JPH10119365A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH10119365A
JPH10119365A JP8265755A JP26575596A JPH10119365A JP H10119365 A JPH10119365 A JP H10119365A JP 8265755 A JP8265755 A JP 8265755A JP 26575596 A JP26575596 A JP 26575596A JP H10119365 A JPH10119365 A JP H10119365A
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JP
Japan
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unit
image
mode
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Application number
JP8265755A
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English (en)
Inventor
Masaki Otani
正樹 大谷
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/919,283 priority patent/US6172761B1/en
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K2215/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data
    • G06K2215/0082Architecture adapted for a particular function

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数枚の用紙に画像を印刷するとき2枚目の
用紙に画像が印刷される前に用紙に印刷された画像を確
認することができる画像処理装置を提供する。 【解決手段】 記憶された複数ページ分の画像情報に基
づいて印刷部で各ページ毎に1枚ずつ用紙に画像を印刷
し、1部ずつ複数部を印刷する画像処理装置において、
複数部を印刷するとき印刷部が2部目を印刷する動作を
停止するプルーフモードを設定し(st.12)、プル
ーフモードを実行する(st.13)。そして、プルー
フモード設定時に印刷動作が停止した場合には印刷再開
命令が入力されたとき印刷動作を再開するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像情報を記録す
る記憶装置を有しその画像情報に基づいて複数部分の用
紙に画像を印刷する印刷装置を備えた画像処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】画像処理装置としては、例えばホストコ
ンピュータに接続されるプリンタがある。このようなプ
リンタには、ホストコンピュータから入力された画像情
報を記憶する記憶装置を備え、記憶された画像情報に基
づいて複数枚の用紙に画像を印刷するものがある。この
プリンタでは、同一の画像を複数枚の用紙に印刷する場
合に画像情報が記憶装置に記憶されているので、1枚の
用紙に画像を印刷する毎にホストコンピュータから画像
情報を入力する必要がない。これにより、先の用紙に画
像を印刷した後次の用紙に画像を印刷するまでの間隔が
短くなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
プリンタでは、複数部を印刷するとき所望の部数が印刷
されるまで継続的に印刷動作が行われる。また、目的の
画像情報ではない間違った画像情報を使用者がプリンタ
に入力してしまった場合や、用紙に印刷される印刷内容
に間違いがあった場合に使用者が画像情報の入力ミスや
印刷内容の間違いに気付かずに印刷動作を開始させてし
まうことがある。このとき、用紙に印刷された画像を見
て画像情報の入力ミスや印刷内容の間違いに気付いたと
してもすでに複数枚の用紙に無用な画像が印刷されてい
るので、それらの用紙が無駄になってしまう。特に、高
速プリンタでは、先の用紙に画像が印刷された後次の用
紙に画像が印刷されるまでの間隔が短いので、間違った
画像情報に基づいて多量の用紙に無用な画像が印刷され
てしまい、それらの用紙が無駄になってしまう。
【0004】そこで、複数部を印刷する場合には、まず
1部のみを印刷するように使用者がホストコンピュータ
において画像情報を選択し印刷部数を入力し、印刷動作
の開始を指定し、プリンタにより1部を印刷させる。そ
して、用紙に印刷された画像を使用者が確認する。その
後、所望の部数が印刷されるように使用者がホストコン
ピュータにおいて再び画像情報を選択し印刷部数を入力
し、印刷動作の開始を指定し、プリンタにより所望の部
数印刷させる。従って、印刷された画像を確認した結果
画像情報の入力ミス又は印刷内容の間違いがあった場合
には、印刷内容の間違いを使用者が訂正した後、入力ミ
スがないように注意しながら使用者がホストコンピュー
タにおいて画像情報を選択することにより、画像情報の
入力ミスや印刷内容の間違いが訂正されるので、複数枚
の用紙に無用な画像が印刷されることがなくなる。しか
し、用紙に印刷された画像を確認した後ホストコンピュ
ータから所望の印刷部数を入力しなければならないの
で、手間がかかり面倒である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
画像情報を記憶する記憶手段と、用紙に画像を印刷する
印刷部と、前記記憶手段に記憶された前記画像情報に基
づいて前記印刷部を制御する印刷制御手段と、プルーフ
モードを設定するプルーフモード設定手段と、このプル
ーフモード設定手段により前記プルーフモードが設定さ
れている場合に複数部を印刷するとき前記印刷部が2部
目を印刷する動作を停止するプルーフモード制御手段
と、印刷再開命令を入力する印刷再開命令入力部と、前
記プルーフモード制御手段により前記印刷部の印刷動作
が停止した状態で前記印刷再開命令入力部により印刷再
開命令が入力されたとき前記印刷動作を再開する印刷再
開手段とを備える。
【0006】従って、記憶手段に記憶された画像情報に
基づいて印刷制御手段により印刷部が制御され用紙に画
像が印刷される。そして、プルーフモード設定手段によ
りプルーフモードが設定された場合には、複数部を印刷
するとき印刷部が2部目を印刷する動作がプルーフモー
ド制御手段によって停止する。その後、印刷再開命令入
力部により印刷再開命令が入力されると印刷再開手段に
より印刷動作が再開される。これにより、2部目が印刷
される前に用紙に印刷された画像が使用者によって確認
され、画像情報の入力ミスや印刷内容の間違いがあれば
それらの間違いが訂正される。
【0007】請求項2記載の発明は、画像情報を記憶す
る記憶手段と、用紙に画像を印刷する印刷部と、前記記
憶手段に記憶された前記画像情報に基づいて前記印刷部
を制御する印刷制御手段と、校正刷りモードを設定する
校正刷りモード設定手段と、この校正刷りモード設定手
段により前記校正刷りモードが設定されている場合に複
数部を印刷するとき前記印刷部が少数枚目の前記用紙に
前記画像を印刷する動作を停止する校正刷りモード制御
手段と、印刷再開命令を入力する印刷再開命令入力部
と、前記校正刷りモード制御手段により前記印刷部の印
刷動作が停止した状態で前記印刷再開命令入力部により
印刷再開命令が入力されたとき前記印刷動作を再開する
印刷再開手段とを備える。このとき、少数枚とは、2枚
以上であり、1部に含まれる用紙の枚数よりも少ない枚
数である。
【0008】従って、記憶手段に記憶された画像情報に
基づいて印刷制御手段により印刷部が制御され用紙に画
像が印刷される。そして、校正刷りモード設定手段によ
り校正刷りモードが設定された場合には、複数部を印刷
するとき印刷部が少数枚目の用紙に画像を印刷する動作
が校正刷りモード制御手段によって停止する。その後、
印刷再開命令入力部により印刷再開命令が入力されると
印刷再開手段により印刷動作が再開される。これによ
り、少数枚目の用紙に画像が印刷される前に用紙に印刷
された画像が使用者によって確認され、画像情報の入力
ミスがあればその間違いが訂正される。
【0009】請求項3記載の発明は、画像情報を記憶す
る記憶手段と、用紙に画像を印刷する印刷部と、情報を
表示する表示部と、前記記憶手段に記憶された前記画像
情報に基づいて前記印刷部を制御する印刷制御手段と、
電子ロックモードを設定する電子ロックモード設定手段
と、この電子ロックモード設定手段により前記電子ロッ
クモードが設定されている場合に複数部を印刷するとき
前記印刷部が1部目を印刷する動作を停止する電子ロッ
クモード制御手段と、電子ロックモード設定時に前記印
刷部の印刷動作が停止されたとき前記用紙に印刷される
前記画像の前記画像情報に関する識別情報を前記表示部
に表示させる表示制御手段と、印刷再開命令を入力する
印刷再開命令入力部と、電子ロックモード設定時に前記
印刷部の印刷動作が停止した状態で前記印刷再開命令入
力部により前記印刷再開命令が入力されたとき前記印刷
動作を再開する印刷開始手段とを備える。
【0010】従って、記憶手段に記憶された画像情報に
基づいて印刷制御手段により印刷部が制御され用紙に画
像が印刷される。そして、電子ロックモード設定手段に
より電子ロックモードが設定された場合には、複数部を
印刷するとき印刷部が1部目を印刷する動作が電子ロッ
クモード制御手段によって停止し、このとき用紙に印刷
される画像の画像情報に関する識別情報が表示制御手段
によって表示される。その後、印刷再開命令入力部によ
り印刷再起命令が入力されると印刷再開手段により印刷
動作が再開される。これにより、1部目が印刷される前
に用紙に印刷される画像の画像情報に関する識別情報が
使用者によって確認され、画像情報の入力ミスがあれば
その間違いが訂正される。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1または2
記載の画像処理装置であって、後処理モードを設定する
後処理モード設定手段を設け、後処理モードが設定され
ている場合に画像が印刷された用紙に対応する後処理を
実行する後処理部を設け、印刷再開命令の入力時に後処
理モードの設定変更命令を入力する後処理変更入力部を
設け、設定変更命令が入力されると設定されている後処
理モードの内容を変更する設定変更手段を設けた。この
とき、後処理とは、画像を印刷した用紙に実行する所定
の処理であり、例えば、ステープル、パンチ、用紙のソ
ート、スタック、方向変更、等である。後処理モードの
設定では、後処理の実行の有無や実行する位置等が設定
され、これが設定変更命令により変更される。
【0012】従って、後処理モードが設定されている
と、画像が印刷された用紙に後処理が実行される。この
とき、プルーフモードや校正刷りモードが設定されてい
ると、複数部の設定に対して印刷は1部や所定数のみ実
行されて一時停止されるので、この印刷された用紙のみ
後処理される。つまり、この印刷物により画像印刷と後
処理との状態が使用者により確認されるので、印刷画像
と後処理とに不備がなければ印刷再開命令が入力されて
印刷動作と後処理とが再開される。しかし、印刷画像に
不備がなく後処理に不備がある場合には、印刷再開命令
の入力時に後処理モードの設定変更命令を入力する。す
ると、後処理モードの設定内容が変更されるので、印刷
が再開された用紙に修正された後処理が実行される。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面に基
づいて説明する。図2は、本実施の形態の画像処理装置
を適用したマルチファンクションプリンタ(MFP;M
ultifunctionPrinter)およびホストコンピュータの正
面図である。図3は、MFPの電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【0014】MFP1は、プリントデータを出力するホ
ストコンピュータ2と接続されている(図2参照)。前
記MFP1には、前記ホストコンピュータ2からのプリ
ントデータを2値の画像情報に変換するプリンタコント
ローラ3が設けられている(図3参照)。このプリンタ
コントローラ3には、画像処理主制御部4が接続されて
いる。この画像処理主制御部4には、画像情報を効率的
に記憶するためのメモリスーパードライブユニット(M
SU;Memory Superdrive Unit )5と、用紙(図示
せず)に画像を印刷する印刷部であるプロッタ部6とが
接続されている。また、前記MFP1には、コピー機能
が設けられており、原稿の画像を読み取るスキャナ部7
が設けられている。このスキャナ部7は、前記画像処理
主制御部4に接続されている。さらに、前記画像処理主
制御部4には、表示部として動作する操作表示部8が接
続されている。
【0015】図4は、前記プリンタコントローラ3の電
気的構成を示すブロック図である。このプリンタコント
ローラ3には、前記ホストコンピュータ2と接続されて
いるホストI/F(Interface)9が設けられている。こ
のホストI/F9には、バス10が接続されている。こ
のバス10には、プリントデータを2値の画像情報に変
換する画像作成部11と、画像処理主制御部I/F12
とが接続されている。前記画像処理主制御部I/F12
には、前記画像処理主制御部4が接続されている。
【0016】図5は、前記画像処理主制御部4内の画像
情報の処理構造を示すブロック図である。この画像処理
主制御部4には、第一および第二のセレクタ13,14
が設けられている。これら第一および第二のセレクタ1
3,14は、前記プリンタコントローラ3または前記ス
キャナ部7から入力された画像情報を選択的に前記MS
U5または前記プロッタ部6へ出力するように形成され
ている。前記第一のセレクタ13は、前記MSU5から
出力された画像情報を前記プロッタ部6へ出力するよう
に形成されている。前記第一のセレクタ13には、前記
プリンタコントローラ3からの画像情報を前記第一のセ
レクタ13に選択的に入力させるプリントマスク15が
接続されている。前記第一のセレクタ13には、前記M
SU5からの画像情報を前記第一のセレクタ13に選択
的に入力させるMSUマスク16が接続されている。前
記第二のセレクタ14には、前記スキャナ部7からの画
像情報を前記第二のセレクタ14に選択的に入力させる
スキャナマスク17が接続されている。
【0017】前記MSU5には、前記画像処理主制御部
4から入力された画像情報を記憶する記憶装置であるロ
ーカルストレージ(図示せず)が設けられている。前記
MSU5は、ローカルストレージに効率よく画像情報を
記憶させるように形成されている。
【0018】前記操作表示部8は、操作部としても動作
するように形成されている。この操作表示部8には、例
えばリスタートキーおよび取消しキーが配置されてい
る。前記リスタートキーは、印刷再開命令入力部であ
る。
【0019】次に、前記MFP1の動作を図1、図6お
よび図7に基づいて説明する。まず、プルーフモード、
校正刷りモードおよび電子ロックモードが設定されてい
ない場合の動作について説明する。ホストコンピュータ
2に記憶されている複数ページ分のプリントデータをM
FP1からプリントアウトすることを使用者が望む場合
には、ホストコンピュータ2において所望のプリントデ
ータを選択し所望の印刷部数を入力し、印刷動作の開始
をホストコンピュータ2で指定する。すると、印刷動作
を開始させる命令、所望のプリントデータおよび所望の
印刷部数に関する情報がホストコンピュータ2から出力
され(ステップst.1)、MFP1のホストI/Fに
入力される(ステップst.2)。この時、入力された
データの中にプルーフモードを指定するデータが含まれ
ていないと判断され(ステップst.3)、入力された
データの中に校正刷りモードを指定するデータが含まれ
ていないと判断され(ステップst.4)、入力された
データの中に電子ロックモードを指定するデータが含ま
れていないと判断される(ステップst.5)。
【0020】その後、MFP1に入力されたプリントデ
ータは、画像作成部11によって各ページ毎に画像情報
に変換される。そして、画像処理主制御部I/F12お
よび画像処理主制御部4を介して全ページ分の画像情報
がMSU5に入力され、ローカルストレージに記憶され
る(ステップst.6)。こうして、画像情報を記録す
る動作が記憶手段の機能として実行される。
【0021】そして、プルーフモードが設定されている
か否かが判断され(ステップst.7)、校正刷りモー
ドが設定されているか否かが判断され(ステップst.
8)、電子ロックモードが設定されているか否かが判断
される(ステップst.9)。この時、プルーフモー
ド、校正刷りモードおよび電子ロックモードが設定され
ていないので、画像情報がローカルストレージに記憶さ
れた状態のままでローカルストレージから画像情報が読
み出され、MSU5から画像処理主制御部4を介してプ
ロッタ部6に画像情報が出力される。そして、画像情報
に基づいてプロッタ部6が駆動され、各ページ毎の画像
が1枚ずつ用紙に印刷され、1部ずつ用紙に画像が印刷
される(ステップst.10)。こうして、画像情報に
基づいてプロッタ部6を駆動し用紙に画像を印刷する動
作が印刷制御手段の機能として実行される。
【0022】その後、所望の印刷部数分の用紙に画像が
印刷されたか否かが判断される(ステップst.1
1)。このst.11において所望の印刷部数分の用紙
に画像が印刷されたと判断されるまで、st.10にお
いて1部ずつ用紙に画像が印刷される。そして、st.
11において所望の印刷枚数分の用紙に画像が印刷され
ると、印刷動作が終了する。
【0023】次に、プルーフモードが設定された場合の
動作について説明する。この場合には、使用者が所望の
プリントデータを選択し所望の印刷部数を入力する際に
プルーフモードを指定し、印刷動作の開始を指定する。
すると、st.1において印刷動作を開始させる命令、
所望のプリントデータおよび所望の印刷部数に関するデ
ータが出力される際にプルーフモードを指定するデータ
がホストコンピュータ2から出力される。そして、s
t.2において他のデータと共にプルーフモードを指定
するデータがMFP1のホストI/F9に入力され、s
t.3において入力データの中にプルーフモードを指定
するデータが含まれているか否かが判断される。この
時、プルーフモードを指定するデータが含まれているの
で、MFP1においてプルーフモードが設定される(ス
テップst.12)。こうして、プルーフモードを設定
する動作がプルーフモード設定手段の機能として実行さ
れる。
【0024】そして、st.4において入力データの中
に校正刷りモードを指定するデータが含まれていないと
判断され、st.5において入力データの中に電子ロッ
クモードを指定するデータが含まれていないと判断さ
れ、st.6において全ページ分の画像情報がローカル
ストレージに記憶される。その後、プルーフモードが設
定されているので、st.7においてプルーフモードが
設定されていると判断される。すると、画像情報がロー
カルストレージに記憶された状態のままでローカルスト
レージから画像情報が読み出されプロッタ部6に出力さ
れる。そして、画像情報に基づいてプロッタ部6が駆動
され、各ページ毎の画像が1枚ずつ用紙に印刷され1部
が印刷されると、印刷動作が停止する(ステップst.
13)。こうして、プルーフモードが設定されている場
合に複数部を印刷するときプロッタ部6が2部目を印刷
する印刷動作を停止する動作がプルーフモード制御手段
の機能として実行される。
【0025】この時、st.13において用紙に印刷さ
れた画像の画像情報に関する識別情報であるファイル名
が操作表示部8に表示される(ステップst.14)。
【0026】その後、用紙に印刷された画像と画像情報
のファイル名から画像情報の入力ミスや印刷内容の間違
いがあるか否かを使用者が確認する。そして、画像情報
の入力ミスや印刷内容の間違いがあった場合には、使用
者が操作表示部8の取消しキーを押す。すると、図6に
示すようにMFP1では取消しキーが押されたと判断さ
れ(ステップst.15)、印刷動作が終了する(ステ
ップst.16)。
【0027】そして、使用者が確認した結果画像情報の
入力ミスや印刷内容の間違いがない場合には、使用者が
操作表示部8のリスタートキーを押す。すると、st.
15において取消しキーが押されていないと判断され、
操作表示部8のリスタートキーが押されたと判断される
(ステップst.17)。この時、操作表示部8のリス
タートキーによって印刷再開命令が入力される。する
と、画像情報がローカルストレージに記憶された状態の
ままでローカルストレージから画像情報が読み出されプ
ロッタ部6に出力される。そして、画像情報に基づいて
プロッタ部6が駆動され、各ページ毎の画像が1枚ずつ
用紙に印刷され1部が印刷される(ステップst.1
8)。こうして、印刷動作が停止した状態で使用者によ
ってリスタートキーが押されて印刷再開命令が入力され
たとき印刷動作を再開する動作が印刷再開手段の機能と
して実行される。
【0028】その後、所望の印刷部数分の用紙に画像が
印刷されるか否かが判断される(ステップst.1
9)。このst.19において所望の印刷部数分の用紙
に画像が印刷されたと判断されるまで、st.18にお
いて1部ずつ印刷される。そして、st.19において
所望の印刷枚数分の用紙に画像が印刷されたと判断され
ると、印刷動作が終了する。
【0029】このように、複数部を印刷するときプルー
フモードを設定し、プロッタ部6が2部目を印刷する動
作を停止させることにより、2部目が印刷される前に用
紙に印刷された画像を使用者が確認することができ、画
像情報の入力ミスや印刷内容の間違いがあればそれらの
間違いを訂正することができ、これにより、多数枚の用
紙に無用な画像が印刷されることがなくなり、それらの
用紙が無駄になることがなくなる。また、使用者がリス
タートボタンを押すことにより印刷動作が再開されるの
で、手間がかからず作業が容易になる。
【0030】次に、校正刷りモードが設定された場合の
動作について説明する。この場合には、使用者が所望の
プリントデータを選択し所望の印刷部数を入力する際に
校正刷りモードを指定し、印刷動作の開始を指定する。
すると、st.1において印刷動作を開始させる命令、
所望のプリントデータおよび所望の印刷部数に関するデ
ータが出力される際に校正刷りモードを指定するデータ
がホストコンピュータ2から出力される。そして、s
t.2において他のデータと共に校正刷りモードを指定
するデータがMFP1のホストI/F9に入力され、s
t.3において入力データの中にプルーフモードを指定
するデータが含まれていないと判断され、st.4にお
いて校正刷りモードを指定するデータが含まれているか
否かが判断される。この時、校正刷りデータが含まれて
いるので、MFP1において校正刷りモードが設定され
る(ステップst.20)。こうして、校正刷りモード
を設定する動作が校正刷りモード設定手段の機能として
実行される。
【0031】そして、st.5において入力データの中
に電子ロックモードを指定するデータが含まれていない
と判断され、st.6において全ページ分の画像情報が
ローカルストレージに記憶される。その後、st.7に
おいてプルーフモードが設定されていないと判断され
る。そして、校正刷りモードが設定されているので、s
t.8において校正刷りモードが設定されていると判断
される。すると、画像情報がローカルストレージに記憶
された状態のままでローカルストレージから画像情報が
読み出されプロッタ部6に出力される。そして、画像情
報に基づいてプロッタ部6が駆動され、1ページの画像
が1枚の用紙に印刷されると、印刷動作が停止する(ス
テップst.21)。こうして、校正刷りモードが設定
されている場合に複数部を印刷するときプロッタ部6が
2枚目の用紙に印刷する印刷動作を停止する動作が校正
刷りモード制御手段の機能として実行される。
【0032】この時、st.11において用紙に印刷さ
れた画像の画像情報に関する識別情報であるファイル名
が操作表示部8に表示される(ステップst.22)。
【0033】その後、用紙に印刷された画像と画像情報
のファイル名から画像情報の入力ミスがあるか否かを使
用者が確認する。そして、画像情報の入力ミスがあった
場合には、使用者が操作表示部8の取消しキーを押す。
すると、図7に示すようにMFP1では取消しキーが押
されたと判断され(ステップst.23)、印刷動作が
終了する(ステップst.24)。
【0034】そして、使用者が確認した結果画像情報の
入力ミスがない場合には、使用者が操作表示部8のリス
タートキーを押す。すると、st.23において取消し
キーが押されていないと判断され、操作表示部8のリス
タートキーが押されたと判断される(ステップst.2
5)。この時、操作表示部8のリスタートキーによって
印刷再開命令が入力される。すると、画像情報がローカ
ルストレージに記憶された状態のままでローカルストレ
ージから画像情報が読み出されプロッタ部6に出力され
る。そして、画像情報に基づいてプロッタ部6が駆動さ
れ、2ページ目以降の各ページ毎の画像が1枚ずつ用紙
に印刷され、st.21において1ページの画像が印刷
された用紙と合わせて1部が印刷される(ステップs
t.26)。こうして、印刷動作が停止した状態で使用
者によってリスタートキーが押されて印刷再開命令が入
力されたとき印刷動作を再開する動作が印刷再開手段の
機能として実行される。
【0035】その後、所望の印刷部数分の用紙に画像が
印刷されるか否かが判断される(ステップst.2
7)。このst.27において所望の印刷枚数分の用紙
に画像が印刷されたと判断されると、印刷動作が終了す
る。
【0036】そして、st.27において所望の部数分
の用紙に画像が印刷されていないと判断されると、画像
情報がローカルストレージに記憶された状態のままでロ
ーカルストレージから画像情報が読み出されプロッタ部
6に出力される。そして、画像情報に基づいてプロッタ
部6が駆動され、各ページ毎の画像が1枚ずつ用紙に印
刷され1部が印刷される(ステップst.28)。
【0037】その後、所望の印刷部数分の用紙に画像が
印刷されるか否かが判断される(ステップst.2
9)。このst.29において所望の印刷部数分の用紙
に画像が印刷されたと判断されるまで、st.18にお
いて1部ずつ印刷される。そして、st.19において
所望の印刷枚数分の用紙に画像が印刷されたと判断され
ると、印刷動作が終了する。
【0038】このように、複数部を印刷するとき校正刷
りモードを設定し、プロッタ部6が2枚目の用紙に画像
を印刷する動作を停止させることにより、2枚目の用紙
に画像が印刷される前に用紙に印刷された画像を使用者
が確認することができ、画像情報の入力ミスがあればそ
の間違いを訂正することができ、これにより、多数枚の
用紙に無用な画像が印刷されることがなくなり、それら
の用紙が無駄になることがなくなる。また、使用者がリ
スタートボタンを押すことにより印刷動作が再開される
ので、手間がかからず作業が容易になる。
【0039】次に、電子ロックモードが設定された場合
の動作について説明する。この場合には、使用者が所望
のプリントデータを選択し所望の印刷部数を入力する際
に電子ロックモードを指定し、印刷動作の開始を指定す
る。すると、st.1において印刷動作を開始させる命
令、所望のプリントデータおよび所望の印刷部数に関す
るデータ出力される際に電子ロックモードを指定するデ
ータがホストコンピュータ2から出力される。そして、
st.2において他のデータと共に電子ロックモードを
指定するデータがMFP1のホストI/F9に入力さ
れ、st.3において入力データの中にプルーフモード
を指定するデータが含まれていないと判断され、st.
4において入力データの中にプルーフモードを指定する
データが含まれていないと判断され、st.5において
入力データの中に電子ロックモードを指定するデータが
含まれているか否かが判断される。この時、電子ロック
モードを指定するデータが含まれているので、MFP1
において電子ロックモードが設定される(ステップs
t.30)。こうして、電子ロックモードを設定する動
作が電子ロックモード設定手段の機能として実行され
る。
【0040】そして、st.6において全ページ分の画
像情報がローカルストレージに記憶される。その後、s
t.7においてプルーフモードが設定されていないと判
断され、st.8において校正刷りモードが設定されて
いないと判断される。そして、電子ロックモードが設定
されているので、st.9において電子ロックモードが
設定されていると判断される。すると、印刷動作が停止
する(ステップst.31)。こうして、電子ロックモ
ードが設定されている場合に複数部を印刷するときプロ
ッタ部6が1部目を印刷する印刷動作を停止する動作が
電子ロックモード制御手段の機能として実行される。
【0041】この時、停止された印刷動作において用紙
に印刷される画像の画像情報に関する識別情報であるフ
ァイル名が操作表示部8に表示される(ステップst.
32)。こうして、用紙に印刷される画像の画像情報に
関するファイル名を操作表示部8に表示させる動作が表
示制御手段の機能として実行される。
【0042】その後、操作表示部8に表示された画像情
報のファイル名から画像情報の入力ミスがあるか否かを
使用者が確認する。そして、画像情報の入力ミスがあっ
た場合には、使用者が操作表示部8の取消しキーを押
す。すると、図6に示すようにst.15において取消
しキーが押されたと判断され、st.16において印刷
動作が終了する。
【0043】そして、使用者が確認した結果画像情報の
入力ミスがない場合には、使用者が操作表示部8のリス
タートキーを押す。すると、st.15において取消し
キーが押されていないと判断され、st.17において
操作表示部8のリスタートキーが押されたと判断され
る。この時、操作表示部8のリスタートキーによって印
刷再開命令が入力される。すると、st.18において
各ページ毎の画像が1枚ずつ用紙に印刷され1部が印刷
される。
【0044】その後、st.19において所望の印刷部
数分の用紙に画像が印刷されたと判断されるまで、s
t.18において1部ずつ印刷される。そして、st.
19において所望の印刷部数分の用紙に画像が印刷され
たと判断されると、印刷動作が終了する。
【0045】このように、複数部を印刷するとき電子ロ
ックモードを設定し、プロッタ部6が1部目を印刷する
動作を停止させることにより、用紙に画像が印刷される
前に用紙に印刷される画像の画像情報に関するファイル
名を使用者が確認することができ、画像上の入力ミスが
あればその間違いを訂正することができ、これにより、
多数枚の用紙に無用な画像が印刷されることがなくな
り、それらの用紙が無駄になることがなくなる。また、
使用者がリスタートボタンを押すことにより印刷動作が
再開されるので、手間がかからず作業が容易になる。
【0046】なお、本実施の形態においては複数ページ
分の画像情報を複数部を印刷する場合に1部ずつ印刷す
る方法について説明したが、複数ページ分の画像情報を
複数部を印刷する場合には各ページ毎の画像を所望の枚
数ずつ印刷するようにしてもよい。このとき、プルーフ
モード設定時または校正刷りモード設定時には、各ペー
ジ毎の画像が2枚目の用紙に印刷される前に印刷動作が
停止される。そして、電子ロックモード時には、各ペー
ジ毎の画像が一枚目の用紙に印刷される前に印刷動作が
停止される。
【0047】また、プルーフモード、校正刷りモードま
たは電子ロックモードをホストコンピュータ2において
指定し、MFP1において設定する方法について説明し
たが、プルーフモード、校正刷りモードまたは電子ロッ
クモードを設定する方法としてはプルーフモード設定キ
ー、校正刷りモード設定キーおよび電子ロックモード設
定キーをMFP1に設け、プルーフモード設定キーが使
用者によって押されることによりプルーフモードが設定
され、校正刷りモード設定キーが使用者によって押され
ることにより校正刷りモードが設定され、電子ロックモ
ード設定キーが押されることにより電子ロックモードが
設定されるようにしてもよい。
【0048】さらに、校正刷りモード設定時には複数部
を印刷するとき2枚目の用紙に画像を印刷する動作を停
止する場合について説明したが、校正モード設定時には
3枚目または4枚目の用紙に画像を印刷する動作を停止
するようにしてもよい。
【0049】なお、本発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、各種の変形を許容する。例えば、本実施の形
態のMFP1では、画像を印刷した用紙を単純に排出す
ることを想定したが、このようなMFP1に後処理部を
設けて用紙に後処理を実行することも可能である。
【0050】より詳細には、前述した各種のモード設定
手段と同様に、ホストコンピュータ2から入力される後
処理モードを設定する後処理モード設定手段を設け、後
処理モードが設定されている場合に画像が印刷された用
紙に対応する後処理を実行する後処理部を設ける。この
後処理部は、例えば、ステープル、パンチ、用紙のソー
ト、スタック、方向変更、等を実行する装置であり、プ
ロッタ部6の排紙口に連通する位置に配置される。後処
理モードの設定では、後処理の実行の有無や実行する位
置および個数等が設定されるので、例えば、“A4縦の
用紙の上縁両側の二箇所にパンチ孔を空ける”等が設定
される。
【0051】このようなMFP1では、プロッタ部6に
より画像が印刷されて用紙に対し、所望の後処理を実行
することができる。前述のようにMFP1は複数部の印
刷を高速に実行できるので、例えば、各々がステープル
で固定された複数部の印刷物を高速に生産するようなこ
とができる。
【0052】ただし、後処理の設定内容に不備がある
と、使用者が予想しない後処理が実行された印刷物が大
量に生産されてしまう。これが問題となる場合には、前
述したプルーフモード等における印刷再開命令の入力時
に、後処理モードの設定変更命令を入力する後処理変更
入力部を設け、この設定変更命令が入力されると設定さ
れている後処理モードの内容を変更する設定変更手段を
設けることが好ましい。
【0053】前述のように、プルーフモードや校正刷り
モードが設定されていると、複数部の設定に対して印刷
は少数のみ実行されて一時停止されるので、この印刷さ
れた用紙のみ後処理される。つまり、この印刷物により
画像印刷と後処理との両方の状態を使用者が確認できる
ので、印刷画像と後処理とに不備がなければ印刷再開命
令を入力して印刷動作と後処理とを再開させることがで
きる。
【0054】しかし、印刷画像に不備がなく後処理に不
備がある場合には、印刷再開命令の入力時に後処理モー
ドの設定変更命令を入力すると、後処理モードの設定内
容が変更されるので、印刷が再開された用紙に修正され
た後処理が実行される。このため、後処理に不備がある
状態で複数部の印刷物が生産されることがなく、用紙等
の無駄な消費を防止することができる。
【0055】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、画像情報
を記憶する記憶手段と、用紙に画像を印刷する印刷部
と、記憶手段に記憶された画像情報に基づいて印刷部を
制御する印刷制御手段と、プルーフモードを設定するプ
ルーフモード設定手段と、このプルーフモード設定手段
によりプルーフモードが設定されている場合に複数部を
印刷するとき印刷部が2部目を印刷する動作を停止する
プルーフモード制御手段と、印刷再開命令を入力する印
刷再開命令入力部と、プルーフモード制御手段により印
刷部の印刷動作が停止した状態で印刷再開命令入力部に
より印刷再開命令が入力されたとき印刷動作を再開する
印刷再開手段とを備えるので、記憶手段に記憶された画
像情報に基づいて印刷制御手段により印刷部が制御され
用紙に画像が印刷される。そして、プルーフモード設定
手段によりプルーフモードが設定された場合には、複数
部を印刷するとき印刷部が2部目を印刷する動作がプル
ーフモード制御手段によって停止する。その後、印刷再
開命令入力部により印刷再開命令が入力されると印刷再
開手段により印刷動作が再開される。従って、2部目が
印刷される前に用紙に印刷された画像を使用者が確認す
ることができ、画像情報の入力ミスや印刷内容の間違い
があればそれらの間違いを訂正することができ、これに
より、多数枚の用紙に無用な画像が印刷されることがな
くなり、それらの用紙が無駄になることがなくなる。ま
た、印刷再開命令入力部によって印刷再開命令を入力す
ることで印刷動作が再開されるので、手間がかからず作
業が容易になる。
【0056】請求項2記載の発明によれば、画像情報を
記憶する記憶手段と、用紙に画像を印刷する印刷部と、
記憶手段に記憶された画像情報に基づいて印刷部を制御
する印刷制御手段と、校正刷りモードを設定する校正刷
りモード設定手段と、この校正刷りモード設定手段によ
り校正刷りモードが設定されている場合に複数部を印刷
するとき印刷部が少数枚目の用紙に印刷する動作を停止
する校正刷りモード制御手段と、印刷再開命令を入力す
る印刷再開命令入力部と、校正刷りモード制御手段によ
り印刷部の印刷動作が停止された状態で印刷再開命令入
力部により印刷再開命令が入力されたとき印刷動作を再
開する印刷再開手段とを備えるので、記憶手段に記憶さ
れた画像情報に基づいて印刷制御手段により印刷部が制
御され用紙に画像が印刷される。そして、校正刷りモー
ド設定手段により校正刷りモードが設定された場合に
は、複数部を印刷するとき印刷部が少数枚目の用紙に印
刷する動作がプルーフモード制御手段によって停止す
る。その後、印刷再開命令入力部により印刷再開命令が
入力されると印刷再開手段により印刷動作が再開され
る。従って、少数枚目の用紙に画像が印刷される前に用
紙に印刷された画像を使用者が確認することができ、画
像情報の入力ミスがあればその間違いを訂正することが
でき、これにより、多数枚の用紙に無用な画像が印刷さ
れることがなくなり、それらの用紙が無駄になることが
なくなる。また、印刷再開命令入力部によって印刷再開
命令を入力することで印刷動作が再開されるので、手間
がかからず作業が容易になる。
【0057】請求項3記載の発明によれば、画像情報を
記憶する記憶手段と、用紙に画像を印刷する印刷部と、
情報を表示する表示部と、記憶手段に記憶された画像情
報に基づいて印刷部を制御する印刷制御手段と、電子ロ
ックモードを設定する電子ロックモード設定手段と、こ
の電子ロックモード設定手段により電子ロックモードが
設定されている場合に複数部を印刷するときその画像を
印刷部が1部目を印刷する動作を停止する電子ロックモ
ード制御手段と、電子ロックモード設定時に印刷部の印
刷動作が停止したとき用紙に印刷される画像の画像情報
に関する識別情報を表示部に表示させる表示制御手段
と、印刷再開命令を入力する印刷再開命令入力部と、電
子ロックモード設定時に印刷部の印刷動作が停止された
状態で印刷再開命令入力部により印刷再開命令が入力さ
れたとき印刷動作を再開する印刷再開手段とを備えるの
で、記憶手段に記憶された画像情報に基づいて印刷制御
手段により印刷部が制御され用紙に画像が印刷される。
そして、電子ロックモード設定手段により電子ロックモ
ードが設定された場合には、複数部を印刷するとき印刷
部が1部目を印刷する動作が電子ロックモード制御手段
によって停止し、このとき用紙に印刷される画像の画像
情報に関する識別情報が表示制御手段によって表示され
る。その後、印刷再開命令入力部により印刷再開命令が
入力されると印刷再開手段により印刷動作が再開され
る。従って、1部目が印刷される前にその用紙に印刷さ
れる画像の画像情報に関する識別情報を使用者が確認す
ることができ、画像情報の入力ミスがあればその間違い
を訂正することができ、多数枚の用紙に無用な画像が印
刷されることがなくなり、それらの用紙が無駄になるこ
とがなくなる。また、印刷再開命令入力部によって印刷
再開命令を入力することで印刷動作が再開されるので、
手間がかからず作業が容易になる。
【0058】請求項4記載の発明によれば、後処理モー
ドを設定する後処理モード設定手段を設け、後処理モー
ドが設定されている場合に画像が印刷された用紙に対応
する後処理を実行する後処理部を設け、印刷再開命令の
入力時に後処理モードの設定変更命令を入力する後処理
変更入力部を設け、設定変更命令が入力されると設定さ
れている後処理モードの内容を変更する設定変更手段を
設けたことにより、複数部の印刷を実行する場合に、プ
ルーフモードや校正刷りモードで最初に印刷される少数
の用紙の印刷物で、画像印刷とともに後処理の状態も確
認することができ、印刷画像に不備がなく後処理に不備
がある場合には、後処理モードの設定内容を変更してか
ら印刷を再開させることができるので、後処理に不備が
ある状態で複数部の印刷物が生産されることがなく、用
紙等の無駄な消費を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の画像処理装置の動作を
示すフローチャートである。
【図2】マルチファンクションプリンタとホストコンピ
ュータとを示す正面図である。
【図3】マルチファンクションプリンタの電気的構成を
示すブロック図である。
【図4】プリンタコントローラの電気的構成を示すブロ
ック図である。
【図5】画像処理主制御部内の画像情報の処理構造を示
すブロック図である。
【図6】プルーフモード設定時および電子ロックモード
設定時の印刷動作停止後における画像処理装置の動作を
示すフローチャートである。
【図7】校正刷りモード設定時の印刷動作停止後におけ
る画像処理装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
6 印刷部 8 表示部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報を記憶する記憶手段と、 用紙に画像を印刷する印刷部と、 前記記憶手段に記憶された前記画像情報に基づいて前記
    印刷部を制御する印刷制御手段と、 プルーフモードを設定するプルーフモード設定手段と、 このプルーフモード設定手段により前記プルーフモード
    が設定されている場合に複数部を印刷するとき前記印刷
    部が2部目を印刷する動作を停止するプルーフモード制
    御手段と、 印刷再開命令を入力する印刷再開命令入力部と、 前記プルーフモード制御手段により前記印刷部の印刷動
    作が停止した状態で前記印刷再開命令入力部により印刷
    再開命令が入力されたとき前記印刷動作を再開する印刷
    再開手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 画像情報を記憶する記憶手段と、 用紙に画像を印刷する印刷部と、 前記記憶手段に記憶された前記画像情報に基づいて前記
    印刷部を制御する印刷制御手段と、 校正刷りモードを設定する校正刷りモード設定手段と、 この校正刷りモード設定手段により前記校正刷りモード
    が設定されている場合に複数部を印刷するとき前記印刷
    部が少数枚目の前記用紙に前記画像を印刷する動作を停
    止する校正刷りモード制御手段と、 印刷再開命令を入力する印刷再開命令入力部と、 前記校正刷りモード制御手段により前記印刷部の印刷動
    作が停止した状態で前記印刷再開命令入力部により印刷
    再開命令が入力されたとき前記印刷動作を再開する印刷
    再開手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 画像情報を記憶する記憶手段と、 用紙に画像を印刷する印刷部と、 情報を表示する表示部と、 前記記憶手段に記憶された前記画像情報に基づいて前記
    印刷部を制御する印刷制御手段と、 電子ロックモードを設定する電子ロックモード設定手段
    と、 この電子ロックモード設定手段により前記電子ロックモ
    ードが設定されている場合に複数部を印刷するとき前記
    印刷部が1部目を印刷する動作を停止する電子ロックモ
    ード制御手段と、 電子ロックモード設定時に前記印刷部の印刷動作が停止
    されたとき前記用紙に印刷される前記画像の前記画像情
    報に関する識別情報を前記表示部に表示させる表示制御
    手段と、 印刷再開命令を入力する印刷再開命令入力部と、 電子ロックモード設定時に前記印刷部の印刷動作が停止
    した状態で前記印刷再開命令入力部により前記印刷再開
    命令が入力されたとき前記印刷動作を再開する印刷開始
    手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 後処理モードを設定する後処理モード設
    定手段を設け、後処理モードが設定されている場合に画
    像が印刷された用紙に対応する後処理を実行する後処理
    部を設け、印刷再開命令の入力時に後処理モードの設定
    変更命令を入力する後処理変更入力部を設け、設定変更
    命令が入力されると設定されている後処理モードの内容
    を変更する設定変更手段を設けたことを特徴とする請求
    項1または2記載の画像処理装置。
JP8265755A 1996-08-30 1996-10-07 画像処理装置 Pending JPH10119365A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8265755A JPH10119365A (ja) 1996-08-30 1996-10-07 画像処理装置
US08/919,283 US6172761B1 (en) 1996-08-30 1997-08-28 Image processing device
DE19737816A DE19737816C2 (de) 1996-08-30 1997-08-29 Bildverarbeitungsvorrichtung

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-229537 1996-08-30
JP22953796 1996-08-30
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ID=26528860

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