45に排紙される。
片面原稿及び両面原稿の第1面(原稿給紙用載置部31に置かれた状態で上側の面)は、原稿が通過するのに合わせて、第1の画像読取部36で画像の読み取りが行われる。一方、両面原稿の第2面(原稿給紙用載置部31に置かれた状態で下側の面)は、原稿が通過するのに合わせて、第2の画像読取部35で画像の読み取りが行われる。第2の画像読取部35も、第1の画像読取部36と同様、不図示の光源とCCD等の画像読取素子と光学系とから構成されるが、第1の画像読取部36と異なり、固定位置で使用される。
複数ページのシート原稿を読み込む場合は、それらが1枚ずつ給紙され、読み取りが行われ、排紙される。そして最後の原稿が給紙された後に、センサ46により原稿がなくなったことが検出されることによって、画像読取装置1は原稿の枚数を認識することができる。また、第1の画像読取部36を用いて、第1の画像読取部36上を通過する原稿のサイズも認識することができる。原稿のサイズとは、例えばA4サイズとか、A3サイズとか、LTR(レター)サイズとかである。また、第1の画像読取部36や、第2の画像読取部35で読み取った画像データの値から、その原稿がカラー原稿であるか、白黒原稿であるかも認識することができる。また、第1の画像読取部36や、第2の画像読取部35で読み取った画像データの値から、その原稿が、片面原稿であるか、両面原稿であるかも分かる。
本実施の形態においては、第1の画像読取部36および第2の画像読取部35で読み取った画像データを基に、原稿のサイズ、カラー原稿/白黒原稿区分、片面原稿/両面原稿区分を自動認識するようにしているが、これを、画像読み込みに先立ってユーザに指定させるようにした構成も他の実施の形態として存在する。前者は、自動認識であるために、ユーザの設定の手間が不要であるという利点があり、後者は、誤認識を防止できたり、例えばカラー原稿を意図的に白黒で読み取るような指示を行うことも可能になるという利点がある。
図3は、操作部5内のタッチパネル付き液晶表示部51に表示されるサービス一覧画面の一例を示す図である。この画面は、kadowakiというユーザ名を持つユーザが自分のICカードを画像読取装置1に装着し、操作部5内の不図示のサービスエントリーキーを押した場合に、操作部5内のタッチパネル付き液晶表示部51に表示されるサービス一覧画面である。
この画面には、6つのサービス52〜57が表示されている。サービス52は、プリント&製本サービス(A)提供装置14によって提供されるサービスに対応し、画像読取装置1で読み取った紙原稿を基にプリントし、くるみ製本を行い、配送するというサービスである。一般に、ステープル綴じなどの後処理は、オフィスに設置された多機能プリンタ(MFP)に付属するステープル装置を使用して実施することも可能であるが、くるみ製本などの製本処理には、糊付けなどを行う専用のバインダ機や、くるんだ後に、端を断裁するための断裁機などが必要であり、くるみ製本をオフィスで実施することは困難である。このため、インターネットを介して外部業者に、そのような製本処理を発注する必要があり、サービス52はこうした要請に応えるものである。
サービス53は、同じくプリント&製本サービス(A)提供装置14によって提供されるサービスに対応し、画像読取装置1で読み取った紙原稿を基にプリントし、中綴じ製本を行い、配送するというサービスである。最近の多機能プリンタ(MFP)の中には、中綴じ機能を持っている装置もあるが、中綴じ処理可能なページ数が、例えば16ページ程度であって、多ページの文書には対応できない場合が多い。そこで、例えば32ページくらいの文書の中綴じ製本をしたい場合に、インターネットを介して外部業者に、そのような製本処理を発注する必要があり、サービス53はこうした要請に応えるものである。
サービス54は、プリント&製本サービス(B)提供装置15によって提供されるサービスに対応し、画像読取装置1で読み取った紙原稿を基にプリントし、リング製本を行い、配送するというサービスである。一般に、リング製本もオフィスに設置された機器で行うのは困難であるため、インターネットを介して外部業者に、そのような製本処理を発注する必要があり、サービス54はこうした要請に応えるものである。
サービス55は、ポスター印刷サービス提供装置16によって提供されるサービスに対応し、画像読取装置1で読み取った紙原稿を基にA1サイズのポスター印刷を行い、配送するというサービスである。オフィスにA1サイズの印刷機がない場合や、印刷後にラミネート加工などの特殊加工をしたい場合などに、インターネットを介して外部業者に、そのような印刷加工を発注する必要があり、サービス55はこうした要請に応えるものである。
サービス56は、CD−ROM書き込みサービス提供装置17によって提供されるサービスに対応し、画像読取装置1で読み取った紙原稿データを、CD−ROMやDVDに書き込み、指示された場所に宅配サービス等で配送するというサービスである。
サービス57は、テキスト付きPDF化サービス提供装置18によって提供されるサービスに対応し、画像読取装置1で読み取った紙原稿データを、テキスト付きPDFデータに変換し、指示された場所に宅配サービス等で配送したり、メール送信するというサービスである。
これらの6つのサービスは、画像読取装置1にあらかじめ登録されている。
図3に示されるサービス一覧から、ユーザが所望のサービスを選択して、該サービスの表示部分をタッチすることにより、対応するサービスの発注が行われる。
図4は、図3において、例えばサービス52が選択された場合に、操作部5内のタッチパネル付き液晶表示部51に表示される認証用の操作画面の一例を示す図である。
まず、液晶表示部51の上部に、選択されたサービス名と、装着されているICカードの所有者名とが表示され、その下段に、サービス52(サービスA)を提供するプリント&製本サービス(A)提供装置14にアクセスするために必要となるユーザIDの入力をユーザに要求するメッセージが表示される。
ユーザが、操作部5の不図示のテンキーを用いてユーザIDを入力すると、それが場所61に表示され、さらに操作部5の不図示の*キーを押すと、入力されたユーザIDが確定される。
ついでその下段に、プリント&製本サービス(A)提供装置14にアクセスするために必要となるパスワードの入力をユーザに要求するメッセージが表示される。ユーザが操作部5のテンキーを用いてパスワードを入力すると、それが場所62に*マークでブラインド表示され、さらに操作部5の*キーを押すと、入力されたパスワードが確定される。
入力クリアキー63は、ユーザIDやパスワードの入力値をクリアするためのキーである。また、終了キー58は、この画面を終了するためのキーである。
図4に示す画面においてユーザIDやパスワードが入力されると、それらが、サービス52(サービスA)を提供するプリント&製本サービス(A)提供装置14に送信され、ユーザの認証が行われる。その結果、認証されると、図5に示す画面が、操作部5内のタッチパネル付き液晶表示部51に表示される。
図5は、図4に示す画面の次に、操作部5内のタッチパネル付き液晶表示部51に表示される原稿読み込みのための操作指示画面の一例を示す図である。
ユーザがこの操作指示画面の表示に従って、原稿がシート原稿の場合は原稿を原稿給紙用載置部31におき、ブック原稿の場合は原稿載置部37に置く。ついで、スキャンキー64を押すと、原稿の読み取りが行われる。
図5に示す画面においてスキャンキー64が押されると、図6に示す画面が、操作部5内のタッチパネル付き液晶表示部51に表示される。
図6は、図5に示す画面の次に、操作部5内のタッチパネル付き液晶表示部51に表示される発注画面(サービス設定操作画面)の一例を示す図である。
図6に示す画面を用いて、ユーザは、例えばプリント&製本サービス(A)提供装置14に発注する場合の各設定内容を確認し、必要に応じてその内容を変更し、その後に仮発注もしくは本発注を行う。
図6に示す画面の場所71には、選択されたサービス名と、装着されているICカードの所有者名と、サービスの各設定項目の変更方法の案内とが表示される。場所72には、サービスの各設定項目の名称が表示され、場所73には、それらの項目に対する設定値が表示される。
図6に例示するサービスの各設定項目の設定値について説明すると、まず、接続サービスの設定値は、図3に示す画面で選択されたプリント&製本サービス(A)提供装置14であり、原稿サイズの設定値は、画像読取部2で自動検知された結果であるA4が設定され、原稿ページ数も、自動検知結果である20ページが設定される。印刷用紙サイズは、原稿サイズがA4であるのでA4サイズで印刷する可能性が高いので、A4に設定される。片面印刷をするか両面印刷をするかについては、原稿が両面原稿だとすると、そのまま両面で印刷する可能性が高いので、両面印刷が設定される。カラー印刷か白黒印刷かの設定は、原稿の自動検知結果がカラーだとすると、カラー印刷する可能性が高いので、カラーに設定される。部数は、デフォルト値として1部が自動設定される。製本の設定値は、図3に示す画面で選択されたくるみ製本である。配送先はユーザ宛てであり、このサービスを使用する時の費用負担元、即ち費用の請求先はユーザの所属部門であり、発注者名はユーザとなっている。これらの、ユーザに関する配送先、費用負担元、発注者名は、図7を参照して後述するように、ICカード内の操作者情報10に記載されていて、その値が使用される。
以上のように、サービスの各設定項目の設定値のうち一部は、原稿のサイズやページ数を自動検知した結果が自動的に設定され、また一部は、原稿の片面/両面などの属性に基づきプリント時に最も使われるであろうと推定される設定値が自動的に設定され、また一部は、個人別のICカード内に記載された個人情報が自動的に設定され、また一部は、デフォルト値が自動的に設定される。これによって、ユーザがこれらを入力する手間を省ける構成となっている。
次に、場所74には、各設定項目の値を変更するためのキーが表示される。操作部5の不図示の上下キーで場所74の変更対象のキーを選択すると、選択されたキーが表示を反転し、その状態で操作部5の不図示の左右キーを押すと、場所73の変更対象部に他の候補設定値が表示される。
図6に示す例では、図4に示す画面によるユーザ認証の時点で、画像読取装置1がプリント&製本サービス(A)提供装置14に接続しているので、場所74のいずれかのキーを選択した場合には、プリント&製本サービス(A)提供装置14に対して問い合わせることによって、各設定項目の他の候補設定値を入手するようにしている。なお、原稿サイズや原稿ページ数は、原稿に応じて自動的に決まるため、変更可能にしていない。また、配送先や費用負担元や発注者については、画像読取装置1の操作部5の小さな表示画面で、しかもキーボードやマウスも使えない環境で、これらの個人情報を入力することは困難であるので、変更可能にしていない。
必要に応じて各設定項目の設定値を変更した後、発注キー76を押すと、図5のスキャンキー64を押すことによって読み取られた原稿データと、図6で設定された各設定値とが、インターネット13上の指定されたサービス提供装置に送信されて発注が行われる。
このように、サービス提供を発注するにあたり、各設定項目の設定値を原稿情報等を基に自動的に設定することにより、それらの設定値に変更がなければ、そのまま発注キー76を押すだけで発注が可能である。
一方、必要に応じて各設定項目の設定値を変更した後、仮発注キー75を押すと、図5のスキャンキー64を押すことによって読み取られた原稿データと、図6で設定された各設定値とが、インターネット13上の指定されたサービス提供装置に送信されて仮発注が行われる。仮発注とは、原稿データと、サービスにおける各設定値とをサービス提供装置に対しては送信するが、発注は保留するというものであり、仮発注は、後述するように、各設定値の一部をユーザのPCを使って変更したい場合に利用される。例えば、配送先をユーザ自身でなく、5ヶ所くらいに配送したい場合に、その5ヶ所の配送先の住所等の入力を、画像読取装置1の操作部5を用いて行ったのでは、操作が面倒であるだけでなく、他のユーザとの共有である画像読取装置1を長時間に亘って占有してしまうことになる。これを避けるため、とりあえず仮発注を行い、後刻PCを用いて配送先を変更してから本発注を行うことになる。
なお図6に示す画面では、説明の簡単化のために、リスト方式の表示画面としたが、これを、インターネット13上のサービス提供装置が提供するHTML等で記述されたWeb画面とし、それを用いて設定を行うようにしてもよい。その場合でも、各設定項目の設定値は、図6に示す例と同様のものが使用される。
図6に示す本実施の形態の独自の操作画面では、必要な設定項目だけを表示すればよいという利点があるし、画像読取装置1がWebブラウザを搭載しなくてもよいという利点がある。一方、Web画面で設定操作を行う場合には、PCで操作する場合と同じ操作性を得られるという利点がある。また、Web画面をHTMLなどで表示する代わりに、そのサービスで設定可能な項目と、その各項目で設定可能な設定値のリストをXMLデータなどの形式で、インターネット上のサービス提供装置から一括して入手し、それをもとに、図6に示す画面に相当する画面を、画像読取装置側で表示するようにしてもよい。この場合、設定値を変えるたびに候補設定値をWebサーバに問い合わせる必要がないという利点がある。
図7は、ICカードに保持される操作者情報10の一例を示す図である。
操作者情報10には、電子メールアドレスとして、このICカードの所有者の電子メールアドレス、ユーザ名として、このICカードの所有者名、配送先として、このICカードの所有者のオフィスの所在地名、費用負担元として、このICカードの所有者の所属する組織コード、発注者として、このICカードの所有者名が記載されている。これらの情報は、ユーザ毎に異なるが、同一ユーザでは通常変化しない情報である。
図8は、第1の実施の形態における画像読取装置1の制御部6で実行される原稿読み取り・発注処理の手順を示すフローチャートである。
この処理が起動されると、まず、ステップS101で、ICカード9が装着されているか否かを判別し、装着されていなければ、ステップS102に進んで他の処理を行い、ステップS101に戻る。ICカード9が装着されていればステップS103へ進む。
ステップS103では、図3に示すサービス一覧画面を表示し、ユーザによっていずれかのサービスが選択されるのを待つ。いずれかのサービスが選択されると、ステップS104で、図4に示した認証画面を表示して、ユーザによって、選択されたサービスを使用するためのユーザIDとパスワードとが入力されるのを待つ。そして入力されると、ユーザIDとパスワードとを、ステップS103で選択されたサービスを提供するサービス提供装置に送信してユーザ認証を行わせる。
認証された場合には、ステップS105で、図5に示した操作指示画面を表示して、ユーザの指示に応じて原稿文書の読み取りを行い、また、その読み取り処理によって、原稿文書のサイズ、原稿ページ数、片面原稿/両面原稿区分、カラー原稿/白黒原稿区分などの原稿情報を取得する。
ステップS106では、取得した原稿情報を基に、図6に示す発注画面における各設定項目の設定値を決定し、それを図6の発注画面に表示する。そして、必要に応じてユーザによって行われる設定値の変更を受け付ける。
ステップS107では、ユーザによる発注指示または仮発注指示を待ち、発注指示があった場合にはステップS108へ進んで、ステップS105で読み取った画像データ(原稿電子データ)と、ステップS106で決定し変更された各設定値とを、1つのジョブとしてインターネット13上の指定されたサービス提供装置に送信して発注を行い、ステップS101に戻る。
一方、ステップS107で仮発注指示があった場合には、ステップS109へ進んで、ステップS105で読み取った画像データ(原稿電子データ)と、ステップS106で決定し変更された各設定値とを、1つのジョブとしてインターネット13上の指定されたサービス提供装置に送信して仮発注を行う。仮発注を受信したサービス提供装置からは、サービス提供装置が受信し保存したジョブに対してPCがアクセスするためのURLとアクセスパスワードとが原稿読取装置1へ返信される。次のステップS110では、原稿読取装置1は、サービス提供装置から受け取ったURLとアクセスパスワードとを、ユーザの使用するPCに対して、メールソフト24を用いて電子メールで送信し、ステップS101に戻る。
本実施の形態では、サービス提供装置側から画像読取装置側へ、保存されたジョブにアクセスするためのパスワードを送信する構成としたが、これに代わって、該パスワードを、画像読取装置側からサービス提供装置側に送信するようにしてもよい。前者は、画像読取装置側でパスワードを生成する手間が省けるという利点があり、後者は、画像読取装置側で任意のパスワードを指定できるという利点がある。
なお、仮発注によって、サービス提供装置に保存されたジョブにアクセスするためのURLとアクセスパスワードとを画像処理装置1から電子メールで受信した、ユーザの使用するPCは、Webブラウザ22を起動して、指示されたURLにアクセスする。これによってPCには、図9に示すようなWebの認証画面91が表示される。
図9は、仮発注によって通知されたURLにユーザのPCがアクセスしたときに、該PCの表示画面91に表示されるWebの認証画面の一例を示す図である。
このWebの認証画面における場所92には、アクセスしたURLが表示される。
上記の例においては、プリント&製本サービス(A)提供装置14が、画像読取装置1から送信されたジョブを、ユーザごとに設けたフォルダに、ジョブごとに一意の番号を付与して保存する。上記の仮発注におけるジョブは、ユーザID0123456のユーザ用のフォルダに、ジョブ番号53279を付与されて保存される。そこで、図9に示す認証画面91においては、ユーザID0123456のユーザが、プリント&製本サービス(A)提供装置14にアクセスし、さらにジョブ番号53279のジョブにアクセスする場合のユーザ認証が行われる。
まず、場所93では、プリント&製本サービス(A)提供装置14にアクセスするために必要なユーザIDの入力をユーザに要求する。ユーザが、PCのキーボードを用いてユーザIDを入力し、ポインティングデバイス(マウス)でOKキーをクリックすると確定する。
場所94では、プリント&製本サービス(A)提供装置14にアクセスするために必要なパスワードの入力をユーザに要求する。ユーザがキーボードを用いてパスワードを入力し、ポインティングデバイスでOKキーをクリックすると確定する。
場所95では、ジョブ番号53279のジョブにアクセスするために必要なパスワードの入力をユーザに要求する。ユーザがキーボードを用いて、画像処理装置1から送信されたアクセスパスワードを入力し、ポインティングデバイスでOKキーをクリックすると確定する。
こうして入力されたユーザID、パスワード、アクセスパスワードがPCからプリント&製本サービス(A)提供装置14に送信され、プリント&製本サービス(A)提供装置14で認証が行われる。その結果、認証されると、図10に示す画面がユーザPCの表示画面91に表示されて、ジョブ番号53279のジョブにおける各種設定項目の設定値の変更が可能になる。
図9に示すジョブの削除キー96は、アクセスパスワードを忘れた場合などに、ジョブ自体の削除を指示するためのものである。
図10は、ユーザのPCの表示画面91に表示された、ジョブ番号53279のジョブにおける各種設定項目の設定値を示す図である。
図10に示す各種設定項目は、説明の簡単化のために、図6に示す画像読取装置1での設定画面と同じにしてあるが、PCの表示画面のサイズは画像読取装置1に比べて大きいので、PCの表示画面に表示される図10の各種設定項目の数を、図6の各種設定項目よりも増やして、より詳細な設定を行えるようにしてもよい。また、図6に示す画像読取装置1での設定画面では、配送先や費用負担元については、変更不可としていたが、図10に示す設定画面では変更可能としている。これは、ユーザのPCには通常、キーボードやポインティングデバイスなどの操作性のよい入力機器が備わっており、また、ユーザPCには各種の個人情報が保存されているので、それらの情報をそれらの入力機器を用いてコピーおよびペーストすることにより、例えば10ヶ所の配送先の住所や氏名などを簡単に入力することができるからである。
また、ユーザのPCは、ユーザ占有のデバイスであるので、各種設定項目の設定値を設定する間、該PCが占有されても、何の問題もない。また、PCでは、画像読取装置に比べ、ユーザがPCの前で椅子に座って入力操作ができ、設定を楽に行うことができる。
なお、原稿サイズや原稿ページ数については、原稿に応じて自動的に決まるため、図10に示す設定画面でも変更不可にしている。
図10に示す設定画面において、変更が必要な設定値に対して変更を行った後、発注キー104をクリックすると、ジョブの本発注が行われる。
図11は、仮発注によってURLおよびアクセスパスワードを電子メールで通知されたユーザPCにおいて実行される発注処理の手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS201では、画像読取装置1から送られる電子メールを待ち、送られてなければステップS202へ進んで、他の処理を行う。一方、画像読取装置1から電子メールが届くと、ステップS203に進んで、Webブラウザ22を用いて、その電子メールに記載されているURLで指示されたサービス提供装置の提供するWebページにアクセスする。最近のメールソフトでは、電子メール中に記載されているURLをクリックすると、Webブラウザが起動して、そのURLの指定するWebページにアクセスできるものが多いので、簡単にアクセスできる。
URLで指示されたサービス提供装置の提供するWebページにアクセスすると、図9に例示したWebの認証画面がユーザPCの表示装置に表示されるので、ステップS204では、サービス提供装置に関連するユーザID、パスワード、ジョブのアクセスパスワードを入力する。その結果、サービス提供装置によって認証されると、ステップS205で、図10に例示した設定画面がユーザPCの表示装置に表示されるので、ユーザが各設定値を必要に応じて変更する。
次にステップS206では、図10に示した設定画面を利用してユーザによって行われる発注指示またはジョブの削除指示を待ち、発注指示があった場合には、ステップS207で進んで、ステップS205で変更された設定値を含めた各種設定項目の設定値をインターネット13上の指定されたサービス提供装置に送信して発注を行い、ステップS201に戻る。一方、ステップS206でジョブの削除指示があったと判別した場合には、ステップS208へ進んで、インターネット13上の指定されたサービス提供装置に対し、該サービス提供装置に保存されているジョブの中から指定したジョブを削除するように依頼し、ステップS201に戻る。
以上のようにして、第1の実施の形態では、画像読取装置からインターネット上のサービス提供装置に対し直接、読み取った原稿画像データを送ることにより、原稿画像データの送信が1回だけで済ませる。また、サービス発注に当たり必要となる各種設定項目については、画像読取装置側で簡単に設定できる設定項目については画像読取装置側で行えるようにし、ユーザのPC(情報処理装置)側で簡単に設定できる設定項目についてはユーザPC側で行うようにすることにより、サービス発注に当たり行わねばならない各種設定を簡単に行うことができる。
なお、上記の実施の形態では、接触式のICカードを用いているが、これに代わって、非接触式のICカード、例えば電波方式や赤外線通信方式のICカードを用いるようにしてもよい。また、ICカードだけでなく、携帯電話、PHS、PDAなどの非接触式の記憶媒体を用いるようにしてもよい。
また、上記の実施の形態では、電子メールにより、URL、アクセスパスワード等のジョブ識別情報を画像読取装置からユーザPCに通知していたが、これに代わって、画像読取装置にWebサーバ機能をもたせ、そのWeb画面において、ユーザがジョブ識別情報を獲得できるようにしてもよい。
〔第2の実施の形態〕
次に本発明に係る第2の実施の形態を説明する。
第2の実施の形態の構成は、基本的に第1の実施の形態の構成と同じであるので、第2の実施の形態の説明では第1の実施の形態の構成を原則的に流用する。
第2の実施の形態では、ユーザ認証方法と、読み取った原稿データをサービス提供装置に送信する方法と、ジョブ識別情報通知方法と、画像読取装置側で設定する各種設定項目とが、第1の実施の形態と異なっている。
図12は、本発明に係る第2の実施の形態におけるサービス発注提供システムの構成を示すブロック図である。図12では、第1の実施の形態と同一構成部分には同一の参照符号を付して、その説明を省略する。
第2の実施の形態において第1の実施の形態と異なる第1の点は、第1の実施の形態では、ICカード9からICカードリーダライタ8を介して画像読取装置1にユーザの個人情報を供給していたのに対し、第2の実施の形態では、画像読取装置1がICカードリーダライタ8を備えず、ユーザの個人情報を扱わないことである。
第1の実施の形態と異なる第2の点は、画像読取装置1がメールソフトを搭載しないことである。第1の実施の形態では、電子メールにより、画像読取装置1がユーザPCに、URLやアクセスパスワード等のジョブ識別情報を通知していたが、第2の実施の形態では、図15を参照して後述するように、画像形成部4を用いて、ジョブ識別情報を紙にプリントすることによりユーザに通知する。
第1の実施の形態と異なる第3の点は、画像読取装置1の制御部6に暗号化部111を新たに設け、画像読取部2で読み取った原稿データを暗号化部111で暗号化してから、インターネット13上のサービス提供装置に送信することである。
第1の実施の形態と異なる第4の点は、画像読取装置1の制御部6に原稿分析部112を新たに設け、画像読取部2で読み取った原稿データを原稿分析部112が分析し、原稿画像の向き、原稿画像の文字/写真/混在タイプ、原稿画像内のテキスト情報、原稿画像からのコード情報などの各原稿抽出情報を原稿分析部112が抽出することである。
図13は、画像読取部2で読み取られた原稿データから、制御部6の原稿分析部112によって抽出される各原稿抽出情報を説明するための図である。
まず、紙原稿上の画像の向きには、図13()〜()に示すように、上向き、下向き、横向き(左)、横向き(右)の4種類があり得る。紙原稿を読み込んで得られた原稿データを基に、インターネット上のサービス提供装置側でプリントする時に、これらの向き情報があった方が適切な処理が可能となる場合がある。例えば、インターネット上のサービス提供装置側でステープル処理を行う場合、通常、上向き画像の左上にステープル処理をするが、そのためには画像の向き情報があると、自動的に処理可能となる。
次に、紙原稿上の画像種類としては、図13()に示すように、文字画像121中心の画像もあるし、図13()に示すように、ビットマップ(写真)画像122中心の画像もあるし、図13()に示すように、文字画像123とビットマップ画像124とが混在した画像もある。紙原稿を読み込んで得られた原稿データを基に、インターネット上のサービス提供装置側でプリントする時に、これらの画像種類があった方が適切な処理が可能となる場合がある。例えば、ビットマップ画像中心の画像は、階調性にすぐれたプリンタでプリントした方がよいし、文字画像中心の画像は、高解像度のプリンタでプリントした方がよいし、混在した画像は、階調性と解像度が共に平均以上であるプリンタでプリントした方がよい。画像種類がわかっていれば、適切なプリンタを自動的に選択することが可能となる。また、1台のプリンタでプリントする場合でも、画像種類によってプリンタの画像処理の種類を自動的に変えることで好適な出力結果を得ることができる。
次に、紙原稿文書の表紙には、通常、図13()に示すように、その文書のタイトルが文字画像125として記載されていることが多い。原稿分析部112では、表紙の画像データをOCR処理して、文字画像としてのタイトル情報から、電子テキスト情報としての電子タイトル情報を生成する。この紙原稿文書を読み込んで、インターネット上のサービス提供装置側でプリントする時に、この電子タイトル情報があった方が適切な処理が可能となる場合がある。具体的には、インターネット上のサービス提供装置上でのジョブ名やファイル名に、この電子タイトル情報を用いると判別がしやすくなるし、また、検索も容易となる。また、単純に、インターネット上のサービス提供装置において、入稿文書のタイトルを入力する必要があった場合に、この電子タイトル情報を使うことにより、入力の手間が省ける。
次に、紙原稿文書の表紙には、図13()に示すように、その文書のタイトルが文字画像として記載されている他に、文書の識別情報(ID)などのコード情報がバーコード126の様な形式で記載されている場合もある。原稿分析部112では、表紙のバーコード126を認識処理して、文書IDを生成する。例えば、図13()の場合には、文書IDとして32845を抽出する。この紙原稿文書を読み込んで、インターネット上のサービス提供装置側でプリントする時に、この文書IDがあった方が適切な処理が可能となる場合がある。具体的には、インターネット上のサービス提供装置上に、その文書IDに対応する原本データがある場合は、画像読取装置1で読み取った画像データの代わりに、その原本データを用いてプリントした方が画質の良いプリントを得られる場合がある。
本実施の形態では、紙原稿文書にコード情報を入れる方法として、図13()のような1次元バーコードを採用しているが、コード情報を入れる方法であれば何でも良く、例えば、2次元バーコードや、磁気インクを用いた方法や、紙上の画像の周波数特性などをコード情報に応じて変調させる方法や、黄色トナーを用いて下地にコード情報を付加する方法などを採用するようにしてもよい。
第2の実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、図3のサービス一覧画面から使用したいサービスを選択する。ついで、第1の実施の形態では、図4のユーザ認証画面で、サービス52を使用するために、ユーザIDとユーザのパスワードとを入力していたが、本実施の形態では、各デバイス(画像読取装置)に割り当てられたデバイス固有のユーザID(デバイスID)と、そのパスワードを使用するため、図4のユーザ認証画面を使用しない。これは、本実施の形態の画像読取装置1でユーザの個人情報を扱わないようにしているためである。
図14は、第2の実施の形態における画像読取装置1の操作部5に表示されるサービス設定の操作画面(発注画面)の一例を示す図である。
このサービス設定の操作画面51はおおむね、図6に示す第1の実施の形態におけるサービス設定画面(発注画面)と同じであるが、設定項目72として、原稿向き、原稿タイプ、文書タイトル、文書IDが追加される。原稿向きには、原稿分析部112で検出した原稿画像の向きが設定される。なお複数ページ文書において、各ページの向きが異なる場合は、表紙の向きが優先されるか、多い向きが設定される。原稿タイプには、原稿分析部112で検出した原稿画像の文字/写真/混在タイプが設定される。なお複数ページ文書において、各ページの原稿タイプが異なる場合は、多い原稿タイプが設定される。文書タイトルには、原稿分析部112によって表紙中のタイトル画像をOCR処理して得られたテキスト情報が設定される。文書IDには、原稿分析部112によって表紙中の文書IDを示すバーコードなどから読み取られたコード情報が設定される。
一方、設定項目72として、第1の実施の形態における配送先、費用負担元、発注者などの、個人情報が必要な項目は削除されている。これは、本実施の形態における画像読取装置1が、個人情報を扱わないようにしているためである。また、第2の実施の形態では、配送先、費用負担元、発注者などの発注に必要な設定項目を設定できないため、場所131に示すメッセージからも分かるように、発注は行えず、仮発注のみが可能な構成となっている。また、仮発注後、ユーザPCで各設定項目の設定値が変更可能なため、第2の実施の形態では、各設定値の変更はできない構成となっている。これにより、ユーザが画像読取装置1を占有する時間をさらに短く出来るという利点がある。
図15は、サービス仮発注レポート141を示す図である。
図14に示すサービス設定の操作画面において仮発注キー75をクリックすると、インターネット上のサービス提供装置に対して仮発注が行われ、図15に示すサービス仮発注レポート141が画像読取装置1の画像形成部4において印刷される。
サービス仮発注レポート141の場所142には、サービス提供装置の名称、該サービス提供装置に仮発注した時のユーザID(デバイスID)、発注したジョブにアクセスするためのURLが記載される。仮発注は、ユーザIDとしてデバイスID(画像読取装置を識別するID)を用いて行われるので、仮発注したジョブは、サービス提供装置に設けられたデバイス(画像読取装置)ごとのフォルダに保存される(図15に示す例では、URL: https://pod−service.net/Device0865で特定されるフォルダに保存される)。このデバイスごとのフォルダは、複数のユーザがアクセス可能なフォルダであるが、仮発注した原稿データは暗号化されているので、他のユーザが原稿データの中身を見ることはできないようになっている。
仮発注したジョブのIDが場所143の場所に記載され、そのジョブへのアクセスパスワード(後述の復号化パスワード)が場所144に記載される。
このサービス仮発注レポート141は、仮発注後、1回しかプリントされない。ユーザは、このサービス仮発注レポート141に記載された情報を基に、自分のPCを用いて、仮発注したジョブにアクセスし、配送先、費用負担元、発注者などの設定項目を設定し、その後にジョブを本発注する。
図16は、第2の実施の形態における画像読取装置1の制御部6で実行される原稿読み取り・仮発注処理の手順を示すフローチャートである。
図8に示す第1の実施の形態における原稿読み取り・発注処理と比べて、ステップS301とステップS304以降の処理が異なり、ステップS302およびステップS303の処理は、第1の実施の形態のステップS102およびステップS103とそれぞれ同じである。
ステップS301では、画像読取装置1の操作部5の不図示のサービスエントリーキーが押し下げられたか否かを判別し、押し下げられたならばステップS303へ進み、押し下げられなければステップS302へ進む。
ステップS303で表示されたサービス一覧のうちのいずれかのサービスがユーザによって選択されると、ステップS304に進んで、図5に示すスキャン画面を利用して原稿文書の読み取りを行い、読み取った原稿データを暗号化部111で暗号化する。そして、第1の実施の形態と同様に、原稿文書のサイズ、原稿ページ数、片面原稿/両面原稿区分、カラー原稿/白黒原稿区分などの原稿情報を取得し、さらに、原稿分析部112において、読み取った原稿データから、原稿画像の向き、原稿画像の文字/写真/混在タイプ、原稿画像内のテキスト情報、原稿画像からのコード情報などの各原稿抽出情報を抽出し、これを原稿情報として取得する。
次のステップS305では、取得した原稿情報を基に、図14に示す各設定項目の設定値を決定し、それを図14のように表示する。
ステップS306では、ユーザからの仮発注指示または終了指示を待ち、終了指示の場合には何もせずにステップS301に戻る。一方、仮発注指示があった場合には、ステップS307へ進んで、ステップS304で読み取って暗号化した原稿データと、ステップS305で決定された各設定値とを、1つのジョブとしてインターネット上の指定されたサービス提供装置に送信して仮発注を行う。この仮発注に伴い、サービス提供装置から、送信したジョブにアクセスするためのURLを取得する。
ついで、ステップS308では、サービス提供装置から受け取ったURLと、暗号化した原稿データを復号化するために必要な復号化パスワードとが記載された、図15に例示するサービス仮発注レポートをプリントして、ユーザに通知し、ステップS101に戻る。
第1の実施の形態では、画像読取装置が、送信したジョブにアクセスするためのアクセスパスワードをサービス提供装置から受信するような構成としたが、第2の実施の形態では、画像読取装置がサービス提供装置に暗号化した原稿データを送信し、その復号化パスワードを画像読取装置がアクセスパスワードとして扱い、この復号化パスワードを、第2の実施の形態では、画像処理装置からサービス提供装置には送らない構成としている。このような構成にすることにより、サービス提供装置の管理者も、その暗号化された原稿データを復号化できないため、文書の中身を見ることもプリントすることもできない。復号化パスワードは、サービス仮発注レポート141にのみ記載され、ユーザに通知される。なお、サービス提供装置の管理者は、スパム対策のため、暗号化された原稿データを削除することができるようにする。
図16に示す原稿読み取り・仮発注処理によって仮発注を行った後、本発注の処理は各ユーザのPCで行う。画像処理装置1からプリントされたサービス仮発注レポート141を受け取ったユーザは、自分のPCで、Webブラウザ22を起動して、指示されたURLにアクセスし、図9と同様なWebの認証画面を用いて、サービス提供装置にアクセスするためのユーザIDの入力と、サービス提供装置にアクセスするためのパスワードの入力と、ジョブIDの入力と、そのジョブ内の暗号化された原稿データを復号化するためのアクセスパスワード(復号化パスワード)とを入力する。画像読取装置1から仮発注した時には、ユーザIDとしてデバイスIDを使用したが、ユーザのPCからアクセスする場合は、ユーザ固有のユーザIDを使用する。
以上のユーザID、パスワード、ジョブID、アクセスパスワードが指定のサービス提供装置に送られて、その結果、認証されれば、図17に示すWeb画面がユーザPCの表示装置に表示され、指定したジョブに対する処理が可能となる。
図17は、ジョブID53280における各種設定項目の設定値が表示されたユーザPC上のWeb画面を示す図である。
図17に示す各設定値は、図14に示す各設定値に対応するものであるが、図14に比べて、製本指示や部数などのプリントに関する設定項目や、配送先、費用負担元、発注者名などの個人情報に関する設定項目が増えている。これらの増えた設定項目に対し、設定を行った後に、発注キー104をクリックすることで本発注を行える。
仮発注時点では、ジョブはデバイスIDにより仮発注され、またジョブはデバイスごとのフォルダに保管されるが、本発注を行うことにより、ジョブは、発注したユーザ固有のユーザIDにより管理され、また、そのユーザに対応するフォルダに移動され、他のユーザからはアクセスできないようになる。
またユーザPCにおいて、増えた設定項目以外の項目についても、原稿情報から自動的に決まる項目以外は変更可能である。例えば、タイトルは、表紙のOCR結果が設定されているが、それを別の名称にすることもできる。
自ジョブへ振り替えキー152は、発注を行わないで、デバイスIDで仮発注されたジョブを、ユーザIDで本発注された状態に振り替えるためのキーである。具体的には、対象ジョブでは、デバイスIDがユーザIDに振り替えられ、ジョブが、そのユーザ用のフォルダに移動され、他のユーザからはアクセスできないようになる。
以上のように、第2の実施の形態では、画像読取装置が個人情報を扱わないようにし、画像読取装置から仮発注する場合に、デバイスIDを使用するようにしたので、本来の発注者以外の人でも、画像読取装置から仮発注できるという利点がある。例えば、A氏が発注を行いたい場合に、秘書のB氏に紙原稿を渡して、画像読取装置から仮発注をしてもらい、その後、A氏が自分のPCから自分のジョブにアクセスして本発注することが可能となる。
なお、上記の第2の実施の形態では、画像読取装置から仮発注する場合に、画像読取装置を識別するデバイスIDを使用するようにしたが、複数ユーザに共有されるグループ用のユーザIDを使うようにしてもよい。前者は、どの画像読取装置から仮発注されたかが分かるという利点があり、後者は、複数の画像読取装置で同じグループ用ユーザIDを使えるという利点がある。
〔他の実施の形態〕
以上の各実施の形態では、サービス提供装置がインターネット上に存在したが、イントラネット上に存在するサービス提供装置に対して本発明を適用することもできる。ただし、インターネット上には無数の様々なサービス提供装置が存在し、それらのサービスの設定も様々なので、本発明は、インターネット上のサービス提供装置に適用した方がより有用である。
なお、本発明の目的は、前述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPU、MPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体およびプログラムは本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明に係る第1の実施の形態におけるサービス発注提供システムの構成を示すブロック図である。 画像読取装置の画像読取部の内部構成を示す断面図である。 操作部内のタッチパネル付き液晶表示部に表示されるサービス一覧画面の一例を示す図である。 図3において、例えばサービス52が選択された場合に、操作部内のタッチパネル付き液晶表示部に表示される認証用の操作画面の一例を示す図である。 図4に示す画面の次に、操作部内のタッチパネル付き液晶表示部に表示される原稿読み込みのための操作指示画面の一例を示す図である。 図5に示す画面の次に、操作部内のタッチパネル付き液晶表示部に表示される発注画面(サービス設定操作画面)の一例を示す図である。 ICカードに保持される操作者情報の一例を示す図である。 第1の実施の形態における画像読取装置の制御部で実行される原稿読み取り・発注処理の手順を示すフローチャートである。 仮発注によって通知されたURLにユーザのPCがアクセスしたときに、該PCの表示画面に表示されるWebの認証画面の一例を示す図である。 ユーザのPCの表示画面に表示された、ジョブ番号53279のジョブにおける各種設定項目の設定値を示す図である。 仮発注によってURLおよびアクセスパスワードを電子メールで通知されたユーザPCにおいて実行される発注処理の手順を示すフローチャートである。 本発明に係る第2の実施の形態におけるサービス発注提供システムの構成を示すブロック図である。 画像読取部で読み取られた原稿データから、制御部の原稿分析部によって抽出される各原稿抽出情報を説明するための図である。 第2の実施の形態における画像読取装置の操作部に表示されるサービス設定の操作画面(発注画面)の一例を示す図である。 サービス仮発注レポートを示す図である。 第2の実施の形態における画像読取装置の制御部で実行される原稿読み取り・仮発注処理の手順を示すフローチャートである。 ジョブID53280における各種設定項目の設定値が表示されたユーザPC上のWeb画面を示す図である。
符号の説明
1 画像読取装置
2 画像読取部(画像読取手段)
3 画像メモリ
4 画像形成部
5 操作部
6 制御部(第1の送信手段、ジョブ識別情報通知手段、ジョブ識別情報入手手段)
7 ネットワークI/F
8 ICカードリーダライタ
9 ICカード
10 操作者情報
11 ハードディスク装置(HD)
12 イントラネット(ネットワーク)
13 インターネット(ネットワーク)
14 プリント&製本サービス(A)提供装置
15 プリント&製本サービス(B)提供装置
16 ポスター印刷サービス提供装置
17 CD−ROM書き込みサービス提供装置
18 テキスト付きPDF化サービス提供装置
19 画像読取装置
20 メールサーバ
21 複数のPC(情報処理装置)
22 Webブラウザ
23 メールソフト
24 メールソフト

Claims (31)

  1. ネットワークを介して互いに接続された画像読取装置と情報処理装置とサービス提供装置とから成るサービス発注提供システムにおいて、
    前記画像読取装置に設けられ、原稿画像を読み取って原稿データを生成する画像読取手段と、
    前記画像読取装置に設けられ、前記画像読取手段によって生成された原稿データと、該原稿データに基づき前記サービス提供装置で行われるべき処理に必要な第1の情報とから成るジョブを前記サービス提供装置に対して送信する第1の送信手段と、
    前記画像読取装置に設けられ、前記第1の送信手段によって送信されたジョブのジョブ識別情報を前記情報処理装置または該情報処理装置のユーザに通知するジョブ識別情報通知手段と、
    前記情報処理装置に設けられ、前記ジョブ識別情報通知手段によって通知されたジョブ識別情報を入手するジョブ識別情報入手手段と、
    前記情報処理装置に設けられ、前記ジョブ識別情報入手手段によって入手されたジョブ識別情報に対応するジョブに関して前記サービス提供装置で行われるべき処理に必要な第2の情報を前記サービス提供装置に対して送信する第2の送信手段と
    を有することを特徴とするサービス発注提供システム。
  2. 前記第1の情報は、原稿に関する属性情報であり、前記画像読取手段によって原稿画像が読み取られる際に得られた情報が前記属性情報に相当することを特徴とする請求項1記載のサービス発注提供システム。
  3. 前記サービス提供装置は、前記画像読取装置から送信されたジョブに基づき印刷を行い、得られた印刷物を指定された配送先に配送するサービスを提供し、
    前記第1の情報は、前記印刷に利用される設定項目として、原稿用紙のサイズ、原稿ページ数のうち少なくとも1つの情報を含むことを特徴とする請求項2記載のサービス発注提供システム。
  4. 前記サービス提供装置は、前記画像読取装置から送信されたジョブに基づき印刷を行い、得られた印刷物を指定された配送先に配送するサービスを提供し、
    前記第1の情報は、前記印刷に利用される設定項目として、原稿画像の向き、原稿画像における中間階調の有無、原稿画像から獲得したテキスト情報、原稿画像から獲得したコード情報のうち少なくとも1つの情報を含むことを特徴とする請求項2記載のサービス発注提供システム。
  5. 前記第1の情報は、前記画像読取装置により自動的に設定されることを特徴とする請求項2記載のサービス発注提供システム。
  6. 前記サービス提供装置は、前記画像読取装置から送信されたジョブに基づき印刷を行い、得られた印刷物を指定された配送先に配送するサービスを提供し、
    前記第1の情報は、前記サービス提供装置によって行われるべき印刷の形態を指定する情報であることを特徴とする請求項1記載のサービス発注提供システム。
  7. 前記第1の情報は、印刷用紙サイズ、片面印刷および両面印刷の区分情報、カラー印刷および白黒印刷の区分情報のうち少なくとも1つの情報を含むことを特徴とする請求項6記載のサービス発注提供システム。
  8. 前記第2の情報は、前記サービス提供装置で行われるべき処理に必要な情報のうち、前記第1の情報以外の残りの情報であることを特徴とする請求項1記載のサービス発注提供システム。
  9. 前記第2の情報は、サービス発注者の個人情報を含むことを特徴とする請求項1記載のサービス発注提供システム。
  10. 前記第2の情報は、サービス発注者の名前、所属、連絡先のうち少なくとも1つの情報を含むことを特徴とする請求項9記載のサービス発注提供システム。
  11. 前記第2の情報は、前記サービス提供装置が、受信したジョブを実行してサービスを提供した際の該サービス提供に対する対価の課金先の情報を含むことを特徴とする請求項1記載のサービス発注提供システム。
  12. 前記サービス提供装置は、前記画像読取装置から送信されたジョブに基づき印刷を行い、得られた印刷物を指定された配送先に配送するサービスを提供し、
    前記第2の情報は、前記配送先を指定するための配送先情報を含むことを特徴とする請求項1記載のサービス発注提供システム。
  13. 前記第1の送信手段によって前記サービス提供装置に送信されたジョブは該サービス提供装置に保管され、
    前記ジョブ識別情報は、前記サービス提供装置に保管されたジョブへアクセスするためのアクセス情報を含むことを特徴とする請求項1記載のサービス発注提供システム。
  14. 前記アクセス情報は、前記サービス提供装置に保管されたジョブの保管場所に相当するURL(Uniform Resource Locator)であることを特徴とする請求項13記載のサービス発注提供システム。
  15. 前記ジョブ識別情報はさらに、前記第1の送信手段によって前記サービス提供装置に送信されたジョブに含まれる原稿データへアクセスするためのアクセス制御情報を含むことを特徴とする請求項13記載のサービス発注提供システム。
  16. 前記アクセス制御情報は、パスワードであることを特徴とする請求項15記載のサービス発注提供システム。
  17. 前記第1の送信手段は、前記アクセス制御情報を前記サービス提供装置に対して送信することを特徴とする請求項15記載のサービス発注提供システム。
  18. 前記第1の送信手段は、前記原稿データを暗号化した上で前記サービス提供装置に送信し、
    前記アクセス制御情報は、前記暗号化された原稿データを復号化するために必要な情報であることを特徴とする請求項15記載のサービス発注提供システム。
  19. 前記第1の送信手段によって送信された前記暗号化された原稿データを受信した前記サービス提供装置は、該暗号化された原稿データを削除することができることを特徴とする請求項18記載のサービス発注提供システム。
  20. 前記ジョブ識別情報通知手段は、前記画像読取装置から前記情報処理装置に送信される電子メールであることを特徴とする請求項1記載のサービス発注提供システム。
  21. 前記画像読取装置は画像形成手段を備え、
    前記ジョブ識別情報通知手段は、前記ジョブ識別情報を前記情報処理装置のユーザに通知するべく前記画像形成手段に印刷させることを特徴とする請求項1記載のサービス発注提供システム。
  22. 前記画像読取装置はさらに、
    前記第1の送信手段によって前記ジョブが前記サービス提供装置に対して送信される前に、前記サービス提供装置によるユーザ認証を受ける第1の認証手段を有し、
    前記情報処理装置はさらに、
    前記第2の送信手段によって前記第2の情報が前記サービス提供装置に対して送信される前に、前記サービス提供装置によるユーザ認証を受ける第2の認証手段を有し、
    前記第1の認証手段で用いられる第1の認証用IDと、前記第2の認証手段で用いられる第2の認証用IDとが異なることを特徴とする請求項1記載のサービス発注提供システム。
  23. 前記第1の認証用IDは、前記画像読取装置の複数のユーザに共有のユーザIDであり、
    前記第2の認証用IDは、前記情報処理装置を専用に使用するユーザのユーザIDであることを特徴とする請求項22記載のサービス発注提供システム。
  24. 前記第1の認証用IDは、前記画像読取装置に割り当てられた該画像読取装置固有のIDであり、
    前記第2の認証用IDは、前記情報処理装置を専用に使用するユーザのユーザIDであることを特徴とする請求項22記載のサービス発注提供システム。
  25. ネットワークを介して情報処理装置とサービス提供装置とに接続された画像読取装置において、
    原稿画像を読み取って原稿データを生成する画像読取手段と、
    前記画像読取手段によって生成された原稿データと、該原稿データに基づき前記サービス提供装置で行われるべき処理に必要な第1の情報とから成るジョブを前記サービス提供装置に対して送信する送信手段と、
    前記送信手段によって送信されたジョブのジョブ識別情報を前記情報処理装置または該情報処理装置のユーザに通知して、該ジョブ識別情報に対応するジョブに関して前記サービス提供装置で行われるべき処理に必要な第2の情報が前記情報処理装置によって前記サービス提供装置に送信されるようにしたジョブ識別情報通知手段と
    を有することを特徴とする画像読取装置。
  26. ネットワークを介して画像読取装置とサービス提供装置とに接続された情報処理装置において、
    原稿画像を読み取って生成された原稿データと、該原稿データに基づき前記サービス提供装置で行われるべき処理に必要な第1の情報とから成るジョブが前記画像読取装置から前記サービス提供装置に対して送信されるとともに、前記送信されたジョブのジョブ識別情報が前記情報処理装置または該情報処理装置のユーザに通知されたとき、該通知されたジョブ識別情報を入手するジョブ識別情報入手手段と、
    前記ジョブ識別情報入手手段によって入手されたジョブ識別情報に対応するジョブに関して前記サービス提供装置で行われるべき処理に必要な第2の情報を前記サービス提供装置に対して送信する送信手段と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  27. ネットワークを介して互いに接続された画像読取装置と情報処理装置とサービス提供装置とから成るサービス発注提供システムに適用されるサービス発注方法において、
    前記画像読取装置が、原稿画像を読み取って原稿データを生成する画像読取ステップと、
    前記画像読取装置が、前記画像読取ステップによって生成された原稿データと、該原稿データに基づき前記サービス提供装置で行われるべき処理に必要な第1の情報とから成るジョブを前記サービス提供装置に対して送信する第1の送信ステップと、
    前記画像読取装置が、前記第1の送信ステップによって送信されたジョブのジョブ識別情報を前記情報処理装置または該情報処理装置のユーザに通知するジョブ識別情報通知ステップと、
    前記情報処理装置が、前記ジョブ識別情報通知ステップによって通知されたジョブ識別情報を入手するジョブ識別情報入手ステップと、
    前記情報処理装置が、前記ジョブ識別情報入手ステップによって入手されたジョブ識別情報に対応するジョブに関して前記サービス提供装置で行われるべき処理に必要な第2の情報を前記サービス提供装置に対して送信する第2の送信ステップと
    を有することを特徴とするサービス発注方法。
  28. 前記サービス提供装置は、前記画像読取装置から送信されたジョブに基づき印刷を行い、得られた印刷物を指定された配送先に配送するサービスを提供し、
    前記第1の情報は、前記印刷に利用される設定項目として、原稿用紙のサイズ、原稿ページ数のうち少なくとも1つの情報を含むことを特徴とする請求項27記載のサービス発注方法。
  29. 前記サービス提供装置は、前記画像読取装置から送信されたジョブに基づき印刷を行い、得られた印刷物を指定された配送先に配送するサービスを提供し、
    前記第1の情報は、印刷用紙サイズ、片面印刷および両面印刷の区分情報、カラー印刷および白黒印刷の区分情報のうち少なくとも1つの情報を含むことを特徴とする請求項27記載のサービス発注方法。
  30. 前記第2の情報は、サービス発注者の個人情報を含むことを特徴とする請求項27記載のサービス発注方法。
  31. ネットワークを介して互いに接続された画像読取装置と情報処理装置とサービス提供装置とから成るサービス発注提供システムに適用されるサービス発注方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
    前記サービス発注方法は、
    前記画像読取装置が、原稿画像を読み取って原稿データを生成する画像読取ステップと、
    前記画像読取装置が、前記画像読取ステップによって生成された原稿データと、該原稿データに基づき前記サービス提供装置で行われるべき処理に必要な第1の情報とから成るジョブを前記サービス提供装置に対して送信する第1の送信ステップと、
    前記画像読取装置が、前記第1の送信ステップによって送信されたジョブのジョブ識別情報を前記情報処理装置または該情報処理装置のユーザに通知するジョブ識別情報通知ステップと、
    前記情報処理装置が、前記ジョブ識別情報通知ステップによって通知されたジョブ識別情報を入手するジョブ識別情報入手ステップと、
    前記情報処理装置が、前記ジョブ識別情報入手ステップによって入手されたジョブ識別情報に対応するジョブに関して前記サービス提供装置で行われるべき処理に必要な第2の情報を前記サービス提供装置に対して送信する第2の送信ステップと
    を有することを特徴とするプログラム。
JP2003404560A 2003-12-03 2003-12-03 サービス発注提供システム、画像読取装置、情報処理装置、サービス発注方法、およびプログラム Expired - Fee Related JP4262071B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003404560A JP4262071B2 (ja) 2003-12-03 2003-12-03 サービス発注提供システム、画像読取装置、情報処理装置、サービス発注方法、およびプログラム
US10/990,901 US8223356B2 (en) 2003-12-03 2004-11-16 Printing service ordering system and ordering method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003404560A JP4262071B2 (ja) 2003-12-03 2003-12-03 サービス発注提供システム、画像読取装置、情報処理装置、サービス発注方法、およびプログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005167685A JP2005167685A (ja) 2005-06-23
JP2005167685A5 JP2005167685A5 (ja) 2008-02-07
JP4262071B2 true JP4262071B2 (ja) 2009-05-13

Family

ID=34631683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003404560A Expired - Fee Related JP4262071B2 (ja) 2003-12-03 2003-12-03 サービス発注提供システム、画像読取装置、情報処理装置、サービス発注方法、およびプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8223356B2 (ja)
JP (1) JP4262071B2 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006095886A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Canon Inc 画像形成装置およびその方法
JP4556696B2 (ja) * 2005-02-10 2010-10-06 富士ゼロックス株式会社 印刷処理装置
JP4841151B2 (ja) * 2005-03-25 2011-12-21 シャープ株式会社 情報入力装置及び画像形成装置
JP2007013322A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Murata Mach Ltd ネットワーク複合機
JP2007109180A (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Canon Inc 文書処理装置及び方法
JP2007180789A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Brother Ind Ltd 複写機能付画像形成装置
JP4732221B2 (ja) * 2006-04-05 2011-07-27 キヤノン株式会社 印刷装置及びその制御方法
JP2007313796A (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Kyocera Mita Corp 設定値情報を読み出し書き込み可能な画像形成装置
JP4956369B2 (ja) * 2007-10-23 2012-06-20 京セラドキュメントソリュ−ションズ株式会社 画像読取装置及び画像形成装置
US8693025B2 (en) 2011-09-19 2014-04-08 Ricoh Production Print Solutions Pre-authorization of print jobs in a printing system
CN104253923B (zh) * 2013-06-28 2017-12-22 京瓷办公信息系统株式会社 图像读取装置和图像形成装置
JP6601110B2 (ja) 2015-09-30 2019-11-06 ブラザー工業株式会社 サーバ
US9986110B2 (en) * 2016-06-24 2018-05-29 Kabushiki Kaisha Toshiba System and method for proximity based generation of custom user interfaces
JP2018001616A (ja) * 2016-07-01 2018-01-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10119365A (ja) * 1996-08-30 1998-05-12 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
JP4086360B2 (ja) 1997-04-24 2008-05-14 キヤノン株式会社 印刷制御システム
US6289371B1 (en) * 1998-09-30 2001-09-11 Hewlett-Packard Company Network scan server support method using a web browser
US6807388B1 (en) * 1999-02-26 2004-10-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Data monitoring method, data monitoring device, copying device, and storage medium
JP3170491B2 (ja) * 1999-03-29 2001-05-28 松下電送システム株式会社 画像通信装置及びサーバ装置並びに能力交換方法
US6647126B1 (en) * 2000-01-28 2003-11-11 Eastman Kodak Company Authorizing the production of visual images from digital images
US20020030840A1 (en) * 2000-09-12 2002-03-14 Fuji Xerox Co., Ltd. Image output system, and device and method applicable to the same
US20020033964A1 (en) * 2000-09-19 2002-03-21 Fuji Xerox Co., Ltd. Image administering system
US20020114021A1 (en) * 2001-02-14 2002-08-22 Lavender Scott D. Document scanning system
JP4336934B2 (ja) * 2002-06-27 2009-09-30 セイコーエプソン株式会社 プリンタシステム

Also Published As

Publication number Publication date
US20050122540A1 (en) 2005-06-09
JP2005167685A (ja) 2005-06-23
US8223356B2 (en) 2012-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9369595B2 (en) Image forming apparatus for being able to utilize application in which web browser is used
JP3738761B2 (ja) 複合型画像処理装置
US8693034B2 (en) Image processing method, apparatus, and computer-readable storage medium for computer program that retrieves a condition input screen
US20070146732A1 (en) Method and system for generating job profiles
JP4254838B2 (ja) 画像処理システム、画像処理装置及びプログラム
US8208156B2 (en) Image processing apparatus and control method
US20060256375A1 (en) Image forming apparatus and method of controlling user interface of image forming apparatus
JP4262071B2 (ja) サービス発注提供システム、画像読取装置、情報処理装置、サービス発注方法、およびプログラム
JP3998012B2 (ja) 画像出力装置およびその制御方法ならびにコンピュータプログラム
US9641720B2 (en) Information processing apparatus searching operation/job log information based on selection of displayed job/operation log information
US8830518B2 (en) Image data management apparatus, image forming apparatus and image forming system
US8587799B2 (en) Image processing system, image processing device, control method thereof and computer program product
US20120229835A1 (en) Image processing apparatus and operating method thereof
US8189217B2 (en) Image processing system configured to set a user authority level
US20060050292A1 (en) Data management device and method, image output device, and computer program product
JP4835681B2 (ja) 画像処理システム、画像処理方法、画像処理装置及び情報処理装置、並びに画像処理プログラム
JP3832482B2 (ja) ジョブ実行システム及びこのシステムに用いられるジョブ実行装置並びに画像形成装置
JP2005119095A (ja) 画像処理装置、印刷装置、プログラムおよび記録媒体
JP4558009B2 (ja) 画像出力装置およびその制御方法ならびにコンピュータプログラム
JP2006093875A (ja) デバイスの使用情報書込装置及びこの書込装置を備えた画像形成装置、並びにデバイスシステム
JP4587844B2 (ja) データ送信装置、画像形成装置、データ送信方法、およびコンピュータプログラム
CN112075069B (zh) 用于打印可追踪打印输出的图像形成装置
JP2018121244A (ja) 画像形成装置、制御方法及びプログラム
JP2019185606A (ja) ジョブ情報表示システム、ジョブ情報表示装置、ジョブ情報表示方法、およびコンピュータプログラム
JP4289371B2 (ja) 文書データ処理装置及び文書データ処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051221

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20051221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060113

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20070626

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081021

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090127

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090206

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140220

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees